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いつも誰かに見守られていた困った時には必ず助けてくれる人が現れた私は幸運な人生を送っているんだと思っている今ものすごく困っているけれど・・・そのうち助けてくれる人が現れるだろうとたかをくくっている
2008/11/30

置き去りにしたものを取り戻しに出かけた方がいいのかと考える時もあった自分が気がついていなかっただけで本当は自分に必要なものではなかったのだろうかと自問自答する時もあったでも自分自身も変化しているように置き去りにしてきたものも変化しているそう思った時私は置き去りにしていったものをそのまんま置き去りにしていった時折懐かしく思い出すものとしてそっと手にとって頬を寄せそっと匂いを楽しみそしてまた置き去りにする
2008/11/29

私はいくら世界でたった一つの花だからと嘯いてみても、何百万本ある花のなかの一つでしかない誰かに見つけられなくてもいい誰かのオンリーワンでなくてもいい大地にはぐくまれ自分自身を精一杯生きられたらそれでいい静かに花咲き、種を地面に落とし確実に自分自身を次の世代に伝えていくたとえそれが形が変わって伝わったとしても私はそれで満足私じゃなくてはできないこと、それは自分自身の人生を精一杯生きること
2008/11/26

75歳のおじいさんが私に恋をした職場に行くとクスクスと職員が笑う「どうしたの」と訊くと「植村さんがあんじゅさんのことを『わしの彼女や』ってみんなにいいふらしているんですよ」と言われた75歳の植村さんは、認知症がひどくてほとんど会話にもならないくらいの人であるそれが何を思ったのか、突然私のことを恋人と錯覚したらしかった私の顔を見ると顔を赤くしてにっこり笑う「わしはな、ちゃんと大切にするけんな、一緒に第二の人生を送ろう」ともいう そこのところはちゃんと文節も文意も通じているから面白いしまいには私の後をひょこひょこひよこのようについてくるようになった植村さんが座っている席に私が通りかかると「まぁ、座れ」と自分の席を譲ってくれたりして結構紳士的だったりする2、3日私が休んでいたりした後に顔を合わせると妙に哀しそうな顔をして「わし・・・もう諦めた方がいいんか?ねぇやは、他に好きな人がおるんか」と真面目に訊いたりもするそんな植村さんを見ていてすごいなぁと思ったのは、恋をしてから急に若返ったようなところが出てきたということいままでよれよれの服の着こなしでこちらが気をつけなければいけなかったのに、今では髪の毛をきちんとなでつけ、服の格好を気にする(しかし上着を5枚がさねで着ていることもある)恋することは若返ることでもあるんだ・・・としみじみ思ったりする程よくつかず離れず、こっそり恋をしていてね、植村さん
2008/11/25

甘えることができるのは大きく手を広げてくれる相手がいるからこそごろにゃんすることだけが甘えじゃない弱みを見せることのできる相手がいるからこそ信頼できる相手だからこそ
2008/11/22

ゑひもせす・・・小龍の夢を見た・・・8月12日に見てから3ヶ月ぶりになる小龍は龍そのままの姿をしていたり小さな女の子に姿を変えていたりしている木でできた体を持つ小龍は自分が吐いた火炎で自分がダメージを受ける体を焦がしながら必死に身を守っている
2008/11/21

知らない道を車で走っているうちに方向がわからなくなったあちこちウロウロするが道に迷い困っている家に帰りたいのにこれじゃいつまで経っても帰ることができやしない・・・そう思いながら車を降りその辺を見渡してみたすると何となくわかったような気がして車に戻ろうと停めてある場所へ戻った・・・しかし、車は見当たらない・・・おかしい、確かにここに置いたはずなのにしかし車は見当たらない______哀しくなって泣こうとした時に・・・目が覚めたそんな夢だった哀しい夢だった不安な夢だった夢を反芻しながら私は思った「死ぬ」ってこんなことなんだろうな・・と魂の帰っていくところを探しに必死になって探して見つけたようで見つからずようやく糸口が見つかり車(体)に戻ろうとしたらもう既に車(体)はなし・・・体は、魂の仮の宿るものとはわかっちゃいるけれど・・・体があるからこそ感じる感覚がある・・・辛さ、楽しさ、苦しさ、痛さ、満足感体が感じるものに心が共鳴して魂に伝え響かすそれを喪ってしまうことそれをすべて葬って無に帰すること死ぬこととはそういうことなのかもしれないただし私は次へ生まれるための冬眠期間だと信じている草花しかり、万物しかりただしかし哀しい自分の肉体との訣別いろんな人との出会いと別れ・・・別れは身を切るように辛いでもそれはあくまで本番までの予行演習なのかもしれない自分自身とのお別れ・・・他人と別れる以上に哀しいものだから
2008/11/20
午前中に入った電話をきいてしばし呆然とした訃報が入ったのだった70歳だから若すぎる死なのかもしれないけれど・・・きっとあの人は好きなことを死ぬまでしていただろうと思う彼はピアノ弾き私は酒場の歌手カフェバーで歌うのは緊張するドキドキする私に「自分の世界に入ったらいい」と一杯のジントニックをおごってくれたジンを一気に飲み干し胃がじわっと熱くなるのを覚えながらステージに立つジャズからミュージカル映画ソング・・・時折カーペンターズやジェーンバーキンを歌い、ブリジットバルドーの真似をする・・・酒場の客は聴いているようで聴いてはいない私は調子に乗り好きなように歌う時折酔客が拍手してくれる顔も名前も知らない通りすがりの客が「なぜだか泣けるね」と褒めてくれる生きるために必死だった時代裏で看護学校に通っていて昼は白衣の天使だったなんて誰が信じるだろうか学費や生活費を稼ぎ夕飯は賄いのご飯で耐え忍んでいたあの日々は・・・今はそんなことは微塵にも感じさせないでもお酒を飲むとあの頃を思い出すステージが終わってお開きのバーの片隅で愚痴を言いに来たキャバクラ、ピンサロのお姉ちゃんがタバコを吸いながら可愛がってくれたことを思い出すエスの彼氏に汚されて来いと言われて働いているんだというエムのソープ嬢もいた「なんで別れないの」そう訊いたら「ばか」と頭をこずかれた「私たちは2人で1人なんだわ、一緒におって当たり前やし」ふうんと納得した記憶がある今はもう遠く遠くの思い出・・・ナースとして働き始めて歌を歌うのはやめたキャバクラのねぇちゃんともソープの女の子とも話す機会はなくなったそんな中での訃報ピアノ弾きの大前さんあなたのピアノで私は安心して歌う事ができたのよ時には伴奏で時には主導で大前さんもう私昔のように歌えないわ昔のように腹筋も背筋も発声練習もしていないもの時々カラオケで発散するくらいになっちゃったわ大前さん先に行っててね昔のようにジンを持って待っててね時期が来たら訪ねていくわその時は一緒にまた歌いましょう
2008/11/19

いろんな意味で私の精神を養ってくれた人たちに・・・感謝と愛情を込めて・・・ただそのときそのときの精神レベルに合わせて出会いというものはプログラミングされているのだと実感するので過去の人は今の私と再会しても共感する部分が大幅にずれているのではないかと思う優しい思い出としては持ってはいてもそれを現実に引き戻したりはできないと思う
2008/11/18

どこまでが許せてどこまでが歩み寄れるかどう距離をとってどう関わっていくか
2008/11/17

大きな幸せは贈ることはできないけれど小さな幸せは毎日贈ることができるわよあなたの笑顔が曇りませんように私を「ママ」と慕ってくれる私よりも倍以上年上のおばあちゃん認知症、発達障害、自閉症、統合失調症この人たちの世界にしばしトリップしてみる「私の山には柚子がたくさんできるのよ」と起きてから寝るまで同じ言葉を繰り返すおばあちゃんでもそのおばあちゃんにとっては、私たちが認識している「現実」が夢であり、私たちが「妄想」と呼んでいるものが彼女にとっては現実なのだから「へぇ、そんなに柚子が取れるの、今度一緒に連れて行ってね」みんなに「ここは山じゃないのよ」「また同じ話だ」と言われてしょげていたおばあちゃんの顔がぱっと輝く「そうなのよ。柚子がかごに一杯取れてね、あなたにそれ全部あげるわよ」何もないところからのパントマイム・・・私は得意よ(笑)この人たちの世界をそっと守ってあげたい
2008/11/16

人間の味覚で一番最後まで残るのが「甘み」・・濃い甘み甘みは大脳皮質を幸せにする物質で満たすことができる乳飲み子の時代、少ししょっぱい甘さの母乳を飲んでいたことを脳はずっと覚えていて・・年老いて子供に戻っていくお年寄りが甘さを求めるのも何となくわかるような気がする母の懐に抱かれて眠っていたような温かさを思い出し、今度は大地に抱かれて眠る準備をしなければならないから甘い記憶
2008/11/08

夜は抑制が外れちゃうだめだめあの人が生きている間は口をつぐんでいようと思っていたのにあの人は今は優しい人傷つけちゃだめ
2008/11/06

星の王子様を読まなくなってどれくらいの時間が経つだろう4つのとげを持つバラに自分を投影させなくなってからあの本は私から遠くなった物語を読んでいた少女は未来を夢見て過去を懐かしんでいた今は自在に物語を紡ぐ人生をアートする
2008/11/05

エディット・ピアフの歌声が朗々と帰る時間が刻々と染み入る会話が切々とTemps c'est sucré et est triste et apprendre la nostalgie
2008/11/04

2008/11/03
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