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【送料無料】《本屋大賞2012 ノミネート作品》プリズム [ 百田尚樹 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「僕は、実際には存在しない男なんです」世田谷に古い洋館を構えるある家に、家庭教師として通うことになった聡子。ある日、聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、ときに女たらしのように馴れ馴れしくキスを迫り、ときに男らしく紳士的に振る舞った。激しく変化する青年の態度に困惑しながらも、聡子はいつして彼に惹かれていく。しかし彼の哀しい秘密を知った聡子は、結ばれざる運命に翻弄されー。初、百田さんです。『海賊になりたかった男』が本屋大賞に選ばれていましたね。その本は、貸し出し中で図書館になかったので、これを選んできたんですが…誰かのレビューで、”ほかの本とは違って面白くなかった”って書いてあったんですけど、どうなんですかね。これしか読んだことのない私には、この本のことしかわかりませんが。所謂、多重人格ものです。いや、この表現が正しいのかどうかはわかりませんが。多重人格者のお話は、ダニエル・キイスの『ビリー・ミリガン』シリーズも読んでいるので、何の抵抗もなかったんですけどね。なんていうんだろうな。これは、恋愛小説なのかな?多重人格者のもつ、ひとつの人格に惹かれてしまう女性の話なんですが、これはまぁ、複雑なんだろうな…と思いました。その人格も合わせて、全ての人格を統合しないと、その多重人格者は完治できないわけで。その人格だけを求める主人公は、それを自分のエゴだと思いつつも我慢できない。うーん…。文章は、非常に読みやすいです。あっという間に読んでしまいました。ほかの百田さんの本も、読んでみようと思います。
2013.05.18
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【送料無料】ピンクとグレー [ 加藤シゲアキ ]【内容情報】(「BOOK」データベースより)ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの二人の青年の愛と孤独を描くせつない青春小説。NEWS・加藤シゲアキ渾身のデビュー作。【著者情報】(「BOOK」データベースより) 加藤シゲアキ(カトウシゲアキ)1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。ジャニーズ事務所のアイドルグループNEWSのメンバーとして2003年11月にCDデビュー。「3年B組金八先生」「華和家の四姉妹」などドラマ、バラエティ番組、舞台、ラジオなどで活躍。10年には「トラブルマン」で連ドラ初主演を果たす。作詞作曲も手がけるなど、幅広い分野でマルチな才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)図書館に予約して借りました(笑)『閃光スクランブル』に続いて、っていうか、こっちがデビュー作だけどね(笑)やっと読めましたよ。面白かったです。ただ、結構辛かった…。これ、シゲが書いてるから余計にそう思うのか、芸能界ってやっぱりこんな感じなの?って思ってしまったって言うのか。まぁ、ここに書かれていることが、事実だとは限りませんけど、あまりにも自分が想像していた感じだったもんで、本当にそうなのか?って、思ってしまったりして。人気が出るにつれて、自分が自分じゃなくなっていく感じ。芸能界にいる、作っている自分が全てになってしまって、本当の自分を捨てなきゃいけないっていうのがね。本当に、こんなんことで傷ついているんだとしたら…って、やっぱり私はあの方を心配してしまったりするんだけど(笑)だってね。自分の家にメンバーが遊びに来たってだけで、「え? いいのかな?」って思っちゃうあの方ですよ?(笑)自分だって、そのグループのメンバーだろ!?って、突っ込みたくもなりますよね(笑)なんていうのか…。この救いのないお話を、シゲはどうやって思いついたのか…。売れないと報われない世界だけど、売れたら売れたで大変な世界なわけで。そんな中で仕事してる彼らは、やっぱり大変なんだろうなと思ったりして。お話は面白い…っていうのか、興味深かったんですが、またあのルビがね。そこまでいらないよ!ってくらいに振ってあるので。どうにかなりませんかね?そこんところ…。
2013.05.17
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【送料無料】がらくた [ 江國香織 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 私は彼のすべてを望んだ、その存在も、不在による空虚さもー。45歳の翻訳家・柊子と15歳の美しい少女・美海。そして、大胆で不穏な夫。彼は天性の魅力で女性を誘惑する。妻以外のガールフレンドたちや、無防備で大人びた美海の心を。柊子はそのすべてを受け容れる、彼を所有するために。知性と官能が絡み合い、恋愛の隙間からこぼれ出す愉悦ともどかしさを描く傑作長編小説。またまた江國さん。これまた、どうにも不思議な世界でしたね~。柊子さんっていう45歳の女性が、桐子さんって74歳の母親と南の島に旅行に出てる時に、帰国子女でなんとも美しい美海っていう15歳の少女とその父親と出会うってところから話は始まるんですが…この柊子さん。ダンナさんのことが好きでたまらない。旅行中も、暇を見つけてはダンナさんに電話してしまう。もう、会いたくて会いたくてしょうがない。すでに結婚してから8年も経ってるっていうのに…。まぁ、だんなさんっていうのが、根っからの女たらしって言うのか…魅力的な男性なんでしょうけどもね。しかも、「それはやめられない」って公言してるし、柊子さんにも「ほかの男の人に抱かれなさい。」とか言ったりする人だから、しょうがないって言えばしょうがないんだけども…。美海って少女は、外国生活が長かったせいで、日本に来ても友達も出来ず、父親と母親は離婚しちゃうし、なんだか可哀想ではあるんだけど。友達がいないせいもあるのか、学校も行ったり行かなかったりで、そんな中、桐子さんのところに突然遊びに行っちゃったりしてね。柊子さんは、美海たちとは南の島での関係だけだと思っていたのに、なぜか東京に帰ってきてからもその付き合いは続いてたりして、仕舞いには美海が愛するだんなさんのことを気に入ってしまったりして。う~ん。こういう世界って、本当に存在するのかな?まあ、私の周りには無いかな~。知性と官能が絡み合い…と書いてありますが、あんまりそういう描写はありません。ちょこちょこ出てくるけど、そんなに際どくもないというか…私が読むからそう感じるだけなのかしら…?(笑)そして、この本の題名。なんで『がらくた』なんでしょうね?それがまた謎だったりします。
2013.05.14
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【送料無料】サファイア [ 湊かなえ ]あら、この本、『内容情報』が無い…。どうしましょ。ま、帯に書いてあった文章をそのまま載せると『7つの宝石に込められたそれぞれの想い。 あなたに返し忘れたもの。それは……。』ということです。真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石、ムーンストーン、サファイア、ガーネットっていう小題がつけられた、短編集って感じなのかな?ただ、サファイアとガーネットのお話は繋がってますけども。私、湊かなえさんってちょっと苦手で…読むと暗い気持ちになっちゃうっていうのか。面白いんですけどね。人間の黒い部分にスポットを当てるのが得意なのかな?と、勝手に思ったりしてますけど。だって~。『夜行観覧車』原作は読んでないのに、ドラマは見ちゃったんですが…。あれ、凄かったよね。ああいう、人の妬み恨みみたいの書くの、本当うまいですよね。湊さんは、確か『告白』を読んだはずですが、あれもきつかったもん。読み終わると、どよーんとしちゃうのね。まぁ、この本はそこまでの感じはないけど、やっぱり読ませるのは上手。さすがだなーと思います。やっぱり作家さんって、肝はそこなんじゃないかな?と思うんですけど、どうですかね?
2013.05.13
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【送料無料】共喰い [ 田中慎弥 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 欲望は、すべて水に還る。少年たちの愛の行方と血のいとなみ。川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の濃密な物語を描いた表題作と、死にゆく者と育ってゆく者が織りなす太古からの日々の営みを丁寧に描いた「第三紀層の魚」を収録。第146回(平成23年度下半期)芥川賞受賞作。【目次】(「BOOK」データベースより) 共喰い/第三紀層の魚久しぶりじゃないかな?いや、もしかして初めてかも。芥川賞受賞作品です。もっと詳しい内容情報を楽天ブックスさんにお借りすると、第146回芥川賞受賞作「共喰い」--昭和63年。17歳の遠馬は、怪しげな仕事をしている父とその愛人・琴子さんの三人で川辺の町に暮らしていた。別れた母も近くに住んでおり、川で釣ったウナギを母にさばいてもらう距離にいる。日常的に父の乱暴な性交場面を目の当たりにして、嫌悪感を募らせながらも、自分にも父の血が流れていることを感じている。同じ学校の会田千種と覚えたばかりの性交にのめりこんでいくが、父と同じ暴力的なセックスを試そうとしてケンカをしてしまう。一方、台風が近づき、町が水にのまれる中、父との子を身ごもったまま逃げるように愛人は家を出てしまった。怒った父は、遠馬と仲直りをしようと森の中で遠馬を待つ千種のもとに忍び寄っていく....。川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の臭いがたちこめる濃密な物語。なんつーか…。血の匂いがしてくるかのような文章です。それと、ドロドロとした、汚れてる川の匂い。もう、救いようのない結末と、何とも言えない読後感。うーん…。同時収録されている『第三紀層の魚』は、第144回芥川賞候補作らしいですが。私はこっちのほうが胸に響いたなー。いや、きっとうちの父がああいう状態だからなのもあるんだろうけど。泣いちゃいました。私は、こっちのほうが好きだな…。
2013.05.12
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