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私は「探偵ナイトスクープ」が大好きで、よく見るのですが、先日放映された、小学6年生からの「6人兄妹の長男を代わって」という依頼の内容がネットで大炎上しています。弟妹5人の世話や家事を日々手伝っている小学6年生の代わりに探偵が一家の“長男”になって、6人の子供たちと1日を過ごしたのですが、両親の「育児放棄」「ヤングケアラー状態」だと批判が上がっているのです。私も最初は、小さい弟妹たちに兄が翻弄される微笑ましい内容を予想していたのですが、両親が12歳の兄を完全に育児担当要員にして、料理まで任せており、兄が完全に休めるのは週一回と聞いたときに、「これはヤングケアラーだ」と思いました。ABCテレビが番組公式サイトで声明を発表し、番組内容は編集・構成上の演出によるものであると説明し、「番組として深く反省しております」と謝罪しました。これは恐らく両親からのクレームが入ったからでしょう。しかし、「12歳の兄の暗い表情は演出で出せるものではない」というネットの意見があり、私も大いに同意します。12歳といえば、将来の希望に満ちた表情をしているはずなのに、兄の表情は既に何かを諦めてしまったような暗い目をしていました。子供にこんな目をさせて何も感じない両親に怒りさえ感じました。番組では、まだ幼い妹が乳児をずっと抱っこしていて、次はこの子が育児担当要員にされるのでは、と予想できました。私は基本的にテレビの大家族ものの特集は大嫌いです。満足そうな表情を浮かべているのは父親だけで、母親や子供たちは暗い表情をしていることが多いからです。経済的に恵まれていなければ、子供の数が増えれば増えるほど、一人にかけられる金額は減り、我慢を強いることになるからです。大家族ものを美談に仕立てあげるテレビマンの無神経ぶりには辟易します。今回、図らずもヤングケアラー問題が話題になりましたが、子供に過度な家事や育児を強いることの問題点(もちろん適度なお手伝いや弟妹のお世話は子供の成長のために大いに有効だと思います)を考える良いきっかけになったと思います。ネットで今回の問題をわかりやすくまとめた弁護士さん執筆の記事があるのでぜひお読みください。https://news.yahoo.co.jp/articles/a79df6b87c156fd440f7c275ef95bf78fbcb3a94?page=1
2026年01月27日
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明けましておめでとうございます。 いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 2026年の一回目のブログは「米国と日本のソフトパワー」について書こうと思います。 各国の国力を比べる際に、ハードパワーが議論の的になります。 GDPなどの経済力や軍事力などです。 日本は徐々にGDPを落とし、今年はついにインドに抜かれるかもしれない、という報道がありました。私は少子高齢化が進む日本がGDPを落としていくのは仕方がないので、これからは成熟国としてソフトパワーに力を入れていくべきだと思います。 米国が世界に大きな影響力を及ぼしている理由は、軍事力や経済力だけでなく、ソフトパワーがすごいからです。ソフトパワーとはジョセフ·ナイ氏が提唱したもので教育や文化、価値観などの分野で他国に影響を及ぼす力です。 米国には、世界から天才、秀才を集める大学などの教育機関、世界中で話題になるハリウッド映画(最近ネタ切れとマンネリ化が見られ、以前ほど力を持たなくなってきたが)、民主主義という価値観があります。圧倒的なソフトパワーで他国に影響力を与えており、私が米国に憧れたのもこの点です。私は優先順位付け投票(RCV)の記事を何度か書いていますが、コロナ禍の混乱した社会で、こんな面倒くさい選挙システムを、民主主義の実現のためにあえて実行する米国社会の民主主義の力強さに驚嘆しました。 日本もこのソフトパワーを発揮する国を目指せばいいと思います。日本を訪れた外国人の知人や友人が驚いて私に言ったことの中に「なぜ日本の道路にはゴミが全く落ちていないのか」という言葉があります。また別の友人は「日本の川の美しさにビックリした。私の国の川は泥川だ」と言っていました。日本人の「公共の施設やものは大切に使う」という当たり前の感覚は他国の人の目には驚異に写るらしいです。日本の公共トイレの清掃者が主人公の映画が作られ、外国人の日本のトイレツアーが組まれるほどですから。インバウンド客が増えすぎて問題も起こっていますが、日本の道路や川、公共施設の美しさ、時間に正確な公共交通機関、サービスの高さ、美味しい料理、おもてなしの心などの日本の素晴らしさを彼らが国に帰って母国の人々に伝えていけばソフトパワーになって、結果的に日本の国力に繋がっていきます。私が憧れた米国ですが、トランプ氏が大統領に就任して以来、ソフトパワーに陰りが出てきました。ハーバード大学などのエリート大学で留学生を規制し、自分が大統領選でバイデン氏に敗れた時には投票で不正があったと主張し、民主主義そのものを根底から覆そうとしました。さらに昨年末には、米国に観光で入る際に必要な電子渡航認証システムESTAの申請時にSNSの利用情報の提出を義務付ける規制案を公表しています。テロリストなど米国に脅威を与える人物の入国を規制したいという思いはわかりますが、行き過ぎると言論規制に繋がります。私が憧れた米国の素晴らしい部分がどんどん磨り減っていくように感じます。最近は関税政策の失敗などで物価高が止まらずトランプ氏の支持率も低下しています。今年11月の中間選挙が試金石になります。トランプ政権が力を持ち続けてソフトパワーのない、魅力のない国になってしまうか、民主主義が復活して以前のようなソフトパワーがある魅力ある国になるか、しっかり見極めたいと思います。
2026年01月03日
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