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私は随分前に「世界の中心で愛をさけぶ」を買ったのですが、先日会社で「貸します」とメールをしたのです。全員に。そしたら来るは来るは「貸して」のメール。あっという間に予約でいっぱいになりました。しかし、この人たち、私が貸すと言わなかったらこの本を読まなかったのでしょうか。借りると言った一人に聞いてみると、メールを見るまで読むつもりはなかったということです。これほど読みたいとみんなが思うのはもちろんこの本の人気ぶりのせいなのですが、しかし面白いのは、たった一通のメールで行動が顕在化するということです。メールがなければ読まなかった。たった一通のメールで読むことにした。ヒトはこうした情報で行動を変えてしまうのです。本の魅力も重要です。しかしヒトの行動の直接のきっかけはメールという情報です。これが広告の原点ですね。
2004.05.29
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昔のTV広告は、情報源として大きかったですよね。今みたいにWEBとかないですからね。TV広告からの情報は、その商品の情報の大部分だったりするわけですよね。なのでTV広告は説明します。啓蒙します。「ハイミー、パ、パ、パァ」というサウンドロゴのCM覚えていますか?ハイミーという調味料の使い方、レシピを紹介するCMです。今では考えられません。TV広告で料理の作り方を紹介(啓蒙)しているのですから。大橋巨泉さんの万年筆のCMもそうですよね。イメージというより書き味などの商品特徴を印象強く表現しています。それに比べ最近の広告はイメージや世界観を訴えるものが多いですよね。それは、広告が情報源のほんの一つで、そう考えると広告はイメージを伝える役割をきちんと担うべきであるから。商品の細かい説明などはWEBもあるし、雑誌やプロモーションビデオなどもっと適切なメディアがあるわけです。TVの適切さは世界観の伝播であると。新幹線のクリスマスエクスプレス実際にやる人は少ないでしょう。でも新幹線の新たな世界観を伝えていましたよね。「ハングリー?」の日清カップヌードル誰も生きたことのない原始時代。現実的ではないけれどカップヌードルが自分にとってどんなものか、伝わってきます。さて、今後デジタル放送が当たり前になるとどうなるのでしょう?TV広告の役割って。いつでも好きなときに好きな番組を見ることができる。それって広告もスキップさせることができるってことですよね。
2004.05.21
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最近、テレビショッピング、盛んですよね。流行った理由はいろいろあると思うのですが、そのうちの一つの仮説をご紹介したいと思います。それは、ITによって落ちこぼれが生まれたから。というものです。「デジタルデバイド」などという言い方もされます。つまりIT技術について行けなくて、普及している商品でも使いこなせない人たちがいる、というものです。テレビショッピングはもう何十年も前から行われている訳ですが、ここ10年ぐらいで大ブレイクしています。それは、それまでテレビショッピングで売っていた包丁だとかミキサーだとかではなく、単なるビデオカメラや、単なるデジカメを売り出したからだと思うのです。時代がITを使いこなせない人を作り出した。その人たちは使える人には当たり前のビデオカメラやデジカメも使えない。或いは、使えないと思い込んでいる。思い込んでいるから買いに行こうとも思わない。そこにテレビショッピング。お茶の間でテレビを見ていたら、なんか自分でもビデオカメラが使える気がしてくる。今までは買おうとすら思わなかったけれど、聞いてみると使えそうだ。お金はある。電話するだけでいいならちょっと買ってみよう。という感じなのではないでしょうか。急に何かがブレイクしたとき、その背景には時代が大きく動いているものです。
2004.05.20
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高層高級マンションが売り出し後、一瞬に売れる、とか、100万円する福袋が飛ぶように売れる、とか、世の中にはスグには信じられないことが起こります。売る側としては、こんな高級マンションを買わせるにはどうしたらいいか悩みます。ローンの設定をどうしようかとか、本人の資金だけではなく親の遺産も持っているターゲットを狙おうとか・・・。でも買うほうは、ご近所が自分みたいにお金持ちで品がある人たちであると安心!とか言ったちょっとした理由でドーンと買ってしまったりするわけです。まともなマーケティングとか、分析とかやっていても仕方ないですね。むしろ下手に小金持ちに調査とかしちゃって、マンションを買うまでのさまざまな微妙な心理状態などを聞いてしまうと余計なことを考えてしまい、割り切った売り方ができなくなってしまいます。高級マンションだから、高級感だけで売る。買う人はこんな人だから、こう売ろう、とかいった戦略はいらない。金持ちに関してはひたすら一般市民には手が届かないことを素直に訴えれば買ってもらえる。面白い心理状態です。
2004.05.18
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昨日、高いビルの最上階にある展望室に行きました。47階です。眼下には日本最大の経済都市、東京が。周囲には、負けないくらいの高層ビルが立ち並んでいます。一つのビルだけで、相当な人数が働いているんだろうなと思います。何千人という社員が働いているのに、売っている商品は数百円の商品だったりするわけです。そんな数百円の商品が売れることで、数千人の社員の給料が払われる。そう思っただけで不思議な感覚です。一つの商品の売上から10数円が人件費に回る。その10数円を払うのは、隣の高層ビルのサラリーマンかもしれない。そのサラリーマンは、また数千人の会社の中でコツコツと書類を作り、これまた数百円の何かを売って給料をもらう。その給料からさっきの10数円を払っている・・・。こうした経済の連鎖が、眼下の高層ビル群の中で起こっているのです。高層ビルに限らず、この東京の、世界でも屈指のこの都市の、低層ビルでも、お店でも、道端でも、駅でも、行われているのです。そして人は何かに操られるかのごとく、毎朝、高層ビルにラッシュのストレスに堪えて出勤して行くわけです。そして、夕方、一斉に帰る。なんだか、不思議な感覚でした・・・。
2004.05.17
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最近、書店で「この本、お薦め!」みたいなものを見かけませんか?特に、店員さんの手作り風なもの。手書きは確かに効果があると思うのですが、最近、きれいにでき過ぎている気がします。よく見かけるようになったから、インパクトがなくなったということもあるでしょう。でも、手書きがきれいにでき過ぎていて逆に見過ごしていると思うのです。きれいだと、逆に書き手の意思を感じなくなっちゃうんですよね。仕事として書いている感じ。本当にお薦めと思っているのではなくて、仕事だから書いた。仕事だからきれいに丁寧に書いた。そんな風に思えてしまうのです。これが汚い字で書かれてあったらどう思います?汚いから目立つ、そんな効果もありますよね。それと、こんなに汚くても貼り出すのだから、ホントにお薦めなんだろうなぁ、そんな風に思ってもらえるのではないでしょうか。ダイレクトメールだってそうじゃないですか。個人宛てに手書きで「春物を入荷したので見に来てください!」などとデパートからハガキが来ること、結構ありますよね。最初の頃は、「おっ!」と思っていたけど、やっぱり頻繁に送られてくるようになってインパクトがなくなってきますよね。手書きならいいってものではない。もし、それが修正液ベタベタで、もっと丁寧に書いて来いよ!みたいなものが送られてきたら、インパクトがあるだけではなく、ついつい中身も読んでしまいませんか。そこまでして何が言いたいの?みたいに。キレイで丁寧な仕事がいいとは限らない。ヒトのココロを掴むことが一番大事!面白いですよね、マーケティングってこういうところが。
2004.05.14
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原作のある映画を見ると思いませんか?やっぱり原作の方が面白い、って。もちろん作品によりますが、私はこの原因に関して仮説があります。それは、「ヒトの持つ想像力を使っているかどうか」です。原作の(例えば)小説は、文字だけで構成され、主人公の顔はもちろんのこと、声、性格、場面設定、恋人の顔、戦闘シーン、ラブシーン、全て架空です。読者が勝手に頭の中で想像して読み進めます。だから小説(原作)は強いのです。ヒトの想像力に勝てる技術はありません。どんなにハリウッドでお金を積んでも、CGをフル活用しても、アニメーションで精密に描いても、何でもありのヒトの想像力には勝てません。映像にできないことも、ヒトは想像できます。残忍すぎて描けない決闘シーンも頭の中では描けます。官能すぎてコードに引っ掛かるベッドシーンも頭の中では鮮明です。小説は、コトバでわざと表現し切らなかったり、想像力を刺激するコトバをちりばめておくことで、ヒトがそもそも持っている能力を借ります。それは映像の最新技術より優れている能力です。ヒトの持つ想像力を活用する。小説の世界以外でも当てはまりそうです。
2004.05.09
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今、コンピューターはウインドゥズなどの共通OSで動きますが、ほんの十数年前は、メーカーごとに独自のOSを開発していたんですよね。当時、それが常識だった。互換性はないのが当たり前だった。だから、互換性が生れたときに革命が起きたわけです。それを、デファクトスタンダードなどと言い、マーケティング業界でも話題になりました。つまり常識が壊れた瞬間。常識が壊れるごとに人類は進歩している気がします。先日、「井深大と本田宗一郎 展」を見に行きました。そこで、隣の人が話しているのを聞いたんです。上司と部下という感じでした。部下が言います。「このぐらいからバイクらしくなりましたね。」そこには、本田宗一郎が手掛けた初期のバイクがずらりと並んでいます。最初のものは、ホントに、単に自転車にエンジンを無理矢理つけたようなバイク。見た目も自転車。それがだんだんと時代を経るごとに、いわゆる現代のバイクらしくなっていくのです。そこで思いました。自転車にエンジンを積んだだけのバイクしかなかった頃は、それが常識。今のバイクを知っているから、「バイクらしくなった」と我々は思うけれど、当時のバイクと言ったら、自転車にエンジンを積んだもの。それがデザインまで含めてバイクらしくなった時に革命が起きたのだろうなと。つまり、それまでの常識壊し。(展示を見る限りは「カブ」が女性でも乗れるバイクとして革命を起こしたようですが)常識を壊す。進歩のためにまだまだやらなければなりませんね!
2004.05.08
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本日の日経新聞に「景気見つけた 擬似マネー台頭」という記事を見つけました。非常に共感しました。擬似マネー、つまり、マイレージやポイント。そのポイント欲しさに金銭が動いているというのです。例えばユニクロ。ユニクロのポイント欲しさに、ネットオークションでそれが売買されているというのです。でも、このマイレージやポイント、確かにヒトのココロを掴みますよね。飛行機を使う出張の多い方、使う航空会社を絞っていたりしませんか?マイレージというシステムがなかったころは、時間の都合優先で便を選んでいたと思うのですが、マイレージというシステムができた途端、マイレージを貯めている航空会社にすることがまず決まり、その後に時間の都合を考えていませんか?少なくとも、私はそうです。それとクレジットカード。複数のクレジットカードを持っていても、気付くと使っているカードはいつも同じだったりしませんか。これも、どうせ使うなら同じカードにしてポイントを累積させようという心理からです。本当のお金ではないポイントやマイレージ。でもヒトのココロを動かすには十分な力を発揮します。こういう心理を完璧に理解することがマーケティングの原点だったりします。
2004.05.07
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GW、バタバタしていて日記をさぼっていました。随分、間があいてしまいました。その間にアクセスして下さった方、ありがとうございます。書き込みをいただいた方、後ほどこちらからもお邪魔します。さて、先日、ある調査会社のヒトと初めて会いました。その方とは、電話では何回もお話をしたことがあるし、調査の発注も何十回としたことがあります。ですが、それまでは電話だけのお付き合い。実際、電話とネットだけでお仕事上のお付き合いならば成立してしまうのです。そんな中の初対面。声と顔がすぐには一致せず(イメージしていた顔と本当の顔)、面白い体験、感覚を味わいました。それと大きく変わったのは、信頼感。やっぱり実際に会うと、信頼感、絆が違います。調査するならば、やっぱりその会社に頼もうかなぁ、という気持ちが強くなります。ビジネスといえども、結局はヒトの営み。実際に会うって、とても大切ですね。
2004.05.05
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