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Apr 22, 2017
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カテゴリ: その他
逃げ恥で新垣結衣にひかれ、新垣結衣つながりでAmazon fireTVで検索したところ、「くちびるに歌を」という映画が表示された。2015年と、結構最近の作品である(Amazonプライム会員なら無料で見れる)。長崎の五島列島のとある島の中学校に訳ありのプロのピアニストである美人音楽教師が赴任し、合唱部の顧問になり生徒との人間模様を描いている。話のモチーフになっていて、合唱部が出場する県大会の課題曲になっているのが、アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓、15の君へ」である。いい映画だった。


新垣結衣が演じる美人音楽教師は事故でフィアンセを失い、ピアノが弾けなくなる。学校に赴任してからも過去を引きずり相変わらずピアノを弾けないのであるが、様々な(決して幸福ではない)生徒の素直さ、頑張る姿に接し、凍った心を溶かされピアノが弾けるようになっていくというのがストーリーのある一面だ。


また、「手紙」を歌う上で歌詞の意味を理解させるために、先生は生徒に15年後の自分に向けた手紙を書くという課題をだす。これをまじめに書いた生徒が一人いた。偶然、先生はその手紙を見る。


その生徒は自閉症の兄が居て、心に引け目があって、周りとの交流に積極的になれないところがあった。手紙には足かせになっているはずの兄への感謝が綴られていて、15年後もきっと兄に寄り添っているだろうと書かれていた。それが自分の生きる意味であると。その素直な生徒の心に接し、先生は自分の心を動かされていく。


15歳から30歳というと、何度も死んでは生き返るぐらい、めまぐるしく人生が変わる時期だろう。30歳から45歳というのは足場が固まって人生が成熟していく時期だろうか。


僕にとっての15年(32歳から47歳)は足場が崩れ、再建することもままならず、やっと足がかりがつかめたところでさらに奈落の底へ落とされた感じだろうか。最初に足場がが崩れたのはうつ病と離婚。奈落の底に落とされたのは双極性障害である。結局今は富士山で言えば五合目をうろちょろしている。八合目から頂上あたりで活躍している健常者の中で障害者として五合目から上を眺めて生きている。孤独に。八合目から白い目で見られながら。もしくは見て見ないふりをされながら。


あまりこれからの15年のことは考えたくない。全面的に諦めたくはないが、明るい未来は描きにくい。もしもまだ20代ぐらいだったら、五合目から上に這い上がることも可能性としてはあっただろう。しかし、もう40代の後半。社会で這い上がるというのは難しい。現状維持がやっとである。


「逃げ恥」や「くちびるに歌を」を見て、一時現実逃避してはまた苦しい現実に戻る。今はそんな感じだ。両作品も飽きてきたのでこれからどうしようか悩ましい。孤独を癒してくれる何かを見つけなければと思う。





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Last updated  Apr 22, 2017 04:03:57 PM
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