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朝、テレビに、玉川カルテットのリーダーが映っていると思ったら、羽田孜だった。バイト。昼食。らんぷ亭、牛焼肉丼。サンマルクカフェ。三軒茶屋へ。ドトール、時間つなぎ。シアタートラム、水と油「均衡」。久しぶりに4人そろっての公演なのだが、この公演後、水と油は活動休止に入ることが発表されている。両端の階段には、立ち見客がぎっしり。水と油は、初期のころから圧倒的な完成度の独自の世界を構築していた。初めて観たときには、心底、驚嘆したものだが、その完成度の高さゆえに、ときには退屈に感じてしまう面があったのも事実。聡明なメンバーがそれを感じていないはずはなく、行き詰まりを解消するための活動休止なのだろうと勝手に解釈していた。ところがどうだ。今公演、ふたを開けてみたら、どこも行き詰まってないじゃないか。これから活動休止するグループとはまったく思えず。僕が観た水と油の公演のなかではベストに挙げてもいいくらい。前公演「Patchworks2」を経て、四者四様、それぞれの個性が存分に発揮されるようになっていたのが新鮮で刺激的。さらに、ユーモアの部分が際立って良かったことにも驚く。こうゆう部分は、余裕がなくなれば真っ先に鈍ってゆくもの。その辺りからも、風通しの良さを感じる。なにより、活動10周年の集大成ではなく、新しい挑戦に満ちていたことに、言いようのない興奮を覚えた。改めて思う。何故、活動休止なのか。終演後、メンバーによるポストトーク。司会は、世田谷パブリックシアターの学芸員の女性。考えたら、水と油の声を聴くのは初めてかもしれない。すがぽんの喋りかたが、くりぃむしちゅー有田に似ていることがわかる。じゅんじゅんから活動休止についての説明。「この状態で、すごく、僕たちは、ある種、作品を作ってきてですね、ひとつのかたちを見つけたなぁと思っております。で、それを発展させたりとか、それをもうちょっとうえに上げるためにはどうしたらいいかなと言ったときに、それぞれ個人が強くならないと上がっていかないんだなというような結論に達しまして。ちょっと、それぞれの興味も新しく沸いてきたりというところもあって、それを1回ですね、思いきって試してみて、また得たものを持って戻ってきたらいいんじゃないだろうかというような話になりまして、1回休止しようということになりました。はい。」じゅんじゅんから、「こんなもんじゃないなと思ってるし」という発言が出たのには驚いた。とんでもなく素晴らしい公演を観せられた直後だというのに。このひとたちは、いったい、どれだけ高いところを見ているのだろう。今後は、それぞれのソロ活動に入るとのこと。しばらくはそれらに注目しつつ、いつになるかわからない活動再開を待ちわびるとしよう。こんなに頼もしいひとたちはなかなか居ない。横浜西口。ジョイナス地下、マクドナルド。駅を出たら雨。走って帰るが、びしょ濡れ。帰宅。mixiに、Kくんから嬉しい知らせ。テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、ピエール瀧。タモリ、「バイトヘル2000」に興味津々。
2006年02月28日
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バイト。万引き、また捕まる。40代くらいのおばさん。ニュース映像では見たことあるけど、モザイクなしの本物を見れるとは。なんとも、気の毒なすがた。昼食。鉄板牧場、鉄板チキンステーキハーブ香草焼き。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「いいとも」テレフォンショッキング、おぎやはぎ。タモリ、矢作に「普段て、くすんでるよね。」「『いいとも』に出る人間とは思えないんだよね。」「全体がなんかこう、灰色なんだよ。」 タモリ、矢作をかなり気に入っているに違いない。◆「徹子の部屋」岩下志麻。「トリビア」にも登場した携帯電話の話題。説明書を読むのが好き。元々は理系で、医者志望だったそうな。◆「TVタックル」。たけし、荒川静香を「節分の鬼みたいな顔」と。◆「NHKスペシャル・永ちゃん 俺たちはもう一度走れるだろうか」。矢沢永吉ファンのすがたを作家・重松清が追うドキュメンタリー。矢沢が56歳なら、矢沢ファンの中心となる層は40代。業績不振、離婚、欝病、死別、自己破産。そこにはシビアな人生の苦みがある。一見、コワモテに思えるようなひとたちが多い矢沢ファンだが、矢沢の歌や言葉を支えに「俺も頑張るぞ!」と息巻いて生活しているすがたはじつに純情なもの。あこがれの存在が居るということが、どれだけ、ひとを幸せにすることか。「弱い男の子は強い男の子が好きなんや」という、重松清「ナイフ」所収の短編小説「エビスくん」のなかの一節を、ふと思い出す。みんな、強がってはいても、それぞれ、どこか弱い部分を抱えているのだ。矢沢本人は、そのようなファンを映したVTRをどう見たか。「僕は誰のためにやった覚えもないです。」「みんな、自分なんですよ。自分を見てるんです、みんな。そうでなければいけない。」悩めるファンに対して、矢沢がどんな答えを提示するか。それを期待していたら、見事に肩すかしを食らった。矢沢は人生相談に乗るつもりはない。自分のことは自分で解決する、というのが矢沢のスタンス。強いて答えを求めるならば、お前もそうしろ、ということだろう。ここには、宗教家とスーパースターとの決定的な違いがあるように思う。宗教家は教えを説いてはくれるが、手本を示したりはしないのである。◆「世界一受けたい授業」。保健体育、新谷弘美。陣内智則、山田花子が胃腸を検査。肛門からカメラを差し込まれている映像について、誰も茶化さなかったが、これは女性タレントとしては相当なものですよ。
2006年02月27日
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休日。雨。テレビ。「談志・陳平の言いたい放だい」、「談志開放区」。博多華丸大吉。「こんな優しいネタやってて大丈夫なのかなって心配したね。ほんとに優しいネタですよね。」「俺は安心していいけどね。俺はやっぱり好きですよ。」「このくらいのひとたちがベースでね、ここで競い合ってくれてるなら俺は安心してられるんだけど、そうじゃない。逆に言うと、そうでない、(身をよじって)こぉんなのが出てくるからブームになるんでしょうね。青臭い、聴くにも耐えないようなのが…、エノケンだってそうだったろうし、マチャアキだってそうだった。きっと俺だって、俺は古典芸能だからそうはなかったろうけどもね。そうゆうものがみんなあるんだと思いますよ。むしろ逆に言うと、なさ過ぎるくらい大人の芸になってきてるという…」「R-1」の話にもなり、審査員は誰かと訊かれて伊東四朗の名を。「伊東四朗なんか、わりとわかってんじゃないの?」 審査員に正蔵師匠とダンカンが居たことも、是非、家元に伝えて欲しかったなぁ。パンクブーブー。「メロディーというのか、テンポというのが、合ってるのと、ぎこちないのってぇのと、ずいぶん差がつきますよね。もうちょっと合う方法にやったらいいんじゃないかというのは俺たちの意見で、そうじゃないんだと、今はこの不完全さみたいなものがウケてるんだという現実もあるから、なかったら、昔のアレで言ったら、勉強してこい、てめぇらの話術、なんだ、こういったものがなんにもねぇじゃねぇか、なにやってんだと、そこでおしまいになっちゃう。だから俺たちの言ってること、一応、伝統芸を守ってる人間と、漫才に伝統はないんだという言い方をすればそれっきりだし。でも、楽しいものってのはわかるわな。」午後、三軒茶屋へ。欽こん館、OKURINA【諡】presents「with シャチ」。明治学院大落研による、素人のお笑いライブ。現役、OB、何代にもわたっての共演。落研だから、落語でつながっているのならばまだわかるのだが、笑いのセンスを共有しているなんて、僕なんかからしたら、ちょっと奇跡に近いんじゃないかと思ってしまう。漫才やコントが12本。固定コンビではなくユニット形式で、同じひとが入れ替わり立ち替わり登場。大枠では演劇的な脚色もあり、それなりに凝った構成になっている。何組かはプロのライブに出ても遜色なしの出来。ではあるが、ライブ全体として、笑いの傾向にバリエーションがないのが難点。叙情的な反面、閉じてるようにも思え、その輪のなかに飛び込めなかったのが正直なところ。先輩後輩で仲良くやっているものに、ケチをつけることもないのだがね。終演直後、こちらとの温度差がひらき過ぎてると困るので、出演者とは会わずにすぐに会場を出る。横浜東口。ポルタ。八角、かつ丼+ざるそばセット。横浜西口。ジョイナス、新星堂。東京かわら版、購入。「せめ達磨」、気になる。市営地下鉄乗り場近く、デイリーホットカフェ。表参道には遠く及ばないけれど、こういう地下の利用法は面白いと思う。ずっと以前には、この辺りで古本を売っていたのだけれど、今ならコンビニかカフェといったところか。帰宅。日記更新のみ。
2006年02月26日
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休日。午前中に家を出て、北千住へ。初めて常磐線に乗って、初めて北千住で降りた。知らない街を歩くのは、なんとも変な昂揚感がある。千住区民センター2階和室、「東京23区寄席」。今回は出演なので、早めに着くように。会場は駅からだいぶ遠く、歩いていったので集合時間には間に合わなかった。ま、なにがなんでもその時間に集合しなければならない理由もあるまい。遅刻だが、西友に立ち寄る。昼めしを買おうと思ったが、食べたいものがなかった。そもそも、食欲がない。すぐ近くのファミリーマートで、ウィダーインゼリー、エスカップ、フリスクを購入。会場の近くまで来ているはずだが、それらしき建物が見えない。交番で訊いたら、西友の隣りだと教えてくれた。思ったよりも、おんぼろな建物。入り口に、「やきやきパーティー」のお知らせが貼ってある。中庭で、落ち葉を集めて芋などを焼くらしい。普通は、秋にやりそうなものだが。会場。こじんまりした和室。もんさん、雪之丞くん、すでに居る。ペイシーさんは道に迷っていたようで、僕よりも遅れて到着。高座はすでに出来上がっているので、特にするべきことはない。あとは開演を待つばかりなのだが、なんだかのどかで緊張感に欠ける。稽古する気にもならない。押し入れで着替えて、押し入れがそのまま楽屋。じきに開場。どうせ来ないと思っていたお客は、何故か、今回に限ってぞろぞろと集まる。しかも、平均年齢が若い。さっそく予定が狂ってきた。きちんと数えなかったが、お客は10人ほどか。10人と言っても狭い和室だから、それなりのかたちにはなる。開演。ここでいきなりアクシデント。CDラジカセが壊れる。なので、出囃子は無し。如月亭もん「禁酒番屋」美人亭雪之丞「町内の若い衆」亭亭亭亭亭「千早振る」ケビンス亭ペイシー改め殺し家ペー「子ほめ」あっという間に終了。やはり、稽古の重要性を改めて認識。ろくに稽古してないから、本番になるまで気がつかないこともあるのだな。どうやら、アイデアの段階では自分の技術を無視していたようで、喋り始めてから、難しくて出来ない箇所があることがわかる。仕方がないから、難しいところはカットして、当たり前のセリフに差し替えながら喋るが、そんなに器用なはずもなく、リズムはがたがたに乱れる。そのため、飛ばしちゃいけないセリフも飛ばしちゃったりして、しどろもどろに。だいたい、マクラからして場のムードと違うことを言っていたようだし、冷静ではなかった。元々、上手いわけではないので、それほど失敗が目立たないタイプではあるのだが、それにしてもである。不本意以外のなにものでもない。そのくせ、不本意な出来に慣れてしまっているのが良くない。平然としている場合ではなく、もっと恥じなければならないだろう。と思って、反省するためにわざわざ書き記してみたのだが、なんともレベルの低い話だなぁ。終演後の、もんさんと雪之丞くんをパチリ。お客で来ていたAくん、高校生のときに、うちの大学の学園祭に来て、落研の寄席を観たそうな。そんなひとに初めて会って、ちょっとびっくり。打ち上げ、バーミヤン。出演者4人とAくんとで。北千住で解散。殺し家ぺーことNさんと新宿へ。山手線、けっこう空いてきたので座ったのだが、Nさんは立ったまま。若いものが座ることを良しとしないひとなのだ。これには恐れ入った。紀伊国屋。Nさんの買い物に付き合う。ゴールデン街、クラクラ。Nさんの「クラクラ寄席」の打ち合わせに、直接は関係ないのに付き添いで参加。クラクラでは、CさんとHさんが待ち構えていた。面白い話、いろいろ。とても有意義な会合で、付いて来て正解。Nさん、例のごとく、酔っぱらって絶好調に。帰りぎわ、カウンターの奥に某俳優の姿を見つけて、ちょっと感激。深夜1時、帰宅。久々に日記更新。こんなにたくさんいつ書くんだという状態になっていますが、必ず書きます。
2006年02月25日
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バイト。3月に創刊するソフトバンク新書のラインナップが凄い。昼食。マクドナルド、イタリアンチキンサンドセット。昼から雨。岩崎峰子「芸妓峰子の花いくさ」、読了。講談社+α文庫。勝新太郎との関係、興味深く読む。桜木町へ。歩いて関内へ。サンマルクカフェ。昨日と同様。ちょっといじり過ぎているぶん、ちっともはかどらない。噺の半分くらいまでしか直せなかった。後半分が不安。雨なので、歩かずに関内から電車。帰宅。朝日夕刊。対談、とり・みき×本谷有希子。意表を突かれた顔合わせだが、作風を考えれば納得。とり先生も本谷の芝居を観に行っているようで。小さんのCDを聴き直したら、また直したくなってしまった。終わりのない作業だ。
2006年02月24日
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そろそろ花粉が始まっているような。あー、やだやだ。バイト。昼食。吉野家、鶏炭火焼丼。ベローチェ。桜木町へ。ぴおシティ。ダイソー、メモ帳を購入。歩いて関内へ。ベローチェ。横浜近辺でいちばん落ち着ける場所はと考えたら、ここに辿りついた。落語、準備。2日前で、技術的にはどうにもならないので、せめてアイデアだけでも詰め込む。結果的に失敗してもかまわない。この作業が大事なのだ。1時間半ほどで、集中力が切れる。みらとみらいを歩いて、横浜東口へ。歩きながら稽古。横浜西口。すき家、ねぎ玉牛丼。帰宅。テレビ。BS、上原ひろみライブ。本当に楽しそうに演奏しているのが、観ていて爽快。日記更新は先延ばしに。
2006年02月23日
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バイト。昼食。らんぷ亭、牛カレー。杉浦茂「少年西遊記」全3巻、二階堂正宏「ムーさん」、購入。神保町、少し寄り道。いつの間にか、キントト文庫が1階に移っていたことに気がつく。横浜駅。東海道線のホームから階段を降りきるところで、ちょっとどうかと思うような全速力で階段を駆け上がってくる、スーツ姿の、20代後半から30代前半くらいの男性に遭遇。なにをそんなに急いでいるのかと思ったのだが、その少しうしろを、同じようにちょっとどうかと思うような全速力で、若い駅員が階段を駆け上がっていく。これは何事かと思わず立ち止まってきょとんとしていたら、さらにそのあとを、女子高生、20代らしき女性、20代らしき男性の3人が追いかけてゆき、女子高生が「このひと、ちかぁ~ん」と発していることからようやく状況を把握。そこまでほぼ一瞬のことで、僕はただ呆然と目で追っていたのだが、すぐにその一団が同じ順番で引き返してきて、あっと言う間に再び通り過ぎ、追われる男と若い駅員が次々に自動改札を飛び越えていくところまでは目撃したのだが、そこから先はわからない。人混みに紛れてしまったかもしれず、はたして捕まえられたかどうか。19時20分ごろの出来事。誰か目撃したひと、居ませんか?横浜西口。相鉄ムービル1階、ジョイフル。横浜駅近辺で、落ち着いて本を読んだりできる場所はここしか知らない。二階堂正宏「ムーさん」、読む。二階堂正宏というひとは、コミックではなくカートゥーン出身の漫画家。巻末のプロフィールを見ると、昭和53年に文春漫画賞を受賞している大ベテランなのだが、その経歴のわりには単行本化された作品は数えるほどしかなく、現在入手可能なものになるとさらに少ない。漫画大国と言えども、カートゥーンを取り巻く状況はそんなものなのだろう。それだけに、2000年刊の「極楽町一丁目 嫁姑地獄篇」は、突如として現われた印象があった。期せずして、天久聖一・タナカカツキ「バカドリル」のテイストに似てしまっている怪作で、サブカル的文脈で少し話題にもなった。とにかく、あたまから終わりまで腹を抱えて笑った記憶がある。その流れで、淡々としたナンセンスな笑いを期待して手にとった今作だが、これがもう、すがすがしいほどに下ネタオンリー。とがしやすたか「青春くん」や、みうらじゅん「やらせてくん」にも通ずる、最低で下劣なマンガなのだが、“くん付け”ではなく、「ムーさん」と“さん付け”にしたところに、さすが、大人向け漫画のキャリアを感じさせる。各話の間に挿入される、「著者に訊く」がいちいち傑作。帰宅。特になし。
2006年02月22日
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深夜のうちに、あるひとからメールが7件も届いていることが朝になってわかる。最初の6件が、僕がこの日記に書いたことに対しての怒りのメールで、最後の1件が、興奮しすぎた、という謝罪のメール。僕が眠っている間にさんざん怒りをぶちまけて、勝手に治まってしまったようだ。僕にしてみれば悪いことを書いたつもりはまったくないので、どこをどう読めばこんなにひどい曲解ができるのかと理解に苦しむ。冷静になって読み直してくれとしか言えない。弱気になってるからなんでも悪口に聞こえるんじゃないか。ってことを書くと、これも悪口に取るのかもしれないが。バイト。昼食。マクドナルド、えびフィレオセット。昼にも謝罪のメール。どうやら、酔っていたようだ。立ち読み。週刊朝日、斎藤美奈子。劇団ひとりの小説を評して、「ふつうに直木賞をねらえるレベルでしょう」と。帰宅。テレビ。「ETV特集・沖縄“笑いの巨人”伝~照屋林助が歩んだ戦後~」。ナビゲーター役に、宮本亜門。照屋林助は、沖縄の喜劇と音楽を考えるうえでもっとも重要な人物のひとり。名前ぐらいは知っていたが、どうゆうひとなのかはよく知らなかったので勉強になった。沖縄の歴史との関連で語られてゆくので、タテ軸はよくわかるのだが、ヨコ軸がよくわからないのがやや不満。80年代の沖縄ブームを待つまで、同時代の本土の芸能との関係がまるで見えず。そもそも、接点があったのかどうか。こちらが無知なこともあり、どこか外国の芸能史を見せられているような感覚になる。林助は無類の読書家で、「てるりん館」には1万冊を超える蔵書が納められている。芸に関する本はもちろん、歴史、哲学、心理学、宗教など、専門書のたぐいも多数。そのなかに、「ビジーフォースペシャルの放送禁止ツェーセン・ツアー」を確認。これでやっと、近くに感じられたのである。師匠的な存在であった小那覇舞天の言葉、「人は楽しいから笑うんじゃない 笑うから楽しくなるんだ」とは格言。
2006年02月21日
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バイト。昼食。吉野家、豚キムチ丼。ドトール。昼から雨。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「徹子の部屋」島田雅彦。トーク番組にそぐわない文語調な語りと不敵な表情。この身構えかたが、なんとも傑作。◆「笑点」ロケット団。「M-1」的漫才観に毒されることなく、飄々と、自分たちの漫才を磨いている姿勢には感服。「笑点」のように、きちんとすくい取ってくれる媒体もあるのだから。◆「ドラえもん誕生物語~藤子・F・不二雄からの手紙~」。藤子不二雄A「まんが道」でも語られている少年時代からトキワ荘時代までのエピソード。有名な話ばかりで、たいした発見があるわけではないが、でもやっぱりこのへんの話は何度聞いてもぐっときちゃうところ。手塚治虫からトキワ荘の部屋を受け継ぐ際のことを、藤子F先生が語っているVTR。「引っ越し」を「しっ越し」と発音していることから、やはり精神的には粋な江戸っ子だったのだなと確信する。奥さん、3人の娘さんがテレビでコメントするのは初めて観た。これは、この番組最大の収穫。芸能人が「ドラえもん」への思いを語るVTR。千秋、柴田理恵など。そろいもそろって、「ドラえもん」の教育的側面ばかりを語るのにはうんざり。特に武田鉄矢、「ドラえもん」を使ってヒルズ族批判なんかをして欲しくない。気になるのが、「のび太の恐竜2006」。“感動路線”というのが心配なのだが、こればかりは観て確認するより仕方がない。最後に、大山のぶ代のコメント。「新しいメンバーで、第1回の映画がそれ、ってことはやっぱり記念すべきことで、あたしたちが26年続けられたと同じように、みなさんにも頑張ってもらって、26年も、30年も、50年も。と言うのも、今のスタートのひとは若いから。わたしたちのときはある程度のとしだったから。ずーっとずーっと、続けていただきたいと思ってます。」
2006年02月20日
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テレビ。「R-1ぐらんぷり2006」。もはや「R」が何を意味しているのかさっぱりわからなくなってしまったのだが、ピン芸日本一を決める大会、というところにモデルチェンジした時点で、「P-1」にでも改めて仕切り直せば良かったものを。もう機会は失い、このままうやむやにして、ずるずると継続してゆくのだろう。過去3回の結果を検証すれば、取りこぼしているひとがあまりにも多いのは誰の目にも明らか。ピン芸を対象とした賞レースがほかにないからといって、これを権威とするわけにはいかない。やはり、「M-1」と同等の賞と考えるのは無理がある。「ものまね王座決定戦」ぐらいに思っておくのがちょうど良い。司会、雨上がり決死隊、村西利恵アナ(関西テレビ)。審査員、伊東四朗、間寛平、林家正蔵、太平サブロー、ダンカン。なんともスリルに欠ける人選。友近。新体操部のコント。レオタード姿のインパクト、だけではなく秀逸なネタだと思うのだが、ここでは空転。芸風の認知度の問題か。いや、それ以前に、ここに友近が出てくる意義はあるのか。バカリズム。「トツギーノ」。升野ひとりになったバカリズムが何をしているのかにとても興味があったのだが、個人的にいちばん面白かった。言葉を音響的に構築することから引っ張られる音韻のでたらめさ。さらに、それがイラストで視覚化されているため、観る者は、理解する段階を踏まずにイメージへと到達してしまう。なんだかわからないけど面白い、というのはたぶんそうゆうことだ。アイデアとしてシンプルなことにも感服。中山功太。陣内智則を陰湿にしたような口調。このネタ、複数人のコントでやったら、どうってことないような。キャプテン☆ボンバー。なかやまきんに君と瓜ふたつのピン芸人、ノースカロライナ州出身。という設定。この茶番劇が、「R-1」が賞レース以前にバラエティ番組であることをはっきりと示している。もちろん、そのつもりで観るぶんには楽しめるのだが。あべこうじ。ギミックとしてのスタンダップコミックだと思う。浅越ゴエ。第2回優勝者が再挑戦。完成度は高いかもしれないが、スケールが小さい。関西ローカルでしか通用しない芸。岸学。どきどきキャンプというコンビは何回か観ているはずだが印象が薄かった。レイザーラモンの例を出すまでもなく、凡庸なツッコミのためにボケ役の個性が消されてしまうこともあるのだなと納得。いや、岸学がそこまで良かったわけじゃないのだが。博多華丸。「みなさんのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないものまね選手権」で優勝のネタ、児玉清を引っ提げての登場。余芸でしかなかったものを、ピン芸にまで高めたのは見事。と言うか、本芸余芸の境界は溶解しつつある。結果発表。1位 博多華丸 450点2位 あべこうじ 438点3位 浅越ゴエ 434点4位 バカリズム 418点5位 岸学 416点6位 友近 406点7位 中山功太 405点8位 キャプテン☆ボンバー382点ひとりの出演者につき、ひとりの審査員の得点しか見せないのは、なんの演出効果があるのか。まったく意図不明。大会そのものへの疑念は多々あるが、これをきっかけに博多華丸が売れるのであれば、それはそれで喜ばしいことではある。
2006年02月19日
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休日。午前中、睡眠。午後、浅草へ。木馬亭、「浅草21世紀」。旧知の中津川弦さんが出演。御本人から連絡をもらったので、これは是非、観に行かなくてはと。木馬亭に入るのは初めて。おんぼろ具合が、なんとも味わい深い。入り口で受け取ったチラシ、中津川さんの写真が意外と大きくてびっくり。なかなかの扱いではないか。客層は中高年が主で、おそらく地元のひとがほとんどだろう。これはけして悪い意味ではなく、寄席の客よりも少し品が悪い感じ。この品の悪さが、場合によっては盛り上がりに加担することになる。演劇よりも、野球の観客に近い。開演前、場内にはエノケンが流れる。開演。座長・橋達也、さっそく登場。客席の顔見知りとフレンドリーなやりとり。関敬六、続いて登場。恒例であろうと思われる「浅草の唄」を軽やかに唄い踊る。まるで、喜劇史に迷い込んでしまったかのようなトリップ感。橋達也の「せいやっ、せいやっ」という合いの手がたまらない。「浅草21世紀」というタイトルは、今が21世紀であることを忘れないために付けられているのだと確信。僕はあまり気にしていなかったのだが、同行したKさんによると、関敬六はどうやら口パクだったらしい。にも関わらず、会場は大盛り上がり。もはや、マドンナやマイケル・ジャクソンの域。司会、猪馬ぽん太が登場。開演前の場内アナウンスもどうやらこのひと。ここから演芸が続く。中津川弦、漫談。さっそく登場。一昨年、最後に会ったときには、ちょっと心配になるような変なパーマをあてていたのだが、少し見ない間に、以前のすっきりした髪型に戻っていたので安心。スーツの色も爽やかかで、まず、見た目は好印象。ネタは相変わらず古臭いが、それはこの客層だから問題なし。それよりも、芸人としてのフォームがばっちり出来上がっていたことに、すっかりプロになったのだなぁと実感した。しかも、“お笑いブーム”には現れてこない価値観のなかで、ロマンに生きているのだから。それだけでも、改めて敬意を表するに充分なのである。フリーパー、コント。中津川さんのあとに、もうベテラン。それだけ、この道を志すひとが少ないということでもある。佐藤元一、マジック。“平成の手品博士”だそうです。三木ヒロシ、猿のものまね。一時期、フジテレビの素人ものまね番組によく出ていたひと。グレープフルーツの皮を投げるのが凄い。大空なんだかんだ、浪曲漫才。ちょっと、うとうとした。記憶なし。高橋しげき、キングレコード所属のシンガーソングライター。こんなひとも出てくる雑多さは魅力。オリジナル曲「飲ませて」、「冬のソナタ」テーマ曲、森進一のものまねで「おふくろさん」、チーちゃんという女性とデュエット曲「ぎゅっとして」。最前列には、ペンライトを振る熱心なおばさんファンが。仲入り。プッチャリンという素晴らしい芸名のひとが、唐草模様に全身を包んだ姿で、ビールなどを売りに場内をまわる。爆笑軽演劇「小雪よ今夜もありがとう」。台本・演出、京田勝馬。橋達也とフリーパーが中心だが、若いひともいっぱい出演。笑いの質に関しては想像の域を出ないのだが、思いのほか、エネルギッシュなのには少し驚いた。トリノオリンピックを題材にしているところからして色気たっぷりだし、歌とダンスが随所に散りばめられているところに、エンターテイメントの気概を感じる。かつての軽演劇がそっくりそのままこうだった、とは思いづらいのだが、その精神は確実に受け継がれているはず。けして、伝統を守ろうというスタンスではなく、もっと好き勝手で、やりたい放題な印象を受けた。公演時間は全部で3時間弱。そのバイタリティにも感服。Kさんと食事。尾張屋、天せいろ。美味いが、腹保ちが悪いのが不満。当分、そば通にはなれそうにない。菊地成孔「スペインの宇宙食」、読了。この文体、クセになる。セブンイレブン。ここ数日、中毒気味に食べているベルギーショコラメロンが売り切れでがっかり。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「R-1ぐらんぷり2006」。これは別項で。◆「サンデージャポン」。渡部絵美、意外や、誠実な解説ぶり。番組側の意図としては、これはどうなのか。◆「スタ☆メン」。冒頭、ニュースのダイジェストのなかに、「R-1」結果も。「サンジャポ」のような確信犯的なものではなく、ごく当たり前にニュースとして扱うフジテレビのスタンスに呆れる。ゲストは、フジテレビ製作「県庁の星」主演の織田裕二。ますます呆れる。
2006年02月19日
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休日。午前中、睡眠。気力ダウン。なかなか頭が働かない。夕方までだらだらと。テレビ、あれこれ。◆「談志・陳平の言いたい放だい」。「談志開放区」、談修「家見舞」。「まとめてあるでしょ、ちゃんと。自分なりにサゲも変えてるでしょ。そいでぇ、きちんとやってるでしょ。だから、文句ないですよ。」「こ奴に別に何にも言うことはない、全部、俺の言ってることはわかってるんですよ。ただ、芸人というのは売れる売れないはきっかけとか華とか色んなのあるけどね、少なくも、奴は落語家になって良かった、この落語を自分に活かし、楽しみ、観客に伝えようという、楽しんだ人生送ってると思いますよ。」◆「誰でもピカソ」。1月分、まとめて。70年代アイドル特集。西城秀樹、へそにつながる毛を「ギャランドゥ」と言い始めたのはユーミンだと。僕の記憶ではダウンタウンだと思っていたのだが、ちょっと確認しようがない。これは今後の課題に。大江健三郎と家族の物語。たけしと大江健三郎の顔合わせ、伊丹十三との関係を考えるとなんとも興味深いのだが。それにしても、大江光が今田耕司のファンだったとは!お笑い居酒屋。レイザーラモンHG、ほぼ準レギュラーのような頻度で登場。よゐこが「元気が出るテレビ」の「カメラに向って一発大会」に出ていたとは知らなかった。その他、次長課長、アンジャッシュ、タイムマシーン3号、マギー審司&ふじいあきら。◆おぎやはぎの番組、途中から。たまたまチャンネルを合わせたら、珍しい顔合わせだったので観始める。片山さつき、佐藤ゆかり、井脇ノブ子と居酒屋セットでスゴロクトーク。これを観て初めて気がついたのだが、おぎやはぎの気負いのなさは非芸能人とのトークに適しているのではないかと。この顔触れを相手に、ジャーナリスティックにもアカデミックにもならないレベルでトークを成立。結果的に、浅草キッドでも爆笑問題でも引き出せないであろう面を引き出している。これは、コロンブスの卵かも。深夜3時からラジオ。「立川志ららのオールナイトニッポンR」。夕刊のラジオ欄で見つけてびっくりした。今年元旦の鶴光師の番組にレポーターとして出演したと聞いただけでも、活躍してるんだなぁと思っていたのに、いきなり「オールナイトニッポン」だなんて!高田文夫の付き人としてのニッポン放送歴は長いとはいえ、誰でもやらせてもらえるような枠ではないでしょう。このようなサプライズ起用こそ、深夜ラジオの醍醐味。ニッポン放送の英断に拍手。志ららさんの漫談の面白さは、僕らは以前から知ってはいるのだが、このようなかたちで改めて聴くと、じつにラジオ向きの喋りではないかと認識。おそらく、ラジオから話術を学んでいる面が多いのではないか。もしかしたら高田文夫か誰かが出演することもあるかと思っていたが、誰の応援もなし。1時間半、たったひとりで喋り倒したのだからたいした体力。それも、尻上がりにボルテージが上がっていった。深夜4時過ぎ、過去のしくじりの件で、志らく師匠の家に謝罪の電話をかけたのはスリリングで傑作。留守電だったのがじつに惜しい。志ららさん、ひょっとしたら伊集院光になれるんじゃないか?番組中、メールの募集もあり、テーマは「ちゃっかりと」。僕も送ろうと思って考えていたのだが、ちゃっかりとしたエピソードがまるで思いつかず、結局、送れなかった。自分はなんてちゃっかりしてないのかと、考えさせられる1時間半でもあった。
2006年02月18日
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とても眠い。バイト。昼食。らんぷ亭、牛焼肉丼。サンマルクカフェ。ここで仮眠。帰宅。HDD残量を確保しなければならなかったのに、うっかり眠りに落ちる。だいぶ番組を録り逃がしてしまった。金曜日は観たい番組が多くていけない。目覚めたら深夜。テレビ、あれこれ。◆「いいとも」テレフォンショッキング、2本。大竹まこと。妙にものわかりの良いおとなが増えているように感じる世の中、この気難しさはますます貴重になってゆくかもしれない。いわゆるキレ芸のテンションの高さとは違って、平熱からして不機嫌。上岡龍太郎不在の今、このひとにもう少しペテンの素養があったらと思うが、基本的に正義漢なのでそれを望むのはお門違いか。笑福亭笑瓶。「無意味良品」を持参。笑瓶の面白さはナンセンスにありと確認。◆「徹子の部屋」、2本。ココリコ田中直樹。何を期待しての、ひとりでの出演なのか。俳優として認知ということならば、ちょっと誤認のような気がする。会話は不得手。桂文珍。落語家が着物姿でトーク番組に出ることは、米村でんじろうが白衣で、周富徳がコック帽を被ってトーク番組に出ることと同じ。
2006年02月17日
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雨。バイト。万引き、捕まる。20歳、学生。奥の事務所で弱々しくうなだれているのは良いのだけれども、そこに座られてるとパソコンが使えなくて困る。「どいてもらえますか」ってのも変だし、「おい、どけ」ってのもひどい。仕方がないので、横から黙って手を伸ばし、どいて欲しそうな顔をしながら作業をしていたのだが、当人、いっぱいいっぱいだからちっとも気がついてくれない。もっとも、周囲が見えてるような奴だったら捕まることはないだろうが。昼食。吉野家、鶏炭火焼丼。ドトール。渋谷へ。宮益坂。ファーストキッチン、ベーコンポテトピザセット。多作、しみずまなぶ1stワンマンライブ“独りの夜”。わが朋友しみずまなぶがライブ活動を始めて2年半、ついにワンマンライブにまで漕ぎつけた。それはつまり、1時間半を埋められるだけの質と量の楽曲が貯まったということで、まずはそのことを祝福したい。おめでとう。客層はもちろん友人知人ばかりだろうが、狭い小屋なのに満席にならないのが惜しい。ちゃんと告知はしたのだろうか。その代わり、何故か僕の仲間が3人も来ているのがかなり不思議。Hさん、Rくんはすっかり常連客で、僕以上に頻繁に観に行っているくらい。これはちょっと感謝されてもいいような気がするな。「刹那の放楽」「からをやぶる」「ハッチ」「マーヤ」「ヒューマニズム」「Time After Time」シンディー・ローパーのカバー「ハイ&ロー」‐休憩‐「生まれ出ずる悩み」「カン違いのランデブー」「veneer」「自転車にのって」高田渡のカバー「目覚し時計」「アリ地獄」「陽炎」アンコール「マリモさえも相手にしてくれない」曲順はそのまま、曲を作った順番。なので、初舞台から観ている僕としては活動の歴史を追体験することができた。後半は初めて聴くものばかりで、ここ数ヶ月、ちょっとご無沙汰している間にも精力的に曲作りをしていたのだなと実感。カバー曲はmixiでリクエストを募っていたのだが、応募総数わずか2件。もれなく採用されるのなら、おれもリクエストすりゃ良かったよ。きっちりアンコールまであり、無事終了。ま、いろいろと工夫の余地はあるだろうが、とりあえずは完遂できたことで充分に意義ありではないか。最後には観客全員にデモCDとクッキーをプレゼント。出口でしみずがひとりひとりに手渡し。明らかにバレンタインデーとホワイトデーを混同している。打ち上げ、がんこじゅにあ。ライブ前に居たファーストキッチンの上階。しみずの会社関係のひとばかりで、なんとも居心地が悪い。23時半まで。東横線を利用。座れなかったので寝過ごさずに済んだ。深夜1時、帰宅。日記、チェックのみ。
2006年02月16日
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今日は朝から暖かい。バイト。昼食。らんぷ亭、牛焼肉丼。帰宅。テレビ、少し。◆「いいとも」テレフォンショッキング、阿川佐和子。押切もえと食事をしていると、よそのテーブルから次々にワインが届く。「最後は石田純一さんのテーブルから届いたんです」。嘘みたいに見事なオチ。◆「おぎやはぎnoだっぴんぐSP」。テレビ静岡で放送されたものを再放送。田上よしえがふせえりに見えて仕方がなかったのだが、だとすれば、おぎやはぎを、大竹まことの居ないシティボーイズと考えてはどうかと。ちなみに、バナナマンは旧ビシバシステムだと思う。◆僕はその番組を観なかったのだが、どうやら、“×-GUN”が“丁半コロコロ”に改名となったようだ。誤解してならないのは、さまぁ~ずもくりぃむしちゅーも、けして改名のおかげで売れたわけではないということ。このふた組の場合、改名以前に芸の変化があったことが重要で、そこへタイミング良く、改名により注目を集めたから売れたのだ。改名すれば一時的には注目を集められるかもしれないが、芸に魅力がなければすぐに引いてゆくに決まっている。それは、名付け親が細木数子だろうと誰だろうと一緒だ。丁半コロコロ、はたしてこのチャンスを活かせるかどうか。心情的にはうまくいって欲しいのだが。
2006年02月15日
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バイト。昼食。吉野家、豚キムチ丼。ベローチェ。神保町、寄り道。久しぶりに芳賀書店へ。レジの店員、ちんこ型の器具をひとつずつビニール袋に詰める作業をもくもくと。それがちんこ型の器具でなければ、雑貨屋としてはよくある作業なのだろうが。DVD、1枚購入。東京ランダムウォーク。建物老朽化のため、今月いっぱいで閉店だと。じつに惜しい。閉店セールで洋書20%引き。金があるときにまた来よう。東京駅。あじさい茶屋、味噌もつ煮込みそば。向かいの席に、入試帰りと思われる親子。母親が、息子とその友だちにチョコレートをあげる光景を目撃。微笑ましい、わけはなく、軽くいたたまれない気持ちに。横浜西口。ちょっと来ない間に、旧ヨドバシカメラ、日進アリックビルが、見るも無残なドン.キホーテに変貌。向かいのビックカメラが品良く思えるくらいのけばけばしさなのだが、これが恐ろしいほど街の景観にぴったり。ビックカメラのわきの道を入ればピンク映画館とテレクラが昔からあるのだが、それはあくまでもわきの話。メインストリートにはもう少し品良くしてもらいたい。と、僕は思っているのだが、どれだけ共感してもらえる話かわからない。その一方では、街から猥雑なものを排除しようとする動きもあるわけで、とびきり下品な街も上品な街もなくなり、世の中全体がうっすらとした下品に均質化されてゆくような。これはなんだか、性器をちょん切ってしまえば裸で歩いてもOKと言っているようなもので、ちょっと麻痺しているとしか思えない。神保町の芳賀書店だって、外観はシックなのに。いずれは、どこにドン.キホーテが建っても違和感がない世の中になるのかもしれない。ドン.キホーテ皇居店がオープンする日も近いか。自宅近所、セル&レンタルCD店。マドンナ「コンフェッション・オン・ア・ダンスフロア」、購入。「ポップ・カルチャー年鑑」でベストに選ばれていたので。それにしても輸入盤は安い。帰宅。テレビ。「踊る!さんま御殿」。上島竜兵のロケでの体験談、肛門でコントロールする牛車の話に爆笑。オチまで完璧。
2006年02月14日
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夜通し、「ドラえもん」を観てしまった。眠くて眠くて仕方がない。バイト。本日の新刊。BOOMER河田貴一が競馬の本「思いっきりジョッキー競馬!!」を上梓。象さんのポット路線?昼食。ひごもんず、角煮ラーメン。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「笑点」品川庄司。「M-1」で披露したネタを。「M-1」よりも持ち時間が長いので、導入としてオーソドックスな掛け合いを。結果、より心地良いペースで後半の盛り上がりに突入する。「死にたくねぇ~」と、庄司ひとりでたっぷりともがき苦しんでみせる場面で、客席から拍手が起こる。年齢層が高いであろう観客におもねることなく、それでもきっちり沸かせるのだからたいした力量だ。「M-1」という目標から解き放たれたこれから、品川庄司が漫才の新ネタに取り組むことがあるのかどうか。せっかくこれだけの飛躍があったのだから、なんとか機会を設けて欲しいものだが。◆「トップランナー」、音楽プロデューサー・冨田恵一。小室哲哉やつんく♂と違うのは、アーティストではなく楽曲をプロデュースするというスタンスである点に納得。◆「情熱大陸」松任谷由実。矢沢永吉の回ほどの“俺節”は見せてもらえなかったのだが、ある面では、美空ひばりを思わせるような貫禄と気高さ。何年もスターであるひと特有の淋しさというか。自宅でのレコーディング風景。松任谷正隆の厳しさを垣間見る。◆「爆笑問題の検索ちゃん」。バラエティ番組だと品川が突っ込みにまわることもたびたびだが、何故か、間も言葉も斬れ味が悪く、どうしても冷たい印象に。◆「爆笑問題のススメ」嵐山光三郎。未だに「笑っていいとも」増刊号編集長を持ち出されることに苦笑。ほかにないのか。
2006年02月13日
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休日。午前中、睡眠。「Quick Japan」、ざっと読む。特集1、映画「ドラえもん」。あの「Quick Japan」が「ドラえもん」を特集することには今さら驚かないのだが、その斬り口はあまりにもストレートなもので、いまいち、心踊らせることができず。「ぼく、ドラえもん。」から「もっと!ドラえもん」を購読している僕には、ここで初めて知る情報は皆無に等しく、もっと独自の視点が欲しかったところ。例えば、「relax」2002年8月号の藤子・F・不二雄特集では、小山田圭吾とスチャダラパーが藤子プロを訪問したり、ジャイアンリサイタルのポスターが付いていたりと、一枚も二枚も上手。「relax」の表紙がなんとも“ドラえもんだらけ”なコミカルさを含んだ可愛さだったのに対し、「QJ」の表紙はスウィートな可愛さ。ここに、ふたつの特集の差が表れている。ま、映画特集に絞ったからそんなことになったのかもしれないが。それにしても、連載執筆者である劇団ひとりが、新作映画で声優を務めているにもかかわらず、そのことにまるで触れられていないのはなんとも不自然ではないか。特集2、「TV・オブ・ザ・イヤー2005」。“現役放送作家が選ぶ本当に面白いTV番組”を表彰。エンタテインメント賞…「ガキの使いやあらへんで!!」笑ってはいけないハイスクール編特別賞…「女王の教室」「さんま&玉緒のお年玉!あんたの夢かなえたろかSP」インヴェンション賞…該当なし/次点・「タモリのジャポニカロゴス」「スーパーフライデー感動劇場!家族シネマ」「世界一受けたい授業」作家功労賞…大岩賞介MVP…おぎやはぎ高須光聖人脈のわずか15人による投票なので、ある種の偏りが生じた感は否めない。受賞作に関しては納得だが、何故、これがノミネートされていて、あれがノミネートされていないのかと、疑問な部分も多数。ノミネート作品徹底討論。「アメトーク」江頭2:50出演の回、「ワンクールのレギュラーよりも1回の伝説」という名言が話題に。僕はこの放送は観ていないが、この名言は江頭ファンにはおなじみでしょう。これ以前にテレビで言ってないこともないと思うが、ここで初めてキャッチするようでは、放送作家と言えどもただの視聴者と変わらないではないか。特集以外では、「時効警察」、チェルフィッチュ、矢作俊彦×青山真治と、なんだかんだで読むところの多い今号でした。テレビ、あれこれ。◆遅ればせながら「時効警察」を。今回は塚本連平の作でお目当てとは違ったのだが、全体的なムードは理解。これは再放送であたまから観直さなくちゃ。◆「ドラえもん」。昨年分、録りためていたものをまとめて。ふぅー、ようやく大晦日まで辿り着いた。「正直太郎」、「けん銃王コンテスト」、「おおかみ男クリーム」、「オールシーズン・バッジ」、「Yロウ作戦」、「くろうみそ」などなど、名作濫発。水田わさびは素晴らしいとつくづく思う。よく言われていることだけれども、大山のぶ代はやっぱり分別臭かった。水田ドラのほうが愛敬がある。そんな調子なので、新主題歌「ハグしちゃお」を聴いたのも今年に入ってからなのだが、子供向けアニメ主題歌としては、これはなかなかの名曲でしょう。夏休み映画「ぼく、桃太郎のなんなのさ」のタイトルが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の「アンタあの娘のなんなのさ」を元にしていることを思えば、宇崎竜童・阿木燿子コンビの起用はある種の必然。ではあるのだが、沖縄音階には少々ひっかかりも感じる。はたして、「ドラえもん」に沖縄が登場したことがあったかどうか。
2006年02月12日
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休日。午前中、睡眠。午後、荻窪へ。荻窪区民センター2階和室、「東京23区寄席」。開演から1時間遅れて到着。大体、半分くらいだろうと思っていたのだが、もう終盤にさしかかっていた。駒亭志舞くんの「時そば」がすぐに終わってしまい、ちゃんと観れたのは、トリの神楽家すだちくんの「茶の湯」のみ。いつも客が居ないのでは気の毒だと思い、来てみたのだが、今日は奇跡的に、僕が入った時点で6人の老男女が観覧中。孫の学芸会を観るような微笑ましさを発散しつつ。この場では、孫っぽさを醸し出せるかがどうかが明暗を分けるに違いない。残念な点がひとつ。高座後方の窓から日光がぎんぎんに差し込んでいて、とてもまぶしかった。せめて部屋の明かりを点けるとかしないと。主催者Mさん、ちょっとずさんですぞ。打ち上げ。荻窪駅前、つぼ八。若者は次々に帰ってしまって、打ち上げ参加は、主催者Mさん、Pさん、Rくん、と僕の4人のみ。Rくんも途中で帰っちゃうし。これもひとえにMさんの人徳ですね。うっかり、次回出演を承諾。たぶん「千早振る」で。帰宅。テレビ。「談志・陳平の言いたい放だい」、「談志開放区」。なすなかにし。「いやぁ、久しぶりに、ちゃんとした漫才に出会いましたよ、若手で。ズバッと言おうか、お前ら売れる!」THE GEESE。「非常にスマートでね、汚くなくてね、きれいでね、イリュージョンがほどほどでね、もっともっと、これだけのものが出来るってことは、色んなイリュージョンをやれるでしょう。ただ問題はこうゆう芸ってのは、どっちかって言うと、あたしがウケるからと言ってね、大衆一般化するかって言うとね。さっきの前のはね、どっちかって言うと一般化できるけどね、これらがね、ま、ラーメンズってひとつの例もあるんだけどね、なかなか難しいと思う。」
2006年02月11日
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バイト。昼食。マクドナルド、イタリアンチキンサンドセット。Quick Japan、文化デリック「ポップカルチャー年鑑2006」、購入。阿川弘之「葭の髄から」、読了。文春文庫。文藝春秋の連載エッセイ。格調高く、すっとする文章。コンビニで東京スポーツ、購入。帰宅。東京スポーツ。第15回「東スポ映画大賞」授賞式の模様。◇作品賞…該当なし◇監督賞…該当なし◇主演男優賞…ビートたけし「TAKESHIS'」◇主演女優賞…小泉今日子「空中庭園」◇助演男優賞…寺島進「疾走」「TAKESHIS'」◇助演女優賞…該当なし◇新人賞…沢尻エリカ「SHINOBI」「パッチギ!」◇外国作品賞…「ミリオンダラー・ベイビー」◇特別作品賞…「宇宙戦争」◇読者賞…「ALWAYS 三丁目の夕日」各方面で酷評、または無視されることたびたびだった「TAKESHIS'」。通例ならば自作の総ナメとなるところだが、今回ばかりはさすがに遠慮か。これは賢明なようにも思えるが、でもやっぱり、らしくない。自作に賞を与えても、それ以外の賞でバランスを取っていたのが従来。しかし、たけし的には今年は不作なのか、自作が不評ではひとを評価するのも失礼と考えたか。いずれにしろ、この“該当なし”の多さは、なんとも弱気に思えて淋しいかぎり。助演女優賞、京野ことみじゃ駄目なのだろうか。新人賞に沢尻エリカだが、たけしの「パッチギ!」評は無し。「ミリオンダラー・ベイビー」、「宇宙戦争」と、海外作品に対してはじつに歯切れが良いのだが。クリント・イーストウッドから書面でコメントが届くあたりはさすが世界のTAKESHI。読者賞。これはよくわからない。たけし審査委員長の独断と偏見で決めてこその「東スポ映画大賞」だろうに、これでは、どこにでもある映画賞と変わらなくなってしまう。「ALWAYS 三丁目の夕日」に対するたけしの評は、やっぱり無し。第6回「ビートたけしのエンターテイメント賞」も同時発表。◇話題賞…レイザーラモンHG◇日本芸能大賞…ヒロシ◇主演AV女優賞…デヴィ☆◇主演AV男優賞…該当なし◇タイトル賞…「液ジュポ2005マン国博覧会」◇特別賞…島田洋七HGの「新宿二丁目の夕日」構想、相手役にモーガン・フリーマンはなかなかの完成度。話題賞は異議なしとしても、ヒロシの受賞はちょっとズレてやしないか。たけしがヒロシを気に入っている度合いがいまいち見えてこないのだが、うーむ、これこそ“該当なし”でいいような。なんだか、今年は色々な意味で心配になる結果。これもすべて「TAKESHIS'」の後遺症か。テレビ、少し。◆「ミュージックステーション」。レイザーラモンHG「YOUNG MAN」。獲れたての鮮魚でフィレオフィッシュを作ってしまったような愚行。じつに、もったいない。◆「虎の門」。“こちトラ自腹じゃ”、「ミュンヘン」。井筒監督、話している途中で興奮してきて激昂に至るというおなじみのパターン。このとき、まわりの出演者が黙ってしまうのはひどい。意見が交わされないので、井筒監督はヒートアップするしかなくなってしまう。次のコーナー司会を務める伊集院光だったらもっと上手く治めるだろうに。
2006年02月10日
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バイト。昼食。富士そば、かつ丼。ドトール。ここ数日、家と仕事場の往復のみの生活。たかだか1週間ほどイベントごとがないだけで、恐ろしく退屈で気が沈みがち。完全に病気だ。良い治療法はないものか。横浜駅。あまり行くことのないルミネへ寄ってみたり。帰宅。テレビ、少し。◆「徹子の部屋」、2本。森下愛子。吉田拓郎夫人。19歳で女優デビュー、11年仕事をしたのち主婦業に専念。11年休んで仕事復帰。それが7年前。なんでこんなにきれいなんですか。南田洋子。長門裕之夫人。「ほら、うちの旦那さん、小指ちゃん好きでしょ。そいでねぇ、見つかったらね、洋子さんに見つかったら、あなたなんて言うんですか?って訊かれたらしいの。そしたら、あっ、あれは夢だ!って言うン。」◆「お笑いLIVE10!」最終回。またひとつ、愛すべき短命番組ができた。TBSお笑い番組の常道とも言える、非常に気持ちの良い打ち切られかた。記憶に残りそうもない凡庸なタイトルも含めて、なにもかもが好ましい。ゲスト、牧瀬里穂。10位から、トータルテンボス、ネゴシックス、麒麟、アジアン、アンジャッシュ(欠席)、インスタントジョンソン、ロバート、前田健、友近、フットボールアワー。牧瀬里穂がインスタントジョンソンを選んだ理由、「事務所の方から営業があったので」。じつに、最終回らしい。フットボールアワー。牧瀬「岩尾さんが素敵!!」。そう言えば、NIGOに似てるような気も。
2006年02月09日
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ニュース。猪口邦子大臣発言。「勝ち組」、「負け組」だけでなく、ついに「待ち組」という概念が現れた。この国はいずれ、「ハイスクール!奇面組」のようになるに違いない。バイト。昼食。吉野家、鶏炭火焼丼。ベローチェ。帰宅。テレビ、少し。◆「鶴の間」清水ミチコ。久々の好取り組み。「ビバリー」における高田文夫との会話に近似。◆「情熱大陸」さいとう・たかを。デューク東郷を描く際、モミアゲと眉毛からペンを入れることを知る。
2006年02月08日
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バイト。昼食。らんぷ亭、牛たまとじどん。サンマルクカフェ。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「いいとも」テレフォンショッキング、米村でんじろう。教師時代、雪が降ったので学校を休んだことがある。11年やって、向いてないと思って辞めた。◆「踊る!さんま御殿」。武田修宏、バラエティ番組に出ることでサッカー界からは批判の声も多い。黒沢年雄「仕事があるってことは勝ってるわけだから。すごい有名な俳優さんが、今、食えなくて困ってるんだもの。バカにされんじゃないかとか、笑われんじゃないかとか、思っちゃダメなのよ。」◆「アメトーク」、内村光良、さまぁ~ず、TIM、ふかわりょう。先週に続いて。映画の話を離れ、内村のプライベートについて。絶対にひとの悪口を言わない、映画の批判をしない、弁当を不味いと言わない。このひとの自己主張のなさは何なのだろう。平田弘史「血だるま剣法・おのれらに告ぐ」、読む。1962年に貸本マンガとして発行されたが、表現上の問題から糾弾され、回収、廃棄、絶版処分となった問題作「血だるま剣法」。それに加えて、リメイク版である「おのれらに告ぐ」を併録。監修・解説、呉智英。まず、これを、42年ぶりに復刊させた青林工藝舎に拍手。これだけの志を持った出版社がほかにいくつあることか。このような行為こそが、マンガ文化であり出版文化を支えているのであろう。いくら讃えても讃えすぎることはない。偉大なる版元、青林工藝舎、バンザイ!僕は平田弘史という漫画家についてはほとんど何も知らず、作品を読んだのもこれが初めてだったのだが、冒頭からの尋常でない迫力にはぐいぐいと引き込まれた。6年後に描かれたリメイク版では、差別表現に気をつけているのはもちろんのこと、残酷描写も抑え気味。荒けずりな迫力に欠ける感は否めないのだが、逆に、それらがなくともエンターテイメントとして成立しているところに、この作品の完成度の高さを確認。リメイク版のコマ割りがやたら細かいのは、決められたページ数に無理に詰め込んだからだろうか。それとも、当時の慣習からしたら普通なのか。些細なことかもしれないが気になった。呉智英の14ページにわたる解説が読み応えあり。おなじみの石子順批判も。
2006年02月07日
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バイト。昼食。めしや丼、鍋焼カレーうどん定食。どうも生活にしまりがない。今日は思考力ゼロ。横浜西口、寄り道。あてもなくぶらぶらと。帰宅。テレビ、あれこれ。◆「徹子の部屋」30周年記念ウィーク、まとめて。森光子、和田アキ子、野際陽子・山本陽子、森繁久彌、渡哲也・石原プロ若手軍団。森繁久彌のみ、高齢のためにスタジオ出演は無し。過去14回の出演からの傑作集、ベスト・オブ・森繁!これ、途中から観たひとは絶対に追悼番組だと思うだろうな。1976年(62歳)。第1回ゲストとして登場した森繁、「黒柳さんのお部屋ですか。あなた、お手伝いさんですか? 黒柳さんのお母さんですか?」と、いきなりトボケまくり。「うふふ、本人でございます。今日はタキシードを着て、あたくしは、お招きしようと…」と徹子が言うと、「おぉー、タキシード?」と、徹子の胸元にタッチする森繁。まだこのころは、髪も黒いしあご髭も生やしていない。古い喜劇映画で観る森繁の顔。神様が動物の年齢を決めた説話をする森繁。落語のようなひとり語り、この話術の凄さ。1980年(67歳)。「僕はねぇ、最近、あなたに惚れてるよ。」「すいませんけどその、前、垂らしてるの(前髪)、いっぺん上げてみてくれないかな」。「今度、ふたりだけのとき、見せてあげる♪」と、まんざらでもない徹子。1984年(70歳)。向田邦子の碑文を書いた森繁。「あたくしはそうゆうものを書く人間じゃありません。たくさんいらっしゃいます、ね、文士のかたとかね、立派なかたが。でも、どうしてもあなたがいちばん古いつき合いだから、あぁたが書いてくれって、困りましたねぇ、これにはねぇ。あなたのときにも書きますよ。いつごろ、お亡くなりになりますか。」1986年(72歳)。大学時代、ボート部だった話。「どこの川でやるんですか?」「隅田川でやるン」「あっ、スギナダガ…、うっふっふっふっ(と、言いとちって笑う徹子)。」「あなた…」「隅田川までいらっしゃって。」「あなた、少しお年を召したんですか?」「ううん。隅田川までいらっしゃって?」「隅田川ですよ。」「隅田川まで、早稲田から。」「(徹子の言い方を真似て)スミダガワァじゃないですよ、隅田川。」「ボート部は何がいちばん大変なんですか?」「え?」「ボート部は何がいちばん大変なんですか?」「…何がって、漕ぐのが大変なんですよ。」徹子に対して、突っ込み鋭い森繁。1989年(75歳)。蒙古の歌を徹子と二重唱。「こんなことやらすとは知りませんでしたね。」1993年(79歳)。ここから、めっきり顔つきが老ける。「詳しくは知りませんけど、森繁さんが色んな乱行をなさったということは、だってあたくし、知ってたもの。NHKで初めてお会いしたときから、あのおじさんは怖いひとだから、なるたけそばへ寄らないほうがいいかなぁって思っていた時代もありました、はっきり申し上げて。」「暗いところで、暗闇で、テレビっていうのはキューっていうの待って、生放送のときなんかこれから出るとき、ふたりでこう暗いところに居ると、これから出るときに『ねぇ、1回どう? 1回どう?』って、あのとき、ほんっとにあたくしねぇ、若かったものだから、何を1回なんだかわからなくてねぇ。失礼してしまいましたわぁ、あたくし。何をです?って伺ったりしたこともあったりしたんですけど。」1993年(80歳)。ときどき、間をたっぷりとって、老人であることを利用するようになる。80歳になった感想を訊かれて、「わたくしはねぇ…、大正2年です!」と、答えになってない答えを。2001年(87歳)。徹子、第1回と同じ衣裳で。このとき、徹子とゲストの座り位置が逆なのは、おそらく、森繁の耳の具合の関係だろう。「白くなったねぇ、こう、映るたびに見ると」と、今さらながら髭や眉毛の白さを気にする森繁。「あなたも白いんですか? いっぺん見せてくださいよ。」と、下ネタ健在!最後に、現在92歳の森繁先生から番組にメッセージが。月日の経つスピードの早さ、多くの友を失った哀しさを綴った直後に、「ああ、チャック!あなたとの子どもが生まれなかったのが、いかにも淋しい…。もっとも何かないと子どもは出来ませんがね…。」◆「いいとも」テレフォンショッキング、Mr.マリック。メールを打ったことがないらしい。意外と不器用なのかしら。
2006年02月06日
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休日。日中は気力湧かず。昼寝、たっぷり。夜になってから少し元気になる。テレビ、あれこれ。◆「サンデージャポン」。ホームレス強制撤去のニュース。大阪のような品の悪い街からホームレスを排除したところで何が変わるというのか。「世界バラ会議」ごときで世界に見栄を張る必要があるのならば、日本から大阪を撤去しなければならない。◆「トップランナー」リリー・フランキー。「東京タワー」の大ヒットを受けての登場。「東京タワー」以前も以降もリリー・フランキーのスタンスは一貫しているだろうに。リリーの本領はもっと軽いコラムやイラストにあると思うのだが、それらと、感動作「東京タワー」とを繋げられないひとがどうやら居るらしい。僕は「東京タワー」は未読だが、泣けるものを創って、初めて世間の眼が変わるという状況はなんなのでしょう。ひと昔前までは、泣くことはもっとみっともないことではなかったか。おとなが簡単に泣く社会には不安を感じる。おとなは泣くべきではない。「jam」。オーディエンスからの質問コーナー。創作に関することではなく、人生相談のようなことに。その受け答えの誠実さ、ぶれのなさに感心。細木数子から「生協の白石さん」に至るまで、相談に対して明快な応えを出せるひとを、いつの時代も世間は求めているに違いなく、リリー、これもまた商売になり得る。◆「爆笑問題のススメ」、4週分。岩崎究香。元祇園の芸妓。文楽や志ん生の落語を覚えてお座敷でお客に話すことがあるとは、太田も驚き。きれいな京都弁で話すひとだが、どんな口調で語るのだか。福本伸行。高校生のころ、「ぎんざNOW」の“素人コメディアン道場”に出たいとも思っていたそうです。桜沢エリカ。爆笑問題とは「冗談画報II」以来。エロ本から出発して育児マンガに至る。青山真治。青山真治を説明するのに、とよた真帆の旦那であることを持ち出さなければならない身もフタもなさ。リリー・フランキー「リリー・フランキーコミックスVol.1」、読む。崇高と隣り合わせの低俗。マンガと言うより詩のような感触。井上和香のグラビアがまぶしい。でもやっぱり、「東京タワー」もいずれ読みたく思う。
2006年02月05日
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休日。午前中、睡眠。どうも気力が湧かない。だらだら過ごす。テレビ、あれこれ。◆「談志・陳平の言いたい放だい」。家元、病欠。助っ人に談笑が。「談志開放区」、5番6番、どきどきキャンプ。家元不在では、このコーナーの意味がない。◆「お笑いLIVE10!」小泉孝太郎。10位から、タカアンドトシ、ハリセンボン、千鳥、バットボーイズ、森三中、南海キャンディーズ(欠席)、ペナルティ、東京ダイナマイト、FUJIWARA、神奈月。FUJIWARA。名前をローマ字にする行為は、暴走族が画数の多い漢字を使いたがるのと同じ精神構造に基づく。易しい言葉を視覚的に仰々しく見せる、はったりの効果。原西は、なんでもないセリフをアクションで飾ることにより、観るものを威嚇しているに違いない。◆「世界一受けたい授業」スペシャル。特別授業、松井秀喜。別授業の講師、茂木健一郎も受講。ジョー・トーリ監督とも共通する「100%理論」。70%が怠けているのはもちろんだが、120%、130%を出そうとするのも駄目。自分の能力を知ることが重要。仮に120%出せたとしたら、「それは、好運だとか、ラッキーだと思ってください」。◆「アド街ック天国」海老名。あの松原桃太郎が、ダイエー内「ファンタジーキッズリゾート」でイベントマネージャーを。テレビで映画。クリント・イーストウッド監督「スペースカウボーイ」。もっと年をとってから観れば、また違った感想になるだろう。
2006年02月04日
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バイト。昼食。まぐろ市場、山かけ丼。桜木町へ。京浜東北線で眠りながら。横浜にぎわい座、「笑志の今夜はにぎわE」。地下のげシャーレから上階の芸能ホールへ初進出1回目。キャリアがあるとは言え、二つ目でこの会場を使うのは前例がないのではないか。地域に根差して地道に公演を重ねてきた成果だろう。にぎわい座に到着したら、なにやら1階入り口が騒がしい。スタッフのひとが大声で何か知らせている。なんと、ゲストの談志が休演! 代演は談春師だと!野末陳平のブログで家元の具合が悪いのは知っていたが、そうか、休演か。年齢が年齢だけに心配ではあるのだが、これはこれでじつにわくわくするシチュエーションではないか。開演。笑志、普段着で登場。あいさつ。地下のときには、結局、1度も行かなかったが、いつもこの形式なのだろうか。家元、40度の熱だと。昨夜、家元と電話で話したところ、「行くのはやぶさかでないんだがね…。」とは言っていたそうだが、「ここに無理して来ていただいて、それがもとで! なんてことになると…。」とはもっとも。代演、談春のみならず。本当は客席で観る予定だったダメじゃん小出の急遽出演が、ここで知らされる。開口一番、らくB「寿限無」。ブラック師のところから移ってきた話はいわゆる鉄板。笑志。マクラ、ライブドア、一夫多妻男など。夢のなかで早く真打ちになれる呪文を教わる。「円楽党に行け…、円楽党に行け…」。「壺算」。談春。第一声「惜しいひとを亡くしました」。「わたしは言ったんです、笑志さんに。志の輔兄さんに頼みゃいいだろって。したら、笑志が、『さっき、うちの師匠に電話したら風邪でした。そのあと志の輔兄さんに電話したんです、昨日。』 どうなんだって訊いたら、『死にそうなんです。』」40度の家元よりも、平熱の志の輔のほうが疲れている。「小言幸兵衛」。なにしろ、普段の談春師がリアル小言幸兵衛だもの。傑作。昨日より面白かったくらい。なんとここで、予告なしに志の輔が登場! なんだ、来てるんじゃないか。これには場内が沸いた。時事問題、東横イン、BSEなど。ライブドアを「壺算」に例えるあたりはさすが。「親の顔」。‐仲入り‐この時点で21時前。ダメじゃん小出、ジャグリング。急遽出演とは言え、めいっぱいのステージ。底抜けに楽しい。「野毛大道芸」でおなじみ、ローカルな京浜急行ネタも。笑志。「みなさん言っときますが、今日、わたしの独演会です」。談春は静岡から来て、静岡へとんぼ返り。志の輔はほかに予定があったのをキャンセルしてここへ駆けつけたのだと。美しき兄弟弟子愛。「井戸の茶碗」。節分なので、最後に豆撒きを。笑志、ダメじゃん、らくBさん、らく次さん。ただひとり運動神経が良いであろうダメじゃん氏に期待したが、豆も手拭いも僕が座る後方の席までは届かず。3時間弱、たっぷり。思いがけず贅沢な会になってしまった。払い戻しが20人ほど出たそうだが、このメンバーだと知ったら後悔するひとも居るだろうに。次回、5月3日には、改めて談志師匠をゲストに招くとのこと。これまた何が起きるか。僕も昨日は風邪気味だったのだが、落語で眠らないようにタフマンを常用していたら、なんとなく治ってしまった。なか卯、かつ丼。某所。人間の記憶力はなかなか侮れないものだということがわかる。ま、これはこっちの話。深夜0時半、帰宅。テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、立川志の輔。8年ぶり。意外や、昇太師以上のインターバル。考えたら、あいだに裏番組をやっていた期間もあるのだな。タモリと「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の話題に。
2006年02月03日
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どうやら、風邪気味。週末まで、持ちこたえられるかどうか。バイト。昼食。富士そば、カレーうどん。ドトール。桜木町へ。京浜東北線で眠りながら。横浜にぎわい座、立川談春独演会。ついになんでもないタイトルになっちゃった。マクラ。ここへ向かう東横線、先頭車両が空いていたので、運転席のほうを向いてぶつぶつと落語の稽古をしていたら、運転士に、ここは女性専用車両ですと注意される。談春師、2ちゃんねるもチェックしているようで。「宿屋の仇討ち」。‐仲入り‐「五貫裁き」。終わったあと、円生のサゲ、談志のサゲを説明。終演時間のちょうど良さを自画自賛しつつ、「二席で二時間かかるっていうのがおかしいっていうふうに思わなきゃいけないんでしょうけど、何やったって長いわけじゃないんですよ。」「志らくはすごいよねぇ。あいつの『文七元結』より、おれの『たらちね』のほうが長いんだもの。」志らく師が猛スピードの「文七元結」で小さん師を「えーっ!?」と言わせて1万円貰ったというエピソード。志らく師の口からは何度も語られていることだが、その会に談春師も出ていたとは知らなかった。小さん師、次に上がった談春師の「真田小僧」の35分に「今度は何やってんだ!?」。客席に、堀井憲一郎、福田和也を確認。なか卯、親子丼。帰宅。テレビ。「いいとも」テレフォンショッキング、春風亭昇太。昨日、御丁寧にティルトから出演を知らせるメールあり。2度目の出演。もう6年ぶりになるとは少々意外だった。さすがに、前回出演時よりも落ち着いてる印象。タモリと干物の話題で盛り上がる。やはり、電車のなかで稽古をしていて、夢中になって声を出してしまうことがあるようで。明日は志の輔。志の輔の携帯が非通知着信拒否に設定してあったため、なかなかつながらず。CMをもうひとつまたいでも昇太師が居るという奇跡。いしかわじゅんのHP。杉作J太郎の映画の感想に共鳴。「下北沢で、杉作の映画を見てきた。出来を聞いてはいけない。映画にとって、出来なんて大したことではない。 問題は、いかに熱く作ったかだ。杉作映画は、その点だけは誰にも負けていない。心から作りたいと願って、熱いスタッフと共に作った映画だ。だから、悪い映画ではない。」
2006年02月02日
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雨。バイト。担当でもないのに、劇団ひとりの本のPOP作りを。昼食。吉野家、豚キムチ丼。ベローチェ。大槻ケンヂ「のほほん人間革命」、読了。角川文庫。「宝島30」に連載。90年代前半の、オウム以前のいかがわしいものに対するひとつの見識。横浜東口から歩いて新高島へ。109シネマズMM横浜。まず、チケット購入。シネコンの指定席。前、真ん中、後ろでどこがいいか選ばされても困る。なぜ、空席が表示されるようにできないのだろう。バーミヤン、上海風蟹入り天津飯。地震。ガラスのつい立てがみしみし鳴って怖かった。映画館へ戻る。内村光良監督「ピーナッツ」。場内に入ってまず、客層の不味さが気になる。年齢層は低め、全体的にはしゃぎ気味で行儀が悪い。テレビを観ている連中がそのまま来ちゃっているようなムード。予告編のあいだ中、ずっと、レーザーポインターをスクリーンに当ててる奴が居た。まぁ、ここでは僕のほうがマイノリティなので、それもまた映画体験の一部だと容認するが。さて、映画。客層に反映されているように、緊張感なし。ひょっとしたら、王道と凡庸を混同しているのかもしれないと思うほどの堂々としたぬるさ。ウッチャンナンチャンの芸風と同様、可もなく不可もなくといったところか。1箇所だけ、場内に笑いが起きたシーンがあるのだが、僕には何が面白いのかすぐには理解できなかった。あとで確認したら、そのシーンに出演していたのはふかわりょうのじつの両親。最大にして唯一のウケどころが楽屋落ちとはあんまりだ。ひとつだけ感心したのは内村の体技。過去には、自身の番組でバスター・キートンやジャッキー・チェンのコピーをやったこともあるほど。内村がコメディアンとして執着しているものがあるとすればこの部分であろう。それにしても、41歳でこの動き。あと10年ほど早くこれを撮っていたら、もっと気持ちのいいリズムのコメディになったかもしれない。ワンシーンだけ出演の、ウド鈴木が好演。帰宅。テレビ。「アメトーク」、内村光良、さまぁ~ず、TIM、ふかわりょう。もちろん映画の宣伝なのだが、それぞれのシリアスな演技を茶化しながら、って構図がもう、これは余芸だと公言してるようなもので。
2006年02月01日
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