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アルファベットで綴れば「Kramer」だけど、日本語表示はクレイマーとクレーマー。ダスティン・ホフマン主演のオスカー作品賞映画(観たことないけど)は「クレイマー、クレイマー」だし、「エレクトリック・レディランド」「永遠の詩」「キッス・アライヴ」のエンジニアはエディ・クレイマーだけど、元ミネソタ・バイキングスQBはトミー・クレーマーだ。一体どーゆー基準で使い分けてんのかしら? ギターブランドの「Kramer」はウィキとかECサイトでクレーマーって表記してたりもするけど、年寄り世代にとってはクレイマーなのでクレイマーで統一するわ。 多感な青年期にNWOBHM(VMsAWrsではないよ)やLAメタルの洗礼を受けた人間なら、たとえギブソン信者であってもスーパーストラトの一本くらいは持っていたいもの、いわんやコレクターをや。とゆーわけで入手しました、格安で(何か月も前の事だけど) 特徴的なバナナヘッド。起源はギブソン・エクスプローラーなれど、今となっては誰がどー見てもクレイマーのアイコンであり、1984~5150期のEVHのトレードマークにもなったことでも有名。(そのEVHがミュージックマン以降、クレイマーとは真逆のスモールヘッドに拘ったのは興味深い)クレイマー The 84 アルパイン・ホワイトS/N:19052903057 今時ワンハムは決して主流じゃないし、ブームの仕掛け人も後に「やっぱワンハムじゃあなぁ。。。」的な発言をしたりしてすっかりロートルだけれど「当時はそりゃあ流行ったもんじゃったよ」と遠い目をしている老人相手にシメシメと手ぐすね引いた復刻商品っつーことかな?セイモア・ダンカンPUは、ボリュームノブのプッシュプルでシリーズ/パラレル切り替え可能だけれど、だからって今どきの若いもんがこぞって買うギターとは思えんもん。やっぱ80年代経験者向け、アラ還世代こそ持つべきギター、これで「(Oh)プリティ・ウーマン」のリフをキめるのだ(笑) ところで、蒐集家ってのは粘着質で執着心が強い人種で、これがミニカーだギターだにうつつを抜かしている間はいいが、人間を対象としたならば一躍ストーカーとなり得る気質だ。まぁこちとら幸か不幸か自分以外の人間には全く興味がない。学校を卒業する度に人間関係を断捨離するのは当たり前、なんならクラス替え毎にリセットしてたくらい他人に執着がないから、ストーカーなど成りようがない。只、人間が対象でないにせよ何かしらの動機づけさえ成立すれば、万難を排して臨む性格であることは否めないが(笑) 実のところ、当時のハードロッカーの御多分に洩れず、しっかりクレイマーはコレクトしてたのだ。どんな経緯があったのかはすっかり忘れたが手放した。昨年EVHが亡くなって、コロナ断捨離で家で埋もれてたギターが大挙して中古市場に溢れ出し、この機になんとしても買い戻そうと舌なめずりしてたのだ。残念ながら当時と同じモデル(で状態のいいもの)は見つからなかったわけだけど。 およそ35年前のクレイマーJK1000B(と愛車AE86スプリンター・トレノGT APEX)と同じアングルで撮ってみました的な。こうしてみるとPUのマウント方法だけじゃなくて、ボディシェイプも随分と違うんだな。JK1000Bのほうがオリジナル・フェンダーストラトに近く、The84はウエストが細くてお尻も丸い。ついでにいうと、ヘッドシェイプは細身のJK1000Bが好みだったりして。 しかし、35年も経つとクルマがなんとも馬鹿デカくなったってことがよくわかるよね。14インチ60タイヤが高性能の証みたいな感じだったのが、今や19インチ40だの35タイヤだし、リアクォーターウィンドウの位置とかハチロクが随分と小さいことがよくわかるね、ギターとは関係ないハナシだけど。
2021.11.21
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ギター界が稀代の革命家エディ・ヴァン・ヘイレンを失ってから早いもので一年が経とうとしている。あの日以来、CD音源やユーテューブ等でその軌跡を追いかけるだけに留まらず、ギター(もちろん廉価品であるが)をも追いかけることになったわけだが、その「追っかけ」も遂に追いついてしまった。更なるアイデアをもって業界をアッと言わせるギターは、もうEVHの名の下では発売されないのだ、哀しいことに。 もちろん尻切れトンボ的に最終的なエディ仕様は、ラウンドトップボディにエボニー指板、キルスイッチ付きとゆーところに落ち着いたわけだから、このギターじゃまだ追いついてねーだろとも言えるんだが、さすがにバンドマンですらない一介のコレクター風情には、このインドネシア産エントリーモデルで十分納得である。EVH ウルフギャング WG スタンダード ベイクド・メイプル・フィンガーボードタクシー・キャブ・イエローS/N:ICE2000978(2020年製?) ミュージックマンEVHからピーヴィ・ウルフギャングを経てエディがたどり着いたのが、フェンダー社と組んでウルフギャングをブラッシュアップさせることだった。ピーヴィーよりもヘッドを小さくして指板をメイプルからエボニーに変更、瞬時に出力をオンオフできるキルスイッチを加え(ウルフギャング・ステルス)といった具合。だが稀代の発明家のこと、この先も更なるアイデアがあったのやも知れないが、今となってはそれを知ることは出来ない。もちろん本人及びこれを買えるごく少数の選ばれた顧客だけでは商売は成り立たない。そこが中小企業ピーヴィーと大企業フェンダーの差であり、世界規模で生産工場を持つフェンダーならば廉価版エントリーモデルを製作することも可能で、純粋に演奏家としてのレベルを上げるためとゆーよりも、より多くのユーザーを取り込んで儲けるためにフェンダーと組んだんじゃね?と邪推したりもする(笑)真相はどうあれ、そのお陰でこうして一介のアマチュアコレクターでも、気軽にウルフギャングを手にすることが出来るわけだ。 上級機種ウルフギャング・スペシャルやステルスからメイプルのラウンドトップを排除したバスウッド・フラットトップボディにより大きくコンター加工を施したボディは、ギブソンとフェンダーのいいとこ取りを狙ったと言われるウルフギャングの性格をかなりフェンダー寄りにしてると思う。 ミュージックマンEVH(やアクシス)をエディ流テレキャスター、ウルフギャングをストラトと誰かが言ったがまさに言い得て妙、である。これを仕入れたのは全国的に品薄状態になっていた昨年末なんだけれど、幸運にもとあるウェブ楽器店で入手することが出来た。これかネオンオレンジが選べて、どっちも美味しそう(どーゆー表現だ)だったけど直感でイエローにした。だいたいウルフギャング(YM2020)のカラーラインナップって↓ なんとなくポルシェ911のボディカラーみたいじゃん(笑)エディの車好きは有名だから、わざと狙ってそうしたのかな? ところで話は変わるが。。。 日がな一日暇さえあればエレキギターの何かしらを検索してるから、フィルターバブルでヤフートップにギター関連が表示されることが多いんだが。。。とある日のヤフートップ画面。ん?ギブソン・レスポール?え?3300万円!どうやらイケベ楽器が1959年製のオリジナルを入手したらしい。送料無料で今なら300円引きクーポン券も使えるらしい(笑)なんかもういろんな意味で超ビックリ。いっくらヴィンテージったって、ボディバックが傷だらけでヘッドのエッジも欠けてる中古品に3300万円って。。。だったらポルシェの新車買った方がよっぽどいーわ、くらいの良識が残っててよかったよかった(笑)
2021.09.29
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本当だったら、EVHデザインド第2弾であるピーヴィー・ウルフギャングをドーンとアップして「EVHを追いかけてVer.2.0」とタイトルしたいところなんだけれど、肝心要の本体がなかなか中古市場に浮かび上がってこないんで入手できず。当時の輸入代理店の問題で潜在する頭数がギブソンやフェンダーに比べて少ないからなのか、手にした人間が手放す気にならないのか分らんが、昨年10月から一時期どっと中古市場に溢れ出たエディー・ヴァン・ヘイレン由来のギターでもピーヴィーは(低価格で)出て来なかった。フロイドローズ搭載じゃないストップテールピース・タイプのがかなり低額で何度か出てきたけど、やっぱアームは欲しいよねってことでスルー。こんなに出て来ないんだったら、あの時手に入れるとくべきだったか~と後悔先に立たず。引き続き市場にアンテナは貼っておくけどまー望み薄だな。 なので、代わりにと言っちゃあ何なんだけれど。。。 ピーヴィーよりは市場に出てきやすくて(ピーヴィーには廉価版ないから当然か)、故に掬い上げやすいよねってことで、まんまと買ってしまった。特徴的な4対2のペグ構成はミュージックマンの証。しかもオリジナル同様にヘッド重量を考慮してプラスチック製のツマミにしてあるところがポイント高し。スターリンbyミュージック・マン AX40S/N:SG17877 名前に「byミュージック・マン」とある通り、本家ミュージックマンの直系。スターリンとはミュージック・マンの現在の経営者であるアニー・ボールの息子スターリン・ボールのことで、ちょうど中国生産のOLPとは入れ替わりでミュージック・マンのエントリーブランドを受け持って、2009年よりインドネシアで生産される。 OLPのMM1FRと違ってブリッジはオリジナルEVH・アクシス同様にボディベタづけだからメンテ性はこっちが上。トップがキルト杢なのも見映えよし。ペグも含めそこら辺がグレードアップしてるんでVer.1.5と(ガンプラみたい)笑音質は、まぁどっちも似たようなもん。そもそもちっこいアンプでご近所迷惑にならん程度にかき鳴らすお座敷ロッカーには、たとえ本家を手にしたとしても、音質の違いなんて多分わかんないよ(笑)
2021.09.12
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先日、ストーンズのチャーリー・ワッツ死去の速報が出た時はかなりびっくりニュースだった。ストーンズのメンバーが亡くなるなんて考えたこともなかったからね。人間だものいつかは旅立つ、とわかっちゃいるけど、ロック・ヒーローは不死身と思っちゃってるからね。(といっても結構亡くなっちゃっているけれど。。。)だから、去年の10月にEVHことエドワード・ヴァン・ヘイレンが亡くなった時も唖然とした。エディーについての思い入れみたいなのは「追憶のレモンドロップ」って記事に書いたが、これを機にEVH再評価みたいなことをしてみようとCDやら雑誌を集めたりした一環で↓ それまではほっとかれてたものが、人の死をきっかけにプレミア化するのはよくあることで、それを狙ってオークション市場に数多くあふれたEVH関連のギター。現在はのど元過ぎればなんとやらでそれほどでもないけれど、昨年末は玉石混淆大フィーバー状態だった(そこに群がって買い漁ろうってのもかなりミーハーだけどね)OLP MM1FRS/N:61070244 それまでストライプ・デザインが代名詞だったエディー・ヴァン・ヘイレンがイメージ一新、杢目強調のギターに乗り換えた。それはミュージック・マンが開発した完全オリジナルデザインのシグネチャーモデル(ミュージック・マンEVH)ミュージック・マンとのエンドース契約が終了後、エディーは今度はピーヴィと組んでウルフギャングを作ることになるんだが、残されたミュージック・マンもせっかくの売れ筋商品を手放すのはもったいないとばかりに、EVHのPUセレクター位置をフロントピックアップ下からボリュームノブ下に変更してミュージック・マン・アクシスとして継続販売。そのエントリーモデルとして生産を託したのがOLPギターズ。OLPとはヘッドにも書いあるとおり「オフィシャリー・ライセンスド・プロダクト」の略で、なんか身も蓋もない名前だけど、他のコピーモデルとは違って本家承認のお墨付きは大きい(ヘッド裏にちゃんとそのよーに刻印されてる)MM1FRのMMはミュージック・マンの略で、ミュージック・マンモデルの1号機でフロイドローズ搭載とゆー意味だろう(MM1はロック機構なしのトレモロブリッジ仕様が基本)本家アクシスがエディーの好みどおりブリッジベタ付けなのに対して、どーゆーわけかブリッジキャビティーを掘ってフロート状態がデフォルトだ(これで弦交換がすっげー面倒) 本家ミュージック・マンなんて触ったこともないから比較は出来んが、ネックの触り心地がよくて弾きやすい(チューン-O-マチックユーザーにとってはフロイドローズには慣れが必要だけど)ま、メイドインチャイナの廉価品だけれど悪い印象はない。なにせ本家のおよそ10分の1で買えたんだから、出戻りのお座敷ロッカーにはこのくらいがちょうどイイ(笑)
2021.09.01
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9ヶ月ぶりの楽器ネタである。コロナ禍で加速したエレキギター熱で一気に台数が増えた(特にレスポール系)わけで、もうさすがにトーカイので打ち止めと思ったんだが、ところがぎっちょん、とゆーわけ。前記事以降もあれこれと増えてくなかの一台。 ギブソン以外で唯一レスポールを名乗れるエピフォンの最新モデル(入手当時)が、まだ発売始めて日が経たないのにどーゆーわけか知らんが市価の半額で売りに出されてた。どんなスペックなんじゃろと下調べしたら、ボディーバックにはコンター加工が施されてて、ピックアップはコイルスプリット出来てフェイズ切り替えも出来るって、そんなのが半額だったらそりゃあ手を出しちゃうわな。ちょうどグリーン系のギターが欲しかったし(それまではアリアのPE-480を候補にしてたけど、アリアよりも安いんだもん)てなわけで、エピフォン レスポール ミューズ ワンダーラスト・グリーンメタリックS/N20041520489 メタリックボディーにクリアーノブが近未来的? セバスチャン・ベッテルは毎年自分のマシンに名前つけてるから、それに倣ってこの女神(ミューズ)を「ミス・グリーンアップル」と名付けよう(笑) 操作系は、ボリュームノブを持ち上げるとハムバッカーからシングルへ切り替わり、フロントのトーンノブを持ち上げると(フロント+リアのミックスで)フェイズが切り替わるとゆー仕組み。だけどもコイルスプリットっつってもストラトのシングルPUの音になる訳じゃなく、単に出力が下がるから(いい意味で)音痩せするってこと。だからギブソンの能書きのよーに「多彩な音作りを可能にする」ほど万能じゃないと思う。むしろフェイズ切り替えのほうが、明らかに音が変わるから面白い。結局3つのセールスポイントのうち一番よかったのはコンター加工、次いでフェイズ、別にいらねーながコイルタップって感じ。 そして、近年のギブソンにありがちな「モダンシリーズにはトグルスイッチプレートをつけない」をエピフォンも踏襲してるんだが、これ画竜点睛じゃね?個人的にはプレートなしはトラピーズブリッジ/テールピースのゴールドトップ以外にはあり得ん!と思ってるから、さっそくサードパーティのプレートを買ってプチ改造。 あ~落ち着いた(笑) 2020年モデルなのに、まったく話題にならなかったミューズ。ブログでもようつべでも買ったとか弾いてみたとか皆無だけれど、個人的には結構気に入ってる。最初面白そうだと思ったコイルスプリットはあんま使えなくて残念だったが、コンター加工とフェイズはなかなか良かったね。まあ、そういう攻めたところが好かれてないのかもね。特にレスポールつかギブソン系は、少しでも型をはみ出すとダメでどれだけヴィンテージオリジナルに近いかが高得点みたいなとこあるからしゃあないか。。。 これで、レスポールタイプはなんだかんだ総勢10台体制となったわけだが、ホント好きね(笑)何故にどーしてと問われれば、そりゃもう最初に目に入ったものを親と思う「刷り込み」現象なわけで。 高校に入学し、たまたまビートルズ好きがクラスに居合わせてそいつらとコピーバンドでも組むかってことになり、それならフォークギターってわけにはいかんよね、じゃあどんなエレキにしよーか?と。ビートルズは好きだが、使用楽器については正直リッケンもカジノもあんまカッコよくねーなあと思ってたところに↓ 色もよくわからんが、このジョージのギターよくね?って。当時の高校生なんてまるっきり情弱だから、これがあの「ルーシー」であることなんかまったく知らんかったけどなんかビビっときたんだな。(今ならちょっと検索しただけで、ルーシーの色も来歴もすぐわかるけど当時はね)でもって国産のエントリーモデルを買うことになる訳だが、そこら辺のハナシはアリアの回でもちょこっと触れた。それ以来、あれこれ浮気はしたものの抱えて一番しっくりくるのはレスポール、とゆーわけ。結局「雀百まで踊り忘れず」っつーか「三つ子の魂百まで」っつーか(笑)
2021.08.11
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ミニチュアカーの納車がポッコリ空いたら、今年ミニチュアカーとともに買いまくったエレキギターのネタを穴埋め的に、とゆーのがアフターコロナのルーチン。実は一台入庫してるんだが、実車にまつわる調べものが終わっていないんでまだアイドリングの状態。とゆーわけで。。。相も変わらずのヘッドストック(ホントは各社ちょこちょこ違うけれど、全体的に見れば、ね)でつまりは、飽きもせずレスポール(モデル)なんである。トーカイのラブロック・モデル。 ミュージシャン「レス・ポール氏」のサインは、ギブソンとエピフォン以外使ってはいけないことになってるんで、他メーカーはなんとか「レスポール」っぽく見える意匠で、且つ音楽に関連するような意味になる文字列をあーだこーだと苦労しながら絞り出しているわけなんであるが、前に記事にしたバーニー(フェルナンデス)みたいに、ないならないで別にいーんじゃね?このメーカーはこーゆーデザインにしたか!(よーやるよ)的な楽しみはあるけれど、そんなとこに力を入れるんだったら他の部分で斬新なアイデアひねり出してみなよって感じ(笑) 今よりも全然楽器一直線だった学生時代(他のことに手を出す資本もなかったしね)、トーカイのレスポールといえば、いつかは手にしてみたい憧れだった。もちろん本家ギブソンが一番なのに変わりはなかったが、現実的にプロでもないただのコレクターが手を出すには国産ギターが分相応と思うところもあって、その選択肢の中で「本家を超える!」とゆー意気込みで「レスポール・リボーン」と銘打った壮絶コピーLSシリーズは、ネームバリューに胡坐をかいてその実コストカット等による品質低下を起こしていた本家を慌てさせるほどだったのだから、ギター少年が憧れるに充分なギターだった。トーカイの1980年版ポスターカタログ(この年は何故か冊子じゃなかった)↑普通、思春期男子はアイドルのポスターなんかを部屋に貼るもんだが、うちはこの大判ポスター。当時ギター単品のポスター貼ってるヤツは、まーそうそういなかったろう(今でもいないか)笑実際、当時の友人には「おまえって変わってんな」って言われたもんだわ。朝な夕なに眺めては「いつかはこの手に!」と渇望していた憧れのギターだったんだが、バイトしていざ買おうとゆー段になったら近場の楽器店には在庫がなくてな。そんだったら駿河台まで探しに行くべ!って概念はまだ持ち合わせてなかったから、結局目の前にあるグレコのスーパーリアルを購入して、それで満足しちゃった(汗)その程度の渇望であったわけだが、「男はフォルダ保存、女は上書き保存」の格言(?)どおり、この時トーカイを手にしなかった後悔の念は延々と燻り続けて、コロナ禍の今ついに我が手の元に。トーカイ ALS62 VF(バイオリン・フィニッシュ) 昔憧れたリボーン・レスポールではないけれど、なかなかに威風堂々とした感のあるALS62。こうしてヘッドストックを隠せばギブソン製でも通じるかも(ま、フレットエッジバインディングじゃないのはよく見りゃわかるから即バレちゃうけど)トラ杢の出かたといい退色具合といい、今バースト好きに求められてるど真ん中な風貌。意地悪な見方をすれば、今はこーゆー見てくれに作っておけば売れるでしょ(笑)的な。そこにすっかり釣られちゃうのがコレクターの弱いところ。ま、それ以前にお安いってのがあったんだけどね。なんたって、ソフトケースは当然ながらギタースタンドにシールドコードにミニアンプまで付属して、それで1/43スケールのBBRフェラーリより安いスタート価格、そりゃ競るしかないっしょ。(所謂エレキギター初心者セットを買ってはみたものの、結局持て余してオクに出した感じ?)で、予想に反して殆ど競合せずに競り落として現物が送られてきて。。。ハタと気づいた。これってこれ↓によく似てるなぁ(今更かよ)ギブソン レスポール・トラディショナル2016T(アイスティー・バースト) まーどっちも今の流行を狙って作られてるんだから当たり前っちゃあ当たり前なんだろうけど。トラディショナルの方が少し赤味が強いけれどホントよく似てる。ジミー・ペイジだってNo.1とNo.2、よく似た2本を持ってんだからと勝手にご満悦(笑)下手の横好きがNo.1とか2とかおこがましいので、トーカイのを「影武者」と呼ぶことにする。トラディショナルとは値段がダンチだから手軽に使えるし、ラッカー塗装じゃないからお手入れも楽々。影武者、本家よりも手にする率断然高し、良いお買い物でした。 良いお買い物といえば、一緒についてきたミニアンプ(オレンジ・クラッシュ・ミニ)なんだけどこれがなかなかイケるのよ。(あんま使わないけどクロマチック・チューナーもついてるし)前に書いたが、エフェクターもいろいろ買い揃えてみたけれど、今はシンプルにクラッシュ・ミニにデジタルリバーブだけを繋ぐってのがお気に入り(笑) ってゆー感じで、コロナ禍のエレキギター買いまくりフィーバーはお終いになる筈だったんだけど(ギブソン、エピフォン、ESP、アリア、ディバイザー、フェルナンデス、トーカイと一通りのメーカーのレスポールが揃ったからね~グレコがないのが画竜点睛~)、どーゆーわけかあと3つほど続くことになってしもうた(笑)まぁそのおかげで最終回にはうまいことミニチュアカーとリンク出来るよーになったんだけどね。なのでミニチュアカーネタに詰まったら、またギターネタ出ます(汗)
2020.11.28
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ミニチュアカーにせよエレキギターにせよ、ネタを書くには(文面には出さない裏ストーリーとか自分の中での流れ・構成に基づく)順番があるんだけど、そんなもん全部すっ飛ばしての緊急登板。 コロナのご時世で再燃した(つか沸騰した)ギター蒐集熱。コレクション動機のひとつに「昔、欲しくてたまらなかったけど、どーしても手が出なかった」とゆー無念の過去を清算する、とゆーのがある。今回がまさにそれ。 40年ほど昔、非モテ男子が「バンドやろうぜ」の勢いで、右も左もわからずに初めて手にしたのがアリアのレスポールだったってのはちょっと前に書いた。そんでギターの事やらバンドの事とかいった情報を音楽雑誌に頼るのは当時のセオリーだ。音楽業界全般は小学館「ザ・ミュージック」(当時、東郷かおる子時代の「ミュージック・ライフ」はあまりにもミーハーだったからさ)楽器やスコアは大抵「ヤング・ギター」メインで、その時々で「ギター・マガジン」や「ロッキンf」なんかを追加で、というのがパターン。 そーゆー時代にデビューしたのがヴァン・ヘイレン。知り合いが持ってた「炎の導火線」(もちLPな)とゆーか「暗闇の爆撃」を初めて聞いた時は、正直なんじゃこりゃ(笑)ペンタトニックスケール云々とかゆーより手癖で弾いてんなぁってのはわかるんだが、何をどーすりゃこんな音でこんな繋がりになんのか、皆目わからんかった。そののち、それこそヤングギターだったかと思うけど、山本恭司が「こうやって弾いてんだよ」ってライトハンド奏法の解説をしてた。それ読んで、あぁこりゃあダメだな、絶対マネできねえ、と。加えて、ロックギタリストたるものギブソン・フェンダーを使うべしとゆーブランド原理主義からすればエディのフランケンなんてなんとも安っぽくて小汚く、とても許容できるもんじゃなかった。おのれに理解できないモノはその存在を否定すべき、とゆーわけで無視することにした。「オー・プリティ・ウーマン」がチャートを上がってきて、更にボーカルがサミー・ヘイガーに替わってからは聞くようになったけど。とにかく終始一貫してガーっと弾きまくるんじゃなくて、ツボを押さえた短いソロへ移行したのは「もっと売れる」ってことを意識した結果かもしれんな。売れるってことを意識するとバンドの本質が消えるってのはロックあるあるで、ジャーニーのニール・ショーンもこの口だ。しかし小汚いのばっかりだと思ってたエディも、ちゃんとしたギターを持ってた。 美的センスの欠片もない小汚いギターのど真ん中に鎮座まします別格のヴィンテージ・バースト。当時はチェリーサンバーストの赤味が退色するなんて知る由もなかったから、きっとアルバムが売れて金が入ったから、好みに合わせたカスタム品を作ったんだろう、全面イエロー(レモンドロップなんてコトバもまだ知らない)のレスポールとは割かしマトモなセンスも持ってんだ、などとほんの少し見直したりしたんだけどね(知らないってことは恐ろしい・・・)笑 憧れのヴィンテージを手にしてにやけるEVH(けど、なんか似合わねえな)笑つい最近知ったんだが、このギター実はメジャーデビュー前に入手してたんだそうだ。ワーナーと契約して大金を手にしたエディが、懇意にしていたノーマン・ハリス(ヤングギター読者にはお馴染みのヴィンテージ蒐集家)の店、ギター好きなら一度は訪れたい「ノーマンズ・レア・ギターズ」で購入したのがこのレスポール。 このギターには後日談があって、買ってから25年も経ったある日、エディから店に電話があって「あのレスポールさぁ、オリジナルのPAFじゃなかったんだよねぇ~。オレはオリジナルコンディションだと思って買ったんだし、勿論ボディの希少性もわかってっから。つまりはオリジナルPAFじゃない分がオレの損失になる訳だから、アンタが補填してくれよ」25年も経ってんのになんか物凄いクレーマ―だろ、これ。 とはいえ、世間に影響力のある人間にネガキャンされても困るから、純正PAFを探して譲ってやる、もしくは当時の売値の5倍で買い取る、の二択をエディに提示してこの話は一端終了。さらに数年たったある日、別の客がノーマンに自慢げに見せた写真の中にこんな一葉が。なんだよ!てめえでPAF外してんじゃねーか!(元々改造魔だから可能性はあったよね)これがある限り二度と文句は言わせねえって証拠写真だが、結局その後エディからは梨のつぶてで現在に至る(とゆーか、もうこれ以上進展しないよね、悲しいことに)この辺の詳しいハナシは、↑この本に載っておる。他にも、ジョージ・ハリソン(とクラプトン)の「ルーシー」を巡るハナシなどが載ってたりしてヴィンテージギター好きにはなかなか興味深かった。 って、いつもどおり前振りがクソ長いが(汗)要するに、若かりし昔カッチョいいなと思ってたレモンドロップのレスポールタイプが欲しくなってWEBショップを彷徨って見つけた、というおハナシ。WEB画像撮影用に梱包ほどいてあれこれやってたら裏面に傷つけちゃったんでお安いですぅ~通常割引よりさらに1万円お引きしますぅ~要は自動車でいうところの新古車(笑)島村楽器限定バーニー(フェルナンデス) SRLG55 VLD(ヴィンテージ・レモン・ドロップ) 本来、バーニーのヘッドには「レスポール」っぽくもじった「スーパーグレード」が印字されるんだが島村楽器限定とゆー差別化のために「スーパーグレード」表示はやめて、品番もバーニー品番のRLGの前に島村のSがつく格好。バーニー本家ではすでにカタログ落ちして、価格改定の上RLG-60へシフトしてるところからするとまぁなんてゆーか、在庫分を島村に一手に引き取ってもらった的な感じ? いつものようにトグルスイッチノブをクリームからアンバーのに付け替えてパチリ。価格からすれば貼りトラだろうけど(まだ未確認)よい景色。でも当然のことながら「チェリーサンバーストの赤味が経年劣化で退色した」感は全くない。ヴィンテージ・レモン・ドロップってゆーより、レモンドロップ風を狙った本家ギブソンでいうところのトランスアンバーもしくはアペタイトアンバーって言った方がイメージは近いわな。なんにせよ半世紀近い妄執(笑)が実ったのだから良しとしよう。ただ、エディのレスポール(の真似)だぜっつっても、いまいちイメージ湧かないだろうからゲイリー・ムーアのグリーニーとおんなじだよ、とゆーことにしよう(笑)(より完璧にするためにピックガード外してリアのボリュームとトーンノブをメタルトップにしたろか)ある意味、エディの奏法を全部ピッキングでやったろか!的な人だったよね、ゲイリー・ムーア。エディはエディで、創作よりもピーヴィーやフェンダーと組んでウルフギャング売るのに忙しいから今更レスポールって言われてもねぇ。。。 ってゆーよーな内容を、ミニカーとギターネタをふたつほど載せた後にアップしようと思ってたのよ。実際ギターを入手したのは8月なんだからさっさとアップすりゃあいいものを、生来のものぐさ癖ゆえ延々とここまで引っ張ってきてからの、ここへきてEVHの訃報。実は別案件の思いつきでヴァン・ヘイレンのCDを買ってたりして、今の今まで忘却の彼方だったレモンドロップのレスポールのことを急に思い出して手配したのも、あとで思えば「虫の知らせ」か?(昔からそーゆー勘の鋭いところはあるんだよ)←思い込み(笑) 自分のプレイスタイルにはまったく影響受けちゃいないし(そもそも真似るのは無理)ちょいちょいディスっちゃあいるが、ロックギター史上ジミ・ヘンドリックスに次ぐイノベーターだったことには間違いない。EVH~R.I.P~~2020年10月26日~ お初の訪問者は分からんだろうが画像をチェンジ。この記事をアップした後に超リーズナブルなお値段で手に入ったんでね。やっぱり最後は、よりEVHに所縁の深いギターで締めくくろう、と。(表題のレモンドロップレスポールはゲイリー・ムーアだって結論付けちゃてるし)笑もんの凄くお久しぶり、およそ30年振りくらいのフロイドローズ搭載型。取り扱いを勉強し直さなくちゃ。
2020.10.11
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コロナ禍の断捨離ブームに加えてポイント還元5%、さらに加えて特別定額給付金が後押しするから、もうどうにも止まらないレスポール天国(地獄?)笑5%ポイント還元が終わるギリギリのタイミングで、地方の楽器店がちょっとお安く出してたんで「新品買って経済回せ!」の大義名分(言い訳ともいう)のもと買ってみた。 ブリッツのレスポールモデルを買った時、奇をてらって58~60年のヴィンテージモデルにはないシースルーブルーカラーにしたんだが、もうひとつ候補にしてたのがシースルーブラック。旧いアリアのカタログを眺めてたら、あの頃は黒いレスポールにも憧れ持ってたよなぁ、などとついつい思い出しちゃってさ。我ら70年世代で黒いレスポールっつったらば、どうしたってコレっしょ? 昔は今ほど天邪鬼じゃなかったから、素直にカッコイイ!と思ったさ(笑)情報量の少ない当時は、このギターが黒だと信じて疑わなかったし、この写真が裏ジャケになってるアルバム「ギター殺人者の凱旋」のハイライト「哀しみの恋人達」も、このレスポールで奏でられたに違いないと信じてた。 ちなみに現在「ブロウ・バイ・ブロウ」と原題そのままに呼ばれるこのアルバム。何をもって「ギター殺人者の凱旋」などとゆー妙ちきりんな邦題がつけられたのかっつーと。。。70年代当時、ジェフ・ベックのライン録りされたライヴ音源としては唯一といってもよかったスコーピオレーベルの名ブート盤↓このタイトルが、見ての通り「RETURN OF THE AXE MURDERER」つまり「ギター殺人者の凱旋」この「RETURN OF~」って文言が「ブロウ・バイ・ブロウ」のイギリスだがアメリカだかの販促ポスター↓にまんま使われたのがそもそもの発端。 これをみた日本のレコード会社(石坂敬一説あり)が直訳して「ギター殺人者の凱旋」にしたんだと。制作側の意図を何ひとつ反映してないひでえアルバムタイトルだが、そーゆー時代だったのです(笑) 話がそれたが、このレスポール(オックスブラッド)、元々ゴールドトップだった塗装を剥がして再塗装したチョコレートブラウンで、ジェフ・ベックが「オレンジ・アルバム」を制作するのに訪れたメンフィスの楽器店でみつけて買ったもの(よく見りゃ少なくともまっ黒じゃないよねえ。。。)そして「哀しみの恋人達」で使われたのは「オックスブラッド」じゃなくて「テレギブ」だってのを知るのは、もっと後のことだ。 商魂逞しいギブソンがオックスブラッドのシグネチャーモデルを後年出してる。 ジェフ・ベック専用から量産型へ移行したオックスブラッド達(なんだかザクみたい)笑これだと単なるベタ黒に見えるけど、きっと違うんだろうな。 まぁそーゆー後付け情報もあって、単なるベタ黒じゃあつまんないなぁ(それにベタ黒だと手垢が目立つし)と思うようになっちゃってたところに、狙いすましたよーにベタ黒じゃない黒発見。バッカス ライヴ・ロード BLP-BP/R BK-B(ブラック・バースト) ギタールシアー百瀬恭夫擁する(株)ディバイザーのメインブランド・バッカスの入門モデル。近年、楽器表現の新たな可能性として密かに人気?のバールポプラ材をトップに持ってきて世にも不思議な雰囲気を醸し出すバッカスのレスポールモデル。これをしてレスポール一族と呼ぶのかは賛否あろうが、まぁ音うんぬん以前にこの見映えをどうとるかで評価が分かれるだろうことは確実やね。 個人的にはレスポールは音より見た目(杢目)、極端なハナシ楽器というより工芸品と思ってるんで、沢山ある中の一本としては全然有りかな、と。レスポールは断然ピックガード有り派なんだが、ことこれに限ってはピックガードない方がいいね。それくらいトップの景色が独創的、お気に入り(笑)
2020.09.26
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別にガンダムとかドイツの軍用車両のハナシではないよ。 コロナ緊急事態宣言ステイホームの断捨離で、ユーズドギターの市場はこの世の春。買い手市場とゆーか入れ食い状態とゆーか、とにかく個人的に魅力的なアイテムが沢山売りに出されててステイホームで2台も買っちゃった。そんで今度はお国が給付金を出すってのに加えて、増税批判をかわす為のキャッシュレス5%還元が6月に終了しちゃうから、駆け込み乗車することにした。経済を回せ!ってやつだ。今回は個人を援助すんじゃなくて、大元の楽器製造企業を助けにゃアカンよねっちゅーことで、国内企業の新品をギターショップから買うことにした。といっても国内製造品じゃなくてアジア生産のいわゆる格安ギターってやつなんだけどね。ユーズドのグラスルーツを手にしてみたら、安物だからって案外バカにはできないと思ったもんだから、あれこれネットで調べてみて、コレ!ってのを見つけて買ってみましたん。 アリア・プロⅡの下位ブランドであるブリッツのレオポルトなのかレパードなのか知らんが、(口が裂けてもレスポールモデルとは言えないからね)5%還元も手伝って2万円程度で手に入った。 思えばアリア・プロⅡってのは、今を去ること40ン年前の高校時代。初めて手にしたエレキギターが、アリア・プロⅡのLS-450だった。昭和だったら圧倒的にグレコじゃないの?と言うなかれ。そこは天邪鬼の本領発揮(笑)みんなグレコじゃつまんねーし、楽器店で貰ったアリアのカタログに「他社(グレコ)は空洞ボディ。低価格でも完全ソリッドなラミネートボディはアリアだけ」みたいなことが書いてあってね。メーカーカタログや雑誌記事や店員の主観が情報のすべてだった時代だから、すべてを鵜呑みにしてもうアリア買うっきゃねーじゃん!と。 ネット時代の恩恵は、世の中にはいろんな人がいて、ニッチな趣味を発信してくれるとゆーことだ。当時、それこそ学校の授業の合間どころか授業中も穴が開くほど眺め倒したアリアのカタログに、再びお目にかかる日が来るとは。懐かしくて思わず印刷しちゃったよ(笑)これこれ。「グレコのレスポールは見掛け倒しのインチキ空洞ボディ、騙されんなよ」と言わんばかりの煽り記事! 「バリエイション」って言い方はともかく、一番下のモデルでも空洞なしの完全ラミネートボディ!これに惹かれてLP-450を購入。ボディカラーは、当時の流行りからすればビミョーなブラウン・サンバーストをチョイス。おお、ガキの頃からバースト好きじゃん!とかじゃなくて(バーストなんて知識はまだない)ただ単に赤いギターってのが恥ずかしかったのだな(笑)(黒は手垢や傷が目立つからそもそも眼中になかった)今はもう潰れたけど当時地元じゃ一番大きかった楽器店「T」で2割引きだったっけかな。これを高2の文化祭まで使って、それからグレコのテレギブ(空洞ボディじゃないからね)買うんで下取りに出した。当時はまだ複数持ちって概念がなかったけど(そも複数持つほどの財力もスペースもなかったし)マツモク工業製だったし、今持ってりゃなぁ。。。とか思ったり。 まあ、そんな思い出があるアリア(大学行ってからケーラー付きのPEも買ったなあ)長いギター遍歴、あれこれと手を出して、この新しいウィズコロナの時代に再びアリアを手にするのもいーんじゃね?ってわけで。ブリッツbyアリア・プロⅡ BLP-450 シースルーブルー レスポールといえば基本赤系が主流だけれど、そこをあえて青系で(笑)もし気に入らなくても値段が値段だし、失敗した感は少ないなと(失敗した感はなかったけど)奇しくも、最初の一台と同じ450設定(オープン価格とはいえ)とはいえ、当時とは比べ物にならない物価の現代だからの工夫ありの450。まずマホガニーの代用材として使われるナトー材を全面採用してコストダウン。指板もローズウッドを模したポプラの積層材(テックウッド)を採用。トップのトラ目は薄いフレームメイプル材(下地のナトーの杢目が透けるほど)を貼りつけて再現。これは逆に言えば、どの個体でも絶対にトラ目がバリバリに入っているって保証にはなるね(笑)そんで格安と言えばお定まりの中国生産。ネガポイントを挙げればキリがないんだが、室内で弾く分にはなんの不具合不自由も感じないよ。これからエレキを始めようって生徒さんにも、余暇が増えたんでギター弾きに出戻ってみましたとか、もちろんいろんなカラーでレスポールを楽しみたいってギター愛好家にもバッチグーなんじゃないかな。 青いレスポールなんて、本家ヴィンテージにはないから(カスタムで作ったかは知らんけど)お得意のトグルスイッチカバーの色替えはやらずにクリームのまんまで。
2020.09.16
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緊急事態宣言下のステイホームによる断捨離ブームで(きっと嫁子供に邪険にされて)売りに出されて雨後の筍のように市場にあふれ出てくる中古エレキギター。ギター好きにとっては、この状況こそまさにパラダイス(笑)といっても、最小の資本投下でどんだけ満足感が得られるかってゆーことに重きを置いてるから、大枚はたいてギブソンやフェンダーのカスタムショップ商品を我が手に!とは露程も思わず、なんだが。この最小の資本投下で高満足度ってのをファーストタッチで体感しちゃって味を占めたもんだから、ニ匹目のどじょうがいないかな?と探してみたら、いた。 レスポールをレスポールと名乗っていいのはレス・ポールの許諾を得たギブソンとエピフォンだけだ、っつーことでヘッドにレス・ポールのサインがあるレスポール。興味ない人にゃ「ちょっと何言ってっかわかんねぇ」な謎文だろうが気にせんといて(笑) ソープバー搭載のゴールドトップ。1952年から試行錯誤を重ねた初期レスポールの最高到達点ともいえる’56年型。(これは’08年製だけどね)翌57年からはP.U.がソープバー(P-90)からP.A.Fに替わって、さらにトップの塗装もゴールドからサンバーストに変更されて、ビンテージ・ギターの王道を歩み始めるわけだが杢目を気にしなくていいゴールドトップもぜひ手にしときたいところだろう。 今考えると、エレキを始めた当時にやたらと目についたゴールドトップ。 今ではすっかりストラト系の東洋陶器の人も、「ホールド・ザ・ライン」の頃はゴールドトップ。 そんで、うちら世代でゴールドトップといえば、何はなくともMIT出身のこの人。よっぽどゴールドが好きなのか、確かコンバース・オールスターに金ラメまぶして履いてたっけか。ちなみに、生まれて初めてライブに行った外タレがこの人の初来日(’79)武道館なのよ。(最近じゃ、関東ローカル「関内デビル」のジングルなんかになっちゃって、なんだかなぁ。。。) このツートップの他にも、のちのち好きになる南部系の方々に何故かゴールドトップ率高し。 最近はデュエインというらしいこの人も、BBCのおバカ車番組「トップ・ギア」のテーマ曲にもなった「ジェシカ」を作った同僚の人も、ジャパン・ジャム2で横浜スタジアムに登場したアトランタ・リズム・セクションの人もみ~んなゴールドトップだった(ARSなんてレコードジャケットからしてゴールドトップ・・・) そいえば、一線を退いてずいぶん経つが、このコもゴールドトップだったっけ(笑) そんなわけだからゴールドトップが安く出てりゃ、こっちとしては買うのは必然なのさ。(安くなきゃ買わんのかい、と言ってはいけない)笑 個人的にはピックガードあってのレスポールと思ってんだが(だからLPJも改造したし)ことゴールドトップに関してはピックガードなしもありなんじゃねと思って外してみたらば。。。実はボディー全体が日焼けしてたことが発覚(笑)画像だとわかりにくいが、ピックガードの影になる部分が正規のゴールドカラー。ブロンドっぽいゴールドってゆーか(ギタリストの画像でもどっちかってーと赤っぽいっしょ)ウチのエピフォンはもっと全然黄色っぽくて、なんなら光の具合によっては緑っぽい(汗)赤が退色しやすいのはサンバーストレスポールでもミニカーでもおんなじだったのね~。きっと、元のオーナーが日差しの当たるとこに飾ってたりしたんだろう。いや~おんなじボディのタン・ラインでも、こーゆー日焼け跡だったら大歓迎なんだけど、さすがにギターのボディじゃねぇ。。。なのでピックガードは外さないようにした。 いつもだったらビンテージを気取って、トグルスイッチノブとコントロールノブをアンバーカラーに変更するんだけど、今回はトグルスイッチノブだけアンバーに替えた。逆にコントロールノブは元々アンバーだったのをゴールドに替えてる。そのほうがウチのゴールドにはあってるよーに思えたんで(なんでもかんでもアンバーではないのだよ) いずれにしても、専用ハードケースもついて2万円以下なら御の字よ。まったくもってビバ!断捨離!だよね(笑)
2020.09.09
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拾ったのは神ならぬワタクシである(笑) あっとゆー間に一年の三分の二が過ぎてもーた。謹賀新年の時期には、まさかこんな事態に陥るとは思ってもみなかったが、個人的には世間が言うほど生活が激変したわけじゃない。元々、天涯孤独の引き籠り人生だから、殊更に「ステイホーム!」って言われてもねえ。通常営業で十分ステイホームだよ(笑)まぁ手洗いうがいに神経質になったのと、エレベーターを絶対使わなくなったことくらいかな。 世間は、緊急事態宣言下のステイホーム期間で、ヒマにまかせて断捨離を決行する人が増えたそうだがどっこいこっちは順調にモノが増えている(笑)コレクションアイテムなんてもんは、経済的にひっ迫したらまず最初に切り捨てられる類のモノだからえ、こんなのが出品されちゃってんの?みたいなモノをよく見かける。きっと出品者本人は、理解のない家族に言われて泣く泣く手放すんだろうが、世の中捨てる神あれば拾う神あり、である。つか、そーゆー他人の弱みにつけこんで買い漁るのは、神とゆーよりハイエナだな(笑) ウチにあるレスポールって、チョコとかアイスティーとかハニーバーストとかみんな地味な色合い。まあ、それが今の流行り、つまり赤味が退色したバースト・レスポール至上主義だからしょうがない。実際そーゆーのが好きだから持ってるんであるが、心のどこか隅っこの方では赤味の残った派手な、つまりバーストが作られた当時の鮮やかなチェリーサンバーストも欲しいなぁと思ってたところに、このステイホーム断捨離ブームである。どうしても換金せにゃアカンからなのか、今までよりも良質のものが安く、通常品質のモノはより安く売りに出されてる入れ食い状態なら、これは買わないテはない。とはいえ、いきなりギブソン・ユーズドに十数万円なんてのはチキンハートには無理。だから、たとえ変なブツつかまされてもダメージが少ないように、かといってノーブランド品では意味がないとゆー狭間で、あれこれと探す。 別に焦る必要はないし、じっくりと動向を見て敵がいないようなモノをなるべく低価格で落とす。 そうして、スパークのミニカー2個にも満たない価格で手に入れたグラスルーツのレスポールコピー。プロも使うESPの低価格ブランドだが、超底辺といわれるフォトジェニックやプレイテックに比べりゃ幾分かマシだろうって感じで。 シリアルから2015年製で、17年に香川県で初売りされたギターらしいんだが、売ったショップがいーかげんで保証書に品番が記入されてない。生産年からすれば多分「G-LP-60S」となるんだろうけど、そのわりにはコントロールノブがバレットタイプ(スピードノブ)だったりジャックプレートがメタルだったりする。きっと元オーナーがカスタマイズしたんだろう。そんで、ピックガードにいたっては無理やり取り付けられたように隙間があって撓んでる。いくら大陸モノといっても、こりゃあファクトリーレベルの出来じゃないね。思うに、これワンオーナーじゃなくって2番目以降のヒトが、ピックガードがない状態で手に入れて(最近はガンズのスラッシュの影響で取り払っちゃうのか、ピックガードなしで売られてる個体が多い)自分で市販のピックガードを取り付けた、と。けど、現物合わせもしないで、もともとの本体のネジ穴に強引に合わせて取り付けたから隙間は開くは波打ってるは、になったんだろう。なのでカミーユ・ビダンばりに「そんなギター、修正してやる!」笑 まず「SCUDスカッド」のピックガードを購入。そして爪楊枝を使って今ある邪魔なネジ穴を埋めちゃう。 爪楊枝の固定には木工用ボンドを使用。十分乾燥したら、爪楊枝を切り飛ばしてヤスリでならす。そしたら、新しいピックガードのネジ下穴を開けます(キリでゴリゴリと) ボディサイドも忘れずに。あとはピックガードを木ネジで固定すれば出来上がり。簡単だしょ?どーしてこんくらいのことやんないのかね、元オーナーは? ま~こんな工作はしないに越したことはないんだけど、このおかげでミニカー並みの値段なのに誰も手を出さなかったんだろうし、ある意味痛し痒しだな。あとは、個人的なお約束として、トグルスイッチノブをクリームからアンバーに取り換えて、コントロールノブもトップハットへ交換すれば、ヴィンテージっぽく見えてくる。赤味が残ってはいるけれど退色感もあるチェリーサンバースト(フェイデッドチェリーバースト?)ネットで見た時はもうちょっと赤が強いと思って入札したんだけど、これはこれで良い。とゆーかこの方が良かった(笑)音はそれなりだけど、少なくとも同価格で買える新品よりはいい音してんだろうし、大体このギターに音は期待してない。エフェクターあれこれ繋げはそれなりの音は出来ちゃうもんだし、そもそも本家ギブソンはあるんだし。狭い自室で、本家のヘッドやボディを家具にぶつけるリスクを回避出来ればそれでいいのだ。 てなわけで、これだけならステイホーム断捨離万歳!で終わるはずだったんだが、終わるどころかこの先妙な熱にうかされて暴走することになるのが、この時点ではわかっていなかったのだ(笑)
2020.09.01
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緊急事態宣言、延長しちゃったねえ。まぁ蒲郡や鳴沢のテロリストとか、海岸やらパチ屋に集う非国民どもを見てりゃあ、コロナ収束なんて夢のまた夢だってのは誰でもわかる、むしろ6日でオシマイなんて考える方がおかしいわな。だいたい、なんで家族で引き籠るとストレスが溜まるんだ?誰か一緒にいるのがストレスになるならガキなんざ作るな、さっさと離婚して夫婦なんてやめちまえ、と独居老人は思うがね(笑)一人はいいぜぇ、どこにもストレスがない。引き篭もりもベテランだから、コロナ自粛だからって通常生活となんら変わりないし。ミニカー、プラモ、ミステリ、ラノベ、漫画、アニメ、ギター。。。そもそも要外出の趣味がない。唯一、気軽に他県へクルージングとゆーのが出来なくなったが、そこは真夜中に首都高へ乗り出してショートコース(横羽→大黒→湾岸のループね)をカッ飛ばせばいいわけで(笑) とはいえ、さらなる自粛延長。確かに日々のルーチンだけのおうち時間じゃ飽きてきちゃうのも事実。とゆーわけで、ちょっとした変化・刺激を求めて買っちった。このご時世、経済も廻さんといかんしな、とか意味のない理由をくっつけて(笑) マイギター史上、30年くらい前の「クレイマー・バレッタ」以来、久々二度目のバナナヘッドでありエレキギター史上バナナヘッドの元祖エクスプローラー。何故エクスプローラーなのか?と問われれば、それは自粛でヒマだから普段はやらないユーチューブのながら見してる中で、クラプトンやアレン・コリンズ(レーナード・スキナード)、チープトリックの動画見て、あ~これ欲しいかもって。エピフォン 1958 コリーナ・エクスプローラー アンティーク・ナチュラル 給付金10万円出るんだったらギブソンでもいいかなぁと思ったりもしたが、エクスプローラーって今まで抱えたこともなかったからどんな感じかわからなくって、買ったはいいけどもし自分の感覚に合わなかったら(それでSGJを手放してる)カネの無駄ってちょっとドケチでチキンな自分がいて、結果ギブソンの1/3価格のエピフォン(もギブソン傘下だい!と強がったり)とゆーことに。 ギターのネット購入はピンクペイズリーのテレキャスター以来。テレキャスの時は杢目ないから気にならなかったが、今回はバリバリの杢目だから、現品が届くまでドキドキものだったけど結果オーライ、キレイな杢目。つか1ピースボディのオリジナルと違って、エピフォンのは2ピースの貼り合わせボディの表裏にさらに化粧板を貼ってるから、そもそも変な杢目など有り様がなかったのだった。心配して損した(笑) 初めて抱えてみたエクスプローラーは、こんな変形ボディなのに思いのほか抱き心地がいーんだよ。よくいわれる「ヘッド落ち」もSGほどじゃないしね。唯一の問題点は「1958コリーナ・エクスプローラー」って商品名。「1958年の(ボディにコリーナ材を使用した)オリジナル・エクスプローラーをコピーしました」じゃなくて「1958年のオリジナルをリイシューした1983年エクスプローラーのコピー」でしょってこと。1958オリジナル・エクスプローラーは、白黒白の3プライピックガードがデフォルト。黒白黒のピックガードはオプションで用意があったとはいえ、画像で見るのは圧倒的に白。(当時は不人気で生産数はたった22台、オプションなんか検討する好き者はいなかったんだろう)コントロールノブはゴールドで、ペグもグローバーじゃなくてツマミが樹脂のクルーソンが正解。だもんだから、好き者はすぐにプチ整形しちゃうのだった(笑) コントロールノブをゴールドのトップハットに付け替え。ここをゴールドにするだけでオールドビンテージ感が爆アゲじゃない?(個人的な意見です)次はピックガードを白にしてみるかなぁ(笑) これでウチのギターは7本目。1. ギブソン LPJ 2014 チョコレート・サテン(改) すべてはここから始まった(ホントはこれ以前にエピフォンのレスポールとSGがあったんだけど)12フレットの「創業120周年」インレイが今となっては何だかなぁ。。。だけどコレがあるためなかなか手放せないのも事実。デフォルトピックガードなしを国産アフターパーツでプチ整形。2. ポールリードスミス SEカスタム24 バードインレイ ベベルドメイプルトップ オレンジ 24フレット、アームもついて、2ハムだけどシングルPUにもなる賢いヤツ。杢目も綺麗なべっぴんさん(笑)3. フェンダージャパン テレキャスターTL69 ペイズリーレッド ソリッドエレキの始祖。シンプルな構成のシンプルなギターゆえ、単色やナチュラルカラーがベストマッチなところに、天邪鬼はド派手なペイズリー柄をチョイス(しかも過去にも購入した経緯あり)笑4. フェンダー エクスクルーシブ ジャパン クラシック60sストラト ソニックブルー シングルPUのアームありはPRSがあれば充分なのに、コレクターはどーしても買ってしまう。ジョージとジョンも持っていたソニックブルー。5. ギブソン レスポール トラディショナル 2016T アイスドティー バースト(改) いろいろとギター遍歴を重ねるけれど、結局レスポールに戻ってしまう。かように「初めての相手」とゆーのは、その後の人生に多大な影響を与えちゃうんだねえ(笑)オリジナルのゴールドカラースピードノブをアンバーの純正トップハットにプチ整形。 6. ギブソン レスポール 60sトリビュート 2016T サテン ハニーバースト(改) オープンハムバッカー(LPJ)、カバード(トラディショナル)と手にすれば、シングルPUのレスポールも欲しくなるのは世の常(違う?)オリジナルのメタルトップノブをゴールドの純正トップハットにプチ整形。ハニーバーストには濃い目のアンバーよりもゴールドのほうがお似合い。7. エピフォン 1958 コリーナ・エクスプローラー アンティーク・ナチュラル(改) さすがにね我が家に7本は、もう限界。次になんか手にしたくなったら、どれかを嫁に出すっきゃないね。(つか腐海と呼ぶジャンク部屋をきちんと整理整頓すりゃ大丈夫なんだけどな)
2020.05.06
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コヴィット19なんて横文字の名前がついたけれど、そんな名前はニュースでもワイドショーでも使われず、未だにトヨタの大名跡セダンのよーな「新型コロナ」が使われている。その「新型コロナ」の影響だろうか、春節休みが終わっても一向にミニカーがやって来ない。だったら大人しくいていればフトコロも痛まないのに、そうはうまく事は運ばない。ミニカーがダメなら他のことを充実させようって気になっちゃうわけだ。ミニカー蒐集に大半の労力を割いちゃあいるが、それが唯一の収集癖とゆーわけではないからね。 例えばCD、NFLグッズ、エアガン、そしてエレキギター。さすがにギブソンのレスポール、フェンダーストラトとテレキャス、それにPRSもあるから、更にコレクションを増やそうって気にはならない(まあ余裕があればSGとかエクスプローラーとかBCリッチとかアレンビックがあってもいいなぁとか思ったりもするけれど。。。)けど、エレキには本体以外にギターアンプやシールドコードといった周辺機器が必要であって、そこに凝ろうと思えばキリがないし、そうなれば予算的にミニカーどころの騒ぎじゃないんだが、幸か不幸かギターアンプをあれこれ集めようとゆー気はないし、そもそもアンプの優劣がわかるほど耳が肥えてないから、お座敷ロッカーにはアンプは今持ってるローランドの一番ちっこい奴で充分。 じゃあ一体何を蒐集したのかと言えば「エフェクター」音楽に一番熱かった40年前には、エフェクターは高嶺の花で、なかなか手を出せなかったけれども、今はミニカーを買う程度の予算で買えちゃうから、ジャカスカ揃えちゃったよ(笑)BOSS製コンパクトペダル(エフェクター) 青:コンプレッション・サスティナー CS-3 茶:スーパーオクターブ OC-3 黄:スーパーオーバードライブ SD-1 水:コーラス・アンサンブル CE-5 紫:フランジャー BF-3 白:デジタル・デュレイ DD-3 新たにこんだけ揃えるんだったら、オールインワンのマルチエフェクター買った方が安くね?とゆー気がしないでもないが、5個はセコハンで1個は何かの記念なのか新品ACアダプター付属で5千円だったから、総額はマルチエフェクター(のいいヤツ)とさほど変わらんのよ。つか、そもそも全部を見通して計画的に買ったわけじゃないから。あれを買ったら今度はこれが欲しいって、いわばノープランが増殖してったわけで、はなからマルチを買おうなんて思ってなかった(笑)BOSSブランドに拘りもあったし。 で、そもエフェクターって何?のハナシ。エフェクターとはギターとアンプの間に噛まして、ギターの音を加工する「魔法の箱」のことで、音源(信号)は右(ギター)側からエフェクターを通り抜けてギターアンプに入る。 機能としては、青色ので「音量を揃え」て茶色ので「1オクターブ下の音を加え」て黄色ので「音を歪ませ」て水色ので「音に広がりを持たせ」て紫色ので「音をうねらせ」て白色ので「音を遅らせ(やまびこ効果)」る。まあ文章じゃ伝わらないか・・・音の加工度合いは各々調整できて夫々がオンオフ出来るから、無限の組み合わせで音をいじくれる。(とはいえ、狙いの音が設定できれば、そこからはもういじらないものだけれど) ギターを始めた頃は生徒だったからカネもなく、ギターとアンプを買うのにアップアップでエフェクターは仲間うちのを借りてる状態。学生に上がって初めてBOSSのコンプとオーバードライブを買ったけれど、ディレイやコーラスなんて高くて手が出なかった(その後、社会人になって全部リセットしちゃったけど)それが今じゃ技術の進歩かわからんが、価格は当時と変わらずだし、場合によっては安いこともあり、さらにネット社会の恩恵で程度の良い中古もゴロゴロしている(ウチのしかり) そう考えるとまったく今の子たちは恵まれてるよな。街を歩く軽音部と思われるJKも、背中に担いでるソフトケースは大抵フェンダーだし。といってもUSAフェンダーじゃないと思うが、エレキと言えばグレコ、トーカイ、フェルナンデスだった人間(さすがに二光トムソンは怪しすぎてスルー)からすれば、なんと贅沢なことよ、だよ。 それはともかく、ここ数年はずっとギターとアンプだけでやってたのに何を今さら?ってハナシ。今のアンプは20センチ四方のちっこいヤツだけど、昔使ってたプレーンなヤマハJ-15と違って、えらく沢山エフェクトがビルトインされてんの。コーラスとかリバーブとかフェイザーとかフランジャーとかオクターバーとかディレイとか沢山。けどそれぞれが並列で使えるわけじゃないし、オンオフはたとえ演奏中でもギター抱えたままアンプのとこに行ってツマミ廻さないとアカンわけ。それじゃやっぱなぁ~とか思っちゃったらこっちの負け。 だって、そもそもアンプのメーカーは、エフェクターのBOSSとはグループ会社だから、内蔵してるエフェクターって要するに今回揃えたコンパクトペダルと同じ回路(か簡易的なものの)筈。結局、いろいろ内蔵されてても値段お安く売ってるのは、いつか操作性に辟易してコンパクトべダルに手を出すのを見越しての戦略的販売ってことだったのだな。その戦略にハマり、敵に見事にしてやられたわ!(笑)
2020.02.16
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「ソープバーは蜜の味」とは、なんとも意味深や~らし気なタイトルであるが、艶街とはカンケーないしここ数日ニュースを賑わしているFポンやスーパーGTのフォーラムエンジニアリングRQの某ともカンケーない。(ま、その某の実家とはウチからクルマで15分程度のところだったってのに一寸ビックラしたけど/笑)前回ツェッペリンUTとコラボしたレスポールの画像を見ても「あれ?」と思った人間は多分いまい。ギターは手にして弾いてなんぼやから、有名ミュージシャンのギターならともかくもシロートの所有物なんぞ興味なかろし、そもそもミニカーブログだし。ギブソンレスポール 60sトリビュート 2016T このあいだ、トラディショナルを買ったとき、購入サービスで弦交換やらハーモニックス調整なんかしてもらってる間に店内を見てまわってたんだが(見てまわるっつっても、そもギター屋なんだからギター以外に見るもんはないわな)せいぜい気が移らないようにフェンダー系でも見てるかと思ったんだが、行き慣れない店舗ゆえフラフラ彷徨っててひょいとギブソン系が置いてあるところに行っちゃって、まんまと気が移った(笑)その場じゃさすがに「これも!」とかゆーワガママはしなかったが、暫らくして落ち着いてみるとありゃ一体どんな感じなんじゃろ?とか思うようになって、仕様とかレビューとかネット検索してみた。S/N160080792 ハニーバーストの60sトリビュート 結局、買っちゃうんだけど(汗) ハムバッカーのレスポールについては昔から知ってるけどシングルPUのレスポールってどんなんだろっつーのが事の始まり。そのシングルPU(P-90)を見た目が石鹸みたいだってんで通称ソープバーって言うんだが、そもそもレスポールの始まりはソープバー搭載型だったんで、ご先祖様(笑)の音を聞いてみたいと思ったわけ。きっとストラトみたいな軽めの感じなんだろって思ってたんだが、どっこいこれが何と言おうか。軽いは軽いのかもしれないけど、当然ストラトっぽくはない。むしろテレキャスに近いよーな、テレキャスのキンキンをマイルドにした感じってか、それでいて結構粘るし。これがソープバー全体の音色なのかこの個体特有のもんなのか知らんがね。でもってね、ついてくれた担当ちゃんが「アンサンブルならハムバッカーよりも断然ソープバー!ソープバーは過小評価され過ぎ!」って熱く語るんだわ(不人気商品が売れそうだったんで頑張ったとは思いたくねえなあ)いゃあ単なるコレクターで別にバンドやってるわけじゃないんスけど。。。とは口が裂けても言えんが、音も気に入ったしネックも弾きやすいしでお買い上げ。決して担当がカワイコちゃんだったからじゃねえぞ(笑)見てくれも、今までレスポールはトラ杢って決めてかかってたけど、こんな感じの杢目もいいじゃんとか贔屓の引き倒し。 けど、好みでちょっとだけいじくった。トグルスイッチキャップを飴色にして、メタル付きトップハットノブを通常のトップハットノブに替えてオールドっぽい見てくれにしてみた。60年代再現ってゆーならメタル付きがオリジンだし、トップハットはたっぱが低くなるんで操作性が悪くなるけど、そこは雰囲気重視でね。 調子こいてトラディショナルもいじってみた。こっちもトグルスイッチキャップを飴色に、スピードノブを飴色のトップハットノブに。オールド感バッチシ!な~んて、なんのこっちゃかちっともわからんよね(笑)
2016.06.29
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麗らかとゆーには超キョーレツな日差し。月が替わったとはいえ、まだ梅雨前だっつーのにこの夏日。と思ったら北海道じゃ雪景色だとゆー(◎_◎;)地震といいヘンテコな気象といい、ホント、世界はダメかもしれない。ならば、ものごとをあれこれセーブせず、かといって無理はせずだが、いろいろと享受するのが人生よ、と悟りだか開き直りだかよくわかんないが、ともかく楽器屋さんへ(笑)周期不定であらわれる、発症すれば手に入れるまで治らないギターコレクション病である。ギブソンレスポール トラディショナル2016 ギター病は、そもそもミニカー蒐集よりも歴史が古い。ミニカーがおよそ25年くらい前なら、ギターはおよそ40年くらい前からだ。 はじめは時代が時代だからギブソンやフェンダーは手にするどころか目にすることもまれで、結局「今度出るトーカイっつーメーカーのがコピーがハンパないらしい」とか「いやいや数的有利なのはやっぱグレコかフェルナンだろ。」とか仲間うちで喧々諤々。 それからフェンダージャパンが出来て、誰でも比較的容易にフェンダーロゴを手に入れることが出来るようになって、一時期フェンダージャパンをとっかえひっかえ(笑)そのうちクルマの免許取って、学生じゃなくなって、興味の対象がクルマに。以降、散発的にギターは唐突に欲しくなって買い、しばらくしてまた欲しくなると下取りで交換の形で数は増えなかったのが、ここへきてドドっと増えたのは、やっぱりギブソンUSAが阿保みたいな低価格で買える!ってガキの頃からしたら夢みたいな現実が後押ししてる。ギブソンが安売りかよって批判の声も多々聴くものの、仮に下取りに出してもハンドメイドミニカーくらリセールバリューしかないって噂のLPJを買ってみたら、人が言うほど悪いところに気がつかない(笑)こちとらプロの耳もセミプロの腕も持ち合わせてないからね。とはいえ、やっぱり昔ながらのちゃんとした見てくれ(笑)のレスポールも欲しくなるのがコレクターってもんだ。S/N160036078、アイスドティーバーストのトラディショナル(2016年仕様) 写真がヘタなんでなんだが、午後ティーをお天道様に透かした時のような赤味とトラ杢に見事にヤられた。ニューモデルに関してうんちゃらかんちゃら言う声もあるが、昔ちょろっとだけバンドかじった音楽シロートはミーハーでいいいのだ(笑)工芸品的に破たんのない作りで、ちゃんと音が鳴ってんだから、あとは自己満足度合いの問題。 ホントは、ギターじゃなくてギターアンプを買いにいった、とゆー。見事に、海老で鯛を釣られた(笑)
2016.06.03
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ようやく、半月かかった全日本模型ホビーショーレポが終わって、さてレギュラー記事にかかる前に、ちょっと小休止。こんなことやってるからミニチュア写真撮るのも遅くなっちゃうし、なのだけどこっちはこっちでコレクション趣味なので。。。(^^)ゞギブソンLPJ2014 チョコレートサテン 今年の春先に、今考えればその後のギター買いの呼び水になったギブソンLPJ2014。別にバンド組んでとかゆーのはなくて(つか、バンドとかめんどくて嫌い)ひたすら家ん中で、テケテケ弾いてるんだが、わりと静か目に弾いてても、気がつけばボディにうっすらとピックのひっかき傷が。まあ、ヒストリックとかバーストとか物凄い効果でレアなギターであるわけじゃなし、むしろ概ね殆どのギブソン信者から忌み嫌われてる(かシカトこかれてる)ギターだし、仮にヒストリックだっても使ってるうちの傷は、勇者のしるしっつーわけじゃないが、世間じゃその傷を真似てエイジングする輩もいるわけだから、一概にダサいわけじゃないんだろうけど、私的には新品にワザと傷つけるのは趣味じゃないし、とにかく傷がつくとけっこう凹むほうなんで、思い切ってDIYをやってみた。 スカッドの黒白黒3プライピックガードと(ブラケット込みで1000円ちょい)を買ってネジ止め。うまいこと寸法がドンピシャで、現物合わせにピックガードをヤスることもせずに簡単に出来上がり。パーツ後付けは価値が下がるってゆーし、もしつけるんならギブソン純正とかのほうがいーんだろうけど、実際価値が下がるほど高いギターじゃないし、ボディに引っかき傷が入るほうがよっぽど嫌なんでね。やっぱレスポール系にはピックガード必須だよ。そいえば、昔持ってたクラシックプラスもピックガードついてなかったのを、ごちゃごちゃゴネてイシバシでロハでつけてもらったっけか(笑)
2015.10.07
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一時期の停滞ぶりは一体どこへ行ったやら的にミニチュアモデルドッカンリリースなんであるが、そんな状況にもかかわらず、ついついやってもーた(^-^;実は、ギター欲しい欲しい病がぶり返してて、ブログも書かずに、ネットであーでもねえこーでもねえ調べてたんだわ。けど、いっこ前のテレキャスは昔持ってたからネックの感じとか音色とかが感覚的にわかってるんでネット購入したんだけど、やっぱギターは実物みて触ってナンボだよねってなわけで、タイミングよく地元の楽器店が移転リニューアルするんで覗いてみた。フェンダー ジャパンエクスクルーシブ クラシック60sストラト そーです、テレキャスだかPRSの回でストラトはちょっとぉ。。。とか書いてたにもかかわらずストラト買っちまったい(汗)まかりなりにもギターコレクターを名乗るんだったら(名乗るの?)やっぱストラトは外せないなぁと思って。しかも、ギターはやっぱり杢目が生命とか言っておきながら、きっちり単色塗りつぶしの杢目なし(^^ゞ ストラトってアーティストモデルっつーか、ボディカラーでイメージ決まっちゃうみたいなとこあんじゃん?エリック・クラプトンの黒とかリッチー・ブラックモアの白とかイングヴェイ・マルムスティーンの黄色とかジミー・ペイジのレイクプラシッドブルーとかゲイリー・ムーアのサーモンピンクとかね。だからさ、黒を買っちゃうと「こいつ、クラプトンやんのか?」とか思われちゃいそうで(完全に自意識過剰だな)色を選ぶのがなかなか難しいんだよ。 かと言ってパーソナルカラー感のないサンバースト選ぶのも芸がないし、やっぱ知る人ぞ知るボディカラーでそのこと知ってるのもエライだろ的満足感も得られるってことで、今ではすっかりレスポールの人に戻っているゲイリー・ムーアのフィエスタレッド(ホントはフィエスタレッドが退色したサーモンピンクなんだけど、それ知ってるんもエライだろ的な)を考えてたんだけど、どーも現物を見るとイメージしてたカラーとちょっとちゃうねん。なんか茶色っぽいのよ。もちっとオレンジっぽいイメージ持ってたんだけど、かなり茶色っぽいのよフィエスタレッド。フェンダージャパンからフェンダーのジャパンエクスクルーシブ(このニュアンスの違い)になって、カラーレシピ変えたんじゃねーの?って感じ。まあ、実際はジャパンエクスクルーシブシリーズって銘打ったって、ここしばらくはフェンダージャパン在庫品のバッチ替えなんだろーけどさ。 更に、こいつはバスウッドボディだってのにかなり重い。多分、塗料の重さ。赤は下地の色に相当引っ張られるから色を出すのに結構苦労して何回も塗り込んでんだろなぁ。(だから鮮やかなオレンジレッドになってなくて茶色っぽいんだとも言えるかも)てなわけで、フィエスタレッドはパス。いや、ネット注文じゃなくてよかったよ(ちょうどイシバシが移転リニューアルセールやってたんで見に行った)色といい重さといい、もう少しで開けてビックリ玉手箱!になるところだったわ。やっぱギターは一度は実物を見ておかなくちゃって教訓だわね。 で、じゃあ改めて何色にすっか?ってことになるわけだが、フィエスタレッドの隣に吊るしてあったこのソニックブルーが妙に気に入っちゃって。フィエスタレッドに比べて全然軽いし、試奏したらボディが軽いからなのか知らんが結構よく鳴るし、プロがあんま使ってるの思いつかないのも逆にマイカラー的で新鮮とか、勝手な理屈つけてソニックブルーにしたわけだが、後で調べてみるとソニックブルーのストラトってジョン・レノンとジョージ・ハリソンが使ってんのね。 イメージ戦略的にスーツにリッケンバッカーを使ってたビートルズだけど「4人はアイドル」の頃には、お金も貯まってきたことだしいつまでもリッケンみたいなB級品じゃ満足できんってことで、ジョンがジョージの分もあわせてボーヤに買いに行かせたのがソニックブルーのストラトってことらしい(ジョージは後にサイケに塗りたくっちゃうわけだけど)。 最終的にビートルズはコンサート活動はやめちゃうから、ステージでストラト抱えてるフォトはないわけなんだけど、リハで使ってるショットがググると結構でてくるね。いやあ、正直、ビートルズにギブソンとかフェンダーって印象ないんだよね、つか楽器にこだわるってイメージがないんで、まったくノーマークだったよ(^^ゞそれこそまさに、この色のストラトってビートルズが使ってんだぜ、知らねーだろ的優越感(マニアじゃ当たり前のハナシなんだろうけど)が味わえるってことで、大正解な買い物だったわ(^^)ってかさ、カラバリもあれこれ欲しくなってんで結構ヤベーんだけど。
2015.08.15
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いっこ前の記事で「大戦レシプロ機はやっぱメッサーかフォッケラブ」とか言っておきながら、記事内容は2機ひとまとめでまるっきし愛のない埋め草記事だったりしたのは、大戦機よりももっとラブなもんが届いちまったもんで、さっさとこのヒコーキシリーズを終わらせて、こっちをアップしたかったらなんだな、実は。フェンダージャパン テレキャスターTL69ペイズリーレッド(#JD15001042) 今年2台目、コレクション再開して通算4台目のギター(^^)vイェイ前に、ギターは杢目が命だから全面単色塗装で杢目もへったくれもないフェンダー系はちょっとねぇ。。。とか言っておきながら、ご覧のとおりフェンダー(ジャパン)である(^^ゞ きっかけはたまたま読んだネットニュース。なんとフェンダージャパンが無くなる、と(このニュースを読んだ時にはもうなくなってた)。 フェンダージャパン、その成立は多分に政治的なものであって。創始者レオ・フェンダーが離れてCBSが買収したあとのフェンダーの品質は下降線をたどり、フェンダーギターに憧れをこめて熱心に研究を重ねた日本製コピーモデルに負ける製品に成り下がったのはアメ車と日本車の関係に似ているが、クルマと違ったのはフェンダーが日本サイドに歩み寄ったことだ。コピーモデルの氾濫がフェンダーの市場を食っちまうなら、そのコピーモデルをフェンダーに取り込んじまえ、と。いわゆる暖簾分けみたいな感覚で、高品質な日本製のギターにフェンダーの銘を冠しちまったわけだ(正確にはもうちっと違うけど)これがフェンダージャパンの誕生であり、これによって我々は国産ライセンス品ではあるものの「フェンダー」のロゴのついたフェンダーギターを比較的安価に手に出来ることになったわけだ。そんなフェンダージャパンがなくなる(といっても国産フェンダーがなくなるわけではなさそうだが。。。)となりゃあなんかしら入手しとくか!と考えたときに思い至ったのが、このテレキャス。天邪鬼な性格ゆえ、万人に人気のストラトじゃあ面白くない、ここはひとつ玄人好みのテレキャスだ。ならば、あえて目いっぱい杢目云々カンケーないペイスリーレッド(かブルーフラワー)だろ、本家USAにラインアップされてなさそうだしってことで。 んじゃ赤か青どっちにするかとにらめっこして、ペイズリーは前にも持ってたことがあったんでブルーフラワーにとも考えたんだけど、やっぱサイケでヒッピーな60年代後半のあの雰囲気を醸し出してんのはペイズリー柄じゃんってことで買ってみた。しかも、杢目カンケーないから初めてネット通販で買ってみたのよ、ギタープラネットの。 本来地味なテレキャスなのにド派手でいいよね~(^^)久し振りにロイ・ブキャナンを引っ張り出して聴こうかね!
2015.05.21
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なんちゅうかね、全ては発売アナウンスした製品について発売予定日を過ぎても無責任にもなんのフォローもせず、むしろ遅れて当たり前的厚顔無恥な顔してられるミニカー業界のせいなのよ。いくらミニカー嗜好が他人よりヘンな方向に偏ってたって、一般人並みに欲しいクルマもあるんだが、そーゆーオールラウンダーですら遅配当然ってゆーんじゃ、こりゃもうどーしょーもない(-_-;)月一台以下ってえのは、過去最低ラインを更新中で、この分じゃ2ヶ月に一台ペースになるんじゃね?まあ、お財布的にはありがたい筈なんだが、身に沁みついたコレクター根性ってのはどーしょーもないもんで、ミニカーで金が浮いたんだからその分他のコレクションにまわすべきじゃんって。決して預貯金を増やそうって考えには至らないわけだ(笑)とゆーことで、ギブソンLPJ、SGJに続く1/1コレクション。ポールリードスミスSEカスタム24 バードインレイ ベベルドメイプルトップ(オレンジ) ギブソンを買ったならお次はフェンダー。。。といかないところが根っからの天邪鬼全開であるが、実際もともとあんまフェンダー(特にストラト)は好きじゃないのよ。ジャパンが出来た頃は、あのスパゲッティロゴが刻印されたギターが手に出来るってんで、結構憧れて何本か買ったけど。音云々の前に、ストラトの何が嫌って基本杢目があんま見えないじゃん。そこがまず嫌。わかりづらい喩えだが、ストラトってアンディ・ウォーホルのキャンベルスープじゃないけれど、非常に安直な大量生産品の匂いがするんだわ。カラフルだけど杢目が見えないベタ塗りボディって、なんかアメリカ人大好物のゼリービーンズ店頭量り売りみたいに非常に安っちい感じがする(なので木目勝負のテレキャスはセーフなんだな)。考えてみりゃウチにあるCD、ロック教科書的にジミヘンもリッチーもあるにはあるけど、他にストラトメインのギタリストのアルバムってほとんどねえもんなぁ。ま、ミュージシャンじゃなくてコレクター、ギターイコール楽器よりもギターイコール工芸品ってひねくれた立場からの戯言だけど(笑)で、そーゆー杢目至上主義の目からするとPRSは非常に魅力的。廉価SEシリーズなら、US本家の何分の一かの価格で、本家同様の外観が手に入るとなったら買わない手はない。とはいえ、持った感とかネックの感じとか音も一応(笑)確認しとかないとってなことでPRS日本総本家的なイケベの渋谷店へ飛んでった。 実際手に取ってみると、ネット画像から想像してたより意外と軽くて、ギブソン系の重さを想像してたんだがどっちかってえとフェンダー系の重さ感覚。ネックの感じ弾き心地は非常に好感触で、私的にLPJやSGJよりもしっくりきた。音は、世間じゃいろいろ言われてるように確かにパンチがないよーな気もするが、大して気にはなんなかった。そこは値段が値段だし、こっちはプロじゃねーし、ウチに籠ってたま~にチャラチャラ弾くだけだし。 いや~杢目の綺麗なギターってやっぱいいわ(^^)今度はSEサンタナいってみるかぁ!?
2015.04.26
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2月に入っても新作ミニカーがないんで(ホントは出番待ちが一個あるけど)またまたギターですまぬm(__)mま、最近はミニカーよかこっち注力したいなんてなことも思っちゃったり。楽譜とかエフェクターとか、もっと単純にピックとかストラップとか、まあ初心者パックみたいなもんをあれこれ買ったり。で、レスポール(じゃないけど)買ったら、お次はやっぱSGだよねえ!ってことで、これまたいろいろ物議を醸しだしてるSGJをば買ったりして。。。だってさあ、ギター一本しかないと、いちいちオープンチューニングだのDADGADに直すのめんどっちいじゃん!って、お前プレイヤーちゃうじゃんか単なるコレクターだろってツッコミが聞こえてきそうだが(笑)ギブソンSGJ2014 ラブドビンテージバーストサテン #140007648 エレキギター、とくにロック小僧のギター選択って、ギブソン系かフェンダー系で9割がた決まりってのはさほど外れてないと思うんだが?「系」って括りにしたのは、今でこそフェンダーもギブソンも廉価品を販売していて、初心者1台目がフェンダーとかってさほど珍しくはないが、昭和の、プロになるわけでもないちょっと熱病にうかされたロック小僧には、本家は憧れるだけのまったく手の届かない高嶺の花だったわけで、実際は国産コピーモデルだったわけだが、それにしても手にするのはレスポールかストラトと相場が決まっていた。結局のところ、どんなミュージシャンが原体験なのか?ってことが決め手になるんだろうが、当時聞き込んでいたアーティストのマネをするにはレスポールで、以来、フェンダージャパンならちゃんとヘッドにフェンダーって書いてあるって理由でストラト・テレキャスを所有してこともあったし、可愛さ余って憎さ百倍でクレイマーとかシャーベルにいったこともあったが、深層意識は延々とギブソン派、レスポール最高!なのだった。 なのに、ここにきてSG(笑)そんなにレスポール最高!なら、チューニング違いでもう一台ならLPJもうひとつでもよさそうなもんだが、そこはそれギタープレーヤーじゃなくてギターコレクターだから。 レスポールはムリでもSGなら本家が買えたのに中々そうしなかったのは、やっぱSGってフェンダーにコテンパンに負けた結果のギターだってイメージがあったから。そりゃそうでしょ。あの豪華絢爛トラ目バッチシの工芸品レベルのレスポールのモデルチェンジ版が、あの木目も寂しい薄っぺらい地味なSGだもんよ。確かに分厚いボディにワンカッタウェイで高音部が弾きにくいって弱点をカバーするにはダブルカッタウェイは正論なんだろうが、それはそれでストラトの模倣って感じもするし、ヘッドとボディのバランスもあんま良くないし。。。と、まあマイナーイメージ先行で敬遠してたんだが、実際手にとってみるとそんなに悪くないじゃん。なにせ昔と違って体力が落ちてるもんで、(LPJも軽くなってるとはいえ)重いのはツライし(^^ゞ木目だって、LPJほど廉価っぽくないし、つか元々のSGがこんなもんだし、否むしろSGよかいー感じだし。ってことで結構気に入ってたりするんだな。だったら、LPJと2台分の予算でちゃんとしたSGを買うって手もあったなあ、とは思うものの、実際予算6桁となると尻込みしちゃうチキンなんだよね(^^ゞで、気がつくと5桁のをふたつ買ってる、という。。。あほでんがな(笑)
2015.02.14
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1月もアっちゅー間に過ぎたってぇのに、購買意欲をそそるような新作ミニカーが出てこない。もうしばらくすると好調スパークから、あれやこれやがドドドっと出るみたいで、それにあわせて予算を温存ってすりゃあいいのに、コレクターってえ人種はなかなかそうは問屋が卸さないわけで(笑)ミニカーが出ないなら出ないで大人しくしてりゃあいいのに、別口を再開しちゃったりするわけだ。それに新作ミニカーがなきゃブログの更新も、アイテムがあっても遅いのがもっと動かなくなっちゃうんで、カウンターアップ目的もあるわけだ。(つってもミニカーじゃないんだから果たしてカウントアップに貢献するかは、甚だ疑問だが・・・) こないだ、自分にご褒美とかいってる奴ぁ金持ちにゃ絶対なれんってなことを書いたが、そんなことはお構いなしに自分にご褒美出しまくりの誕プレ、である(^^ゞ 実は蒐集癖としてはミニカーよりも歴史は古いのだ、ギター蒐集。元々は中学高校と少しばかりバンドをかじってた時期があったんだが、所詮シロートの自己流じゃあさほど上達するべくもなく、進学に連れてメンバーも地方にばらけて自然消滅、新たにメンバー募ってってほどの情熱はなく、ただギターをどうにも持っておきたくて、つってもミニカーみたいにあれもこれも買ってっちゅーわけにもいかんので、一台買っちゃあ一台手放してを細々と繰り返してたわけだ。ギブソンLPJ2014チョコレートサテン #140028261 大多数のギブソン信者からは大ブーイングのLPJである。いわく「ギブソンはこんなレスポール作っちゃあかん」「商業主義にクラフト魂を売り払った」云々云々、非難の雨あられである(^-^;たしかにレスポールには、楽器であると同時に伝統工芸的な意味合いも求められるのは、オールドヴィンテージギターの写真集(とゆーのがあるのだ)とかまで買い込んでる身にはよ~くわかっとる。しかしね、廉価版を出すには出すだけの背景ってえのがあんじゃないのかねぇ。オールドヴィンテージのレスポールは伝統工芸品としてプロやセミプロの間で高値で売り買いされてるけど、それって売れたからって別にギブソン社にお金が入ってくるわけじゃないしね。企業としちゃあむしろそーゆーの邪魔なんじゃねーのかね。プロ/セミプロ相手の商売じゃあ、たかが知れてる。過去の名声だけじゃあ食ってけねーもん。むろん、過去の名声にあこがれて購入を希望する顧客を満足させる商品ラインナップを揃えるのが企業努力なんだろうが、そのように出来ない今は雌伏の刻、とゆーふうに考えとるが。今が我が世の春を謳歌しているポルシェだって、あちこちに身売り話がでるくらいグダグダの時期があったんだから。要は、廉価品で多売しないとやべーんじゃね?ってこと。となれば、ギブソンファンとしては一本買っとくか!っちゅーことで。 義侠心で買うべ!と思ったものの、ネットで見て注文っつーのはさすがに。。。音や引き心地のこともあるし、廉価とはいえ木目がどーでもいいわけじゃないし。ってなわけで、ネットからは販価くらいを参考にして、何年ぶりかにリアル楽器店に出かけたわけだ。久々のギター群にテンションあがりまくりで、あれこれ手にして試奏して買ってきたのが上の#28261。店としちゃヒジョーに迷惑な話だったろうが店舗在庫全部弾いてみてコイツが一番フィットしたんで。ドシロートが音云々っつっても何言ってやがる、なんだろうが、アンプ通さない生音が一番鳴ったんだから、まあ、あんま間違ってる選択じゃあないだろう。LPJ初年度2013モデルの黒ペグ黒ハムバッカーカバーよか、ちょっとオールドテイストに振ってていーんじゃね。って、そうしてオールドヴィンテージにすり寄るところも、魂売ったと思われちゃうんだろーねー(*^^)v
2015.02.05
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先週のハナシだが、世間が山城新伍が亡くなったのどーのと喧しかったその同じ日に日本的には非常にひっそりと我らが神祖が亡くなったニュースが流れた。これがなければロックがロックたり得ない、と言い切っても過言ではないエポック且つ工芸的にも素晴らしいエレキギター“レスポール”の発案者であり自身もギタリストのレス・ポール(ちとややこしいか)齢90ン歳とゆーことだから、人生を完璧に生き抜いた大往生だろう。エレキギター数々あれども、大雑把な分類としちゃあギタリストはレスポールかストラトを手にするものだろうよ。そこはまあ、感化されたのがパープルかツェッペリンか、というその一点で決まるもんで映像に関して先にオフィシャルとして手を出したツェッペリンの、つーかジミー・ペイジの極端に吊り下げたレスポールの映像にガツンとなって、手にとるのは当然レスポール。もちろんギブソンは今ほどリーズナブルではなく、国産コピーモデルだったがね。アリアプロIIのブラウンサンバースト。多分、一番弾きまくったギターだろうなあ、当時はバンドもやってたりしたから。高校を出ると、バンドのメンツもバラバラに進学したから、パーマネントなバンドを組むことはなかったのが悪かったのか、ギタープレイヤーからコレクターに(笑)ストラト、テレキャス、SG、クレーマー果てはEDS1275(ダブルネック)レスポールもグレコ、バーニー(フェルナンデス)、ギブソンまで。振り返ればやっぱギブソン系のギターがいいねえ。フェンダー系はどうも工業製品の域を出ていないっつか、ポップで価格もリーズナブルでそれはそれで意義はあるんだが、ギターには工芸的価値を求めてしまうわけよ。木目の綺麗さ、フィニッシュの素晴らしさ云々。その最高峰がレスポール。その生みの親レス・ポールが亡くなったのは、やはりちょっとくるものがあるね。合掌。 ウチのレスポール(^^)ギブソンメイドインコリアのエピフォンブランドのだけど(^^ゞ本家のは、やっぱちゃんとしたラッカーフィニッシュだし保管管理が大変なんでねー。ちゃんとした人が手にするように大分前に楽器屋に持ってってもらった。極薄の木目フィルムと判ってはいるものの、それでもこのトラ目にぞっこんスよ(^^)
2009.08.17
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今日は昼までグダグダ寝てて(^^ゞダメなオトナの休日になりそうだったんで、一念発起、今のところに引っ越して以来インテリアとして部屋の片隅で埃かぶってたストラトのメンテナンスをしてみた。まず、ガビガビに錆びた弦を取ってボディの埃取り。木の部分は単に埃かぶってただけなんだけど、金属メッキ部分がね、かなりやられててやっかいだ。CRC吹きまくって、さらに金属磨きで磨いてなんとかサビを落とした。全部は落ちきってはいないんだけど、見られる程度に輝きは回復したから、まあ良しとするか。それからピックガードを外して、ピックアップセレクターやらボリュームポッドやらに接点復活剤を吹きかけてボディにワックスかけたら、なんとなく遠目には新品状態じゃん(^^ゞ問題はケースにも入れずほっぽらかしといたから、ボリューム回したり、ピックアップセレクターいじった時にノイズが出ないかってことなんだわ。弦を張り替えて、エフェクター兼アンプのズーム505につないでおそるおそる音出してみる。あ~よかった!ちゃんといい音でちゃんと機能するじゃん!つーかさ、このギターってじゃんじゃか音出したことってあったっけ?笑てなわけで、こいつがフェンダー(ジャパンだけど)ストラト。’59年あたりのモデルをコピーしたもんだと思うけどボディが3ピースなんだな。ギターは木目命と思ってるにしては、オフホワイトのソリッドカラーなわけがここにあるのだ。木目は大事だが、ツギハギの木目じゃあ興ざめだからな(^^ゞまあ、そういうマイナス点はあるんだけど、復帰したからには今度はちゃんと扱ってあげましょう、とな(^^) まずはソフトケースを買わないとね。けど、本体買えばサービスでついてくるものをわざわざ買うっていうのもなあ~保証書とか昔のレシート持ってって、くれ!っていったらダメかしらん(^^ゞ
2005.04.02
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月曜はかったりーねぇ(^^ゞもともとやる気はないんだけどさ、それに輪をかけてやる気なしだ。今日は相手さんもかったりーらしく、まったく電話攻撃がなかった。だもんで、さっさか定時退社にした。週末は雪なんか降りやがって、まったく外に出れなかったから、いろいろ買い込んで来た。 カレカノ彼氏の事情もヤマ場を過ぎたみたいだな。思えば最初のころは彼女の事情だったのが、段々と彼氏の事情側に話が移って。あと1巻で完ってことらしいけど、最後は彼氏彼女の事情でいい感じに幕引きになりそうだな。ハッピーエンドに期待しよう(^^)おねがいツインズ出来は画像のとーり。かなりいいセンいってると思うぞ。狙い目だったみずほセンセと深衣奈を一発で引き当てたのが爽快!直前まで2倍のプレミア価格のガチャシングルで買おうか迷ってたのだが、思い切ってブラインドボックス勝負に出て正解だったな。こーゆーことは滅多にないんだが、どうもコトブキヤのおねがいシリーズは相性がいいんだな、考えてみたら。前のおねティもダブリなしのフルコンプだったもんな。今回はあと樺恋が当たればいいかな。見本みたらば椿、晴子、苺はイマイチだったから特にコンプにはこだわらず、なのだった。んで、今日のメインディッシュZOOMのギターエフェクター505II何を隠そうカレカノとおねツイはついでの品で、今日はこいつを求めて街に出たのだよ。隣町のギタースポットまで行こうかな?とも思ったんだが、あっち方面は道が渋滞でさ。地元の街で探して、なけりゃ隣町に行くか。そのころにゃ帰宅渋滞も緩和されてるだろうし、って目論見でとりあえず街へ。ちょうど楽器屋じゃエフェクターフェアやっていて、505IIもメチャ割引きってわけじゃあなかったがACアダプターがタダでついてくるというので、ここで購入(^^)さっそくSGにつないで遊んでみると、これがいいんだわ。ネットなんかじゃコンパクトエフェクターに比べて音がショボイのが欠点とか目にしたけど、とんでもない。ま、耳の肥えたプロからすればそうなのかも知れないが、たかだか5000円でコンプからディストーション、コーラス、ディレイまでついたエフェクターなんてそうそうないからね。しかもオールインワンだからノイズも最少。まずは36種のプリセット音源を確認しつつ弾きまくり。気がつくと3時間ほど経過。あ~時間気にしないでギター弾いたのなんて久方ぶりのことだ。きっと明後日は左腕筋肉痛だな、こりゃ明日じゃなく明後日の筋肉痛なのは、歳だからさ(爆)とはいえ、この505II個人的にはチョーお薦めのエフェクターだな。ホント、こーゆーのが安価で出来る時代なんだねぇ。長生きはするもんだ(爆)
2005.03.07
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くぅ~!ついにギター買っちゃったよ(^^)今日出掛けていった隣町の山野ギタースポットでいいのがあったんだ。ただ、あんだけ騒いでたテレキャスターじゃなくてSGだったりするんだけどね(^^ゞテレキャスターはBECKの影響かどうかは知らんが、どこの店舗でも品薄でね。イシバシに木目・色合いが気に入ったのがあったんだけど、ちょっと予算オーバーでさ。もうちっと安いのないかね~とあちこち見て回ったんだけどやっぱなくてさ、今日ギタースポットになけりゃ駿河台遠征かとも考えてたんだが。実際ギタースポットにも予算内ので良さげなのはなかったんだけど、テレキャス以外のコーナーも眺めてたら、SGのコーナーのすみっこのほうで買って買ってオーラ出してるギターと目が合って。それはフレームトップのサンバーストカラーでね。SGっちゃあアンティークチェリーとかブラックが定番で、しかもトップがメイプルのトラ杢なんてのはあんま見た憶えがない。ってことで見た目第一印象一目ぼれってヤツ。さっそく店員に頼んで試奏させてもらって、またビックリ。ネックが薄くてとっても弾きやすいんだよね、これ。(そこは、このギターが、ってことじゃなくてSGの特徴なんだろうけど)SGっていうとどうもいいイメージがなくて、いままで敬遠してたんだよね。それはウチにあるヴィンテージギター写真集(ってのがあるんだよ)に、SGはストラトの好調さに負けた打算の産物みたいなことが書いてあって、いいイメージなかったわけ。エレキギターを大雑把にわけるとギブソン、フェンダー、その他って分類になるんだろけど、世界のミュージシャンの8割方はギブソンかフェンダー使ってるっていっても過言ではないだろうね。その両者のフラッグシップがギブソンはレスポール、フェンダーならストラトキャスターってのも誰もが認めるところで。で、レスポールとストラトをざっくり比較すると、レスポールは楽器プラス工芸品の趣きがあって、ストラトっていえば米国型大量消費品的なイメージかな。ギブソンが木目をポイントにしたフィニッシュを好むのに対して、フェンダーは木目なんかそっちのけでソリッドなカラーを何色も設定して売るみたいな。クルマでいったらギブソンはフェラーリとかジャガーとか手作り感のある外車で、フェンダーはトヨタ、かな。もちろん、そうはいってもストラトにも現代まで半世紀ものあいだ愛され続けるデザイン性やトレモロアームに代表される先進性があるわけなんだけど。にしても価格という側面から見れば、ストラトの低価格にレスポールは勝てるわけもない。というか同じ土俵で考えてなかったんじゃないだろか。で、販売的にはフェンダーに大きく差をつけられてしまうわけ。儲からなきゃ仕事もいい方向には回らないっていうことで、営業サイドの要望で手間のかかるレスポールは生産中止として、モデルチェンジが急務になったわけだ。そこにはニーズとして安価で生産性が良くて生産LTも少ないって項目が当然盛り込まれていたはずで、その回答として世に出たのが2代目レスポール(いまのSG)だったわけ。そのデザインレビューはストラトのようなWカッタウェイ(初代はシングルカッタウェイでネックの高音域がボディに入り込んで弾きにくい)ボディは初代のマホガニーバックにまろやかにラウンドされたメイプルを貼ったものからマホガニーの単板に。はっきりいってストラトのギブソン版といわれても仕方ない仕様だった。挙句はレスポールの開発者(レス・ポールってじっさまだ)にはこんな単板の木目も綺麗じゃないヘンテコなカタチのギターにワシの名を冠することはまかりならん!とか提訴されちゃって(2代目)レスポールって名前も使えなくなっちゃった。そこまでの歴史を知ってたもんで、いままで買おうとも思わなかったんだが、どっこいSGは実はレスポールよりもたくさん売れたのだ。ただ、ストラトが市場に蔓延したあとの発売では、ロックの主役機たる立場はついに手に出来なかったけどね。強烈なSG信奉者には、AC/DCのアンガス・ヤングとかブラック・サバスのトニー・アイオミ、大御所フランク・ザッパなんてのがいるし、おお!考えてみたらクリーム時代のECもSG使ってたじゃんな(といっても少数派には違いないけど)でも、いま目にしてるのは、レスポールの血を引くトラ杢バリバリ(ってことはオリジナルSGって意味合いからは凄く外れるんだけど)で色合いも深みのある木目を生かしたサンバーストだし、いままでのイメージからはちょっと違って見えたわけ。ってか一目惚れだ(^^ゞ弾きやすいし軽いし(レスポールちゃんはとても重いのだ)ピックアップもギブソン製だし。ってことで試奏10分くらいで決断しました(^^)あ、そうそう今回買ったのはギブソンの弟ブランドのエピフォンのSGなのだ。弟ブランドとはいえ、いちおうギブソン直系のギターがン万円で手に入るいい時代になったもんだ(^^)この値段なら3ヶ月に1本くらい買っちゃうよなあ(爆)余談だけど、家に帰ってさっそくちゃかちゃか弾いてたら、あまりに久し振りに弦を押えたもんで、握力は痛いわ、指先は痛いわで大変(^^ゞそれと、このSGはホントはG400デラックスフレームトップというのだそうだ。
2005.01.29
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