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「一つになることができなかった自分の兄弟たちを一つにするために、……自分が代わりに孝子の道を行き、果たせなかったすべてのことを、自分が死んで体と霊のすべてをささげてこれを初願成就させようとしたのが、孝進お兄さんが行った道です。」
結局、2008年12月24日にお父様が亨進様に対し 「文顯進を中心に一つになれ」 (139ページ)と語られた根拠は、家庭連合に対する反対派ジャーナリストの石井謙一郎氏が書いた記事 「これからすべての摂理は、長兄である顯進氏が中心になっていく」 を引用したものであり、お父様のみ言ではなく、み言に根拠もありません。
『統一教会の分裂』135ページでは、2008年12月24日のクリスマスイブの晩餐会で、お父様は 「文顯進中心の兄弟間の秩序と摂理の進路を明確にしたという。特に新しい聖殿と祖国光復の意義を強調し、文顯進を中心に左右に文國進と文亨進を立てて、天福宮建設基金2百億ウォンを文顯進-文國進-文亨進の順に下賜しながら、創始者が持っている全てを相続し、世界万民と後世に創始者を代身して分け与えることができる伝統を守る先祖になるよう促した」 と述べたとあります。しかし、マルスム選集を見ると、お父様は天福宮建設基金を下賜されながら、次のように語っておられます。
「兄を中心として (天福宮建設基金を) 与えるのです。顯進が真ん中に立ちなさい。國進は左側に立ちなさい。亨進は あなたが全体 (新しい聖殿) に責任を持つ ので右側に立ちなさい」 (『マルスム選集』604-200~201。2008年12月24日)
このように、お父様は亨進様に対し、新しい聖殿建設について 「 あなたが 全体に責任を持つ」 と語られ、「天福宮建設基金」を下賜されたのです。さらに、「新しい聖殿と祖国光復」に対する摂理の進路と兄弟間の秩序については、次のように語っておられます。
「神様を中心に、その次にアダムを中心に亨進です。 亨進は右側に立ちましたが、 先生
と対称
になっており、あなたたち(顯進・國進)は お母様を中心に対称
になっていますが、歩く時はどうでしょうか?左足は右腕に合わせ、右足は左腕に合わせるのです。このように 歩くのと同じように生きられる新しい目的地を探すためには、このように 入れ替わらなければならない
のです。新しい聖殿と新しい祖国光復です。祖国光復を成すにおいて聖殿を中心に成すのです」
(『マルスム選集』604-202)
お父様は、亨進様は お父様と対称
に、顯進様と國進様は お母様を中心に対称
になってい
ると語っておられます。それは、歩くときの足と腕の関係のように、右足のお父様と左腕の亨進様とが歩調を合わせ、左足のお母様と右腕の顯進様・国進様が歩調を合わせて、新しい目的地を探すために、入れ替わらなければならないと語られ、亨進様をお父様から向かって左側に立たせました。そのように、兄弟間の秩序を明確にしておられます。【図を参照】
この秩序は、2008年4月6日、第49回「真の父母の日」に、ハワイにおいて「真の母およびアベル・カイン一体化の特別式」を挙行されたときと同じ立ち位置です。すなわち真のお母様を真ん中に顯進様、國進様を両脇に立てられ、互いに手を繋ぐように指示されました。
このように、霊界では孝進様と興進様、地上では2008年12月24日に兄弟間の秩序を明確にされておられた。2008年、父母様が描かれた真の家庭はこうであった。2008年4月6日のお母様を中心としての顕進様と國進様との関係がそのままになっていた。
ところが、その両手両足のバランスが崩れてしまったのがこんにちの混乱を引き起こしているようにも思われる。蕩減復帰原則から逆の経路を辿ってということは、原理を知った私たち祝福家庭には理解できるはずだ。ノアのときは「ハム」が父の裸体を恥ずかしく思ったことが罪となったという話もある。
ここでも、原理講論というものは不思議なもので、この真の家庭の混乱の予言も半世紀も前からなされていたようだ。『歴史は繰り返す』というが、復帰原理からのもでありそれが収拾されれば終わりである。
後編4章の「 (2) 宗教史と経済史と政治史との相互関係
」(P.493~)ほかを見れば、宗教と科学(経済)の発展過程が違うためにこれまで衝突を引き起こしてきた。その中を取り持ってきたのが政治であった、という。こんにちはというとサンクチュアリ教会(宗教)とUCI(経済)といったところか……
さて、冒頭の「長子・孝進様がアベル 次子・興進様がカイン」の話に戻ろう。
これは1985年8月16日、「一勝日」でのお父様のみ言に回答があった。これも当ブログで紹介していたものであった。詳細は少し長いので以下をクリックしてご覧願いたい。
世界的蕩減期間を越えて
……
このような時は、統一家にとって精誠を尽くさなくてはならない、とても貴重な時です。しかも、四十年を越えて迎えるこの時に、先生を中心にした世界史的カインの長子圏を立てなければなりません。かつてのカインは、サタンが讒訴することのできるカインですが、今、ここで神と一つになることのできる長子圏を立てなくてはならないというのです。長子圏は先生の家庭で立てなくてはならないというのです。 先生の家庭には聖進兄さんがおり、喜進君がおり、孝進君がいます。その中で三代目の息子にあたるのが孝進君です。孝進君にとって、聖進君は兄さんにあたりますが、聖進君が生まれた時は、摂理を成功させることができませんでした。
次に生まれた喜進さんは、伝道に行く途中で汽車によって客死したのです。これに関連して、韓国統一教会の劉協会長が亡くなりました。劉協会長の三位基台では金元弼が一の立場であり、二番目が劉協会長なのです。 二番目がいつも問題だというのです。これらの因縁が外的に蕩減されなかったために、私の家庭に潜入して来ました。それが完全に蕩減されなかったために、直系の父母様から生まれた二番目の息子興進様が逝ったのです。 そうすることによって、この位置にいる喜進も連結し、劉協会長も連結し、イエス様も連結して、天上世界と地上世界が連結することのできる橋を高めているのです。
そのような理由で、私がお母様に言ってきたことは、私たちの家庭が受けなければならないすべての蕩減は、皆通過しなくてはならないというのです。そのような意味で、悲しいことがあったにしても、絶対に天を怨んではいけないというのです。天を怨むのではなく、我々が責任を果たせなかったことを反省して、自らの不足を責め、悲しい出来事を甘受しなくてはならないのです。
私がいつもお母さんに言っているように、私が天の前に間違っているならば、その代価は子女を通して受けるのです。それは天理がそのようになっているからです。子女を通して蕩減しなくてはなりません。万一、間違ったことをしたならば、その子女が必ず悔い改めて倍価の努力をしなければならない立場になるのです。その間違ったことを知りながら、過ぎた日の父母様に与えたすべての心の痛みとか、食口たちに被害を与えた過去のすべてを反省して、深く悔い改めなくてはなりません。
長子の使命
このような観点から、もし孝進君にそのような過ぎ去った日々があるとすれば、それによって天の前に帰って、過去を完全に切ってしまい、アベル (弟・興進様) のような立場て忠臣・孝子となる彼らの前に立って悔い改めた後に、そのアベルのような孝子や忠臣以上に努力するというような立場に立つならば、そこから初めて、今まで述べてきた長子圏の出現が孝進君を通して成るようになるのです。
聖婚式 (子羊の婚宴) を挙げた真の父母の息子が、本来の長子の座に立つことができるということです。そのような観点から、伝授式が行われなければならないのです。
一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
世界平和を願う 奇知の外の凡人
が徒然なるがままに書く日記です。
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