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デジタル先進国のスウェーデンが1億ユーロ(160億円)投じてタブレットを廃止して「紙の教科書」を復活させると発表したそうです。私も以前、日本でもデジタル教育を子供が小さい時に進めた結果、学力低下が起こっているので、アナログ教育を復活させた方がいい、という記事を書きました。 https://plaza.rakuten.co.jp/michiyo2005/diary/202504280000/私は副業として、英語学校の講師をしているのですが、最近感じるのは生徒の教育レベルの格差が非常に開いていることです。できる生徒は非常に優秀なのですが、できない生徒はとことんできない、という感じで、昔多くいた中間層が今では全くいないのです。そして、英語ができない生徒の共通点は「幼い頃に本を全く読んでおらず、日本語の国語力も非常に乏しい」ということです。大学入試では「訳を書け」という問題も出るのですが、英語力も日本語力も乏しい生徒(高校3年生)が書く訳文は、まるで、できの悪い小学生のような文章で唖然とすることがよくあります。(できる生徒の訳文は語彙力を駆使して格調高く、同じ高校生なのが信じられない、という感じです。)私は、できない生徒に英語を教える時に、訳文に出てくる少し難しい漢字も書けないので(意味も知らないことが多い)、英語の授業と同時に日本語の国語の授業もしています。資源がない日本が経済大国にまでなったのは、優秀な人材のおかげなので、この子供たちの学力低下は国の危機だと思います。学力低下の一因は、子供たちにスマホやタブレットを幼い時に渡しており、本を読む機会を与えていないためだと思います。記事にも書きましたが、ビル·ゲイツやスティーブ·ジョブスは、自分の子供たちに、小さい頃はスマホやタブレットを使わせなかったそうです。なぜなら彼らはその中毒性を知っており、子供たちが勉強をしなくなることを知っていたからです。「スマホやタブレットを世の中に送り出した張本人たちが、自分の子供たちには使わせていない」という事実とその意味を、もっと多くの日本人は(文部科学省の役人も含めて)知るべきです。私は英語を教えていて、できない生徒は全くノートを取ろうとしないことに気がつきました。彼らはとにかく、字を書くことを面倒臭いと思うようです。ここにもデジタル教育の弊害が出ています。(優秀な生徒はこまめにノートを取ります。)記事にも書きましたが、文字を一文字ずつ書くことが脳の働きに直結しているのです。これ以上、教育格差を拡大させないために、手遅れになる前に、少なくとも英語や国語の教育は、昔のアナログ教育に早急に戻すべきだと強く思います。ぜひ以前書いた記事をお読みください!
2026年02月16日
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衆議院選挙が行われ、自民党が圧勝して単独で3分の2(310議席)以上を確保しました。一方、中道改革連合は公示前(167議席)の半数を下回る大惨敗でした。立憲民主党出身の幹部らも相次いで落選しました。私はこの結果を見て、やはり有権者は賢かったと思いました。中道改革連合は、公約で「食料品にかかる消費税を恒久的にゼロにする」と言いました。目先のことだけを考える有権者であれば飛びつくような政策です。しかし「財源は新設する政府系ファンドの運用益を充てる」などと実現性に乏しいことを言ったのです。先のことを考える有権者はファンドの運用に失敗した時のことを考えたと思います。自分の世代はよくても、子、孫の世代に結果的に今よりさらに大きな財政赤字のつけを回すことになると感じ、政権をとても任せられないと思ったのでしょう。高市総理もつられて「食料品の消費税を2年間ゼロにする」という政策を出しました。しかし2年間という縛りをかけたのは良かったです。私は、食料品の消費税を小さくする代わりに、富裕層が購入する贅沢品(貴金属など)にかける贅沢税を復活させればいいと思います。歴代の総理に比べて高市総理はしっかり仕事をしている(外国人政策など)のも人気が出た理由の一つだと思います。自民党は少し勝ちすぎのように見えますが、しっかり仕事をしていただきたいと思います。
2026年02月09日
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ウクライナ侵略を続けるロシアが、アフリカの貧困国の人々を、「運転手などの出稼ぎ」と偽って渡航させ、強制的に参戦させているという報道がありました。ケニアでは200人以上が渡航し、帰国できたのはたった18人ということです。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6568432私は以前も紹介しましたが、米国などの先進国が兵士不足を補うために、民間軍事会社が自国の人間だけでなく、人件費の安い発展途上国の人間を傭兵として雇っている様子を記事に書いたことがあります。https://plaza.rakuten.co.jp/michiyo2005/3000/#goog_rewarded先進国同士の戦争かと思ったら、実際に戦地で戦っている(後方支援のみもある)のは、金で雇われた、全く関係のない国の人間同士、という恐ろしい状況に驚いたのですが、このケースでは少なくとも傭兵として働くことを本人も同意して契約を結んでいました。今回ロシアがやっていることは、これよりもはるかに悪質な、「出稼ぎ」と騙してアフリカの貧しい人々を戦地に送り込み、強制的に参戦させているのです。いわば国家で誘拐をしているようなものです。こんな国が国連の常任理事国をしていて、日本をはじめとする国際社会や国連機関が全く阻止できない、ということに絶望を感じざるを得ません。
2026年02月03日
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朝ドラの「ばけばけ」にはまっています。最初は、昨年夏に出雲市で仕事をしたこともあり、島根が舞台になった連ドラに興味を持ったのがきっかけでした。現代を舞台にした連ドラと違って、「虎に翼」のように明治時代が舞台なので、史実が時々織り込まれており、ストーリーに迫力があります。今話題になっているのが、主人公トキ(小泉八雲の妻のセツがモデル)の親友のサワです。士族の出のトキの父親は、ウサギの養殖という怪しげな投資詐欺にひっかかってしまい(当時本当にウサギバブルがあったそうです)大借金を抱えて、今まで武家屋敷の立派な邸宅に住んでいた一家は、川向こうの遊郭が建ち並ぶ貧乏長屋に引っ越します。しかしトキがヘブン(小泉八雲)と結婚したので、島根県お抱えの英語教師として高収入を得ているヘブンが借金を返してくれ、一家も武家屋敷に戻って、華やかな生活をするようになります。トキの友人の遊女のナミも金持ちの旦那による身請けが決まり、悲惨な遊女の暮らしから一転、裕福な家の奥様になり、川の向こうに引っ越します。(しかし、現実はこんなに上手くはいかなかったと思います。ナミの末路は恐らく、昨年の大河ドラマ「べらぼう」に出てきた、死ぬまでこき使われ野垂れ死んでいった遊女たちと同じだったと思います。)サワだけ、病気の母親を抱えながら、今は非正規の教師だが、いつか正規の教師になり、自力で川の向こうの裕福な生活を手にいれると頑張っています。そこに、勉強を教えてくれる男性(松江中学校の教師を目指している)から「自分と夫婦になったら、自分が借金を返すので長屋から出よう」とプロポーズを受けるのですが、サワは断ってしまいます。これ以上ないほど良い話なのに(サワもその男性が好きだった)、なぜ断ったか私は考えました。トキとナミは男性の力を使って、川向こうの裕福な生活を手に入れています。「自分は彼女たちとは違う。自力で裕福な生活を手に入れる」と頑張ってきたサワは、ここで男性と結婚してしまうと、今までの自分を否定してしまうことになるので頑張れなくなってしまうと思ったのではないでしょうか。女性である私は彼女の気持ちが少しわかります。今回の「ばけばけ」で素晴らしいと私が思ったのが、この脚本を書いたのが男性だということです。「男性の力を借りることを潔しとせず自力で頑張る女性」を描いてきたのはこれまで主に女性の脚本家でした。男性の脚本家が女性の視点に立って書いているのは、新しい時代の到来を感じさせます。トキがヘブンと結婚することで玉の輿に乗ったことに「ずるい」と感じる視聴者もいるそうですが、私はそうはおもいません。トキは父親のせいで一家が大借金を抱えたため、小学校すら中退して働くことを余儀なくされたので、サワのように学力でのし上がるチャンスもありません。(サワは学校に行けました。) ヘブンとの結婚が、どん底から這い上がる唯一の方法だったのです。また、トキの怪談好きと武士の娘としての教養が、ヘブンの日本滞在記の執筆に大いに役立ち、トキはただヘブンに依存する存在ではありません。私はトキとサワの描き方が面白いな、と思ったのですが、このドラマの前半で衝撃を受けたのが、北川景子さん演じるトキの実の母親(トキは育ての母親と一緒に住んでいる)が、かつては女中を多数抱える大変裕福な武士の家庭の出身だったのに、明治維新後、不運なことが重なり、あろうことか乞食まで身を堕としてしまうシーンです。私は「ドラマとして面白くするためにわざと大げさなストーリーにしたんだろう、庶民と違って資産も多くある武士の一家がそこまで落ちぶれることはないだろう」と思っていました。しかし史実でもトキの実の母親は乞食をしていたそうです。実は明治維新後、武士が乞食まで身を堕とすことは珍しくなかったそうです。上手に時流に乗りビジネスで成功する武士がいる一方で、一種の貴族階級として働いたこともなくスキルもない武士が、狡猾な商人に騙されて全財産を失うことも珍しくなかったそうです。不平士族が集まり、西郷隆盛が西南の役を起こしますが、明治維新後、時流に乗れない武士たちは生活の根幹から揺るがされていたことが、このドラマでよくわかりました。また、明治維新はこれまでの階級がひっくり返る、まさに「革命」であったことがわかります。「ばけばけ」のように史実を元にした朝ドラは、大河ドラマのように時に残酷なシーンもありますが、ストーリーが重厚で見応えがあります。
2026年02月01日
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