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最近、モールディング(化粧枠)について書くことが多くなってきているように思いませんか。実は、アトランティック・カナダの資材ツアーの際に訪問した会社の多くはモールディング屋さんだったのです。写真の会社は、主に白いモールディングを得意としている会社で様々なデザインの枠材がありました。壁に掛けてあるのは、ドア周りをどんなデザインで納めるかをディスプレーしたものです。ドアの上には、ヘッダーとかドアヘッドとか呼ばれる大きめの枠材を載せて、ドアの両脇にはピラスターと呼ばれる柱型を納めます。その下は、ベースボード(幅木)がぶつかってきますから少し厚みのある四角いジャムポストで納めていますね。つまり、ドア周りだけでも4つの異なるデザインのモールディングが使われているんですね。日本だったら、ドアの三方にケーシングを回して、そこにベースボードをぶつけるだけですから、2つだけしか使いません。丁度写真の棚カウンターの上に載っているのが、ケーシングを回した感じですね。勿論、その種類の多さは国産の比ではありませんが・・。それにしても、エンジ色のドライウォールの壁と白いモールディングは合いますねぇ。やっぱり、デザインという点で欧米は一枚上手です。
2012.06.29
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家が建ったら、ずっとメンテナンスにしなくても暮らしていけるというふうに思い込んで新築する人がいますが、実際には数年そして10年毎くらいにメンテナンスをしていかなければなりません。私がよく言うのは、車検がある自動車と同じだということです。今回取り上げるのは、ガレージシャッター。車に乗りながらリモコンで操作すると、モーターが駆動してオーバースライドしていくガレージドアは、まさにサンダーバード。輸入のガレージシャッターは、かっこいいですよね。先日、NETをご覧頂いた方からの問い合わせで、このシャッターに取付けてある大きなスプリングが切れてしまったので、相談したいというお話を頂きました。重いガレージドアは、モーターだけの力では上がりません。ゼンマイと同じようにバネを巻いておいて、その戻る力を利用してドアを上げ下げしているのです。ただ、いつも力が加わった状態ですから、バネはそのうちおかしくなってくるのです。バネが途中で切れたり、固定金具からバネが脱落してしまったりすることが、おおよそ10年くらいで起こります。まあ、こうしたことは、突然起こりますから予測は不可能ですが切れてからでは困ってしまいます。だって、部品がすぐにないかも知れませんから。スプリングの錆が目立ち始めてきたら、モーターやスプリングはそろそろ交換だなと思って下さいね。因みに、今回ご相談頂いた方のものは、運よく部品が手に入りそうです。
2012.06.28
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アトランティック カナダでのバイヤーズ ミッションで泊まったホテルのインテリアです。天井には、何の照明器具も付いていませんよね。あるのは、ベッドサイドのWall Lightingとソファの脇のTall Lampだけ。ここには写っていませんが、勿論、机の上にはStand Lampもありますが、何れも必要な箇所しか照らしていないですよね。この光が心を落ち着かせ、リラックスさせてくれるんです。ベッドカバーや抱き枕、カーテンボックスが、同じ花柄のファブリックで統一されていますが、その他のものは全て単色。ドライウォールの壁も周りの景色に馴染むような色遣いですね。日本人は、ものをどんどん足す文化ですが、欧米人はものを引いていく文化かも知れません。いかに一点を引き立たせるか。それは、その一点以外を極力目立たせないように控えていくかと同じです。だから、必要以上にお金を掛けなくてもいいんです。この花柄が可愛らしく見えるのも、そういった仕掛けがあるからなんですねぇ。皆さんもインテリアをどうしたらいいかということの参考にして下さい。それにしても、こんなかわいい部屋に男だけというのも寂しいもんでした。
2012.06.26
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以前ブログで「30cm幅の食洗機の調子が悪くなったので交換したい」という依頼を頂いたという話を書きましたが今回そのリフォームが完了しました。リフォーム前は、30cm幅の食洗機、45cm幅の引き出しキャビネット。リフォーム後は、45cm幅の食洗機、30cm幅の引き出しキャビネット。新たに30cm幅の引き出しキャビネットを輸入することも考えたんですが、到着まで時間も掛かるし、もっといい方法はないかと一工夫してみました。食洗機の右にある引き出しキャビネットのドアをカットして幅を縮めたんですが、なかなかきれいに納まりました。オークの無垢の木製ドアだから出来る技ですねぇ。これが国産のようにハリボテのドアだったりすると全く対応出来ませんのでキッチン一式交換する以外見栄えよくする方法はないですね。まあ、いつもこんなふうにやれるという訳ではないでしょうが、出来るだけ予算や時間を掛けずにリフォーム出来る選択肢が増えれば、お客さんも助かりますよね。勿論、こんなことを一般のリフォーム屋さんに頼んでもやってくれないと思いますが・・・・。そこが、輸入住宅のプロであるホームメイドならではでしょうね。
2012.06.25
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お客様の要望で、いろいろなデザインの家具を見てきました。トロントの家具屋さんと言っても、卸しですから価格や量も半端じゃないです。ショールームは、レンガ積みの大きな工場だったところですから、日本の大きな家具屋の3倍くらいの面積はあるでしょうか。今回ご紹介するのは、このベッド。足元はフットボードがないタイプで、ヘッドボードは、クリスタルのボタン留めでアクセントを出し、その縁取りもゴールドでクラシックなデザインを演出しています。大きさは、クイーンサイズですから、子供さんを挟んでも十分ご夫婦で寝られますね。でも、こういうデザインのベッドは、朝の爽やかな風がレースのカーテンを揺らす、そんなひとときに寝起きの余韻を楽しむなんて感じが似合うかも知れません。こういうベッドを置くなら、内装やドアは白系にして、エレガントな雰囲気のインテリアにしたいものです。勿論、ダークブラウンにして、このベッドを目立たせるなんて演出でも面白いですが・・・。マットレスやファブリックを除いて、30万円で日本で買えるならあなたは安いと思いますか?
2012.06.24
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トロントでは、キッチンを取り扱っているところを4~5ヶ所程度回ってきました。写真は、以前から水栓金具を調達している会社のショールームに設置されたアイランド型キッチンです。アイランドの両袖には、木製カウンターの付いた収納ベースキャビネットがありますね。スペースが広いとこんなこともやれるんだと感心しました。シンクのあるアイランドカウンターは、エッジの部分が美しくカーブを描いていて、何てエレガントなんでしょうねぇ。キャビネットのドアは、フラットパネルの周りを四角くい枠が囲んだシンプルなデザイン。とは言え、天井に回されたクラウン・モールディングや、換気扇フードのアーチ状のパネルなどがクラシック感を十分演出していますね。配色も、白・黒・ダークブラウンの3色のみ。照明の明るさも丁度いいです。こういうセンスは、輸入住宅屋なら見習いたいものですねぇ。勿論、アクセントとしてカウンターに緑が少しあってもOKですよ。ホームメイドなら、そのままこれを輸入することもスペースに合せてアレンジすることも自由自在。また、トロントの他のキッチンもご紹介します。
2012.06.23
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現在、岐阜市長良小松町でカナダ人によるレンガ積みを行っている輸入住宅のN邸。7月頭には施工が完了して、レンガ職人が帰国してしまう。こんな仕事を見る機会は少ないと思いますので、急ぎレンガ積みのオープンハウスを企画したいと思います。日時は、6月30日(土)・7月1日(日)の10時~17時。少しピンクがかったホワイトグレーの大きなレンガを10,000個以上積んで外壁を作っている様は、石造りのお城のようです。また、内装も北米のドライウォールを施工している最中ですのでその様子もご覧頂けます。一般的なビニールクロスとは全く違う、健康で美しいインテリアがどのように出来るのかもご確認下さい。尚、下記をクリック頂くと拡大したチラシが出てきます。そちらで簡単な地図もご覧下さい。場所が分からない方や詳しく説明を聞きたいという方は、事前にお知らせ頂ければ、ご案内致します。その場合は、下記よりお問い合わせ下さい。現場地図が掲載されたチラシ(拡大版)お問い合わせ
2012.06.22
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昨日紹介したモールディング屋さんとは違う会社ですが、イースタンホワイトパインをメインに製材して枠材を作っているところへも今回のカナダツアーで行きました。彼らは、製材した時に出る木くずを新たな製品にしています。家畜の畜舎の床に敷く藁床の代わりに、この木くずを利用するように製品にしたり、写真のように薪ストーブ用の燃料にしたりしています。この燃料は、一袋で14.5kgも入っていますが、おおよそこれで500円程度(現地価格)。勿論、コンテナ輸送や通関費などの諸費用を入れれば少し高くはなりますが、欲しいという日本人は多いかも知れません。ホワイトパインはいい匂いもしますので、インテリアのオブジェとして置いておいてもいいですね。寒いカナダでは、これを燃やして冬を越すそうですが、1軒で1トン近く使うそうです。名古屋ではきっとカナダの半分も使わないでしょうが、それでも10袋以上は使うのでしょうか・・・?石油やガスを使わないというお宅にはもってこいですね。要望が高ければ、次の冬は私たちが輸入しますよ。この会社のあるノバスコシア州は、あの赤毛のアンの故郷、プリンスエドワード島(PEI)の対岸にあります。
2012.06.22
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室内をきれいに施工する為に、日本でも飾りの枠材が使われます。一般的には、床と壁とが接するラインには幅木(Baseboard)を、壁と天井とが接するラインには廻り子(Crown)を、そして窓枠やドア枠の周囲にはケーシング(Casing)を回します。ただ、最近はインテリアをシンプルに仕上げるという意識から廻り子を入れないで施工する場合も多々見受けられるようになりました。実は、こうした飾り枠の材料は、室内の美しさを演出する為に意図的に入れられているものなのです。つまり、何かと何かが接する場合、どうしても接する部分の仕上げ(専門用語で「納まり」)が難しくなる。そこで、その粗を隠したり、将来の不具合が出ないようにする意味合いで、こうした飾り枠を取り付けるようにしているのです。ですから、敢えてこうしたものを付けないというのは、将来のリスクを見越していない施工と言わざるを得ないですね。まあ、施工上どうしても付けられない場合もありますが・・・・。さて、欧米では、こうした枠材を専門で作っているモールディング屋さんが存在します。私が先日のカナダツアーの際に伺ったここもそういう小さなメーカーでした。見て下さい、この種類。一つひとつの形が写真で分からないといけないと思い、棚の一部だけをお見せしていますが、それでもこんなに多くのデザインや大きさが存在します。それも全て木製です。日本では、木くずを固めたものを芯にして、その表面にビニールを張って木目を印刷した枠材をどの住宅メーカーも採用していますね。これを使って、100年住宅なんて言っているのは何かちょっと滑稽ですが・・・。こうした枠材を数種類組み合わせて、インテリアをデザインすることも欧米ではしばしばやるんですが、日本では本当にチープな感じのものしかないのが実態です。住まいや建築に対する文化に違いがあるということを、こういうところからも感じますし、豊かな住まいをもっと日本でも啓蒙していかなければいけないと私は思っています。
2012.06.21
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日本と違ってカナダのホームセンターでは、家が一軒そこにある資材だけで建ってしまうと言われています。キッチンキャビネットやドア、窓、屋根材は勿論のこと、浴槽や構造材、床材まで全てのものが揃っています。そんなホームセンターの資材をひとつ紹介したいと思います。それは、これらのスイッチプレート。写真にあるのは、その一部です。全部を写真に入れようとすると1つ1つの写りが小さくなり過ぎますからね。どうですか、多彩でしょ。勿論、コンセント用のプレートもたくさんありますよ。スイッチも今の日本では、あまり見かけなくなったレバー式の上げ下げスイッチがまだまだたくさん売られています。何かレトロでいいですよね。ただ、こうしたスイッチが日本で売っていない訳があります。レバーをバネで跳ね上げる為、長年使っていると消耗してバネがバカになるので、そういうトラブルを日本のメーカーはいやがったということのようです。でも、未だにこうしたスイッチを使いたいというマニアの方は私のお客さんにはいらっしゃいますねぇ。スイッチプレート一つをとっても、北米には文化があります。輸入住宅って、いいでしょ。
2012.06.19
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日本では、輸入サッシと言えば、アルミクラッド。外部がアルミで覆われた木製サッシのことですが、アンダーセンやマービン、ハードなどが代表的ですね。一昔前、輸入住宅が大ブームだった頃は、もっと多くの窓メーカーが存在していました。ブームが去って、住宅ビルダーが輸入をやめてしまったり、窓メーカー自体が他社に買収されたり、廃業したりして既に日本への供給を中止しているところも多々あります。そんな中、ある岐阜の方から、Pozzi Windowsの掃出しサッシについて相談を頂いた。輸入のスライディングパティオドアは、通常片開き。そう、片側は「はめ殺し」といって固定式なのだ。人間は一度どちらかの側を開けると決めたら、そちら側しか開けないという心理的要因と、片側しか開かないようにした方が防犯性が高いという機能的要因から、合理的に考えられている。その「はめ殺し」の窓(ドア)の木部が腐ってきたという不具合だった。これは、雨水が外部のアルミの接合部やガラスとの接合部から、侵入して滞留した為に起こるのだ。一度中に入ってしまうと、水分はなかなか外に抜けないし、また数日すると雨が降ったりして、常に水分が供給されることとなる。この問題は、常に観察する以外に発見する方策はないのでついつい見逃してしまいます。で、このPozzi Windowsのメンテナンスなんですが、実はこの会社、既にJeld-Wenという窓メーカーに買収されて存在しない状況でした。このメーカーを取り扱っていた輸入商社や直接Jeld-Wenのサービスへも連絡してみましたが、Pozziについては同じ形で代替品を作るのは不可能という回答しか得られませんでした。施工した工務店も倒産し、もう15年以上前に施工されたサッシということですから仕方ないですが、お客さんの日頃のメンテナンスやメーカーのアフターサービスの大切さを感じさせられる案件でした。きっと、うちぐらいしかこんな面倒でお金にならないことはやってくれないんでしょうねぇ。
2012.06.18
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昨日に引き続いて、岐阜市の輸入住宅N邸のレンガ積みの施工をご紹介しましょう。カナダのレンガ職人は、おおよそ7~9mの高さのある外壁でもまっすぐ垂直にレンガを積みます。その美しさは、2階の窓から壁を見下ろすとよく分かります。一番下の基礎に接したレンガから屋根の高さまで、木造の構造体から2cm程度離したところでレンガ積みは自立しているというのは信じられないかも知れませんね。でも、この写真をご覧頂ければ分かりますね。(写真には写っていませんが、ブリックタイで構造体とレンガとを緩やかに繋いでいますから、ご安心を)ちゃんと、外部の通気層が取れています。この通気層は、木造の構造体を常に乾いた状態にしておくのに役立つのです。万一、レンガの外装に雨が侵入することがあっても、この通気層のレンガ側を伝って水は下へと落ちていきますので、防水紙側は水が触ることはありません。90mmという厚いレンガに守られた通気層ですが、レンガが外気で温められれば、中で空気の対流が生じます。その空気は、最終的に屋根の一番高い棟の部分から放出されるように施工します。だから、対流(緩やかな風)によっても、水分が気化する状況が自然に生まれるという訳です。勿論、厚いレンガやこの通気層は、外部の断熱層としても機能しますから、構造体のセルロースや羊毛の断熱材と相まって、ダブルの断熱層が形成されるのです。これで快適にならない訳は、ありませんね。
2012.06.17
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5月23日より岐阜市N邸の輸入住宅で始まったレンガ積み。四面ある建物の外壁のうち、ほぼ二面半が終わってきました。カナダへの資材視察ツアーで留守にしていましたが、随分仕事も進みました。やはり、カナダの専門家は早いですねぇ。で、今日はその仕事の美しさをお見せしようと思います。通常、レンガは家全体に積まれます。ですから、窓の上など大きな荷重が掛かる開口部の上には、L字のアングル鉄筋を入れてレンガを支えるように施工します。ただ、以前にもお話ししたように、窓の位置はレンガ積みを意識して設計されていないですから、レンガを積む職人の技術によって、完成度が大きく左右されることとなります。まずは、アングルを下から見て下さい。窓の上端ギリギリにちゃんと合っているのが分かりますか。このアングルは、窓の枠のちょっと上になるように計算して積み上げます。それは、レンガの重量で外壁が下がってきても窓に影響を与えない為に窓とアングルとの間に遊びを設けなければいけないからです。今度は、上から見てみましょう。アングルは、窓の両袖のレンガの上にただ載せてあるだけ。何かで固定させている訳ではありません。アングルを構造体にボルトで留める方法もありますが、これは特殊な場合を除いて行われません。ボルトで留めれば、それだけ構造体にレンガの重量が掛かってくるので、あまりいいことではないからです。だから、こうして施工されたレンガ積みの外壁は、建物の構造体にとって非常に軽いものになるというのがお分かり頂けますね。2x4ポータルサイト「家なら2x4net」のコラム記事:本物の輸入住宅を目指して Vol.17 ‐ 建物にとって、レンガ積みは軽い -
2012.06.16
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トロントから車で1時間半のところにあるナイアガラの滝。膨大な水量の流れが、間近で一気に落ちていくところは死ぬ前に一度は見ておきたい光景だと思います。家づくりをする時に、お客さんを連れて資材やインテリアの視察をしにトロントに行くのですが、こうした観光も皆さんにとっては楽しみのひとつですね。ナイアガラの帰りに、川の流れに沿って車を走らせるとワイナリーのぶどう畑が広がるナイアガラ・オン・ザ・レイクへと辿り着きます。そこは、街並みがきれいに整備されて、メイン道路沿いにはお土産屋さんやおしゃれなカフェが立ち並んでいますので、そこを散策するのもカナダを感じるひとときでしょう。さて、そこの一角にあるのが、写真の建物であるPrince ofWales Hotel。レンガ積みのクラシックなホテルでしょ。内装もイギリスの古典的なデザインで豪華に飾られていますから、レストランにお茶をしに行くだけでもワクワク・ドキドキ。そして、お客さんから要望があれば、このホテルにも1泊して頂くというオプションも用意しています。いや~、高そうですよね。でも、意外にリーズナブルな金額で泊まれるんです。但し、予約が出来ればの話ですが・・・。皆さんも、お姫様気分で非日常を味わってみませんか。そして、本物の輸入住宅のインテリアを見ることも出来るんです。こんな時しか、こんな旅行は出来ないですよ。勿論、私が車に乗せて案内しますし、通訳やガイドも大丈夫。
2012.06.15
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ドライウォールを知らない工務店、手を抜きたいクロス屋さん、彼らは石膏ボードの両はじ(エッジ)が殆ど四角のベベルエッジというボードを使います。私たち ホームメイドや欧米のビルダーたちは、そんなボードは使いません。常にテーパーエッジの石膏ボードを使います。ドライウォールの施工がスタートした岐阜市 N邸で、そのボードの写真を撮ってきましたので、お見せしますね。ボードとボードとのジョイントの線が横に走っています。これは、ドライウォールの基本中の基本、ボードを横張りしているからなんです。そして、その両側に薄いラインが入っているのが分かりますか。そう、ここからボードが凹んでいるという証拠です。これくらいクッキリ見えるくらいですから、石膏パテも相当量入ります。それは、このジョイント部分を強くする為の専用の紙テープを入れる時の接着剤の役目を負わせることを目的としているからなんです。国産の化学石膏のパテと違って、欧米の天然石膏のパテは、紙の繊維と化学反応を起こして一体化します。天然石膏ですからパテが乾くまで長い時間が掛かってしまいます。時間短縮の為に、天然石膏のパテを使わないビルダーさんは、紙のテープでなく、プラスチックのメッシュテープを使います。予め裏に糊が付いたメッシュテープは、天然石膏のパテと一緒に張るとその水分で剥がれてしまうからです。だから、テープをボードに張ってから、化学石膏のパテを上から入れるので、テープが全くパテと絡まないから意味がないものとなってしまいます。テーパーエッジのボードや横張り工法、天然石膏のパテや紙の専用テープ。これらのどれを欠いても正しい施工とは言えません。正しい施工は、美しい輸入住宅のインテリアを作る秘訣ですね。
2012.06.14
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輸入住宅で以前絶大な人気を誇ったブルース・フローリング。その専用ワックスの生産が終了して、多くの皆さんが困っていらっしゃると思います。私たち ホームメイドもいろいろ手を尽くして店の在庫や代替品を探してきましたが、どうやらカナダでは入手が出来ないことが判明しました。その主な原因は、揮発性の化学物質が含有されていることにあるようです。その為、同等の成分のWAXがカナダでは製造・販売が出来ない状況になっているようです。どんな成分がどのくらい含まれているのかなど、詳しいことは分かりませんが、カナダのどの塗料屋さんやホームセンターでも水性のニスやウレタン塗装用のクリーナーしか見つかりませんでした。つまり、WAX仕上げの床材自体が、カナダでは存在しない状況になりつつあるということです。Bruce専用ワックスを生産していたアメリカのメーカーもこうした流れを受けて、生産・販売を打ち切ったものと思われます。ただ、最後の在庫となるかも知れないですが、ナチュラル色のみ少量だけ手に入れることが出来ました。ダーク色はありません。今後も同等のWAXを探してみますが、上記事情を勘案頂きますようお願い致します。それにしても、WAX仕上げの床はどうメンテナンスすればいいのでしょうねぇ。ウレタン塗装に切り替えるか、ドイツの自然オイル塗料を塗るか、どちらかしかないかも知れません。困ったもんです。もし見つかったら、ブログ等でご案内します。
2012.06.12
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アトランティック カナダ ツアー報告の第3弾は、この黒いメッシュ材。日本初公開ですよ!最終的には、壁の下の方に見えるグレーの2枚の板材(外壁材)の内側に隠れてしまうので、家の外観として全く見えない材料ですが、これが大変なすぐれものなんです。このメッシュ材は、樹脂で出来ているのですが、メッシュの交点部分に短い突起が付いています。また、その突起のいくつかにはビス用の穴が明いているという形をしていました。つまり、突起があるから空色の防水紙の上に載せると、そこに隙間が生じます。そこに外壁材を張れば、見事に通気層が出来るという訳です。そして、メッシュ材は、一定間隔でビス留めされますから、重い外壁材が上からのしかかってきても脱落することはありません。壁体内結露を防止するのに、壁や屋根に通気層を取るのは今では当たり前のことになっていますが、日本では木製の細長い板材(胴縁)を一定間隔に打って施工します。ただ、この胴縁が防水紙に密着するので、そこに水分が滞留する可能性が生じますし、そうなると胴縁が腐ってくるというリスクが出てきます。これなら樹脂ですから、そういう心配は全く要らないという訳です。まあ、コスト削減の為に通気層を一切取らないで外壁を施工するという手抜きをするビルダーさんも少なくなっていると思いますが、見えないところにこういう手間暇を掛けることが大切なんですね。そうそう、ここの防水紙もDOW社のウェザーメイトプラスでした。タイベックを使わないところをみると、彼らもちゃんと分かってますねぇ。今回の内容は、家づくりマニアの人は、面白いかも・・・・。
2012.06.11
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今日は、カナダ建材視察ツアーで見たものを紹介する第2弾。国産のドアに限らず、輸入住宅のドアも最近は画一化してきております。その原因の多くは、輸入住宅ブームが去って輸入建材屋さんの販売量が減った為、商品のバリエーションを少なくしたこと。また、多少品質が落ちても素人目には区別が付かないので、北米よりも中国で作らせた方が安くて利益率もいい。だから、今の輸入住宅の家は、どこも同じで楽しくありません。私たちもコストを考えた戦略はとっていますが、それを最優先させるのは、私たちの理念に反します。まずは、品質、そしてデザイン。今回の旅はそれを再認識させられたと思います。お客さんは、安さを求めているのではない。感動や満足感を求めているし、その過程での家づくりは、エンターテイメントでなければ楽しくない。と、私は思っています。どうですか、この玄関ドア。両サイドにサイドライト(子扉)が配されたフルサイズのダブルドア。そこに美しい曲線を描くトランザム(国産で言う欄間)。素敵ですよねぇ。外側のドアは、表面の凹凸をなくし、家具のような鏡面塗装で紫がかったグレーに仕上げられています。いや~、カッコいい!そして、その裏側である内側は、一転して男性的な木目のオークを全面に出してクラシックで豪華なインテリアにもマッチするように仕上げられています。勿論、国産のようなプリント印刷でなく、本物の木製ですよ。ここまでやれるデザイン性と豊富な材料は、カナダだからこそ。まあ、相当高価なドアでしょうが、きっとその金額を出しても惜しくないと感じさせる逸品だと思います。まあ、こんなドアや建材を紹介出来るのは、ホームメイドくらいでしょうね。
2012.06.10
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さて、そろそろカナダで見聞してきた輸入建材のことをお話ししていきたいと思います。今回は、いつも水栓金具を購入している会社のショールームに設置してあった洗面カウンターをご紹介しましょう。写真にあるモダンな洗面台は、足元が宙に浮いているようなデザインになっていますね。そうすることで、床が広く感じられるというところを狙っているのです。日本の場合は、給排水の配管を床から出すケースが多いのでキャビネットを置いてその中に隠すという手法を取りますが、欧米では配管は壁から出すというのが普通です。ですから、足元がすっきりしたデザインが可能となる訳です。勿論、日本でもこうすることは可能です。デザインに合せて施工を考えるといいですね。この洗面台は、引き出しが上下2つ付いています。ボウルで凹んだ部分もありますから、そこはうまく逃げて引き出しを作っている訳ですが、これが結構入るんです。で、本題のガラストップですが、ボウルのエッジが緩やかにカーブしていて非常に優雅ですよね。ガラス独特の光沢もキャビネットに合せてあって、モダン好きならたまらないかも知れません。水栓金具もワンホールのシンプルなタイプがピッタリです。トロントでは、最近流行っているみたいです。
2012.06.09
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カナダ大使館・領事館からお誘い頂いた輸入建材視察ツアーから戻って、昨日から出社しております。ツアーで頂いた資料や写真の整理もままならないまま日々の仕事に追われる毎日。そんな中、大使館より同行頂いた担当の方から、現地新聞記事の写真が1枚送られてきました。ツアーが開始された日に、カナダ・プリンスエドワード島の内装材屋さんに伺った際に撮られた写真が掲載されました。まだ、旅の初めの頃ですから、皆さん顔が元気です。日本から資材バイヤーが大勢来るなんて、そんなにないことなんでしょうねぇ。本当に平和な島なんでしょう。いい記念になりました。
2012.06.08
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現在、レンガ積みをしている岐阜市のN邸。ここの廻り階段をプリンスエドワード島の小さな階段屋さんで作ってもらいました。プリンスエドワード島のシャーロットタウンにある結構有名なグレート・ジョージ・インというホテルの美しい階段もここの階段屋さんの作品なんです。きっと、赤毛のアンのファンでこの地に行ったことのある人は泊まったことがあるかも知れませんね。私がこの階段屋さんを訪問したのが土曜ですが、既に火曜に船積みの為にハリファクスに向けて出荷しているはずです。パナマ運河を通ってきますので、到着まで1か月ちょっと掛かりますが、設置するのが楽しみですね。それから、中国やロシアのソフトメープルとは違い、こちらはハードメープルで作られていますから、より傷に強く耐久性や強度もバッチリです。勿論、木目の美しさも素晴らしいの一言です。施工が完了しましたら、また写真でご紹介させて頂きますね。
2012.06.03
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