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一週間のギリシア旅行に行ってきました!高校時代の親友とタッグを組み、アテネ、ロドス島、クレタ島を巡りました。昨年から楽しみだったこの旅行ですが、初日はカタール航空が大幅に遅れ、ドーハで乗り継ぎをミスり、次のアテネ行きの便まで12時間以上も待たなければならなくなるという災難に見舞われました・・・。お詫びとしてホテルを手配されたので、そこを拠点に近隣を散策しながら時間を潰しましたが、あれぞまさに「ドーハの悲劇」でしたね・・・笑■アテネ(2月15日、16日、17日)ドーハを出て、アテネに着いたのは深夜。市内入りのバスやホテルは24時間運営しているため、空港泊という事態は起きずに済んだのですが、予約したホテルを探すために深夜に町中をウロウロする羽目になったのは怖かったですね。時刻は午前2時でしたが、幸いカップルがキャッキャウフフと深夜デートしているほど治安は良かったので、危ない思いはせずに済みました!翌日からは、カタール航空のせいで生じた遅れを取り戻すため、朝早く起きてフルで観光して回りました。アテネ観光は二度目なので、今回は落ち着いて観光できました。友人に神話や歴史、建築様式などを解説しながら回ったので、さながらガイドのような気分でした笑行った場所は、定番のパルテノン神殿から、ちょっと外れにあるリカヴィトスの丘まで、徒歩圏内の観光名所は大体巡りました。アクロポリス周辺やリカヴィトスの丘に、大量の毛虫が行列を成していたのには気が滅入りましたがね・・・。特にリカヴィトスの丘は、ロープウェイを使わず獣道を登っていったので、毛虫の猛攻にメンタルがやられました・・・笑アクロポリスの上に聳え立つパルテノン神殿。かつては銀行的な役割を担っていました。■ロドス島(17日、18日、19日)夕方頃にアテネを出発し、ロドス島へと上陸!ロドス島は私も初めてでしたので、テンションは急上昇ですよ!ロドス島は、太陽神ヘリオスを祀っていた島であり、ヘレニズム期にはギリシア随一の海軍力・海商力を誇った交易の島でもあります。その海軍力はあのローマにも賞賛されたほどで、古典期のアテネほどの規模はありませんでしたが、実力は全く劣らなかったでしょう。その栄華は、デロス島が自由港(税金のかからない港湾)となり、港湾税のかかるロドス島利用者が激減するまで続きました。港湾税からの収益の激減により、ロドス島は凋落の道を歩み始めたのです。そんなロドス島に上陸できるなんて、夢のようですよ!なんといってもロドス島は、台座を含めれば50mにも及ぶ巨大なヘリオス像が有名です。今は度重なる地震により跡形もありませんが、古代世界では観光名所になっており、世界の七不思議の一つとしても名高いです。このヘリオス像はゴッドオブウォー2の最初のボス「コロッサス像」のモデルでもあり、神話・歴史・ゲーム共通の舞台に立てたのですから、これほど素晴らしいことはありません!かつてヘリオス像が立っていたとされるマンドラキ港を散策したのですが、その時の感動は言語に絶するものでした。ニュクス(夜)に沈むマンドラキ港。この海底に打ち砕かれたヘリオス像が横たわっているのかもしれません。バスに乗り、古代の面影を残す田舎町リンドスにも足を運びました。リンドスは、ヘラクレイダイ(ヘラクレスの子孫たち)のトレポレモスがドーリア人を率いて建設した都市国家であり、言わばロドス島の始まりの地です。アクロポリスは蒼穹に向かって聳え立ち、そこにはアテナ神殿や中世に建てられた城壁が混在しており、不思議な様相を呈しています。アクロポリスからは、エーゲ海と白い建物が一望でき、少しばかり地球の丸みも視認できることから、壮大さが桁違いでした!下山後は近くの浜辺でエーゲ海に浸かり、思う存分遊んでました笑アクロポリスからの眺め。ロドス海軍の三段櫂船が見えてきそうですね。砂浜から見たリンドス全景。壮大さと穏やかさが同居しています。ちなみに、ロドス・タウンの旧市街にも足を踏み入れました。写真は旧市街にある騎士団長の宮殿です。「宮殿」という名前とは裏腹に、質実剛健ですね!■クレタ島(19日、20日、21日)そして遂に、クレタ島へと上陸です!クレタ島と言えば、多くの神話を生み出した地として有名です。最高神ゼウスの生まれ故郷でもありますし、ヘラクレスがポセイドンの牡牛を求めてミノス王を訪ねた地でもあります。テセウスがミノタウロスを屠った地でもありますし、イカロスが蝋の翼を駆使して大空に飛び立った地でもあります。これ以外にもまだまだクレタ島の神話・伝承はあり、神話時代において、クレタ島はギリシア神話の中心地でした。歴史的にもクレタ島は重要で、ヨーロッパ最古の文明であるミノア文明が栄えた地でもあります。彼らはギリシア人ではありませんでしたが、ミケーネ文明のアカイア人(ギリシア人の一派)に与えたその文化的影響力は桁外れなものがあったでしょう。事実、デルポイにおけるイルカ(デルピス)信仰は、クレタ島発祥だとする説が有力ですし、その力は滅びても尚、ギリシア文化へ受け継がれているのです。そんなクレタ島観光は、現地のツアーガイドを雇い、内陸部にあるディクテオン洞窟を目指すことから始まりました。ディクテオン洞窟はゼウスが生まれ育った洞窟として名高く、その信仰は最古のミノア文明にも遡ります。交通の便が悪く、ツアーを申し込まない限りはなかなか行けない場所ですので(ましてローシーズンはなおさら)、格安を基調とした旅でしたが、ここだけはお金を掛けることにしました。ディクテオンに向かう途中で素晴らしい景色を見ることもできたので、払ったお金以上の価値がありました!山脈と海のコラボレーション!空気も澄んで美味しかったです。ツアー車から降り、山を少し登った先に、ディクテオン洞窟はありました。山中に、巨大な闇がぽっかりと空いています。その様はまるで「裂け目」・・・カオスのようでした。中に入ると、照明に照らされた巨大な鍾乳洞が目に入り、私のテンションは上限突破しました。笑昔の人がここを聖なる空間として崇拝していたのも無理はないでしょう。最強の空間ですよ、ここは!全コスモスの要素が混じり合ったかのような根源的な闇が広がっており、さながら神をも恐れさせるカオスに身を投じたかのようでした。感動して、涙が出そうになりました。この景色をゼウスが見ていた(とされている)んですね・・・!!!ここから全てが始まった・・・。神話においては、ゼウスが現在のコスモスを築き上げるための最初の空間ですし、歴史においては、ヨーロッパ最古の文明が崇拝していた洞窟です。そこに、今立って、触れている・・・その興奮は、2年前に観光したデルポイのそれに勝るとも劣りません。つまり、「今まで生きてて良かった。生まれてきて良かった。私の遺骨はここに撒いてくれ!」レベルの感動です。本当に、ギリシアまでやってきた甲斐がありました!ゼウスが幼少期を過ごしたという点では、ゴッドオブウォー3におけるガイアの心臓部と同じような空間です。私たちの他に観光客がいなかったので、つい"Brothers of Blood"を口ずさんでしまいました。笑ディクテオン洞窟の後は、イラクリオン考古学博物館やクノッソス宮殿に行きました。クレタ島の都市でもあるイラクリオンとは、「ヘラクレスを崇拝している地」という意味です。その意味の通り、この地でヘラクレスはクレタを統治していたミノス王に謁見し、ポセイドンの牡牛を素手で捕らえました。その後、アッティカの英雄テセウスがミノス王のラビリンスを訪れ、その中に封印されている半牛半人の怪物ミノタウロスを短剣で(あるいはパンクラチオンで)仕留めました。その舞台、クノッソスに私はいたのです!なんて素晴らしい!ディクテオンほどではありませんが、この興奮は日本では決して味わえないレベルのものです!興奮しすぎて、親友と遺跡でミノタウロスとその生け贄ごっこをしてしまったほどでした。笑皆様も一度はクノッソスを教科書で見たことがあるんではないでしょうか。クノッソスには水洗トイレの遺跡もあり、3500年以上も昔とは思えないほどの高度な技術力が垣間見えました。ミケーネ文明の侵攻とサントリーニ島の噴火という複合的な理由によって、滅びてしまいましたがね・・・。ミノス王の(ものとされている)指輪です。この指輪をヘラクレスが見た(かもしれない)んですから、驚きです!そして22日・・・私たちはアテネからドーハへ、そしてドーハから日本へと飛び立ちました。物凄く濃密かつ壮大な一週間だったと思います。「ドーハの悲劇」以外では、これといったトラブルもなく、基本的に晴れていましたので、とても楽しむことができました!これほど心躍った一週間は、2年前のギリシア旅行ぐらいですよ。心配していた経済危機や難民問題も、ギリシア国内では微塵も感じませんでした。一部(オモニア区やフィロパポスの丘周辺)を除いて治安も良く、むしろ東京の新宿や渋谷の方が怖いくらいです。特にロドス島やクレタ島は、適度に都会で適度に穏やかなので、ここに住みたいと思ったほどでした。帰国の瞬間は、本当に名残惜しい気持ちでいっぱいで、お金と時間があればあと一ヶ月ぐらいギリシアを旅したいと強く思いました。共に旅した親友も「今まで海外旅行した中でギリシアがトップだわ!観光も文化も食事も素晴らしい!」と大絶賛していたので、皆様にも是非ギリシア旅行をオススメします。笑さて、人生で二度目のギリシア旅行でしたが、早くも三度目のギリシア旅行に行きたいです。笑次はデロス島やサントリーニ島など、今回行けなかった島々に加え、スパルタ、テーバイ、マケドニアなど、かつてギリシア中に覇を唱えた強国の遺跡にも足を運びたいです。ギリシアだけではなく、イタリアのシチリア島にあるギリシア都市シュラクサイの遺跡や、トルコにあるトロイ遺跡なども、生きている間中には行ってみたいですね。そのために、今後起こるであろう苦難にも負けず、生き抜きたいと思います!
2016.02.23
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大学の友人たちと九州旅行に行ってきました!レンタカーを借り、長崎・佐賀・福岡・大分・宮崎・熊本の名所を4泊5日で巡りました。九州は今まで長崎ハウステンボスぐらいしか行ったことがなかったのですが、予想していた以上に楽しむことができました!安いホテルを取ったのもあり、現地で消費したお金含めて総額6万円ほどで済みました。■一日目(長崎県)一日目のハイライトは、やはり軍艦島でしょう!世界遺産登録もされましたし、映画『進撃の巨人』や『007 スカイフォール』の撮影現場になったことで有名です。映画『進撃の巨人』はまだ観てませんがね笑海が荒れると上陸できないそうなんですが、快晴の天気で波もそこまで大きくなく、無事上陸することができました。船上ではがっつり酔いましたが・・・笑長崎では、他にも出島(もはや出てませんでしたが)やオランダ坂にも行きました。オランダ坂にあった建物は、レトロな雰囲気が出ていて良かったですね~!■二日目(佐賀県~福岡県)二日目のハイライトは、佐賀県の吉野ヶ里遺跡です!古代ギリシアに詳しくても、古代日本のことは大して知らないので、新鮮な気分で観光することができました。どうやら「吉野ヶ里遺跡邪馬台国説」もあるようで、そう考えると壮大に見えてきます!佐賀県は吉野ヶ里遺跡のみで、すぐに福岡県の太宰府に進みました。太宰府天満宮のおみくじにて大吉が出て嬉しかった覚えがあります。笑■三日目(福岡県~大分県)三日目のハイライトは、福岡県と大分県に挟まれた霊山、英彦山です!幼い頃に『シャーマンキング』が好きだった自分としては、「恐山と並ぶ日本三大霊場」と聞くだけでワクワクします。無論、ガッツリ登山はしませんでしたが、英彦山神宮まではお参りに行きました!大分県に行き、志美津旅館の洞窟温泉に入ったり、日本一の歩道橋大橋である九重夢大吊橋を渡ったりもしました。大吊橋はゴジラよりも高く、度肝を抜かれました!■四日目(宮崎県)四日目のハイライトは、天岩戸神社です!というか、高千穂市全体(天安河原、国見ヶ丘、高千穂峡、高千穂神社)がハイライトです!そこは日本神話が根付いた神々の里で、ギリシア神話好きとしてもテンションを上げざるを得ない領域でした!天岩戸神社は、日本神話の最高神・天照大神が隠れたと伝えられる岩戸を参拝することができます。あまりにも神聖なので写真撮影は厳禁でした。ネットで調べてみると、日本最高クラスのパワースポットのようで、御利益が凄まじい反面、生半可な気持ちで行くと逆効果だそうですね。古代ギリシアでいう、エレウシスのような聖域なんでしょうね。日本神話とギリシア神話には共通点が多く、天照大神が岩戸に隠れたという神話に似た話は、ギリシア神話にもあります。それは、娘コレーをハデスに攫われたショックから、デメテルがオリュンポスから隠れ、エレウシスに来たるという神話です。下品な女性が出てくるのも同じですし(自らの女性器を見せデメテルを笑わせた乳母バウボ、卑猥な踊りをして天照大神の興味を引いた天鈿女命)、人類が滅亡の危機になるという点も同じ!(世界を闇にする天照大神、世界の作物を枯らせ人類を餓死させるデメテル)「あんなにも地理的に離れているのに、こんなにも似ているなんて、不思議だなぁ~」なんて思ながら天岩戸を参拝しました。笑天岩戸の近くにあった天安河原(天照大神が隠れた際に、どうしようかと日本中の神々が集まって会議した場所)も凄まじかったですね。辺り一面に石が積まれていて、それが厳かな雰囲気を更に引き立てます。時間が無かったので石を積むことはできませんでした。高千穂峡も素晴らしく、ボートに乗って間近で見たあの滝は忘れません!ボートの操作をミスって滝に激突しそうになりましたがね笑■五日目(熊本県)ラストのハイライトは、雲巌禅寺です!熊本城にも行きましたが、雲巌禅寺に飾ってあった「宮本武蔵が巌流島で使ったとされる木刀」の興奮には敵いません。とりわけ武蔵ファンってわけでもないんですが、どの国・どの時代であっても伝説を残した英雄は好きなので笑更に、その奥にある五百羅漢、霊巌洞もただならぬ雰囲気で、異世界感を存分に楽しむことが出来ました。五百羅漢では、なぜか『仏ゾーン』を思い出しました。笑そして、その日の夜に成田空港に舞い戻りました。当初はそのつもりはなかったんですが、私の趣味が存分に押し出された伝説巡り的な旅行になってしまいました。笑 このプランを受け入れてくれた友人たちには感謝してもし切れません!というか、九州を完全になめてました!笑 こんなにも観光資源・伝説が豊富なんて、旅行する前は思いも寄りませんでしたよ。「観光はアレでも、友達と楽しめればいいかな」なんて軽く思ってましたが、観光もめっちゃ楽しめました!笑天皇が初めて天から降誕したと伝えられる地があったり、天岩戸があったり、吉野ヶ里があったり・・・。九州は日本神話の源泉であり、日本最古の地なのかもしれませんね。古代ギリシアにおけるクレタ島のような立ち位置なんでしょう。熱烈な神道信者ではありませんが、ギリシア神話好きとして、我が国の神話のゆかりの地を探索できたことは、素直に光栄なことでした。さて、九州を堪能したところで、もうすぐ私はギリシアに旅立ちます!人生二度目のギリシアです!以前は一人でギリシアの有名どころを回りました(アテネ、エピダウロス、ミケーネ、オリュンピア、デルポイ、メテオラ、テルモピュライ、スニオンなど)が、今回は高校時代の親友とがっちりタッグを組んで巡ります!九州をクレタ島に例えましたが、そのクレタ島にも行く予定ですよ!残念ながら天岩戸と共通点の多いエレウシスには足を運ぶ予定はありませんが、ゼウス生誕の地であるディクテオン洞窟には行く予定です!予算がもっとあれば・・・!物騒な世の中になってきましたが・・・無事に旅行し、帰国できることを祈ります。
2016.02.12
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