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風の中に立ってゆっくりと両腕と心を開く青空から送られた雲の上への招待状が耳元をくすぐる風に乗って届いたもしもすべてを投げ打って失ってもかまわないなら空の上で詩を作りながら風と雲の世界ですごせるはずさ
Apr 30, 2008
青い麦の穂が風になびく上でツバメが幾度も鋭い弧を描いて飛ぶ見上げた空は蒼流れる雲は白では風は何色?皐月の風は旅人の心をくすぐる温かな光をちりばめてさわやかに吹き渡る
Apr 28, 2008
音ひとつに色ひとつ闇に広がる光の波紋見える聞こえる心が揺れる震えるインスピレーション展開するイマジネーション波紋がぶつかり合って色が混ざり合って音が重ねあわされ闇が染まっていく
Apr 27, 2008
音がひとつひとつ水面に落ちて静かに波紋を広げていく波紋どうしが触れ合うと新しい波紋と音が生まれるその重なり合いはハーモニー
Apr 26, 2008
空に向かって両腕を振り上げておもいっきり挨拶してみよう青空の向こうから見知らぬ誰かの挨拶が返ってくるような気がするよもし返事がなくたっていいさ青空の中に自分の声が広がっていくそのことがとっても気持ちいいのささぁ両腕を振り上げていち、にの、さんで、こんにちわ!
Apr 25, 2008
暗い夜空に輝く砂を撒いて銀河にしようほら風になびいて流れていくよ空を流れる銀色の川次第に風が強くなって砂は七色に輝いてやがて赤く光りだす僕らは宇宙をまっしぐらに飛んでいるのさ
Apr 25, 2008
ただ走ることだけを追求したマシン切り裂かれた大気は悲鳴を上げて飛び退る止まることは許されぬ可能な限り最高速で走り続けクラッシュすることで役目を終えマシンこの世界を包み込むハイウェイを昼の光を反射し夜の闇に光跡を残しながらマシンはひたすら轟音とともに走る恒久のエネルギーを内に秘め高硬度の外殻に守られたマシン
Apr 24, 2008
ひとりでいる部屋の狭い窓からどこまでも同じ風景が続くようなモノトーンの団地の風景を見ているわたしはここにいるよ同じパターンの中にひとつわたしが覗いている窓があるわたしを見つけてそしてここから同じパターンが繰り替えす無限の空間から助け出して外の世界をわたしに見せて
Apr 24, 2008
夜の闇の深みの中でネオン管の珊瑚に光が灯る集まる魚たちは変わるネオンの光に染まり踊るように泳いで群れる東の空が群青に色あせる頃闇とともに魚は消えてガラスの珊瑚も曙光の中で光を失う
Apr 23, 2008
夜も更けた頃指先に光を集めれば闇に潜んだ魚たちが戯れに群れて光の中で身を翻す青に黄色ピンクにグリーン色とりどりの明滅に時を忘れて朝まで過ごす
Apr 23, 2008
真っ暗な夜の部屋光ってる小さなモニタ並ぶ文字は独り言誰が読むのだろう今日の出来事誰が読むのだろう明日の予定深夜にポツポツと文字がならんでゆくポツリポツリと文字がならんでゆく
Apr 22, 2008
喉の奥がヒリつくような思い出を一息に飲み干してなんでもないという顔の裏で鈍い痛みを感じているかっこつけるわけじゃないが同情はいらないその代わりたまには思い出してほしい微笑むような日もあったことを
Apr 17, 2008
記憶の奥底に触れる小さな雫のような思い出ビー玉から覗いた風景のようにぼんやりとしてそれがなんであるのかはっきりとはわからないけれど無くしてはいけない何か自分だけの宝箱に納めた思い出せない宝物のようなそんな思い出
Apr 16, 2008
燃え上がれイマジネーションコーヒーと薬と不安でぐずぐずのこの脳みそを焼き尽くせ!いま一瞬つかの間のパラダイス夢見ることこそ我が人生!
Apr 16, 2008
夜油断なく目を輝かせる獣の闇色の毛皮に身をあずけ得られぬものの幻を朝までの夢に結ぶ
Apr 15, 2008
雨に打たれる桟橋を埠頭近くのカフェから眺めている灰色の海は細かな波が立ちかすんで見える貨物船の船名にサウダーデ懐かしい故郷を思う温かな光包まれた活気の満ちた青い海の港いつかまた船に乗って帰ろうあの港へ海の見渡せる明るい丘の上へ
Apr 14, 2008
ねぼけたような春の空次第次第に影を濃くしいつのまにか雨もよいいつ降り出すやら暖かな雨ほほを伝う涙の代わりに街を静かにぬらしていくだろう雲が触れてゆく窓を伝うしずくの流れを目で追ってビルの下でにじむように輝く街の無音の賑わいを眺めてる今日もここ出ることなくネットを介して世界を望み一言も口を開くことなくやがてまた眠るだけ
Apr 12, 2008
重たげな八重桜の枝のやわらかそうな花の房よ風に揺れて散る花びらに流れすぎた時を思うさよならって さよならって歌うようにひらりひらりと散っていくよ
Apr 11, 2008
ちょっとへこんだコーヒーの空き缶窓の外は雨模様モニターのスクリーンセーバーも雨憂鬱なわけじゃないけどなんとなく気乗りのしない午後にじむように咲いた枝垂桜叩くキーボードの音も心無しか重い憂鬱なわけじゃないけどなんとなく気乗りのしない今日
Apr 10, 2008
苦味のきいたコーヒーとともに飲み下したカプセルと錠剤がゆっくりとのどを通って胃にたどり着くのを感じる壊れかかった心と頭をどうにか正常に保ってくれる薬社会と自分をつなげるありがたくも迷惑なおせっかい焼き次第に高揚する心を意識して自分の見えない心が物質の集まりであることを感じて不思議に思う
Apr 9, 2008
桜色の雨がにじむ静かに溶け出す風景がやがて光の明滅に変わりそれが一つ一つの滴に映りこんできらきらと散ってゆくガラス張りの昇降機から覗けばまるで街路はビルの谷間で蒸気を上げるマグマのよう桜色を添えて輝いている
Apr 8, 2008
温かな雨が涙のように見上げた顔を降ってくるせっかっくこらえていたのに雨に紛れて自分も泣いてみる悲しいわけじゃない寂しいわけじゃないただ世界とつながったその感覚に震えてその感覚に涙が溢れただけ僕は世界につながっている雨と涙が混じりあうように
Apr 7, 2008
緑の髪が風に流れている風に乗って聞こえるハミングふたりだけの白い雲の上海のように深い青の空グライダーの翼が煌いている
Apr 4, 2008
「君、立体造形はただ色々な角度から見ればよいというものではない」「どうすればよいのですか、先生」「触れてみるのだよ」「美術館でそんなことをしては怒られますよ」「それがいかん、卑しくも立体構造を作る以上は触れられることも前提に考えなくてはいかん」「握り締めたり抱きついたりしろと、繊細でこわれそうなものでも?」「繊細にして強固に作る必要があるかもしれないし、また触れられて壊れるのも作品としてのあり方だ」「もし作品が鋭い突起がいっぱいついていてもですか?」「傷を負うのであれば負うよう負ったらよろしい、そこまでしなくては理解なぞできない」「きびしいですね」「立体造形は製作者にも鑑賞者にも厳しいものだよ」
Apr 3, 2008
柔らかな風の中を小さな花びらが波打ち際の小さな貝のようにヒラヒラと揺られながらうすく青をにじませた春の空を流れていくよそれを見上げながら自分の季節が終わったことを知るまた雪の舞い散る季節まで光の中で過ごすことになるんだ雨が早足で過ぎて黒いアスファルトにかわいらしいドットを散らしていったそれは砂浜の小さな桜色の貝殻に似ている
Apr 3, 2008
鏡の中の偽りの姿がいつしか本当の姿になる囚われた真実の心は檻の中深い自分の闇の中光を浴びて笑うのは自分ではない自分に似た誰かもし真実を知りたいのならば左目の瞳の奥にある闇の中孤独な囚人の影を見ればいい1日ずれた四月馬鹿の詩
Apr 2, 2008
響き渡る歌声が記憶を砕いてく過去などはすべて忘れただその歌声を聴いていたいたとえこの身が朽ち倒れても魂は歌を聴き続けるだろう
Apr 2, 2008
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