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2020.03.26
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コロナウイルスのパンデミックでデマが原因でトイレットペーパーの買い溜めが起きたり、不要不急の外出を控えろと言われたら食品の買い溜めが起きたりして、日本にしろ欧米にしろ、先進国の国民の民度の低さを実感することになった。というわけでパニックについて考えることにする。

●パニックになってわかること

・人は感情のままに行動して知能が低下する

人間の知性や理性的な判断は前頭葉の働きによるものだけれど、不安や恐怖などの生存本能に関わる原始的な偏桃体の感情に任せて行動すると、自分の生命を優先して自己中心的になって社会秩序を乱すようになる。さらに日本人にはいわゆる不安遺伝子があるので不安には敏感に反応する。ノストラダムスの大予言という根拠のない終末思想が流行ったり、不安を煽る霊感商法が廃れないのも、日本人が不安に敏感に反応する割には不安に対処する方法を知らないからである。
トイレットペーパーが品薄になったときに近所のドラッグストアに開店前から並んでいたのはたいてい老人だったけれど、オイルショックから何も学んでいないのかとあきれてしまった。買い物で行列を作って密集していたらトイレットペーパーやマスクを使い切る前にコロナウイルスに感染するリスクのほうが高いだろうに、本末転倒である。
危機に直面したときにこそ知性と理性に基づいて行動しなければならない。感情任せに行動しても何も解決しないし、社会に混乱をもたらしていっそう日常生活が困難になるだけである。

・政府の無能さが露呈する

コロナウイルスのパンデミックで観光業や飲食店が倒産の危機に直面して、消費を盛り上げるための経済対策が旅行クーポンだの牛肉クーポンだのという情報が錯綜しているけれど、誰がそんな馬鹿な案を出したのか名前を出して欲しいものである。中小企業がつぶれて失職したり、フリーランスの仕事がなくなって家賃が払えなくなったりしそうなときに、誰が呑気に旅行したり牛肉を食べたりしようと思うのだ。その案を出した人は自分は生活に困ってないので、旅行したいとか牛肉を食べたいとか呑気な事を考えていたのだろう。人間の幸福や生命よりも利益を優先して、国民が苦しんでいようが他人事としか見なさないような人でなしが政治をやっていて、政治家や官僚のやる事がことごとく的外れで世間知らずで無能なことが露呈している。民主主義では国民の民度が政治の民度なので、そんな政治家を選ぶ国民も悪いけれど、一番悪いのは責任ある立場にいながら責任を全うしない政治家である。

●パニックが起きないように普段からやるべきだったこと

・普段から備蓄しておくべき

小池百合子都知事が夜間の外出や週末の外出や不要不急の外出を控えろと言っただけで、都内ではいっせいに買い溜めが起きて日持ちするインスタント食品とかが品切れになってレジに行列ができたけれど、この人たちは今まで何をやっていたのかとあきれる。そもそも首都直下地震や南海トラフ地震に備えて普段から一週間分の食料を備蓄していたら、慌てて買い溜めする必要がないはずである。外出自粛は地震と違って電気やガスが止まるわけでもないのでサバイバルの難易度が低いし、自治体にも非常食の備蓄があるので餓死する可能性はほぼない。一時的で局地的な危機があっても他の地域から援助がくるし、文明が崩壊するレベルの危機がおきたら治安維持ができなくなって武装した集団に食料を奪われるので、結局個人で食料を買い溜めしても意味がない。世界の終わりが来たみたいに食品を箱買いして貯め込んで賞味期限が切れて食べきれずに捨てるのは馬鹿である。ミニマリストのように備蓄がまったくなくて危機が起きてから慌てだすのも馬鹿である。政府やマスコミが正しく情報を出していないのもパニックが起きる原因である。一人当たり米やパスタが何キロあれば一週間分になるのかという情報を出して、食料を買いに行くのは不要不急の外出に含まれないことを告知して、不安に駆られて必要以上に食料や日用品を買い溜めるような人が出ないようにするべきである。

・普段から衛生に気をつけるべき

センメルヴェイス・イグナーツというハンガリーの医者は1847年に次亜塩素酸カルシウムで助産師の手を消毒することで妊婦の死亡率を下げることができると発表したけれど、当時の医師には受け入れられないまま死んで、パスツールが細菌と病気の関係を突き止めるまで評価されなかった。欧米では風呂に入らず、手を洗わず、部屋の中でも靴を履いたままで、糞尿を道端に放り投げて香水で体臭をごまかしていて歴史的に衛生観念が欠けていたし、おまけに握手やハグやキスの文化もあるので、伝染病が広がりやすい環境にある。欧米人は自分たちの衛生観念が間違っていたと認めて生活習慣を変えて、マスクをして衛生に気を付けている民度が高いアジア人に襲い掛かるのをやめるべきである。
感染の発生源となった中国も道端でうんこしたり唾を吐いたり野生動物を市場で取引したりして衛生状態が悪くて、産業廃棄物やスモッグとかで環境も汚染されていて健康が害されていて、都市に人口が密集していて伝染病が広がりやすい条件が整っている。おまけに中国人が国家を信用していなくて何かあったら外国に逃げる癖がついているので、伝染病が一気に外国に広がる仕組みになっている。中国国内の衛生状態が改善されない限り、世界は中国発の伝染病のパンデミックの危機に晒されることになる。ビザ免除とかの人の移動の自由化は経済を発展させるけれど、人の移動を制限する権力も必要に応じて行使しないと経済を崩壊させる原因になってしまう。日本は島国である利点を生かして早い段階で中国人の入国を拒否しておけばコロナウイルスの感染を抑えられただろうに、目先の中国人観光客のインバウンドを惜しんだせいで札幌の雪まつりとかで中国人から日本人に感染が広がって、中国だけでなく日本も外国に危険な地域とみなされて、より多くの経済損失を抱えることになった。
パン屋やスーパーの総菜売り場とかの食べ物が包装されないまま陳列されているところは陳列方法を変えるべきだし、狭い店や乗り物とかで客をぎゅうぎゅう詰めにして利益を出そうとするやり方も変えるべきである。普段から衛生管理ができていなかった飲食店は客が離れて潰れても自業自得だろう。ライブハウスとかはイベントが中止になって客がいない今のうちに換気設備を強化するなりすればよい。危機が起きてから対処するのでは混乱が起きるので、一定のパーソナルスペースを確保して換気設備を必須にするようにする法律を作るなりして普段から伝染病を予防できるように衛生管理を向上させるべきである。

・普段からインターネットを活用するべき

もしコロナウイルスが発生しなかったとしても、東京オリンピックが開催されていたら都内は観光客があふれて交通規制がされていただろう。普段から通勤ラッシュの緩和に取り組んで、事務職やプログラマーとかの出社する必要がない仕事は在宅勤務にして、時間の無駄で生産性がない「通勤」を減らすべきである。ついでに印刷物に判子を押すのもやめて、ネットでファイルを転送するだけで手続きが済むように仕事の慣習も変えるほうがよい。マイカー通勤する人が減ればバスやトラックなどの大型車両が運転しやすくなって物流の効率もよくなる。通勤ラッシュの満員電車の混雑が緩和されれば働く人のストレスが減ってそのぶん仕事に集中できるようになる。在宅勤務なら仕事の合間に子供の世話をしたり親を介護したりすることも可能になるので、育児でキャリアが途絶えた女性や介護離職した人に仕事に復帰してもらえる。
学校はインフルエンザや台風とかでもしばしば休校になったりするので、普段からオンライン授業を取り入れて、病気で休んだ児童や登校拒否の児童とかも授業を受けられるようにするべきである。
病院はオンライン診断を取り入れて軽症の患者が不要不急の来院をしないようにして、不安に駆られた人が病院に押し寄せて待合室で重症患者と軽症患者が一緒に長時間待機して感染が広がりやすくなる構造を改めるべきである。オンライン診療が一般化すれば地震が起きた時に被災地に医者がいなくてもネットがつながるだけで診療を受けられるようになるので防災にも役立つ。

・まとめ

新しいウイルスによる伝染病は周期的に発生するけれど、コロナウイルスを一時的な危機として扱って騒動が収束したら忘れてしまうのでは、次回にまた同じようなパニックを起こすことになる。すでにパニックが起きてしまったのはしょうがないけれど、これを教訓にしてもっと衛生的で効率がよくて民度が高い社会を作れるようにするべきである。






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最終更新日  2021.09.28 20:56:15
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