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Jul 17, 2014
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カテゴリ: 物語り
​​​

息長の編(504年)

 男大迹王が領地とするのは、
大淡水湖(形状からみると琵琶湖)の西岸の

安曇川の扇状地・高嶋(現在は高島市)である。
その地で息長一族は鉄の鉱脈を

当てたことが大きな発展をもたらした。
鉄を武器に用いず、鍬、鋤きなどの

農耕具に用いて美濃・飛騨まで水田地帯を拡大した。 

淡水湖・淡海(あはうみ→近江)を眺めれば
北東に神の島・竹生島、東岸遙かに

神の山・伊吹山が見渡せる。

 下図では、伊吹山(標高1,377m)は
長浜市の13km東方にある。

天野川は長浜と彦根の中間を琵琶湖に流れ込む。 

・・・・・・・・・・・ 

 < 琵琶湖 :公式の 水深 (s) 最大103.58m
面積670平方km、周囲241km>


琵琶湖GIF

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 先ほど 大迹王は、伊吹山の山麓に住む


しかし、真手王が自分の幼い娘を、
息長家伝来の家訓に沿って


大和の幼い武烈王に嫁がせるという約束を
結びたがっている話題には、


男大迹王はあまり触れたがらない。

なぜなら、百済、新羅、伽那でも新しい国造りが行われ、
倭国でさえ
そうなのに大和と言えば旧態依然なのである。
真手王だけは、 「伝統&雅」


のみで民を治めんとしている大和 が、
最後には勝つと信じているようだ。


気分が優れない 大迹王は、
天野川に沿い、湖畔に降りて、坂田に住む

真手王の従兄弟・大跨王の所に出かけた。
そこには三尾に住む男大迹王の

妃の弟・椿が来ているという。

///

椿は、「朝鮮半島の伽那の情勢が怪しいので、
大迹王が渡って、探って欲しい」

との三尾の都奴牟期王の命令を伝えた。
伽那は息長一族の故郷でもあり、

その「 真金 」、「 」、「 」で、
交易で 生活は守られ、癒され、律せられている。

///

男大迹王と真手王達は3月に三国湊を立ち、
伯耆不二(大山)を左に見ながら


淀江港に立ち寄った。
淀江の族長・加茂王が屋敷で出迎えてくれた。

伯耆大山
伯耆大山 標高1,729m)

加茂王には
「息長ほどの大族が大和の下にいる理由が判らない」ようだ。

大迹王は真手王の代わりに説明する。

大和は雅と風儀 (てぶり)で国を治めている」と。

真手王が捕捉する、
風儀とは古き仕来りを守っていくことかと 。」


加茂王は、
「それは正しい。そうしたいのであるが、しかしそうもいかぬ。


倭国 を見れば判るのであるが、
先王・武は南朝に多くの貢ぎ物をした返礼に


鎮東大将軍の称号をもらい将軍府(太宰府)を
開けたうえ、部下に将軍、三相
の位を授与する権限を得、
国の形ができた。
ここまでは良い。
現王は若いとき


寧波に留学して南朝を熟知しているから
位を大盤振る舞い で、自分も副将軍様!」


と大笑い。

さらに、
「倭国は百済と半島で対峙しているというが、
実際には戦闘はない。


軍尼に徴兵を命じて統制しようとしており、
淀江からも騎馬、兵を送った。」


真手王は
「倭国も百済や新羅のように成りつつあるのですか?」
と尋ねる。


「そのとおり。吉備が中立を守っているが、
どちらかに付けば大和は巻き込まれ、


雅、風儀だけでは国は保てない」と加茂王。
皆、酒に酔いしれた。


脱線: 近江国 について

 近江国は古代律令国のひとつ。古事記には「近淡海(ちかつあはうみ)」、

「淡海(あはうみ)」と記載されている。

 遠江国 (=遠淡海、とほつあふみ)が遠い浜名湖畔にあるの対して、

 近江国 は近くの琵琶湖畔にあることから命名された。

なお、浜名湖は、古代には淡水湖であったが、1498年の 明応東海地震 津波で

海に繋がったことを忘れてはならない。ということは、ここは大地震に将来遭遇

する可能性が高いかも知れないと、歴史認識しよう。 南海トラフ地震!

////////////// 

 Ref.  [講演記録] 1498年明応東海地震の津波被害と中世安濃津の被災 

    新潟大学人文学部 

また、大陸から借用した漢字をもてあそんだ日本人は、仮名書きでも遊んでいる。

先人のお遊びで、子孫は頭脳が鍛えられるが、呆け頭には大変な苦労だ! 

・・・・・

アナウンサーでも大地震の時など、各地の地名を間違って読んでいて、

地元の人には、くすぐったく感じるものである。 

・・・・・ 

 ★

(呆けの写経は続く)

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Last updated  Apr 29, 2020 06:43:44 PM
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