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2016.07.05
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カテゴリ: 教養書
80-90年代にアイドル化した村上春樹、俵万智、吉本ばなな、林真理子、上野千鶴子、立花隆、村上龍、田中康夫について、なんで売れたのか、批評家がどう評価してきたのか等にツッコミを入れつつ分析する作家論論。

村上春樹:ゲーマーがゲーム喫茶ハルキランドにばらまかれた謎の解読に熱中してレベル上げを競うハルキ・クエストRPG。

俵万智:物語形式の広告コピー風Jポエムで時代とシンクロした中高年男性のアイドル。

吉本ばなな:少女マンガに影響を受けた一人称「あたし」のコバルト系少女小説。

林真理子:言文一致で若い女の負の本音を書いてウーマンリブバブルで田舎物から有名人に成り上がって男社会で地位を手に入れたシンデレラガール。

上野千鶴子:硬派な社会分析と軟派な猥談のバイリンギャルで論戦好きの百戦錬磨のヒーロー。

立花隆:データマンを使って守備範囲が広い文系と理系のメッセンジャーだったが老化して批判されるようになった知のコンビニ。

村上龍:おっちょこちょいパワーがあるワイドショー。

田中康夫:口先だけの軟派な男から行動する正義の味方に転換したブランド思想家。


名前しか知らないし作家論を読むつもりもないけど有名人だから一応どんな評価なのか知っておきたいという人や、80-90年代の文学の流行を知りたい人は面白く読めるんじゃなかろうか。

★★★☆☆






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最終更新日  2016.07.06 00:15:49
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