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2024.07.02
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2018年の中高年を対象にした調査では40-64歳のひきこもりは61万人程度いるそうで、ひきこもりが長期化しているようである。最近ではコロナ禍で引きこもりが急増して、2022の調査では15-64歳の全年齢の2%の146万人がひきこもりになっていたそうな。求職活動をしないと完全失業者としてカウントされないけれどおそらくひきこもりの人は求職活動をしていないだろうし、人手不足の中で労働力が余っているのはもったいない。ひきこもり支援のガイドラインはあるけれど、ガイドライン通りにやってひきこもりがいなくなるなら引きこもりの長期化は起きないはずだし、いろいろ考える余地があると思うのでひきこもりについて素人なりに考えることにした。

●ひきこもりとは何か

ひきこもりとは病名でなくて、自宅に引きこもって仕事や通学をせずに家族以外と交流しない状態が6カ月以上続いている状態のことで、精神科医の斎藤環が1998年に著書『社会的ひきこもり』を出版したことがきっかけで広く知られるようになった。しかしひきこもりの定義はあいまいで、6カ月に達していないという理由で相談に乗ってもらえないケースがあるので、ひきこもりの定義変更を視野に入れて検討するそうな。
ひきこもりは日本特有の現象でなくて家族の絆が強いアジアやラテン系の地域にひきこもりが多くて、親子で同居する習慣があるイタリアでもひきこもり現象が起きているようである。ひきこもる人は実家がセーフティーネット代わりになっているのでそのぶんホームレスが少なくて、厚生労働省の2024年4月の資料だと日本ではホームレスが全国で2820人しかいないそうな。その一方でアメリカだと個人主義で親子が同居を嫌がって実家がセーフティーネットにならないので、2023年1月時点でホームレスが約65万3千人いるそうな。ひきこもりが多い社会とホームレスが多い社会のどっちがましなのかというと、私はひきこもりが多い方がましだと思う。

●ひきこもりの問題

私は個人がどう生きようが自由だと思うし、家にひきこもることで本人も同居家族も幸福になれる場合はひきこもればいいと思う。中国では不動産不況で新卒の就職先がなくて専業主婦のように家事をして給料をもらう「専業子供」が出現しているらしいけれど、このように子供が家事を手伝って親子関係が良好なら一日中家にいても別に問題がないだろう。家族の仲が良いなら世帯を分けるよりも同居する方が家賃が浮いて生活費を節約できて合理的である。動物が冬に餌がなくなるので活動をやめて冬眠するように、不景気で労働条件が悪いときに無職でいるのも悪い事とは思わないし、割に合わない仕事で一生懸命働いて心身をすり減らすよりも充電期間として勉強したり創作したりする方がましである。しかしひきこもることで本人や同居家族が不幸になる場合はひきこもり状態を改善するべきだと思う。

・家計の問題

ひきこもりの一番の問題は本人に収入がなくて親の貯金や年金に依存する場合が多いことだろう。80代の親が年金で50代の子供の生活を支えることは8050問題と呼ばれていて、親に資産がない場合は親子で貧困になる可能性があるし、生活能力がない子供が親の死を隠して年金を受給し続ける事件も起きている。親が成人した子供の生活費を払いたくない場合は同居せずに世帯を分ける必要があるけれど、子供が家を出ていこうとしないからといって引き出し屋に依頼して乱暴に拉致して施設に入れるのは人権侵害なので、これも問題になる。

・言動の問題

テレビや新聞とかで特集されるひきこもりを見ると言動に問題がある人が少なからずいるし、親が子供の暴力に耐えられなくなったり子供の将来を悲観したりして子供を殺す殺人事件もときどき起きている。ひきこもり状態に満足していない人は、受け入れがたい状況の不安を軽減するための防衛機制として、暴力、暴言、過食、浪費、ゲーム依存などの問題行動を起こしているように見える。防衛機制は誰にでも起きる行動で、ひきこもる人が本来暴力的な性格とは限らないのでそこは偏見を持つべきではない。いじめやパワハラなどで理不尽な目にあってひきこもっている場合、理不尽な体験を自分より弱い人に転嫁しようとして家族に暴力や暴言をふるうことも考えられる。

・病気の問題

ひきこもりが外出を嫌がって病気の初期治療を拒むと病気が悪化してしまう。例えば虫歯になっても歯医者に行くのを拒んで歯がぼろぼろになったり、運動不足で肥満になって生活習慣病になったりする。不潔な生活をして掃除や洗濯や入浴をしないと、ダニやカビなどで皮膚炎になったりして外見も悪くなる。あるいは高齢者がひきこもって社会性がなくなると認知能力が衰えていく。

●ひきこもりになる原因

・挫折

厚生労働省の「​ ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン ​(PDF)」によると、ひきこもりの開始年齢は平均開始年齢は22.3歳で、思春期に自己感覚が過敏になって挫折や恥に対する他者の視線や批判から自己を防衛するためにひきこもるようで、青年期になっても危機になると思春期心性が出てきてひきこもるそうな。例えば学校の授業についていけなくなって成績が悪くなった姿を同級生に見られたくなくて不登校になってそのままひきこもったり、新卒で入社した会社で仕事を覚えられなかったり営業職なのに売上が悪かったりして退社してひきこもったりする。
兄弟がいると喧嘩したりゲームで勝負したりして負けることがしょっちゅうあるのでストレス耐性がつくけれど、一人っ子だと親にちやほやされて挫折の経験が乏しいのでストレス耐性が低くてレジリエンスがなくなって、他の人から見たらたいしたことがないような失敗でも気にして再出発できなくなってしまう。

・迫害

学校でのいじめやブラック企業でのパワハラなどがトラウマになって、社会を怖がってひきこもりになる場合がある。自分の能力不足で目的を達成できなくて挫折するのと違って、迫害をうけるような環境に原因がある。

・病気

ひきこもる人がうつ病や統合失調症などの精神疾患を発症したり、人格障害や発達障害があったりして、それが正常な生活ができない原因になっている場合がある。ひきこもりの熊沢英一郎は18-20歳頃に統合失調症と診断(他の医師はアスペルガーと診断)されて、就職氷河期で就職できなくて独り暮らししてゲーム三昧の生活をしていて官僚の親が代わりに通院して薬を届けていたようで、実家で同居を始めたらエリートに馬鹿にされているという被害妄想で父親に暴力をふるったことで父親に殺害されることになった。

・不況

不況で仕事がなくて外出しても買い物する金もないのならずっと家の中にいるようになるし、友人と遊ぶ金さえないと友人が減っていって家族としか人間関係がなくなる。買い物のために外出するならひきこもりでなくてただの無職だけれど、無職であることを恥じて他人の目を気にして外出できないとひきこもりになる。

・親の問題

ひきこもりの本人の問題でなく、毒親が原因で子供の自立を妨げている場合がある。例えば高齢の親が正社員でないと一人前の人間になれないというような固定観念を持っている場合は子供がアルバイトや派遣やフリーランスとかで働こうとすると仕事として認めずに辞めさせようとしたり、親が人格障害などで子供に依存している場合は子供に見捨てられるのが嫌で子供が家を出て一人暮らしをしようとするとお前には無理だとかの暴言で自尊心をなくさせて邪魔したり、親が過保護で子供の世話に生きがいを見出していると子供が成人しても手放したくなくて甘やかして自立を妨げたりする。

・人生をあきらめた

無職期間が長引いて高齢になると就職活動をしても雇われなくて、誰にも必要とされないのだと自信をなくして就職をあきらめてひきこもりがさらに長引いてしまう。今まで働いていても失職を期にひきこもる人は、青年期に頑張ってもうまくいかないまま高齢になって、もう結婚したり出世したりする可能性がないと悟って人生に見切りをつけて働く気をなくしてしまったのかもしれない。技術者だと古い技術が新しい技術に置き換わって、今までの知識や経験が役に立たなくなって新しい技術を学ぶ気力もなくなって、かといって現業職をやる体力もなくて転職をあきらめたりする。

●ひきこもりを脱出する対策

ひきこもり本人が原因なのか、外部の環境や状況が原因なのかによって対策も違ってくる。ひきこもり本人に原因があるとしても自分で対策できるくらいならそもそもひきこもらないしひきこもりが長期化しないので、家族や友人や行政などが対策をする必要がある。病気を治療する、身だしなみを整えて健康な生活をする、他人の目を気にせずに外出して社会不安をなくす、コミュニケーション能力を改善して対人不安をなくす、就労する、実家を出て一人暮らしして自立する、の順に改善していけばひきこもりを脱出できるかもしれない。

・心療内科で診療する

中国の専業子供のように家事手伝いをして普通に生活できているならまだしも、被害妄想で家族に暴力をふるったりして普通の生活やコミュニケーションができない場合は精神疾患を疑うほうがよいだろう。精神疾患だと本人に病識がない場合もあるので、家族がメンタルヘルスについてリテラシーを持つ必要がある。日本ではまだ精神疾患についての理解度が低くて治療しないで放置しがちだけれど、精神疾患や人格障害は適切に治療をしないと治らないし、放置すると悪化する。心療内科で診察して病名がわかることで、自分が無能で怠惰なのが原因でなくて病気が原因なのだと自責の念を減らすことにもつながるので、おかしいと思ったときは早めに治療するほうがよい。
しかし心療内科の治療はすぐに終わるものでなくて長期に診療を受ける必要があって、どこも予約がいっぱいで新規の患者を受け入れる余裕がなくて半年待ちとかだし、ひきこもりを家から連れ出すのも大変なので、ひきこもりを対象にした訪問診療やオンライン診療とかの制度を整えないと診療するのは難しいだろう。
精神疾患でないのに体調不良を訴えてだるくてやる気がでなかったりする場合は、脳髄液減少症とかの体の病気の可能性もある。ひきこもっている人が不調を訴えているときは、家族は怠けてごろごろしていると決めつけずに病院で医師に判断してもらうと良い。

・考え方を変える

普通の無職とひきこもりの違いは家から外出できるか否かで、ひきこもりは心理的要因で家から外出できなくなっている。何かの考え方に固執していることがひきこもる原因になっている場合、その考え方を変えないといけない。例えば完璧主義で理想の自分と現実の自分を比較して無職の自分の姿を他人に見られたくなくて外出できなかったり、容姿にコンプレックスがあって他人に容姿を中傷されることを恐れて外出できなかったりする場合は、想像上の他人とかの妄想にとらわれて現実を蔑ろにしているといえる。しかも脳は同じ妄想を繰り返すことでシナプスが強化されてしまうので、おばけを怖がる子供のように自分で作りだした妄想が肥大していって自己暗示に苦しめられることになる。
アメリカのカウンセリングの権威のカール・ロジャーズは理想の自分(ideal self)と現実の自分(real self)の不一致(incongruity)が大きくなると不安定な状態や問題行動につながると考えた。そもそも達成不可能な理想の自己像を持たず、現実の自分を受け入れれば問題ないわけである。仏教やマインドフルネスのように、現実の今の瞬間を基準にして生きるように考え方を変えれば妄想にとらわれなくなる。玄関のドアを開けても外には誰もいないし、ヨレヨレの部屋着で散歩しても文句を言ってくる人もいない。その現実の瞬間に集中していれば妄想上の他人や理想の自己像はどうでもよくなる。妄想に惑わされなくなってから現実の他人と人間関係を構築していけばよい。
あと日本だと無職で貧乏なのは恥ずかしいと思っている人が多いと思うけれど、立派な人であるためには職業や収入は関係ない。人格を修養していれば立派な人である。諸葛孔明が劉備玄徳に軍師として招かれるまで晴耕雨読の生活をする無職だったように、立派な人が登用されるかどうかは時の運や人の縁もあるので、運が悪くて無職で貧乏なのを恥じる必要はない。『徒然草』に「愚かにつたなき人も、家に生れ、時に逢へば、高き位に昇り、奢を極むるもあり。いみじかりし賢人・聖人、みづから賎しき位に居り、時に逢はずしてやみぬる、また多し。」とあるように、岸田家に生まれればアホな長男でも秘書官になるけれど、地位があるからといって岸田一家が賢くて立派なわけではない。昔の命が軽い時代の偉人たちは人事を尽くして天命を待って、不遇のまま死んでも別にいいやと運否天賦を受け入れる鷹揚さがあったけれど、現代人には命がけで筋を通して生きる立派な人はほとんどいない。資本主義社会では弱者から搾取して金持ちになっている人間の屑や、金持ちや権力者に媚びて悪事の片棒を担いでいる連中が勝ち組としてもてはやされているけれど、真善美がなくただ金を追い求めるだけのくだらない生き方をするくらいなら無職の方がましである。就職活動をしても企業がブランクがある人を嫌がって雇わない場合は個人の責任でなくて社会の責任なので、堂々と生活保護を受ければよい。

・目的や向上心を持つ

孤独について考える ​という記事で考えたけれど、人生に何かしらの目的があればたとえ学校や仕事で挫折したとしてもひきこもりが長期化しないだろう。例えばスポーツで挫折しても毎日筋トレしまくって腹筋がバキバキになったらSNSのアクセスが増えて在宅でも金を稼げるだろうし、就職できなくて挫折しても絵や音楽とかの芸事を長期間やれば才能が開花することもありうる。大きな目的がなくても何事も上達しようという向上心を持って趣味や火事に取り組めば、習字を続けて字がうまくなるとか手芸を続けて小物を上手く作れるとかの些細な事でも自信をもつことにつながるし、普段の家事を上手く手早くこなせるようになるだけでも飲食店や清掃業の仕事を見つけやすくなる。ネルソン・マンデラが反アパルトヘイト運動をして国家反逆罪で終身刑の判決を受けてもめげずに27年間の獄中生活の中で勉強を続けて通信制過程で法学士号を取得したように、向上心があればひきこもり状態でも成長する。固定マインドセットを持っていてどうせ何をやってもだめだとあきらめている場合は、何歳でも人は成長できるのだと成長マインドセットに考え方を変えるところからはじめるとよい。
ひきこもりはせっかく他の人より自由な時間が多いのに、知識や技術の習得に時間を使わないのでは成長できない。一日中アニメを見たりゲームをしたりして暴飲暴食して部屋を片付けずに自堕落な生活をしている人は親や社会などの外部が原因でなくて本人が原因なので、自分で生活習慣を正さないといけない。論語で「朽木は雕るべからず」というように、病気でもないのにやる気がない人を他人が変えようとしてもうまくいかない。自分の生活がこのままではだめなのだとメタ認知で自覚するには、生活状況を文章にして事実を陳列すればよいと思う。〇〇ができないという事実を羅列して、少しづつ〇〇ができるに変わっていけば、良い変化が目に見えるようになっていろいろやる気になるかもしれない。

・環境を変える

植物は環境に合えば肥料がなくてもすくすく育つけれど、環境に合わなければ芽が出なかったり生育が悪かったり実がつかなかったりする。人間にも育つ環境と育たない環境があって、メンターとなる立派な人がいるところにいると成長するので人々は金を払ってでも良い大学に行きたがる一方で、毒親がいる実家にいたところで成長できないだろう。
ひきこもり状態を変えたいのに変えられない人は、長期間自宅にいても変わらないのだから同じ環境にいたところで改善する見込みがないし、環境を変える必要がある。挫折がきっかけでひきこもった人は新しい刺激や成功体験や人間関係で過去の記憶を上書きしないと嫌な記憶を何度も思い出してトラウマを強化してしまうので、なおさら外に出ないといけない。
しかし金も人脈もない状態でいきなり就職して一人暮らしするのは難しいので、まずは家族以外の他人と普通にコミュニケーションをとれるようになるようにする必要がある。自宅を訪ねてくるひきこもり支援団体の人と世間話をしたり、近所の公園の掃除とかのボランティア活動に参加したり、支援施設でひきこもり同士で共同生活をしたり、ひきこもりを預かる寺で雑用をしながら共同生活したりして、生活環境が変わってあいさつや掃除とかをやらざるを得ない状態になれば、自立して生きていくうえで必要最低限のコミュニケーション能力が身につくだろう。それから仕事を探して自立すればよい。
江戸川区の「駄菓子屋居場所よりみち屋」だとひきこもりの人が販売や接客などの就労体験をしていて、1日15分から気軽に働けて給料ももらえてそこでいろいろ経験して自信をつけて、3人が関連企業に就職したそうな。いわば大人向けのキッザニアのようなもので、就労体験が気軽にできることが脱ひきこもりのきっかけになっている。

・会話を増やす

文章はじっくり添削して書けるのと違って、会話は相手の言葉や意図を理解してすぐに応答しないとコミュニケーションが成り立たないので、相応に会話の訓練をしないと会話がうまくならない。対面で会話するに越したことはないけれど、会話する相手がいない場合や、家族相手だと気まずい場合はスマホに搭載されているGoogleアシスタントやSiriとかでもよい。家族以外の他人との会話に慣れることで対人不安がやわらぐだろう。女性ならライブチャットすれば収入につながるし、アバターや加工アプリを使えば外見にコンプレックスがある人でも外見を気にせずにすむ。
ゲーム内のボイスチャットは良し悪しがあって、FPSとかのユーザーの民度が低いゲームだと暴言が多いのであまり会話能力の改善にはならないかもしれないし、かえって言葉遣いが悪くなりかねない。

・文章を書く

会話が苦手だけれど文章を書くのが得意な人は文章力に全振りしてもよい。日本人なら誰でも文章くらい書けるだろうと思いきや、文章を書くのには時間がかかるので、実際は誰にでもできることではない。フリーライターやアフィリエイトブログやなろう小説とかで収入につながることもあるし、文章を書く仕事は一人で在宅で働ける場合が多いので、ひきこもっていることがデメリットでなくなる。

・嫌な奴と戦う方法を身に着ける

世界にはいろいろな人がいて、良い人も悪い人もいるし、学校にも職場にも少なからず嫌な奴がいるのは仕方がない。社会不安が強い人は嫌な奴との戦い方がわからないから他人を必要以上に恐れるわけで、嫌な奴と戦えるようになれば他人を必要以上に恐れなくなる。ひきこもり支援のガイドラインをいくつか見たところ、善良な人がガイドラインを作ったのか知らないけれど戦い方を教えていないのはよくない。ドラクエの勇者だって武器なしで旅に出てモンスターと戦えと言われても無理だし、ひきこもりも戦い方がわからないまま外に出てDQNと戦えと言われても嫌だし逃げるしかないだろう。
戦うといっても物理的な戦いはあまりやらないにこしたことはなくて、法律で戦えるようになればよい。いじめやパワハラや誹謗中傷されたりしたときに少額訴訟なら弁護士を雇わなくても少ない手数料で合法的に相手の時間と金を奪って反撃することができるし、ポリスメンに電話して代わりにバトルさせることもできるし、めんどくさいやつだと印象付けることができれば嫌な奴も絡んでこなくなる。
私は不良が多くて荒れた公立中学校で一学年上の番長グループに目をつけられたけれど、ポケットに鉛筆削り用の折りたたみ型のボンナイフを入れて一対多の喧嘩になって負けるとしても最初の一人はやっちまおうとやる気まんまんで臨戦態勢でいたら、不良が絡んでこなくなった。私は自分の人生を他人に邪魔される筋合いはないと思っているので命がけで戦うけれど、相手は命がけで私に絡む理由もメリットもないので、戦う姿勢を見せることで戦いを回避できることもある。

・無料オンライン講座を増やす

最近はMOOC(Massive Open Online Course)という無料のオンライン講座があるけれど、英語の講座が多くてまだ気軽に利用できるものにはなっていない。日本語の講座を増やして、金がないひきこもりでも在宅で新しい知識や技術を学習しやすくなるだろう。大学に通学しなくてもオンラインで講義を受講をしていればひきこもりの定義には該当しなくなるんじゃなかろうか。MOOCと求人サイトが連携して、特定の講座を修了した人に適した仕事を紹介すれば就職しやすくなるかもしれない。

・在宅の仕事を増やす

IT系の仕事はリモートでできるし、SNSの動画チェックや監視カメラのチェックとかのスキルが必要ない仕事もあるのに、日本の企業はリモート対応のシステムを作る能力がないのか無駄に出社を要求する場合が多い。もっと在宅で働ける仕事が増えればパニック障害があったり社会不安があったりして外出が嫌な人でも働く気になるだろう。
あるいはひきこもり支援施設が内職を受託してひきこもりに仕事を割り振るようなやり方なら、面接が嫌で就職活動をしたがらない人でも働きやすいと思うし、普通の会社で働くよりも負荷のコントロールをしやすいだろう。少額でも自分で稼ぐ習慣を身に着けるのが自立につがなる。





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最終更新日  2025.01.23 13:28:45
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