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2024年05月26日
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長者地区の霊園として機能している長者山。大慈寺や南宗寺、祇園宮八坂神社など、多数の神社仏閣がひしめくこの山の頂上に、長者山新羅神社はあります。祇園宮八坂神社の直ぐ脇の道を進めば車でもアクセスできますが、どうせなので近くに車を停めて山中を歩いてみました。


長者山新羅神社


おそらくこの鳥居が表参道の鳥居です。ここを進むと右側に宮司宅、稲荷社、小祠、御神木?などがあります。階段は見た目よりも緩やかで、登りやすかったです。



大山祇と宇賀母智神の小祠。山の神と穀物・畜産の神ですかね。



宮司宅前の巨木。見上げるほどに大きいです。



一度下って違う参道を見てみましょう。住宅地の方から神社に至るルートもありました。



昔の石段の跡なのか、坂道に大きな石がゴロゴロ転がっています。ここを上り切った所にも、鳥居の台座跡が有ったので、昔はここも参道として機能していたんだと思います。



長者山桜山招魂社です。救国の英霊たちが眠っています。



説明書き



御由緒


昭和27年(1952年)4月に日本が独立したのを機に、南部勤皇五世公を始め、日清日露戦没、満州支那事変、第二次世界大戦の戦没者英霊3026柱を奉斎して、御遺族と愛国の有志の賛助で建立され、昭和28年(1953年)5月3日、第一回慰霊祭が盛大に斎行されて以来、毎年5月3日を祭日として慰霊祭が執り行われている。
往古は、長者山を桜山と称したので、大和心を象徴する桜をとり桜山神社としたのが、この度、祭神の周知化を期し、長者山桜山招魂社と改名した。

昭和62年5月3日
長者山桜山招魂社 八戸市英霊にこたえる会

包丁塚です。長く大事に使われてきた包丁を供養するための物なんですかね。僕も自分の包丁を大事に使い続けたい・・・。



おとぎの桜だそうです。桜の木にしては結構な大きさです。春に来れば良かったよ・・・また来年見に来ます。



そしてこの長者山も義経北行伝説の舞台になっています。



伝説義経北行コース
長者山
悲劇の名将と世にうたわれた源九朗判官義経は、兄の頼朝に追われ、文治5年(1189年4月)、平泉の高館において三十一歳を一期として自刃したが、短くも華麗だったその生涯を想い後世の人々は”義経はその一年前にひそかに平泉を脱し、北をめざして旅に出た”という伝説を作りあげたのである。世にいう「判官びいき」であろう。
当地方に伝えられている伝説によれば、平泉にいた義経に命令された板橋長治と喜三太が義経の居所をこしらえようと柴を回し、木を植えみだりに人が入らないようにした地と伝えられており、昔は長治山と呼ばれていたといわれている。それを今では長者山と呼んでいる。

では、拝殿へ向かいましょう。参道はすごくきれいです。



手水です。消毒液に置き換わっていました。



拝殿です。屋根に見えるのは武田の四菱でしょうか?南部家と所縁があることが分かりますね。木の細工なども精巧で見ごたえがあります。このところ観音堂型の社ばかり見ていたので、こうした形の神社を久しぶりに見て、すごく新鮮に感じました!





御由緒
江戸時代、延宝6年(西暦1678年)八戸南部2代目藩主直政公が、藩主の守護と領内の五穀豊穣・万民安穏・無病息災の祈願所として長者山の山上に神社を創建、社号を三社堂または虚空蔵堂と称し、歴代藩主の崇敬最も篤い藩直轄の総鎮守である。
元禄7年(1694)三社堂を改築、更に文政10年(1827)8代藩主信真公が再改築して現社殿と同時に「桜の馬場」を開設、打毬の奉納も創設され、例祭日には「加賀美流附伝騎馬打毬」を今日まで奉納されている。
明治14年(1880)には、天皇御巡幸の砌、天覧の栄に浴している。

また、明治14年より「えんぶり」行列である当社相殿神稲荷大神の神輿渡御式が執行されてきた。 現行の2月17日になったのは、明治42年(1908)旧暦廃止に当たり、伊勢神宮の祈念祭の奉弊日に合わせた。

明治2年(1868)神社制度確立により、社号を新羅神社と改め、更に昭和51年に長者山新羅神社と改称した。
​​ 長者山新羅神社 / 歴史概略 ​ より抜粋

長者山の額



本堂




本堂の裏にはたくさんの稲荷が・・・。



こちらの祠は参道が折れた枝で塞がれています。



これだけ狛犬が置いてあったので、稲荷以外の何かの祠だと思うんですが・・・特定はできませんでした。



斜めから。
長者山新羅神社は、南部家の遠祖である 甲斐武田氏の祖源義光 南部家の開祖である南部光行は源義光の四代後の裔らしく、そこからさらに一戸氏・八戸氏などに枝分かれしていったようです。だんだんと南部家のことが分かってきましたね!八戸南部氏にとっては大先祖を祀る、そんな神社でした



今回貰った御朱印です。



長者山にある他の神社仏閣については、下のリンクからどうぞ!これらの神社仏閣は山中の道でつながっていて、互いに行き来可能です。

・八戸市:祇園宮八坂神社 疫病鎮消の願いを託される神社

​・九番札所:福聚山大慈寺観音堂 素晴らしい山門が有る観音堂

​・十一番札所:南宗寺横枕観音 八戸の荒武者供眠る霊山の寺

以上です。






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最終更新日  2024年08月24日 23時29分12秒
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