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【千年の時をこえて】沢村凛“しきしまのやまとのくにはことだまのたすくるくにぞまさきくありこそ”はるかな昔、人は喜びや悲しみの思いを美しいリズムにのせて、口ずさんだ…それが和歌。思いのこもった和歌を、神としてまつるヨロズバ神社で、静枝は不思議な少年と出会う。少年の名前は、マコマ。千年も前の世界から来たという。「ほっとけない。」静枝は、マコマのもとに通い始める…。千年の時をこえた、不思議な恋の物語。発想自体はとても面白いと思うんだけど…正直なんだか物足りませんでした主人公静枝がある日神社で出会った少年マコマ。なんとマコマは千年も前の世界から来たという。彼の姿は何故か静枝にしか見えない。静枝の周りで起こる事件を、マコマは「万葉集」を引用して謎解きをする…という物語。謎解きもごく身近な小さなものだし、あまり神秘性も感じられなかったなぁ。児童向けではなくて、大人向けに世界を広げたらきっとすごく面白いと思うので、そこが残念それに…つい先日、極上のラブストーリー「ライオンハート」を読んだ後ですもの。小学生の静枝の初恋がなんだか幼すぎて、nanaco的にはいまひとつといったところでしたでも、もしこの作品を小学生の時に読んでいたら、もっと古典が好きになっていたかも(笑)引用されていた「万葉集」の和歌から、改めて日本語の美しさを再認識しましたヨ沢村さんの「黄金の王 白銀の王」はかなり面白そうなので、近いうちに読む予定です。 …こちらは大人向けよね??
2008.04.30
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またまた久しぶりになっちゃいましたが、ペンタブ画描いてみました~今回は人物画じゃなくて、珍しくお花にしましたなんとなく色鮮やかな絵が描きたいなぁ~と…。カゴがなんだか難しかったです(笑)ちょっぴり春っぽいでしょ
2008.04.29
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【アイ・アム・レジェンド】2012年、ニューヨーク。科学者のロバート・ネビルは3年前に起こった地球規模の災厄をくぐり抜け、この街で、おそらくは全世界で、ただひとり生き残った男。彼は、愛犬サムと無人の店舗で食料品や日用品を調達し、セントラルパークに畑を作って生き延びる日々。そして、自分以外の生存者を探して、毎日無線で呼びかけるものの、未だ生存者を見つけ出すことが出来ずにいた。それでも、人類を絶滅させた原因を取り除き、再生の道を探るため、たったひとりで奔走するロバートだったが…。 噂には聞いていたけど…やっぱりこれゾンビ映画だったのねあらすじだけ見ると「おっ壮大な人間ドラマか?SFか?」なんて勘違いしちゃいそうですけどれっきとしたゾンビ映画ですヨ(笑)苦手な方はご注意を。廃墟と化したNYを一台の車が猛スピードで走り抜ける。妻も子も失い、世界には自分と愛犬サムを除いて"まともな"生存者は誰1人いない…。そして夜がやってくる。。。同じゾンビ映画の「バイオハザード」に比べると映像はお粗末。ストーリーもかなり似てます。なんだかね、ゾンビがみんな同じ顔なの(笑)しかも、微妙に知性を持っている一面もあるから、あまり怖さは感じられないです。だからこそ、せめて主人公ネビルの心情を丁寧に表現してほしかったなぁどうしても主人公のなげやりな心情が目立って、葛藤やら恐怖やらが伝わってきませんでした。でもね、とにかく愛犬サムのエピソードにはウルッときます 賢くて愛らしいワンちゃんだけに。。。でも一緒に観ていたダーリンは…「やっぱり飼うなら警察犬だよね。ご主人を助けてくれるし。」なんてニコニコ。 …なんて非情な。 nanacoはそんな残酷な見方はできないわ!!(笑)まぁそこそこは楽しめましたがやっぱりバイオには敵わないですね原作(リチャード・マシスン)は名作のようなので、近いうちに読んでみることにしますもともとは「地球最後の男」っていうタイトルだったみたいです。内容も映画とは大分違うようなので期待できそうかなぁ。
2008.04.28
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【図書館危機】有川浩有川浩『図書館戦争』シリーズ最新刊!!図書館は誰がために―王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!―そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?そこで郁を待ち受けていたものは!?終始喧嘩腰でシリーズ第3弾、またまた推参。図書館シリーズ第3弾 「図書館危機」あっという間に読了です郁と堂上の甘甘っぷりにもさらに磨きがかかりました。でも、あと一歩!あと一歩なのに~ 何故にそこまでじらす、有川さん…(笑)信頼できる部下と上司の関係からもうちょっとだけ親密になった微妙な距離感。最終巻の「図書館革命」ではハッピーエンドで終わらせてくれるんでしょうね…さてさて、今回は色々な意味で成長した郁の姿を見ることができました。例えば派遣先の女子寮での陰湿なイジメ。現実でもこういうのって日常茶飯事なのよね。そんな嫌がらせにあった時の郁の行動には思わず拍手喝采 (笑)男の人にこそ、このくだりは読んでほしいなぁ。女の子は意外と大変なのよって図書館での痴漢のエピソードも面白かったです。どっからどう見ても美人の柴崎と、お洒落をすると意外とモデル並みな郁が痴漢の囮に思った通りの郁の痴漢撃退法と、相変わらずの柴崎の毒には思わずニヤリとしちゃいましたこのシリーズ、取り上げている問題は何気に深刻なのに重くなりすぎないのが良いですネ。次はとうとう最終巻「図書館革命」。郁と堂上、どーなることやら。。。柴崎と、有能なのに最近ちょっぴりボケてる手塚の関係も微妙に気になる気になる。 第1弾「図書館戦争」のレビューはこちら 第2弾「図書館内乱」のレビューはこちら
2008.04.27
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【ライオンハート】恩田陸いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。恩田作品の中でも数少ないラブストーリー「ライオンハート」はnanacoの大好きな1冊このタイトルは1978年に発売されたKate Bushのアルバム"Lionheart"から取られたそうですYouTubeで"Oh England My Lionheart"のPVが観られます。 とても素敵な曲です。。。 PVを観たい方は コチラ ある2人の男女は時空を超えて生まれ変わり、何度も何度も巡りあう決して結ばれることはない、ほんのちょっとだけの短い逢瀬。いつの時代も、2人はあるはずのない記憶を持ち、やがて再会の時を心待ちにするように。。。このお話、切なくて何度読んでも涙が止まりませんエドワードとエリザベス。2人はいつも若い男女というわけではないんですよね。時には青年と少女だったり、老紳士と若い女性だったりするんだけど、必ず相手を見つける。2人の再会が素晴らしすぎて、すぐに訪れる別れの瞬間はいつも絶望の淵に立たされます次はいつ会えるのか、次に生まれ変わったときも相手を見つけられるだろうか…と。生涯、再会の瞬間だけを夢みて生きていくのがあまりにも酷です。個人的には「エアハート嬢の到着」と「春」が好きです陰鬱な空の下での悲劇の再会と、雨上がりの虹の下での再会。や~ホントこの二つは感涙モノですよ。…バスの中ではとてもとても読めません(笑)ちなみにこの作品、各章に初めにカラーで絵画が載せられていますジャン・フランソワ・ミレーの「春」やアルフォンス・ミュシャの「イヴァンチッツェの思い出」など。その絵画に基づいてストーリーが作られているのは、「さすが恩田さん!」ですね。これからも何度も何度も読み返したい、とっても素敵な物語です
2008.04.26
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【ミミズクと夜の王】紅玉いづき魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。第13回電撃小説大賞受賞作ですなんだかライトノベルらしからぬ装丁。素敵ですよねぇ。ライトノベルがみんなこんな表紙だったら手に取りやすいんだけど(笑)前回の「塩の街」で懲りてますから。。。これは…ファンタジーなのかしら??すごくジャンル分けが難しい一言で言うと、妖しくて神秘的な雰囲気が漂うおとぎ話のような作品でした。額に焼印、手足に鎖を繋がれた少女が魔物の森を彷徨う場面から物語は始まります。大抵の人間なら決して足を踏み入れない恐ろしい森。自らをミミズクと名乗る少女は、そこで月のように美しい魔物の王に出会うことに…。何故少女はこんな場所に?魔物の王の正体とは??この作品はビックリするぐらい映像的なんですよね真っ暗な森を鎖をつけてふらふらと歩く少女や、凍てつくような美貌を持った夜の王、隣国の塔に訳あって閉じ込められている王子…まるで映画を観ているかのように頭に浮かびます。なんだか、この1冊だけで終わるには惜しいぐらいの世界観ですミミズクや美しき夜の王の秘められた過去についてはもっと掘り下げて欲しかった気もするし、聖騎士アン・デュークとその妻オリエッタの出会いのエピソードももっと読みたかったなぁ。。。この物語の根底にあるのは間違いなく"純愛"陳腐な言葉だけど、不思議とこの妖しい魅力漂う物語にはピタリとはまるんだよなぁ(笑)読み終えた後は「こんな愛の形もあるんだな…」、と泣き笑いしたいような気持ちになりました。ライトノベルだけあって文章も軽く、あっという間に読めちゃうので是非…これ、みんなの感想ってどーなんだろ。。。
2008.04.24
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ずっと前にどなたかのブログで「なるほどなぁ…」と感心したお話があります先ほどPC内を整理していたら、保存していたものが出てきました。それはこんなお話 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。 それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたいの」と尋ねた。すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。 旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、 漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。 「それじゃぁ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、 漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。 戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシェスタ(昼寝)して。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって・・・・・ああ、これでもう一日終わりだね」 すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。 「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。 いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。 お金が貯まったら大きな漁船を買う。 そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 その儲けで漁船を二隻、三隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。 そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産加工工場を建てて、そこに魚を入れる。 そのころにはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティーに引越し、 それからロサンゼルス、さらにはニューヨークへと進出していくだろう。 きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」 漁師は尋ねた。 「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」 「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」 「それからどうなるの」 「それから?そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、 「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」 「それで?」 「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシェスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたってすごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」どうですか??なんだか考えさせられるものがありますよねぇ私はこの話を聞いたとき、ちょうど証券会社の顧客対応の仕事をしていました。毎日毎日クレームばかりでとにかく落ち込み、鬱状態になりかけていたとき。。。お給料はすごく良かったけど、とにかく毎日が苦しいそんな時にこのお話がとっても、とっても助けになったんです。短い人生において何が一番大切か、このお話のおかげで分かった気がします。今でもこのお話を教えていただいた方にとても感謝しています
2008.04.22
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【あやし】宮部みゆき美しいお千代を妬み、神社の梅の木に大凶のおみくじを結びつけながら、その凶運を願うおえん。実際にお千代が不幸な死に方をして…(「梅の雨降る」)。お義母さまにとりついていた鬼は、穢れの化身だった。近づく者は、自分の邪な心をその鬼に見る。ところが、わたしには見えなかった…(「安達家の鬼」)。ほかに、「居眼り心中」「影牢」「布団部屋」「女の首」「時雨鬼」「灰神楽」「蜆塚」の計九編。この間読んだ宮部さんの「あかんべえ」が面白かったので、引き続き時代物に挑戦デス 「あかんべえ」のレビューはこちら江戸を舞台にした怪談短編集。表紙の絵がなかなか良い味出してますよね「あかんべえ」がほんわかとあたたかさを残した作品だったのに比べると、「あやし」は人の悪意や恐ろしさがむき出しになった、ホラー色の強い作品に仕上がっています。一番好みだったのは「安達家の鬼」。心に穢れを持っている人には恐ろしい形相の鬼の姿が見えるという…よく海外のファンタジー小説に「心を映す鏡」なんていうのが出てくるけど、そんな感じかな??恐ろしさと同時に、どことなく物悲しい余韻を残した作品でもありました。。。「影牢」や「女の首」は読んでいると思わずゾクリと鳥肌が…結局のところ、一番恐ろしいのは人間の嫉妬、憎しみ、欲望なのよねぇ幽霊や鬼っていうのは、この時代の人達にとって人間のドロドロした醜い部分が形を変えた存在。海外のホラー小説では見られない、日本ならではの概念ですよね。たまにはこういうおどろおどろしい作品も良いですね 夏の夜にはピッタリかも。
2008.04.21
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【南の島の魔法の話】安房直子電灯が消えてまっくら闇の中におかれた青年が、ろうそくの妖精の声にさそわれて翻訳中の美しくふしぎな物語の世界に入っていく「南の島の魔法の話」、愛の悲哀を抒情約に展開した日本児童文学者協会新人賞作「さんしょっ子」や、「鳥」「きつねの窓」など、鋭い洞察力と鮮やかなイメージで人生の真実をえがいたファンタジー童話十二編を収録。初版が刊行されたのはなんと1980年随分昔の本ですが、去年新装版が出ていたので思わず購入してしまいました幻想的でちょっと不思議なお話ばかりを集めた短編集です。特にnanacoの好みだったのはこちら 「南の島の魔法の話」ある台風の日、暗がりの中で翻訳の仕事をコツコツとこなしていた青年。激しい雨風でとうとう家の灯りも消え、真っ暗闇の中を手探りに歩いていくうちに…いつの間にか本の世界に入り込んでしまった者の話。 「夕日の国」父の手伝いでショーウィンドウの飾りつけをしていた僕の前の現れたのはある一人の少女。彼女はオレンジ色の液体を縄跳びに振り掛けて飛ぶと、夕日の国が見えてくると言うのです。縄跳びを飛んだ僕の目にも、遥か彼方の砂漠の情景が見えてきて… 「きつねの窓」いつもの山道を歩いていた若者は、ふと自分が見知らぬ土地に立っているのに気付きます。それは見渡す限り青い、青い、桔梗の花畑。そこで彼は"そめもの、ききょう屋"という店がポツンと佇んでいるのを見つけ… 「だれも知らない時間」時間を持て余している長生きのカメと、貧乏でいくら時間があっても足りない良太。良太は酒をカメにあげる代わりに、毎日真夜中の12時から、1時間だけ余分な時間をもらうことに。誰も入ってこれないはずのその時間に、良太の元にある一人の少女が訪ねてきます。上で紹介したのはごく一部の作品です物悲しさを帯びた作品もあれば、心に灯りがともったようにほんわかする作品もあり。。。どの作品にも共通するのは、その鮮やかな色合いが目に浮かんでくること真っ青な桔梗の花畑、砂漠を染めるオレンジ色に輝く夕日、青々と茂る新緑の木々の香り…幻想的な安房ワールドをたっぷり堪能できた作品でした~
2008.04.19
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【しゃばけ読本】畠中恵/柴田ゆう畠中・柴田コンビが初めて明かす秘話や創作講義、人気キャラたちの知られざる素顔を徹底紹介―。待望のナビゲートブック。「しゃばけ」を読んでいなくても十分楽しめる、ガイドブック的な本ですむしろこの本から興味を持つ人も多いのかも…ドラマ版「しゃばけ」で主演を務めたNEWSの手越君のインタビューなんかもありました私はドラマの方は、当時原作を読んでいなかったのでほんのちょっとしか観なかったんだけど…DVD化された暁には必ずまとめて観ようと思ってます。個人的には小説未収録のイラストが嬉しかった~「しゃばけ」って物語の内容はもちろんだけど、柴田ゆうさんのイラストが楽しみでもあるのよねぇ全体的にカラーページが多くて見やすいし、大好きな鳴家のイラストも沢山あるし、内容的にもデザイン的にも大満足の1冊でした~
2008.04.17
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【図書館内乱】有川浩相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る行政戦隊図書レンジャー!いろんな意味でやきもき度絶好調の『図書館戦争』シリーズ第2弾、ここに推参!――図書館の明日はどっちだ!? 最近ハマりにハマっている「図書館」シリーズ第2弾や…やばいぞー これは面白すぎる…(笑)nanaco的には前作「図書館戦争」よりも大分好みです前作は、本が制限されるようになった背景や図書隊の設立についての説明が多かったんだけど…今回は主要な登場人物1人1人にスポットを当てているせいかしら徐々に主人公・郁をとりまく人間関係が浮き彫りになってきて、物語が俄然面白くなりました美人だけど超毒舌の柴崎が持つ隠された過去と葛藤、郁のライバル手塚とその兄の間の確執、穏やかな小牧教官と耳の不自由な美少女の微妙な距離感ただでさえ個性ありまくりのキャラ達の深みがさらに増してきました郁の査問会の場面ではドキドキハラハラしながら「郁、やっちまえ~!!」と応援したり、郁と堂上のやりとりで思わずニヤけてしまったり…と10代の少女のような気分だわ(笑)こんなにも読者を夢中にさせる有川パワーは本当にすごいですねぇラストに近づくにつれて嫌な予感がしていたんだけど…やっぱりこんな良い所で終わるわけね。罪作りな作家さんだわ。。。フフン。もう第3弾の「図書館危機」は既に購入済みだから続けて読むぞ~ 第1弾「図書館戦争」のレビューはこちら
2008.04.16
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【キングダム 見えざる敵】サウジアラビアの首都リヤドの外国人居住区で自爆テロが発生した。300人以上の犠牲者の中にはFBI捜査官も含まれていた。アメリカで同僚の悲報を受けたFBI捜査官フルーリーは首謀者がアルカイダと関係あるアブ・ハムザと推察、現地捜査を願い出る。だが穏便な解決を求める両国はその希望を却下した。やがて独自の方法で、たった5日の捜査機関を奪取した彼は、法医学調査官のメイズ、爆発物専門家のサイクス、情報分析官のレビットを連れ、彼らにとって総てが禁断とされる王国<キングダム>に潜入した!世界中の思惑が複雑に絡み合うサウジアラビア。彼らの命もまた、入国の瞬間から危険に晒されていた…!!あまりにも重いテーマを扱っているので、"面白い""面白くない"かで一言には片付けられません。ハリウッド映画なので、もちろんアメリカの主観は入りまくりでも、深くはないけれどイスラム教やサウジ側に対する敬意や理解も若干は見受けられました。それだけでも少しは成長したのかな??冒頭のテロシーンや戦闘シーンはあまりにリアルでむごくて、鳥肌が立ったぐらいです所詮は作り物だとは頭で理解していても、どうしても直視ができない。。。私達はなんの不自由もなく日本で安穏と暮らしているけれど、世界には毎日生きるか死ぬかの生活を強いられている人々もいる。今更ながら衝撃でした。4人のFBI捜査官がサウジに調査に向かうのは、同僚を殺された怒りと悲しみから。当人達の立場で考えると、もちろんその気持ちは理解できなくもないし、当然だろうとは思う。でもサウジに復讐することは、結局のところテロリストと同じになっちゃうのよね。皮肉なことに。テロはもちろん憎むべきものだし、罪のない人々を巻き込むこと自体があまりにも理不尽。でもサウジにはサウジの主張があるし、アメリカにはアメリカの主張がある。感情移入して"酷い""痛ましい"と思うこと自体がおこがましいことなのかもしれないですけど…日々安全な生活を保障されている私達には、決して当人達の気持ちが分かるはずもないですから。結局はこの映画アメリカのご都合主義で終わるのかしら??と思いきやラストの登場人物2人の言葉に監督のメッセージが伺えて、ちょっと見直しました。戦争の空しさと、出口が見えない憎しみの連鎖。久々に考えさせられる映画でした。世界では現実にこんな悲惨な出来事が起こってるのに、私はこんなことしてていいのか?どうにもできないのは分かってるのに、なんだかやるせなさと焦りを感じてしまいます。。。
2008.04.15
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有川浩さん原作の「図書館戦争」がコミックで出ていました~原作もすご~く面白かったのですが、こちらも負けていませんヨ小説を漫画化する時によくあるような、長ったらしい説明文がないのですぐに入り込めました。登場人物のセリフやストーリー展開も原作に忠実なのでホントおすすめですよん。とにかく… 堂上がカッコイイ。郁がカワイイ。自分の中でのキャラクターのイメージを崩さなかったので一安心です(笑)原作を読んでいなくても十分楽しめるので、是非是非読んでみてくださいな~いや~惚れますよ、、、堂上。「図書館戦争」の詳しい内容については こちら
2008.04.14
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【幸せのレシピ】マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は、ある日、姉を交通事故で失い、残された姪のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることに。一方、仕事場には、ケイトとは正反対の性格の陽気な副料理長ニック(アーロン・エッカート)が新たに雇われる。ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッドリメイク版です ドイツ版オリジナルはこちら オリジナル版がとても好きだったので、これがキャサリン主演でリメイクなら観るしかないこの作品、めちゃめちゃオリジナルに忠実に作られているんですねぇ。セリフや挿入されている曲まで一緒でしたよん細かい演出やラストの展開なんかは違いましたけど、私はこちらのほうが好きかもNYマンハッタンの超高級レストランの料理長を務めるケイト。料理の腕前は認められているものの、頑固でプライドが高く、同僚達からも辟易されている女性。ケイトは姉を事故で亡くし、母親を失って悲嘆に暮れているゾーイを引き取ることになります。姪との距離感のある関係を続ける中、職場にある陽気な副料理長ニックが入ってくることに。。。あら?ゾーイ役の女の子、「リトル・ミス・サンシャイン」のオリーブじゃない。痩せて可愛くなってたから最初気付かなかった~ (笑)同じ料理を作っていても、頑なな性格でいつもピリピリしているケイトの料理より、オペラを流していつも陽気に歌っているニックの作る料理のほうが、なんだか美味しそう観ていると思わずバジルを散らしたパスタやピザを食べたくなってしまいますヨケイトが初めは疎みながらも、だんだんとニックの陽気さに惹かれていく様子が良いです。こんなに優しくて素敵な男性がいたら、そりゃぁいくら頑固な女でも恋に落ちちゃうわ…ラストもとっても爽やかで後味の良い映画。日曜日の午後なんかに、パスタを食べながら是非観て欲しい作品です
2008.04.13
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【グイン・サーガ120巻 旅立つマリニア】栗本薫ケイロニアからの使節が到着し、クリスタルはその歓迎のあわただしさに包まれていた。しかしマリウスは、自らの去就を決めあぐね、パロ側でもその存在をもてあましていた。一方、催眠治療の結果、グインの記憶は古代機械に深く関係していることが明らかになり、グインを古代機械のもとへ連れて行ったところ、一度封印された機械がよみがえり、彼の体を光線で覆い、ついにその記憶を失踪以前のものに「修正」してしまった。待ってました~~~グインの新刊ですケイロニアとパロとの友好関係、フロリー親子の旅立ち…アモン戦以来の混乱がひとまずは終息し、あるべきところに収まったという感じかななんとも穏やかな巻でしたが、今後の激動を伺わせるようなキーワードも。。。ミロク教徒。もともとはかの怪しげな国キタイ発祥ってのがなんだかねぇ~グインにとってはもはや存在自体が悪夢に近いヤンダル・ゾックが一枚噛んでたりするのかも。ミロク教徒の聖地【ヤガ】も、理想郷というよりはかなり胡散臭い場所のような…実際これでキタイが絡んでくるとなると、ヤガを舞台にした物語はかなり面白くなるだろうなぁ。そんなヤガでスーティが大活躍するような気がしてならない…というかそうなって欲しい(笑)それにしてもスーティはどんな青年に成長するのでしょうミロク教徒の慎ましやかな母と、今や殺戮王となってしまった父の間に生まれたスーティ。スーティの大ファンのnanacoは逞しく成長した彼の姿を何としてでも見てみたいデス。そういえば、リンダとハゾスってピッタリだと思ってたけど…そういえばハゾスって妻子持ちだったんだっけ(笑)残念。栗本さんの容態も、手術が成功したようでひとまずは安心ですあとがきで「あと五年しか余命がないにしても20冊は書ける」ということを仰っていましたが…栗本さん、無理をしなくても良いのでまずは身体を労わって、健康第一に考えて下さい。そして、超スローペースでも構わないので、必ずグインを完結させて欲しいなぁ。。。
2008.04.12
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今日もみなさんお疲れさまでした長い長い一週間が終わり、やっと一息ついてます。この金曜日の夜は、飲みに行かないで家で好きなことやってるのが一番ねぇふと来月5月の新刊をチェックしていたら… こりゃすごい大好きな作品がたっくさん文庫化されますまずは恩田陸さん3冊。3冊とも恩田作品の数少ない未読本だから嬉しい~ 酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記(恩田陸) 5/15発売 蒲公英草紙 常野物語(恩田陸) 5/20発売 (←危ない!まさに今日買うとこだったぞw) 小説以外(恩田陸) 5/28発売大好きな辻村さんの二作目この調子でどんどん辻村作品が文庫化されるといいですねぇ。ノベルスって大きくて読みづらいから、文庫化は大歓迎。 子どもたちは夜と遊ぶ(辻村深月) 5/15発売レビューは こちら これまた大好きな作品。日本ホラー小説大賞受賞作。デビュー作がやっとこさ文庫化されるみたいです 夜市(恒川光太郎) 5/24発売まだレビューを書いていないこともあるので、再読決定そ…そして。 なんとnanacoの永久保存版までもが文庫化(笑) 銀の犬(光原百合) 5/15発売この作品に対するnanacoの情熱を見たい方は。。。 こちら 来月の出費もなかなかのもんだわ。。。(笑)
2008.04.11
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【バベル島】若竹七海イギリス・ウェールズ北西部・彼の地の伯爵は長年「バベルの塔」建設に取り憑かれていた。六十年の歳月をかけて完成した日、悪夢の惨劇が―(表題作)。残業の夜、男は急停止したエレベーターに閉じこめられてしまう。中にはもう一人、髪の長い女が。そのビルには幽霊が出るという噂があって…(「上下する地獄」)。鮮やかなプロットが光る単行本未収録作十一編。若竹さんは違う作家の作品の解説なんかでよく登場するので、名前は知っていたんですが…ご本人の作品を読むのは実は初めてです初めて読むのがこの作品でよかったのかしら…日常の中に潜む恐怖を描いた短編集。一言に「恐怖」といっても、人間の悪意や超常現象など様々な恐ろしさが描かれています。「上下する地獄」や「回来」は思わず背筋がゾクリと寒くなります夜中に一人、エレベーターや車に乗るのがちょっと怖くなりそうだわ。。。(笑)一番好みだったのは表題作「バベル島」ですブリューゲルの描いた"バベルの塔"は誰もが今までに必ず一度は目にしているハズですよね。ブリューゲルの絵は こちら イギリス・ウェールズ北西部で「バベルの島」建設に取り付かれた伯爵とそこで起きた惨劇の話。ボランティアとしてこの島を訪れた大学生の一樹と、60年前に同じ場所を訪れた曽祖父。2人の書いた日記を元に、物語は進んでいきます。どれもゾクッとする話が多いんだけど、微妙に怖さ加減が中途半端な気が中盤までは怖さを盛り上げておいて…ラストは"読者のご想像にお任せします"みたいな。本格的なホラーって感じじゃないのよねぇ。設定は面白いのにもったいないなぁ。
2008.04.10
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【夏の名残りの薔薇】恩田陸沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か?まず宣言しておきます。nanacoは恩田さんの大・大・大ファンなんですが…この作品はどうも自分には合わなかったようですこの作品は「第一変奏」から「第六変奏」まで6つの章から構成されていますそれぞれの章の終わりでは必ず殺人事件が起こるんだけど、次の章では前の章で殺された人物は存在していて、最後には別の登場人物が死んでしまいます。だから、今読んでいる物語が現実なのか夢なのか分からなくなってくるんですよねこの境目がだんだん曖昧になってきて…読んでいる自分の記憶さえも改竄されているような気に。まぁ恩田さんはまさにこれを狙ったのかもしれないですけど…(笑)雰囲気的には「木曜組曲」のような感じかも。 (そういや、私これも苦手だったなぁ…笑) どうもこの作品を好きになれなかった一番の理由は登場人物にありそうです美貌の姉弟という設定は良いんだけど、なんとこの2人…人には言えない仲なの(笑)しかも2人とも家庭持ちのうえに、姉はさらに別の不倫関係にも手を出し…ううむ、恩田作品にしてはかなりヘビーな内容だわところで…皆さんは知ってるかなこの作品「去年マリエンバートで」という映画の引用文がところどころに挿入されています。私は観たことがないんですが、この引用文がなんともちぐはぐな感じ…。確かに耽美的な雰囲気を高めるのには合ってるのかなぁ。
2008.04.08
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【彩雲国物語 黄金の約束】雪乃紗衣彩雲国に暑い夏がやってきた。朝廷の諸官は夏バテと超過勤務で次々とダウン。人手不足を補うため、貧乏街道爆走中の名門紅家のお嬢様・秀麗に助っ人要員のお呼びがかかる。だが外朝は女人禁制、それに春先に求愛を蹴って後宮を辞した手前、城内をウロウロして王様にばったり会ってしまうのもマズイ。仕方なく変装(!?)し、こっそり仕事を始めた秀麗だったが―。彩雲国物語第2弾ですこのシリーズ、超面白い!という噂を聞いて読み始めたのがつい先日。や~見事にハマってしまいましたね…(笑)美形揃いのこの物語にはまさにnanacoのツボです。この物語は軽~く読めるのはもちろん魅力的なんだけど、思いの外しっかりした作品なんです相変わらずこのカラフルな表紙には怖気づいちゃうけどね。。。今回主人公・秀麗は女であることを隠して外朝に勤めることに。この秀麗の仕事に対する勤勉さは本当に見習いたいわ今の私の状況って秀麗の置かれている立場と比べると、随分と恵まれてるなぁ「女性は国試を受けられない」という大きな壁。秀麗にとって努力以前の問題ですものね。毎日ブツクサ言いながら嫌々仕事をしている自分がちょっと情けなくなっちゃった(笑)そんな秀麗の為に王・劉輝が考えたのは"女人も国試を受けられるようにする"こと。これによって秀麗にもずっと追い求めてきた官吏への道が開けることになります彼女ならきっと正義感あふれる、温かく有能な官吏になってくれることでしょう…にしても皮肉なものですねぇ劉輝は秀麗を自分のそばにおいておきたい、彼女の望みを叶えたいと思って考案したことなのに。後から事の重大さに気がつくとは、さすが天然ボケ王です。。。こんな主上だから、思わず2人の恋路を応援したくなってしまいますね(笑) 彩雲国物語第1弾「はじまりの風は紅く」のレビューは こちら
2008.04.06
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【桃夭記】井上祐美子博陵郡王の屋敷で怪異が頻発する。桃の木のたたりと断じる道士の騙りを見破り、眠りから醒めなくなった娘を救うのは、式神を操る青年・陶周明。はたして彼の正体は?(表題作)他に、孤独な少年帝に忠誠をつくす虎、竜王の甕が見せる夢幻、墨に命を賭けた名匠を描いた、心ゆさぶる幻想的な珠玉の短篇を収録。中国傑作小説集。ずっとずっと読みたかった作品ですもうネットでも書店でも手に入らなかったので、古本屋で探してみようかと思っていた矢先…な…なんと新装版で発売されているじゃありませんか~!!個人的には昔の装丁のほうが中国らしくて好きですけど。。。(写真右)いや~満足満足中国を舞台にした作品って、一見とっつきにくそうに見えるんですけどね…不思議なお話ばかりを集めた伝奇小説のような感じなのであっという間に引き込まれちゃいました。この作品には4つの短編が収められています表題作「桃夭記」が一番好みでしたある屋敷で夜な夜な怪異が生じ、そこに住む娘は眠りから醒めぬようになってしまう。娘を助けるのは、自らを陶周明と名乗る人間離れした力を持つ謎の青年…。読んでいるうちに、桃の花の甘~い香りが漂ってきそうな作品です陶周明の飄々とした、どこか厭世的な人柄もとっても魅力的。最高に良い読後感ですよんその他に「迷宮譚」という作品も個人的にはかなり面白かったです商売敵の洪孝先が亡くなり、杭州にある彼の広大な屋敷を見にきた日本人の「私」。そこに今住んでいるのはある一人の青年と、素晴らしい美貌を持つ少女。「私」は女の子を養子にしたいと思うが、その屋敷には化け物が出るという噂があり…。この夢と現実の区別がつかなくなるという世界観は大好きです実は、私もこの経験があります。。。起きても起きても夢の中。物語にすると面白いけれど、実際夢を見ている本人にとってはたまったもんじゃないですね(笑)どれも心地良い読後感で、この季節にぴったりの作品でした~
2008.04.04
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【パンズ・ラビリンス】再婚した母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をとる冷酷な義父のもとへとやって来た空想好きの少女は、やがて残酷な現実世界から逃避し森の中の不思議な迷宮へと迷い込んでいくが…。イマジネーションあふれるヴィジュアルと深いテーマ性が高く評価され、アカデミー賞3部門受賞をはじめ、数々の映画賞を席巻した話題作。ちょっとこの映画… めちゃめちゃ怖いんですけど。 「ダークファンタジーとはいえ、所詮"ファンタジー"でしょ」と高をくくって観始めたのですが。。。かな~りダークな世界観で、ちょっと目を背けたくなっちゃった。現実世界はフランコ独裁政権がスペイン中を覆いつくしていた暗黒時代 そして主人公オフェリアが逃げ込んだもう一つの世界は魅惑的でグロテスクな妖精の世界。ファシズムの残虐さがあまりにリアルに描かれていて、目を覆いたくなったのは確かなんだけど、それ以上に地下の妖精王国の容赦ない美しさと恐ろしさといったら…それでも現実世界で傷ついた少女には地下世界のほうが魅力的に感じられたのでしょう自分が地下世界の王女であると不気味な半人半獣のパンに告げられたオフェリアは、王女の座に戻る為に3つの試練を与えられることになります。1つ目の試練。うむ、だんだん面白い冒険になってきたぞ…と思っていたら。2つ目の試練。ひぇ~!!怖すぎですから~ これホラーじゃない?(笑)3つ目の試練。オフェリアの勇気と愛に何気に感動確かにおとぎ話のようなストーリーではあるんだけど、何ってビジュアルが怖いの。。。"本当は怖いグリム童話"みたいな雰囲気かしら。全体的にちょっとグロい映像が多いので子供にはオススメできませんが… (実際PG-12指定ですヨ) でも現実世界の重々しい暗さと、地下世界の色鮮やかな美しさの対比がとても印象的な作品。オフェリアの行った地下世界をどのように見るか…。現実派のダーリンと妄想癖のnanacoの間では当然のように意見が分かれた作品でした(笑)
2008.04.02
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