2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全31件 (31件中 1-31件目)
1
右手で覆った右目が見るのは僕の知らないもうひとつの過去煙をくゆらせるように忘れかけていた記憶の断片が薄闇の中からのぼりたちその中で雲母のごときひらめきが失われたつながりを浮かび上がらせる柔らかなフルートの音にあまく縛られていく思い出せそして思い出せ記憶の影に淡い悲しみが涙のあとおようににじんでいるその先に見えるのは僕の知らなかったもうひとつの真実僕が知らない僕の表情煙が風の中に消えるように思い出しかけた記憶の一粒もいまはもうない
Jul 31, 2005
燃える月の沈む底流れる潮も途絶えた街に集く熱気は油のようゆれる街路樹の緑むなしく青なき空を仰いで吐く息は重い涼なき夜は生のない煮えたぎる泥の沼
Jul 30, 2005
雲の入り江から 折り紙の小船を 漕ぎいだし風に臨んで 指笛吹けば青空に人魚きらめくは鱗か 笑みか
Jul 29, 2005
冥王星のその向こう太陽の光も心もとない軌道の上にまたひとつの惑星が見つかったかつては太陽の裏側にあると噂されまたは暗黒の星とも言われ地球を狙う異星人の故郷と謳われた星名づければ神王星でゼウスか時王星でクロノスか匠王星ならヘパイストス飛王星でイカロスはどうだろういまはまだ名のない遠き星に思いを寄せて雲の上に広がる宇宙に心を泳がせ夢に見る
Jul 28, 2005
都心は台風一過の青空。雲ひとつないおかげで奥行きがわからない、指でなすれば指先が青に染まりそうな空。____________________________________積乱雲の入り江を抜けて滑るように進む三角帆は輝くほどに白く航跡は一直線に伸びてすがすがしい青空に人魚戯れるように帆を追いかける彼女たち夢のように淡い半月いつかあそこへ僕も行くのだ
Jul 27, 2005
台風の夜に思い出す誰もが雨戸を閉ざして暴風雨の過ぎ去るのを祈る晩真っ黒な体に撥ねる雨しぶきを白く光らせて風に逆らって悠然と空を泳ぐ大魚のことを人など丸呑みできそうな巨大な口を開いて轟々と唸る雨と風を吸い込んで身をくねらして泳ぐ大魚いま街道の交差点を越えたところか自転車屋の看板を鰭にひっかけて飛ばしてしまったか天井がみしみし軋るのは魚の腹が擦れるせいかやがて静まる戸外に顔を出せば静かな夜空に月雨だれの音だけが耳に残る空を見上げれば見えない筒の中にいるように円く抜けた空間の周りを雲が渦巻きそれを天中にかかる月が照らし出すそのとき目にしたものは流れる雲に混じって夜半の空を回遊する大魚の群れまるでいわしの群れのように冬空を渡る雁のように大魚が群れなして雲とともにまわり月へ向かって上がっていくあまりのことにしばらく立ち尽くしたがすぐに風が戻り雨が襲った台風の目を見たのはそれが最初でそして最後だろう
Jul 26, 2005
無人の団地は忘れ去られここでは夏の日差しも色褪せる外壁を走るひびは空に達し破片が落ちたあとはむなしい灰色のコンクリートに混じってはがれた空のくすんだ青が見える色を失った空の片隅は白く汚れていた
Jul 25, 2005
青い光沢を放つ 鋼の螺旋の溝を赤い油が 伝って落ちていくまとわりつくように ゆっくりと規則正しく 滑らかに鋼と油の匂いが 絡み合って鼻腔の奥を ゆっくりと侵し頭の奥で じんわりと広がっていく
Jul 24, 2005
23日に久しぶりに都心で地震。オフィスにいたが、モニター大揺れ。置いた資料がざらざら滑落。いやな予感はしたものの、電車止ってじりじり。ようやく午後11時に自室に戻れば、崩落した本が部屋の半分を埋めている。ため息混じりに入り口付近から片付け始める。雪かきならぬ本かきで、すっかり汗かき。思えば……その日の朝にちょっと本の山を直して、「あそこは地震がきたら危険だな」と思って棚を見上げたが、予感は的中! しかも直したところも崩落。「お、この本ここにあったがや」などと、借り物の訛りでつぶやきながら、途中で意気阻喪しながら、片付けること約5時間。ようやく空間を確保して、身を横たえたのは午前4時過ぎ。開けた窓から見上げる空は、もう群青色の夜明け前。若干ページの折れた本はあったが、思ったより被害は少ない。そこで、厄払いろばかりに本日も本を買い足しましたとさ。あぁ、愚かにも程がある。
Jul 23, 2005
朝焼けの空にはりつくかさぶたのような千切れ雲爪先でこそげば赤黒い小さな結晶が覚めやらぬ街に舞い散る
Jul 22, 2005
報道の自由は、真実を報道する自由であり、誤った報道を行なっても、なんら責任はないという自由ではない。人の命や国家の動向を左右するような、重大な事柄を公的に商業的に報道する媒体が、誤った報道を行った際には、己の命を差し出すぐらいの覚悟がなくてどうするというのだ。誤った報道に刑罰があるのを自由を規制するものというが、誤った報道を繰り返す媒体が、刑罰も受けずに情報を送りだし続けることは、返ってほかの報道関係者の信頼を損なうことになるのではないか。真実の報道すら、疑惑の目を持って見られることになるのではないだろうか。覚悟せよ。剣より強いペンを握るというのならば、命を懸ける覚悟せよ。
Jul 21, 2005
台風のせいで海の香りを含んだ温かく湿った風が都市に流れ込むこんなときはむっとするような大気に刺激されて意識が拡大していく……。電車の中から流れる夜景を見ながら思う私はこの世界とひとつになれるだろうかと、電車の中を見回すここには様々な音と色と光と影とそして温度と風の流れがある私はそのすべてを共通のなにかにして感じてみたいそれをなんとたとえようかたとえば波と仮定しようこの世界のすべては波で表現される音や光、色だって、熱も大気の動きも数値の動きを折れ線グラフにすればそこに波形があるこの世界のすべてを波形に変換して私はそれを波動として感じたいのだ。机の上にあるサイコロを思い出す……正三角形で構成された20面体の私は面のひとつひとつで、世界の鼓動ともいうべきありとあらゆる波動を、様々な角度で受け取りそして私の波動を加えて返すのだ。それは宗教的なことでも純粋に精神的なことでもない波が何かにぶつかれば、反射が起こるのは理科の授業を思い出すでもなく、水たまりでも見られるものだ。水たまりでは平面的だが、それを立体的に考えを発展させればいいいくつもの波動が20面体のサイコロに打ち寄せるたびに、サイコロは自分の波動を加えた波を全方向に広げていく……。波動がぶつかり、幾重にも重なったところに新しい波動が生まれ、互いに反射し合い、響きあって広がっていく。広い宇宙にサイコロはひとつと限らない。いくつものサイコロが響きあっているかもしれない。その波動がもともとどこからきたのかも忘れて、ただ打ち寄せる波だけを楽しみにしている。
Jul 20, 2005
あなたのメッセージは有料だから本当に伝えたい相手には伝わらない近頃は街角で歌っても金を取られるあなたのメッセージはしょせん商品金がなければ手に入らないあなたの理想はパッケージされてるから届けたい相手には見えないし触れない近頃は借りても金がかかるあなたのメッセージはバーコードつき金がなければ手に入らないこのブログだってネット環境がないと見られない僕のメッセージは伝わらない漫画喫茶もネットカフェも金はかかる僕のメッセージは無料で有料金がなければ見られない壁に書かれた短編小説誰も知らないデタラメの歌本当にメッセージを伝えたい人は街の片隅で自分なりのメディアを選ぶ壁にならんだジュースの缶電車の窓に指で書いた手紙本当に伝えたいメッセージを誰もが静かに発信している本当に伝えたいことは直接語ろう一生の内にどれだけの人に伝えられるかわからないけれど相手の前に立って語ろう
Jul 19, 2005
彼らはなぜ笑って話せるのだろう、過去の罪を。今は更生して後進の道を開いていると、当事者でもない周囲の人間がはやすからか?私たちは彼が罪に手を染め、立ち直って、ひとかどの人物といわれるようになる、成功した未来を手にするそのために、傷つけられ、奪われたのか?かませ犬というのか、彼らの人生における名もない脇役なのか?冗談じゃない。他人に一生残る傷を残しておいて、今は更生したからほめられるのか?残る傷に顔をしかめて生きる私たちは、いつまでも恨みを持ついじけた人間なのか?忘れない、忘れない、忘れない。何度生まれ変わっても、誰もが忘れてしまっても、彼らが忘れていても、忘れない、忘れられようがない。たとえ頭はボケても、魂についた傷は消えない……。***********************************************************内容が内容だけに、開かれた場に書くのはどうかと思いつつも、書いておきたいと、何かが背を押すので書いておきました。ポジティブシンキング? 笑顔でなにもかも手放せと?ココロの傷も、体の傷もすべて私のもの、手放してなるものか。
Jul 18, 2005
そっと差し込む指先につままれて清冽な泉から引き上げられた水の珠。珠を透かして見上げた夏の空は水のあふれた青い淵になり、私はそこへ身を躍らせた。以来私は空を越えて美しい水を探してまわる。川、湖、泉、海……。いった先々で水の珠を取り出して、首からさげた瑠璃色の紐に通してる。どれもひんやりとして、私がどこまでも空を泳いでいくことを助けてくれる。もし、これ以上珠を通せなくなったなら、誰かにあげよう。私とともに空へ上る心のある人に。
Jul 17, 2005
オルフェウスが振り返ったのは、本当に恋人がいなくなったのではと心配したからなのか? 背後の恋人が、はや冥府の住人となり、見るも無残なむくろに成り果てているのではと、疑ったからではないのか。恋人がいないという恐れではなく、変わり果てた恋人がいるという恐れではなかったのか。得体の知れぬ相手に背を向ける恐怖。恋人とはいえ一度はハデスの足元へ落ちた人間。背後を気配もなくついてくるのは、美しいプシュケーではなく、醜いメデューサ。かつてのイザナミではなく、悪鬼を産み落とした鬼の母、その化身ともいえるヨモツシコメたち。三歩下がってついてくる古風な彼女。私の目の届かぬ背後で、いったいどんな表情を浮かべて彼女は私の背を見つめているのか……。
Jul 16, 2005
赤がね色の炎に包まれて銀杏の殻のような月が南西の森へ落ちていく聞こえるはずのない吹き上がる炎の音が耳にどろどろと響き伝わるはずのない熱気にほほが火照った白がね色のもやをまとって鏡のような陽が蒸れた空に上っていく温められたもやは激しく動き陽を中心に渦をまくそよとも風は吹かぬのに渦の中へ浮き上がった
Jul 15, 2005
うっすらと雲のガーゼに覆われた空に鋭いメスを入れる一直線に引かれた線から滴るねっとりとしたメタルブルー青空の血と膏青空の向こうでまだ固まりきらないでいた今夜の夜空が滴になって流れる星々のきらめきが幾色にも分かれた夜空の縞に混ざり込んで生々しいまでの光沢を見せるねっとりとしたメタルブルー青魚の皮と膏さわやかな青空の裏側がこうだと知ったらみなうつむいしまうだろう***********************************************去年の夏にもねっとりとしたメタルブルーについて書いたはずですが、日記をひっくり返しても見つかりません。どこだったかなぁ。
Jul 14, 2005
水車小屋で糸を紡ぐソルヴェーグたとえ彼女が糸車を逆さにまわして糸を綿に戻してみても時は戻らない水車をまわす小川の流れのように糸車を止めて小屋から出てきませんか?彼のことなど忘れてもっと楽しい時を過ごしませんか?それでも彼女は同じ糸車をまわす小川の流れが決して涸れないのと同じように
Jul 13, 2005
高みに! 高みに!私の精神は右目の奥から吹き出しそして上昇気流に乗る鳥の羽のようにはるか上空を目指して吹き上げられていくもっと高みへ! もっと!ときおり失速して気も遠くなるような墜落感に震えながらそれでも空を目指しその上にある"天"へ向かって精神は舞い上がるもっと高く、鋭く、速く!肉体は見開いた両眼のあたりにめりめりと裂けてしまいそうな膨張感を感じているが目に見えぬ神経の糸を伝わって感じられる精神の高揚に喜びを感じて震えている私は高みに、高みに上がるのだ!このまま神経が切れて肉体を置き去りなってもかまわない私は風吹きすさぶ暴風域を抜けて無音の天にたどり着くそうしなければならない遠くでワーグナーが聞こえる風の向こうで星を揺さぶる音を光として感じている神々しい旋律に星が歓喜して震えている私は静かにそれを見下ろしながら次第に遠ざかっていく******************************************NHKでかかっていたので、それに合わせt即興で書いてみました。この高揚感! 仕事中なのに!
Jul 12, 2005
今日は仕事をキャンセルして14時まで眠っていた。日頃の睡眠不足を解消しようと思ったのだ。朝、いつものように目を覚ましたが、また目を瞑って夢の中に戻る。夢が変わるたびに、笑ったり涙を流したりと感情が、賽の目のようにころころ変わった。日頃抑えた感情が眠りながら溢れ出す。途中で夢に戻るのが怖くなった。それでも夢に飛び込む。食欲を満たし、性欲を覚え、命を奪われる恐怖を感じた。これ以上は身も心ももたないと、やっと眠ることを中止して14時、起きた。私が睡眠不足なのは、眠るのが怖くて、無意識に避けていたからだった……。<思い出せる夢の場面>夢の中では川に流され電気製品を壁に投げつけて破壊する様子を見て離れて暮らす家族を見て兵士に追われ仲間とともに逃げ転んだところで顔に銃弾を撃ちこまれこんどは怪物に追われさらにまたつかまって最期の食卓を前にしてまた川に流されて行った眠るのが怖い
Jul 11, 2005
少しだけリズムを変えた秒針を眺めながら君を待つ目の前を行きかう人々すらスキップを踏んでいるかのよう絶妙にプッシュされるクラクションアーケードを抜けてくる雑踏の音は遠くで聞こえるパレードの音楽僕はいつの間にか待っていることを忘れて全身を街の音に共振させて細かいリズムを刻んでいた駅舎の上に広がる空に心地よい波形が薄いガラスの断面のようにきらきら光って飛び去っていく街全体が大きくうねっておわりの一小節を奏で終わろとしたときキミが最後の一音を告げたそして新しいリズムが僕の胸の中から響いてきた
Jul 10, 2005
過ぎ去った時の名残の鉄錆びをざらりと指にこすりつけ抜けるような青い夏空にくすんだ赤の虹を描く
Jul 9, 2005
タールのようにねっとりとした夏の夜を化石のような面構えの魚がゆっくりとあえぐように泳いでいる不揃いの牙はまるで出来の悪い細工物のようですぐに抜け落ちてしまいそうだだがその中に囚われた者には強固な檻になる細く鋭い乱杭歯の内側にか細くすすり泣く声を聞いた白い小さな手が狭い隙間から伸びるを見た魚は獲物を呑み込むでもなくただ口の中に閉じ込めたままねばりつく夏の深い夜の中を泳ぎ去っていく
Jul 8, 2005
頭の中に蓋の開いたインク壷があると書いたのは北野勇作氏だが、僕の頭の中には水が盛り上がるほど注がれたワイングラスがある。特に寝不足が続くとそれが顕在化して僕はそれをこぼさないようにゆっくりとゆっくりと動くようになってしまうそれは人影のない道でも、混雑した駅のプラットホームでも関係なく起きる。頭の中にグラスがあらわれたら、消えてしまうまで頭を動かさないでゆっくり進むしかない。もし足を止めてしまったら最後、身動きが取れなくってしまうような恐怖を感じるのだ。もしこぼれたらどうなるのか、本当のところよくわからない。もしかしたら、グラスが空になるまで涙が流れるだけかもしれない。もしかしたらすべてを忘れて、絶叫しながら息絶えるまで走り出すのかもしれない。ただその場で叫び続けるかもしれない。予感できるのは、人格崩壊のようなものが起きるのだということ。僕の人格は壊れてしまう。自分ではないもになってしまう。寝不足が過ぎると、瞼が半分下がって、夢の本が開く。そこには脈絡のない文字が並んでいる。僕は一生懸命それを読もうとするのだが、読めない。意味をなさない。文字ですらないのかもしれない。はっきりわからないのだ。もし読めってしまったら、やはり人格が崩壊してしまいそうだ。もしくは夢の映像が瞼の裏に映る。瞼裏の劇場の"原景"だ。僕が僕から逃れられない証拠。すると、もし僕がグラスを倒したら、そのときは僕は僕自身から逃れて自由になるのだろうか。ならばこの、グラスをいっそうのこと************************************************気がつくと、カウンターの向こうでマスターが空のワイングラスを手にして立っている。彼はカウンターに突っ伏す私を悲しそうな表情で見ている。ごめんマスター、そのグラスを倒してくれ、水を入れて倒してくれ、そうすれば、私は私から逃れて……僕になる。*************************************************カウンターを両手のこぶしで叩いていた。誰かの両手が僕の頭を包むようにして置かれて、頭皮の上を10本の指が走る。*************************************************気がつくと私はワイングラスに注がれた、暖かなカクテルを飲んでいた。たっぷりのハーブの香りがぶどう酒の湯気とともに立ち上り、少しむせる。カウンターの向こうでマスターが心配そうな顔で笑っている。カクテルの名前を聞いた。「フォーゲットミーノット、アルコールは飛ばしてるから大丈夫」「私を忘れないないで……勿忘草?」「我を忘れるな、かな」ほっとしたのか、心地よい眠気が身の内からあふれる。大丈夫、このカウンターは眠りなれているから。もう大丈夫。でも日記は遅れそう。
Jul 7, 2005
二人の間に白い小卓がありその上には柘榴がひとつ置かれている彼は石榴を手にとり一粒取ると口に入れて噛み潰すそれからゆっくりと石榴を小卓の上に戻すすると向かい側に座った彼女が石榴を手にとり一粒取るとゆっくりと唇の間に押し込み美しく並んだ小さな歯で噛み潰すそしてまた石榴を小卓に置いて男に促すふたりは瞬きひとつせず互いに相手の目を貫くように見つめながら石榴を一粒噛み潰すたった一粒悪意の詰まった一粒をどちらかが噛み潰すまで
Jul 6, 2005
緑の流れの中で渦巻く白い曲線それを見た数学者と執筆家と画家が同時に言った美しい! と捉え方は異なれども、彼らは美を知るのだ
Jul 5, 2005
左目を閉じているときは 優しくなれる右目を閉じているときは 残酷になれる両目を閉じているときは 追われている両目を開いているときは ただ遠くを見ている
Jul 4, 2005
<1>深夜チャンネルをパチパチを変えて見れば、深夜のドキュメント番組をやっている。こんな日曜の夜中にやって誰が観るのか? 本当に伝えたいのなら、ゴールデンとは言わずとも、もっと早い時間、家族で見られる時間にやればよいものを。<2>ドキュメント'05、NONFIX、テレメンタリーなどなど……NONFIXはちょっと趣旨が違うかな。TBSに至ってはなくなってしまった。<3>エンターテイメント全盛のいまにおいては、ストレートに伝えねばならないものも粉飾しなければならないのか? ワイドショーもニュースショウもそこから真実を汲み取ろうと眉間にシワを寄せて見るのは、なかなかしんどい。<4>NHKの横領も噴飯ものだが、それを批判する民放もそう偉そうなことはいえない。問題を起こしている金融業者のCMを臆面もなく流して、その一方で悪徳業者を告発しているのだからチャンチャラである。<5>NHKの資金は国と国民がスポンサーだ。もし国民が不払いを続ければ、なおさらNHKは国の資金を頼みにし、金のあるスポンサーに尾を振ることになるだろう。国民でNHKのすべてを買い取るぐらいの気負いがなくては、真の公共放送はありえない。またスポンサーだからこそ、その経営に一言も二言もいえるのだ。<6>ロハで手に入る情報を鵜呑みにして、自分におもねる相手を信用していては大きな嘘に飲み込まれていても気づかずにいるだろう。<7>権力に近いというだけでNHKを不審に思うのなら、ほかのメディアにもひとつひとつ疑いの目を向けなくてはならない。コメンテーターの言葉もしかり。テレビっ子と呼ばれてはや30年以上。テレビのない日々は考えられぬが、思わぬ変貌を続ける友に距離を感じるように、テレビ番組を見る日々……。
Jul 3, 2005
かたわらに眠るきみの鼓動と吐息窓の外で静かに夜が明けていく
Jul 2, 2005
曇り空人魚の鱗で透かし見れば風吹き渡る夏の青空
Jul 1, 2005
全31件 (31件中 1-31件目)
1