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一軒の店を一定のバランス感覚で”経営”する毎日は、車の運転に似ているのかも知れない。張り詰めた緊張感と、絶え間ない眠気。この連続に、飲み込まれない様にしかもスピードを上げ過ぎず落とし過ぎず時に周囲をはっとさせるセンスも必要になる。「ん?」俺は、息を呑んだ。廊下と教室を仕切る引き戸の隙間から、あいつがちょこんと首を突き出していた。な、何の用だ。勿論、そんな動揺を悟られてはいけない。俺は、落ち着き払って椅子から立ち上がった。「お前さ、黙って見てんなよな。趣味、悪いぞ」(ごめん)あの娘は、珍しく媚びる様な”えへへ”笑いを浮かべていた。(でも、どうしたの?こんなに、早く)俺は、此処ぞとばかりに捲くし立てた。「昨日の夜、仕入れのチェックが遅くて授業の予習が出来なかったんだ。店にいると、つい仕事しちゃうし」(そっか。大変だね。お店と学校の両立)俺は、身に染みて感じた。そして、落胆した。あいつの間延びした返事には、俺の苦労に歩み寄る気持ちなんか欠片も見当たらない。お調子良く、表面だけ合わせやがって。「別に。勝手にやってる事だし」俺は、せめてもの当て擦りに言葉を尖らせた。ところが、彼女はそんな思いにさえ無頓着そのものだった。(あ。そうだ。眼鏡を持っていたんだね。びっくりしちゃった)はぁ?「目が悪い奴は、普通持ってるだろ!!本を読む時は、こっちのほうが楽なんだ!!」俺は、あいつをまじまじと見下ろした。忙しい時に、こうまで”意味の無い会話”に付き合わせる事自体何か企みが隠されてでもいるのだろうか。(でも、普段はコンタクトなんだ。どうして?)俺は、呟いた。「だって。何か、格好悪いじゃん。眼鏡」あの娘は、無神経に笑みを浮かべた。(そうかな。結構、似合っていたよ)俺は、かっとなった。彼女の言葉に、うっかり頷いたらそれを逆手に取られてしまう。その結果、こんな売れない夫婦漫才みたいなだらだらした会話が続くのかと思うと腹が立つ。「似合っていないんだ!!あー、もう!!あっちへ行けよ!!皆が来る前に、終わらせるんだから」(はいはい。お邪魔しました)あいつは、俺から”退散”して行った。それから、数時間が経過した。そして、唐突に思い浮かんだ。俺は、あいつと”話が、したかった”のだと。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・男性に多いこんな遣り取りは、”ウマく行く恋愛術”でも再三取り上げております。常に、”相手より、勝とう・優位に立とう”としてしまう言わば”プライド会話”です。男性同士では、大変愉快で有効なのでしょう。また、強気な”クドかれるタイプ”には”刺激”になっているのかも知れません。TVドラマ等でも、売り言葉に買い言葉を際限無く繰り返す”クチゲンカ・カップル”はよく登場します。でも、平静で温厚な関係を重視する”クドかれない人々”には致命的なダメージを生みます。こんな時は、先を争って言葉をぶつけるのは止めて相手の表情を覗いてみましょう。また、デイジーの様に”普段、ジョークが苦手なのに今回に限って冗談を言う”場合は笑いに紛らせてあなたとの口論を回避しようとしている可能性がございます。それにまで、追い縋って全部”潰し”ていたら。遠からず、お互いに近寄れず口も利けない最悪の関係を来たしてしまうのです。
2010年01月30日
必ず2009・10・26(1)の注意書きからご覧下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は、先日見掛けた佐伯瑛君の奇妙な素振りが気に掛かっていた。(当番だから、早めに来たけどちょっと早過ぎたかな。一番乗りかも。ん)誰もいない廊下を歩き、通りすがりに教室を覗いてみた。すると、彼はすでに出席していた。窓辺の席に、彼の姿があった。(佐伯君、だよね。勉強かな。あれ?眼鏡を掛けている、わぁ。珍しい。あ)彼も、私に気付いたらしかった。「ん?」席から立ち上がると、面倒臭そうに此方まで歩いて来た。「お前さ、黙って見てんなよな。趣味、悪いぞ!!」(ごめん)私は、見上げながら軽く頭を掻いた。(でも、どうしたの。こんなに早く)「昨日の夜、仕入れのチェックが遅くて授業の予習が出来なかったんだ」彼は、煩そうに切り上げた。「店にいると、つい仕事しちゃうし」これが、私の”質問”に対する返答だと判ってはいた。でも、私は少し話を伸ばそうとした。(そっか。大変だね。お店と学校の両立)「別に。勝手にやってる事だし」佐伯瑛君とは、向き合えばこんな会話になってしまう。私は、食って掛かったり揚げ足を取る様な話の流れが苦手だった。それでも、あの晩の彼の歪んだ笑顔が胸中に浮かんでは消えた。(あ。そうだ。眼鏡を持っていたんだね。びっくりしちゃった)下らなくても、仕方が無い。僅かな”雑談”の隙間から、彼の本心が掬い取れないか模索していた。「目が悪い奴は、普通持ってるだろ!!」佐伯瑛君は、声を荒げて”結論”を叩き付けた。「本を読む時は、こっちのほうが楽なんだ!!」私は、内心では怯んだ。その気持ちとは裏腹に、さらに話を繋げ様と試みた。(でも。普段は、コンタクトなんだ。どうして?)佐伯瑛君は、声が低くなった。「だって。何か、格好悪いじゃん。眼鏡」(そうかな。結構、似合っていたよ)私は、思ったままを答えた。だが、彼は苛立った。「似合って、いないんだ!!あー、もう!!あっちへ、行けよ!!皆が来る前に、終わらせるんだから!!」(はい、はい)私は、身に染みて感じた。私の何かが、余程相手の神経を逆撫でし不愉快にしている。それだけは、違いない。(お邪魔しました)言葉では、おどけていたが心には決心が固まっていた。二度と、佐伯瑛君には近付かないでいよう。それが、彼の一番の願いなのだから。
2010年01月29日
必ず2009・10・26(1)の注意書きからご覧下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺は、格好を付けてライブ・ハウスになんか誘い出してみた。だが、不慣れな場所に気分が悪くなりそうだった。「混んでそうだな。狭いし、空気も悪い」あの娘は、満面の笑みを浮かべて会場をきょろきょろと見回している。(うん。でも、ちょっと、わくわくするね!!)いざとなると、女の方が度胸があるらしい。俺も、少し落ち着きを取り戻した。小さくライトが点滅し始めた、中央の舞台に視線を投げた。「ん?もう、始まるのか」(そうみたいだね)俺が、予てから憧れていたJAZZ・BANDだ。弧を描く様なスィングが始まると、誰もが溜息の坩堝に身を任せていた。(今日の演奏、最高だったね!!)俺も、同意した。「クールだったな。演奏者も、気持ち良さそうだった」弾ける笑顔に、”次”を提案する勇気が湧いた。「サンキュ。楽しかった。また誘う・・・かも」(うん。楽しみにしているね)あの娘も、すかさず返事をした。「判った。楽しみに、しとけ。お前、もう気にする時間か?そうじゃ、無ければ」(うん。大丈夫だよ!!)俺は、彼女となら行ける。「じゃあ、もう少し付き合え。まだ、足りない」(うん!!)星が凍る様な夜空だったが、身体の芯がぽかぽかして少しも寒さが感じられ無かった。彼女は、行き帰り無口だった。(ありがとう。家まで、送ってくれて)俺は、満足感に酔いながら小さな肩を見下ろした。「良い。気にするな。お前と・・・ん?」すらりとした人影が、近付いて来る。それは、同じ羽ヶ崎学園・高等部の佐伯瑛だと判った。「やぁ。こんにちわ」本能的に身構えた俺は、咄嗟に胸騒ぎを抑えた。夜なのに、日中の挨拶も妙だ。声音も、彼らしく無い弱々しさで声が上ずっている。(佐伯君!!)あの娘も、驚いたみたいだ。「じゃあ、お邪魔サマ」相手は、”通りすがり”の風情を崩さず静かに遠退いて行った。だが、電灯の下にちらりと浮かんだ笑顔が追い詰められた獣の様に強張って見えた。「何だ、今の?」「え、えっと。後で、聞いてみようかな」俺は、不信感を払い切れなかった。「そうだな。何だか、困っていたみたいだぞ。あいつ」(う、うん。じゃ、また学校でね)つい、呟いてしまった。「何か、お前も変だ。じゃあ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・此処でのポイントは、”不安の捉え方”でしょう。志波勝己君は、”初めて(自分から誘った)デート”と”その成功の直後、現れた他の男性”と言う二つの緊迫感を体験しました。でも、どれも”デイジーとの会話”で乗り越えています。何故なら、彼は”彼女の返答以外を回答としていない”からです。トラブルの際、誰もが疑問や不信感を恋人に”質問”します。しかし、せっかく得た相手からの答えを”信じない・受け入れない”人々も多いのです。azareaの空想ですが、志波君は佐伯君の不審な態度を”何とも、思わなかった”と考えます。彼は、佐伯君を問い詰めたり周囲の噂を集めたりはしないでしょう。何故なら、”デイジー”が答えだからです。
2010年01月29日
※以下、”ネタバレ”を含みます。ご了承の上、お読み下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チアガールだと、”魅力&芸術”は上昇します。パラメーターから見ると、ハリー殿やクリスなんとか君と親しくなれるチャンスなのに。針谷君は、威張るけど佐伯君とは違い暴力は振るいません。クリス君も、気の良いジェントルマンです。1回位、攻略にチャレンジしたら楽しい筈です。でも、結局志波勝己君がいないとイライラしちゃう(爆)応援部に参加すると、何故かお成績がだだ下がりになります。うーん。どうして、頭が悪くなるって決め付けられてるのかしら。テストも、赤点ばかりでした。悩んだ挙句、初めからやり直してお部屋を変え小野田千代美さんをお友達に選びました。彼女となら、遊ぶだけで勉強と同じ位効果が上がります。また、万遍無くパラメーターが上がる”喫茶・珊瑚礁”のアルバイトも始めました。案の定、初日にお盆で殴られ。彼に対しては、”登下校無視・プレゼントせず”なのですが先程見たら勝手に好感度が上がってるぅ。はぁぁ。また、爆弾処理。佐伯瑛君は、このゲームの主役ではあります。でも、azareaはもし彼が”登場しない”選択肢があったらもっとストレスが軽減されただろうなぁ。
2010年01月27日
必ず2009・10・26(1)の注意書きからご覧下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秋風が木枯らしに変わる頃、花屋”アンネリー”からあいつの姿が消えていた。俺は、もう”理由”が判る距離では無くなっていた。「あいつは、結局飽きっぽいだけなんだ。根気が続かないから、急に”喫茶・珊瑚礁”だって辞めたんだろ!!」俺は、独りになると心の中で5回でも10回でも自分が納得出来るまでそう呟いた。だが、そんな”独り言”では心が少しも晴れなかった。謎を解く鍵は、羽ヶ崎学園では並ぶものがいない噂好きの西本はるひが握っていた。西本は、”洋菓子店・アナスタシア”の有名店員である。「ウチ、”同僚”が出来てん!!思う存分お喋りする友達、欲しかったから嬉しいわぁ」俺は、スィーツの類を学園の女子達やお客様からよく頂いている。普段は、興味は無い。だが、今後の”参考”の為に店まで出向いた。(あ。佐伯君)いた。いたよ。あいつは、店頭でおっとりした顔をぶら下げ暢気にラッピングの練習なんかしている。俺は、咳払いして言い放った。「ケーキを、見に来ただけだから。買わないから、お構いなく」俺は、その日から西本はるひが女生徒仲間と廊下で何やら話し始めると必ず足を止めては耳を欹てていた。これは、決して”立ち聞き”じゃ無いんだ。人魚が、人間界で失敗しない様に見守ってあげるのが俺の役割であり務めだから。アルバイトも、部活動も無い日。あの娘は、いったい何をしているのだろう。ふと、気付くと昔掛かった電話をリダイヤルしていた。「はい」聞き慣れた声がした。「もしもし。俺。あ、外か。じゃ、いいや」俺は、空しく通話を切断した。共通の”話題”さえ、俺とあいつの間には無くなっていた。愕然として、俯いた。そうなんだ。話なんか、無い。とうとう、カレンダーが捲られた。師走に変わり、1年が終わろうとしていた。彼女の自宅の前に、2つの影が伸びている。(ありがとう。家まで、送ってくれて)あいつの声、それから。意外と言うかやっぱりと言うか、志波勝己だ。「良い。気にするな。お前と・・・ん?」俺は、堪え切れなかった。気が付くと、身体が前に飛び出していた。「やぁ。こんにちわ」(佐伯君!!)あの娘は、俺を見ている。だから、俺も彼女を見た。この一瞬だけは、”2人の間”を誰にも遮れない筈だから。「じゃあ、お邪魔サマ」俺は、わざと静かにゆっくりと歩いた。背中で、志波勝己が彼女に尋ねる声が聞こえている。「何だ、今の」「え、えっと。後で、聞いてみようかな」俺は、胸が高鳴った。近いうちに、あいつは俺を探し俺と話す時間を作るんだ。「そうだな。何だか、困っていたみたいだぞ。あいつ」(う、うん)俺の姿は、夜の闇が隠し遂せてくれている。(じゃ、また学校でね)「何か、お前も変だ。じゃあ」俺は、その言葉を最後に歩幅を縮めた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶっちゃけ、こうまで”妄想”チックに描かなければあの場面は説明が付きません。ゲーム中、”azareaデイジー”は佐伯瑛君と”珊瑚礁アルバイトせず・登下校無視・誕生日もプレゼントせず・デート0”でもこうなりました。他のキャラクター(氷上格君)だと、電話が掛かって来ます。さすがに、こうまで冷たくするのも気が引けました。でも、どうしても佐伯瑛君が嫌いで”爆弾処理”も面倒だったので何とか忌避出来ないか模索してみました。そしたら、これ不気味な音楽が鳴り響いて、震え上がりましたよ。佐伯瑛を演じている、森田成一さんの演技力にも唸らされます。「あ」に、全てが込められていて。ただ。親友や恋人は、”作る”ものではありません。自然に関わるうちに”出来る”ものです。基本的に、あなたの方から探さなければ相手と会えない様な状況が続いた場合は”一歩、引いて”考えたり諦めたりするのもあなたの心身を守る為の大事な選択なのです。
2010年01月24日
私は、時間が切り取られた廊下で枝葉を枯らせ震えているプラタナスを見つめていた。振り返ると、志波勝己君だった。(あ。志波君。どうしたの?)「今度の日曜日、空いてるか?」心成しか、何時もより声が小さい気がした。(うん。暇だよ、どうして?)私は、野球部のマネージャーを務めながら殆ど知識が無い。彼からは、登校・下校時等の何気無い会話に織り交ぜてスポーツ選手達の把握の仕方や管理に付いて様々な情報を与えて貰った。相談事なら、乗りたいと思った。でも、答えは余りにも意外な申し出だった。「ああ。ライブ・ハウスに、行かないか?」言葉の意味を理解した私は、自分の身体が上手く制御出来なくなってしまった。顔の筋肉が、好き勝手に動くのをどうにもならない。(うん!!是非)嬉しくて嬉しくて、周囲までもが一気に熱くなる感覚だった。それは、にやけ切った締りの無い表情ばかりか返事の声音にも現れてしまった。「良かった」志波勝己君は、ちょっと笑った。私の態度が滑稽だったのだろう。(じゃあ)私は、照れを誤魔化した。(今度の日曜日、駅前広場で、待ち合わせで良い?)「ああ。日曜、晴れると良いな」私は、彼を見上げて頷くや背が高い人影から逃げる様に教室まで駆け出した。デートだ。デートだ。志波勝己君から誘われた、初めてのデートだ。当日。私は、慎重に洋服を選んだ。彼が褒めてくれたお店のブラウスは、絶対に着なきゃ。後は、花柄のフレアスカートとニットのショール。張り切って到着してみると、やはり早かった。(志波君。まだ、来ていないみたい)人並みに紛れているつもりが、噴水の手前で立ったり座ったり”挙動不審”になっていた。「はぁい!!彼女!!猛烈簡単アンケートに、答えて欲しいんだけど!!」余り似合わないロング・ヘアに、海外旅行で焼いた様な肌の男性がニヤニヤしながら来た。(困ります。待ち合わせしてるし)返事を返したのが、逆にいけなかったらしい。「すぐに、終わるから!!お茶もケーキも、ご馳走するから協力してよ!!」人目にも付く身振り手振りで、食い下がる。私は、中途半端な無視も出来なくなり小さくなっていた。鋭い声が、空間を切り裂いた。「アンケートに答えたら最後、何を売り付けるつもりだ?」志波勝己君だ。「当社自慢の深い眠りに誘う学習セットを・・・は?」キャッチ・セールスの男性は、大木の様な彼を見上げて口を半開きにしている。「はは。そりゃ、傑作だ。俺にも、見せてくれ」「え。そ、それは」「金なら、ある。連れてけよ。それとも?俺には見せられないのか?」私は、さっきよりさらに不安になっていた。もし、両者の間の口論が昂じて取り返しの付かない事態になったら。「あ。いや、その」彼に、近付こうとしたらナイフを思わせる強い目線が飛んで来た。あれは、”自信がある”時の眼差しだと感じた。私は、彼の内面を読み辛うじて踏み留まった。「だったら、こいつはやれねぇ。俺が、貰ってく」「ど、どうぞ!!僕は、消えまぁす!!」いなくなった。ふ、ふぅぅ。私は、脱兎の如く消え去った後ろ影と目の前に残った志波君を小動物みたいに落ち着き無く見比べるしかなかった。「大丈夫か?悪い。遅れたばっかりに」(うん。ありがとう。志波君)私は、少し余裕が生まれた。(ね。さっき、最後に何て言ったの)彼が、終わり掛けに何かを叫んでいたのが気になった。「あ、あれは」志波勝己君は、動揺したらしかった。「大した事は、言っていない」「それより。ああ言う奴には、気を付けろ。俺も、遅刻しない様に気を付ける。判ったか」(うん)”こいつは”の後が、ざわめきで聞こえていなかった。(それで、さっきの)「それ以上言ったら、置いて行くぞ!!」人波に紛れながら、不思議な感覚が内面を満たした。これからも、ずっとずっと2人がこんな遣り取りを繰り返して行く予感がしたのだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・此処でのポイントは、(彼に対する)”返事”と”二度聞き”のタイミングと使い分けです。男性は、女性との”問答・議論”を避けて会話します。だから、初めから”断定口調”なのでしょう。デイジーは、志波勝己君への答えに必ず「うん」と肯定し応じております。これは、男性には大変”安心感”を与える態度です。男性から、デートに誘われた時日付や場所に関して同じ事を繰り返し聞き返したり”理由”を質問したり挙句は”変更”させたりするのは無益であり障害とさえなります。「行こうか」「うんor駄目」これで、十分です。※これまでの”ウマく行く恋愛術”で明記した通り、急な呼び出し等一方的な”無理難題”はお断りしましょう。緊急時を除き、あなたを”都合良く使おうとする”相手には愛はありません。このゲームの男性キャラクター達も、デイジーが誘いに乗らない場合それぞれ予定を考え直しています。また、上記と同じ理由から本来男性への”二度聞き”は厳禁です。「何度も、同じ事を言わせるな」あなたも、男性からそんなお叱りを受けた経験がおありでしょう。一見、デイジーは珍しく”やってはいけない言動”をしています。ただ、この時は”アクシデント発生時の雑踏だった”為に志波君には”質問”の形で受け入れられたのでしょう。
2010年01月24日
※以下、”ネタバレ”を含みます。ご了承の上、お読み下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・”チアガール編”第1周目は、甲子園まで行き志波勝己君と両思いになりました。この部活動では、頭は悪くなりますが魅力は上がります(爆)途中、真嶋太郎君が「君、可愛いね」と言い寄って来ました(爆)「しめしめ。だったら、真嶋君に告白させて振って置いて志波君に」等と、かつて佐伯瑛君に抱いた”悪魔の復讐計画”を実行したもののまた失敗でした。散々”喫茶・アルカード”で働き彼から嘲笑されてそのまんま(←骨折り損・・・)まぁ、お金は溜まりました。(←ポジティブ思考?)お陰様で、そのお金で振袖を買い替え三昧し志波勝己君と初詣にお出掛けしました。4回も病気で倒れ、その度にデートをすっぽかされた志波君からお叱りの電話が入りその彼がお見舞いに来る何だか判んない日々(爆)バレンタインディ、”髑髏が浮かんだ、恐怖のチョコレート”を贈りました。彼は、”イメトレ”しながら無理に飲み込む羽目に(爆)だってぇ。疲れていたんだもん。高級チョコレートは、音成遊君にあげました。いつも、よくしてくれるからお礼です。佐伯君は、登下校さえ無視し続けました。ただ、爆弾破裂は避け普通の高感度で終了しました。某無料の動画サイトで、佐伯瑛君のデート会話を見ました。そして、猛反省しました。azareaは、どうしても”その場の雰囲気を崩さない様に・相手の気持ちに合わせ様に”と毎回こぢんまりした応答ばかり選んでいたのです。その上、それでも佐伯君のお気に召さないとストレスが溜まってしまいます。第2周目は、この手で行こうかと。彼が苦手な?お笑い・怪談、ばんばん誘い突っ込み捲って嫌われてやろうっと。実は、今までも白目を剥いてぶっ倒れる彼が見たくて真夏のお化け屋敷には誘っていました。あは。暫くは、リラックスしてワルオンナで行こう(爆)
2010年01月20日
必ず2009・10・26(1)の注意書きからご覧下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・授業と授業の狭間に設けられた、短い休憩時間。俺は、ただ1人の面影を探していた。女生徒の流れの中に、おかっぱ頭が垣間見えた。(あ。志波君。どうしたの?)俺は、平静を装いながら質問した。声が震えている事実に、気付かれてはいけない。「今度の日曜日、空いてるか?」相手は、普段通りのぽっかりした表情だった。(うん。暇だよ、どうして?)俺は、何気無く提案を述べた。「ああ。ライブハウスに、行かないか?」途端に、弾んだ声がボールの様に返って来た。(うん。是非)俺も、釣られて笑みが零れた。「良かった」(じゃあ)彼女は、頭の中に”カレンダー”を思い浮かべたのか目線を外した。(今度の日曜日、駅前広場で、待ち合わせで良い?)「ああ」俺は、微笑を噛み締めながら答えた。「日曜、晴れると良いな」当日、俺はまた遅刻してしまっていた。交差点の向こうに、小さな背中が混じっている。あの娘は、俺が好きな黒色のブラウスに花柄のフレア・スカートを合わせニットのショールを羽織っていた。近付こうとすると、突然下品な大声が耳朶を打った。「はぁい!!彼女!!猛烈簡単アンケートに、答えて欲しいんだけど!!」最近、はばたき駅前で幅を利かせている”キャッチ・セールス”の一員だ。あの娘は、誰であれ”無視・知らぬ振り”が出来ない。(困ります。待ち合わせしてるし)案の定、応じている様子だ。噂では、若王子貴文先生から懇願され転校生へのお見舞いにも通っているらしいし。俺は、舌打ちしながら”全力疾走”に切り替えた。相手は、小娘の”断り文句”になんか怯む様子は無かった。「すぐに、終わるから!!お茶もケーキも、ご馳走するから協力してよ!!」益々、調子付いている。俺は、間髪を入れず割って入った。「アンケートに答えたら最後、何を売り付けるつもりだ?」キャッチ・セールスの男は、薄っぺらなマニュアルの答えを並べ立てた。「当社自慢の深い眠りに誘う学習セットを・・・は?」俺は、怒ると声が低くなりしかも笑えて来る。「ははは。そりゃ、傑作だ。俺にも、見せてくれ」相手は、漸く俺の存在に気付いたらしかった。「え。そ、それは!!」俺の横目には、女の子が此方をちらちら伺う眼差しを映していた。「あ。いや、その」この勝負だけは、絶対に負けられない。俺は、”気迫”を武器にした。「金なら、ある。連れてけよ」相手に隙を与えないスピードで、畳み掛ける様に迫った。「それとも?俺には、見せられないのか」俺は、近寄ろうとする彼女を目線で制した。そして、まごまごしている男に言い放った。「だったら!!こいつは、やれねぇ。俺が、貰ってく」自慢にはならないが、俺はダチから”背が高過ぎて、威圧感がある”だの”目付きが悪い”だのと注意されて来た。此処は、それを大いに活かした。幸い、チンピラにも”話が、通じた”らしい。「ど、どうぞ!!僕は、消えまぁす!!」後ろも振り向かず、走り去って行った。「大丈夫か?悪い。遅れたばっかりに」取り合えず、ずっと蟠っていた”侘び”を告げた。(うん。ありがとう。志波君)こっちは、心臓が脈打っている。ところが、彼女は小首を傾げたまま何か別の事に関心を抱いた様子だった。(ね。さっき、最後に何て言ったの)な、何だ?その詰問は。俺は、さっきまでとは違う意味で慌てた。「あ、あれは。大した事は、言っていない。それより」話をすり替えがてら、大事なお願いを言って置いた。「ああ言う奴には、気を付けろ。俺も、遅刻しない様に気を付ける。判ったか」彼女は、こくんと頷いただけだった。そればかりか、先程と同じ質問をまた聞いて来た。(うん。それで、さっきの・・・)俺は、タイミングを計りながら踵を返した。「それ以上言ったら、置いて行くぞ」まったく。これからは、豪い事になりそうだ。天然で。無神経で。鈍感。そうは思いながら、胸の奥では面白くて仕方が無かった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・男性の”恋心”は、最初から”照準”が確定しており急に動き出します。そして、一旦”アクセル”が踏み込まれると道も外さず決してスピードが緩められません。男性の”買いもの”と、女性の”ショッピング”の違いを比べて頂ければ喩え易いでしょう。男性は、何にしてもじっくり検討し見極めてから動きます。だから、azareaは”我も我もと回数ばかり追い求める恋愛観”には懐疑的なのです。あれでは、女性にのみリスクが高いのです。志波勝己君の恋愛感情も、パラメーター的には”運動能力&気配り”みたいですが(爆)走り出すと迷いがありません。恋愛には晩生で不得手な”クドかない男”である彼が、難攻不落の”クドかれない女”であるデイジーを落とせた最大の勝因は”その時毎にきちんと対峙しつつ、端的に運ぶ”流れだったのではと見受けられます。”クドかない男”達には、それに合った恋愛があります。此処でのポイントは、”デートの誘い”&”キャッチ・セールスへの対応”です。志波勝己君に限らず、”キャッチセールス&ナンパ男”はときめも男性から全員撃退される運命です(爆)言うまでもありませんが、”女性が、危機に陥った時”自分だけ逃げる・遠ざかる男性達には恋愛の資格は無いです。ご自分が腕力に自信が無くても・他力本願でも・逃避でも・誤魔化しでも、兎に角臨機応変に知恵と勇気を振り絞り立ち向かって欲しいものです。彼は、淡々と約束を結びつつアクシデント時には大きく出て”主導権”を印象付けています。また、遅刻等自らの欠点は気が付いた時に率直に反省しています。一方、”クドく男”達は狙った女性には常時様々な”心理的罠”を仕掛けてはコントロールを図ります。しかし、多くは容姿や話術・スマートな身のこなしに長けた男性ばかりなのです。志波勝己君は、そんなアプローチには全く関心が無さそうです(爆)彼は、大仰に構えず・緊張もせず・鎧も着ず・捻くれたり・卑下しない自然体です。これは、無防備に”自分を剥き出しにする”のとは意味が違います。気負わない為、恋愛に傷付きません。彼は、”親友モード”でも芝居掛かった物悲しさを漂わせる他の男性キャラクター達を尻目に至って飄々としています。”変わらない姿勢”を、魅力にする事も可能なのです。
2010年01月18日
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必ず2009・10・26(1)の注意書きからご覧下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺は、校内では何かと”有名人”になる宿命らしい。小学校、そして羽ヶ崎学園中等部では、知られた顔だった。高等部に進んだ現在は、”サボリの常習者”として誰もが俺の動向に不振そうな目線を投げて来る。11月21日。この日も、朝から”昼寝日和”だった。(志波君)ふいに、肩先に声が掛かった。「何だ」首を回してみると、見慣れた娘が廊下の端っこにちょこんと立っていた。ただ、何時もとは違い不恰好な包みを抱えている。(これ、誕生日プレゼントなの。はい)「へぇ。開けて、良いか」俺は、ぼわんとしている割に重量は然程でも無い物体の”正体”が気になった。(うん)彼女は、頬の辺りを真っ赤にして闇雲に頷いていた。これじゃ、まるで相手がプレゼントを貰った側みたいだ。何故、そんな顔をする?「俺の欲しいもの、よく判ったな」中身は、”低反発枕”だった。「ありがとう。大切にする」いつも、こうだ。晩秋、はばたき駅で落ち合った。「待たせた」(あ。でも、私も今来たところだから)彼女は、まるで自分が悪いみたいに先に”言い訳”を並べた。「なら、良いか」見れば、判る。鼻の頭が赤くなった顔から、15分は待っていただろうと。俺は、心の中で反省した。「その服・・・」言い掛けると、小首を傾げながら尋ねた。(どうかな?)「良いんじゃないか」俺が感想を述べると、心底ほっとした表情を浮かべていた。女の子から、レスリング観戦に誘われるなんて少し意外だった。イベントホールに、1人で予約するのも思い付かずぼんやりしていたところなので助かった。「もう、開場しているのか。指定席だから、慌てる必要は無いけどな」(わぁ。凄い人だね)「ああ。始まるみたいだな」試合中、あいつは俺には一言も話し掛けなかった。別段、”誰かのファン”と言う表情でも無さそうだ。ただ、プログラムが終わるまで熱心に選手達の動きに見入ったり言葉を聞き漏らすまいと集中している様子だった。(今日のイベント、最高だったね)俺は、興奮を隠さなかった。「ああ。最高だった。まだ、熱気が辺りに篭っていて興奮が冷めねぇ」そして、自然に感慨が唇から毀れた。「ふぅ。たまには、良いかもな。こう言うの」あいつは、俺の言葉を聞き流しながら記念に買ったグッズを袋に入れ直している。俺は、あいつに言った。「面白いな。お前って。じゃ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・”羽ヶ崎学園のプリンス”でさえそわそわしていない誕生日を、志波勝己君が殊更に意識している筈もありません。彼は、デイジーからの贈りものを無表情に受け取ります(爆)最近、このゲームの”補足”物語が収録された”ドラマCD”を視聴したのですが彼の内面に大きな変化が起こっていたらしいのです。何も考えていなかったある1日を”女の子から、祝って貰う”自分を客観的に感じて、彼女の笑顔から愛情が意識されて行ったのでしょうか。志波君は、大仰な表現・凝った行動は一切しません。ただ、”その時、思った事”を割とスピーディにストレートに表現します。女子から見ると、判り易いので楽です。また、やはり誕生日プレゼントのお礼はきちんと答えています。女の子にとって、”報われる”思いが残ります。 【中古】アニメ系CD ときめきメモリアルGirl’s Side 2nd Kiss 短編ドラマ集「Seaside Sketches」【10P15Jan10】
2010年01月16日
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※以下、”ネタバレ”を含みます。ご了承の上、お読み下さい。皆様、旧年中は不定期更新にも拘らずお越し下さりありがとうございました。本年も、ぽっちぽち書き続けます。お気軽に、覗きに来て下さいます様によろしくお願いいたします。azareaは、年末・年始「ニンテンドーDS」&「ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season 」をさーっぱりプレイしていませんでした!!やっぱり、”師走”と書くだけあってばたばたばたばたしていました。風花に巻かれながら、ふと志波勝己君と真冬の公園を歩く場面を思い浮かべました。彼からは、「初めて降る雪が、肩に掛かった時お願い事をすると叶う」と教えられます。あの時、azarea・デイジーは”羽ヶ崎学園・高等部・野球部の甲子園優勝”を願いました。今は、志波君みたいな恋人がいたらなと(爆)先程、久しぶりにゲーム機を開いて”志波勝己のテーマ”を聴きました(爆)やっぱり、かっちょ良い(爆)朴訥とした志波君タイプの男性でも成功する恋愛の方程式を、書きたいと頑張っているところです。 昨日は、かなりの長文が消えてしまい泣いておりました。”楽天ブログ”は、新規でしか文章保存が利かないので修正途中に失敗するとこうなります。彼から、初めて初詣に誘われる際の「・・・オレ」が好きです(爆)声優・中井和哉さんは、凄いですね。女の子を”誘い慣れない”照れと緊張感が、伝わります。純粋で優しくて、覚束ない風情が何回聞いても笑えます。『NDS』ときめきメモリアルGirl's Side 2nd Season★お一人様1台限定★新色入荷!!★【銀行振込or郵便振替限定特価(カード不可)】★新品国内版任天堂DSlite本体(ニンテンドーDS本体)メタリックロゼ★
2010年01月16日
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