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こちらは、岡山県のお客様からご相談を頂いたペアガラスの曇りです。サッシは、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製ダブルハング。ガラスの外側にホコリや汚れが付いているのかと思える程、ペアガラスの内部が曇っています。これは、雨が外側のアルミカバーの隙間から木製建具の中に入り込んで、それがペアガラスの中へと徐々に浸入してきたことが原因です。こうなってしまうとペアガラスを交換する以外方法はありませんが、通常ペラではガラス交換ではなく建具ごと交換することを推奨しています。但し、このサッシは製造時期が古く、現在製造されているものと形状が異なっているので、建具を新しく作ることは出来ないようです。ですから、こちら側で建具から何とかペアガラスを外して、新しいガラスに入れ替えることをしなければならないのですが、ガラスを固定している古いガラス押え(押縁)も製造されていないので、万一破損しても交換する部材がありません。慎重に作業を進めるのですが、それでも劣化しているガラス押えが絶対割れないとは言えませんから、もし壊れたら補修して使うしかありません。そういう苦労と岡山までの出張費を考えると、どうしても費用は高くなってしまいますので、お客様は様子を見たいとおっしゃいました。でも、よく考えて頂きたいのは、放置すれば今後も雨が木製建具の中に入り続けるので、そのうち木が腐ってくるということです。また、材料や人件費も高くなっていますし、私共のような専門家がいつまでサポートを出来るか分かりません。現実、この輸入住宅を作った住宅会社もなくなってしまっているようです。直せるものは早く直してその後のケアを万全にすることが、美しい輸入住宅を長く維持し続ける秘訣だということを忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月31日
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静岡県のお客様から輸入サッシのペアガラスについてご相談を頂きました。こちら窓は、ミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)。ハメ殺しのFIXドアの方だと思いますが、ペアガラスの周囲にある内部スペーサー(気密パッキン材)が劣化して、部分的に剥がれたりヒビ割れしたりしています。こういったことは、輸入サッシでも国産サッシでもペアガラスを採用していれば必ず起こることなんですが、多くの住宅メーカーもそんなことは気にしていません。つまり、起こってから初めて気付くということですが、予防措置を取っていない状況ですから、ペアガラスそのものを交換する以外に方法はなくなります。こうしたスペーサーの劣化は、屋外側の雨がガラスとサッシの建具(ドア)枠との隙間から浸入して、それが建具枠の中に溜まってスペーサーを徐々に劣化させたことが原因です。ここまで劣化が進むと、雨水は水蒸気や湿気としてペアガラス内に入り込み、それが原因で内部結露や曇り、カビなどの発生といった問題が出てきます。こうならない前に屋外側のガラスの周囲を防水処理しておくことが大切ですが、10~15年毎の外壁等の塗り直しの際に一緒にメンテナンスを行うことをお勧めします。今回はサッシが樹脂製であったからいいようなものの、もしアルミクラッド木製サッシであったなら、木製の建具枠も腐ってくるという不具合も発生しますから、そうなると建具(ドア)自体も交換するという修理になります。そうなると、費用も時間も大幅に掛かってしまいますので、ご注意下さい。尚、ミルガードのFIXドアのガラス交換は結構やりづらいので、作業は大変です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月30日
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昨日、半田市の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをしてきた旨記事に書かせて頂きましたが、その時同時にいくつかの網戸の張り替えも実施しました。こちらがその様子ですが、現場に仮設の作業台を組んで、その上に作業する網戸を載せています。この網戸が付いていた掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)は、記事に書いてきたスーパーシール(Super Seal)製ではないようで、ミルガード(Milgard)かクレトイシかも知れません。何れにしても、取り替える網は頑丈なグラスファイバー製を用意して、網押さえも少し太めの輸入の網押さえゴムのものを複数持ち込みました。案の定、網押さえは国産のものよりも随分太く、もし国産のものしか用意してこなかったら、網がすぐに外れそうなくらい緩かったと思います。そういった点で、輸入サッシの網戸の張り替えに際しては、輸入の糸ゴムを調達していくことをお勧めします。写真は、新しい網に張り替えた直後の様子ですが、網の緩みもなくピシッときれいに張れています。今はまだ寒い時期ですが、こういう時期は虫も出ない環境ですから、網戸を外して張り替えるには絶好の機会かも知れません。あまりに寒い時期は止めておくにしても、気温が10度を超えるような晴天の日に張り替え作業をすれば、体も少しポカポカするはずです。勿論、材料や適切な道具もなくやれる自信がないという方は、私共のような専門家にご依頼頂く方が効率的だとは思いますが、家1軒分となると相当数も多くなりますので、寒い時期から少しずつ網戸を張り替えていってもらうのがいいでしょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月28日
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こちらは、今日メンテナンス作業を行ったシングルハングサッシ用の下窓建具です。白くて長い部材が建具から飛び出していますが、これはこの部材を建具の溝に差し込んでいる最中の様子です。このサッシは、アルミクラッド木製サッシを製造しているハード(Hurd)社の樹脂サッシ部門であるスーパーシール(Super Seal)というブランドで製造されたものなんですが、出回っている数はそれ程でもないようです。そうは言っても、全国的には相当数販売されているでしょうし、施工から20年近く経っている輸入住宅では、ウェザーストリップなどの消耗部材は交換時期が過ぎているかも知れません。このおうちでも、上げ下げ窓のバランサーが破損した他、塩ビで成形された写真のウェザーストリップ(気密パッキン材)もボロボロになっていました。そこでそうした不具合を解消する為に、今回お邪魔して修理作業を行った訳ですが、写真のウェザーストリップは取付け位置が独特でした。通常ボトムウェザーストリップは、建具の下に取付けて窓の下側からの雨や外気の浸入を防止し、断熱性を高める役目を果たします。このウェザーストリップは、建具の正面に溝が切ってあって、そこに滑り込ませる形で取り付けます。それだとウェザーストリップが建具の下側に来ないのが普通ですが、変わった形状をしている為に、クッション材の部分が窓下に潜り込むような位置に付くのです。まあ、窓下から雨や空気が流通しなければ、どこにウェザーストリップが付いていようが構わないのですが、アメリカ人の考えは面白いですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月27日
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本日会社の近くの輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの不具合調査を行ってきました。今回事前に相談を頂いていたのは、スライディング・パティオドアの鍵についてと、シングルハングサッシのバランサーの不具合でした。それらについては、先日記事にも書かせて頂いておりますのでそちらの方もご覧頂きたいのですが、それ以外にも複数の上げ下げ窓でバランサーやそれを固定する為のトップガイドの破損も見付かりました。また、事前にお話頂いた不具合以外に、収納用のバイフォールドドア(4枚折れ戸)が閉めても勝手に開いてしまうという相談や、国産サッシの鍵の調整といったことまで次から次へと出てきました。まあ、今までどの業者さんもお手上げという状況で、相談しても無駄という感じでしたから、私のように詳細が分かる人間が現れれば、質問したくなるのも分かりますよね。いくつか調べる必用があるものもありますが、ほぼ全ての不具合については状況を理解しましたし、交換部材の調達や調整方法も問題ありません。遠方で出張費が嵩むと躊躇されるお客様も多いですが、様々な不具合について解決策を提示出来る人間は少ないでしょうから、わざわざお金を掛けてお呼び頂くだけのメリットはあるかも知れません。今回のご相談も予算的にOKを頂ければ、すぐにでも対処することが可能ですから、修理後は新築時同様スムースに動くようになるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月26日
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メーカー不明の樹脂製上げ下げ窓に付いていたバランサーが外れて、窓が開けられなくなったという相談を頂きました。こちらがそのバランサーですが、内蔵されているバネが錆びていて、その先にある吊りヒモが滑車に絡まった状態になっています。そんな状態ですから、バネが縮まずヒモもだらんと伸びたままになっており、バランサーとしての機能は果たせない状況です。シングルハングサッシと呼ばれる下窓だけが開く上げ下げ窓に使われるバランサーですが、15年程度で定期的に交換することが求められます。長年使っていると、ご覧の通りバネが錆びて伸縮しなくなりますし、下窓を吊る為の吊りヒモが切れてしまうことも多々あります。また、バランサーだけでなく、建具側に付いているトップガイドと呼ばれる小さな樹脂パーツも同様に劣化していることが多いので、それも同時に交換しておいた方がいいでしょう。バランサーを調達しても交換の仕方が分からないという人は、実地で交換する際にレクチャーを行いますから、次回の交換はご自身でやって頂けます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月25日
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会社の近くの輸入住宅ですが、掃出しサッシの鍵が壊れたので修理をして欲しいというご相談を頂きました。輸入窓のメーカーは不明ですが、どうやらアルミクラッド木製サッシのようです。これから現地調査に伺って、不具合箇所を特定した上で必要な部材を調達・取付けするという段取りになります。写真を見る限り、どこが破損して鍵が掛からなくなったのかは分かりませんが、今までの経験からするとドアに内蔵されている鍵本体のロックケースか、ロックレバーの破損ではないかと考えています。ただ、破損の原因は破損した部品以外の処にあるでしょうから、そこを解決しないと根本的な修理にはなりません。このハンドルセットは、北米では結構出回っているものになりますから、部材の調達には然程困難はないと思います。アメリカは物価が高騰していますし、昨今の円安が激しいですから、海外輸送費や通関費を含めるとそこそこの費用は掛かると思います。それでも、20年以上前のサッシが今でもメンテナンス出来るのですから、輸入サッシのパフォーマンスは大したものだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月24日
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こちらは、先日輸入した玄関用外部照明です。アメリカでもシンプル・モダンなデザインが多くなっており、こうしたアンティークな感じの照明器具は少なくなっています。本体はゴールド色に少し時代が付いたような仕上げになっており、ガラス面はゆらゆら水面が揺れているような凹凸が素敵です。こういう部分は国産の照明であれば、透明のプラスチックで出来ているのでしょうが、アメリカのものはちゃんとガラスで作られている処も手抜きがありません。(尚、こちらは中古品ではなく、新品です)写真を見ても殆ど分からないと思いますが、照明の上部には明るさセンサーが付いていて、夕方周囲が暗くなると自動でライトが点灯し、朝明るくなると勝手に消灯するという機能が付いています。また、白熱灯だけでなく、電球型のLEDなども使えるようになっていますから、LEDのフィラメント電球を使用すれば、レトロな明るさと省エネの両方を実現することも可能です。アメリカやカナダにはまだまだこんな素敵な照明器具が販売されていますから、ご自身のおうちのリノベーションや新築時の照明計画に如何でしょうか。私たち ホームメイドなら、コーディネーションのお手伝いも出来ますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月23日
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名古屋市のお客様から敷地を囲むフェンスについて、メンテナンスの相談を頂きました。何度か修理を行っているようですが、木の板を横に張っただけのものである為、どうしても雨が染みて木が腐食を起こしてしまいます。フェンスには恐らくキシラデコールという防腐剤が塗ってあったと思うのですが、防腐効果はあっても防水性能は全く期待出来ない塗料ですから、施工した業者さんは材料の性質を理解していなかったのだと思います。半年に一度塗っていれば、まだ寿命は長くなったかも知れませんが、そんな手間を掛けられるお客様は皆無だと思いますので、屋外で雨ざらしの木を使用する場合は、ティンバーケアのような木部用防水塗料を使わない限り、せいぜい10年がやっとではないでしょうか。腐った板は都度交換をしているようですが、次から次へと腐ってくるので、今回は耐久性のある樹脂製の幕板に全て交換するようにと考えております。ただ、板の厚みや幅といったものが、既存の木の板とは違ってきますから、どういう納まりが一番いい感じになるかを考えないと、出たとこ勝負のようにやっつけ仕事になりますから、最初の調査が肝心です。納まりを考えながら材料を選定していくのですが、その分どうしても余分に費用が必要となってきます。ただ、お金だけを考えて修理をしようとすると、耐久性や見た目といったことを犠牲にしなければならなくなり、そういう提案はしたくありません。それでも昨今の資材や工賃の高騰を考えると、お客様が想定していらした予算では到底施工することは出来ません。勿論、他の業者さんで施工をされるかも知れませんが、私たちは私たちが最善と考えるやり方や材料で提案することが、施工業者の良心と思いますので、それはそれで仕方がないことですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月22日
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先日、東京のお客様から輸入のキッチン水栓の水漏れ修理をご相談頂いたという記事を書かせて頂きました。こちらの洗面用水栓金具も、同じお客様からご相談頂いた製品です。メーカーは、やはりデルタ(Delta)なんですが、デザインはクラシカルな美しいデザインをしています。こちらもキッチン水栓同様製造は既に中止されているようですが、パッキン用の部材などの交換部品は製品を間違えなければ今でも手に入れることは可能です。こうした装飾的な水栓金具は、アメリカでも数が少なくなってきており、シンプル・モダンの直線的な製品が主流になっており、今では貴重な存在と言えるかも知れません。また、円安やアメリカのインフレなどが相まって、昔手に入れた時の値段では到底入手することが難しくなってきていますから、どこにでもあるようなデザインのものと交換してしまうのは惜しいと思います。止水パッキンの部品さえ交換すれば、新品の時と同様にちゃんと使えるようになりますから、メンテナンスをしながら長く使い続けて頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月21日
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滋賀県のお客様から輸入のアルミサッシに付いているロックレバーが欲しいというご相談を頂きました。写真がそのロック部品ですが、窓メーカーはミルガード(Milgard)です。ミルガードと言えば、通常は樹脂サッシのメーカーですが、古い時代にはアルミサッシも製造していました。このロックレバーは、ミルガードに採用されている以外は、他社では取り付けられているのを見たことがありません。既に施工されてから20年以上経っているサッシですが、未だにこうした交換部材を手に入れることは可能です。勿論、似たような形状のロックレバーもありますから、調達の際は寸法・形状の確認は必修です。あと、このロックレバーを固定する為の取付けビスについても、お問い合わせを頂くことがよくあります。形状も特殊なんですが、寸法もインチで作られていますから市販のビスを流用することは出来ません。必要あれば、ロックレバーと一緒に取付けビスを輸入することも可能ですから、ご相談の際はビスの調達もご依頼頂ければと思います。こうした部材は、防犯の観点からも早めに直しておきたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月20日
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東京のお客様から輸入水栓の修理のご相談を頂きました。中古で購入されたマンションに設置されていたらしく、詳しい品番も品名も分かりません。ただ、デルタ(Delta)製の水栓金具であることはロゴで判断可能なようで、そこから不具合のある部品を特定していく以外方法はありません。今回相談を頂いたのは、写真のキッチン水栓の他に洗面水栓もあるのですが、何れも吐水口からポタポタ水が漏れるという不具合です。デルタの水栓金具は、他のメーカーのものと違って、交換すべき部品の点数も少し多いですし、作業の仕方も少し変わっています。お客様が当初相談された水道屋さんには、水栓金具を全交換しないと直らないと言われたようですので、私たちが交換部材のみを供給してその水道屋さんに直してもらうというのは、ちょっとハードルが高いかも知れません。勿論、私たち ホームメイドが東京まで修理に伺うことは全然平気ですが、お客様に交通費等の出張旅費をご負担頂けるかが鍵となります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月19日
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根元付近でポッキリ折れてしまった掃出しサッシのロックレバー。こちらの部品は、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアのハンドル部分に装着されているもので、堅い鋳物で作られています。いくら丈夫な鋳物であっても、長い間何度も衝撃を与えていれば、ある日突然ポキッと折れてしまうことがあります。普段はレバーを軽く操作するだけで、簡単に鍵の開閉が出来るのですが、ドアの高さが変わってしまったり、ロックのフックの位置が変化してしまったりすると、ロック・フックがうまく受け金物に引っ掛からず、それを無理矢理何とかしようとした時にレバーが破損してしまうのです。古い部材ではありますが、今でも海外から取り寄せることは可能です。でも、ドアやロックの位置調整を行わないで、単にロックレバーのみを交換するだけでは、近いうちにまた折れてしまうかも知れません。折れた原因は、ロックレバーそのものの強度ではなく、無理に操作をしようとしたことであるという認識に立って、適切にメンテナンスを行うことが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月18日
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静岡県のお客様から輸入のケースメントサッシに付いている網戸を固定する部品が欲しいとの相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製のようですが、室内側に取り付けた網戸を窓枠に固定する為のクリップ部品が割れたりしてきているようです。上げ下げ窓のように網戸が屋外側にある場合は、網戸やその付属部材も太陽の紫外線などで劣化が早く進むのですが、開き窓のケースメントは網戸が室内側に付いているので、その寿命も長くなります。ただ、そうは言っても太陽光に当たらない訳ではありませんから、徐々に劣化してくるのは止むを得ません。小さなクリップパーツですが、これがないと網戸を窓に固定出来ませんから、定期的に交換することが必要となります。この部品も大きさやサイズが違うものがたくさん存在しますから、既存のものと同じかそれに近いものを探すのは結構大変です。でも、どこの窓メーカーでもこうした部品を使っているはずですから、互換性のあるものは何某か存在するはずです。使えそうなものが見付かったら、今後の交換用に予備を含めて多めに調達しておきたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月17日
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お客様からの要望で、Wifi経由操作が出来るスマートロックを玄関ドアに取り付けました。こちらのデッドロックはクイックセット(Kwikset)製で、画面に映し出されたテンキーやキー(鍵)でもロックが解除可能です。細かな設定は、スマホのアプリで行えるようですが、セキュリティの関係でお客様自身で行って頂く必要があります。最近では、国産の製品でもスマートロックが出始めているようですが、取付け穴の位置や大きさが輸入の製品とは違いますから、輸入ドアに取付けをするのであれば、クイックセットのようなアメリカ・カナダの製品を採用する方が納まりがいいと思います。こうした製品はまだまだ出たばかりで馴染みが薄いとは思いますが、早晩普及が進むはずですから、そのうちどこの輸入住宅でも見掛けるようになるかも知れませんね。当然Wifiを使いますから、宅配屋さんが玄関先に来てもリビングから鍵を操作して解錠することも可能ですし、来訪のお客様に一時的なキーを発行して玄関ドアを開けてもらうことも出来ますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月15日
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愛知県の輸入住宅にお住まいのお客様から、家が雨漏れしているというご相談を随分前に伺いました。それから音沙汰がなく、新築を担当した業者さんに直してもらったのだろうかと思っていましたら、年明け早々久し振りに連絡を頂きました。その業者さんにお願いして、室内に雨水が漏れてきている外壁ラインの石膏ボードを外してもらったようです。写真がその様子ですが、中にあった黄色いグラスウール断熱材を外した処、床部分に寝かす形で入れてあった2x4材が真っ黒になっています。ただ、外壁に張ってある構造用耐震合板はきれいなままですから、外壁そのものから雨漏れをしている感じではなさそうです。こちらのおうちは、外壁をコの字に高く立ち上げ、その内側に屋根を囲う形で施工しているという特殊な形状をしています。いわゆる軒という部分がない構造なばかりか、雨水が屋根に溜まりやすいという弱点を構造的に持ち合わせているという感じです。ですから、もしかしたらこの木の腐りは、屋根から直接その下にある柱材を伝って床部分に溜まってしまったということかも知れません。恐らく新築された業者さんが、このトラブルを修復されるのだろうと思いますが、修復前に構造自体を違うものに変えなければ、また同じ問題が発生するだけですし、その上で屋根や外壁を全て剥がすとなると、建築費高騰の昨今では高額な修理費となる可能性は否めません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月14日
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福岡県のお客様から、ケースメントサッシのウィンドウヒンジに不具合があるので、修理をしたいという相談を頂きました。サッシは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシ。ウィンドウヒンジは、通常ケースメントサッシの上と下に装着されていて、その両方で重い建具を吊っていると同時に、窓の開閉をスムースに行うという機能を果たします。今回、その2つあるウィンドウヒンジのうちの上側に不具合が発生しました。写真を見て分かりますが、建具(障子)に固定してあるウィンドウヒンジのバーに、アーム部品がかしめて留めてあるはずなんですが、そこの部分が錆びてアームが外れてしまっていますそうなると、建具の上部は窓枠から完全にフリーの状態になっていますので、下側のウィンドウヒンジだけで建具を窓枠に固定していることになります。ウィンドウヒンジは、上下2つでその機能を果たしていますから、1つでも破損が発生してしまうと、窓がいつ落下してもおかしくありません。まずはお客様にウィンドウヒンジの形状や詳細寸法を確認して頂いて、その上で適切な部材を調達するように手配を進めたいと思います。ただ、ウィンドウヒンジの形状からすると、通常のヴァイスロイのものと違っているようにも見えますから、もしかすると窓メーカーは別の処かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月12日
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2024年のお正月真っただ中に、最大震度7の能登半島地震が発生した。地震の専門家は、数千年に一度の大地震と言ってるようだが、2022年にも大きな地震に見舞われている。それって、数千年に一度なの?何年かに一度の間違いじゃないの?これからは、数千年先にしか大地震は起きないの?多分、こうした私たちの疑問には、専門家の誰も答えることが出来ないのではないのかと感じています。だって、数年先にまた同じような地震が起きるということであれば、こんな場所には住めないなんてことになりはしないかと思うからです。耐震補強した建物を再建したとしても、また同じような地震があれば、電気や水道、道路といったインフラは必ずダウンするでしょうから、毎年のように避難生活を余儀なくされます。ただ、これは能登だけの話ではありません。日本全国いつどこでも発生し得るシナリオなのです。大手住宅メーカーは地震に強い家、大空間が可能な家なんてキャッチフレーズで販売をしていますが、それは家の一面しか捉えていない不完全な宣伝文句のような気がします。流動地盤に強い家、なだれに強い家、インフラのダウンに強い家、洪水に強い家、火災に強い家、津波に強い家、室内にいる人間が死なない家といった側面全てで安全な住宅など存在しません。それは、戸建てだけでなく、都市部の超高層マンションに至っては恐らく最悪の生活環境になることは間違いないと思います。南海トラフ巨大地震の発生が想定されていますが、それよりも発生確率が全然少なかった能登半島地震。これからは、役に立たない防衛費にお金を掛けるより、地域の復興やインフラの整備に掛けるお金をプールしておくことが行政に求められますし、私たちもそうした災害に備える為の貯蓄や家の補修を心掛けるべきです。歴代政権が、今までの災害に対しどう向き合い、将来の災害対策をどうするのかを全く考えてこなかったのが露呈した今回の大地震だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月11日
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昨日、大阪の輸入住宅でケースメントサッシの修理メンテナンスについて相談を頂いたとの記事を書かせて頂きましたが、同じおうちで輸入の水栓金具の修理についても問い合わせを頂きました。写真が少し不鮮明ではありますが、アメリカンスタンダード(American Standard)製の洗面水栓が蛇口から水漏れをしているそうです。品番などの詳細も全く分からないということですが、いろいろ調べてみた結果水栓金具の特定や使用されている止水バルブも分かりました。吐水口からの水漏れの場合、内蔵されているカートリッジバルブ(止水バルブ)の周辺を交換してやれば、殆どのケースで元通りになります。勿論、以前メンテナンスした業者さんが下手な補修をしている場合などは、厄介な修理になることがあるかも知れません。築21年のおうちという古い洗面水栓ではありますが、未だに交換部材の調達が可能というのは輸入住宅ならではですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月10日
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こちらの輸入サッシは、大阪のお客様のおうちに取付けられているケースメントサッシ(横方向に回転しながら開く窓)。建てた住宅メーカーもなく、サッシ・メーカーがどこかも分かりません。今回相談頂いた不具合は複数あるのですが、そのうちの一つがこの写真。窓の建具(障子)が完全に閉まり切らず、建具の上側が若干開いた状態になっているようです。こういう状態の時は、鍵が掛かったり掛からなかったりという微妙な状況でしょうから、掛からない時には思いっきりロックレバーを下げて無理に鍵を閉めようとするはずです。それを何度も繰り返していると、そのうち開閉オペレーターが破損したり、ロックレバーが破損したりしますから、そうなると修理にそこそこの費用も掛かってきます。建具が斜めに傾いて窓が閉まらなくなったのは、オペレーターやロックレバーが原因という訳ではありません。建具と窓枠との位置関係がずれていたり、窓の上下に付いているウィンドウヒンジと呼ばれる金物の位置等に問題があるケースが殆どです。ただ、こうした金物類を調整するには、屋外側からの作業も必要な為、2階の高い場所に設置された窓などではそれが出来ず作業は結構大変です。特に大きめのサッシとなると、ペアガラスの重さも半端ないですから、建具を外す際には落下のリスクが心配です。でも、国産しか扱っていない普通のサッシ屋さんでは、嫌がって絶対やってもらえないでしょうから、何とかするしかないですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月09日
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