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悪い予感はあたってしまった。台風のことではない。ダイビングにずっと興味がなかったというより、もともと向いていなかったのかも知れない。そう思ってしまうほど、私の初ダイビングは悲惨だった。9月22日、出発前日。週間天気予報では、沖縄は軒並み晴れ。初めての沖縄、初めてのダイビングは、好天に恵まれそうだった。私たちは、3日間のCカード取得コースに申し込んでいた。ダイビングをするためには、Cカードが必要になる。後で分かったのだが、スキューバダイビングの場合公的な免許ではないので正確にはライセンスとは呼べないそうだ。Certification(認定)カード、つまりCカードというわけだ。学科とプール講習で1日、あとの2日間は海洋実習を行う。それが終わるとCカードが取得でき、世界中の海でダイビングをすることが出来るのだ。9月24日、朝から猛ダッシュで学科を受けた。驚くほど覚えることが沢山あったが、全く知らない世界のことを学ぶのは楽しかった。午後のプール講習も順調に進み、水中に対する不安もこの時まではなかった。ただ、ずっと心配だった「耳抜き」は出来なかった。なんとかなるさ、楽天的な私はそう思うことにした。9月25日、朝起きると雨が降っていた。海洋実習1日目なのに、外は雨。そして、足にじんましんが出ているのに気が付いた。体調も悪くないし、睡眠もしっかり取っていたのにだ。じんましんなんて滅多に出ないのに・・・不安を抱えたままショップに行くと、予定通りダイビングをするという。その頃雨はそんなに降ってはいなかったが、台風21号の影響でうねりが出ているらしかった。念のため酔い止めを飲んで、ボートに乗り込んだ。止まない雨、波で揺れるボート、滅多に出ないはずのじんましん、昨日出来なかった「耳抜き」。様々な不安のせいなのか、1本目のダイビングの直前、私は吐いてしまった。「それでは行きましょう。」エントリーしてすぐに、私は言いようのない不安に襲われた。当たり前だが、プールとは全く違う環境に全てが吹っ飛んでしまったのだ。異常のないはずのレギュレーターを息苦しいと感じ、私は慌ててインストラクターに訴えた。BCDに空気を入れるのも忘れてしまい、もがいた。明らかにパニック状態だった。呼吸は異常なほど早くなっていた。でも、全てが問題ないと分かると落ち着きを取り戻せた。顔をつけても呼吸がちゃんと出来る。大丈夫だと自分に言い聞かせ、ゆっくりロープを伝って潜降を開始した。何と言えばいいのだろう。初めて見る海の中は、果てしなく広く深く、そして尊いところだと思った。海の中での人間は無力であまりにも小さく、その抗うことの出来ない大自然にそっと身を任せる、そんな風に私はただフワフワ漂った。私たちの存在なんてまるでちっぽけで、そんなちっぽけな私達の横をスーッと通り過ぎていく魚たち。海底は思ったより寒くゆっくり鑑賞する余裕があまりなかった私は、とにかく無事に終わることを願った。海から顔を出した瞬間、潮の流れに酔ってしまった私はまた吐いた。汚いとか、恥ずかしいとか、そんな事を言っている場合じゃなかった。しばらくすると、私の周りに魚たちが次々に寄ってきた。なんと、パクパクと食べているではないか。この何とも言えないハプニングには、ちょっと笑ってしまった。海を汚さずに済んだと言えば聞こえはいいが、それもちょっと(笑)・・・1日目の海洋実習をどうにかこうにか終え、帰りのボートではぐったりして寝てしまった私。周りを見ると、何人か同じようにぐったりしていた。話を聞いてみると、みんな不安で、潜っている途中にもう帰りたいと思ったらしい。自分だけではなかったことに、少し安心した。海洋実習が行われるはずだった3日目、台風21号は本島を直撃した。中止を余儀なくされたが、体調が万全でなかった私にはそれで良かったのかもしれない。こうして書いている今となっては、やっぱり残念だったとは思うが。今年のうちに、もしかしたら来年になってしまうかもしれないが、Cカードは取りたい。途中で物事を投げ出すのがイヤだというのもあるが、もっともっと海の中の世界を知りたい。その神秘、その美しさの全てを。
2004/09/29
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ただいま帰って参りました。沖縄5日間は、台風に直撃されてしまいました。しかし、予定通り無事帰ってこれたので良かったです。記念すべき初ダイビングは、悲惨でした。この件については、後日ゆっくりとお話させていただきます。ではおやすみなさいませ。
2004/09/27
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あさってから沖縄に行く。目的はダイビング。っていうか、自分がダイビングをやるなんて思わなかった。なぜかあまり興味がなくて、人生観が変わったとかハマッたとか聞いても心が動くことはなかった。私はめんどくさがりやなので、単にめんどくさそうだなって思ったからかもしれない。それに、機材も高そうだし。海に行くならサーフィンの方がやってみたいって思ってたし、周りにもダイビングをやってる人なんていなかった。でも、人生って何が起こるかわからない。突然自分の知らない世界を見てみたくなることだってある。沖縄のキレイな海で潜るってどんな気分なんだろう?ただ心配なことがひとつある。耳抜きができるかどうかだ。『海猿』で耳抜きが出来なかった人確かいたなーとか、減圧症がどうのとか、肺に水が入ると死んじゃうとか、テレビやマンがで得た中途半端な知識が私を不安にさせている。うう、コワイ。とにかく落ち着いて、深呼吸。多少は泳げるしんだし。インストラクターもいるし、大丈夫、大丈夫。何だか、富士急ハイランドのFUJIYAMAに乗る前くらい緊張してきた。そう、今の私にとってのダイビングはまるで絶叫マシーン。5日間どうか晴れますように。
2004/09/21
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先週発売になったゴリエのCD。発売してから数日後にタワレコに行ったら、もうすでに完売していた。週末に再入荷するというので日曜日に再び行ってみたのだがまたまた売り切れ。ゴリエってば、オリコン初登場第1位だったらしい。どうりでないワケだ。それでもめげずに探した結果、やっと手に入れたゴリエのCD。ムフフ。
2004/09/17
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みなとみらい線が開通して、半年余り。みなとみらい線とは、横浜駅からみなとみらい21地区を経て元町・中華街に至る延長4.1km、全線地下構造の鉄道だ。渋谷から元町・中華街が直結し35分で行けるということで、開通当時はかなり話題になっていた。実際、元街・中華街駅に降り立ってみて、そのメタリックでシャープなデザインには驚いた。中華街へも、すぐだった。東京に住んでいた時は、こんなに便利になったと聞いても横浜が遠く感じた。気になりつつも、中華街まで足を伸ばそうとは思えなかったのだ。精神的に余裕がないと、どこへでかけるのもおっくうに感じるということなんだろう。改めて、前の仕事を辞めてよかったと思った。1年前、地元の後輩が東京へやってきた。銀行に就職したのに、税理士になりたいからとわずか1年で辞め、専門学校へ通っていた彼。その後何科目かの試験にパスし、今は働きながら税理士を目指している。出会った頃の彼は、スーツの上下を間違って着ていたり、お客さんに自らお茶を出したりで、(男の子なのに)そのすっとんきょうな言動に私達はずいぶん笑ったものだった。そして今日、そんな彼と再会し中華街へ。値段を気にせずおなかいっぱい食べたかったので、大珍樓の食べ放題へ行った。何を頼んだか忘れるくらい頼み、昔の思い出話や今の仕事の話、休日の過ごし方など色んなことを話した。毎日目が回る程の忙しさの中で働いているせいなのか、久しぶりに会う彼はちょっぴり大人になっていた。この1年でずいぶんと鍛えられたらしい(笑)。おなかいっぱいになった私達は店を出て駅へ向かったが、その途中ビルの合間からライトアップされたマリンタワーが見えた。横浜へあまり来たことのない彼が、目ざとく見つけ行きたいと言うのでマリンタワー行ったのだが、悲しいかな営業時間は終了していた。足元から見上げるマリンタワーはとてもキレイで、いつだったか、ハニカミであえて階段でマリンタワーを登っていたなぁと思い出し、このシチュエーションは後輩じゃなく彼と来たいなぁと思った。そして、私の会社のセンパイにお願いされたコンパでの再会を彼に約束させ、私達は帰ったのだった。今度はよしもとおもしろ水族館にも行ってみたい。でもなぜ中華街に???
2004/09/12
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最初に就職した会社は、2次会といえばスナックだった。それまでは行ったことがなかったので、初めてその地へ足を踏み入れたときは衝撃的だった。薄暗くこじんまりとしたスペース。カウンターとゆったりしたソファー。愛想のいいママと、気の利いたおつまみ。カラオケを歌うと店中が盛り上がり、知らない人同士がいつの間にか知り合いに…みたいなイメージがある。その雰囲気が私は結構好きで、でもここしばらくは遠ざかっていた。先週、予想外にスナックへ行くことになった。そっとドアを開けると、そこにはあの世界が広がっていた。日本全国、スナックはどこへ行ってもスナックなのだ。人間関係が希薄と言われる昨今、スナックは人と人とのつながりを楽しむ数少ない場所かもしれない。自分達の壁を作らないで、その時会った人たちとその瞬間を楽しむ。ママとの関係も、店とお客という割り切ったものじゃない。友達のようでいて、でも色々なところに気を配りながら、気持ちよく過ごせるようあれこれとサービスしてくれる。何でも安く手に入る時代になったが、こういうあたたかさがある限り、スナックは永遠だ。わたしはオヤジか。
2004/09/11
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