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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed第22話「不夜天の決戦」その夜、魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)と含光君(ガンコウクン)こと藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)は屋根に登り、久しぶりに語り合った。「藍湛、ありがとう」「…何の礼だ?」「師姐(シシャ)に黙っていてくれた」しかし藍湛は、身と共に心もむしばまれると忠告する。魏無羨は承知の上だったが、ただ薛重亥(シュエチョンハイ)のような邪道ではないと訴えた。「詭道(キドウ)術法だ、あの三月の間、暗黒の日々で会得した術だ」実は魏無羨は藍氏の音律術を参考にして、音律と呪符を融合させたという。魏無羨が編み出した詭道術法は、この一本の竹笛で万物を操ることができるというのだ。「詭道術法を支えるのは精神か?」「(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン」「…精神で操るのは火中の栗を拾うも同然、一歩、間違えば気が暴走して取り返しがつかぬ」「分かってるさ…お前の心配は承知だが、この魏嬰は誓う、魔道に落ちたりはしない」魏無羨は三本指を立てて笑った。「信じるか?」「…コクリ」すると魏無羨は先に屋根を飛び降り、居所に戻ることにする。「私に協力させよ…」藍湛はまだ完全に不安を払拭できないようだった。「分かった…」四大世家は赤鋒尊(セキホウソン)・聶明玦(ニエミンジュエ)を総帥とし、いよいよ出征することになった。魏無羨は江澄(ジャンチョン)と共に先陣を切ることになったが、馬での陸路を選ぶ。すると藍湛はなぜ御剣の術を使わないのか聞いた。魏無羨は江澄や金子軒(ジンズーシュエン)とお祭り騒ぎはご免だとはぐらかしたが、藍湛は誰より騒ぐのが好きなはずだと揶揄する。その時、急に聶懐桑(ニエホワイサン)の声が聞こえた。「魏兄ーっ!気をつけてくれよーっ!」魏無羨が振り返ると、不浄世(フジョウセ)の留守を預かることになった聶懐桑が城楼から手を振っていた。先陣の江澄と金子軒は岐山に攻め込んだ。しかし温若寒(ウェンルオハン)が操る傀儡たちを相手に苦戦を強いられ、撤収するしかない。江氏と金氏は多くの被害者を出し、中には傀儡と化してしまった門弟もいた。何せ傀儡は不死身のごとく倒れず、斬っても斬っても攻撃してくる。陰鉄(インテツ)の力が本当に無尽蔵だとすれば、本当に不夜天(フヤテン)を落とせることができるだろうか。戦況を聞いた聶明玦は自分の判断が甘かったと悔やみ、総帥としてこれ以上の犠牲は出せないと考えあぐねた。そこで正面突破が無理なら、自分が不夜天に潜入してまず温若寒を仕留めると決断する。「私が死ねば沢蕪君(タクブクン)に全局を委ねよう」その時、ちょうど藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)が駆けつけた。陸路でやって来た魏無羨と藍湛が軍営に到着した。2人は負傷して運び込まれた門弟たちの様子を見ていたが、なぜか顔には傀儡の特徴である赤い亀裂がある。先陣で戦った門弟の話では、傀儡の亀裂に触れると同じように変化(ヘンゲ)してしまうとか…。そこで藍湛は霊力を注いでやったが、変化した門弟を治すには3ヶ月は霊力を注がなくてはならなかった。すると金氏の子弟が慌てて魏無羨を呼びに来る。「魏公子!早くこちらへ!江姑娘が…」魏無羨は師姐(シシャ)に何かあったと知り、一目散に駆け出した。魏無羨が金氏の天幕に駆けつけると、金子軒が江厭離を泣かせていた。憤慨する魏無羨だったが、綿綿(ミエンミエン)があくまで誤解だという。藍湛もちょうど天幕に到着したが、内輪の揉め事だと気づいて中には入らなかった。綿綿の話では江厭離は出征中、手当や食事の用意をする中、毎日、汁物を3碗多く作っていたという。うち2碗は当然、江澄と魏無羨の分だったが、3つ目は金子軒の分だった。しかし江厭離は自分から直接、届けることをはばかり、金氏の阿鳶(アーユエン)が自分が作ったと偽って渡していたという。最初に頼まれたのは綿綿だったが、綿綿が阿鳶に託し、こっそり天幕に運ばせていた。すると今日に限って金子軒が汁物を差し入れに来た江厭離と鉢合わせしてしまう。金子軒は江厭離が阿鳶を真似たと勘違い、子弟たちの手前、体面を気にして叱責した。『婚約は解消した、なぜこんな真似を? …清河(セイガ)に送り届け、私の任務は終えた、戦場で苦労せずともよい』金子軒はまるで江厭離が婚約目的で自分に付きまとっていると言わんばかりだった。『世家の出でも真心を模倣するのは感心せぬ、卑しい身でも世家の者より高尚だ、自重されよ』江厭離は深く傷つき、未だ涙が止まらなかった。「″自重″だと?金子軒…一体、何の資格があって?!」激怒した魏無羨は金子軒の胸を殴打した。驚いた金氏の子弟たちは一斉に剣を抜くと、魏無羨は詭道術で吹き飛ばしてしまう。激情に駆られた魏無羨は気が暴走、さらに金子軒の顔を殴りつけた。しかし咄嗟に藍湛が駆けつけ、魏無羨を制止する。「ウェイイン、冷静になれ」すると藍湛の顔を見た魏無羨は我に返り、ふてくされながら天幕を出た。藍曦臣は岐山の地図を持っていた。驚いたことにその地図には岐山の布陣だけでなく陰鉄の在りかまで記されている。さすがに聶明玦は懐疑的だった。こんな重要な機密を一体、どこから手に入れたのか。藍曦臣は協力者の名前をまだ明かせなかったが、地図を確認したところ信憑性があると訴えた。実はその協力者とは、雲深不知処(ウンシンフチショ)から脱出した藍曦臣をかくまってくれた恩人でもあるという。「当人の同意も得ず私から正体は明かせぬ、了承してくれ」すると聶明玦は藍曦臣を信じて不夜天に潜入すると決め、7日後に総攻撃をかけるよう頼んだ。聶明玦は布陣図を頼りに一足先に不夜天に潜り込んだ。一方、沢蕪君たちは2つの軍に別れて不夜天を目指したが、両軍はどちらも傀儡に追撃され、偶然にも途中で合流する。このままでは後方から傀儡たちが追って来るはず、残された道は不夜天へ続く道だけだった。約束の7日より早く攻め入ることになるが、挟み撃ちになった今、もはや残された道を行くしかない。そこでしばし休息を取り、このまま不夜天に攻め入ると決めた。こうして誰かの策により不夜天へおびき寄せられる形となった沢蕪君たち、すると魏無羨はふと誰が布陣図を渡したのか引っかかる。しかし沢蕪君はただ旧友としか答えず、魏無羨もそれ以上、追求できなかった。藍湛も実は気になっていたが、兄は協力者を友だと断言する。「我らを引き入れるにせよ、理由がある…」( ತ _ತ)oO(兄さん、お前もか…←とは言ってないwその頃、炎陽(エンヨウ)殿では聶明玦がすでに満身創痍で温若寒と対峙していた。陰鉄が邪道だと挑発された温若寒は、ならば正義の士に邪道の力がどれほど強大か見せてやると言い返す。すると聶明玦は激しい烈火を受け、こらえきれず片膝をついた。そこに1人の男が現れる。「聶宗主、お久しぶりです」うつむいていた聶明玦は聞き覚えのある声に思わず顔を上げた。「お前っ…お前だったのか?!」聶明玦が清河から追い出した孟瑶(モンヤオ)は不夜天に寝返っていた。またも裏切られた聶明玦は激高し、孟瑶に掌を放って吹き飛ばす。そして今度こそ息の根を止めようとしたが、温若寒の気が聶明玦を捕らえて阻止した。聶明玦はこの機に乗じて奪われた刀を取り戻し、激しい刀気を放って温氏たちを退け、最後の力を振り絞って温若寒に突撃する。しかし陰鉄の力には及ばず、激しく床に叩きつけられ、そのまま動かなくなった。温若寒はこれで温旭(ウェンシュー)の敵を討った。「孟瑶?お前が考えた筋書きを見たくはないか?」ちょうどその頃、炎陽殿の前では魏無羨たちが傀儡を相手に応戦していた。すると急に傀儡たちが生き返らなくなり、一瞬の静寂が訪れる。こもまま突入するべきか。しかし突然、炎陽殿から烈火が飛び出し、運悪く直撃した門弟たちは身体中に赤い亀裂が現れ、一瞬にして身体が爆発した。それを合図に傀儡たちが大挙してやって来る。( ̄꒳ ̄)<ランジャン?どんな方法だったら生きて戻れるかな?(・`ω・´)<…死闘だ!キリッ!魏無羨たちは傀儡たちの挟み撃ちに遭い、もはや戦うしか道はなかった。藍湛は剣を持たない魏無羨を助けていたが、傀儡たちはさらに凶暴化し、手こずってしまう。限界が近づく中、魏無羨はついに戦線から飛び出し、宮殿の前にある巨大な石像に飛び移った。魏無羨が竹笛を吹き始めた。次第に黒い気が魏無羨に集まり、やがて傀儡たちはその黒い気に操られる。すると傀儡たちは急に互いに攻撃し合い、自滅して行った。一方、陰鉄で傀儡を操っていた温若寒は異変を感じ、動揺していた。「なぜだ?動きがない…誰だ?誰なのだ?!」つづく( ๑≧ꇴ≦)金子軒!しじぇを泣かせるとは!
2020.04.30
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed第21話「変化」魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は不浄世(フジョウセ)で江厭離(ジャンイエンリー)と再会した。喜んだ江厭離は江澄(ジャンチョン)と3人で静かな居所に移り、ようやく姉弟が揃ったと感激する。「この三月、どこにいたの?」しかし魏無羨は何も答えず、その代わり師姐(シシャ)を抱きしめた。「どこだろうとずっと一緒だ、約束しただろう?師姐と江澄、そして俺は一生、離れないと…」「そうね…一生離れない、だったら突然、消えてはダメよ」「2度と消えないよ」魏無羨は師姐の涙をぬぐい、江澄はそんな2人を見て思わず涙した。その時、聶懐桑(ニエホワイサン)がけたたましく飛び込んで来る。「魏兄!戻ったと聞いたが本当だったか!どれだけ心配したと…」聶懐桑は魏無羨の肩を叩こうとしたが、魏無羨は反射的に避けてしまう。バツが悪そうな魏無羨、そこで咄嗟に聶懐桑の手を握ってごまかした。「聶兄、久しぶりだな」「ァハハ…皆、血眼になって探していたのだぞ?特に藍の二公子と江兄は…」「もういいから!話が終わったら帰れ!」江澄はまだ話が途中だった聶懐桑の腕をつかみ、無理やり外へ引っ張り出してしまう。すると江厭離も魏無羨のために食事を用意すると伝え、ひとまず出て行った。独りになった魏無羨は竹笛をながめながら、ようやく一息つく。その様子を含光君(ガンコウクン)こと藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)が回廊からそっと見ていた。一方、不夜天(フヤテン)の温若寒(ウェンルオハン)は、温旭(ウェンシュー)に続き温晁(ウェンチャオ)まで死んだと知った。形見となった剣にはまだ生々しい温晁の血が付いている。「何が″射日(シャジツ)″だ…天の太陽を射られてたまるか!」その夜、不浄世では宴が開かれた。赤鋒尊(セキホウソン)・聶明玦(ニエミンジュエ)はまず無事に戻った魏無羨に一献ささげることにしたが、魏無羨は欠席している藍湛の席をじっと見つめている。「ウェイウーシエン?!」江澄の声でようやく気づいた魏無羨は急いで杯を持ち、乾杯した。そこで聶明玦は剣を佩いていない魏無羨に理由を聞いてみる。魏無羨はただ嫌なだけと答えたが、世家の子弟にとって剣を佩くのは栄誉なこと、いくら自由闊達(カッタツ)な魏無羨とは言え、この言葉は仙師たちの反感を買ってしまう。すると気まずい雰囲気を察した聶懐桑が話題を変えた。「ところで魏兄、どうやって温晁を殺したのだ?」「…悪事が祟り、自滅した」確かに温晁は死ぬ前に憔悴した様子で人相も変わっていたらしい。何でも魏無羨の法術は怪しげな呪符を使うとか。まるで異端児扱いされる魏無羨、しかしあえて釈明しようとはしなかった。宴もたけなわ、すると平陽(ヘイヨウ)の姚(ヤオ)宗主が四大世家に一献ささげることにした。「四大世家が手を組んだのだ、温氏を滅ぼすのも時間の問題である!」そうとも!>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<温氏を滅ぼすぞ!仙師たちは奮起し、次々と杯を手にした。しかし魏無羨は決起に水を差すように、酒瓶を手にひとり出て行ってしまう。藍湛は宴にも出ず、ひとり築山(チクサン)堂で琴を奏でていた。すると回廊を歩いて来た魏無羨がふと窓紗に映る藍湛の影に気づく。魏無羨は欄干に腰掛け、琴の音に耳を傾けながら酒を飲んだ。そこへ魏無羨を探していた江澄がやって来る。「魏無羨、″随便(スイビィェン)″を取り戻したのになぜ佩かぬ?」「嫌なのさ」江澄はともかく公の場では剣を身に付けるよう助言し、宴に戻ろうと言った。「剣術が自慢だったろう?」「…子供だったのさ、一生、子供ではいられない」(இωஇ)ブワッ魏無羨はそう言って結局、居所へ帰ってしまう。寝所に戻った魏無羨は気をめぐらせた。するとふと乱葬崗(ランソウコウ)にいる錯覚に陥り、驚いてふと意識を戻す。その時、急に戸が開く音が聞こえ、魏無羨は驚いて竹笛を握りしめて構えた。江厭離は殺気立った魏無羨に驚き、錠がかかっていなかったと説明する。しかし魏無羨はすぐにいつもの表情に戻った。「…その竹笛、前は持っていなかったわね」「どうぞ」江厭離は魏無羨が差し出した竹笛を手に取ろうとしたが、激しい気に跳ね返された。「師姐、大丈夫かい?怪我は?」「平気よ…あなたを主と認めているんだわ」「拾ったんだ…」「あなたの霊器なのね?母上の紫電(シデン)と同じ…名前は何と言うの?」「決めてない…」「一品(イッポン)の霊器なら名無しじゃダメよ?失礼だわ」「…じゃあ″陳情(チンジョウ)″と呼ぶよ」※陳情:言葉にできない情を訴えることその頃、藍湛は自分の剣を眺めながら、魏無羨が座学の時に話した言葉を思い出していた。…先生!霊気も怨念も″気″でしょう?…霊気は丹田にためて力に利用できるなら、怨念も利用できる江厭離は早々に宴を引き上げた魏無羨を心配し、汁物を差し入れた。「阿羨…変わったわ、この三月どこにいたの?」「師姐、考えすぎだよ」「羨羨、あなたを見て来た私をごまかせると思う?」魏無羨は言葉に詰まったが、江厭離はそれ以上、追求しなかった。「でも戻って来てよかった、3人でいることが何より大切なの それ以外は話したくなったら打ち明けて…」「うん」すると江厭離は汁物に蓋をし、今度は江澄に届けるという。しかしそれにしては汁物の量が多いと気づいた。(๑・᷄ὢ・᷅๑)<師姐、ひいきしてる~江厭離はなぜかはにかみながら、結局、何も言わずに帰ってしまう。翌朝、魏無羨は邪気を制御するため気をめぐらせていた。しかし身体から黒い気が放たれ、こらえきれず雄叫びをあげる。「うわぁぁぁーーっ!」すると乾坤袋が怨念に反応していると気づいた。不浄世に沢蕪君(タクブクン)こと藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)が到着した。そこで温氏討伐について協議することになったが魏無羨の姿がない。江厭離は焦っている江澄をなだめ、自分が探すので先に行くよう促した。仕方なく江澄は会合に戻ったが、早速、金子勲(ジンズーシュン)に嫌味を言われてしまう。「魏嬰は配下だろう?なぜ配下が宗主の命令に従わぬ? 宗主の目の届かぬところで何をやっているのやら…また怪しげな法術を使っているやも」「…江氏のことだ、金氏には関係ない」憤慨した江澄は金子勲と一触即発、しかし聶明玦が金子勲を制した。「もうよい!その話はやめよ 今こそ奮起して岐山(キザン)を倒す時、決戦の時こそ心をひとつにせねばならぬ」金子勲 蘭陵金氏金子軒の従兄その頃、強い怨念を感じた魏無羨は裏山まで来ていた。眼下では四大世家に捕らわれた温氏たちがどこかへ連行されていたが、その中には偶然にも温情(ウェンチン)がいる。すると魏無羨の胸から黒い気があふれ出し、こらえ切れずにひざをついた。一方、温情は怯える老婆に命令を聞いていれば安全だと教えていた。恐らく温氏を収監する場所へ向かっているようだが、そこに温寧(ウェンニン)もいるのだろうか。すると老婆は、これも天罰だと嘆いた。「温宗主が舞天女(ブテンニョ)を呼び起こさなければ、あなたや寧様も巻き込まれずに済んだのに…」「もう言わないで、阿寧さえ無事ならいい」その時、突然、老婆が転んで倒れた。「立てっ!」連行していた門弟が鞭で老婆を打とうとしたが、咄嗟に温情が覆いかぶさって身代わりとなる。その時、魏無羨が黒い気に突き動かされるように竹笛を吹き始めた。温情は老婆をかばって鞭で打たれたが、急に激しい風が吹き、耳をつんざくような音が鳴り響いた。すると崖崩れが起こり、その場にいた誰もが耳を押さえて悶え始める。しかししばらくすると音が止み、その騒ぎのおかげで温情と老婆は助かった。再び歩き始めた温情は偶然、高台にたたずむ魏無羨の姿を見つけたが、気づかれないよううつむいてしまう。その時、魏無羨は呆然としていた。すると魏無羨を探し回っていた江厭離がやって来る。「阿羨、沢蕪君が到着し、会合が行われるの、阿澄が捜していたわ 阿羨?さっきのは…どういうこと?」「ァ…さっきは…強い風でたくさん枝が折れたんだ」しかし江厭離は魏無羨が全身から黒い気を放ちながら竹笛を吹いている様子を目撃していた。会合では聶明玦が岐山で孤立している温若寒を攻めようと提案していた。しかし藍曦臣は息子2人を失っても陰鉄(インテツ)と傀儡という奥の手があると警戒する。問題は温若寒の陰鉄にどう対抗するか…。その時、突然、戸が開き、激しい風と共に魏無羨が現れた。魏無羨は赤鋒尊に拝礼し、陰鉄にも相克(ソウコク)する物があるはずだと訴える。驚いた藍曦臣は具体的に話を聞きたいと頼んだ。魏無羨は乾坤袋に手をかけたが、やはり藍湛が気になって思い直し、ひと月も経てば分かるとだけ答えて出て行くことにする。すると藍曦臣もやはり同じ質問をした。「魏公子、なぜ剣を佩いていない?」「…嫌だからさ」藍曦臣は藍忘機と歩きながら、魏無羨の言葉をいぶかしんだ。ずいぶん自信ありげだったが、ひと月余りで陰鉄に対抗できる物が見つかるのだろうか。( ತ _ತ)<分かりません…「ワンジー、1つ聞くが、夷陵(イリョウ)の監察寮での惨殺は陰鉄と関係が?」(; ತ_ತ)ゥッ<彼はそのようなことはしません「ただ夷陵の件は常識では考えられぬ…夷陵に着いた時、何か異変は?」( ತ _ತ)<兄上…世の出来事は全て定法に則ると?「かつて私も一生、精進して藍氏の書を読み尽くせば悟れると思った、だがそれは違う 天下の書に目を通そうと、世には理解できぬことがあまりに多すぎる 世に定法なし、事の真理は是非だけでは決められぬ」( ತ _ತ)<是非を尺度にできぬとしたら、どうやって心を測ると?「人が人であるのは、是非だけで語れぬほど単純ではないからだ 判断するにも、白黒だけで断じるのではなく、心の標(シルベ)に従え」( ತ _ತ)oO(心のしるべ?つるべ?その時、魏無羨と江澄が偶然にも回廊を歩いて来た。魏無羨は2人に拝礼したが、藍湛を一瞥しただけでさっさと行ってしまう。「わんわん、魏公子を案じているなら…」( ತ _ತ)<いいえ ←グレーがない人一方、江澄は魏無羨がなぜ藍湛を避けているのか分からなかった。「藍忘機と絶縁でもするつもりか?」「藍湛が俺を無視しているんだ」「以前は奴に好かれていたとでも?」「…何だよ江澄、お前は藍湛が好きじゃなかっただろう?」「20話で仲良くなったんだ、夷陵で…ぁ…とにかく妙な術は使うな、剣こそ正道なんだ」「ふっ、家主の風格が出てきたな」藍湛は魏無羨を心配して部屋の前まで行った。しかしどうしても戸を叩くことができず、戻ることにする。その姿を偶然、江厭離が見かけた。「藍二公子?」( ತ _ತ)<(しまった~見られた!)江姑娘…┏○゛藍湛は挨拶だけして帰ろうとしたが、思いがけず江厭離に引き止められた。実は魏無羨の様子に不安を覚え、聞きたことがあるという。そうとは知らず、魏無羨は自分の部屋に戻ってきた。すると藍湛と師姐の話し声がする。( ತ _ತ)<…身も心もむしばむことに§*•́ω•̀)<ではどうすればいいのです?( ತ _ತ)<剣を尊ぶのが正道、呪符は補足であり修めてはなりません驚いた魏無羨は思わず姿を現し、口を挟んだ。「ランジャン、師姐に何を吹き込んでいる?」「ウェイイン…」「言ったはずだ、江氏の件に首を突っ込まないでくれ」すると魏無羨の一方的な態度に傷ついた藍湛はむっとして行ってしまう。江厭離は藍湛が魏無羨を心配して来てくれたと教えた。そもそも相談を持ちかけたのは自分の方だという。「怒るほどのことなの?」「師姐、藍湛から夷陵の監察寮でのことを?」「…聞いてないわ」魏無羨は藍湛を追いかけ、ちょうど中庭で追いついた。「ランジャン!話を聞け」すると藍湛はいきなり剣を抜き、魏無羨に襲いかかって来る。驚いた魏無羨は咄嗟に竹笛で剣を阻止、宙返りで後方へ下がった。しかし飛び降りた時には喉元めがけて藍湛の剣が迫って来る。魏無羨は思わず目を閉じたが、藍湛はギリギリのところで手を止め、剣を納めた。(^ꇴ^)<ハァ~ランジャン、数月会わない間にまた腕を上げたな?( ತ _ತ)<…お前は進歩がない、随便は?( ̄꒳ ̄)<…魏無羨は喉元まで出かかった言葉を飲み込んだ。つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)えすみん、しつこいけどお前のせいだ〜多分、長文なのもえすみんのせいだ(笑
2020.04.30
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed第20話「邪を呼ぶ笛の音」王霊嬌(ワンリンジャオ)の宝箱に入っていたのはくり抜かれた目玉だった。「ヒイィィィーッ!」肝を潰した王霊嬌は慌てて戸に貼り付けておいた護符をはがし、自分の胸に貼り付ける。そこで鉤つき棒で恐る恐る箱をひっくり返してみると、中から金塊や宝飾品が飛び出して来た。王霊嬌はただの幻だったと胸をなでおろし、散らばった財宝をかき集め始める。その時、ふと後ろに何か落ちていると気づいた。王霊嬌はそっと振り向いてみたが、くり抜かれた目玉がこちらを見ている…。「ギャアァァァァーーーーッ!」夷陵(イリョウ)の監察寮に王霊嬌の叫び声が響き渡った。正殿で酒を飲んでいた温晁(ウェンチャオ)はまた始まったと呆れ果て、配下に王霊嬌を黙らせろと叫ぶ。すると急に戸が開き、王霊嬌が現れた。どこからともなく聞こえて来る笛の調べ…。立ち上がった温晁は激しい頭痛に襲われ、酔いが回ったのかと頭を振った。その時、王霊嬌が血を流しながらふらふらと歩いて来る。「助けてぇぇぇ~」「くっ来るな!来るでない!」温晁は恐ろしさのあまり思わず剣で王霊嬌を突き刺した。しかし王霊嬌は死なないどころか、助けを求めて這って来る。後ずさりした温晁は尻餅をつき、すがりついてくる王霊嬌を必死にもがいて振り払おうとした。実はその頃、寝所の王霊嬌も恐怖のあまり焼きごてを振り回していた。「殺すべきじゃなかった!許して!」怨念にとらわれた王霊嬌はちょうど割れた茶碗の破片を見つけ、自分の顔を傷つけて償うという。するとどこからともなく白綾が舞い込み、梁(ハリ)に引っかかった。王霊嬌は笛の音に導かれるように卓の上に立ち、自ら首を吊ってしまう。ふと笛の音が止まった。温晁は王霊嬌の幻覚から解放されたが、これも魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)の怨念だと気づいて必死に許しを乞う。しかし運良く温逐流(ウェンジューリゥ)が現れ、温晁を連れて脱出した。含光君(ガンコウクン)こと藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)と雲夢(ウンム)江氏の宗主・江澄(ジャンチョン)は夷陵の監察寮に到着した。しかし攻め込むまでもなく、すでに温氏は全滅、しかもどれも違う死因で殺されている。すると藍氏の子弟が奥の部屋で女が自害しているのを発見した。江澄が寮の2階に駆けつけると、首を吊って絶命した王霊嬌を見つけた。そこで母の形見となった紫電(シデン)で亡骸を吹き飛ばし、あの時の屈辱を晴らす。一方、藍湛は寮の至る場所に貼られた護符に目を留めた。「足したか…」本来は邪を祓う護符、しかし何者かが書き足したことで逆転し、かえって邪を招いていた。どうやら書き足された四筆は人の血を使っており、監察寮の護符全てが書き足されている。筆跡から見ても同じ人物だと分かったが、果たして何者の仕業なのか。すると江氏の子弟が地下牢で生存者を見つけたと報告した。収監されていたのは温情(ウェンチン)だった。江澄に解放された温情はふと魏無羨がその後、どうなったのか気になる。「彼はどこ?」「…奴の居場所を君も知らないのか」江澄はすでに四大世家が温氏討伐のため連携し、岐山(ギザン)温氏はもう終わりだと教えた。しかし温情だけは仇敵ではなく恩人、そこで江澄は温氏と縁を切れば守れってやれると告げる。すると温情はまだ捕らわれている温寧(ウェンニン)や守るべき一族がいると答えた。「江公子、感謝しているわ、これで貸し借りはなしね」温情は立ち去ることにしたが、江澄が急に引き止めた。そして第5話で温情のために買ったまま渡せずにいた櫛を出す。「このくしを受け取ってくれ、将来、困った時は私を頼れ、あと1度、力を貸す」江澄は卓に櫛を置き、先に出て行った。藍湛と江澄は夷陵から逃げ出した温晁と温逐流を追撃することにした。すると岐山へ向かう道中、またしても怪死した温氏たちの亡骸を見つける。( ゚ェ゚)<衣からして位は低くないはず、同じ者の仕業か?@えすみん( ತ_ತ)<死因から見ても同一人物だろう@たんたん( ゚ェ゚)<我らの先を行っているとは、何者なのだ?( ತ_ತ)<邪気が強い、警戒しよう( ゚ェ゚)<邪気?温氏より邪悪な者がいると?江澄は邪気だろうと何だろうと目的が同じなら敵ではないと言い放った。ともかく先を急ぐことにした2人、しかしそこに江氏の子弟が駆けつける。「宗主、雲夢の駅站(エキタン)の近くで温逐流がいたと…」その夜、藍湛と江澄はようやく温晁と温逐流が隠れている駅站を突き止めた。憎き温逐流の姿に気が早る江澄だったが、藍湛はまず様子を見ようと提案する。そこで2人は屋根に上り、瓦を剥がして温晁たちの部屋をのぞいてみた。しかしそこで思わぬ現状を目にする。温晁は顔や手が傷だらけで真っ赤にただれ、髪の毛もほとんどなくなっていた。今や風の音にも怯える有様だったが、薬や食料を調達して来た温逐流に八つ当たりする姿はかつての横暴さを思い起こさせる。その時、宿の扉が開いて階段を上がって来る足音が聞こえた。温晁はまた奴だと恐怖に震え、部屋の片隅に隠れる。目を凝らしてその正体を待つ藍湛と江澄、すると温晁たちの前に現われたのは消息を絶った魏無羨だった。温逐流は魏無羨の前に立ちはだかり、温晁を守った。呆れた魏無羨は何とも主人に忠実な犬だとあざ笑う。「救われた恩には報わねば…」「笑わせるな、なぜお前の恩返しのため、他人の命が奪われる?」すると魏無羨は漆黒の竹笛を吹き始めた。藍湛は笛から放たれる黒い気に気づき、咄嗟に屋根の穴を結界で閉じる。やがて部屋のろうそくの火がふっと消え、招喚された紅衣の女鬼が音もなく温晁に忍び寄った。温晁は女鬼を見て失神、温逐流は物音で異変に気付く。温逐流は瞬時に女鬼に飛びかかったが、掌を放つ間もなく女鬼の長い真っ赤な爪で身体中を引っかかれてしまう。「うわあぁぁぁーっ!」女鬼に翻弄される温逐流、すると女鬼はふいに煙のように姿を消した。温逐流は笛が操っていると気づき、今度は魏無羨に飛びかかる。危険を感じた藍湛は咄嗟に屋根を壊し、飛び降りた江澄は紫電(シデン)で温逐流の首を捕らえた。すると藍湛も魏無羨の前に飛び降りて来る。江澄は力の限り紫電を引っ張り、梁(ハリ)に吊るし上げられた温逐流はそのまま絶命した。江澄は自らの手で復讐を果たした。突然の再会に戸惑う3人、すると江澄は腰に挿していた″随便(ズイベン)″を魏無羨に投げ渡す。「お前の剣だ…この三月、どこへ行ってた?!」江澄は思わず魏無羨を抱きしめ、珍しく弱音を吐いた。「この三月、怖かった… 藍の二公子と教化司(キョウカシ)を襲撃した時、お前が乱葬崗(ランソウコウ)に捨てられたと…」「乱葬崗に捨てられたら生きてここにいるか?」魏無羨は笑ったが、江澄は魏無羨の様子がどこか違うという。もしや監察寮の護符に書き足したのも魏無羨なのか。すると魏無羨は逃げる途中である洞窟に入り、そこで世外の達人の奥義書を見つけ、そして洞窟を出てから殺したと言ったら信じるかと聞いた。江澄は冒険譚の読みすぎだと呆れ、藍湛の手前、また改めて聞くという。「無事で良かった、なぜ早く戻らなかった」「洞窟にいたんだ、お前は師姐(シシャ)を引き取り、江氏を再興しながら戦いに加わった… この三月、大変だったな」江澄は魏無羨に褒められ、照れ隠しに早く剣を佩けと言った。魏無羨と江澄はすぐにいつものような関係に戻った。しかし相手が藍湛となると簡単ではない。「ウェイイン…」「…藍の二公子、いや、含光君と呼ぶべきか?」魏無羨は藍湛の目だけはごまかせないと分かっていた。「どんな方法で殺した?なぜ剣を使わず、違う方法で?答えよ」「ランジャン、再会したばかりで問い詰めるのは関心しないな〜 玄武洞で別れて数月は経つが、同袍(ドウホウ)の誼(ヨシミ)を結べないからってつれな過ぎる〜」いつものようにはぐらかす魏無羨、その態度に藍湛は苛立ちを隠せない。「では姑蘇(コソ)で聞かせてもらう、ウェイイン、冗談では済まされぬ!」藍湛は魏無羨に迫ったが、江澄が剣を出して藍湛を止めた。「ウェイイン、邪道を修めれば代償を伴うぞ、古(イニシエ)より例外はない、身も心もむしばまれる」「邪道だと?」魏無羨は面白くなかった。「二公子?他人の霊識は奪っていないのに、なぜ邪道だと? 護符を使い、笛を吹いただけで邪道になるのか? 例え邪道でもこの身がむしばまれるかは俺が一番、承知だ 心については…心の主である俺が判断することさ」「己で制御できぬこともある!」「俺の心の在りようなんて他人には分からない、関係もないことだ…」「ウェイウーシェン!」「ランワンジー、なぜ今、俺に食ってかかる?何様のつもりだ?姑蘇藍氏なら許されると? 俺が素直に従うと思うか?」江澄は対峙する魏無羨と藍湛に困惑し、今は温氏討伐の正念場、藍湛がそこまで干渉する必要はないとなだめた。「無礼を承知で言うが、追求するにしても姑蘇藍氏の手は借りぬ 連れて行くのも貴殿ではない」その時、温晁がふと意識を取り戻し、魏無羨たちの元へ這いつくばって来た。「殺さないでくれ…私が悪かったのだ…」すると魏無羨は命乞いする温晁を蹴り上げる。「…二公子、これは雲夢江氏の私事だ、帰ってくれ」藍湛は仕方なく1人で出て行った。やがて駅站の門を出ると、温晁の断末魔が聞こえて来る。その時、ふと藍湛の脳裏に魏無羨の言葉が浮かんだ。…藍忘機、なぜ今、俺に食ってかかる?何様のつもりだ?姑蘇藍氏なら許されると?…江澄は魏無羨を連れて蓮花塢(レンカウ)へ戻った。2人は祖廟で江楓眠(ジャンフォンミエン)と虞紫鳶(ユーズーユエン)に叩頭し、仇討ちを果たしたと報告する。…江おじさん、虞夫人、約束通り江澄と師姐を守りました、ご安心を…魏無羨は江澄に聞こえないように小さな声で伝えた。魏無羨は江澄と共に″射日(シャジツ)の征戦″に参加するため、清河(セイガ)へ駆けつけた。しかし中庭には運び込まれた負傷者たちがあふれ、戦いの凄惨さを物語っている。すると魏無羨はその中で懸命に介抱している江厭離(ジャンイエンリー)の姿を見つけた。「師姐…」つづく(  ̄꒳ ̄)何よ、えすみんったらたんたんと仲良くなっちゃって(←そこかw唯一の友を救いたいたんたん、でもこの道でしか生き延びられなかったうーさん(#≧▽≦)੭ꠥ⁾⁾ 全部、えすみんのせいよ!(←やっぱりそこw
2020.04.28
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第19話「乱葬崗」江澄(ジャンチョン)が山に入って7日が経った。ふもとの町では青ざめた顔の魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)の姿がある。「ジャンチョンの奴…まだ現れない」さすがに腹が減った魏無羨は茶楼に入ることにしたが、そこにいたのは岐山(キザン)温氏の一行だった。驚いた魏無羨はきびすを返したが、突如、現れた化丹手(カタンシュ)・温逐流(ウェンジューリゥ)の掌をまともに受けてしまう。吹き飛ばされる魏無羨、しかし温逐流はなぜか何の手応えもないことに困惑した。そこへついに温晁(ウェンチャオ)と王霊嬌(ワンリンジャオ)がやって来る。しかし今の魏無羨では立ち上がることもできず、温晁に手を踏まれても抵抗できなかった。一方、江澄はまだ夢の中にいた。…蓮花塢(レンカウ)には優しい父と母の姿、そしてまだ幼い姉と阿羨がいるすると小さな自分が家族の元へ駆けつけ、父は嬉しそうに息子を抱き上げた『阿澄、お前が将来の蓮花塢の主人だ』母は幸せそうに微笑んでいたしかしふと江澄に顔を向け、目から血の涙があふれ出す気がつくと蓮花塢は火に包まれ、目の前には化丹手が…「やめろ!」そこで江澄はようやく目を覚ました。江澄はいつの間にか山道まで戻っていた。そこで早速、気をめぐらせてみると、確かに金丹が戻っている。「仙師!ありがとうございます!このジャン…このウェイイン、感謝の念に堪えません!」江澄はその場にひざまずき、どこにいるとも分からない抱山散人(ホウザンサンジン)に叩頭した。嬉しそうに下山して行く江澄、その後ろ姿をそっと見守っていたのは…。魏無羨は温氏に捕らわれ、痛めつけられていた。温晁は江澄の消息を聞いたが、当然、魏無羨は何も答えない。しかし隠したところで金丹が消えた江澄を救うことなどできないだろう。温晁は雲夢(ウンム)江氏なら終わったと断言し、行き場のない犬なら新しい主人に尻尾をふるものだと蔑んだ。「地べたにひざまずいて3周まわったら許してやろう」「…悪いが聞こえたのは犬の遠吠えだけだ、人の言葉じゃないな」この後に及んでも憎まれ口を叩く魏無羨に温晁は激怒、そこで温逐流に金丹を消させて江澄のように絶望の淵に落としてやると決める。すると蓮花塢で魏無羨の手を斬り落とし損ねた王霊嬌が金丹を決して手も斬ろうと提案した。「名案に感謝するよ、どんな方法でも遠慮せず試せ …死ぬからこそ何も怖くはないのさ、死に損ねる方が怖い 度胸があるならなぶり殺してみろ、残忍なほどいい、死後に化けて出られるからな 昼夜、岐山温氏の奴らに取り付いて離れず、呪ってやる!」温晁は子弟なら幼い頃に儀式を受けているはずだと取り合わなかったが、魏無羨は鼻で笑った。「俺は幼い頃、江家にいない、下僕の子だからな、安魂礼は受けていない 死後、怨念が天に昇り、悪霊となる、気をつけるんだな…クックックッ」怨念の恐ろしさを知る温晁は動揺したが、ただの強がりだと決めつけ、温逐流に命を下す。その時、王霊嬌がやはり簡単に殺すのは惜しいと制止、先に玄武(ゲンブ)洞での仕返しをすることにした。王霊嬌は魏無羨の襟元をはだけ、胸の火傷をあらわにした。そして焼きごてで火傷の痕を切り裂いてしまう。魏無羨はあまりの痛みに顔を歪ませると、その時、傷口から流れた血が腰に下げている乾坤袋に滴り落ちた。すると乾坤袋からかすかに黒い怨念が放たれる。「魏公子?玄武洞で英雄を気取るなんて、助けたのはよほど大切な人?」「クックックッ…あははは~」どんなに痛めつけても怯むことがない魏無羨、業を煮やした温晁はもっと悲惨な死を与えるため、魏無羨を拘束した。江澄はようやくふもとの町に到着した。すると夷陵に温氏が来たと小耳に挟む。確かにちょうど上空を温晁たちが移動して行くのが見えた。まさかその中に魏無羨がいるとは知らずに…。しかも待ち合わせ場所の茶屋の前には温氏たちの姿があり、江澄はすぐこの場を離れなければならなかった。温晁は拘束した魏無羨を連れ、御剣の術で乱葬崗(ランソウコ)の上空へやって来た。乱葬崗と言えば無縁塚でもある古戦場、土を掘り起こせば屍が出て来ると言われている。魏無羨は以前、藍翼(ランイー)から聞いていた。かつて夷陵の乱葬崗は仙山だったが、五大世家と薛重亥(シュエチョンハイ)の戦いで多くが戦死、気がつけば夷陵仙山は屍ばかりの乱葬崗になったと…。確かに眼下は邪念と怨念が渦巻き、どす黒い気が充満していた。温晁の話では夜になると魑魅魍魎(チミモウリョウ)の巣窟となり、生きた人間が足を踏み入れれば出ることもできず、魂も戻らないという。「ウェイインよ、それでもまだ笑っていられるかな?」すると魏無羨はいきなり乱葬崗に突き落とされてしまう。うわああああああああ~!>ヾ(:3ノシヾ)ノシ魏無羨は真っ逆さまに落ちて行った。しかし乱葬崗の黒い気が魏無羨の乾坤袋に反応、魏無羨の身体を包み込む。魏無羨は空中で停止し、まるで黒い気が自分の品定めをしているかのように絡みついた。すると突然、黒い気が魏無羨の身体を離し、そのまま乱葬崗に落下してしまう。一方、魏無羨と江澄を助けた温情(ウェンチン)は監察寮の地下牢に収監された。離れ離れになった温寧(ウェンニン)を心配する温情、しかし偶然にも同じ牢で再会する。しかし温寧は拷問されたのか、傷だらけだった。「阿寧?!傷はどう?平気?」「奴らには何も言ってないよ…魏公子は大丈夫かな…江公子の金丹は戻ったかな?」魏無羨は誰かが呼ぶ声で目を覚ました。…ウェイウーシエン!…師兄!…魏公子!…ウェイイン!…怨念の渦巻く暗闇の中、激しい風が吹き荒れる乱葬崗、すると一点だけ明るい場所が見える。魏無羨はその場所をめざし、必死に這いつくばって進んで行った。すると乾坤袋に隠していた暗黒の剣が浮かんでいる。…魏無羨、復讐したいか?…魏無羨よ、仲間になれ……魏無羨、この地にずっといたいか?…では残るがいい…ここは最高だぞ?……魏嬰、そうだ、手に取れ…敵を討ちたいだろう?…復讐したくはないか?……手を貸してやる…共に復讐するぞ…それでいい、復讐するのだ…この地に残るがよい…その時、ついに魏無羨は怨念をまとった剣をつかみ、乱葬崗の地に突き刺した。『魏無羨よ、復讐したくはないか?』魏無羨が消えて3ヶ月が経った。四大世家が次第に勢力を広げる中、藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)は岐山温氏の教化司(キョウカシ)を襲撃、そこへ偶然にも江澄が現れる。( ತ _ತ)<グゥイシャ(跪下)!ウェイインはどこだ…@たんたん(TㅅT)<乱葬崗に捨てられました…ァゥァゥ…屍もなく魂は散ったかと…@温氏(´・Д・)ガーン@えすみん一方、夷陵の監察寮に留まっていた温晁は苛立っていた。王霊嬌はこの3ヶ月、度々、魏無羨の夢を見てはうなされて大騒ぎする。その夜も突然、悲鳴をあげて目を覚まし、魏無羨が言った通り本当に化けて出てるかもしれないと怯えた。ただでさえ″射日(シャジツ)の征戦″で頭が痛い温晁、些細なことにもビクビクする王霊嬌が次第に煩わしくなってしまう。江澄は藍湛に夷陵の茶楼で魏無羨と落ち合うはずだったが、今になっても現れないと話した。先に蘭陵(ランリョウ)へ行ったと思っていたが、まさか乱葬崗に捨てられてたとは信じがたい。すると藍氏の子弟たちが訓学で没収された剣を取り戻して来た。藍湛は思わず魏嬰の剣・随便(ズイベン)を手に取り、鞘から抜こうとする。しかし主人ではない藍湛では抜くことができなかった。( ತ _ತ)oO(魏嬰、君は一体どこへ消えたのだ…その頃、金子軒(ジンズーシュエン)は従兄・金子勲(ジンズーシュン)と共に清河(セイガ)に到着していた。門には赤鋒尊(セキホウソン)が一刀で切り落とした温旭(ウェンシュー)の生首が見せしめに吊るされている。金子軒は子弟に亡骸を片付けるよう命じると、馬車に乗っていた江厭離(ジャンイエンリー)が降りて来た。「この幾月の間お世話になりました、ここで公子とはお別れです」「あ、江姑娘!魏無羨に君を託されたんだ、やはり江澄が来るまでは君を…」そこへ偶然にも藍湛と江澄が到着する。「阿澄!たいはおら!回復したのね?」「姉上!」江澄と江厭離は抱き合って互いの無事を喜んだ。その時、藍湛は温旭の首に気づき、藍氏の敵を討てたのだと知る。すると金子軒は思いがけず自分の剣を取り戻し、藍湛がすでに教化司を焼き討ちにしたと聞いた。「剣を奪還する方法を相談しようと思っていたのだ、先を越されたな…ところで魏無羨は?」しかし藍湛も江澄も何も言えずに口ごもった。不浄世(フジョウセ)に入った江澄は蓮花塢の悲劇を話して聞かせた。赤鋒尊・聶明玦(ニエミンジュエ)は温氏の残虐さに激怒したが、金子軒は温若寒(ウェンルオハン)の右腕である温旭を殺しただけでも弔いになったという。しかし江澄は温晁と温逐流を殺さずして御霊は鎮まらないと否定した。怒りが収まらない聶明玦も命は命で償わせると言い放ち、全ての温氏を斬ると奮起する。すでに琅琊(ロウヤ)と清河の監察寮は鎮圧、沢蕪君(タクブクン)こと藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)も子弟と雲深不知処(ウンシンフチショ)に戻っていた。残るは雲夢(ウンム)と夷陵の2ヶ所だけ、そこで藍湛と江澄は夷陵を攻めたいと申し出る。聶明玦は夷陵が南西の地で岐山に近いことから簡単ではないと難色を示したが、2人は譲らなかった。「では行って来てくれ、明日、出立だ、敵に悟られぬよう迂回して行け」藍湛と江澄が準備のため出て行った。そこで聶明玦は金子軒に孟瑶(モンヤオ)が分をわきまえているか聞いてみる。しかし金子軒は孟瑶なら聶氏で務めているのではと首を傾げた。「何だと?」「姑蘇(コソ)で見て以来、会っていません、父とて孟瑶のことは…」孟瑶がてっきり金氏に戻ったと思っていた聶明玦は困惑した。一体、孟瑶はどこへ消えてしまったのか…。その夜、江厭離は江澄と再び別れることになると知った。そこで久しぶりに汁物を作って江澄に届ける。「今の私にできることは心配してあげることだけね…」江澄は姉を安心させようと、汁物を食べながら無理して笑顔を見せた。「姉上、美味しいよ!」「…阿澄、阿羨を連れ戻してね」「必ず連れて帰る!」その夜、温晁は岐山のふもとにある教化司まで失ったと報告を受けた。しかも仙督が岐山に戻って来るよう命じたという。「なぜ戻る必要が?″新しいお気に入り″がそばにいるだろう? そいつに尻拭いをさせるがいいさ!」王霊嬌は寝所で温晁の怒鳴り声を聞きながら、温氏が″射日の征戦″に追い詰められていると知った。このままでは道連れになってしまう、そう考えた王霊嬌は溜め込んだ財宝を持って逃げることにする。「あんな男、捨ててやる!仕えていたら死ぬだけだわ!」そこで寝台の下に隠してある箱を引っ張り出して蓋を開けたところ、くり抜かれた目玉がこちらを見ていた。「ヒイィィィーッ!」肝を潰した王霊嬌は慌てて戸に貼り付けておいた護符をはがし、自分に貼り付けた。そして鉤つき棒で恐る恐る箱をひっくり返してみたが、やはり金塊や宝飾品が飛び出して来る。王霊嬌はただの幻だったと胸をなでおろし、散らばった財宝をかき集め始めた。しかし最後に床に残っていたのは…。つづく‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/››たんた~ん!
2020.04.27
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第18話「ずっと三人で」魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)はついに金丹(キンタン)を取り戻す方法を発見した。不本意ながらも協力することになった温情(ウェンチン)、そんな姉の憂いなど知る由もない温寧(ウェンニン)は姉が江澄(ジャンチョン)を治してくれると喜んだ。魏無羨は江澄に精をつけさせようと狩に出た。見事に空中を舞ってキジを捕まえた魏無羨、するとその時、誰かの気配に気づく。そこで鬱蒼とした草むらをかき分け探してみると、目を怪我した男が倒れていた。「…宋嵐(ソンラン)?」魏無羨は監察寮に宋嵐を連れて帰った。そこへ薬を煎じてくれた江厭離(ジャンイエンリー)がやって来る。「目覚めたの?」「ああ、たった今ね、温姑娘が傷を診てる」治療を終えた温情は何か言いかけたが飲み込み、数日で目は回復するとだけ教えた。「宋兄、まず薬を飲んで…」「魏公子、まさかこんな所で会えるとは…」宋嵐@子琛(スーチェン)は櫟陽(レキヨウ)で魏無羨たちと別れた後、暁星塵(シャオシンチェン)と遊歴していた。そして数月前、師匠が誕辰を迎えるため白雪閣に戻ったが、すでに襲撃された後だったという。…祝宴の飾り付けの中、無残にも殺害された子弟たちやがて宋嵐はその中に師匠の姿を見つける『師父!』『奴に気をつけよ…』虫の息だった師匠は最後にそう言い残し、絶命したその時、待ち伏せしていた薛洋(シュエヤン)が現れ、宋嵐はまともに乾坤袖(ケンコンシュウ)を浴びてしまう『宋嵐!暁星塵に伝えてくれ、俺からの贈り物だとな』白雪閣を襲ったのは薛洋だった。薛洋は師匠を十数日いたぶり、宋嵐が現れるまでずっと隠れていたという。宋嵐は意識が朦朧とする中、暁星塵を見た気がした。すると暁星塵が宋嵐の目を治すため、師匠である抱山散人(ホウザンサンジン)の元へ連れて行くと言ったという。こうして宋嵐は夷陵まで来たが、その後、気を失い、魏無羨に救われたのだった。温情は思わず抱山散人の住みかがあったのか確認する。しかし何も見ていない宋嵐は黙って首を横に振った。魏無羨は全てを察し、そろそろ宋嵐を休ませようという。「抱山散人は俺の師祖、居場所なら俺が知ってる…師姐(シシャ)、ジャンチョンは助かるよ」 魏無羨は江澄の頭の鍼を抜き、何食わぬ顔で食事を始めた。久しぶりに目を覚ました江澄、しかし敵討ちもできないなら、このまま死んで怨霊になるという。しかし魏無羨は江澄が幼い頃、安魂礼(アンコンレイ/死後の悪霊化を防ぐ儀式)を受けたため、死んでも怨霊にはならないと指摘した。江澄は死んでも敵が討てないと気づいて落胆したが、魏無羨がふと体力を回復しないことには金丹を取り戻せないという。「俺の母親・蔵色散人(ゾウシキサンジン)は抱山散人の弟子、抱山散人が誰だと? 何百年も生きている伝説のお方で、死者を生き返らせる世外の仙師だ 俺なら方法があるし、どの山に隠居しているかも見当がついてる」魏無羨は江澄を抱山散人に会わせてやれると言った。確かに幼い頃の記憶はほとんどなかったが、女の人から何度もある場所を教え込まれたという。「″もし万策尽きた時にはそこへ行き、山を探して仙師に助けを求めろ″とな…(´◔౪◔)」江澄は魏無羨の作り話を信じ、ついに床を離れて食事を始めた。「明日だ、まずは師姐の落ち着き先を探さないと… それにたくさん禁忌もあるんだ、もし山で禁忌を破って師祖を怒らせたら終わりだぞ? 山に登ったら辺りを見回したりするなよ?山の景色や相手の顔も見るな 何を言われてもその通りにやること」「はお!ムシャムシャ…」「最も重要なのは相手から何者か尋ねられても蔵色散人の子だと言え、自分の身分を明かすな」ウン( ゚ロ゚) 。_。) はお!「それ以外、傷の具合や誰にやられたかは事実の通りに答えるんだ」「はお、ハムハムハム…」「この件は俺とお前以外、誰にもいうな、師姐もダメだ、一緒に来ると言い張るから」ウン( ゚ロ゚) 。_。) はお!江澄は金丹を取り戻せると確信し、急に生きる意欲が湧いてきた。焦るあまり箸を逆に持っていたが、ようやく冷静になって持ち直し、魏無羨が仕留めたキジの肉を頬張る。「…ゥッ、これマズイな?」( ̄▽ ̄;)oO(ジャンチョン…単純な奴めその夜、魏無羨は温情の部屋を訪ねた。宋嵐の回復も順調なため、視力が戻り次第、すぐここから出て行くという。そこで宋嵐に頼んで江厭離を安全な金(ジン)氏へ送ってもらい、藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)たちと合流させることにした。「よく効く安神(アンシン)粉をくれないか?1日、眠らせるほどの安神粉を…」実はすでに準備していた温情、黙って薬を差し出したが、万が一、江澄が気づいたどうするのか聞いてみる。しかし魏無羨は万一はないと断言した。「そうかしら?今はともかく、一生、隠せると?」「同じことが温寧に起きれば、君も俺と同じ道を選ぶはずだ」そう言われた温情は何も言い返せなくなってしまう。宋嵐の目が見えるようになり、魏無羨はその夜、江厭離を送り出すことにした。そこで江澄に付き添っていた江厭離に温情から香をもらったと教え、香炉に入れるとよく眠れると説明する。江厭離は早速、机の上にある香炉に安神粉を入れ、魏無羨の大好物である蓮根と骨つき肉の汁物を勧めた。「残しておいたのよ?」「う~ん、美味しそうだ、師姐?初めてこの汁物を作ってくれた時のことを?」「覚えているわ、父上が阿羨を引き取ったばかりの頃ね…」…江楓眠(ジャンフォンミエン)は魏無羨を引き取り、江澄と同じ部屋に住まわせることにしたしかし魏無羨は大の犬嫌い、そこで江澄の飼い犬を人にあげてしまうこれに激怒した江澄は部屋で大暴れしたが、江楓眠は恐縮する魏無羨に数日で機嫌も直ると安心させた『うん、迷惑をかけてごめんなさい…』『阿羨、自分に非がなければ謝ることはないのだぞ?』夜になると江澄の怒号が収まり、魏無羨は部屋に入れてもらうことにしたしかし江澄は魏無羨が犬を怖がるせいで妃妃(フェイフェイ)と小愛(シャオアイ)を手放さなければならなくなったと反発、戸を閉めて入れようとしないそこで布団だけ放り出し、出ていかないと犬に咬ませると脅した魏無羨は犬が来ると信じ、慌てて屋敷から逃げ出してしまう江厭離は魏無羨が戻ってこないと知り、探しに行ったすると裏山の木に登っている魏無羨を見つける江厭離は犬などいないと安心させたが、魏無羨が手を滑らせて木から落下した仕方なく江厭離は魏無羨をおぶり、帰ることにする『阿澄に何を言われても気にしちゃダメよ?気の強い子で、いつも1人で遊んでいるの 大好きな犬たちを父上に取り上げられて、つごく辛いだけ 本当は誰かがそばに来てくれて嬉しいの』実は魏無羨が戻ってこないと知らせに来たのは江澄だったその時、草むらで誰かの鳴き声が聞こえて来る『誰?!』『じぇじぇ~うわ~ん』江澄は魏無羨が心配で探しに出たが、転んでおでこを怪我していた『ごめんね~うわ~ん』魏無羨は江澄が本当は自分を嫌っていないと知り、これを機に本当の兄弟のように仲良くなる…この時、2人を連れて屋敷に戻った江厭離が残り物の″蓮根と骨つき肉の汁物″を持って来た。魏無羨は今でもあの時に食べた汁物の味を覚えているという。寝台で寝たふりをしていた江澄は、2人の思い出話に思わず涙した。「阿羨?あなたと私、そして阿澄…私たち三人はずっと一緒にいるのよ?永遠に離れない」「うん、永遠に離れない」江澄は姉に気づかれないよう顔を背け、嗚咽が漏れるのをこらえていた。江厭離が香粉を吸い込んで眠ったところで、寝たふりをしていた江澄も起きてきた。そこで江厭離を馬車に乗せ、宋嵐に何があろうと蘭陵(ランリョウ)へ連れて行って欲しいと頼む。魏無羨と江澄は丁重に拝礼すると、驚いた宋嵐は慌てて止めた。「案ずるな、この宋嵐が命に替えてでも、無事に蘭陵まで送り届ける 魏公子、暁星塵に会ったら伝えてくれぬか?あの時は…まあ良い」宋嵐は言いかけた言葉を飲み込み、結局、そのまま出立してしまう。江厭離の無事を祈りながら見送る魏無羨と江澄、その時、馬車にゆられながら江厭離の目から涙が流れ落ちた。魏無羨たちもすぐ出発することになった。江澄は温情に世話になったと挨拶したが、さっさと背を向けて歩き出してしまう。どうしてもわだかまりが残る江澄、魏無羨は責めないで欲しいとかばった。しかし温情は自分が同じ立場なら許さないはずだと理解を示す。「で、本当にいいのね?」「迷いはない」温情は去って行く魏無羨の背中を見送りながら、何とも複雑な気持ちになった。…揃いも揃って自分の命は顧みないんだから…こうして魏無羨は江澄を連れて夷陵の人里離れた高山を登り始めた。一方、岐山(キザン)温(ウェン)氏に滅ぼされた世家の子弟たちは蘭陵金氏に逃げ延びていた。しかし今回の雲夢(ウンム)江氏の惨劇が口火となり、各仙門もついに温氏討伐に動き出す。三大世家は共同で決起、これを″射日(シャジツ)の征戦″と呼んだ。聶明玦(ニエミンジュエ)は清河(セイガ)監察寮となった不浄世(フジョウセ)を奪還、 藍湛も子弟を引き連れ雲深不知処(ウンシンフチショ)を取り戻す。その頃、魏無羨はようやく抱山散人の住みかに続く道までたどり着いてた。「ここまで案内した、この先は自分の力で進め」すると魏無羨は江澄に目隠しをして送り出す。「ふもとの町で待ってる」「分かった…( )ノ″ フリフリ」江澄は杖で道を確かめながらゆっくりと歩き始めた。これが最後の機会になる。江澄は失敗しないよう魏無羨から言われた戒めを心の中で繰り返した。…絶対に目を開けるなよ…もし倒れても目隠しは取るな…好奇心を持たず、何があっても自分は魏無羨だと言えあれからどれくらい歩き続けただろうか。江澄は鬱蒼とした草むらに入り、道なき道を進んで来たが、ついに抱山散人が現れた。「何者だ?誰だ?何の用でここに?」「私は抱山散人の弟子・蔵色散人の子、ウェイイン」「蔵色散人なら山を出ており、もう師弟でもない、若者よ、戻るがいい」驚いた江澄はひざまずき、母に免じて助けて欲しいと訴えた。「父と母がこの世を去ってから、私は江楓眠に引き取られ、弟子となりました ただ近頃、岐山温氏により各仙門は滅亡の危機に瀕しています 雲夢江氏にも災いが降りかかり、蓮花塢(レンカウ)が襲われ、江宗主と虞(ユー)夫人が犠牲に… そして私もその争いの中、温逐流(ウェンジューリゥ)に金丹を消されてしまったのです」「そなたは蔵色散人の息子と申すか?では父親は誰だ?」「江宗主の下僕、魏長沢(ウェイチャンゾー)です」「両親はどうして死んだ?」「十数年前、夜狩(ヨカリ)にて…」「この場所は蔵色散人に教わったのか?」「はい、そうです!」すると抱山散人はこれも何かの縁だと告げ、江澄に薄絹の紐を投げた。「それを持ち、ついてまいれ」つづく(TㅅT)黒ヤギさん…なるほどそうだったのね…(←自己解決
2020.04.26
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第17話「失意と決断」魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は風臨(フウリン)軒の桟橋に横付けした小舟に隠れていた。すると温(ウェン)氏の子弟たちの声が聞こえてくる。「雲夢の酒はダメだな~飲むと妙な味がするぞ」「まったくだ、しかも湖の臭いがする」魏無羨は荷風(カフウ)酒のことだと分かった。…あの時、魏無羨は江澄(ジャンチョン)、江厭離(ジャンイエンリー)と一緒に風臨軒にいた。魏無羨はふと思い立って蓮の葉に酒を注いで飲んでみる。『師姐(シシャ)、もし蓮の葉を浸けて酒を造ったら芳(カグワ)しさは格別かも』江澄はまたバカな妄想だと呆れたが、魏無羨はすでに酒の名前も考えたという。『荷風酒だ、雅だろう?』何の憂いもなかったあの頃、今では遠い昔のことのように思える。すると子弟が急にバッタリ倒れ、ようやく江澄をおぶった温寧(ウェンニン)がやって来た。温寧は江澄を船に乗せた。江澄は拷問を受けて傷だらけだったが、幸いにも気を失っているだけだという。すると温寧が紫電(シデン)を返してくれた。また江楓眠(ジャンフォンミエン)と虞紫鳶(ユーズーユエン)の亡骸も移動させておいたと話し、後で渡してくれるという。魏無羨は心から感謝したが、深手を負った江澄を連れてどこへ行けばいいのか分からず途方に暮れた。そこで温寧は自分を信じてくれるなら、姉・温情(ウェンチン)がいる夷陵(イリョウ)に案内するという。確かに温情なら江澄の怪我を治してくれるかもしれない。翌朝、温晁(ウェンチャオ)は温逐流(ウェンジューリゥ)に起こされ、ようやく目を覚ました。温逐流の話ではどうやら酒に″百日酔(ヒャクニチスイ)″という薬が入っていたらしい。この薬を飲むと激しく頭が痛み、四肢が脱力、回復には数日必要だという。しかもすでに江澄は連れ去られた後だった。激怒した温晁はまだ倒れている子弟たちを叩き起こして調べ上げろと声を荒らげる。すると当初は魏無羨の仕業だと思っていたが、実は温寧が毒を入れたと分かった。温寧1人では何もできないはず、必ず温情の元へ向かうだろう。魏無羨は劉(リュウ)婆婆の家で待っていた江厭離と合流、無事に夷陵へ到着した。しかし案内された屋敷が温氏の監察寮だと気づき、魏無羨は激怒する。「またどこかの世家を制圧したのか?ここへ連れて来て何をするつもりだ?」温寧は誤解だと訴え、逃げ回るより監察寮の方が安全だと説明した。江厭離も温寧を信じるべきだとなだめ、魏無羨も冷静になる。すると屋敷の中から温情が現れた。その時、夷陵の配下が馬車に気づいて駆けつけ、門を叩き始める。魏無羨は咄嗟に温寧の剣を抜いて構えたが、温情は弟が帰って来ただけだと追い返した。温情が江澄を診たところ、肋骨が3本ほど折れていた。戒鞭(カイベン)で打たれた傷は癒えていないが、跡は残るものの大事には至らないという。ただ内力が損傷しているため回復には数日かかると診断した。しかし脈診した温情は顔色が一変する。「なぜこんな…」翌朝、江澄は目を覚ました。魏無羨は喜んで寝台に腰掛けたが、江澄の様子がおかしい。江澄はゆっくり起き上がると、魏無羨の肩を叩いた。「そうか、殴れよ、殴れば気がすむんだろう?」「気がついたか?今の一撃は私の全霊力を使ったものだと…」魏無羨はもう一度、殴って見ろと言ったが、江澄は何度やっても無駄だと分かっていた。「魏無羨、なぜ奴が化丹手(カタンシュ)と呼ばれているか知ってるか? 奴の手にかかれば金丹は消え去り、永遠に再生できぬ…」※金丹(修行で鍛錬された気)江澄はすでに霊力が散り、普通の人間になっていた。おそらく両親も温逐流に金丹を消され、抵抗する力を失い、殺されたのだろう。そこへ温情が薬を持ってやって来た。しかし江澄は温氏の人間を誰1人見たくないと激怒、恩人に出て行けと叫んでしまう。魏無羨は温情からあらゆる医書を借り、その日から寝る間を惜しんで江澄を救う方法を探し続けた。そんなある朝、温情はこもりきりの魏無羨に差し入れを届ける。魏無羨は書物の山の中で居眠りをしていたが、温情は声をかけた。「何か食べたら?食べたら精がつく、あなたの師姐が作ったわ… 江澄の傷もほぼ治った、鞭の傷も薄れてる、ただ飲まず食わずでね 根銀(コンギン)針を施してやっと寝たくらいよ」しかし魏無羨は目を覚まさなかった。温情は仕方なく出て行くことにしたが、最後に江厭離に会いに行くよう勧める。「心配してるわ」温情が出て行くと、魏無羨は目を開けた。江厭離は江澄に付ききりで看病していた。そこへようやく魏無羨が現れる。2人は共にひどく憔悴し、互いに相手を心配した。「阿羨…やつれたわね」「俺なら平気だ、医書を見ないと…金丹を再生する方法があるはずだ ただ、ここは書が少な過ぎて…雲深不知処(ウンシンフチショ)ならいいのに… いや、雲深不知処は焼かれ、古書もなくなった…誰が助けてくれる? はっ!ランジャンだ!力になってくれるはず!」思いつめた魏無羨はすぐ出かけようとしたが、江厭離が止めた。「阿羨、疲れているのよ?休まないと、あなたまで倒れてしまう」「師姐…悪いのは俺なのかも…きっと虞(ユー)夫人が言うように、俺のせいなんだ」「あなたを責めろと?」江厭離はこらえきれず、涙ならに訴えた。「父上と母上が殺され、江氏は滅び、阿澄が金丹を失った! 誰かを責めたところで、その事実が変わるの?! …阿羨?父上と母上が亡くなり、阿澄も倒れた、頼れるのは家族だけ それなのにあなたまで失ってしまったら、私は本当に1人になってしまう!」蓮花塢(レンカウ)に戻ると約束したはずだと訴える江厭離、すると魏無羨は張り詰めていた糸が切れたように、師姐の膝に顔を埋めて泣き出した。そんな2人の悲しみを感じたのか、眠っている江澄の目からも涙が流れ落ちる。支え合う魏無羨と江厭離の様子を垣間見た温情は、その姿に自分たち姉弟を重ね、治療法探しを手伝うことにした。温情は一晩中、医書を読んでいた。すると翌朝、今度は魏無羨が差し入れを持ってやって来る。「師姐の作った粥だ、食べたら精がつく」それから何日も魏無羨は書物を読みあさった。そしてついに金丹を取り戻す方法を発見する。温情は魏無羨から方法を見つけたと聞いて喜んだ。しかし…。温寧は姉に差し入れを持って来た。すると姉と魏無羨が何やら言い争っている。「無理よ!」「これがジャンチョンを救う唯一の方法だ」「手は貸せない!私にはできないわ!分かってるの?どんな代償を払うのか?」「手を貸してくれたら、あとは俺がやる」温寧は思わず、江澄を治せるなら助けてあげて欲しいと口を挟んでしまう。「ジャンチョンは負けず嫌いで損得を重んじる 修行の成果は命も同然、なんの変哲もない普通の人間になれば人生、終わりなんだ」「でもあなたは?」「姐…」温情はふと温寧の顔を見ると、魏無羨が何に変えても江澄を助けたい気持ちが痛いほど分かった。「…可能性は5割よ?」「5割でも十分だ、半々だろ?」つづく(TㅅT)もーっ!えすみん!←最終話までこの感想かもw
2020.04.25
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第26~27話ダイジェスト烈火山荘の先代・烈明鏡(レツメイケイ)殺しの濡れ衣を着せられた江南霹靂(ヘキレキ)門の少主・雷驚鴻(ライケイコウ)しかし歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)は雷驚鴻の無実を信じ、苗河(ビョウガ)鎮で落ち合う計画を立てましたちょうど重陽節、カールは苗河鎮にワンタンを食べに行きたいと希望先代との思い出の店だと聞いた戦楓(センホウ)は護衛を付け、外出を認めますその夜、カールは一泊すると決め、護衛は宿の前で待機雷驚鴻は窓からカールの部屋に入ると、無実の証拠なら外にあると教えます一方、裔浪(エイロウ)はカールが今夜、苗河鎮に泊まると知り、雷驚鴻に会いに行ったと気づきますそこで各門派に伝書鳩を飛ばし″雷驚鴻が苗河鎮に現れる″と連絡、また配下には苗河鎮に火器を放てと命じましたカールが留守なら好都合、裔浪はさらに雷驚鴻を追い詰めるため、侍女を梅院に行かせます裔浪が送った侍女は蝶衣(チョウイ)に楓院で薬を受け取り、カールに届けるよう伝えます何か嫌な予感がした薫衣(クンイ)は自分が行くと言いましたが、蝶衣は大丈夫だと笑って出かけて行きましたしかし中庭に入るやいなや暗器を受け卒倒眼が覚めると客房で椅子に縛り付けられていました雷驚鴻はカールを連れて郊外へすると木の根元から箱を掘り出し、実際の麒麟火雷(キリンカライ)を見せます実はこの麒麟火雷、爆発させるためには紐を引き抜く必要がありましたしかも威力が強大なため、安全な距離まで紐を引っ張って離れなくてはなりませんしかしいくら強大とは言え、さすがに武道場の鉄板入り3寸の壁を壊せる威力はないはずカールは建物の外で爆破されたという調査結果が裔浪(エイロウ)の嘘だと気づきます恐らく烈明鏡はすでに殺され、犯人は致命傷を隠すために火雷を中で爆破、証拠となる遺体を灰燼(カイジン)に帰したのです蝶衣を襲ったのは裔浪でした裔浪はカールと雷驚鴻が密会しているのか聞き出そうとしましたが、蝶衣は口が堅い上、生意気すると苛立った裔浪は麒麟火雷を見せて脅します蝶衣はついに老荘主を殺した犯人が裔浪だと知り、養い親を手にかければ地獄行きだと罵倒しかし裔浪は自分の女になれば命だけは助けてやると誘惑します同期の鍾離無涙(ショウリブルイ)は先代に信頼されて青龍堂を任され、しかも梅院の侍女にまで愛されていると嫉妬していたんですね~あっさり袖にされた裔浪は思わず鍾離無涙に後を追わせると脅し、蝶衣を激怒させます「あの世から呪ってやるわ!」「そうすれば良い」裔浪はついに火雷を蝶衣の懐に押し込み、紐を引っ張りながら外へ出て行きました一方、雷驚鴻は麒麟火雷を1個カールに託し、残りの1個で使い方を教えますしかし紐を引こうとしたその瞬間、苗河鎮と烈火山荘から同時に激しい爆発音が!驚いたカールは急いで苗河鎮へ戻りましたすると爆発に巻き込まれた多くの犠牲者を目にして呆然そこへカールを探していた黄琮が駆けつけました雷驚鴻も2人の配下と合流、カールが無実を証明してくれると信じて船に戻ることにしましたが、林の中で刀無暇(トウブカ)たちに包囲されてしまいます烈火山荘で再び爆発が起こり、大騒ぎになりました戦楓は回廊でひとりほくそ笑む裔浪を発見し激高しますが、実はカールが苗河鎮で雷驚鴻と会っていたと知ります裔浪は悪びれる様子もなく、口裏を合わせられるよう、雷驚鴻が戦楓を狙ったが誤って客房にいた蝶衣を殺してしまったことにまた苗河鎮の街を焼き払ったのは江湖の英雄たちへの挑戦状に他ならないという筋書きですすると怒り心頭の鐘離無泪がやって来ました鐘離無泪は裔浪が雷驚鴻の仕業だと嘘をついたことから、蝶衣を殺したのが裔浪だと気づきます真実を教えて欲しいと戦楓に迫る鍾離無涙戦楓は何も答えられない代わりに、自分なら雨になる前に蝶衣の骨を探しに行くと言います…(´・_・)、カールが慌烈火山荘に戻って来た頃には雨になっていました薫衣から話を聞いたカールは慌てて楓院へ駆けつけると、焼け焦げた客房で鐘離無泪が呆然としています「蝶衣が逝ってしまった…どこにもいない!ぁぁあああ~」カールは怒りがふつふつとこみ上げ、ちょうど集賢(シュウケン)堂にいた戦楓を見つけて平手打ち!「どうしてか弱い侍女を殺すの?」驚いた凌(リョウ)堂主は雷驚鴻の仕業だと教えますが、カールは嘘だと断言明日、堂主や香主たちを招集するよう命じます翌朝の朝議、裔浪はカールを追い詰めるため、天下無刀城(ブトウジョウ)を始めとする各門派まで呼んでいましたそこで今回の爆発での烈火山荘と苗河鎮の被害を報告、これを霹靂門・雷驚鴻の報復だと報告しますさらに捕縛した雷驚鴻まで連行、楓院から逃げて行く雷驚鴻と鉢合わせしたと嘘をつきました驚いたカールは昨夜、雷驚鴻と一緒にいたので犯人ではないと証言実は裔浪はこれを待っていたんですね~裔浪は次に証人として侍女を呼ぶと、侍女は雷驚鴻がカールの想い人で、″雷驚鴻のためなら何でもできる″が口癖だったと偽証します恋心で理性を失うとは…>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ<ざわざわ侍女のとんでも証言を聞いたカールは思わずニヤリ( ̄ー ̄)そこで慕容(ボヨウ)堂主に自分の侍女は誰かと聞きます慕容堂主は薫衣と蝶衣だと答え、この侍女を一度も見たことがないと言いましたおかしいぞ~>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ<ざわざわするとカールの証人として黄琮が登場カールと2人で苗河鎮郊外で麒麟火雷を調べており、そこに雷驚鴻もいたと証言します静淵王(セイエンオウ)の護衛の言葉だけに信憑性が高く、形勢は逆転裔浪は咄嗟に自分の見間違えだったと訂正せざるを得ませんカールは偽証した侍女を烈火山荘から追い出すと、裏山で麒麟火雷の使い方を説明することにしますカールは麒麟火雷の紐を引いて池に投げ、その威力を見せつけましたしかし紐を引いて爆発させるには、誰かが父に近づいて仕掛ける必要があるはず、父ほどの武芸者が察知できないはずがありませんそもそもなぜ霹靂門と断定するのか、もしや火器を作る秘技が外に漏れた可能性もあると訴えますところが慕容堂主が慌てて否定しました霹靂門の火器は独自の製法があり、10段階あまりの工程を踏むとかしかも仕上げは門主が行うため、未完の品を門主に渡さねば完成しない仕組みだったのです実は麒麟火雷の一番の欠点は、江湖を制覇できるほど大量に作れないことでした(´ ・ω・)、アイヤーこれがかえって霹靂門の関与を認める結果となり、結局、雷驚鴻は収監されることに…すると咄嗟に戦楓が楓院で預かると決めて連れ帰ります雷驚鴻は楓院の楓の大木に吊るされていましたその姿に心を痛める刀洌香(トウレツコウ)そこでカールは刀洌香と協力し、雷驚鴻を連れて脱出すると決めます刀洌香は馬車を準備、一方、カールは…ガラスのハート@戦楓は今日もまた酒浸り、部屋にこもって悶々としていました酒もすでに3瓶目すると珍しくカールが現れ、一緒に酒を飲みながら思い出話を始めますかつて酒豪の戦楓と姫驚雷(キケイライ)は飲み比べをしたことがありました( ー̀ωー́ )<俺が勝った( ๑≧ꇴ≦)<違うよー!いんちきだったんだよーっ!戦楓が好きだったカールは負けそうになった戦楓の酒に水を混ぜて薄めてあげたとバラします「姫師兄なら負けても忘れるけど、あなたは思い詰めるたちだから…」戦楓は幼い頃から何でも一番でなければ気が済まない人でした玉自寒(ギョクジカン)が詩を褒められた時は3ヶ月も不機嫌で、先生に褒められるまで稽古していたと知っています「だから負けさせたくなかったの、喜んで欲しかった、あなたは私の英雄だったから… 英雄とは失敗を受け入れられない、失敗を許せないの、だからあなたが好きだったわ でも間違いだと分かった…」カールは戦楓が相手が幼い小風(ショウフウ)でも、瑩衣(エイイ)、蝶衣(チョウイ)や雷驚鴻でも、邪魔者にはどんな手でも使うと非難、おそらく自分にも…「今、生かされることを感謝すべきかしら?なぜ殺さないの?荘主になりたいんでしょう?」「…荘主を降りろ」「降りたいけどあなたと裔浪には譲らない」戦楓はカールにだけは汚い世界を見せたくないと訴えますが、急にめまいがして立てなくなりました「お酒に薬を入れたの」「俺を殺すのか…」するとカールは戦楓の令牌を奪います戦楓は外は危ないと止めようとしますが、そこで意識を失いましたカールと刀冽香は雷驚鴻を連れ、烈火山荘から逃走知らせを受けた刀無暇はすぐ後を追うことに一方、郊外まで来たところで刀冽香はひとりで馬車で引き返します雷驚鴻は一緒に逃げたいと訴えますが、刀冽香はこれ以上、危険を犯せないと拒みましたその代わり今度、再会した時には一緒に行くと約束します雷驚鴻はふと薫衣や蝶衣を放っておいて大丈夫かと心配しますが、そこで爆発で死んだのが蝶衣だったと知り呆然カールは実は蝶衣が雷驚鴻の腹違いの妹だったと知ります刀無暇が道を塞いで待っていると、馬車がやって来ますしかし乗っていたのは刀冽香でした刀冽香は戦楓がカールを楓院に入れたことに腹を立て、無刀城に帰ろうと思ったとごまかしますそこで刀無暇は一緒に烈火山荘へ戻ろうと馬車をのぞきますが、誰も乗っていませんでした戦楓は誰に毒を盛られたのか分からないとごまかしました刀冽香はなぜ知っているのに黙っているのか分かりませんでしたが、戦楓は刀無暇が刀冽香を警戒していると教えますそこで刀冽香は侍女に頼み、兄へ戦楓とすでに共寝を済ませたと吹き込ませておきましたカールが雷驚鴻を連れて逃走したことで、裔浪は先代を殺害した者が敵なら擁護する者も同じだと言い出しましたしかしさすがに堂主たちはカールを敵と呼ぶのはやり過ぎ~と微妙な反応すると戦楓は雷驚鴻に連れ去られた荘主の捜索を命じ、荘主の命を必ず守るよう釘を刺しますその頃、カールたちは東海近くの村はずれで偶然にも玉自寒の勝報を知らせる早馬を見かけますカールは安堵しますが、その時、偶然、烈火令を持っている子供を発見驚いたカールはどこで手に入れたのか聞いてみると、子供は白髪の男が落としたと指を差しますカールたちは急いでその白髪の男を追いかけ、やがてある民家の前へ…すると白髪になった有琴泓(ユウキンオウ)が現れます「中に長老がおられます、大小姐を待っていました」実は銀雪(ギンセツ)の師匠はカールが雷驚鴻と再開した時からずっとカールをつけていたのだとか( ತ _ತ)oO(またストーカーかよつづく
2020.04.25
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第16話「無情の殺戮」魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)、江澄(ジャンチョン)、江厭離(ジャンイエンリー)は霊器・紫電(シデン)に縛られ、身動きが取れないまま、船に揺られて雲夢(ウンム)から遠ざかっていた。するとやがて安全な場所まで到達し、自然と紫電が解かれる。魏無羨たちはすぐ引き返すことにしたが…。その頃、王霊嬌(ワンリンジャオ)の合図を見た温晁(ウェンチャオ)の一行が雲夢へ到着、蓮花塢(レンカウ)は戦場と化していた。紫電を失い孤軍奮闘する虞紫鳶(ユーズーユエン)、そこへついに江楓眠(ジャンフォンミエン)が戻ってくる。「三娘子(サンニャンズー)!」江楓眠は傷だらけになりながら戦っている虞紫鳶の姿を発見、颯爽と駆けつけ妻を守った。しかし宗主が戻ったことに気づいた温逐流(ウェンジューリゥ)が現れ、江楓眠は胸を刺されてしまう。時を同じくして江厭離の腰佩が突然、落下、真っ二つに割れた。不吉な予感に怯える江厭離、2人の弟たちはもう蓮花塢に到着しただろうか。その頃、魏無羨と江澄は姉を山で待たせ、蓮花塢へ戻った。しかし剣戟(ケンゲキ)の音はなく、中の様子が分からない。そこで魏無羨と江澄は裏へ回り、塀の上からこっそり中をのぞいた。すると無残にも殺された子弟たちの亡骸が中庭に並べられている様子を目の当たりにする。亡骸の中にはまだ幼い六子弟まで…。魏無羨と江澄はあまりの衝撃に体が震えた。「父上と母上は?…きっと大丈夫だ」江楓眠と虞紫鳶の亡骸が見当たらないことがせめもの救いとなったが、その時、温逐流が急に振り返り、魏無羨は慌てて江澄を引っ張って身を隠した。魏無羨と江澄は江楓眠と虞紫鳶を探して屋根に上った。眼下にはちょうど試剣(シケン)堂があったが、2人はそこで手をつないだまま息絶えた江楓眠と虞紫鳶の亡骸を発見する。その2人を前に温晁と王霊嬌が軽口を叩いていた。「虞夫人も自業自得です!家の力で娶ってもらっただけで、夫には嫌われていたんですよ?」「だがこの女は色香もあるのに、なぜ江楓眠は嫌っていた?」「女が四六時中、鞭を振るうんですよ?品性の欠片もない! あんな女を娶らされた江楓眠は不運ですね?」「そうだな、女は私の嬌嬌のように柔和(ニュウワ)でしおらしく、男に尽くすべきだ」しかし王霊嬌が虞紫鳶を切り裂こうとしたところ、温逐流に止められてしまったという。温晁は確かに温逐流が自分で殺しておきながら、辱めるなと言うのも奇妙だと呆れた。2人の暴言は聞くに忍びなく、江澄は急に気が遠くなって屋根から転げ落ちてしまう。驚いた魏無羨は慌てて飛び降たが、江澄はいたたまれなくなり、蓮花塢を飛び出して行った。雲夢江氏は壊滅状態となった。そこで温晁は九弁蓮の紋章を全て取り外し、岐山(キザン)温氏の太陽紋に取り替えるよう命じる。そして最期の夫婦の情に免じ、江楓眠と虞紫鳶の亡骸に献杯した。…あの時、ついに虞紫鳶の前で江楓眠はばったり倒れたただひとり生き残った虞紫鳶は温氏に包囲され、自ら短刀で胸を刺してしまう虞紫鳶は最後の力を振り絞って夫の元まで這って行くと、ようやく手をつないだすると虫の息となった江楓眠がかすかに目を開き、妻の手を握りしめる『三娘子…私は…』そこで江楓眠は事切れたそして虞紫鳶も愛する夫の後を追うようにそのまま絶命する…江澄は無我夢中で走り続け、やがて草むらで足を取られて転んだ。すると急に怒りと憎しみが込み上げ、やはり両親の亡骸が待つ蓮花塢へ戻ると決める。魏無羨は犬死にだと引き留め、敵を討つのは今ではないと言い聞かせた。しかし江澄は魏無羨を殴り、引き返してしまう。慌てた魏無羨は江澄を追いかけ、飛びかかって止めた。「約束したんだ!お前を守ると!」激情に駆られた江澄は思わず魏無羨の首を絞め上げ、不満を爆発させる。「英雄を気取れてうれしいか?! 藍忘機(ランワンジー)や金子軒(ジンズーシュエン)が殺されても我らに何の関係が?! 死なせておけばいいのに、なぜでしゃばった?!お前のせいであんな…」魏無羨は苦しくなって次第に気が遠くなってきたが、江澄はようやく我に返って手を離した。そして2人はその場で倒れたまま途方に暮れ、いつの間にか眠ってしまう。魏無羨が目を覚ますと朝になっていた。すると先に起きていた江澄が呆然としたまま座り込んでいる。魏無羨は師姐(シシャ)・江厭離が1人で自分たちを待っていると思い出させ、ようやく江澄も立ち上がって歩き出した。江厭離はずっと祈りながら魏無羨と江澄の帰りを待った。ようやく2人が戻ってきたが、涙をこらえる魏無羨の様子を見て覚悟を決める。「阿羨…話して」やがて雷鳴が轟き、急に雨が降り出した。全てを知った江厭離はその場にへたり込み、号泣する。「信じない…嘘よ」魏無羨たちは船に戻り、眉山に向かうことにした。しかし失意の江厭離が高熱を出し、ひとまず宿に身を隠すことにする魏無羨は茫然自失となった江澄に薬を買ってくると声をかけ、雨の中、出かけて行った。すると街にはすでに自分たちを探す温氏の追っ手たちの姿が…。魏無羨はこの街をすぐ離れようと急いで宿に戻ったが、江澄の姿がなかった。魏無羨は江澄が復讐のため、蓮花塢に戻ったと考えた。そこで江厭離に劉(リュウ)婆婆の家で待っているよう頼み、必ず江澄を連れ戻すと約束する。「師姐も必ず無事でいてくれよ?約束してくれ」「いいわ、約束する」こうして魏無羨は再び蓮花塢に帰った。屋敷に忍び込んだ魏無羨だったが、その時、誰かの足音が聞こえた。そこで咄嗟に物陰に隠れ、歩いてきた男を捕らえる。「動くな!首をへし折るぞ!」「魏公子!私だ…味方だよ!」魏無羨が偶然、捕まえた温氏の子弟は温寧(ウェンニン)だった。魏無羨は温寧が恩義を忘れて加担したことに憤慨した。しかし温寧は知らせを聞いて到着したばかりだと訴え、駆けつけた時には間に合わなかったという。「魏公子?江公子を探しに来たんだね?」「ジャンチョンを見たのか?」「うん、温晁が捕らえたと…」やはり江澄はここにいた。追い詰められた魏無羨は温氏である温寧を人質しようと思いつき、温寧の腕を強くつかんでしまう。その時、温寧の腰に自分が贈った魔除けが下がっていることに気づき、ふと冷静になって邪悪な考えを捨てた。「魏公子?江公子を助けに来たんだろう?私なら協力できるよ!」温寧は恩人である魏無羨のため、自分が連れ出して来ると申し出た。実は温寧と温情(ウェンチン)は夷陵(イリョウ)の監察寮に遣わされ、手下は従順な門下生だという。そこで魏無羨は江澄だけでなく、江宗主と虞夫人の亡骸も一緒に頼んだ。「うん、力は尽くすよ!」蓮花塢はその日から雲夢監察寮に名を変えた。その夜、温晁は門に江楓眠と虞紫鳶の亡骸を吊るし、中庭で盛大に宴を開く。そこで温寧は酒甕(カメ)にこっそり薬を混ぜた。魏無羨は桟橋に横付けした小舟に身を隠し、温寧を待った。…俺は何をしている?…師姐が待っているんだ、俺が守らないと…だが江澄は?…俺は温寧に騙されたのか?…そうだとしたら江澄は中にはいない…いや、いない方がまだいいつづく。゚(∩ω∩`)゚。うわーん!たんたんが出てこない(←そっちか!wまた江澄か…
2020.04.24
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第15話「母の思い」魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)と江澄(ジャンチョン)が蓮花塢(レンカウ)へ戻って早々、平陽(ヘイヨウ)姚(ヤオ)氏が助けを求めてやって来た。温(ウェン)氏に襲われた姚宗主は深手を負いながらも子弟2人と必死に追撃から逃れて来たという。姚宗主は息も絶え絶えに、我が姚氏一門は今日をもって絶えると嘆いた。江楓眠(ジャンフォンミエン)は3人を全力で守ると安心させ、子弟に姚宗主の手当を任せた。しかし温若寒(ウェンルオハン)は岐山(キザン)から逃げた各家子弟を問答無用で殺せと命を下している。江澄は温氏が自分たちも見逃さないと警戒し、姚宗主たちにとって蓮花塢は安全ではないと言った。「温若寒の殺戮に対抗できるのは蘭陵(ランリョウ)金(ジン)氏だけであろうな、しかし金氏は…」江楓眠は温氏に近い金氏に懐疑的だったが、魏無羨が金子軒(ジンズーシュエン)は正義感があると教える。すると江澄も魏無羨を救えたのは金公子のおかげだと話した。翌日、江楓眠は江厭離(ジャンイエンリー)を伴い、姚氏たちを蘭陵へ送って行くことにした。留守を任された魏無羨と江澄は子弟たちと埠頭まで見送りに出たが、急に虞紫鳶(ユーズーユエン)が駆けつける。虞紫鳶は娘を呼んで点心を持たせると、頭痛持ちの夫のために駆風散(クフウサン)を渡した。船に乗り込んだ江楓眠はふと振り返って妻を見たが、虞紫鳶は目をそらしてしまう。しかし江楓眠も江厭離も意地っ張りな虞紫鳶の照れ隠しなのだと分かっていた。一方、不夜天(フヤテン)では温若寒が次第に陰鉄に操られそうになっていた。右腕からは怨念が放たれ、勝手に動こうとしている。焦った温若寒は温情(ウェンチン)を呼べと命じたが、温晁(ウェンチャオ)は温情と温寧(ウェンニン)姉弟なら夷陵(イリョウ)へ行かせたのではと聞き返した。仕方なく温若寒は自分の霊力を使い、何とか右手を鎮める。「で、暮渓(ボケイ)山の屠戮(トリク)玄武のいた洞窟は捜索させたか?何か発見は?」「屠戮玄武は死んでいました」「死んだ?…薛重亥(シュエチョンハイ)の神物である屠戮玄武が死んだだと?」「魏無羨と藍忘機(ランワンジー)が殺したのでしょう ただ玄武には封印紋がありました、何かの法器で洞窟に封印されていたのかと…」「その法器は?」「ゥッ…見つかりません」「見つからぬだと?」すると激怒した温若寒は火術を放ち、息子を吹き飛ばしてしまう。「かの屠戮玄武を百年も封印したのだ、ただの代物ではない、探し出せ!」「はい!…で雲夢をどうすれば?」「滅ぼしたいのなら好きにせよ」江楓眠と江厭離が出発し、すでに数十日が経った。あと数日で戻ると文が届いたが、江澄は迎えを出すかどうか相談したくても母の機嫌が直っているか分からない。そんな中、ついに王霊嬌(ワンリンジャオ)が配下を従え、雲夢に乗り込んで来た。王霊嬌は試剣(シケン)堂に入ると、宗主の椅子に堂々と座った。憤慨した魏無羨と江澄だったが、虞紫鳶が何も言わないため我慢するしかない。すると王霊嬌は江氏の中で一番幼い六子弟に反逆の意思があると言いがかりをつけた。聞いてみれば弓術の修練で六子弟が射抜いて落とした凧が反逆の証拠だという。「これのどこが証拠だ?″ひとつ目怪物″の凧だろう?」魏無羨が呆れると、王霊嬌は金色の丸い形が太陽に似ているため、明らかに温氏への不敬に当たると言い出した。確かに凧の絵は金色で丸いが、どうみても太陽とはかけ離れている。「その言い分じゃ、みかんも食えないな、みかんも黄金色だし丸いが?」魏無羨にからわれた王霊嬌は、実は温晁の命令で″ある者″を懲らしめに来たと言って魏無羨の前に立った。「この男はね~暮渓山で温公子が妖獣と奮闘されている時、何度も不敬な言葉でかく乱させたわ 結果、公子を危険にさらしたのよ、公子の宝剣まで傷物にして… 幸い剣がなくても公子は妖獣を仕留めてみせたわ」すると王霊嬌は虞夫人に魏無羨を罰して欲しいと頼んだ。「もし江氏でかばう者がいたら、こちらも勘ぐってしまうわね~江宗主の艶聞(エンブン)が本当だと」挑発された虞紫鳶はいきなり紫電(シデン)と言う霊器の鞭で何度も魏無羨を打った。しかし王霊嬌はそれだけかと呆れる。「紫電がどれほどの霊器だと思っているの?これで来月になっても立てないわ」「でもいずれ回復するじゃない?虞夫人?罰を与える以上は厳しい教訓を与えないと… 公子は慈悲深いから、右手くらいでお許しになるはずだわ」すると虞紫鳶は従者の金珠(ジンジュー)と銀珠(インジュー)に人目につかないよう戸を閉めろと命じた。驚いた江澄は必死に母を説得したが、魏無羨は自分の右手で平穏が取り戻せるならと覚悟する。王霊嬌は虞夫人の決断を称え、実は雲夢に来たもう1つの目的は温氏の監察令により監察寮を設けることだと教えた。「ここで宣言するわ、この蓮花塢は雲夢における温氏の新たな監察寮だとね」王霊嬌はすっかり我が物顔で虞夫人の前までやって来ると、監察寮を虞夫人に任せても良いと言った。その時、ついに虞紫鳶は堪忍袋の尾が切れる。「バシッ!奴婢のくせに生意気な!」王霊嬌はいきなり横っ面を張られ、床に倒れこんだ。虞紫鳶は剣に手をかけた温氏の子弟たちを紫電であっという間に退けた。何の力もない王霊嬌はもはや虞紫鳶にされるがまま、また平手打ちされてしまう。「よくもやったわね!岐山温氏と潁川(エイセン)王氏が許さないから!」「バシッ!この奴婢め!お黙り!眉山(ビザン)虞氏は百年の名門だけど、潁川王氏など知らぬわ! どこの馬の骨とも知らぬ一族め!程度が知れるわ!」虞紫鳶は王霊嬌に罵声を浴びせ、これまでの無礼を思い知らせるためにも顔を踏みつけた。呆気にとられる魏無羨と江澄、すると虞紫鳶は金珠と銀珠に命じ、温氏たちに止めを刺す。残るは王霊嬌ひとり、金珠と銀珠は短刀を振り上げたが、その時、温逐流(ウェンジューリゥ)が飛び込んで来た。温逐流は金珠と銀珠を蹴り飛ばし、虞紫鳶の前に立ちはだかった。「化丹手(カタンシュ)?」「紫蜘蛛(シクモ)よ…」「ふん、本名は趙(チャオ)逐流でしょう?温氏でもないのに改名したわけね 誰彼と節操もなく祖先まで捨てるとは…温氏とはそれほど尊いの?」「主に仕えるまで…」こうして2人の手合わせが始まった。王霊嬌は2人が戦っている隙に外へ出た。魏無羨は信号を放ちに行ったと気づき、江澄に王霊嬌を止めろと訴える。飛び出した江澄は王霊嬌の背中に掌を放ち、倒れたところでとどめを刺そうと構えた。しかしその時、魏無羨の叫び声が聞こえる。「虞夫人!気をつけて!」母の危機を悟った江澄は思わず引き返し、後ろから温逐流に飛びかかった。すると温逐流は瞬時に振り返り、虞紫鳶に当てようとしていた掌をそのまま江澄に放つ。江澄は一撃を受け、外まで跳ね返された。その間に王霊嬌は温氏の合図を打ち上げ、これで援軍が来るのは時間の問題となってしまう。虞紫鳶は江澄に気を取られた温逐流に向かって紫電を放った。咄嗟に避けた温逐流はそのまま中庭へ飛び出す。その時、倒れていた金珠と銀珠が意識を取り戻し、2人がかりで温逐流に襲いかかった。虞紫鳶はその隙に魏無羨と江澄を連れ、屋敷の桟橋まで飛んで行く。「最初から制圧する気だったのよ、戦いは避けられない、追っ手が来る前に逃げて」すると2人を船に乗せ、手首に巻き付いていた紫電を江澄に託した。「今後、紫電はお前を主人と見なすわ」虞紫鳶は最後に愛しい息子を抱きしめると、今度は急に魏無羨の胸ぐらをつかんだ。「お前ときたら、どこまで憎たらしいの?!こんな災いを持ち込むなんて!」「母上も逃げましょう!」江澄は母の袂をつかんだが、虞紫鳶は振り払い、紫電に2人を縛り上げさせて桟橋へ戻ってしまう。「安全な場所へ着けば解ける、道中に襲われても紫電が守るわ ウェイイン!よくお聞き!ジャンチョンを守るのよ!命に代えてでもね!」「虞夫人!」「できるか答えなさい」魏無羨は小さくうなずくだけで精一杯だった。虞紫鳶は船を蹴飛ばして流れに乗せると、最後に2人を守るため護符を放って貼り付けておいた。やがて2人から自分の姿が見えなくなると、虞紫鳶の頰を涙が伝う。一方、紫電で縛られた魏無羨と江澄は何とか解こうともがいたが、どうにもならなかった。しかししばらくすると、ちょうど蓮花塢へ帰ってきた江楓眠たちの船が前からやって来る。2人の叫び声に気づいた江楓眠と江厭離は驚き、船を近づけて乗り移った。するとなぜか紫電で縛られた魏無羨と江澄の姿が…。「父上、解いてください!」「主でない私では命を聞かぬかも…」江楓眠はそう言って手を伸ばしたが、驚いたことに紫電は江楓眠の手に巻き付いた。事情を聞いた江楓眠は三娘子が化丹手と戦っていると聞いて愕然となった。江澄たちは早く戻ろうと急かしたが、江楓眠は虞紫鳶と同じ判断を下す。そして魏無羨と江澄、江厭離を紫電で縛り、蓮花塢に戻らず、このまま進めと言った。「岸に着いたら何とかして眉山の祖母を頼れ…私は三娘子の元へ行く、3人とも達者でな」江澄たち3人は共に戦うと泣き叫んだが、江楓眠は愛おしそうに我が子の頬に触れた。「阿嬰、阿澄と阿離を頼んだぞ」こうして江楓眠は船に戻り、子弟たちと蓮花塢へ帰ってしまう。って( ๑≧ꇴ≦)えええーっ!@子弟つづく(๑・᷄ὢ・᷅๑)えすみん…まったく…それにしても王霊嬌って何もできないのにどうして先に…ピー( ‘Θ’ )ー
2020.04.23
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第14話「暗黒の剣」洞窟に取り残され、一夜を過ごした魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)と藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)。「目が覚めたか?どうやら卯の刻のようだ」魏無羨は藍湛が起きたので時間が分かった。すると藍湛はいつの間にか額に抹額(マッコウ)が戻っていると気づく。「大切な抹額なんだろ?着けておいた」魏無羨はそう説明すると、藍湛が寝ているうちに1人で池を一周して来たと教えた。あの妖獣は相当、賢いようで、近づこうとすると察知されてしまうという。恐らく江澄(ジャンチョン)が見つけた穴もすでに塞がれてしまっただろう。魏無羨は助けが来るまで時間がかかると考え、妖獣とも戦うことになると覚悟した。実は藍湛は妖獣の正体に気づいていた。妖獣は亀蛇の水神・玄武(ゲンブ)神獣の姿に似ていたが、真の玄武神獣ではなく、偽物の玄武がいると聞いたことがあるという。その偽物こそ藍翼(ランイー)から聞いた薛重亥(シュエチョンハイ)が操っていたという屠戮(トリク)玄武だった。「…つまりあの大亀は薛重亥が残した屠戮玄武なのか?」「まさしく」「まあいいさ~相手が何だろうと一緒に世直しするんだろう? 今日あの大亀を殺したら武勇伝になるな~ 運悪く殺されたとしても、相手は百年もしくは千年…いや万年の妖獣なんだ 恥にはならない、そうだろう?」( ๑≧ꇴ≦)ヒャッハー!( ತ _ತ)oO(本当の勇者なのか、それともバカなのか…魏無羨と藍湛は温(ウェン)氏が残していった武器をかき集めた。藍湛は弓矢の弦を外して繋げ、弦殺(ゲンサツ)術が使えるようになる。すると藍湛は甲羅の中に入り、まず内側から攻めると言った。しかし狭い空間では弦殺術も力が発揮できず、まして脚を負傷した今の藍湛では威力も半減する。そこで魏無羨は自分が行くと決めた。中に入った魏無羨が弱点をしつこく攻撃し、妖獣が甲羅から出たところで藍湛が弦殺術を使って首を締め上げればいい。魏無羨は2人で連携して徹底的に戦おうと言った。妖獣と自分たちのどちらかが死ぬまで…。魏無羨は甲羅の中に入った。ひどい悪臭の中を進んでいくと、やがて飲み込まれた人間を見つける。しかし妖獣は人の身体だけでなく、霊識まで食べていた。まるで陰鉄(インテツ)のように…。魏無羨は不気味な亡骸からゆっくり後退して行ったが、その時、何かにぶつかった。振り返ってみると黒い剣が刺さっている。魏無羨は思わず剣を握ったが、あまりに強い怨念を放っていたため、慌てて手を離した。「この剣が屠戮玄武を封印していたのか…」すると剣に触れたせいで妖獣が魏無羨に気づき、襲いかかって来た。魏無羨は咄嗟に暗黒の剣を引き抜き、何とか妖獣の顎に突き刺して難を逃れる。妖獣は堪りかねて池から顔を出したが、魏無羨が剣をつかんだまま妖獣の顎にぶら下がっていた。「ランジャーーン!」藍湛は池から姿を表した妖獣の首に弦を巻きつけ、必死に引っ張った。しかし巨大な妖獣の首をなかなか絞め切れず、魏無羨はもがき苦しむ妖獣に振り回されてしまう。やがて剣を握る手から血が流れ出し、その血が強い怨念を引きつけた。↓(  ̄꒳ ̄)ニヤリ魏無羨は怨念を身にまとい、その力で池の底に落ちていた剣や矢を操る。そして妖獣の首に一気に武器を突き刺した。甲羅の上にいた藍湛はその機を逃さず、思い切り弦を引く。弦は途中でちぎれたが、ついに妖獣の息の根を止めることに成功した。一方、不夜天(フヤテン)では傀儡の力が増し、岐山(キザン)温氏が世家を統べるのも時間の問題となった。仙督・温若寒(ウェンルオハン)は温旭(ウェンシュー)に薛洋(シュエヤン)を捜索させるよう指示、擽陽(レキヨウ)と清河(セイガ)で薛洋と接触した者を洗い出せと温晁(ウェンチャオ)に命じる。温晁は3つ集めれば最後の欠片は不要ではないかと聞いたが、温若寒は3つの力が強大でも、残りの1つで作られた傀儡を操れないと教えた。藍湛は池に落ちて意識を失った魏無羨を救出し、何度も声をかけた。やがて魏無羨は激しく血を吐いて意識を取り戻す。「ランジャン…さっき大勢の人の叫び声が耳をつんざいて、意識が遠のいた 俺は夢を見ていたのか?」「違う…」「プハッ…生きているうちに心配そうにする藍二公子の顔を見られるとは…」魏無羨は戯言を言ったが、急に高熱が出て気が遠くなって来た。驚いた藍湛はかろうじて魏無羨の手を取り、自分の霊力を注ぎ込む。すると憔悴した魏無羨は不安になり、何か歌ってくれと頼んだ。当然、藍湛は無視すると分かっていたが、ぐったりした魏無羨は藍湛が口ずさむのを耳にする。「ランジャン、この曲の名は何って言うんだ?」藍湛は何か言っていたが、魏無羨はそのままバッタリ倒れた。魏無羨が目を覚ますと川岸にいた。すると江澄と金子軒(ジンズーシュエン)が現れ、2人が助けに来てくれたと知る。しかし藍湛は一足先に旅立っていた。江澄は藍湛を心配する魏無羨に呆れ、自分と金子軒は2人を助けるために7日もろくに寝ていないという。実は姑蘇と清河が温氏に占領されたため、江澄は蘭陵(ランリョウ)へ助けを求めるしかなかった。「これも金公子のおかげだ」もし雲夢(ウンム)に戻っていたら7日では済まなかっただろう。運良く温晁が何かを捜索中でおかしな動きをしていたため、無事に救出できたのだ。魏無羨はこれまでわだかまりがあったが、素直に金子軒に感謝した。すると金子軒はこれで温氏との対立が決定的になったと話し、すでに逃げて来た各世家の子弟も蘭陵に集結していると教える。こうして金氏と江氏は互いに温氏の報復に備えるため、急いで帰還しようと言って別れた。「あの金子軒があれほど頼りになるとはな…」魏無羨はすっかり金子軒の印象が変わったが、ふと手に入れた暗黒の剣のことを思い出す。そこで恐る恐る握ってみたが、なぜかもう洞窟の時のような強い怨念は感じなかった。温晁は残りの陰鉄を探していた。すると子弟が駆けつけ、金氏と江氏の公子が従者を連れて密かに暮渓山に入ったと報告する。温晁は仕方なく配下の2人に洞窟へ言って魏無羨と藍忘機が死んだか確かめて来いと命じた。「温逐流(ウェンジューリゥ)、王霊嬌(ワンリンジャオ)を連れて先に雲夢に乗り込め」「はい」無事に雲夢へ戻った江澄と魏無羨、しかし魏無羨は早々に倒れてしまう。やがて目を覚ました魏無羨は、自分の寝台にいると気づいて安堵した。そばには優しい師姐(シシャ)・江厭離(ジャンイエンリー)の顔がある。すると江澄が汁物を持って来てくれた。ようやく蓮花塢(レンカウ)に帰って来たのだと実感する魏無羨、そこへ宗主・江楓眠(ジャンフォンミエン)がやって来る。江厭離はひとまずそこで下がって行った。江楓眠は魏無羨をねぎらった。しかし魏無羨は自分を探してくれた江澄の方が大変だったはずだという。「よくやった」江澄は珍しく父に褒められたが、妖獣を倒した魏無羨の功績と比べると複雑だった。「…手柄だな」「それが何だよ?お前もあの場にいたら大手柄だった」 お前なしじゃ話し相手もいない、あの藍湛と一緒だと退屈すぎる…」「英雄を気取るからだろ?お前が奴をかばうから…」「ジャンチョン」江楓眠は息子の言葉を遮り、魏無羨の言葉のどこに非があるのかと咎めた。「分かりません…」「阿澄、腹が立っても口にしてはならぬことがある 言えば雲夢江氏の家訓を理解していないも同然…」「そうね、阿澄に無理なら魏嬰が理解すればいいわ」そこに突然、三娘子・虞紫鳶(ユーズーユエン)が入って来た。「″成せるを試みてこそ成せる″のおかげで、面倒事を招くと分かりながら騒ぎを起こしたの?」江楓眠は三娘子になぜ来たのか聞いた。憤慨した虞紫鳶は自分も蓮花塢の主であり、あらゆる場所が自分の縄張りだという。「ウェイインときたら騒ぎを起こすばかりよ!いつか必ず災いを持ち込むわよ?」江楓眠は三娘子の腕をつかんで連れ出そうとしたが、その手を振り払って江澄を呼んだ。「江宗主、言わせてもらうわ、よく見るのよ!蓮花塢の未来の主である我が子の姿を! 私が生んだから気に食わずとも、あなたの実の子よ?噂を知らないとは言わせないわ ″江宗主は何年も某散人(サンジン)を忘れられず、忘れ形見を我が子と見なす″ それどころか魏嬰は江宗主の…」「ゆーずーゆえん!」「じゃんふぉんみえん!声を荒立てたら黙るとでも?分かっているのよ?」「お前ってやつは…ふん!」江楓眠が呆れて出て行くと、虞紫鳶も後を追った。江澄は居たたまれなくなり、部屋を出た。魏無羨は慌てて江澄を追いかけ、噂などでたらめだと訴える。「自分の両親くらい分かってるよ、勝手に憶測されてたまるか!」魏無羨は江楓眠が息子に厳しいのは未来の家主だからだと言った。しかし江澄は父が母と自分を嫌っているという。そこで魏無羨は江澄が家主になれば自分は配下だと安心させた。「お互いの父親のようにな?姑蘇の双璧がなんだ?雲夢は双傑だぞ? お前を認めないなんて俺が許さない」江澄は嬉しかったが、また憎まれ口を叩いた。「その身体で偉そうに」こうして2人はまたいつもの調子に戻った。「ジャンチョン、また奴らと会うことになるのかな?」「…知るかよ」つづく( ๑≧ꇴ≦)江澄、めんどクセーwで、いろいろアレだけどスルーしてください!(笑
2020.04.22
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第13話「二人だけの夜」温晁(ウェンチャオ)は慕渓(ボケイ)山で妖獣が出没したと報告を受け、訓学に来ていた5大門派の子弟たちを引き連れ夜狩(ヨカリ)に向かった。しかし藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)は折られた脚をかばい、ひとり後れを取る。心配した魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は自分がおぶってやると言ったが、藍湛はくだらないと吐き捨た。そこで魏無羨は人形(ヒトガタ)の札に術をかけ、温情(ウェンチン)の元へ飛ばす。するとお札が温情の腕に張り付き、魏無羨の声が聞こえて来た。『聞くだけで答えなくていい、藍湛を休ませたいんだ』「止まって!休憩よ、水でも飲みに行くのね」魏無羨は藍湛に水を汲んでやることにした。しかし温晁は温情が魏無羨たちが疲れないよう気遣ったと見抜いている。「ウエンチン、忠告しておくが、自分はともかく大切な弟のことを考えよ、私を欺くな」温晁たちは慕渓山のふもとへ到着した。すると温晁が同行する女・王霊嬌(ワンリンジャオ)が子弟たちに日暮れ前までに洞窟を見つけろと命じる。魏無羨は偉そうに指図している女は誰かと江澄(ジャンチョン)に聞いた。江澄の話では元は温晁の正室の侍女で、色仕掛けで温晁を誘惑して取り入ったという。そのせいか王霊嬌は温氏と下僕と同じく焼きごてを振り回していた。洞窟の入り口はなかなか見つからなかった。しかし魏無羨はふともやのかかる一帯に目を留め、そこに呪符を放ってみる。パチン!魏無羨が指を鳴らすと、呪符がもやを晴らして洞窟の入り口が現れた。温晁は魏無羨と藍湛に松明を持たせて先頭を歩かせ、洞窟の中に入った。やがて行き止まりになると、温晁は魏無羨にこの下へ降りろと命じる。魏無羨は真っ暗で谷底が見えないと訴えたが、温晁にいきなり背中を押され、落下した。すると温氏たちが縄を次々と降ろし、他の子弟たちがその縄を伝って降りて来る。「おい!全員、死んだのか?」温晁たちは上から懸命に叫んだが、魏無羨たちは無視してさらに奥へ進んだ。洞窟の奥には巨大な池があった。魏無羨は呪符を投げてみたが、特に反応はない。そこにしびれを切らした温晁たちもやって来た。すると温晁は手っ取り早く妖獣をおびき寄せるため、誰かを吊るして血をたらすという。王霊嬌はすかさず温晁が気に入っている綿綿(ミエンミエン)を指名した。激怒した金子軒(ジンズーシュエン)は拒否、これに憤慨した温晁と一触即発となる。魏無羨は金子軒が意外にも度胸があると見直したが、このままでは終わらないと警戒した。案の定、温晁は金子軒が刃向かったとして殺せと命じ、思いがけず温氏と五大門派の子弟たちの戦いが勃発してしまう。温晁は高みの見物だった。そこで魏無羨は温晁を挑発して怒らせ、自分と戦わせるよう仕向ける。温晁はまんまとおびき出されたが、温逐流(ウェンジューリゥ)が助太刀しようとした。しかし江澄が気づき、温逐流を阻止してくれる。魏無羨は温晁を翻弄して隙を見て捕まえると、池の中央にある岩に飛び移って人質にした。「動くな!動いたら温公子の血が流れるぞ?」これにより戦いは収束したが、突然、魏無羨と温晁が立っている岩が揺れ始める。魏無羨は地震かと思ったが、やがて池から首の長い妖獣が顔を出した。実は2人が立っていたのは岩ではなく、妖獣の甲羅だったのだ。藍湛は妖獣の目が悪いと気づき、音を出さねば攻撃されないと伝えた。魏無羨も温晁の口を必死に押さえていたが、恐ろしさのあまり温晁が助けてくれと叫んでしまう。そのせいで妖獣が暴れ出し、焦った魏無羨は温晁を投げ飛ばしてから自分も岸へ戻った。洞窟内は騒然となった。魏無羨たちは次々と妖獣に挑んだが、簡単に倒れる相手ではない。一方、王霊嬌は物陰に避難している綿綿を見つけた。そこで温氏の子弟に綿綿を捕らえさせ、焼きごてを松明の火で熱し、その美しい顔に傷をつけようとする。しかしちょうどその時、魏無羨が倒れた温氏の弓矢を拾って構えていた。綿綿の叫び声に気づいた魏無羨は咄嗟に振り向き、矢を放って王霊嬌の腕を傷つける。阻止された王霊嬌は自棄っぱちになり、綿綿に向かって焼きごてを放り投げた。驚いた魏無羨は綿綿の前に飛び出して守ったが、焼きごてが左胸に直撃、火傷を負ってしまう。温晁は怪我した王霊嬌を助け出し、見切りをつけて先に逃げ出した。そして温氏が全て谷底から脱出すると縄を切断し、温情が止めるのも聞かず洞窟の入り口を塞いでしまう。一方、魏無羨は妖獣の目に矢を命中させ、今のうち入り口に戻れと叫んだ。しかしすでに温晁に閉じ込められたと知る。子弟たちは食べ物もなく動揺が広がるが、魏無羨が火傷した胸を指し、焼いた肉ならあると和ませた。すると責任を感じた綿綿がその場にへたり込んで泣き出してしまう。その時、藍湛が脱出する方法があると教えた。藍湛は妖獣が顔を出した時、水面に紅葉の葉が浮き上がって来たのを見逃さなかった。そこで魏無羨が松明で妖獣の気を引き、その間に江澄が池に潜って穴を探してみる。すると藍湛の推察通り、5~6人が通れそうな穴を発見した。魏無羨は自分が火術で気を引いているうちに子弟たちを逃すことにする。しかし綿綿が池に入る時に転び、手を切って池に血が流れ出した。←また綿綿wそのせいで妖獣が興奮、ちょうど逃げ出そうとしていた魏無羨が襲われそうになってしまう。その時、藍湛が慌てて引き返し、魏無羨をかばって妖獣に脚を噛まれた。魏無羨は江澄に助けを呼んでくれと叫び、怪我を負った藍湛を連れて洞穴に避難する。どうやら妖獣は池から離れられないのか、それ以上、無理に追って来ることはなかった。魏無羨は近くに落ちていた枝を拾い、藍湛の脚の添え木にすることにした。「何か縛るものはないか…あ!抹額(マッコウ)!」「あ!」藍湛が何か言う前には魏無羨は抹額を外して使ってしまう。「何を…」「こんな時に細かいこと気にすんな、脚の方がよっぽど大切だろう?」しかし藍湛は瘀血(オケツ)のせいで苦しそうだった。魏無羨は何とかして瘀血を抜こうと考え、思わず外衣を脱ぎ始める。「水に湿って気持ち悪いだろう?乾かしてやるから脱げよ」潔癖症で人に触れない藍湛にとっては耐え難い行為だった。すると魏無羨が嫌なら自分が脱がせてやると言い出し、藍湛は激しく拒否する。「脱がないのか?じゃあ俺が脱ぐ」魏無羨は仕方なく自分の下穿きに手をかけた。その時、藍湛は思わず喀血、ようやく魏無羨が自分の瘀血を抜いてくれたと気づく。( ತ _ತ)<かたじけない(^ꇴ^)<別に構わないよ~改まって感謝されると怖いしな魏無羨はたき火で暖をとり、温寧(ウェンニン)からもらった凝血草を藍湛の傷につけた。飲み薬は綿綿を助けた時、懐から落としてしまったらしい。すると藍湛が急に凝血草をつかみ、魏無羨の胸の火傷につけた。( ๑≧ꇴ≦)<イテテテ…痛いだろう?ランジャン!( ತ _ತ)<遠慮するな(´゚艸゚)∴ブッ<ランジャンのくせにこの状況でからかうとは藍湛は火傷を負ってまで綿綿を助けた魏無羨に無茶はするなと釘を刺した。しかし魏無羨はあの状況では仕方がなかったという。美人の綿綿がもし顔に焼きごてをつけられ、一生、痕が残れば大変なところだった。( ತ _ತ)<お前の傷痕とて消えぬのだぞ?(^ꇴ^)<俺は男だもん、一生、消えなくても綿綿も一生、俺を忘れない、そう思えば美談さ( ತ _ತ)<女子が一生、忘れぬという意味を?!(๑ ・᷄ὢ・᷅)<何で怒るんだよ?( ತ _ತ)<意味もなく気を持たせるな(˘•ε•˘)<お前に気を持たせたか?(はっ)もしかして…( ತ _ತ)<何だ?(^ꇴ^)<ランジャン、綿綿が好きなのか?( ๑≧ꇴ≦)<あ~図星なのか!あははは~( ತ _ತ)<なぜお前とここでくだらん話を…すると魏無羨はこんなに話をする藍湛は初めてだと笑った。魏無羨は服を乾かしながら、飲み食いせずに持つのは3~4日だと言った。しかし脱出した江澄たちがそれまでに助けを呼んで来てくれるだろう。「姑蘇(コソ)の方が雲夢(ウンム)より暮渓山に近い、藍氏の方が先に助けに来るそ? 藍氏が来なくても2日もあれば江澄が雲夢へ戻る、温氏の手をかいくぐってな?」「無理だ、雲深不知処(ウンシンフチショ)は焼き打ちに…」「…みんな無事なのか?」「叔父は深手を負い、兄は行方知れずだ…」魏無羨は何と言葉をかけて良いか分からず、視線を外して話を変えた。「寒くないか?俺の衣が乾いたらこれを羽織って眠って明日…」そう言って魏無羨はふと振り向いたが、藍湛はいつの間にか眠っていた。「亥の刻になったのか…いまいましい藍氏の就寝規則も役に立つな(クスッ」魏無羨は藍湛に自分の外衣をかけてやると、外の状況が気がかりだった。…洞窟に閉じ込められ、温晁を敵に回した…江澄たちは無事なのか?そして雲夢も今頃どうなっているのか?つづく( ๑≧ꇴ≦)時間にも正確なたんたん!それにしても綿綿も弟子なのにお荷物すぎる…( ̄▽ ̄;)
2020.04.22
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay最終話「愛を貫いて」周瑩(シュウエイ)は西太后と光緒(コウショ)帝に拝謁した。最初は上々だったが、最後にうっかり″変法″の標語を引用してしまう。「太后のご不興を買ったかも…」謁見を終えた周瑩は趙白石(チョウハクセキ)に申し訳なさそうに伝えたが、そこへ崔(サイ)太監が駆けつけた。皇太后が周瑩を気に入って褒美に東阿阿膠(トウアアキョウ)を与え、さらに爵位を授けると命じたという。周瑩は安堵すると、次は趙白石が拝謁する番となった。趙白石はこの機に沈星移(シンセイイ)から託された日昌和(ニッショウワ)の仕訳帳を提出、これを見た西太后と皇帝は郡王が戸部を利用して私腹を肥やしていたと知る。憤慨した西太后はこの件について他言無用と告げ、帰りに汴梁(ベンリョウ)を通る際に対策を講じると言った。趙白石は別院に周瑩を訪ねた。ついに皇太后が郡王を排除するという。周瑩はこれで死んだ人たちも浮かばれると感慨無量だったが、話はそれだけではなかった。「もう1つ、深刻な知らせだ… 沈星移が涇陽(ケイヨウ)の街で目撃された、奴から連絡は?」フル(・_・ ))(( ・_・)フル周瑩は沈星移が自分に会いに来ると期待したが、趙白石は恐らく狙いは皇太后と皇帝だと教えた。皇太后と皇帝の暗殺を企てている組織があるが、その組織の中心人物が沈星移だという。「いいか、これは一大事だ、決して感情で動くなよ? 沈星移の情報が入ったらすぐに知らせろ もし両陛下が東院で暗殺されれば、我らや懐先(カイセン)はもちろん、 呉家にいる全ての人間が打ち首になる」すると趙白石は懐先を自分の屋敷に連れて行くと決めた。「にゃん?!」「一緒に行って」「明日、両陛下が発御されたら懐先を返す」周瑩は没落した沈家を訪ねた。しかし荒れ果てた実家に沈星移の姿はない。周瑩は侍女として暮らしていた沈星移の寝殿に入ると、しみじみあれからずい分と遠くへ来てしまったと実感した。その頃、呉家の厨房に野菜を搬入する使用人の姿があった。男は野菜を届けると、こっそり身を隠す。その使用人とは西院の呉沢(ゴタク)だった。その夜、周瑩は胸騒ぎがして眠れなかった。なぜか沈星移が来る気がしてふと戸の前に立ってみたが、その時、使用人になりすました沈星移が本当に入ってくる。2人は固く抱き合い、再会をかみしめた。しかし周瑩はふと冷静になり、暗殺を思いとどまるよう説得する。「星移、革命のために私や自分を顧みずとも、他の人のことは考えて 暗殺は止めないけど、東院では手を下さないで」周瑩は呉家の人間が皆殺しになると心配したが、沈星移は策なら考えてあるという。「君や懐先はもちろん、東院の者にも害は及ばない…」すると突然、沈星移は短刀で周瑩の肩を突き刺し、衝撃を受けた周瑩に口づけした。沈星移は怪我をした周瑩を椅子に座らせ、縄で縛り始めた。これなら暗殺事件が起こっても、周瑩が責められることはない。しかしその時、夜回りしていた趙白石が周瑩の部屋の灯りに気がついた。「周瑩、まだ起きているのか?」「ぁ…もう休むわ、大哥も休んで!」「分かった、では行くよ」一方、時を同じくして、呉沢も西太后を暗殺すべく、東院へ向かっていた。沈星移は周瑩を縛り付け、ついに出て行くことにした。しかし戸を開けると、帳(トバリ)の内側で待ち構えていた趙白石が剣を突きつけ入ってくる。趙白石は先ほど周瑩が懐先のことを何も聞かなかったため、異変を感じたという。「趙白石、戸を閉めろ」すると沈星移は趙白石に銃を向けた。趙白石は仕方なく戸を閉めて剣を捨てた。そこで沈星移は正房まで案内するよう脅したが、趙白石は自分を撃てという。驚いた周瑩は沈星移にあきらめるよう訴えた。趙白石の性分なら自分の命に代えても暗殺を阻止するだろう。周瑩はこれ以上、家族を失いたくないと訴え、このままでは二人とも死んでしまうと嘆いた。「大哥、これは私からの最初で最後のお願いよ、星移を逃してあげて」周瑩の悲痛な叫びに沈星移は銃を下ろし、趙白石も沈星移を逃すと決める。しかし趙白石が戸を開けると、帳の向こうから官兵たちが刺客が現れたと話している声が聞こえた。(#≧ꇴ≦)もぉぉぉ!呉沢ーーーっ💢刺客が別院へ逃げ込んできた。趙白石は自ら刺客と剣を交え、刺客の覆面を外したが、その正体が呉沢だと知る。すると呉沢は趙白石が驚いて手を止めた隙に、周瑩の部屋に逃げ込んだ。趙白石は焦って官兵たちを制止、自分に任せろと叫んで部屋に入る。こうして周瑩の寝殿には奇しくも沈星移と呉沢、そして趙白石が揃うことになった。趙白石は呉沢を突き飛ばし、軽率な行動をとがめた。「呉家の人間が東院で暗殺だと?!」「陛下を救う最後の機会だ、行かせてくれ、皇上が政権を握れば国は救われる」しかしすでに屋敷は官兵が包囲していた。呉沢はもはや殺されるか捕まるかの二択しかない。このまま呉家の人間が刺客として捕まれば一族連座となり、呉家が滅ぼされること必至だ。「もう誰も逃げられぬ」趙白石は最悪の事態を覚悟したが、その時、沈星移が方法があると言った。沈星移は呉沢の覆面を外して自分の顔につけ、呉沢の剣を手にした。そして趙白石に銃を投げ渡すと、いきなり手刀で趙白石の首を突き、意識を失わせる。「星移…行ってはダメよ…」しかし沈星移は何も言わず、いきなり外へ飛び出してしまう。周瑩は呆然としたまま庭から聞こえる剣戟(ケンゲキ)の音や、官兵たちの怒号に胸が痛んだ。やがて外は静かになる。周瑩は沈星移の最期を悟り、ひとり涙に暮れた。翌朝、呉家一族は西太后と光緒帝の見送りに出た。すると皇太后はひざまつく周瑩に気づき、声をかける。「何年、寡婦を貫いた?」「お答えいたします、太后、14年です」「…私は39年だ」西太后は共に女として一族を支えてきた周瑩の苦労に共鳴し、呉家をあとにした。趙白石は呉沢を人知れず呉家から出し、埠頭まで送った。呉沢や呉家数百人の命を救った沈星移、趙白石はそんな沈星移の死を無駄にしないよう、これからは自身を大切にしろと助言する。「お前は?まだこの泥沼の中を漂い続けるのか?」「これからもこの道で踏ん張り続けようと思う」「…行くよ」「元気でな」周瑩は懐先(カイセン)の見送りで上海の埠頭にいた。すると一緒に来ていた趙白石から端郡王・載漪(サイイ)一家が新疆(シンキョウ)へ流刑処分になったと聞く。周瑩はふとあの時、東院でもし皇太后が殺されていたら、懐先をどうしていたのか尋ねた。しかし趙白石はただ懐先を我が子同然に思っているとだけ答える。そこへ懐先が戻ってきた。「にゃん!舅舅!そろそろ乗船します!」周瑩は懐先を船の入り口まで送ったが、複雑な心境だった。「私はこれまで多くの別れを経験してきたの、呉聘(ゴヘイ)、父上、私の父、そしてあの人… 今度はあなたとお別れするのね」「安心してください、僕はまた帰って来ます」「早く帰ってきて」「母上、2年などあっという間です!その時には僕もこの国も変わっているはずです!」こうして懐先は旅立って行った。…周瑩は1869年、陝西三原(センセイサンゲン)県の周家に生まれた…幼い頃から才知と人徳を兼ね備え…17歳で涇陽(ケイヨウ)安呉堡(アンゴホウ)村の呉家に嫁ぎ、呉聘の妻となる…結婚後は夫と義父を相次いで亡くし、幼い養子の懐先を抱え、呉家の商いを一手に担った…周瑩は仁義や信用を重んじ…人材を上手に使う柔軟な経営手腕で呉家東院を比類なき大商家にのし上げる…また学業支援や廟の建築、道路および橋の修繕、造船などに貢献…さらに災民や貧民を救済し、多くの慈善事業を行った…そして1908年、周瑩は40歳でこの世を去り、一品の誥命(コウメイ)夫人に封じられる…周瑩が商売で起こした奇跡や人助けの心…それらは陝西商人の新しい道を切り開く勇気や、信用を守る精神として今日まで伝えられている完( ๑≧ꇴ≦)長かった~!女子学堂の開校で終わりで良かったと思うな〜それにしても上海埠頭が小さ過ぎない?←最後の感想がこれかw
2020.04.21
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第23~25話ダイジェスト戦楓(センホウ)は副荘主ながら烈火山荘の実権を握り、鍾離無涙(ショウリブルイ)を罷免しかも姫驚雷(キケイライ)まで評議会から締め出してしまいます憤慨した姫驚雷は中へ入れろと騒ぎを起こし、諌めに来た裔浪(エイロウ)と思いがけず手合わせにすると姫驚雷は裔浪から一撃を受け、引き下がるしかありませんでした罷免されたものの行くあてもなく正門前の木陰で蕭を吹く鐘離無泪すると鐘離無泪の行方を探していた蝶衣(チョウイ)が発見します蝶衣は自分のことが好きなら山荘に残って欲しいと訴え、行き場のない鐘離無泪に梅院のかまど番を任せると言いました鐘離無泪は口下手ですが、カールを陰ながら助けるためにも″引き受けた″と答えます一方、松院へ戻った姫驚雷は中庭に入るなり喀血脈診した侍女の碧児(ヘキジ)はことのほか重傷だと気づき、治療のた松院を閉鎖して人払いします姫驚雷はなぜ裔浪の武功が上がったのか首をかしげますが、碧児は恐らく達人から伝授されたのだと教えましたともかく玉自寒(ギョクジカン)がいない今、姫驚雷がカールの唯一の味方碧児は怪我を負ったと知られてはさらに権力を削がれると懸念します治療は半月かかるため、その間は武術を使わず、松院での静養を余儀なくされることにしかしその夜、薫衣(クンイ)が松院を訪ねます姫驚雷にとって愛しい薫衣は特別、あっさり部屋に入れ、裔浪と喧嘩して怪我したと告白薫衣は治療をした碧児の素性を怪しみますが、姫驚雷は先代が自分に付けてくれた侍女なので心配ないとなだめます翌朝、戦楓は姫驚雷が裔浪と争ったと知り、松院での禁足を命じます大師兄の仕打ちに激怒する姫驚雷、しかし実は裔浪に手を出させまいとする戦楓の苦肉の策だったのですようやく床を離れたカール寝ている間に鐘離無泪が罷免され、蝶衣が引き止めて梅院にいると知ります早速、会うことにして部屋を出たカール、するとちょうど梅院を訪ねた戦楓が現れました(´ ・ω・)<病と聞いたが具合は?( ತ _ತ)<…戦楓は思わずカールの額に手を当てようとしましたが、カールが払い避けました( ತ _ತ)<心配無用じゃカールの冷ややかな態度に戦楓はもはや兄妹弟子の絆も失ったと思い知らされますカールは鐘離無泪と再会父から鐘離無泪が医術にも精通していると聞いたことがあったカールは薬を所望しますが、その薬は病の回復を遅らせるためでした今や実権もなく、山荘に味方もいないため、病と見せかけながら相手を観察し、巻き返したいというわけです一方、東海で倭寇(ワコウ)の残党を探す静淵(セイエン)王・玉自寒(ギョクジカン)そこへ烈火山荘に帰ったカールの情報が届きます黄琮(コウソウ)の話では先代の死後、山荘を仕切る裔浪が戦楓に反抗的な者を厳しく罰して排除、しかしカールは病で運営には関わっていないとかただ戦楓の独断的なやり方でむしろ烈火山荘の求心力は先代の時より高まっていました裔浪は予定通り烈明鏡殺しの罪を江南霹靂(ヘキレキ)門の少主・雷驚鴻(ライコウケイ)になすり付けることに実は武道場に焼け残っていた火器が霹靂門のものだったと公表しますしかも戦楓の婚礼の日に帰ってきた玉自寒が当時、朝廷のお尋ね者だった雷驚鴻を密かに同行していたと暴露、その時、武道場に仕掛けたのだと訴えました驚いた慕容(ボヨウ)堂主は動機がなく、霹靂門といざこざを起こせば江湖に血の雨が降ると懸念しますそこで戦楓は2人の顔を立て、霹靂門を追われた舵主(ダシュ)を探して証言させると決め、調査には慎重を期すことに父が好きだった竹院でひとり物思いにふけるカールすると戦楓が現れ、師匠を殺したのは霹靂門の火器だったと伝えますカールの目を見た戦楓は、ふと自分が疑われていると感じるんですね~しかしカールはまさか兄さんを疑うはずないじゃないの~と言いながらけん制ただ父を殺した犯人を絶対に見逃さないと宣言します、その人とどんな交情があったとしても…裔浪はかつて霹靂門で麒麟火雷(キリンカライ)を制作した舵主を捕縛します自分の作った火器で烈火山荘の先代が殺されたと聞いた舵主は驚き、火器は全て老門主に渡したと証言、自分の手元にはひとつもないと訴えました火器を作ったのは去年、実は亡くなった老門主が烈火山荘から覇権を奪おうと準備したものでしたすると舵主はふと思い出し、老門主の他に少主にも火器を渡したと教えますこれではカールも雷驚鴻をかばうことができず、戦楓は打倒、霹靂門を掲げ、霹靂門と関われば烈火山荘の敵と見なすと告示するのでしたカールが病と知った玉自寒は軍紀を破ってまで烈火山荘へ戻ります玉師兄が帰って来たと知ったカールは一目散に竹院へ…(TㅅT)<ししょん…カールは父の亡骸と対面できなかったと話し、これまで堪えていた涙が一気にあふれだしました玉自寒は早く病を治さないと師父の御霊も安堵できないと慰めましたが、カールは仮病だと教えます父の死が不可解なため、弱ったふりをして密かに父の事件を調査するつもりだと…玉自寒は道すがら告示を見て霹靂門の件は知っていましたが、実はカールが戦楓を疑っていると気づきますカールの話では戦楓が烈明鏡を自分の両親の敵と信じ込み、恨んでいたとかそれがカールとの縁談を破棄した理由だったのです玉自寒はもし戦楓が下手人ならカールが危険だと考え、軍営に一緒に連れて帰ると決めましたしかしカールは自分の身なら自分で守れると訴え、絶対に真相を明かすと拒否仕方なく玉自寒は黄琮を残して行くと決め、師父を弔問してからとんぼ返りとなりました玉自寒は見送りに来たカールに、実は東海へ出立する時、師父が自分にカールを託したと教えます「こんな身体の私に求婚する資格はないが…」「そうじゃないわ、私が釣り合わないの」←正しい断り方wすると玉自寒は困惑するカールに凱旋した時に答えを聞きたいと頼み、軍営に戻って行きました戦楓は姫驚雷に雷驚鴻の捕縛を命じます姫驚雷は自分を追い出してカールを孤立無援にするつもりだと疑いますが、戦楓は山荘を預かる身として荘主を守ると断言するとこの話を知ったカールが松院を訪ね、3師兄に任務を引き受けるよう頼みました姫驚雷が雷驚鴻を捜索するなら好都合、見つけ次第、自分と会わせて欲しいと言うのですしかし問題は雷驚鴻が交流のない姫驚雷を信用するかどうかでしたそこで梅院に戻ったカールは薫衣と蝶衣に相談蝶衣はふと雷驚鴻が手に書いてくれた霹靂門の門符を思い出し、紙に書きますその絵が何かは言えませんが、きっとこれを見せれば信じてもらえると…その夜、碧児は姫驚雷に自分も同行したいと申し出ました実は碧児はただの侍女ではなく、先代から姫驚雷を守るよう命じられた使い手「青龍堂の三堂主・碧海秋(ヘキカイシュウ)がご挨拶を」青龍堂は山荘の耳目、万が一、鍾離堂主に何かあっても人の手に落ちないように3人も堂主がいたんですね~ちなみに二堂主は暗河宮との戦いで亡くなっていましたすると姫驚雷は先代が実は前々から戦楓と裔浪を警戒していたのだと気づきますこうして思いがけず頼りになる味方を得た姫驚雷は奮起、翌朝、烈火山荘を旅立つのでした戦楓はカールの長患いを心配し、新しい医者を招いて診察させます仮病がバレず安堵するカールたちすると戦楓はそれから毎日、楓院で自らカールのために薬を煎じることにします↓24話目で初めてのニンマリ当然、周りから不気味がられ、youカールと結婚しちゃいなよ~なんて戯言までどうやら刀無暇(トウブカ)も裔浪もガラスのハート@戦楓に呆れ気味と言ったところでしょうか一方、有琴泓(ユウキンオウ)は銀雪(ギンセツ)を連れて辺境の小さな村の民家に留まっていました師匠を救うため自分の内力を全て使った有琴泓は髪が真っ白に…近所では孤独でかわいそうなお爺さん扱いです( ̄▽ ̄;)その甲斐あって銀雪は意識を取り戻し、かつての元気な姿にしかし銀雪は有琴泓が自分のために内力を使い果たしたと気づき、自分の仙力が残り3割、暗夜羅が来たら自分たちには死あるのみだと呆れますそんな中、梅院に珍しく慕容(ボヨウ)堂主がやって来ました最近、暗河宮に不穏な動きが見られ、今や水面下ではなく堂々と動き回っているとか「各門派が一枚岩となり暗河宮を排除したのは、烈火山荘が圧倒的な勢力を誇っていたからこそ だが今は事情が異なり、各門派は三大門派の共倒れを望み、自らが覇者となる機を得んとしている それは暗河宮とて同じだろう」暗夜羅(アンヤラ)は相当の手練れ、そして血のように紅い衣をまとい、傲慢で残虐な男だとか慕容堂主は先代の死に暗河宮が関わっていると考え、カールを訪ねたと教えますもはや戦楓も信用できず、先代の死に関与していると疑っているとか実は慕容堂主は先代から戦楓を見張るよう命じられていました段雷荘の件も全て知った上で先代は戦楓を見逃していたのです烈明鏡はそれでも戦楓を信じ、今一度、機会を与えていたんですね~(TㅅT)こうしてまた思いがけず味方ができたカール、そこで雷驚鴻の疑惑を解きたいと伝えます玉自寒は東海で倭寇に3連勝し、皇帝は間もなく駆逐できると上機嫌でした2皇子・敬陽(ケイヨウ)王は褒美に婚礼を賜ったらどうかと進言しかし面白くない3皇子・景献(ケイケン)王は玉自寒が軍営を離れて烈火山荘へ帰ったと告発します皇帝は急に顔を曇らせますが、敬陽王は幼少から烈火山荘で育った玉自寒が亡くなった荘主を弔いに戻るのは道理だとかばい、皇帝も結局、不問に…暗夜羅に呼び出された戦楓は現在の武林の状況を報告します烈火山荘の支持が33、霹靂門の支持が19、残り20門派は様子見だとか暗夜羅は戦楓の働きに満足し、左耳の蒼玉(サファイア)に手を伸ばします「この蒼玉は、そなたの母親に出産祝いとして私が贈ったものだ」戦楓の生母・暗夜冥(アンヤメイ)は暗河宮の二宮主で絶世の美女でしたまだ少年だった暗夜羅は姉の暗夜冥を愛し、天下一になったら結婚したいと懇願暗夜冥は姉だと笑いましたが、暗夜羅は実の姉弟ではないと訴え、暗夜冥の銀釵に結婚の誓いを立てたのですしかし暗夜冥は烈火山荘に嫁いだせいで、無残な死を遂げることに…暗夜羅は戦楓がカールを愛していると見抜き、母の敵の娘だと釘を刺しました戦楓は思わずその場にひざまずき、カールだけは見逃して欲しいと訴えますすると暗夜羅は鼻で笑い、帰ってしまいます一方、姫驚雷はついに雷驚鴻の船を発見していました雷驚鴻の上陸をじっと待っていた姫驚雷でしたが、船に来いと連絡が来ますその夜、雷驚鴻に警戒されないようたった一人で船へ向かった姫驚雷そこで蝶衣が書いた門符を見せると、雷驚鴻は話を聞くことにしました姫驚雷は自分とカールは雷驚鴻が先代殺しの犯人だとは思っていないと話し、苗河(ビョウカ)鎮でカールと会うよう勧めます自分の手勢と雷驚鴻の手勢を戦わせるので、その間にカールに会いに行き、自分自身で潔白を証明しろというわけ雷驚鴻は父が殺されても自分を信じてくれるカールの信頼に応えるため、危険を承知で会いに行くと決めます話を聞いた鳳凰(ホウオウ)は雷驚鴻がこの機に乗じて刀冽香(トウレツコウ)と駆け落ちするつもりだと嫉妬して見せますが、雷驚鴻が自分の配下たちを守るために行くのだと訴える様子を見て頼もしくなったと見直していました雷驚鴻は配下2人を連れ、人目につかないよう深夜に移動しますちょうど露店を見つけて麺を食べることにしましたが、いつも客の噂話を聞いている店主から思わぬ話を聞くことに…実は烈火山荘の先代は極悪人で、戦飛天(センヒテン)と暗夜冥夫婦を手にかけたとかそれに比べ暗河宮は上納金を巻き上げていたやつらを退治してくれたんだぜ~♪烈明鏡が亡くなった今、武林一の使い手は暗夜羅、時代は暗河宮だよね~♪すると面白くない雷驚鴻は代金を置いて行ってしまいますその話を静かに聞いていた白髪の客が有琴泓だと知らずに…つづく(^ꇴ^)ちゃんと髪の毛を押さえて麺を食べる雷驚鴻w
2020.04.20
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第73話「行幸を仰ぐ」ついに涇陽(ケイヨウ)女子学堂の開校日を迎えた。周瑩(シュウエイ)は来賓の陝甘(センカン)総督・趙白石(チョウハクセキ)を出迎え、控え室に案内する。すると趙白石は縁談の件を考えてみたかと聞いた。周瑩はまだ冷静に考えられないとはぐらかし、ちょうど千紅(センコウ)が呼びに来たことから出て行ってしまう。千紅は縁談をどうするつもりか聞いた。しかし周瑩はどこか歯切れが悪い。「多分、応じるべきだわ、だって彼ほど呉家に尽くしてくれた人はいない 添い遂げることが一番の恩返しになるわ」周瑩の心には沈星移(シンセイイ)がいたが、もう会えないと分かっていた。しかし千紅は愛していないなら、良い人だろうと無意味だという。「じゃあ、趙大人との結婚に反対なの?」「あなたの好きにすればいい、嫁ぎたければ嫁げばいいし、嫌なら断ればいい これぞ本当の自由よ?」( ゚д゚)ピコーん!@周瑩いよいよ開校式が始まった。すると周瑩は彭(ホウ)学堂長が挨拶している間に、隣に立っていた趙白石にふと返事をする。「決めたわ」「今ここで返事をするのか?」「ええ…申し訳ないけど、お断りする」趙白石は理由を聞こうとしたが、ちょうど理事の挨拶となり、周瑩は壇上へ行ってしまう。周瑩は王世均(オウセイキン)が準備してくれた原稿を読み始めた。しかし時候の挨拶だけであきらめ、結局、自分の言葉で話すことにする。「なぜ私が女子の学堂を建てたか…私にもよく分からない、友人の願いだったの こう言ってたわ、女子が学べば国は救われると… 私もこれだけは確信してる、人は勉強すれば悟れるようになる それにより見識が広まり、能力も身に着く 有能な者はいじめられない、男も女も同じよ、国も同じかも? …学堂を建てた理由が少し分かった気がする 能力があれば自分で自分を養え、好きなように生きられる 例えば毎日、何を食べたり飲んだりするか?どこで誰と話をするか? 嫁ぐ相手だって選べるかも…(あっ)」ザワザワ>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<ザワザワ「話がそれたわ…私は自分の人生に悔いはない 評判が悪く、家族を次々に亡くしたけど、己の意思には背かなかった みんなも同じように生きて欲しい 欲しい物は手に入れ、欲しくなければ拒否するの 愛したい人を自由に愛し、痛快な人生を送るのよ!」趙白石はそれが周瑩の答えだと知り、自然と拍手を送っていた。…1900年8月、義和団の反乱を鎮圧するため、8カ国連合軍が北京を占領西太后は光緒(コウショ)帝と共に西安へ逃れた…巡撫(ジュンブ)・端方(タンホウ)は富商を集め、皇太后と皇帝のための寄付を募り、その額に応じて爵位を申請すると言った。爵位がもらえると聞いた各地の商家は続々と寄付を申し出たが、周瑩だけは手を挙げない。「呉夫人?どうしますか?」「大人、陝西は春から虫害や干ばつに見舞われ、農家の大半が不作です 呉家は数十万両も投じて災民を救済して来ました また銀子を差し出せと言われても、これ以上は無理です」西太后と皇帝が西安に到着し1ヶ月が経った。そんなある日、趙白石は端方と共に行宮へ呼び出される。端方の話では皇太后と皇帝の支出がすでに30万両にも上っていた。しかし陝西の富商から寄付を募ったので急場はしのげるという。すると端方は恨みがましく、呉夫人が銀1両すら出さなかったと訴えた。何も知らなかった趙白石は自分から話してみると持ちかけたが…。趙白石と端方が拝謁した。西太后は行宮と呼ぶには小さ過ぎるとご立腹、他にもっとゆったり過ごせる場所はないかと聞く。そこで趙白石は、南院門通りにあるかつての巡撫署なら部屋が100室以上あるためくつろげると上奏した。すると西太后は今すぐ移ると言い出す。とは言え長らく空き家だった巡撫署、趙白石は片付けや掃除で3日はかかると答えた。「まだ3日もここで耐えろと?」「太后、私に妙策がございます」端方は寄付をしなかった周瑩に格好の仕返しを思いつく。「富商が多く住む涇陽という街があります 中でも有名な呉家東院は紫禁城を真似て建てられたらしく、間取りも庭も広いとか よろしければそこで数日、過ごされては?新居の片付けが終わるまでです」慌てた趙白石はむやみに動くのはかえって危険だと反対したが、端方は陝甘総督が護衛すれば逆賊も近づけないと押し付けた。しかもかつて県令を務めた趙白石なら涇陽の地理に詳しいと、今回の行幸の責任者にと推薦する。こうして端方にまんまとはめられた趙白石は急いで織物工場にいる周瑩を訪ねた。周瑩は寄付を断ったことが原因で大変なことを押し付けられることになった。何と皇太后と皇帝が呉家東院に滞在することになったという。しかし趙白石の心配をよそに、周瑩はあっさり了承した。「だって婆婆と大兄弟でしょう?」「太后が婆婆?皇上が大兄弟?」実は周老四(シュウロウシ)は周瑩から出自を尋ねられると、周瑩の本当の正体は皇女で、偽皇太子とすり替えられたと話していた。「な、何の話だ?!」↓まさに鳩に豆鉄砲w呉家東院は皇太后と皇帝を迎えることになり、その準備に追われた。趙白石は部屋割りを決め、灯籠などの飾り付けや掃除を指示し、警備上の下調べなどを済ませたが、まだ一番の懸念事項が目の前にいる。それは周瑩だった。趙白石は呉家の大当主である周瑩が皇太后に呼ばれることを想定、予行練習をさせることにした。「私、周瑩が太后にご挨拶申し上げま~す」「こっちを見るな!お顔を見るなどもっての外だ!」「分かったわ~ヤレヤレ…」「それもダメだ!お許しが出るまで上体を起こすな!…よしそれでいい」「…(ドッコイショ)」「立つ時はきちんと立て!」すると趙白石は答える時は必ず″お答えします″という前置きを忘れるなと釘を刺した。「もう終わった?」「家に帰るまでが遠足だ!」←正確には″六椽庁を出たら終わりだ!″そしてついに皇太后と皇帝が呉家東院へやって来た。周瑩は予想外に早く皇太后に呼ばれた。さすがに春杏(シュンキョウ)も心配して歩き方に気をつけるよう助言し、見送る。趙白石はぎりぎりまで周瑩に不興を買わぬよう釘を刺し、外で待つことにした。周瑩は六椽(ロクテン)庁で皇太后と皇帝に拝謁した。すると皇太后から年齢を聞かれ、周瑩は数え年で32になると答える。次に出自を聞かれたが、周瑩は正直に拾われたので分からないと言った。皇太后はそこで下がるよう命じ、周瑩の謁見は早々に終わる。しかし周瑩が立ち上がろうとした時、皇帝が急に咳払いをした。驚いた周瑩は慌ててひざまずくと、珍しく皇帝が口を開く。「そなたは若くして寡婦となり、没落した呉家を一手に担って見事に再興したとか… 」「お答えします、家を斉(トトノエ)ねば天下は収まらずと言います 私は家を担うのみ、国を担っておられる太后と陛下には遠く及びませぬ」皇太后は周瑩に学があると知って驚き、どうやって家業をここまで大きくしたのかと聞いた。そこで周瑩は″変″を心がけたと答える。「今や天下とは世界です、古いやり方にとらわれていては衰退の一途をたどります 時勢に応じて変化できる柔軟性が大切かと…」すると皇太后に実権を握られている光緒帝はきまり悪そうな表情になった。皇太后にとって耳の痛い話だったが、周瑩の手腕に興味を持ち、立って話すことを認めた。「そなたが当主になった時、男たちも従ったのか?」「とんでもない!…でも私がたくさん稼ぐようになると承服してくれました」「やはりな〜そなたは時勢に応じて変化すべきだと申したが、祖法は必要ないということか?」「銀子を稼ぐのに役立つなら必要ですが、そうでなければ不要かと…」「現実的だな」「長年の商いの経験から申しますと、西洋人のやり方の方が祖法より役に立つことも…」そこで周瑩は例として呉家が扱っていた手織り綿布が数年前に廃れ、今はイギリスの機械で洋布の生産をしていると説明し、呉家で一番の収益だと話した。「他にはどんな商いの秘訣が?」「他に挙げるとすれば…権限を手放すことです」さすがにこれには皇太后も皇帝も動揺を隠せない。しかし周瑩は家は1人のものではないと話し、呉家では使用人や番頭も店の株を持っていると教えた。商いに関して誰もが意見を述べ、周瑩は利益になる意見なら採用し、不利益となるなら耳を貸さないという。「株を分けるのは求心力を高めるためです、もうけを独占しても銀子しか残りませんが、 株を分ければ家業は栄え、例え3割の持ち株でも数万両の収入になります …民を尊べば国がよく治るのと同じです(はっ)」「…下がるがよい」「感謝いたします、太后、皇上…」周瑩は決して背を向けず、外へ出た。趙白石は無事に周瑩が戻り、安堵した。しかし周瑩は皇太后の不興を買ったかもしれないという。「何の話をした?」「当主の心得とかよ、ただ″変法″の標語だった言葉をうっかり引用しちゃって…」「どの言葉だ?」「民を尊べば国がよく治るよ…」つづく(  ̄꒳ ̄)皇太后、けっこう好きだわ、でももっと毒毒しくても良かったw
2020.04.20
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第20~22話ダイジェスト倭国との和議のため公主との政略結婚を持ちかけられた玉自寒(ギョクジカン)景献(ケイケン)王の罠だと気付きながら、父皇に自ら10万の兵を率いて倭寇(ワコウ)を討つと奏上します皇帝はこれを認め、玉自寒は早速、烈火山荘を出立することになりました報告を聞いた烈明鏡(レツメイケイ)は竹院を訪ね、戻って来たら娘と婚礼を挙げることを認めます「今やあの子にとってお前が唯一の心のより所なのだ…」(TㅅT)パパ…歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)は玉師兄が出征すると知り、慌てて竹院へカールは同行したいと申し出ましたが、玉自寒は黄琮(コウソウ)と待っているよう命じますいつになく厳しい口調で断られたカールは仕方なく従うことに…こうして玉自寒が烈火山荘を離れ、ついに戦楓(センホウ)が動きますしかし武道場に烈明鏡の姿がなく、諦めて外へ出た戦楓その時、急に烈明鏡が現れ、戦楓の剣を奪って拳で手合わせするよう要求します戦楓は師父に挑んだものの敵わず、やがて激しく殴り飛ばされることにすると戦楓は激情に駆られ暴走、真っ赤な目となり暗河(アンカ)宮の技を繰り出します↓ブラックオスカル!戦楓の一撃を何とか持ちこたえた烈明鏡、そこへ大総管・裔浪(エイロウ)が駆けつけます驚いた戦楓は反射的に裔浪に襲い掛かかるも、裔浪は首を絞められながら説得に成功戦楓は黒目に戻って落ち着きを取り戻します戦楓が暗河宮の技を使ったことに深く失望する烈明鏡そこで戦楓に刀冽香(トウレツカ)を連れて天下無刀城に帰省するよう命じますちょうどカールもやはり玉師兄の手助けに行きたいと希望し、烈明鏡は娘を烈火山荘から遠ざけるため了承するのでした飛瀑の崖で心を鎮める戦楓、そこへ裔浪が現れ、手を組もうと持ちかけます裔浪の能力は師父も認めるところでしたが、どんなに尽くしても師父の心には娘だけという不満がずっとくすぶっていたんですね~カールが荘主になっても自分には何の益もなし、その代わり戦楓が荘主になったら自分を副荘主にして欲しいと頼みます実はカールが玉自寒を救って欲しいと送ってきた手紙も俺が握りつぶしてやったんだぜ~と暴露しかし戦楓は「お前と一緒にスンナ」と言い捨て、行ってしまいますカールはその夜、すぐ烈火山荘を発ち、戦楓は翌朝、刀冽香を連れて天下無刀城へ出立しましたすると烈明鏡は青龍堂の堂主・鍾離無涙(ショウリブルイ)を呼びつけ、秘密裏に青龍堂の精鋭を5日以内に呼び戻すよう命じます「何も聞くな、急いで言う通りにせよ」久しぶりに実家へ戻った刀冽香は兄の妾・香児(コウジ)と買い物へしかし兄が今度は双子の姉妹を身請けしたため香児は見限られていましたその頃、天下無刀城に突然、江南霹靂(ヘキレキ)門の雷驚鴻(ライケイコウ)が鳳凰(ホウオウ)を同伴して現れます実は継母に実権を奪われ、味方も舵主が3人だけで心もとないとかすると刀無暇(トウブカ)は快く雷驚鴻たちの逗留を認めてくれましたそこでその夜、雷驚鴻は夜が更けてから曲者を装って刀洌香を中庭まで誘い出しますこれからどうなるか分からない身の上、最後に愛しい刀洌香に会っておきたかったんですね~刀冽香はもう人妻だと訴えますが、雷驚鴻は自分の嫁だと断言します「初夜を一緒に過ごしたのは誰だか忘れたのか?」すると雷驚鴻は自分が無残な死を遂げた時は暗河宮の仕業だと伝えました一方、成り行き上、雷驚鴻の妾だと嘘をついた鳳凰そこで刀無暇と2人きりになった折、品花楼が解散したので雷驚鴻に身を託したものの、あっけなく落ちぶれたとぼやきます刀無暇は天下無刀城なら生活に困ることはないと誘惑、邪魔なら雷驚鴻は殺してやるとニヤリ権力者に媚びる鳳凰を利用しようと企む刀無暇ですが、まさか鳳凰が自分を探っていることなど気づいていないようですその頃、東海では玉自寒が長旅の疲れが残る中、休みも取らずに戦術を練っていましたそんな静淵(セイエン)王の身を心配する侍医・赤璋(セキショウ)と侍衛・玄璜(ゲンコウ) するとその夜、突如、無数の灯籠が現れ、夜空を埋め尽くします玉自寒は兵士に見て来るよう命じましたが、近づくと灯籠が爆発、大火傷を負うことにその時、灯籠の合間を縫ってカールが飛び降りて来ます「カール、なぜ来たんだ?!」「心配だったからよ、父上も賛成してくれたの」しかし後ろにいたはずの黄琮(コウソウ)の姿がありません実は灯籠に阻まれた黄琮は暗夜絶に見つかり、倭寇の捕虜になっていたのですカールは玉自寒にこれは″流火″と言う名で、幻術の一種だと教えましたそれにしてもなぜカールだけは無事なのかカールは再び飛び上がって調べてみると、やはり流火は自然とカールを避けてくれますしかし流火はすでに四方10里に広がり、軍営を覆って孤立させていました危険を顧みず戦地にやって来たカールに頭が痛い玉自寒一方、カールは軍営で負傷した村人や兵士たちを目の当たりにし、間もなく薬が尽きると知りますそこで流火を回避できる自分が薬を取りに行くと決めますが、玉自寒は大反対しかしカールは意を決して出かけることに…すると玉自寒が後ろからカールの足につぶてを当てて点穴、その上、術をかけて動きを封じてしまいます「玉自寒っ!」←怒ってフルネームwその頃、氷漬けになっていた銀雪(ギンセツ)に異変が現れますすると縹緲(ヒョウビョウ)峰で途方に暮れていた有琴泓(ユウキンオウ)の目の前に螢が現れ、縹渺洞へと導きました有琴泓はついに縹緲洞へ続く階段を発見し、銀雪が有琴泓を入れるよう命じます銀雪を覆っていた氷が割れ、ついに復活するとなぜか暗河宮が倭寇と結び、民を傷つけていると知っているんですね〜why?「山を下りるぞ!」←もうやめとけってw弟子たちは出関に反対、寒咒(カンジュ)が解けるには100年かかるんですね〜とは言え掌門を阻むことなどできず、見送るしかありませんでした銀雪は自分が去った後、100年は誰も山に入れてはならないと命じて下山します銀雪は東海に到着、人知れず森の奥深くで仙力を放ち、流火を消します驚いた暗夜絶は誰の仕業か調べに来ましたが、そこに自ら有琴泓が姿を現しました実は自分が師匠から暗河宮の技を授かり、操ったんだぜ〜と暴露信じられない暗夜絶は早速、流火を放ってみますが、驚いたことに有琴泓がその流火を止め、さらに暗夜絶に向かって投げ返します実はその後ろの林の中で銀雪が操っていたんですね~驚いた暗夜絶はひとまず撤収します ←弱っw有琴泓は内力を使い果たした銀雪を背負い、玉自寒の軍営で休ませてもらうことにしますそして翌朝、安全になったことで玉自寒はようやくカールの術を解くと、銀雪の師匠が助けてくれたと教えましたカールはすぐ天幕に駆けつけ、有琴泓を呼んで是非とも老先生に挨拶したいと頼みます有琴泓は銀雪の許可を得てカールを中へ案内すると黒い外套から真っ白な髭をたくわえた老人が現れます ←言わんこっちゃないカールは感謝を伝えて帰りましたが、ふと銀雪を思い出し、ひとり感傷に浸ります暗夜絶は倭寇の軍営に向かい、思いがけず邪魔が入ったと報告しましたすると倭寇たちはこれを機に敵の軍営に一気に攻め込むことにします↓( ๑≧ꇴ≦)でたーっ!倭寇のちょんまげwww流火が消滅し、無事に黄琮(コウソウ)も救出され合流します拘禁された場所では倭国人の声がしたことから、暗夜絶が倭寇と結託していると報告しかし倭寇たちはすぐそこまで迫っていましたカールは有琴泓と師祖を逃がすため山まで見送りに来ましたが、気がつくと眼下ではすでに戦闘が…そこでカールは2人が安全に帰れるよう烈火令を渡し、師祖@銀さんが止めるのも聞かず軍営に戻ってしまいます暗夜絶は倭寇の奇襲に合わせ、再び流火を放ちましたちょうどカールが軍営に戻った時、流火が到達、激しい爆発が襲いますカールは玉自寒の車椅子を押して避難させることにしましたが、その時、空から急に雪が…「雪が降って来たわ…」すると雪のおかげで爆発は鎮静化、次第に流火も消滅しますこれで兵士たちの士気が上がり、玉自寒は見事、初戦で勝利を収めました「銀雪、生きているの?」思いがけない敗北に暗夜絶は思わずそう呟きます撤退した暗夜絶は暗河宮に戻り、暗夜羅(アンヤラ)に倭寇が大敗したと報告しましたしかし暗夜羅の目的は玉自寒たちを烈火山荘から遠ざけること、大した問題ではないようですその頃、戦楓は予定より1日早く烈火山荘に戻りました裔浪は戦楓やカールを山荘から遠ざけたのは荘主の計画だったと教えます「不在の間に青龍堂の精鋭が山荘に集められた …そなたと暗河宮の結託を知れば、決して許さないだろう」その夜、追い詰められた戦楓はついに覚悟を決め師父が待つ武道場へ…(((;꒪ꈊ꒪;)))ドキドキ今日こそ両親が死んだ本当の理由を聞きたいと迫りますが、烈明鏡は自害だったと一点張りです「青龍堂の精鋭を呼び戻したな?何が狙いだ?」「お前を改心させ、暗夜羅との縁を切る」「…知っていたのか、実の叔父だ」「ならば私は師父だ!」「私が産まれた年に何があったんだ! 母と幼かった私を捨て、突如、父は出奔(シュッポン)、自ら命を絶った…」戦楓は理由が知りたいと訴えますが、どうしても答えられない烈明鏡憤慨した戦楓はついに剣に手をかけたものの、やはり育ての親でもある師父をどうしても殺すことができないんですね〜(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウンしかし突然、裔浪が現れ、背後から烈明鏡を突き刺しました驚いた戦楓は師匠を腕に抱くと、烈明鏡は暗夜羅から離れるよう言い残し絶命…(꒦ິ⌑꒦ີ)すると裔浪は茫然自失の戦楓を外へ連れ出し、先に楓院へ帰しますそして証拠隠滅のため修練場を爆破、烈火山荘に大きな爆発音が響き渡りました東海の軍営に突然、鍾離無涙(ショウリブルイ)が現れますカールと玉自寒は何事かと困惑しますが、まさか烈明鏡の訃報を聞くことになろうとは…衝撃のあまりカールは卒倒しかし意識が戻るとすぐ鍾離無涙と2人で出立し、烈火山荘へ一目散に馬を駆けて行きましたカールは門前ですぐ藤衣をまとい、まだ信じられないといった面持ちで祭壇へすでに弔問に駆けつけた武林の重鎮たちが並び、正面には父の霊位があります棺がないのは爆発による火災で遺体は灰になってしまったからでしたカールは叩頭しながら涙に暮れますが、早速、裔浪は一時的に戦楓に荘主代理を任せてはどうかと提案します堂主や武林の重鎮たちの表情を見ても自分の味方はいないと気づくカール唯一、姫驚雷(キケイライ)だけは戦楓が荘主であるカールを補佐すれば亡き師匠も安堵すると提案しましたするとお節介にも刀無暇が援護射撃に出ます今のカールでは烈火山荘の堂主や香主さえ全員、把握しておらず、他の門派のことならなおさら精通していないはず、どちらにしてもいずれ静淵妃になることだし、戦楓に山荘内のことを任せてはどうか〜しかしカールは父の死にも疑念があり、荘主の座だけは譲れません「本日、戦楓を副荘主に任命し、権限を委ねます」カールは梅院に戻ったものの、すぐ出て行ってしまいます雨の中、父が亡くなった武道場にやって来たカールすると戦楓が現れ、ここはまだ危険なので帰ろうと声をかけますが、カールは拒みます武道場は山荘の中で最も重要な場所のはず、なぜ火薬があったのか…「父上は今もここにいるはずよ…でぃえ~(꒦ິ⌑꒦ີ)」戦楓はカールが無事に梅院に戻るのを見届けて帰ることに一方、びしょ濡れで戻って来たカールは着替えてから鍾離堂主を梅院に呼びます鍾離無涙は偶然かも知れないと前置きし、カールが発ってその後、戦楓が出立するとすぐ烈明鏡から青龍堂の精鋭を呼び戻すよう命じられと話しましたそして奇しくも武道場が爆発したのは戦楓と刀洌香が帰って来た当日だったとか戦楓への疑念が深まるカールですが、その日から風邪を引いて床にふせってしまいます愛するカールをボロボロにしてしまい、自責の念に駆られる戦楓しかし今さら引き返せるはずもなく、翌朝から副荘主として朝会を仕切らねばなりません朝会には堂主や香主たちが集まっていました鐘離堂主は荘主が命じた時だけ参加するのが通例でしたが、戦楓は今後は全員の参加を義務付けると決め、裔浪に迎えに行くよう命じますしかし鍾離無涙は拒否「青龍堂の主人は荘主のみ、副荘主など知らぬ」鍾離無涙は共に先代の養子となった裔浪にそんなことも忘れたのかと聞きましたすると裔浪はこれまで養父の従順な犬として言いなりだった自分と違い、鍾離無涙は青龍堂を1人で切り回し、江湖を余すことなく手中に収めていると羨みます1人は忠誠を守り、1人は裏切ることになったとは何とも皮肉ですな~( ˘ω˘ )←誰?w鍾離無涙が断ったと聞いた戦楓は激怒堂主たちは忠義に厚い鍾離無涙をかばいますが、かえって戦楓を怒らせることにそこでこれまでの功績を鑑み追放はせず、堂主を罷免、次の堂主が決まるまで裔浪に青龍堂を任せると命じます戦楓の変わり様に困惑する姫驚雷するとカールをかばったことで、ついに評議会から締め出されてしまいます憤慨した姫驚雷は中へ入れろと騒ぎを起こし、そこへ裔浪が登場2人は思いがけず手合わせになりますが…つづく
2020.04.19
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第12話「粛清の始まり」5大世家の直系子弟たちは強制的に岐山(キザン)温(ウェン)氏の訓学へ参加することになった。魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は教化司(キョウカシ)で藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)と再会したが、なぜか藍湛の様子がおかしい。すると温晁(ウェンチャオ)が現れ、仙督の安全を脅かすという理由で訓学の間は武器を没収すると言った。魏無羨たちは仕方なく渡したが、金子軒(ジンズーシュエン)だけは拒否する。「金氏の子弟は剣と共にあり、我らも連れて行くがよい 我らは訓学に来たのだ、横暴も大概にせよ」憤慨した温晁は金子軒を捕らえろと命じたが、咄嗟に綿綿(ミエンミエン)が代わりに謝罪した。「公子は蘭陵(ランリョウ)金氏の家訓に従ったまで、背く気はありません」綿綿は温氏と金氏は交流が深く、宗主からも岐山では礼節を忘れるなと言われて来たと告げる。女好きの温晁は綿綿が気に入り、今日のところは綿綿に免じて許すことにした。「公子、宗主の指示をお忘れに?一時の屈辱くらい耐えませんと…」仕方なく金子軒も剣を預け、その場は収まった。そして最後に全員に″温門菁華(セイカ)録″が配られる。これには温氏の先達が残した偉業と名言の数々が記されおり、温晁は各自、暗唱して心に刻んでおけと命じた。「今後は毎日、朝と昼、日没時にそらんじてもらうからな 暗唱できぬ者は家規で罰を与える」その頃、温情(ウェンチン)も居所へ戻っていた。温寧(ウェンニン)は姉の帰りを喜び、実は各世家の子弟が岐山に招かれていると教える。「魏公子たちも来ているかな?」しかし温若寒(ウェンルオハン)から次はないと脅された温情は、魏無羨と友だちにはなれないと釘を刺した。「岐山に来ていても接触しないで」温寧は仕方なくうなずいて見せたが…。翌朝、各世家の子弟たちは再び教化司に集まった。そこで温晁は藍忘機、魏無羨、金子軒を指名し、温門菁華録を暗唱しろと命じる。藍湛と金子軒は拒否したが、魏無羨は元気よく手を挙げた。「俺がやる!」「もし間違ったら罰を与えるからな」すると魏無羨はなぜか準備運動しながら前に出ると、座学で散々、筆写させられた藍氏の家規を暗唱し始めた。「ひとつ、境内で殺生を禁じる、2つ、私闘を禁じる、3つ、乱行を禁じる…」これに激怒した温晁は暗唱を拒否した藍湛と金子軒も一緒に畑に連れて行けと命じ、罰として3人に糞尿を運ばせると叫んだ。(๑・᷄ὢ・᷅)<はあ?糞尿って…(らんじゃん、潔癖症なのに…)魏無羨と金子軒は鼻を覆って糞尿の臭さに耐えていた。「藍氏には禁言術があるのに禁臭術はないのか?」そんな魏無羨の戯言にも藍湛は反応せず、黙々と糞尿をまいて畑を出た。魏無羨は慌てて藍湛を追いかけ、雲深不知処(ウンシンフチショ)で何があったのか聞いてみたが、藍湛は口を閉ざしたまま、無視して行ってしまう。「ランジャン!何とか言えよ!」魏無羨は藍湛を引き止めようと思わず肩に手を置いた。その時、ちょうど様子を見に来た温晁が鞭を放ち、魏無羨の手を打つ。「バシッ!やはり怠けていたな~何の話をしていたか聞かせてみよ」「お前たちの畑の臭いはどこかで嗅いだことがあるな~ってな、そうか、お前の臭いと同じなんだ」激怒した温晁は再び鞭を放ったが、魏無羨はその鞭をつかんで止めた。「温公子、俺に2度目は通用しないと思え」( ๑≧ꇴ≦)キマったーっ!すると温晁は子弟に魏無羨を縄で締め上げるよう指示、改めて鞭で叩き始めた。畑にいた金子軒は温晁の横暴さに我慢できず、急いで駆けつける。その時、藍湛が咄嗟に温晁の鞭をつかみ、取り上げた。魏無羨の前に立ちはだかる藍湛、相変わらずの威圧感にひるんだ温晁は魏無羨を解放した。「魏無羨、話をしよう、藍忘機に陰鉄の行方を聞きたいのだろう? 本人が不夜天(フヤテン)にいるのだ、答えは自明の理だろう お前の想像通り3つの陰鉄は手に入れた、隣にいる藍二公子が情勢を読んでくれたおかげでな 残す陰鉄はあと1つ…薛洋(シュエヤン)が持って逃げたか?お前たちが隠したか? 魏無羨、藍忘機が陰鉄の在りかを知らずとも、お前はどうかな?」温晁は魏無羨が陰鉄を持っていると怪しみ、地下牢へ連れて行けと命じた。驚いた藍湛は行かせまいと阻んだが、魏無羨は藍湛が巻き込まれないよう、自ら牢へ行くと告げる。その様子を遠くから温寧が見ていた。すると温情がやって来る。温情は弟が魏無羨たちを見ていたと知り、改めて関わらないよう釘を刺して連れて帰った。温晁は魏無羨を鉄鎖で拘束し、地下牢に連れて来た。「お前のために特別な仕掛けを用意した」「ご丁寧にどうも~」魏無羨は憎まれ口を叩いて牢へ入ったが、あまりの恐ろしさに悲鳴をあげて戻って来た。しかし温晁は魏無羨を牢に押し込み、戸を閉めてしまう。「うわああああああああああああ!開けてくれ!開けてくれ!」「魏無羨、明日まで生きていたら見逃してやる」牢には巨大な狼がいた。魏無羨は犬が大の苦手、しかしどこにも逃げ道はない。猛獣に投げ飛ばされ、絶体絶命の魏無羨、しかしその時、急に狼がバッタリ倒れた。どうやら狼の頭に針が3本、刺さっている。「蟾酥(センソ)針…温情か?」魏無羨は温情が持っていた針だと気づいたが、扉の下の窓からのぞいていたのは温寧だった。温寧は憔悴した魏無羨に補気丹を差し入れ、傷に塗るよう凝血草も渡した。そこで魏無羨は温情が無事だったか聞いてみる。温寧は姉なら心配ないと言ったが、ただ温晁に連れ戻されて温若寒(ウェンルオハン)に怒られたらしいと話した。何でも温情は地火殿から戻ってから様子が変で、しきりに魏無羨たちに構うなと言ってくるという。魏無羨は自分たちを助けたせいだと気づき、自分で何でも背負ってしまう温情を心配した。すると温寧は雲深不知処が大惨事になったと教える。実は温旭(ウェンシュー)が雲深不知処から戻り、藍氏を粛清して生まれ変わらせたと宣言したというのだ。「それに火も放って大部分を燃やしたらしい…百年の仙境が破壊されるなんて… 温旭は最後の陰鉄が見つからないから、藍二公子の脚を折ったらしい」「ふざけてるっ!」魏無羨は思わず拳を地面に叩きつけた。「そろそろ戻らないと見つかる、薬は大切に使って」「温兄、恩にきるよ」温寧は急いで帰っていくと、魏無羨は藍湛のために残りの薬を残しておくことにした。翌朝、温晁が地下牢へやって来た。足音で目を覚ました魏無羨は急いで狼から針を抜いておく。温晁が楽しみに牢に入って来たが、予想外に魏無羨は生きていた。「普段から食わせすぎたようだな…役立たずめ」「度胸があるなら一対一で勝負したらどうだ?」魏無羨に挑発された温晁は、まだまだ時間はあるとはぐらかした。温晁は約束通り魏無羨を解放し、教化司に集まった子弟たちの元に返した。江澄の心配をよそに名誉の負傷だと笑う魏無羨、そこで聶懐桑(ニエホワイサン)に食べ物がないかと声をかける。「桂花(ケイカ)餅や薔薇(バラ)の菓子とか…」「魏兄、藍氏の座学とは違うんだ」その言葉に誰もが楽しかった座学を思い出してしょんぼりしてしまう。すると江澄がこっそり持って来た饅頭(マントウ)を渡した。今朝は温晁が温情を引き連れて現れた。すると温晁は訓学を始める前にいくつか知らせがあるという。「1つ目は皆も聞いているだろうが、雲深不知処は岐山の管理下に入った 2つ目、清河(セイガ)聶氏は温氏の教化に不満を示した 礼に背いたことは不敬に当たるゆえ、仙督が鎮圧を命じた」「では私の兄は?!」驚いた聶懐桑は思わず声を上げた。温晁は頑なに抵抗する者に前途などないと一蹴、ただし蘭陵金氏だけは心得ていると見逃してくれる。「五大世家で残るは雲夢(ウンム)江氏だけ… ただ江楓眠(ジャンフォンミエン)は臆病ゆえ雲夢に隠れて顔を見せようとせぬ」怒り心頭の魏無羨と江澄、しかし温情は首を横に振ってなだめた。温情は温寧が薬房から薬を持ち出し、魏無羨に渡したと知っていた。居所に戻った温情は言うことを聞かないなら外へ出るなと叱ったが、温寧は恩人である魏無羨に報いたいという。しかし温情は今や自分の家族は温寧しかいないと訴えた。教化司で訓学が始まった。子弟たちは温門菁華録を暗唱させられていたが、やがて兄を心配していた聶懐桑が倒れてしまう。気を失った聶懐桑が運び出されて行くと、その時、温晁に急報が届いた。「最近、慕渓(ボケイ)山で怪事が起き、妖獣が集まって立ち入れぬとか… 修師さえ近寄れぬゆえ、邪祟の仕業と判断しましたが、 鎮圧に向かった者たちが全滅したため報告に…」頭を悩ませた温晁だったが、ふと目の前に立派な盾が揃っていると気づいた。温晁は功績を上げるため、父には報告せずに丸腰の子弟たちを引き連れて夜狩(ヨカリ)へやって来た。すると魏無羨は皆より遅れて足を引きずりながら歩いて来る藍湛に気づく。歩き続けた藍湛の足は悪化しているはず、魏無羨はこのままでは藍湛の足がダメになると心配した。江澄は他人を気遣うなどお節介だと言ったが、魏無羨は藍湛の元へ行ってしまう。(^ꇴ^)<ランジャン、脚は平気か?( ತ _ತ) <問題ない…(^ꇴ^)<無理すんなよ~俺がおぶってやる!( ತ _ತ)<…つづく(  ̄꒳ ̄)約束通りうーさんを解放しちゃう温晁w
2020.04.18
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第72話「積年の願い」沈星移(シンセイイ)は没落した沈家に戻った。屋敷は荒れ果て、かつての面影もなかったが、なぜか祖廟だけきれいに片付けられ、ろうそくが灯っている。誰かが手向けたらしい香はすでに半分の長さになっていた。沈星移はともかく香を手向け、霊位に叩頭する。「父上、母上、お祖母様、戻りました…必ずこの手で朝廷を覆して郡王を倒し、敵を取ります」その時、沈星移は人の気配を感じて外を見た。しかしやはり誰もいない。沈星移は立ち上がろうとしたが、ふと座布団の下に紙包みがあることに気づいた。引っ張り出してみると、包みの中には日昌和(ニッショウワ)の仕訳帳が…。沈星移はある人を追ってかつての自分の寝殿にやって来た。このまま周瑩(シュウエイ)を娶ることができたらどんなに幸せだろうか…星移はふと寝台に腰掛けて目をつぶると、婚礼衣装姿の周瑩が現れる『あなたは必ず戻ると分かっていたわ』『君がここで待っていると分かっていた』『以前、誓ったわね、必ず私を妻にすると…私はここにいるわ』『嫁いでくれるのか?』『ずっと望んでいた』『幸せにはできない』『あなたとならどんな日々も幸せよ…』『命さえ危うい』『あなたは私の命よ』『では妻になってくれ』『これからは私はあなたの妻、あなたは私の夫ね…生きるも死ぬも永遠に一緒よ』『約束する』『2度と離れない』『離れるものか』すると外から花火が上がる音が聞こえた2人は中庭に出て花火を楽しみ、幸せな時を過ごす…沈星移と周瑩は再会を果たしたが、愛し合いながらも別々の道を進むことになった。「もう行かないと…心は君と共にある」「あなたには2万両もの懸賞金がかかっている…星移、自分の身は自分で守るのよ?」「君もだ、身体を大事にしろ」すると星移は志ながらもやり残した″女子学堂″を周瑩に託した。革命がいつ終わるのか分からないが、必ず成功させるという。そして最後に周瑩を優しく抱きしめ、去って行った。沈星移は父が残した仕訳帳を趙白石(チョウハクセキ)に送っておいた。…陝西(センセイ)布政司(フセイシ)趙白石殿…この文が届く頃、私は反逆の徒となっています…臨終に父が残した帳簿を贈ります…書かれた内容は貴兄に役立つことでしょう…国と民を救う気持ちは貴兄も同じはず、道は違えど我々の志は同じです…家も家族も失い、革命に身を投じる私はすでに死も恐れません…生きて戻れても余生はわずかでしょう…ただひとつ気がかりなのは彼女のこと…貴兄の彼女に対する想いは私もよく存じています…学んでも悟ることができずにいましたが、命の瀬戸際を経て儒教の道理をようやく理解しました…誰より愛しながらも、私と彼女との縁はすでに尽きています…だか貴兄と彼女にはまだ未来がある…くれぐれも彼女を大切にしてください周瑩は沈星移の志を継ぎ、早速、女子学堂の建設に乗り出した。女子は母として家庭の中心になり、家族の支えとなる。母の知識や見識は家族の利となり、ひいては国民と利となる、沈星移はそう考えていた。趙白石は再び沈星移を逃した周瑩を軽率だと叱ったが、周瑩はこれで最後だという。「多分、私たちは2度と会えないわ…」それにしてもなぜ沈四海(シンシカイ)は即刻、刑に処されたのだろうか。すると趙白石は、沈四海が監察御史と通じて証拠を上奏しようとしたため、それが郡王の耳に入ったと教えた。「証拠って?」「日昌和は他の銭荘より利息が高いため、多くの王侯貴族が顧客となった 特に貼票(チョウヒョウ)には皆が殺到した 郡王は利ざやを稼ぐため、戸部の資金までつぎ込んでいたのだ 沈四海がすべてを記録した帳簿が証拠となる」「その帳簿は今どこに?」「…私の手元だ、沈星移が送ってくれた」趙白石は時機を見計らって白日の下にさらすと言った。女子学堂の完成が半年以内と目星がつき、教師の招へいも順調だった。しかし肝心の生徒が1人も集まらない。まだまだ女子が外へ自由に出て行くことに偏見があり、女子に学問は不要だと思われていた。中には興味のある女子もいたが、応募しようとしても家族が連れ戻してしまう。結局、女子学堂の記念すべき生徒第1号は身重の千紅(センコウ)だった。周瑩は女子が学ぶ利点を教えるため、求人広告を張り出した。民たちは張り出された広告に早速、群がると、年棒と賞与で年1万両支給という高収入に沸く。しかし良く見ると募集しているのは女子だけ、しかも文字が読めて良識があり、算術が達者という条件だった。「妹に学問をさせておけばよかった」民のそんな嘆きを聞いた趙鴻伍(チョウコウゴ)は女子学堂に入れば3年で一人前になれると宣伝した。女子学堂は12人の入学希望者が集まった。しかし周瑩は第1期生に20人は必要だという。そこで呉家の奉公人や顧客たちのなかで娘がいる家の名簿を作らせ、自ら訪ねることにした。「応募していない者とその理由が知りたいわ」使用人の中には娘がいても病気の妻や小さな弟の面倒を見てもらうため、学堂に通わせることができなかった。そこで周瑩は学費を免除し、手伝いを雇えるよう補助金を出してやる。一方、顧客は裕福だったが、若い娘が表を出歩き、男の教師に教わるなど恥知らずだと偏見があった。周瑩はならば自分は涇陽(ケイヨウ)一の恥知らずかと憤慨、取り引きを中止すると脅す。驚いた童(ドウ)老板は考えを改め、明日には娘の入学手続きを済ませると約束した。趙白石は沈星移と周瑩の縁が切れたと知り、胸の奥にしまっていた周瑩への想いが再燃した。そこで呉家中院に呉蔚全(ゴイゼン)を訪ね、周瑩との縁談を申し込む。呉蔚全は趙白石がずっと周瑩に想いを寄せていたと知り驚いたが、2人の仲を取り持つことにした。趙白石は女子学堂の準備で忙しい周瑩を訪ねた。しかし縁談の話を切り出す間もなく、周瑩から扁額の書を頼まれてしまう。「立派な書だわ〜これを写して彫らせようっと」「…待て」「そうだ!1日の開校には必ず官服で来てね!総督が参列すれば学堂に箔がつくもの!」「分かった」「約束よ!」「ぁ…」結局、趙白石は縁談の件を言い出せなかった。周瑩が別院へ帰ると、ちょうど呉蔚全と夫人の朱(シュ)氏が待っていた。何でも今日、趙白石が訪ねてきて、周瑩との縁談を申し込んだという。すると呉蔚全は今まで呉家に尽くしてくれた周瑩をこれ以上、束縛することは出来ないと話し、2人の縁談に賛成すると言った。すでに鄭(テイ)氏にも相談したが、周瑩の思うようにするよう認めてくれたという。「祖廟で立てた誓いをとやかく言う者はこの私が黙らせる」呉蔚全は自分と鄭氏の印を押した離縁状を出し、今からもう周瑩は呉家の人間ではないと言った。「自由になれ」「趙大人に嫁ぎなさい、これ以上、独りでいる必要はないわ」「そんな…」周瑩が陝甘総督府の外で待っていると、趙白石の輿が到着した。趙白石が中へ入って行く様子を見たが、周瑩は結局、石段の陰に座り込んでしまう。するとそこへ趙白石がやって来た。「なぜ中に入らぬ?」「考えが決まらない…」趙白石は周瑩と並んで地面に座り込んだ。周瑩はなぜ自分を嫌っていた趙白石が縁談を申し込んだのか分からなかった。しかし趙白石は嫌っていたのはずっと昔のことだと話し、自分の思いを告白する。「鄭氏の銀子を盗んだそなたを打った、あの時から私の気持ちは変わったのだ そなたがさらわれたと聞き、大いに動揺したが、自分の想いにはまだ気づいていなかった そなたが韓三春(カンサンシュン)に捕らわれて初めて気づいたのだ、救いようがないほど愛していると… 道義や世間の視線を恐れる私は自分の気持ちを抑え、一線を越えまいと努めた だが世の中は大きく変わり、今や家法は足かせに過ぎない ただ変わらぬのはそなたを守りたいという想いだけだ」周瑩は困惑した。確かに趙白石にはこれまで良くしてもらったが、まさか自分を慕っているからだと考えたこともない。すると趙白石は周瑩以外は誰もが気づいていたと言った。「呉漪(ゴイ)がそなたを陥れたのは私の出世のためと嫉妬のためだ 沈星移は帳簿に添えた文でそなたを私に託すと言ってくれた、周瑩、私の妻に…」「考えたこともない…」「考えてみてくれ、急がずとも良い、待っている」つづく(  ̄꒳ ̄)何と言おうか…
2020.04.17
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第11話「手負いの雲紋」総領を殺した孟瑶(モンヤオ)は不浄世(フジョウセ)を去った。事情を知らない聶懐桑(ニエホワイサン)はわけが分からず兄を問い詰めたが、聶明玦(ニエミンジュエ)は何も答えてくれない。魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は他門の問題に口を挟まず、雲深不知処(ウンシンフチショ)にひとりで戻った藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)を心配した。しかし江澄(ジャンチョン)は蓮花塢(レンカウ)にも訓学の件で誰かが来ているはずだと気づく。「そうだな…早く蓮花塢へ戻ろう」すると聶明玦も雲夢(ウンム)へ戻るべきだと勧めた。「温(ウェン)氏はすでに牙をむいた…曦臣(シーチェン)のことは無事を祈るしかあるまい」ここは水辺に広がる風光明媚な雲夢…。蓮花塢へ戻った魏無羨と江澄は早速、試剣(シケン)堂にひざまずき、宗主の仕置きを覚悟した。すると江楓眠(ジャンフォンミエン)が現れる。2人は叱られると思ったが、なぜか江楓眠は何か危険な目に遭わなかったかと聞いた。そこへ江厭離(ジャンイエンリー)が駆けつけ、弟たちと再会を喜び合う。結局、江楓眠は話を切り上げ、食事にしようと言った。魏無羨たちは蓮の池が見える露台で食卓を囲んだ。その時、虞紫鳶(ユーズーユエン)がやって来る。虞紫鳶は宗主の三娘子(ニャンズー)で江厭離と江澄の母だが、息子を差し置いて1番弟子となった魏無羨には高圧的だった。何より魏無羨を可愛がる夫への不満を隠そうともしない。虞紫鳶が席に着くと、それまで和やかだった食卓は急に緊張に包まれた。江楓眠は雲夢にも岐山(キザン)温氏の特使が来たと伝えた。7日以内に血縁の子弟を岐山へ送り、教えを受けさせろとお達しがあったという。虞紫鳶はのん気に話す夫に苛立ち、文には″命に背いて氏族を継ぐ直系子弟を寄越さねば反逆し、百家に害を及ぼした罪で粛清する″と書かれていたと教えた。「明らかに人質を取るようなものよ!」江澄は激高する母をなだめるため、自分が行けばいいことだと告げる。すると虞紫鳶は魏無羨に行かせる気はないのかと夫に迫った。慌てた魏無羨は思わず手を挙げ、自分も行くと答える。しかし虞紫鳶は行くも行かぬも自由とは良い身分だと呆れ、他人の息子に甘い夫に憤慨した。「母上…」「何よ?!ったくバカな子ね!一生、隣の男に負けてもいいの?修練も夜狩(ヨカリ)もそう! 命まで先に落とす気?…ふん、仕方ないわ、結局は母親の差なのよ だからと言って何度、言っても関わりを断とうとせず、自らかばうとは…情けない息子ね!」虞紫鳶はガミガミまくし立て、結局、食事もせず席を立った。その頃、ひとり姑蘇へ向かった藍湛は、道中でいきなり温晁(ウェンチャオ)と温逐流(ウェンジューリゥ)たちに阻まれた。(`∀´)<まず~ひざまずけ、陰鉄(インテツ)をよこせば命は助けよう~( ತ _ತ)<…(;`∀´)<その偉そうな態度に一番、腹が立つ、お前なんぞ岐山の足元にいるアリに過ぎん!( ತ _ತ)<…(#`谷´)ノ<ムキーッ!やっちまいな!そこで藍湛は咄嗟に魏無羨の破魔呪(ハマシュウ)を放ち、こけ脅しの隙に姿を消した。憤慨した温晁だったが、どちらにしても姑蘇にはすでに兄が到着しているはずだ。「変わり果てた雲深不知処を奴に見せてやろう」温若寒(ウェンルオハン)の長男・温旭(ウェンシュー)は子弟たちを率いて雲深不知処を襲撃した。温氏たちは門派を粛清せよと叫び、あっという間に全ての出口を封鎖、山に火を放ってしまう。そしてついに山の結界が破られ、火は内弟子の居所にまで迫っていた。そこで沢蕪君(タクブクン)こと藍渙(ランポワン)@曦臣は叔父・藍啓仁(ランチーレン)に蔵書閣の古書を持って逃げるよう頼む。しかし藍啓仁は自分が残ると決め、家主さえ健在なら姑蘇藍氏は滅びないと望みを託した。その夜、魏無羨と江澄は江楓眠を訪ね、温氏が傲慢な態度に出たのは自分たちが原因かもしれないと話した。「この件は話せば長くなる、藍氏の座学までさかのぼらないと… ランジャンにはずっと信号を発し続けたが、何の応答もない そして温氏は露骨に本性を現し始め、盗めないなら腕ずくで奪おうとしてる まさか雲深不知処に何か…」魏無羨は陰鉄の名を出さずに説明したが、江楓眠は座学を訪ねた時点ですでにこの件を聞いていた。すると江楓眠は2人が清河にいた時に届いたという藍宗主からの文を見せる。文には藍氏が陰鉄の件で温氏に目をつけられ、温旭が姑蘇に向かったと書いてあった。おそらく用件は訓学だけではないだろう。「目下、温氏の勢力は強大だ だが藍宗主いわく陰鉄の精錬は困難を極める、少しの不注意で陰鉄に操られると…」江楓眠はそのため温若寒も簡単には各門派に攻め入ることはないと言った。ただ藍氏は陰鉄との関わりが深いため、もはや伏せておくことはできないだろう。「阿澄、阿羨、一刻を争う、3日後に出立せよ」藍啓仁は弟子たちを連れ、寒潭(カンタン)洞へ逃げ込むことにした。しかし散り散りとなった門弟たちが集まるのを待っているうち、温旭に見つかってしまう。藍啓仁は子弟たちを守るため温旭に向かっていったが、すでに温氏の火毒にあたった身体では対抗できなかった。温旭は藍啓仁を突き飛ばし、止めを刺すべく飛びかかる。その時、藍湛が現れ、弦殺(ゲンサツ)術で温旭を弾き返した。温旭は激怒し、ちょうど駆けつけた子弟たちに殺せと号令をかけた。そこで藍湛は地面に向かって弦殺術を放ち、激しい砂埃を巻き上げる。「今のうちに!」藍湛は叔父や子弟たちを連れて寒潭洞へ入った。しかし逃げ遅れた弟子たちが人質になってしまう。すると温旭はどうすれば中に入れるのか教えるよう迫った。蘇渉(スーショウ)@憫善(ミンシャン)は怯えながら外門弟子なので分からないとごまかす。「ランワンジー!聞け!陰鉄を差し出さぬことには雲深不知処の弟子たちを皆殺しにするぞ!」すると見せしめに次々と子弟たちが殺されていった。「もう一度聞く、どう入るのだ?」仲間が殺されていくのを見た蘇渉は恐ろしさに耐えきれず、抹額(マッコウ)だと教えてしまう。「内門弟子の持つ抹額には雲紋の印があり、内門の弟子だけが入れます…」「やっと口を割ったな、もっと話してもらうぞ?藍曦臣は?」「宗主は…古書を持って逃げました」「よく白状したな、褒美をやろう」温旭は剣を振り上げたが、突然、青い光に弾かれた。藍湛は叔父や子弟たちを守るため、陰鉄を持って外に出た。そのおかげで裏切り者の蘇渉だけが運良く助かってしまう。「弟子を解放し、雲深不知処から退け…私が岐山へ行く」「よかろう」温旭は藍湛を連行することにしたが、ふと立ち止まった。「そうだ、手練れなんだろう?よし、一方の脚を折れ」藍湛はいきなり後ろから足を殴打され、こらえきれず片膝をついた。するとその衝撃で陰鉄が袋から落下してしまう。岐山温氏の不夜天(フヤテン)に陰鉄の欠片が3つ揃った。すると仙督・温若寒は温情(ウェンチン)を呼び、傀儡を操って裏切り者の子弟を殺させる様子を見せる。温情はその残酷さに驚愕し、身体が震えた。「温情、私が作り出した傀儡をどう思う?怖いか? 聞いたぞ、魏無羨と藍忘機を逃したとか…」驚いた温情は慌ててひざまずき、自分の落ち度だと認めた。「次があれば犠牲になるのは温寧(ウェンニン)だぞ!」「次はありません!温叔父上は恩人、命じられたことには従います」「分かればいいのだ、陰鉄を精錬するゆえ、鍼を施してくれ」魏無羨と江澄が雲夢を出発することになった。埠頭まで見送りに出た江厭離は2人が心配で薬材や食べ物を持たせてやる。すると江楓眠は自分からはすでに佩(ハ)いた剣と心に訓戒を持たせてあると言った。(^ꇴ^)<″成せぬを試みてこそ成せる″!@うーさん( ー̀ωー́ )<騒ぎを起こせってことじゃないぞ?@えすみん「よいか?″時に成さぬことで成せるのだ″」江楓眠は改めて念を押すと、魏無羨と江澄は船で雲夢をあとにした。岐山にはすでに蘭陵(ランリョウ)金(ジン)氏と清河聶氏が来ていた。しかし姑蘇藍氏の者が1人もいない。魏無羨はまさか何か起こったのかと不安に駆られた。すると温晁が現れ、早く連れてこいと叫ぶ。そこへ藍湛がやって来た。「ランジャン!…ランジャン?…らんじゃん!」魏無羨は隣に並んだ藍湛に何度も小声で呼びかけたが、藍湛は黙ったまま目も合わせてくれない。一体、藍湛に何があったのか…。つづく( ๑≧ꇴ≦)たんたーーん!
2020.04.17
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第71話「男のけじめ」沈月生(シンゲッセイ)殺しの下手人は査坤(サコン)だった。周瑩(シュウエイ)は趙白石(チョウハクセキ)から査坤の洋剣を受け取り、予想外の結末に驚きを隠せない。趙白石も以前は沈四海(シンシカイ)が息子の敵を討つため郡王に助けを求めた結果、呉家の冤罪が生まれたと思っていた。思えば当時、呉蔚文(ゴイブン)を使って左(サ)大人(ダーレン)の弾圧を狙っていた郡王にとって沈四海は渡りに船だったのだろう。つまり郡王は沈四海に関係なく、初めから呉家東院を陥れる気だったのだ。こうして真相が明らかとなり、周瑩はあの世で呉聘(ゴヘイ)も沈月生も趙白石に感謝しているはずだという。そこで査坤の洋剣を抜いてみたが、その剣先を見てふとある絵を思い出した。周瑩は慌てて別院へ駆けつけ、呉聘の遺品の中から一枚の紙を取り出した。呉聘が密かに持っていた紙には剣先の絵が描かれていたが、確かに査坤の洋剣の物だと分かる。そこで周瑩は福来(フクライ)を呼び、当時の様子を聞いてみることにした。福来は確かにあの時、査坤もいたと証言した。実は危うく査坤と呉聘の用心棒が乱闘になるところだったという。結局、誤解と分かったが、査坤の飼っていた鷹が突然、暴れたため、呉聘の用心棒が査坤の奇襲だと思い、互いに武器を出したという。「査坤の武器とはこれね?」「そうです!少爺は興味を示し、質問していました!」「余計なことを…」周瑩はついに呉聘が杜明礼(トメイレイ)に殺された理由を知った。周瑩は呉聘の墓参りに出かけ、必ず敵を討つと誓った。するとその帰り、呉蔚文(ゴイブン)の墓にいる沈四海(シンシカイ)の姿を見つける。沈四海は紙銭を燃やして弔いながら、必ず呉蔚文と沈月生の敵を討ち、名誉を回復させると誓った。そこへ周瑩が現れる。周瑩は郡王の権力が絶大なため、呉蔚文と沈月生の敵討ちは簡単ではないと言った。しかし沈四海は重々、承知の上で、死んでも一矢を報いるという。日昌和(ニッショウワ)は無事に小口客への払い戻しが完了した。そこで沈四海はいよいよ行動を起こすことにする。手元にはすでに日昌和の開業以来からの郡王名義による取引の詳細、及び郡王の収支の流れや預金状況など、詳細にまとめた帳面があった。杜明礼の消息は依然、不明だった。しかし趙白石は隆昇和(リュウショウワ)で張長清(チョウチョウセイ)から届いた文を見つける。内容はただの時候の挨拶だったが、杜明礼が寝返った証拠には十分だった。これを知った郡王は激怒、杜明礼の抹殺を命じる。張長清は合肥(ゴウヒ)の蘆江(ロコウ)にいた。確かに今、杜明礼を救えるのは郡王の敵である李(リ)大人だけだろう。そこで趙白石は密書で皇太后に進言すると周瑩に教えた。「郡王の子・溥儁(フシュン)を太子に立てるため、同治(ドウチ)帝の後継とするように… 郡王の子が太子となれば、誰もが賢明な選択をするだろう」「でもそんなことになれば郡王はさらに権力を増すわ」「人は地位が高いほど足をすくわれやすくなる」「…権力が災いを招き、悲惨な末路をたどると?(ふっ)大哥はなかなかの策士ね?」すると趙白石は昔の自分とは違うと寂しそうに言った。深手を負った文(ブン)先生はまだ陝西(センセイ)の県署で療養していた。面倒を見ていた趙白石は隆昇和の事後処理なら全て済ませ、この件には誰も触れないと安心させる。杜明礼には罪名を与えたため刑部が手配書を出し、恐らくすぐ捕まるだろう。すると趙白石が最近、ある詔に対して違和感があると持ちかけた。「皇上が太后に出したものです ″来年の元旦、朕は寧寿(ネイジュ)宮にて太后に叩頭し、王公及び文武百官は皇極門外にて叩頭を行う 祝いの式典に至ってはすでに中止を命じた、当日、朕は乾清(ケンセイ)宮にて祝辞を受ける″と…」趙白石は皇太后が光緒(コウショ)帝の廃位をためらっていると気づいた。これも西洋人の反対があるせいなのか。文先生はその通りだと認め、この膠着状態に郡王も頭を悩ませていると言った。そこで趙白石は養子の件を提案、これなら西洋人を怒らせず、時間はかかるが郡王も全てを手にできるという。喜んだ文先生は早急に奏状をしたため、郡王に見せて許可が出たら提出するよう指示した。「趙大人、この案が採用されれば陝甘(センカン)総督の椅子はお前のものだ」趙白石は郡王の配下となり5年、ついに陝甘総督となった。するとある夜、驚いたことにかつての恩師・張長清が訪ねてくる。何の面下げて来たのかと思えば、郡王の配下となった趙白石に自分を郡王に推挙して欲しいと頼んできた。張長清は李大人に尽くして来たが甲午(コウゴ)農民戦争後、情勢を見誤って不適切な処置をしたとして冷遇されていた。表面上は信頼しているふりをして、養生させるという名目で自分1人を合肥へと追いやったという。「お前には味方がおらぬゆえ、何かあっても誰も助けてくれない だが私を郡王に紹介してくれれば、共に郡王に仕える身となり、互いに助け合える」趙白石は呆れながら、李大人の幕僚だった張長清が郡王の信頼を得るのは困難だと難色を示した。すると張長清はもちろん郡王が喜ぶ贈り物があるという。「杜明礼だ」「あなたのところに?」実は杜明礼も李大人に頼るため、ある手土産を持って張長清に会いに来たという。まさに渡りに船、趙白石は確かに杜明礼を差し出せば上手くいくと言った。その頃、沈四海は監察御史の江(コウ)大人と面会していた。そこで端郡王・載漪(サイイ)の不正を訴え出たが、江大人は郡王に報告してしまう。一方、趙白石は張長清に郡王からの伝言を伝えた。杜明礼を捕縛できたら張長清に褒美を与えるという。ただし自分の配下になるなら李のそばに留まってこそ、本領を発揮できると言った。「まずは半年の辛抱です、6月以降に朗報があるでしょう…」それを聞いて安心して気が緩んだのか、張長清は杜明礼と15年来の付き合いだと話し、主人は違えど協力したこともあったと漏らした。趙白石は2人が手を組んだのは呉家の軍需品事案だと気づく。「そうだ、あれは本来、解決済みの事案だった だが例の偽の血竭(ケッケツ)が再調査のきっかけとなり、 沈四海の証言によって呉蔚文の罪が確定したのだ」杜明礼は呉蔚文に左大人が西洋人から仲介料を得たと証言すれば命は助けると条件を出したが、呉蔚文が拒み、最後は口封じに殺されたという。こうして左大人を命に代えて守った呉蔚文、しかし非情にも左大人は呉蔚文を裏切っていた。しかし数ヶ月後、左大人も福州の軍営で亡くなり、真相は闇の中だという。張長清は屋敷に戻ると、杜明礼にこれからすぐ李大人に会いに出かけると伝えた。そこで馬車に乗って出発したが、郊外に出たところで張長清は急に腹痛を訴え、馬車を止めて用を足しに行ってしまう。すると趙白石が官兵を引き連れ、馬車を取り囲んだ。趙白石はその夜、捕縛した杜明礼の元へやって来た。「郡王の命でお前を都へ護送する、裏切りの末路は心得ているな? 今、お前が一番憎いのは張長清のはずだ 奴はお前を手土産に郡王の配下になろうというのだからな」張長清の罠だったと知った杜明礼は怒りに震え、涙を浮かべる。すると趙白石は護身用の短刀を出した。「張長清は今、東側の2つ目の部屋で己の出世の夢を見ている …お前に機会をやる、奴を殺し、復讐を果たすがいい」趙白石は杜明礼を張長清の部屋の前まで連れて行った。杜明礼は足で戸を蹴飛ばし、部屋に乗り込むと、驚いて起き上がった張長清をいきなり刺した。そして昆曲を歌いながら、最後は自ら首を切って絶命する。すると趙白石は虫の息となったかつての恩師の元へ向かった。「張先生、申し訳ない、不注意で杜明礼を逃してしまった…外に逃げもせず、復讐を果たすとは」「私も驚いたよ…お前がこんなに腹黒い人間だとは…」「師であるあなたから最後に教わったことです」「お前は変わってしまったな…」「ええ、かつての私は善良で国と民に尽くしたが、結局、最愛の人を守る力すらなく、 彼女が投獄された時は何もできなかった…あの時から私は変わったのです」張長清は最後に何か言いたげだったが、そこで事切れた。趙白石は杜明礼の私物を確認すると、張長清と杜明礼の骸と一緒に内密で都へ送った。すべてが片付いた趙白石は早速、呉家東院に周瑩を訪ね、杜明礼の死を報告する。「敵は討った、これで約束はほぼ果たせたな?」「謝謝…」しかし周瑩はどこか納得できない様子だった。なぜなら悪の元凶である郡王が未だ処分されていない。すると趙白石は悪事を働いた者には必ず天罰が下ると言った。「なぜ天に任せるの? 悪の限りを尽くした郡王は生きてる、貴族だって罪を犯せば裁かれるはずよ? 本来ならその場で摘発され、処罰されるべきなのに! 郡王のような人間がいる朝廷など守る必要ないわ!」「皇上と太后は英明だ」「…やはり沈星移(シンセイイ)は正しかった」「小妹!口を慎むのだ、朝敵とみなされるぞ?」「大哥、相変わらず世事に疎くて融通が利かないのね?」趙白石は思わず大きなため息をつき、すでに少年だった頃の自分を裏切っていると言った。しかし周瑩は昔も今も趙白石は何も変わっていないという。そんなある日、欽差(キンサ)大臣が官兵を引き連れ、沈家に乗り込んだ。すると沈四海が西洋人と結託して外国と通じた罪により連行されてしまう。趙白石はまた郡王の配下の欽差大臣が現れたと聞き、かつて呉家で起こった悲劇が繰り返されたと知った。織物工場にいた周瑩は王世均(オウセイキン)から突然の訃報を聞いた。昨日の午時、沈四海が処刑場で斬首されたという。沈夫人も首を吊り、後を追っていた。「少奶奶は沈家を許しましたが、沈家は天罰を免れなかった…」「…彼は?」「消息不明です」しかしその頃、没落した沈家の前に1人の男が現れた。つづく( ๑≧ꇴ≦)文先生のチラ見せはいらない!ってか周瑩、洋剣を持ったまま屋敷内をフラフラしないで~w
2020.04.16
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肖戦の極楽浄土(ファンカメ)極楽浄土元ネタ╭( ・ㅂ・)و ̑̑<nanananana~na we want what we want~♪王一博老師による模範演技(オーディション番組の主題曲)おまけ:ラバちゃんが休憩中に↑の主題歌を歌っています♪可愛い!(^ꇴ^)こちらからは以上で〜すラバちゃんとイーボーが日本にいるショートムービーがありますイーボーの日本語が聞けますw
2020.04.15
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第70話「勝負の行方」廃屋となった胡(コ)宅に杜明礼(トメイレイ)の姿があった。すでに郡王には趙白石(チョウハクセキ)と周瑩(シュウエイ)の裏切りを報告、さらに機器織布局は全種類の洋布の値下げに踏み切っている。杜明礼はこれで胡咏梅(コエイバイ)の敵を討てる、そう思っていた。周瑩は杜明礼が値下げをしたと知り、昔の胡咏梅と同じ手法を使ったと呆れた。あの時は韓三春(カンサンシュン)が株を手放して助けてくれたが、今回は趙さんや周さん、呉さんに鄭(テイ)さん、王さんもいる。王世均(オウセイキン)は誰のことか分からなかったが、それは呉家の顧客たちのことだった。商人たちは機器織布局の大幅値下げに浮き足立ち、呉家に押しかけた。しかし周瑩はしょっぱなから値下げはしないと告げる。ただし3ヶ月耐えてくれれば織布局の値より5分値下げすると約束、その代わりこの3ヶ月くら替えしないという条件で、なおかつ前金として購入額の半分を支払って欲しいと頼んだ。巡撫(ジュンブ)にいきなり郡王の幕僚・文(ブン)先生が現れた。郡王が最近の趙白石に不満だという。「郡王の配下でありながら、機器織布局の劣勢を黙認しておる 陝西(センセイ)の巡撫でありながら、日昌和(ニッショウワ)の窮地に無策であった 郡王は陝西での蓄えを失いかけた!」趙白石は杜明礼の密告だと気づき、以前、沈星移(シンセイイ)から受け取った沈家と隆昇和(リュウショウワ)の仕訳帳を見せた。すると文先生は杜明礼の着服を知り愕然となる。実はこんなこともあろうかと、趙白石はすでに郡王への報告書を書いていた。「機器織布局の損失の内幕や取り付け騒ぎの経緯についても全部そこに… これでお分かりでしょう?なぜ杜明礼が私を陝西から追い払いたいのか」文先生はすぐ郡王に報告すると言った。そんなある日、周瑩に香港から電報が届いた。確かに宛名は周瑩だったが、なぜか伝言はなく白紙のまま…。しかし周瑩はそれがある人の無事の知らせなのだと気づいた。周瑩が顧客に3ヶ月後の値下げを確約、その額が機器織布局より安値のため商人たちも納得して取引きを継続した。これで景気は低迷していても前金を集めたので操業は維持できている。「郡王には3ヶ月以内に競合を潰すと宣言した、このままではこっちが潰されてしまう」杜明礼は在庫の山を前に動揺した。「もって何日です?」「これらの在庫を安値で売りさばけば損はあれど銀子は入る… 本来なら3ヶ月は維持できた、だがここひと月の売り上げは数百両のみ、長く持って7日だろう」査坤(サコン)は顔を歪め、奥の手を使おうと覚悟した。しかし杜明礼はその前に沈四海(シンシカイ)に相談してみるとなだめる。それにしても不可解だ。郡王ならすでに自分の文を読んだはず、なぜ趙白石はまだ処罰されないのか…。杜明礼は日昌和(ニッショウワ)の仮店舗を訪ねた。そこで沈四海に30万両を貸して欲しいと頼んだが、あっさり断られてしまう。杜明礼は周瑩が200万両を預けたはずだと食い下がったが、沈四海は小口客の払い戻しから優先するよう条件がついていると教えた。「見捨てるなど許さんぞ!」「助けたくともできないのです」「沈四海…忘れたのか?誰のおかげでのし上がれたのか?」「忘れていません」しかし沈四海は座って湯呑みを取ると、それが客人を追い返す合図だった。機器織布局に戻った杜明礼と査坤だったが、もはや手立てはなかった。3割も値引きすれば在庫がさばけ、十数万両は回収できるはずだったが、誰も買い付けに現れず、もはや綿花を買う銀子もない。在庫は10万反、許容損失額は20万両、しかし損失はすでに25万両に及んでいた。その時、突然、思わぬ助け舟が現れる。工員が駆けつけ、新疆(シンキョウ)の商人が在庫の10万反を全て買い取ってくれると報告した。ただしさらに1割の割引きが条件だという。憤慨した査坤は追い返せと怒鳴ったが、杜明礼が止めた。「10万反、全部、売る」周瑩は巡撫に趙白石を訪ねた。実は機器織布局の在庫を全て買い取り、前金を払ってくれた顧客にこれを渡すという。趙白石は周瑩がついに杜明礼と決着をつけるつもりだと分かった。そこで最近、杜明礼が1人である場所へ行っては半日、過ごしていると教えてやる。「どこへ?」趙白石が渡した紙には″胡家″と書いてあった。←なぜ急に筆談?w周瑩は荒れ果てた胡宅にやって来た。すると杜明礼が胡咏梅の寝台で横になっている姿を垣間見る。その時、うっかり物音を立ててしまい、驚いた杜明礼が部屋から出てきた。「何しに来た?!」「胡家の屋敷を買った人がいると聞いて見に来たの、誰かと思いきやあなただったのね」「周瑩、好奇心が旺盛だな」「ええ、性分なの」「その好奇心がいずれ命取りになるぞ?」周瑩は思わず鼻で笑い、まだ無事なようだと言った。しかし杜明礼は今のうちだけだという。「確かに人はいずれ死んで行く、でも私は正々堂々と生きたわ 犬のように生きるあなたと違ってね?」周瑩は商人として正当な手段で金を稼いできた。だが杜明礼は悪事の限りを尽くしたのに結局、何か得たのだろうか。すると杜明礼は人の一生は金に変えられないと答え、他にも多くの幸せがあると言った。「あなたの幸せとは人を操ることでしょう? (ふっ)杜老板、でも操られているのはあなたの方なのよ? 自分の感情を表に出せず、所帯も持てない、将来すら決められない… 何もないわ、全ては郡王次第」「ふん、卑しい女め」「オホホ~こんな卑しい女でも好きなことをして思うまま生きてる、でもあなたは? 想い人に告白もできず、黙って見ていただけ そして彼女の死後に屋敷を買い、彼女の衣を守ってる… 胡咏梅を慕っていたのね、隠しても無駄よ? 好きだったのならなぜ娶らなかったの?彼女が思いつめる前に救いの手を差し伸べ…」「黙れ!私とて結ばれたかった、助けたかったとも!夢見るほど願っていた! 身分を変えられたら彼女のためにどんなこともした!…だが無理だった 私が何の苦労もせず、気楽に生きて来られたとでも?勘違いするな お前には分からない、私が生きるために何を犠牲にしたか だからこそ、ここで負けられぬ、絶対にな」「おめでとう、杜老板、大勢の屍を踏みつけて生き延びたのね… でも苦労して勝ち取った人生ももはやここまでよ」周瑩は機器織布局の在庫を買い取った新疆の商人が自分の手の者だとバラした。もともと25万両の洋布を13万両で買って14万両で売りさばいたという。まんまと騙された杜明礼は呆然となり、もはや返す言葉もなかった。「そうそう~趙大人が私と郡王を会わせてくれるみたいよ? …でも実は迷ってるの、郡王と手を組めば弊害も生じるから 郡王が要求をのめば迷いは消えるけど…」「どんな要求だ?」「夫を殺した者を差し出してもらうこと…杜老板? 呉聘(ゴヘイ)は死ぬ直前、あなたと食事したわね?覚えている?」「…覚えていないな」「郡王はご記憶かも…」「胡咏梅が毒殺したのでは?」「下手人は別にいたの~ 望みはたくさんあるけど、最も叶えたいのは呉聘の敵を討つこと、必ず成し遂げるわ」動揺を隠しきれない杜明礼は郡王なら応じないと強がった。しかし周瑩は一年で200万両もの利益を上げる織物屋工場を贈ると言えばどうかとけん制する。「郡王にとってあなたにはいくらの価値が?」「私の忠誠心を銀子で量れるものか…」「(ヤレヤレ…)忠誠でも犬に過ぎない、価値はないわ しかもその犬は沈家の配当をかすめ取り、商人から見返りをもらい、工場の経営すら失敗した 救いようがないわ」周瑩は話を終えて帰ろうとしたが、杜明礼は思わず殺してやると叫んで追いかけた。そこへ韓三春が現れ、あっさり倒されてしまう。「杜老板?観念しなさい」杜明礼は屋敷に戻ると、査坤に自分たちの財産がどのくらいあるか聞いた。実は査坤は沈四海に知られないよう日昌和以外の銭荘に預けていたため影響はなく、30万両あるという。杜明礼は十分だと安堵し、すぐ逃げる準備をするよう頼んだ。「周瑩が郡王と手を組む、あの女は私たちの秘密を知り過ぎている」査坤は女を始末すれば解決すると言ったが、杜明礼はあの韓三春に勝てるはずないと止めた。そこでかつて手を組んだ張長清(チョウチョウセイ)を頼ろうと思いつく。しかしその頃、すでに文先生は王府の侍衛から4人の精鋭を連れて巡撫に到着していた。杜明礼は査坤を先に逃がすことにしたが、ついに文先生が現れた。そこで査坤は咄嗟に物陰に姿を隠す。すると文先生はにこやかに郡王から話があるので一緒に来て欲しいと言った。杜明礼は思わず大事な商談があると訴えたが、文先生は隆昇和なら今後は自分が仕切るという。「長年、ご苦労だったな、もう交代だ」杜明礼は4人の侍衛に囲まれて外へ出た。すると隠れていた査坤が飛び出し、後ろの侍衛2人に斬りかかり杜明礼を救う。「お逃げを!」査坤は残りの2人の侍衛を阻んだが、杜明礼は逃げるなら一緒だと留まった。そこで文先生は自ら剣を抜き、杜明礼に襲いかかる。驚いた査坤は侍衛らを退け杜明礼を助けに向かったが、そこで文先生と刺し違えることになった。そこへ侍衛たちが加わり、中庭は修羅場と化す。すると深手を負った文先生は侍衛たちが応戦している隙に逃げ出そうとした。その姿に杜明礼が気づき、すぐ追いかけることにする。しかしその時、護衛を全て片付けた査坤が崩れ落ちるように膝をついた。査坤は侍衛に刺され、もはや手遅れだった。「早くお逃げに…早く…」「逃げろと言ったのに…なぜ残っていたぁぁぁ!」「老板こそ…逃げずに留まった…すぐに人が来ます…早く逃げてください…早くしないと…捕まり…」「査坤!…」査坤はそこで事切れた。「お前の敵は必ず討ってやる…」趙白石が涇陽(ケイヨウ)県署で待っていると、文先生が血まみれで戻って来た。驚いた趙白石は直ちに隆昇和へ駆けつけたが、中庭に侍衛と査坤の亡骸が転がっている。すると殺された侍衛の刺し傷を見た趙白石は驚愕した。この傷口は沈月生(シンゲッセイ)の検死で見たあの珍しい刺し傷と同じ…。趙白石は査坤の横に落ちていた洋剣を確認し、全てを察した。翌日、趙白石は沈家に沈四海を訪ねた。10年前は沈月生殺害の真相を解明できずにいたが、当時、凶器だけは身体の傷口から予想がついていたという。そこで趙白石は沈四海に当時、描いておいた凶器の絵を見せた。実は昨日、隆昇和で死傷者が出る騒ぎがあり、犠牲者の傷口が沈月生の傷と全く同じだったという。現場の検分によると手を下したのは査坤だと判明、すでに骸となった査坤の手元には剣が落ちていた。趙白石は証拠となる査坤の剣を渡すと、沈四海は剣先を見て愕然となる。「月生を殺したのは査坤だったと?」「沈家も胡家も呉家も偽の血竭(ケッケツ)には関わっていなかった、査坤が仕掛けた罠だったのです」あの軍需品の入札は呉家東院を陥れるためのものだった。そのため沈家が呉家より安値で入札したが落札できず、本物を納めても偽造だと訴えられたのだろう。そして事件の晩、査坤は呉家をはめるため蔵に偽の血竭を忍ばせた。しかし運悪く沈月生が現れ、現場を目撃されてしまう。つまり沈月生の死の真相は査坤による口封じだったのだ。沈四海は全てを知り、息子の霊位を手に自分の愚かさを嘆いた。まさか息子の敵討ちを殺した本人に頼んでいたとは…。しかも敵のために必死で稼ぎ、貢いできたのだ。「月生よ…この恨みは必ず晴らす ここに誓おう、あの杜明礼とその後ろにいる奴らに命をもって償わせると…」つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)コンさん〜ちょっと待った!よく考えたら趙白石が血竭を張長清に渡したせいじゃないの?( ๑≧ꇴ≦)
2020.04.15
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第69話「守りたい命」資金繰りに困窮した沈四海(シンシカイ)は取引先の銭荘の天成亨(テンセイキョウ)・宝豊隆(ホウホウリュウ)・正通銀号(セイツウギンゴウ)から資金を融通してもらうことにした。そこで周瑩(シュウエイ)は王世均(オウセイキン)を天成亨へ、江福祺(コウフクキ)を宝豊隆へ行かせることにする。こうして翌朝一番、王世均は預けていた25万両を全て引き出した。天成亨は大口の預金がなくなり、沈家に融通するつもりだった20万両がなくなってしまう。一方、江福祺は沈家を助けないよう番頭・秦奮林(シンフンリン)を説得していた。しかし秦奮林は同業として知らぬふりはできないと突っぱねる。江福祺は仕方なく、外で待たせている宝豊隆に口座を待つ顧客や使用人たちを見せた。「私が合図すれば全員で店に押しかけ、銀子を引き出しますよ? あ、そうそう、少奶奶が検討中なんですよね~涇陽(ケイヨウ)織物工場の売り上げをどこに預けるか…」驚いた秦奮林は考えを改め、日昌和(ニッショウワ)に融資ができないと伝えるよう命じた。沈四海が日昌和へやって来た。しかしまだ融資が届いていないという。そこへ北京の日昌和から電報が届いた。「北京の日昌和が…休業した…」どうやら不穏な噂を聞きつけた王府の使用人たちが店に押しかけ、1度に大勢の者が金を引き出し、休業に追い込まれたという。悪い知らせは続いた。今度は正通銀号の番頭が取り付け騒ぎの噂を聞き、飛び火は困るので資金を融通できないと断ってきたという。すると天成亨も融通できないと連絡があり、宝豊隆は本店から許しが出ないと断ってきた。さらに上海の日昌和からも休業したとの電報が届く。万策尽きた沈四海はついに終わりだと悟った。「なぜこんなことに…一体、何者が…どこのどいつだ…沈家をいたぶるとは!」その頃、杜明礼(トメイレイ)は保身のため、趙白石(チョウハクセキ)を頼っていた。郡王の預金は10万両だったが、結局、8千両しか払い戻せていないという。そこで口実を作って沈家の屋敷を差し押さえて欲しいと訴えた。趙白石は差し押さえるのなら店になると話し、9万両くらい売り上げから回収できるだろうと余裕を見せる。「ところで郡王は日昌和の騒ぎについて私の責任を問うなど仰せでしたか?(汗」「北京の日昌和の休業を太后と皇上に知られ、郡王は対応に追われている 涇陽(ケイヨウ)に気を配る暇はない」すると趙白石は郡王が沈四海では頼りないと不満で、別の相棒として呉家に目をつけていると吹き込んだ。杜明礼は周瑩が受け入れるはずないと顔を引きつらせたが、趙白石は如才ない商人の周瑩なら敵味方を臨機応変に変えられるという。「永遠の友は銀子だけさ…」北京と上海の日昌和が休業して8日となった。都の王公や貴族も日昌和に預金しているため、沈四海に家財を売ってでも賠償しろと迫るだろう。周瑩はこれで沈家も破産すると確信した。すでに呉家に手を貸した王継高(オウケイコウ)は電報局を退職、天津へ向かっている。確かに罠を仕掛けたのは周瑩だったが、沈四海はその欲深さにより自分の首を締めることになった。すると若奥様に来客だと知らせが来る。名前を名乗らないが、周瑩の旧友だとか…。周瑩はとりあえず連れてくるよう頼むと、外套を目深にかぶった男が現れた。その頃、趙白石は日昌和に乗り込んでいた。「郡王の命で差し押さえる」しかし朝廷のお尋ね者がここ涇陽に現れたという急報が届く。驚いた趙白石は後を任せて日昌和を飛び出して行ったが…。周瑩に会いに来たのは康卓文(コウタクブン)と名を変えた沈星移(シンセイイ)だった。沈星移は沈家の失墜が周瑩の復讐だと気づき、沈家と父に情けをかけて欲しいという。「康先生?あなたは見知らぬ他人よ?父親など知るわけないわ」「…沈星移に免じて」「沈星移?(ふっ)私がやり直したいと懇願した時、あなたはこう言ったわ ″家族を守るには康卓文でいるしかない″…それなのにまた沈星移に戻ったと? 沈少爺、その誠実さと孝行心には感動するわ 確かにお父様と沈家を追い込んだのは私よ、すべて綿密に計画したこと 今さら手を緩めるなんてできないわ」「無理を承知で頼んでいる、私は沈家の息子だからだ…」すると周瑩は沈星移を祖廟へ連れて行った。「私の義父よ、十数年前、獄中で亡くなったわ、東院の没落はあなたの父親のせいよ!」沈星移は父もやむを得なかったとかばった。恨みが募り、金に目がくらんだが、根は悪い人ではないという。確かに悪いのは沈家だが、長男は早世し、今や破産寸前、没落が目的ならもう果たせたも同然だ。しかし周瑩は意地を張り、まだまだだと挑発する。「命まで奪うつもりか?」「私が今の沈家のように破産寸前だったら? あなたの父親や杜明礼、その後ろにいる郡王は簡単に許すかしら?命は助けてくれる? これはすべて我が身を守るためよ」周瑩の言い分はもっともだった。初めから断られることなど予測していた沈星移、しかも今やお尋ね者だ。それでもこうして訪ねたのは、後悔したくなかったからだという。その時、王世均がやって来た。「趙大人が来ました、兵が大勢いるので阻めません」周瑩は沈星移を連れて祖廟を出た。しかし乗り込んできた官兵にあっという間に囲まれてしまう。そこへ趙白石が現れ、沈星移を引き渡すよう迫った。「呉沢(ゴタク)の件は大目に見ただろう?わきまえろ! 奴はお尋ね者だ、戊戌(ボジュツ)の政変のあと孫文(ソンブン)の仲間になった」今や沈星移の罪は呉沢より重く、皇太后も皇帝も恨み骨髄に徹するという。しかし周瑩は無謀にも沈星移をかばった。その時、王世均が韓三春(カンサンシュン)たちを引き連れ駆けつける。沈星移は自分に構うなとなだめたが、周瑩は呉家の客人を自分の同意なしに連行させないと言った。すると周瑩は江福祺(コウフクキ)が持っていた剣を抜き、抵抗する構えを見せる。驚いた趙白石は韓三春に周瑩を押さえるよう頼んだが、韓三春は主人にしか従えないと断った。「主人は錯乱しているんだぞ!」「では共に錯乱するまで」「その通り、我らは一蓮托生です」王世均たちは覚悟を決めた。「趙大人!命をかけて戦わないと罪人を捕らえられないわよ?」「趙大人!我ら3人はウマが合う、共に死ねるなら願ってもない」沈星移に挑発された趙白石はついに剣を抜いた。しかしそこへ再び急報が届く。何でも日昌和の休業に耐えかねた民が店に火を放ち、関係のない店まで襲撃され、街中は大騒ぎだという。趙白石は仕方なく沈星移をあきらめ、騒乱を鎮めるため引き上げていった。安堵した周瑩はともかく急いで沈星移を逃がすよう頼み、力が抜けてその場にへたり込んでしまう。周瑩は街の様子を見に行った。すでに日昌和は全焼し、預金を失った民たちが悲しみに暮れている。その中には工場で働く朱少君(シュショウクン)の姿もあった。「少奶奶…日昌和は他の銭荘より利子が良かったので全財産を預けていました… まさか店がなくなるなんて…嫁を娶るため5年もためていたのに…うわ~ん」沈家に番頭たちが集まっていた。沈四海は誰の仕業であろうと、天の裁きが下ったことに変わりはないという。「当然の報いだ…これで沈家はおしまいだ 私は貧乏を最も恐れて来た、金を稼げるならどんな苦労もいとわない いかなる屈辱でも耐えられたし、何でも売り渡せた…良心でさえな だがどうあがこうと、やはり結局、何もかも失ってしまった…」しかし沈四海は今になって貧乏暮らしが思ったほど怖くないと分かったという。それよりもっと悲惨なことは、これまで金儲けのために払って来た犠牲がことごとく無意味だったと気づいたことだった。すると使用人が駆けつけ、呉家の若奥様が来たと知らせた。「大事な相談があるとか…」こうして周瑩は懐かしい沈家に足を踏み入れた。沈四海はすべて周瑩の仕業だと気づいた。「呉蔚文(ゴイブン)の敵を討つためであろう」「その通り」周瑩は素直に自分が仕掛けたと認めたが、なぜか持ち直すのにいくら必要か聞いた。「銀200万両で足りる?生糸5千袋を担保に…」「復讐しに来たのでは?」「ええ、十数年前から願っていたわ… でもあなたを倒すため、民にまで重い代償を払わせてしまった、破産した人もいるの 想定外だったわ」しかし周瑩には条件があった。まず呉蔚文をどのように陥れたかつぶさに記し、名誉を回復させること、そして200万両は民への賠償を優先させることだという。番頭たちは固唾をのんで主人を見守った。「…分かった、約束しよう」周瑩が沈家を救済すると知り、呉蔚全(ゴイゼン)は驚いた。「沈四海は大哥と呉家の敵だぞ?情けをかけるのか?」「4叔、これも懐先(カイセン)のためです」周瑩も若い頃なら容赦しなかったはずだ。しかし母となり、子供にはお金で変えない幸せや喜びを残してやりたいという。「恨みの連鎖はここで断ちます」中庭では懐先と王二虎(オウニコ)が楽しそうに遊ぶ声が聞こえていた。日昌和は臨時の小屋を建て、営業を始めた。中には感謝して番頭にひざまずく民までいる。周瑩は遠目からその様子を見て安心していた。そこへ趙白石がやって来る。「沈四海を許せば杜明礼も助かるぞ? 日昌和が倒産しなかったゆえ、杜明礼は郡王から責任を問われずに済んだ 私が推察するに、杜明礼は今頃、反撃の準備をしているはずだ」「受けて立つわ」趙白石の予想通り、杜明礼は郡王に虚偽の奏状を書いていた。趙白石と周瑩が結託し、郡王の財産を横取りしようとしていると…。そして機器織布局の全種類の洋布の値下げに踏み切った。呉家は沈家に融通して資金不足のはず、余裕がないので値下げできないと踏んだのだろう。「フン、杜明礼も月並みね~昔の胡咏梅(コエイバイ)と同じ手法を使うなんて…」確かあの時は韓三春が株を手放して助けてくれた。王世均は今回は韓三春を頼れないと告げる。「でも趙さんや周さん、呉さんに鄭(テイ)さん、王さんもいるわ」「誰のことです?」つづく(  ̄꒳ ̄)んー結局、韓三春に嫁いだ千紅の一人勝ち?
2020.04.14
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第17~19話ダイジェスト楓院で床入りの儀を待つ刀洌香(トウレツコウ)戦楓(センホウ)が来た時のため短刀を隠していましたが、現れたのは烈火山荘に隠れていた雷鴻驚(ライケイコウ)でした雷驚鴻はどうして戦楓に嫁いだのか聞いてみると、刀洌香は銀雪(ギンセツ)の死の真相を調べたいと教えます兄が過ちを犯し続けるのも、これ以上、罪なき人が死ぬのも見たくないと…すると実は雷驚鴻が戦楓との婚儀をやめさせようと天下無刀城(テンカブトウジョウ)へ来たと知り、まんざらでもない刀洌香雷驚鴻も刀冽香が戦楓を好きで嫁いだ訳ではないと分かってホッとします一方、酔い冷ましのため山を散策していた戦楓はばったり橋の上でカールに出くわしていましたカールは新婦をほったらかしてこんな所にいていいのかと辛辣そもそも瑩衣が好きだから縁談を破棄したくせに、あれは何だったのかと小一時間でも権力狙いなら宗主の娘である自分と結婚するはず…はっ!分かった!パパに何か恨みがあってこんな嫌がらせを?!だから急にブラック団みたいになったのね!とカール@超意訳戦楓はカールの鋭いツッコミに一瞬たじろぐも否定し、荘主の座を手放せと言い残し帰って行きました刀冽香と雷驚鴻はすっかり仲良くなり、気がつくと朝に…そこで刀冽香は侍女を集めるよう命じて引きつけておき、その間に雷驚鴻は竹院へ帰ります大河を進む江南霹靂(ヘキレキ)門の船艶娘(エンジョウ)はの門主・雷恨天(ライコンテン)を鉄鎖で縛り付け、船室で監禁していました雷恨天は暗河宮の一介の侍女だと思っていた艶娘が実は三宮主(キュウシュ)・暗夜絶(アンヤゼツ)だったと知って呆然暗夜絶が嫁いだのは、霹靂門の火器の技を盗むためだったんですね~なるほどしかし自分が見抜けなかったと潔い門主、ただし息子だけは助けてくれと懇願します暗夜絶は自分が育てた息子の命までは奪わないと約束、一応、荒◯◯香にも情があるみたいwすると船室を後にした暗夜絶は配下に船を沈めるよう命じ、武林には門主が何者かに殺され、夫人は助かったと公表するよう指示、また葬儀を行う旨を舵主(ダシュ)たちに伝えることにします青龍堂の堂主・鍾離無涙(ショウリブルイ)が蝶衣(チョウイ)に会いに来ました規則を破って密かに瑩衣(エイイ)のことを調べてくれたのは、やっぱり蝶衣が好きなのね蝶衣はすぐ竹院のカールに届けますカールは瑩衣の悲しい生い立ちを知り、かくまっている瑩衣の元へ瑩衣は5歳で両親に仲康(チュウコウ)の煙紅楼(エンコウロウ)へ売られ、11歳から客の相手、いつも老鴇(ロウホウ)や亀公(キコウ)たちから折檻され、4度も死にそうな目に遭ったとかしかし15歳の時に急に武功が身につき、恨んでいた老鴇や亀公を暗殺、妓楼を手に入れます瑩衣に武功を授けたのは当時、煙紅楼にこつ然と現れた黒紗の女子だったとかカールはこの黒紗の女子こそ艶娘であり、艶娘が瑩衣を烈火山荘に送り込んだと気づきますそこで逃す代わりに戦楓に接近した本当の理由を白状しろと迫りました瑩衣は艶娘が実は暗河宮の三宮主・暗夜絶だと教えましたしかも武林の覇権を独占するため、烈明鏡(レツメイケイ)が戦飛天(センヒテン)と暗夜冥(アンヤメイ)夫婦を殺したというのです瑩衣からこの話を聞いた戦楓は師父が敵だと知り、それで急にカールとの縁談を破棄すると言い出したんですね〜なるほどカールは戦叔叔が自害し、戦楓の母も後を追ったと聞いていましたが、瑩衣にそんな話を本当に信じているのかと呆れられてしまいます確かに戦飛天と暗夜冥の死については謎が多く、武林でも色々な噂があるようでしたカールは父を信じると断言したものの、不安が募りますそこへ蝶衣が駆けつけ、戦楓が瑩衣を奪い返しに来て玉自寒(ギョクジカン)と一触即発だと知らせましたカールとの話がついた瑩衣は楓院に戻りますすると戦楓は明日一番に瑩衣に出て行くよう伝えました瑩衣は思わず戦楓の背中に抱きつき、明日になれば縁が切れて二度と会えなくなると最後の賭けに…しかしあっさり撃沈、戦楓からもともと縁もゆかりもないと突き放されてしまいます一方、カールは玉自寒に艶娘の正体を教え、瑩衣を逃す手助けを頼みましたそしてその夜、カールは戦楓の別院を放火瑩衣が焼け死んだと偽装し、その騒ぎに乗じて黄琮(コウソウ)が瑩衣を馬車に乗せますこうして誰も信じられなくなった瑩衣は暗河宮に戻ることもなく、どこへ行くかも言わずに旅立ちました今日の晨会(シンカイ/朝の会議)は堂主も集まり、荘主の人選についての話し合い凌(リョウ)堂主は稼業の経験のないカールには無理と大反対、慕容(ボヨウ)堂主は中立ですが、やはりカールには時期尚早と判断しますまた3番弟子・姫驚雷(キケイライ)もこの3年間、次期荘主として稼業を切り盛りしていた大師兄を推し、他の者が荘主になったら江湖はもちろん山荘の門弟も納得しないと訴えましたそんな中、青龍堂・鍾離堂主だけは師父の決めたことに従うと支持一方、父皇にカールを王妃にすると報告した玉自寒もカールを支えると話し、将来の静淵王妃なら必ず荘主の任に耐えうるはずだと言いました烈明鏡は一応、皆の意見を聞きましたが、決定は変わらないと断言します武道場に父を訪ねたカールカールは自分が荘主を引き継ぐのに懐疑的で、やはり戦楓にすべきだと訴えます戦叔叔の息子ならその資格があるはずだと探りを入れるカール…烈明鏡はふと義兄弟の戦飛天を思い出して涙ぐみ、勇敢で我慢強いカールは冷酷な性格な戦楓に劣っていないと褒めましたそこでカールはパパと戦叔叔のことである噂を聞いたと切り出します驚いた烈明鏡は娘を霊位の前に連れて行き、パパを信じてくれと悲痛な心の叫び〜カールはひざまずいて父を信じると誓いましたが、噂を知っているならなぜ釈明しないのかと戸惑います実は烈明鏡も噂を聞いた戦楓が自分を誤解していることを知っていたんですね~「いつの日かきっと分かる…」烈明鏡は戦楓を信じようと言いましたが…( ತ _ತ)いや〜分かる日が来ますかねえ?薫衣(クンイ)は姫驚雷がカールの就任に反対して戦楓を推したと知って猛抗議次々と女を捨てた男など適任ではないと反対しますしかし姫驚雷はカールを永遠に守ると約束し、結局、2人は仲直りどうみても3師兄は尻に敷かれてる感じですねえw翌日、覚悟を決めたカールも晨会に参加そこで荘主見習いを始める前に、戦楓の婚儀で流れていた恒例の兄弟子3人による比武を開催したいと希望しますすると自分の実力を示して反対派を納得させたいのか、今回はカールも名乗りを上げました翌日、烈火山荘の比武は飛瀑の真下にある中洲で行われますまずは大弟子・戦楓vs二弟子・玉自寒↓オスカ〜ル!戦楓の剣が玉自寒の首を捉えたところで、そこまで!続いて姫驚雷vsカールカールの激しいムチ攻撃は姫驚雷を圧倒、確かな武功の高さを見せつけます烈明鏡は娘の腕前に大満足ここで腕比べは終わるはずでしたが、カールが大師兄との一戦を希望しますそして決勝戦、カールvs戦楓戦楓はまたしても抜刀せずに防御一辺倒に…もうカールがバシバシ叩く叩くw「剣を抜いたら?シション!」するとついに戦楓が剣を抜き、ここからが真剣勝負、2人の激しい攻防が繰り広げられますしかしやがて玉自寒はヒートアップする2人を心配し、カールを止めました( ╹◡╹人<師兄、私の勝ちね!その夜は比武のお疲れ様会を兼ねた食事会するとその場で烈明鏡は明日、カールを連れて青龍堂へ行くと伝えます青龍堂は荘主直属のCIA、荘主だけの命だけで動く最高機密機関、事実上、カールが荘主と言ったようなものなんですね~烈明鏡は3人の兄弟子たちにカールを支えてやって欲しいと頼みます玉自寒は早々に杯を空けて誓いを立てましたが、姫驚雷は大師兄の手前、困惑しかし戦楓が承知して杯を空けたため、姫驚雷も追従しました翌日、父と一緒に青龍堂へ来たカール、これからは正式に後継者となったカールも青龍堂が使えるようになりましたそこでカールは鍾離無涙を呼び、以前、洛陽(ラクヨウ)から送った密書が父に届いていないと訝しみますしかし鍾離無涙は直接、裔浪に渡したとのことカールは裔浪が握りつぶしたと疑い、念のため今後は人を介さず自分か父に直接、報告するよう頼みますまた暗河宮を探るよう命じましたが、そこへ江南霹靂門の門主の訃報が飛び込みました烈火山荘に戻ったカールは竹院でかくまっている雷驚鴻に訃報を伝えますすでに葬儀も済んで埋葬され、後継者は艶娘こと暗夜絶だとか…刀洌香もちょうど侍女からその知らせを聞き、慌ててカール宛に文をしたためました侍女はその手紙を梅院の蝶衣に託して帰って行きますが、ちょうどその様子を薫衣が見かけます薫衣は蝶衣から霹靂門の門主が死んだと聞かされ驚愕、実のパパですからね~雷驚鴻は危険を承知の上で、少主として父の葬儀に行かねばならないと決心そこへちょうど蝶衣が駆けつけ、刀洌香の手紙と佩玉(ハイギョク)をカールに届けます無刀派の玉なら雷驚鴻が無事に移動できると考えたんですねこうして雷驚鴻は鳳凰(ホウオウ)と一緒に烈火山荘を離れることに…見送りに来た蝶衣は自分を気にかけてくれる雷驚鴻こそ兄ではないか気づきますが、雷驚鴻は艶娘から霹靂門を奪還したら真実を話すと約束しました馬車で待っていた鳳凰は蝶衣が雷驚鴻の想い人だと勘ぐりますが、実は妹だと知ります暗夜羅(アンヤラ)は霹靂門が手に入り、刀無暇(トウブカ)も言いなり、あとは烈火山荘だけそこでカールの唯一の支持者である玉自寒を烈火山荘から遠ざけるよう刀無暇に指示します刀無暇は早速、景献(ケイケン)王に策を練るよう頼み、これを機に景献王は皇太子になるため暗河宮と手を結ぶことに…あとは玉自寒がいない間に戦楓が烈明鏡を殺せるかどうかにかかっています水上で生活する霹靂門の船群さすが元芸妓の鳳凰は顔が広く、顔なじみの舵主(ダシュ)の船を尋ねて内情を探りますしかし今や艶娘が実権を握って反対勢力を一掃、うかつなことは出来ないと及び腰結局、少主に手を貸してはもらえず、話を聞いた雷驚鴻は無謀にも堂々と乗り込むことにしました重鎮たちは突然、戻ってきた少主に騒然となりましたすると雷驚鴻は父の位牌を前に艶娘の悪行を暴露、実は暗河宮の暗夜絶だと知らせますそこで面紗を取れと迫り、艶娘が雪衣王を襲った時、カールが放った烈火拳の傷が証拠だと言いましたしかし艶娘は何者かに襲われた門主を守ってついた傷だとごまかし、雷驚鴻の話を逆手にとって門主を殺したのがカールだと言い出します言いくるめられた重鎮たちは雷驚鴻の妄言だと相手にせず、弔いが済んだら控えの部屋へ行けと追い出されることに…艶娘は控えの部屋を訪ね、雷驚鴻に霹靂門を去るよう告げます雷驚鴻は艶娘が父を殺したと気づいて襲い掛かりますが、艶娘の敵ではありませんでした「お前のことは殺さぬと約束したの」艶娘は命だけは奪わず、出て行きました鳳凰の元に戻った雷驚鴻すると思いがけず小さな分舵ではありますが2人の賛同者が現れましたこれで奮起した雷驚鴻は父の敵を討つと誓いますカールは鍾離無涙から暗河宮の報告を聞きました艶娘は霹靂門の門主の座に就く模様、しかし雷驚鴻にもわずかながら味方がいると分かります(╹◡╹)<また知らせてね~蝶衣は雷驚鴻を心配しますが、カールにも手立てがありません今や烈火山荘と霹靂門は敵対関係、次期荘主と目されるカールがかばったところで信じてもらえないのは明白ですからね〜その頃、有琴泓(ユウキンオウ)はあの険しい高山・縹緲峰(ヒョウビョウホウ)で師匠を探していましたすると偶然、1人の書生に出会いますそこで縹緲派を知らないか聞いてみましたが、書生は聞いたこともないとしらばくれて別れました実はその書生は縹緲派の弟子、縹緲洞に戻るとすぐ師祖(シソ/銀雪の師匠)に報告します「で掌門(銀雪)はいつになったら目覚めるのでしょうか?」「100年はかかるのお~」あの時、離散した銀雪の身体は縹渺峰へ戻り、洞窟の前に倒れていました掌門を見つけた弟子たちはすぐ中へ運び込み、師祖は銀雪を救うため氷漬けにします″毒をもって毒を制す″ならぬ″寒をもって寒を制す″療法…↓現状はこんな感じここ数日、倭寇(ワコウ)の襲来があり、多くの流民が発生していました頭を悩ませる皇帝ですが、景献王が実は倭国から書簡が届き、和親の意思があると報告そこで倭国の内親王を静淵王の王妃に迎えてはどうかと提案しますしかもすでに静淵王に手紙を送ったとか竹院に景献王の腹心である劉(リュウ)尚書が訪ねて来ましたようやく劉尚書が帰ると、カールは心配で玉自寒の様子を見に行きますすると玉自寒は倭国との和議のため、自分が公主を娶らねばならないと教えました梅院に戻ったカールは、婚姻すら国のためを考えなければならない玉自寒に同情します玉自寒は結局、婚姻を拒否しかし景献王は初めから想定内だったんですね~これで玉自寒は自ら沿海部へ行って討伐せざるを得なくなり、烈火山荘から遠ざけることに成功しかも戦にかこつけて葬ることができるのですつづく( ๑≧ꇴ≦)長っ!
2020.04.13
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第10話「清河の雄」櫟陽(レキヨウ)常(チャン)氏の屋敷を訪ねた魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)、藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)、江澄(ジャンチョン)。しかしすでに常氏一族は惨殺されていた。亡骸を調べた魏無羨は、一族が死ぬ前に傀儡になっていたことに気づく。その時、藍湛の持っている陰鉄が反応し、門の方角を指した。見上げてみれば屋根の上に岐山(キザン)温(ウェン)氏の客卿・薛洋(シュエヤン)の姿がある。「ふっ、来たか(ニヤリ」その時、突然、白衣の仙師が現れ、薛洋の行く手を阻んだ。( ๑≧ꇴ≦)来たーっ!「シュエヤン、今日は逃さぬぞ」「暁星塵(シャオシンチェン)、お前もしつこいな〜」「シュエヤン、岐山を下りてから惨殺を重ね、半月も私を煙に巻いた上、常氏十数人の命まで奪った 罪を認め、罰を受けよ!」「友よ~罰を受けるかはお前の腕次第だな~」不敵な笑みをうかべる薛洋、そして颯爽と消えた…つもりだった。しかし急に腕を引っ張られ、中庭に落ちてしまう。実は魏無羨が咄嗟に無衣(ムイ)という術を放ち、蜘蛛の糸のような紐で薛洋の手首を捕らえていた。暁星塵はこの機に乗じ、薛洋に襲いかかった。江澄は加勢しようとしたが、魏無羨は白衣の仙師の腕前を見たいと止める。こうして2人の攻防が続き、やがて魏無羨は切りが良いところで糸を引っ張り助太刀、暁星塵が薛洋の首に剣を突きつけた。しかし薛洋が乾坤袖(ケンコンシュウ)を撒き散らし、魏無羨たちは慌てて目を隠す。薛洋はその隙に暁星塵に襲いかかろうとしたが、そこへ暁星塵の知己・宋嵐(ソンラン)@子琛(スーチェン)が現れ、阻止した。2人の仙師は天下に名高い″清風明月(セイフウメイゲツ)の暁星塵″と″霜雪(ソウセツ)も恐れぬ宋子琛″だった。暁星塵は捕らえた薛洋を祠堂の中に吊る下げ、最近、仙家が続けて滅ぼされたのは薛洋の仕業だと教えてくれる。そこで藍湛は薛洋に陰鉄を出せと迫ったが、薛洋は持っていないと言った。魏無羨は他人に触れない藍湛のため、仕方なく薛洋の身体を探してみたが、本当に陰鉄がない。確かに祠堂に入ってから藍湛の陰鉄には反応がなかった。藍湛たちは手分けして屋敷の中を探すことにした。一方、魏無羨は薛洋を見張り、温氏の回し者なのか聞いてみる。「買いかぶり過ぎだ、俺は夔(キ)州の無名のごろつきさ、 岐山温氏なんて大家と付き合えると思うか?」「大家とは付き合えず、小さな仙門なら容赦なく惨殺するわけか…」「確かに奴らを殺したが、言ったはずだぞ?温氏とは関係ない…俺の個人的な恨みだ」「個人的な恨み?これほど残忍になれるなんてどんな恨みだ?」しかし薛洋は挑発的な目つきで魏無羨を睨みつけただけだった。↓ブラック兄弟?w結局、陰鉄は見つからなかった。その時、孟瑶(モンヤオ)と合流した聶懐桑(ニエホワイサン)が駆けつける。そこで魏無羨は薛洋が陰鉄に関わっているため、不浄世(フジョウセ)へ連行して聶宗主に処断を仰ぎたいと提案した。すると暁星塵も義侠心に厚い聶宗主なら公正に判断してくれるだろうと安心し、薛洋を任せるという。「陰鉄の件は知らぬし、宋兄は通りがかりだ、世家の子弟でもない 我らは血縁より志を重んじており、仙門とは距離を置く」2人は仙門間の争いに関わりたくないと伝え、ここで別れることにした。(  ̄꒳ ̄)<血縁より志を重んじるか~俺とランジャンも同じ志を持つから2人で夜狩に、な?( ತ _ತ)<…( ゚ロ゚)!!<だったら戻ってくんな ←嫉妬するえすみん( ತ _ತ)<ところでお二人はどちらに師事を?←動じないたんたんすると宋嵐は白雪(ハクセツ)閣と答え、暁星塵は抱山散人(ホウザンサンジン)だと教えた。擽陽を出た一行、そこで魏無羨は別れ際、暁星塵に母の事を聞いてみた。しかし暁星塵は一番、入門が遅かったため、蔵色散人(ゾウシキサンジン)が師匠の秘蔵っ子としか知らず、面識はないという。「まさか魏公子が師姐(シシャ)のご子息とは…」「そうなんだ、俺たちは年も近いが、暁兄は俺の師叔(シシュク)になるんだな いつになれば師祖に会えるんだか…」←え?師祖っていくつよ?w「師父は隠遁して居を定めていない、それに山を出た弟子は戻れぬのが慣例でもある …ただ魏公子に会えば師父も喜ぶはずだ」こうして魏無羨たちは暁星塵と宋嵐を見送った。すると急に薛洋が暁星塵に声を掛ける。「俺を忘れるなよ、楽しみにしていろ…」2人の後ろ姿は実に麗しかった。聶懐桑は犯しがたい気品に凛々しさが感じられると敬服する。そんな2人を藍湛はいつまでも見送っていた。(←うらやましかったのかw)↓しばらくどっちがどっちだか分からなかった思い出w魏無羨たちは聶懐桑や孟瑶と一緒に清河に到着した。重厚な門を入ると高い城壁が続き、やがて不浄世(フジョウセ)が見える。すると孟瑶が岐山温氏の使者が訪れ、大仙門の世家から家主の血縁の弟子を選び、訓学に来るよう命じられたと伝えた。断っても岐山から迎えが来るため、事実上の強制だという。そこへ宗主・聶明玦(ニエミンジュエ)が現れた。さすが″赤鋒尊(セキホウソン)″と呼ばれるだけあって、その立ち姿だけで威圧感が漂う。一方、聶明玦は同世代の魏無羨たちと並ぶ気の弱い弟を見て、何とも情けなく感じていた。薛洋の悪行を聞いた聶明玦は激高し、陰鉄を持っていないなら罰を与えるまでだと刀を放った。しかし咄嗟に魏無羨が止め、危ないところで刀を戻す。魏無羨は真相を突き止めてからでも遅くないと訴えたが、聶明玦は事態は明白だと言った。すると孟瑶が宗主をなだめ、薛洋なら遅かれ早かれ殺せるが、まずは陰鉄の在りかを聞き出してはどうかと説得する。江澄は思わず孟瑶は侮れないと魏無羨に囁いた。( ・ノェ・)コショッ<全てが理にかない、説得力もあるな…聶懐桑の話では兄も相当、信頼しているという。魏無羨はならば孟瑶を無下にした金光善(ジングアンシャン)は見る目がないと言った。聶宗主の命令で薛洋は地下牢に投獄されることになった。孟瑶は早速、薛洋を連行するため、ちょうど中庭で兵士の訓練をしていた総領に同行を頼んだが、総領はまたいつもの様にあからさまに孟瑶を蔑む。「妓女の子のくせに、自分の立場も分からぬか…」しかし孟瑶はじっと堪えていた。聶明玦は薛洋の素性を知っているか聞いた。誰も薛洋のことを知らなかったが、魏無羨は例の国師も薛だと思い出す。聶明玦はすぐ薛重亥(シュエチョンハイ)のことだと分かったが、ともかく薛洋が誰であれ、温若寒が残りの陰鉄を諦めないことは確かだった。そこで魏無羨は藍湛が持っている陰鉄で法宝を作れば温氏に対抗できると提案する。しかし聶明玦は仙山国師や藍翼(ランイー)でも陰鉄を抑えられなかったことから、邪道な考えは起こすなと釘を刺した。「忘機、曦臣(シーチェン)が禁書に陰鉄の記載を見つけたそうだ 直ちに陰鉄を姑蘇(コソ)に持ち帰り、災いを除く策を講じてくれ」( ತ _ತ)<はい!( ๑≧ꇴ≦)ノ<はいっ!←管理人その夜、宴を抜け出した魏無羨は築山(チクサン)堂の屋根に登ってひとり酒を飲んでいた。すると藍湛が外へ出てくる。「ランジャ~ン!屋根を借りてるぞ~」すでに泥酔しているのか、魏無羨はそのまま居眠りしてしまう。藍湛は相変わらずの魏嬰に珍しく笑みを浮かべると、ふと別れが寂しいものだと感じた。「ウエイイン…私は行くよ」翌朝、ついに温晁(ウェンチャオ)たちが清河に現れた。門の前で対峙する温氏と聶氏、すると温晁は陰鉄と常氏の件を聞いた仙督が憤慨していると告げる。「仙督が処理する要件であるのに、己の本分も知らぬ非力な仙門がしゃしゃり出てくるとは… 今日は仙督の言葉を伝えに来たが、ついでに機会を与えてやる 陰鉄と薛洋を引き渡せば、出すぎた真似は追求すまい」「その命には従えぬな」聶明玦は刀を投げて温晁の足元に突き刺し、けん制した。これに激怒した温晁は粛清だと叫び、ついに不浄世を襲撃する。しかし孟瑶はなぜかこの一大事に薛瑶を見てくると言ってひとり姿を消していた。その頃、門に向かっていた魏無羨と江澄は両仙門がついに激突したと知った。魏無羨は江澄に薛洋を見てくるよう頼み、宗主を探しに行く。一方、聶明玦は使い手の温逐流(ウェンジューリゥ)と戦っていた。すると薛洋が逃げたという声を聞き、慌てて探しに向かうことにする。しかしその途中、思いがけず孟瑶が総領を刺し殺したところを目撃、呆然と立ちすくんだ。「もんやぉーーーっ!」孟瑶は驚いて咄嗟に刀を捨てたが、もう遅い。その時、宗主を追いかけて温逐流が現れた。そこで孟瑶は身を挺して聶明玦をかばい、刺されてしまう。聶明玦は倒れた孟瑶を抱きとめたが、その隙に後ろから温逐流が背中に掌を放った。聶明玦が深手を負ったところで温晁が現れた。そこへちょうど魏無羨たちが駆けつけ、聶明玦を支える。温晁はまた魏無羨が首を突っ込んできたと呆れ、すでに兄の温旭(ウェンシュー)が姑蘇へ向かったとわざと教えた。「藍忘機が姑蘇に戻れたとしても、目にするのは一面廃墟となった雲深不知処(ウンシンフチショ)だ!」すると温晁は父が各世家に岐山への訓学を命じたと教え、後日たっぷり遊んでやると脅して帰って行った。(`_´)<今日はこの辺にしといたる!聶明玦は孟瑶と2人だけで祭刀(サイトウ)堂に入った。すると孟瑶は仕方がなく総領を殺したと釈明する。「どれだけ辱められようとも耐えてきました、もし手柄を奪うだけならまだ許せます! でも奴が薛洋を逃すのをこの目で見たのです!」孟瑶は誓って真実だと訴えたが、聶明玦の目はごまかせなかった。しかし聶明玦は恩人である孟瑶の命を奪うことはできず、その代わり不浄世を出て行けと命じる。「2度と戻って来るな」つづく( ゚ェ゚)…もんやぉ
2020.04.13
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第9話「惑わしの霧」大梵(ダイボン)山の頂上にある舞天女の祠(ホコラ)におびき寄せられた魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)、藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)、聶懐桑(ニエホワイサン)。その夜、傀儡となった村人たちが祠になだれ込み、3人に襲いかかった。しかし危ないところで笛の音が聞こえ、傀儡たちは急に静かになって引き返して行く。3人も脱出することにしたが、その時、石像の後ろから魏無羨を呼ぶ声が…。(  ̄꒳ ̄)<江澄(ジャンチョン)だろ?出てこないとランジャンが切れんぞ?!すると江澄が姿を現した。江澄は自分が魏無羨を心配だっとは言えず、姉・江厭離(ジャンイエンリー)が心配していると言った。( ー̀ωー́ )<巻き込んだのは誰だか…(^ꇴ^)<もういいだろう?俺がランジャンについて来たんだよ( ತ _ತ)<…しかし江澄は魏無羨が藍湛をかばうのが面白くない。ともかく何をしているかは知らないが、明らかに危険だとたしなめた。「もし温姑娘がいなかったら…」「温姑娘?温情(ウェンチン)も来てるのか?!」「まずい、号笛(ゴウテキ)の音が止まっている」江澄は温情が危険だと焦った。魏無羨たちを助けてくれたのは温情だった。温情はふもとで号笛を吹いて傀儡を連れ戻し、火術で動きを封じる。しかしそこへ温晁(ウェンチャオ)の梟(フクロウ)が現れ、温情は近づかないようけん制した。すると江澄が魏無羨たちを連れてやって来る。江澄は早く逃げようと言ったが、温情は傀儡となった村人たちを救うため1人で残ると言った。魏無羨は力を合わせて戦うべきだと訴え、村人が正常に戻る方法を教えて欲しいと迫る。「いいわ、教える 村人を操る力は強くない、温晁が陰鉄(インテツ)の封印された梟を使っているだけ 村人を救うためには梟を殺さないと…」そこで藍湛は魏嬰に金糸障(キンシショウ)を張って守るよう指示した。魏無羨は温情たち3人を金糸障で囲い、その間に藍湛と梟退治へ向かったが…。魏無羨と藍湛は梟を追って林の中へ入った。その時、急に霧が充満し、付近は真っ白になって何も見えなくなってしまう。(」゚ロ゚)」<らんじゃーん!らんじゃん!どこーっ?!( ತ _ತ)<隣だ(๑・᷄ὢ・᷅๑)<いるなら返事しろよすると藍湛はこれが梟が作り出した幻音(ゲンオン)の霧だと教えた。魏無羨は早速、流光呪(リュウコウシュウ)で霧を晴らそうとしたが、呪文が書けない。藍湛は幻音が方向感覚を失わせ、心を乱すため、念力を集中できないと説明した。林に梟の鳴き声が響き渡った。その時、突然、藍湛を捕らえるべく鉄鎖が飛んでくる。藍湛は何とか避けて無事だったが、魏無羨は次第に霧のせいで頭がクラクラして来た。すると藍湛は五識を閉じるよう声を掛ける。こうして2人は霧に惑わされず、目を閉じたまま迫り来る鉄鎖を見事に撃退した。しかしやがて鉄鎖がいきなり魏無羨の首を捕らえ、そのまま引きずられてしまう。魏無羨は木に巻き付けられ、首を絞められた。そこで咄嗟に死んだふりをすると、梟が魏無羨を仕留めたか確認するため降りて来る。魏無羨はその瞬間、梟の首根っこ捕まえ、ちょうど駆けつけた藍湛が魏無羨の鉄鎖を切り落としてくれた。梟は死んだものの、操っている温晁は見つからなかった。仕方なく江澄たちの元へ戻って行った2人、すると隠れていた温晁が現れる。「役立たずが」温晁は梟を消して戻って行った。霊識が戻った村人たちは我を取り戻していた。しかし江澄たちの姿がない。魏無羨と藍湛が付近を探していると、墓地にいる江澄たちを見つけた。どうやら傀儡になっていた村人たちの中に温情の知り合いがいたらしい。魏無羨は温情にここは一体どんな場所かと聞いた。「一族が埋葬されているの」「じゃあ、あの祠も?」「ええ、ウェン氏の祠よ」温情の一族は岐山(キザン)温氏の傍系(ボウケイ)で医術を専門とし、岐山を離れて代々ここに居を構えていたという。「まさかあんな惨劇が起こるなんて…」温情がまだ幼い頃、舞天女の石像が突然、暴れ出し、祠に集まっていた一族が襲われた。温情は咄嗟に岩陰に隠れたが、弟の温寧(ウェンニン)が逃げ遅れ、霊識を吸われてしまう。父親は息子を助けるため石像に体当たりして犠牲となり、温情はその間に何とか弟を連れ出すことに成功した。「残った温氏は私たちだけなの…」その後、温情と温寧は仙督に引き取られたという。魏無羨はようやく水行淵(スイコウエン)で温寧が白眼になった理由を知った。しかしなぜ急に舞天女が暴れ出したのか。一方、温晁は父・温若寒(ウェンルオハン)に温情が裏切ったと報告していた。しかし温若寒は温晁が梟を使って温情の一族を傀儡にしたせいだと指摘、薛洋(シュエヤン)に合流しろとの命に背き、なぜ藍湛たちを襲ったのかととがめる。「陰鉄を探してまいれ!2度と仕損じてはならぬ!」魏無羨と藍湛は舞天女と陰鉄に関わりがあると気づいた。そこで魏無羨は空腹を訴える聶懐桑と江澄を連れ、鶏を捕まえに行く。しばらくすると魏無羨だけが戻り、藍湛と一緒に温情を追求した。しかし温情は幼かったので何も知らないという。「雲深不知処(ウンシンフチショ)から温晁が追ってくる理由も知らないと? 何も知らないなら、なぜ俺たちを助けたんだ?」「ウェイウーシエン、あなたは阿寧を助けてくれた、これでおあいこね」「舞天女に欠けているのは陰鉄だな? 俺たちは村へとおびき寄せられ、老婆から祠に案内された そして舞天女はランジャンだけを捕らえようとした 目的が陰鉄でなければ納得できる理由はただひとつ…」(^ꇴ^)σ<ランジャンに惚れたんだ!( ತ _ತ)<黙れ!大梵山は地形や方角もよく、霊力あふれる地のはずだった。しかし霊力が枯れ、なぜか奇妙な気配が漂っている。舞天女は天地の霊物だが、人形(ヒトガタ)に変化(ヘンゲ)するには外力が必要なはずだ。そもそも100年も平穏だったのに、なぜこの20年間、人の霊識を吸っていたのか。魏無羨は考えられる理由はただ1つだと言った。おそらく埋め込まれた陰鉄が水祟(スイスイ)のように岩を人形へと変化させたのだろう。そして10年前、誰かが陰鉄を取り出し、霊力を取り込めず、人の霊識を吸い出したのだ。「陰鉄を取り出した者が温若寒だ」温情は図星だったが、認めなかった。そこで藍湛は温若寒が最後の陰鉄まで奪えばさらなる犠牲を出すと警告し、最後の1つの場所を教えて欲しいと頼む。しかし温情は温若寒にも育ててもらった恩があり、協力はできないと断って行ってしまう。そこへちょうど江澄と聶懐桑が戻って来た。魏無羨たちは大梵山を越え、櫟陽(レキヨウ)にやって来た。魏無羨は早速、櫟陽の銘酒・常山紅(ジョウサンコウ)を試飲していたが、藍湛は無視して先を急ぐ。「どこへ行くのさ!」↓魏無羨に紐を引っ張られるたんたん藍湛は櫟陽の仙門世家だと答えたが、魏無羨は急に訪ねたところで何も聞き出せないと止めた。そこへ清河へ帰ったはずの聶懐桑が戻って来る。実は迎えに来ているはずの孟瑶(モンヤオ)がまだのため、どこかで休みたいと言った。魏無羨はちょうど良かったと喜び、まず人で賑わう旗亭(キテイ)酒楼へ行こうという。客の出入りが多い酒楼なら、奇妙な出来事が起これば必ず噂になるはずだ。魏無羨は給仕に多めの金を渡し、それとなく変わったことがないか聞いてみた。すると給仕は城門を出て数里行くと見えてくる美しい建物が擽陽常(チャン)氏の屋敷だと教える。仙門世家で大所帯ではないが十数人が住んでいた。しかし最近になってこつ然と姿を消したという。「それが夜になると屋敷から聞こえるんです、強く扉をたたく音が…それも十数日、連続ですよ? 天地も震わす轟音で、中からは鳴き声や叫び声も…まるで全員が閉じ込められているように」江澄は中を確かめたのか聞いたが、給仕の話では昼間は誰もおらず、夜に物音がするという。その時、藍湛の懐にある陰鉄が急に呼応した。藍湛は何とも言えない苦しみに襲われ、ふと常氏の惨劇が頭に浮かぶ。「ランジャン!」「…行くぞ、常氏の屋敷へ」しかし聶懐桑はここで孟瑶を待つと断った。やがて日が暮れる頃、魏無羨たちは常氏の屋敷に到着した。屋敷は静かだったが、陰鉄が激しく反応している。どうやらここで陰鉄が使われたらしい。その時、激しく門をたたく音がした。魏無羨は念のため呪符を放って門を開けると、惨殺された常氏一族の亡骸が一面に転がっている。骸(ムクロ)は青ざめ、白眼、首には赤い亀裂の紋様…。どうやら死ぬ前に傀儡にされていたらしい。つづく( ๑≧ꇴ≦)え?何?10年前?20年前?どっちよ?wそれにいつの間にか江澄も陰鉄だって知ってるし…あれ?でも次に行くw
2020.04.12
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第14~16話ダイジェスト寒気の発作を烈火拳で治してもらった銀雪(ギンセツ)そのまま歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)の膝枕で寝てしまいますが、翌朝、目を覚ますとカールもそのまま一緒に寝ていました銀雪は喜び、遅れて起きたカールに思わず「心の中に私がいるか?」と尋ねます(´◔౪◔)<いるんだ?そうだろう?( ತ _ತ)<いないわ(ってか、いるかボケ)しかし銀雪は嬉しくてカールにUGGブーツを履かせてやりました「洛陽(ラクヨウ)へ戻る、急ごう、馬車を用意する」一方、突然、刺客に襲われた江南霹靂(ヘキレキ)門の雷驚鴻(ライケイコウ)は命からがら林の中へ逃げ込んでいましたしかしすぐ艶娘(エンジョウ)の追っ手が現れますその時、ちょうど一休みしている烈火山荘の一行を発見、荷車の下に隠れ、刺客をまくことに成功します洛陽へ到着した雷驚鴻は品花楼(ヒンカロウ)へ忍び込み、芸妓の鳳凰(ホウオウ)の房間に逃げ込みましたそこで霹靂門の門符を渡し、静淵(セイエン)王府にいる烈如歌に知らせて欲しいと頼みます最初は驚いていた鳳凰でしたが、かくまったほうが得だと考え、手を貸すことに…あいにくカールは留守でしたしかし門符を見た蝶衣(チョウイ)が雷驚鴻だと気付き、品花楼へ駆けつけます蝶衣は深手を負った雷驚鴻の姿に驚きますが、実は艶娘の差し金で霹靂門に襲われたと知ることにすると雷驚鴻はカールにも艶娘に気をつけるよう伝言を託します蝶衣が帰ると、鳳凰は雷驚鴻をかくまう代わりに自分を娶って欲しいと頼みました慌てた雷驚鴻は霹靂門の海上暮らしは大変だぞ~と理由をつけて断りますが、鳳凰は想い人がいるからだと気づきます「いるさ…もうすぐ嫁ぐけどな」「よかった!だったら私を娶って」鳳凰は自分が欲しいのは心ではないと笑います静淵王府に戻ったカール蝶衣から雷驚鴻の伝言を聞きますが、玉自寒(ギョクジカン)の件が片付いたら会いに行くと決めます一方、銀雪は品花楼にいました銀雪は店を花大娘(女将)に譲り、他の商いは弟子の有琴泓(ユウキンオウ)に譲って身辺整理しかし有琴泓は師匠が玉自寒の寒咒(カンジュ)を吸い込めば身体を損なうと未だに反対していますその頃、玉自寒とカールは蝶衣、玄璜(ゲンコウ)、黄琮(コウソウ)を始め侍衛たちに解毒薬を飲ませ、準備は整いましたカールが玉自寒を連れて山荘へ到着すると、すでに銀雪が待っていましたすると銀雪は七本灯に火をつけ、カールに決して消えないよう炎を守ってくれと頼みますそしていよいよ銀雪が玉自寒の背中に掌を当て、寒咒を吸い取り始めました室内の気温は急降下、茶碗のお茶も一瞬で凍ってしまい、カールは2人の様子を心配しながら烈火拳で炎を守ります一方、艶娘は静淵王府に動きがあったと報告を受け、雷恨天(ライコンテン)が香で眠っている間に王府を襲撃しますしかし玉自寒と銀雪の姿はなく、殿内に乗り込むと毒が噴射、結局、江南霹靂の配下は全滅艶娘は銀雪に謀られたと気づきますが、玉自寒の身体では遠くへ行けないはずだと考え、捜索することに…ついに寒咒を全て吸い込んだ銀雪カールに玉自寒を連れ帰り3日3晩、眠らせるよう指示、何があっても起こさないよう釘を刺しましたしかしカールは身体中に霜が降りちゃった銀雪を見て心配に…( ゚д゚)<顔色が悪いわ{{ ー̀ωー́ }}<大丈夫… ←って凍ってるのにwカールは玉自寒を送ったら戻ると約束し、外で待っていた有琴泓に頼んで帰って行きましたカールたちが出て行くと、功力を使い果たした銀雪はついに耐え切れず床に倒れこみます言われた通りひたすら師匠が出てくるのを待つ有琴泓…やがて陽が昇ると、ついに艶娘が舞い降りてきましたすると艶娘はいきなり有琴泓に掌を放って吹き飛ばし、小屋に入ります銀雪が寒咒を吸い込んで弱るのを待っていた艶娘(`_´)<あの小娘の心が欲しいなら玉自寒を助けるより、さっさと殺せば良かったのに~♪↓って怖すぎる荒◯◯香すると銀雪は気力だけで立ち上がり、艶娘のような卑怯者ではないと冷気を放って絶娘の剣を凍らせてしまいます驚いた艶娘は慌てて剣を捨てますが、どうせただの時間かせぎの脅しだと分かっていました艶娘は黒紗を銀雪の首に巻きつけたかと思うと締め上げ、女のために命まで投げ出した愚か者だと笑いますしかし銀雪は息も絶え絶えに、たとえ自分を殺しても暗夜羅(アンヤラ)が艶娘を愛することはないと挑発痛い所を突かれた艶娘は黒紗に力を込めましたが、そこへカール現る!カールは落ちていた剣を拾い、背後から艶娘を突き刺しましたカールは凍える銀雪に駆け寄り、烈火拳で温め始めましたしかし刺されたはずの艶娘が復活(←なぜだ?wカールは銀雪を守るため、艶娘に挑むことに…激しい攻防戦を繰り広げる2人、しかしやがてカールは艶娘の掌を受け、激しく床に打ち付けけられてしまいます艶娘は銀雪にとどめを刺すべく歩み寄りますが、その時、銀雪はカールの背中で封印が赤く光っていることに気づきましたするとカールがふいに立ち上がり、これまでにない強力な烈火拳を放ちますその凄まじい一撃は艶娘の顔を直撃、あまりの痛みにもがき苦しみましたカールは我ながら自分の烈火拳の威力に呆然ともかく銀雪を連れて逃げ出しましたが、銀雪はついに暗夜羅が来たと気づきますそこで咄嗟にカールを突き飛ばすと、暗夜羅の黒い影が銀雪だけを連れ去って行きました暗夜羅は銀雪を大木に向かって投げ飛ばし、不敵な笑みを浮かべます「銀雪、私に感謝するんだな あの娘がお前を永遠に忘れられなくなる方法がある、そうだ死だ」そして銀雪に渾身の一撃を放ち、姿を消しました…一方、カールは銀雪の名を叫びながら必死に山の中を探し回っていましたその時、辺り一面に激しい衝撃波が…カールはやがて煙が立ち込める場所にたどり着き、木に寄りかかって倒れている銀雪を見つけますしかし銀雪の身体は凍りつき、もはや虫の息…「私はもう逝く…」「どうしたら救えるの?こうなると知っていたのね…どうして騙したの?」すると銀雪は強く抱きしめてくれと頼みましたカールは銀雪を胸に抱いたまま途方に暮れるばかり、その時、銀雪の身体が離散し始めますまるで美しい雪のように…『人は百年生きようと、しょせんひと握りの黄土に過ぎない 私は天に背いたが、やはり天に逆らうことはできないんだ 私を忘れないでくれ、カール』最後にカールの腕に残ったのは銀雪の白衣だけでした…(꒦ິ⌑꒦ີ)(* ̄0 ̄)~♪<若遺憾遺憾(ルォイーハ~ン イーハン)若心酸心酸(ルォシンスゥァン シ~ンスゥァン)又不是非要圓滿(ヨウ ブー シー フェイ イャォユェンマ~ン)来年秋風乱(ライニィェン チィゥフォンルゥァン)笑看紅叶轉(シァォカン ホンイェヂュァン)深情(シェンチ~ン)只好(ヂーハオ)淺談(チィェンタ~ン)と空耳でサビを歌っている間にいきなりシーズン2へ!玉自寒がついに目覚め、霹靂門の襲撃や銀雪の逝去を知ります↓これはいいジーザスwまた訃報を知った皇帝は亡骸がなくとも陵墓の脇に墓を築き、手厚く弔うよう命じました品花楼では銀雪の琴を祭り、女将と祇女たちが喪に服します一方、玄璜(ゲンコウ)は艶娘が滞在している第2皇子・敬陽(ケイヨウ)王の屋敷へ昨夜、艶娘の指揮で静淵(セイエン)王府が襲撃されたと報告しますが、すでに艶娘は逃げた後でしたそこで洛陽にいる霹靂門の捜索が始まります品花楼に隠れていた雷鴻驚はひとまず脱出その頃、監禁されている刀冽香(トウレツコウ)も兄の妾・香児(コウジ)から銀雪の訃報を知らされていましたカールが飲まず食わずで眠れず、心配した黄琮(コウソウ)が点穴して強引に眠らせていました一方、自分の犠牲になった銀雪に想いを馳せる玉自寒…するとわざと中庭に火薬を投げ込んで自ら捕まった雷鴻驚が連行されてきました身の危険を犯してまで訪ねてきたのは、静淵王府襲撃に自分と父は無関係で2夫人の仕業だと伝えるためです結局、蝶衣が雷鴻驚は確かにカールの友人だと証言し、玉自寒はひとまず王府でかくまうことに…カールは銀雪の手を握りしめ、ふと目を覚ましましたしかしその手は付き添っていた玉自寒の手だったというオチ…玉自寒はカールの心に銀雪がいると気づきますが、ともかくあの日、何があったのか教えてもらうことにするとカールは銀雪が艶娘に襲われたと話し、その後、森の中へ逃げたが誰かが銀雪をさらい、見つけた時には虫の息だったと説明しましたあの時、山荘で銀雪と艶娘が話しているのを聞いたカールは艶娘が″暗夜羅″とか″師姐″と言っていたと教え、暗河宮と関係がありそうだと疑います玉自寒も銀雪から今回の件が暗夜羅の罠だと聞いたと話し、艶娘が罠を知って銀雪を襲ったのだと合点がいきましたそこでカールは初めて雷鴻驚が屋敷にいると知りますその日、カールは懐かしい品花楼へ足を運びましたしかし品花楼は店じまいのため、すでに店内の片付けが始まっていますその時、ちょうど花大娘がカールを見つけ、一緒に銀雪の部屋へ行こうと誘いました聞けば銀雪は夫を亡くして路頭に迷っていた花大娘や、同郷の仲間に裏切られて自暴自棄になっていた有琴泓など、哀れな境遇の人を助けていたとかすると花大娘は懐かしそうに、銀雪は自分をただの老人だと言っていたと教えますこうして世間を遊歴するのは、ある人をずっと待っているからだと…花大娘から強く生きて欲しいと励まされ、心の整理がついたカールカールは戦楓(センホウ)の婚儀に参列するため、玉自寒と一緒に烈火山荘へ戻ると決意します雷驚鴻も侍衛として同行することにしましたが、突然、鳳凰がカールを訪ねてきました鳳凰は店もなくなり雷驚鴻について行きたいと懇願、雷驚鴻に自分の人生をかけると決めたとか久しぶりに帰ってきました烈火山荘、すでに大師兄の婚礼の準備で大忙しですカールはひとまず玉師兄と別れて武道場にいる父に会いに行きますが、偶然、出くわした戦楓とはもう挨拶も交わさないんですね…(´・_・)、でカールは早速、父に段雷荘(ダンライソウ)の件を報告しましたが、烈明鏡(レツメイケイ)は思い込みだけで戦楓を疑うべきではないと諭します一方、戦楓が楓院に戻ると、屋敷はちょうど床入りの儀の飾り付け真っ最中でした婚礼で真っ赤に飾られた部屋を見ると、ふとカールの言葉を思い出します幼い時、戦楓はカールになぜいつも紅衣を着るのか聞いたことがありましたするとカールはきれいだからだと答えます「新娘子(花嫁)は紅衣を着るでしょ?新娘子は世界で一番きれいだからよ …大きくなったら新娘子になるの、どれくらい待てばいいのかな?」「じゃあ俺に嫁げ」「約束を破ったら許さないから、2度と遊んであげない」「じゃあ指切りしよう」しかし戦楓は約束を破り、カールは遊んでくれなくなりましたね…(´・_・)、カールが武道場を出る時、ちょうど裔浪(エイロウ)が薬を届けにやって来ます裔浪は師父に″湿気重(←って何だ?w)″の症状が出たと説明、カールは薬の匂いを嗅いでみましたが、問題はなさそうでした「ご苦労様」「とんでもない、これも宗主の養子として果たすべき務めです」青龍堂の堂主・鍾離無涙(ショウリブルイ)は顔なじみの蝶衣(チョウイ)を裏山に呼び出しますそこで侍従の中に雷驚鴻がいるかと尋ねますが、かえって蝶衣に警戒されることにしかし鍾離無涙はただ真相を知りたいだけだと言います霹靂門に関わればカールや蝶衣の身に危険が及ぶとかまんざらでもない蝶衣は安心するよう伝え、他に言うことがあるはずと迫りますが、鍾離無涙は照れ臭そうに帰ってしまいますカールは戦楓の婚礼に違和感を感じていました瑩衣(エイイ)が現れ、段雷荘が滅び、玉自寒が呪いを受け、銀雪が命を狙われ、そして次は戦楓の婚礼何もかもが唐突で、自分たちを陥れようとする悪意がひしひしと伝わってきます一連の事件には陰で糸を引く人物がいるのでは…そして自分たちを罠にはめて追い詰めるつもりかも…カールが不安なまま戦楓と刀洌香の婚礼の日がやって来ましたさすがにこの日は紅衣を着れないカールそこで侍女長・薫衣(クンイ)が新調した衣を借ります(←急激に地味wやがて花嫁を迎えに行った戦楓が戻り、いよいよ婚礼の儀2人は招待客たちが見守る中、烈明鏡の前で拝礼の儀に臨みますしかし突然、瑩衣が短剣を片手に乱入結婚するなら死ぬから~お腹の中には戦楓の子がいるのよ~とよくある脅迫です呆れた刀洌香は面紗を取り、自分の女くらいちゃんとしつけとけや~と冷ややか↓瑩衣がジュディ◯ング風w仕方なく戦楓は瑩衣をつまみ出せと突き放し、思わず自分たちに子ができるはずがないとポロリ茶番にうんざりした玉自寒はカールを連れて退席することにしましたが、その時、裔浪が婚儀をぶち壊した瑩衣に掌を放って吹き飛ばし、瑩衣は卒倒してしまいます驚いたカールは引き返し、か弱い女子に攻撃した裔浪を非難、瑩衣を預かると伝えて引き上げていきましたひとまず瑩衣は玉自寒の竹院で休ませ、蝶衣を青龍堂へ使いに出すことに( ・ノェ・)コショッ<瑩衣を調べさせて…戦楓と刀洌香の婚儀が済むと、烈明鏡はどさくさに紛れてカールに烈火山荘を継がせると発表その場は騒然となりますが、そのまま祝宴を始めて既成事実に…まあ~すでにカールは烈火令を持ってますからね~一方、楓院では床入りの儀を待つ刀冽香の姿がありましたつづく( *´꒳`* )銀雪を抱きしめるカールのシーン、ドラマの中で1番好きです
2020.04.11
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第68話「復讐の狼煙」沈四海(シンシカイ)は今月の帳簿を見るため、銭荘・日昌和(ニッショウワ)にやって来た。そこへちょうど杜明礼(トメイレイ)が現れ、静かな場所で話したいという。実は郡王が戸部(コブ)に会計を報告することになったが、赤字続きの機器織布局の帳簿ではとても見せられない。しかも今回は皇太后と皇帝が見るため、ひとまず日昌和から資金を移し、黒字になったら戻すという。沈四海は眉をひそめた。確かに日昌和の業績はまずまずだが、利益の半分は隆昇和(リュウショウワ)のもの、また郡王や役人への付け届けに上納金、手元に残る銀子はわずかしかないという。杜明礼は織布局の収益が郡王の業績であり、郡王の顔を潰すつもりかと揺さぶったが、都合する銀子がない以上、沈四海にはどうしようもなかった。すると激怒した杜明礼は7日以内に金を送らねばどうなっても知らないと脅し、帰ってしまう。呉家の涇陽(ケイヨウ)織物工場は無事に操業を開始、今や生産高でも利益でも機器織布局を超えた。そんな中、王二虎(オウニコ)が今月も織布局の工員が何人も王徳根(オウトクコン)を訪ねて来ていると報告する。実は機器織布局では何ヶ月も給料が出ておらず、織物工場で働きたいという。周瑩は機器織布局の報告書を見たが、朝廷に報告した前四半期の業績は上々の利益を上げていた。しかし江福祺(コウフクキ)は顧客数や市場の占有率からすると、この半年は赤字のはずだと首をかしげる。どうやら誰かが資金を補助しているらしい。すると王世均(オウセイキン)はすぐ日昌和だと分かった。日昌和は資金繰りのため貼票(チョウヒョウ)を発行することにした。話を聞いた周瑩は早速、王二虎に貼票を買いに行かせる。「例えば10両払うとこの紙を渡され、 1ヶ月後には北京、上海、西安、どの日昌和でも12両に換金できるとか もう大人気ですよ~」周瑩は沈四海の苦肉の策だと気づき、ただの一時しのぎに過ぎないと呆れた。沈四海は日昌和を訪ね、また機器織布局に20万両ほど送るよう指示した。しかし蒲(ホ)番頭は今や2万両すら出せないと訴え、帳簿には200万両の欠損があるという。貼票を売って補ったところで焼け石に水、来月には240万両余りの支払いがあった。そんな時、店から思いがけず200万両も預けていった客が現れたと報告が来る。喜んだ沈四海はこれも貼票の人気のおかげだと考えた。そこでこのまま貼票の発行を継続すると決める。まさかこれが周瑩の復讐の狼煙だとも知らずに…。周瑩は趙鴻伍(チョウコウゴ)に電報局の職員を調べさせた。3人の職員のうち1人は正直者で1人は忠義者、しかし王継高(オウケイコウ)だけが酒と賭博が好きな遊び人で、常に借金があるという。すると周瑩はいくら銀子を使っても良いので、その王継高と親しくなるよう頼んだ。「ただの知り合いでなく、親友になってちょうだい」「はあ?」一方、杜明礼にも思わぬ儲け話が転がり込んだ。とある広東の商人が家庭の事情で急に銀子が必要になり、割安で上質な生糸を5千袋すべて買い取って欲しいという。杜明礼はさすがに5千袋は多すぎると難色を示したが、商人は全て買い取ってくれるなら杜明礼に手数料を払うと言った。「1袋5両で…」杜明礼はすぐ沈四海を訪ね、生糸を5千袋ほど仕入れるよう頼んだ。しかしそれだけ買うには100万両は必要、沈四海はようやく危機から脱したというのに、資金繰りに窮したら困ると拒否する。そこで杜明礼は本当に窮したなら郡王が戸部から銀子の都合をつけてくれると出まかせを言った。その時、上海からクラウディの電報が届く。実は生糸の先物相場が17シリングに高騰、4千袋欲しいという。沈四海はまたしても渡りに船、生糸を5千袋すべて購入した。廖(リョウ)老板が呉家東院に報告にやって来た。「沈四海は生糸5千袋をすべて買いました」支払いは日昌和で、杜明礼への手数料は渡してあるという。「いよいよね…」準備は整った。周瑩は祖廟に向かうと、呉蔚文(ゴイブン)と呉聘(ゴヘイ)に呉家と沈家の争いに決着をつけると報告する。そして王世均に日昌和に預けた銀子を引き上げるよう命じた。日昌和で問題が起こった。知らせを受けた沈四海が駆けつけると、今朝80万両余りを引き出した客がいたという。すると正午に北京と上海の店からそれぞれ電報が届き、同様に今朝、多額の引き出したあったと分かった。こうして総額200万両が引き出され、今や3店舗合わせても5千両しかないという。何か裏があると気づいた沈四海だったが、引き出した客は預ける際に印だけで氏名を残さず、分らなかった。ともかくすぐ各店に電報を送るよう命じ、この件は他言無用とし、引き出しの客を待たせ、回収できる銀子は全て回収するよう指示する。そこで星月(セイゲツ)貿易からクラウディに生糸をすぐ納品し、値引きしてでも銀子で払ってもらうことにした。また各商いの銀子が全部で3千両あり、それを全て日昌和へ送るよう命じる。「皆には心配いらぬと伝えてくれ、銭荘(センソウ)にこの程度の危機は付き物だ…」周瑩は次に買い占めておいた日昌和の貼票のうち満期になった2万両分を換金するよう指示した。「断られたら5千両分を安値で売るのよ、いいこと?必ず3店舗、同時にね? 対策する余地を与えないで、それから沈四海には見張りを」王世均はすでにつけていると報告すると、そこへ趙鴻伍が飛び込んできた。「王継高からです、沈家がクラウディへ電報を頼んだと、クラウディには送信していません」「王継高には3千両振り込んだわ、沈家に返事を送れば5千両を渡すと伝えて」翌朝、日昌和に貼票の換金の客がやって来た。確かに満期を過ぎていたが、沈四海は時間稼ぎのため担当者がいないと断って追い返すよう指示する。しかし期待していたクラウディから予想外の返事が来た。手持ちの銀子がないため今は支払えず、しかも今年は欧州の生糸が豊作で顧客が減ったため、200袋で十分だという。その頃、店の前では換金を断られた客が日昌和の貼票を値引きして売り始めていた。やがて換金できないのは潰れる前触れだと噂になり、換金を求める客が店に殺到してしまう。沈四海はともかくかき集めた銀子で換金を認めたが、ただし手続きを引き延ばし、未時で店を閉めろと命じた。沈四海はもはや杜明礼を頼るしかないと決めた。そこへ日昌和が危ないと知った杜明礼が現れ、郡王が預けた金を返せという。驚いた沈四海は何者かが自分たちを陥れ、日昌和を潰そうとしていると説明した。挽回するには郡王の力が必要で、確か資金繰りに窮した時には戸部から銀子を都合してくれる約束だという。しかし杜明礼はしらばくれ、郡王の銀子を返せの一点張りだった。「ないものはない!」沈四海は声を荒げ、見れば分かる通り換金も払うと見せかけて引き延ばしているだけだと苛立つ。すると査坤(サコン)が沈四海の胸ぐらをつかみ、実力行使に出た。「まず銀子を出せ」「王爺から預かったのは10万両です、だが我々には8千両しか…」「あるだけ出せ!」沈四海は仕方なく蒲番頭に命じて杜明礼に銀子を渡した。沈四海の行動は周瑩に筒抜けだった。その夜、王世均は周瑩に沈四海が店を出た後、日昌和と取り引きのある銭荘3軒を回ったと報告する。そのうち天成亨(テンセイキョウ)と宝豊隆(ホウホウリュウ)は呉家とも取り引きがあった。 天成亨には預金があり、宝豊隆には顧客の口座も多い。しかし正通銀号(セイツウギンゴウ)は日昌和と同様に貼票を発行していた。「好都合ね…」なかなか寝付けなかった沈四海は、ふと中庭に出て屋敷を見回した。すると夫人が気づいて外へやって来る。沈四海は明日を乗り切ったら黒幕を暴いて返り討ちにすると安心させた。「乗り切れますか?」「天成亨・宝豊隆・正通銀号ともに融資してくれた 銀子が届くのは明日だが、届きさえすれば必ず乗り切れる」「何よりです…老爺、明日どうなろうと私がいます、家もあります」「夫人…今までお前に幸せを与えられず、不安にばかりさせていた、すまない」「老爺、水臭い」沈四海はようやく気づいた。命を減らすような日々に何の意味があるのか、巨額の銀子を稼いでも、自分の苦労に見合うのかと。すると夫人は家族が一緒に暮らすことが何より大事だと言った。つづく(´・(ェ)・)沈パパも改心したけど…間に合うかしら…
2020.04.11
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第67話「呉家一族の絆」心臓の発作で倒れた呉蔚武(ゴイブ)はもはや手の施しようがなかった。家族たちに見守られながら必死に何かを訴えようとする呉蔚武、その様子を見た呉蔚全(ゴイゼン)は周瑩(シュウエイ)を呼んでいると気づく。周瑩は急いで枕元へ駆け寄ったが、呉蔚武は話すこともままならなかった。しかし周瑩は叔父の思いを察し、呉沢(ゴタク)のことなら全力で守ると伝える。すると安堵した呉蔚武はうっすら笑みを浮かべ、そのまま息を引き取った。一方、杜明礼(トメイレイ)は沈四海(シンシカイ)を呼び出し、沈星移(シンセイイ)が相変わらず精力的に変法を広めていると追及した。すると沈四海は星移とは縁を切ったゆえ、杜明礼の好きなようにしてくれという。そうは言いながら付け届けを渡し、息子を守ることを忘れなかった。(^ꇴ^)トメさんカイさんその頃、正宜(セイギ)学堂の沈星移は沈家の家職・霍鑫(カクキン)から隆昇和(リュウショウワ)の仕訳帳を受け取っていた。「老爺が内密に渡すようにと…前々から老爺は隆昇和と手を切りたがっていたのです」星移は父が頭では分かっていながら、決断する勇気がないのだと気づいた。呉沢は喪にも服さず、帰京することになった。驚いた周瑩は馬車に乗り込もうとする呉沢を止め、急に帰る必要がるのか尋ねる。すると呉沢は今が変法の最も大事な時期だと訴え、皇帝の力にならなければならないと言った。周瑩は盲目的な呉沢を心配し、多くの人が変法に反対していると伝える。呉沢もすでに分かっていたが、無知な民はともかく、趙白石(チョウハクセキ)や沈星移でさえ、自分と一線を画すと嘆いた。「なら考えてみて、自分のやり方が正しいかどうか」周瑩は焦りは禁物だと忠告したが、呉沢は全て国と民のためだと思い込み、耳を貸さなかった。趙白石が正宜学堂を訪ねると、沈星移は荷造りしていた。呉沢たちのような詔だけで情勢を変えようとするやり方では失敗に終わると見切りをつけたという。趙白石は忠告に来たつもりだったが、そんな心配はいらなかったようだと笑った。しかし沈星移は場所を変え、また学堂を開くという。国を一新するなら数年の教育では足りない、30年以上は必要だ。すでに正宜学堂は人に頼んだが、ただ作りかけの女子堂が棚上げになるのは残念だという。すると沈星移は頼まれていた隆昇和の仕訳帳を渡した。趙白石は感謝して帰ることにしたが、ふと思い出して足を止める。「お前にひとつ、伝えることがある、周瑩の死罪が決まった時、牢で伝言を頼まれていた ″来世があるなら、あなたの妻となり、生涯、添い遂げる″と…」沈星移はようやく手に入れた周瑩の真心を踏みにじることになった。祖母の危篤で帰国した沈星移、すると祖母は呉家の寡婦と結ばれてはいけないと遺言を残してこの世を去る。沈四海も星移が周瑩のために死にかけ、そんな息子を救うために沈家は家財の大半を投げ打ったと話した。確かに沈家は呉家に負い目があったが、これで両家の怨恨は断ち切れたという。すると沈四海はこれでもまだ星移があの寡婦と関係を続けると言うなら、郡王に頼んで呉家を潰すと脅していた。沈星移は物陰から母の後ろ姿に別れを告げ、涇陽(ケイヨウ)を去った。その船を周瑩は埠頭で見守っている。「道中気をつけて…」1989年、9月21日の早朝、西太后は光緒(コウショ)帝を軟禁して訓政を行い、103日にわたる維新運動は失敗に終わる。こうして皇太后と郡王は権勢を取り戻し、趙白石も巡撫(ジュンブ)に返り咲いた。周瑩の織物工場は無事に操業の日を迎えた。しかし突然、役人が現れ、工場は閉鎖されてしまう。「涇陽織物工場は呉沢主導で建設され、朝廷の政策に反し、秩序を乱すゆえ、封鎖を命ずる」驚いた周瑩は慌てて趙白石を訪ねた。皇太后は変法を口実にして民を煽った者たちを捕縛し、その蔓延を防ぐよう詔を出していた。すでに6人が斬首され、同党の者の手配書も出回っていたが、その中には呉沢の名前もあるという。実は涇陽織物工場が呉沢の変法の手本だったと密告があり、残存勢力を取り除こうと工場を封鎖したのだ。しかし周瑩は呉沢に工場が変法を借りての売名行為だと罵られたことを思い出し、自分を告発する奏上を出すと息巻いていたと話す。すると趙白石はその奏上があれば織物工場を救えるかもしれないと気づいた。それにしても呉沢はどうしているのか。周瑩は何か分かったら知らせると約束して帰った。その夜、韓三春(カンサンシュン)が慌てて周瑩を呼びに来た。何事かと思えば、呉家東院のまき小屋にお尋ね者となった呉沢が隠れている。ともかく周瑩はそのまま呉沢をかくまった。しかし翌朝、県令が西院を捜索したと知らせが来る。「次は東院です」そこですぐ呉沢を逃がそうと門へ向かったが、運悪く県令はもう門の前にいた。仕方なく周瑩は再び呉沢を屋敷へ戻し…。高文登(コウブント)が官兵を引き連れ、呉家東院にやって来た。周瑩は客間に駆けつけ、出迎えもせずに申し訳なかったと謝罪する。すると高大人(ダーレン)はこの付近で呉沢の目撃談があったと言った。周瑩は確かにここへ来たと認めたが、少し話した後、父親の墓の前で泣いて夜明け前には出発したと嘘をつく。しかし高大人は東院の者を全員、中庭に集めろと命じた。高大人はまず全員を右側に集め、給金の帳簿を持って来るよう命じた。これから帳簿上の名前を読み上げたら、呼ばれた者は左側へ移動しろという。こうして1人、また1人と呼ばれたが、結局、怪しい人物は見つからなかった。周瑩はこれで信じてもらえたはずだと話しながら、それとなく趙鴻伍(チョウコウゴ)と王二虎(オウニコ)に目配せする。「せっかくお越し頂いたので何か贈らせてください、私からのささやかな気持ちです」そこで趙鴻伍と王二虎がザル一杯の銅銭を運んできた。するとわざと転んで銅銭をぶちまけてしまう。官兵たちは思わず銅銭に群がり、その間に官兵になりすましていた呉沢は物置小屋へ戻った。県令たちは引き揚げていったが、周瑩はいずれかくまっていることがバレると分かっていた。しかし街中に呉沢の人相書きがあり、涇陽の城門には官兵が張り付いて検査しているという。埠頭も山の関所も封鎖され、もはや呉沢を逃がす手立てがなかった。高文登は趙白石に呉沢に逃げられたと報告した。呉家東院、中院、西院、しらみつぶしに捜索したが、見つからなかったという。帳簿にある名前と本人を見比べてみても、変装している者はいなかった。しかし杜明礼は関所で目撃されていない以上、まだ涇陽にいると断言する。「私があなたなら周瑩を見張ります」杜明礼はこれで周瑩が隠避(インピ)の罪で捕まれば織物工場が完全に閉鎖され、郡王にも趙白石の誠意を示せると言った。周瑩は珍しく春杏(シュンキョウ)以外の侍女を連れて馬車に乗った。そして途中で盛隆全(セイリュウゼン)に立ち寄り、積荷の薬材を引き取って埠頭へ向かう。その情報はすぐ巡撫に届いた。趙白石は早速、埠頭へ向かうことにしたが、杜明礼は念のため査坤(サコン)を同行させる。その頃、埠頭では官吏が検査のため周瑩たちの積荷を止めていた。しかし積荷は王府が注文した特製の薬剤のため、検品後に封じた箱は王府の許可なく開封できないという。「この封印紙が破られたら王府から責任を追求されます」仕方なく官吏は荷物を認めたが、そこへ突然、趙白石が現れた。趙白石は積荷を確認すると言い出した。驚いた周瑩は光に当たると貴重な薬剤の効果が薄れると訴え、頑なに拒否する。そこで趙白石は周瑩を引っ張り、こっそり呉沢を引き渡せと言った。周瑩は呉沢を全力で守ると二叔父と約束したと教え、必ず守り抜くという。「お忘れなきよう、呉沢は漪妹妹の実の兄です」しかし趙白石は私情を挟まないと告げ、仕方なく周瑩の荷物を全て開けた。積荷の中は確かに薬剤だった。その時、埠頭に急報が届く。何者かが嵯峨(サガ)山の関所を抜けたというのだ。趙白石は周瑩が自分を埠頭におびき寄せ、その間に呉沢を逃したと気づく。「撤収だ!」こうして趙白石は兵を引き揚げ、埠頭を後にした。周瑩は侍女に扮していた呉沢を馬車から降ろし、着替えさせて船に乗せた。「趙大人と査坤が罠だと気づく頃にはもう陝西(センセイ)を出て安全な所にいるわ」周瑩はかつて池に沈められた時、呉沢が味方してくれた恩があると言った。ただし皇帝に味方するような真似はやめて欲しいと忠告する。しかし呉沢は結局、その忠告は聞けないと言って旅立った。Σ( ̄。 ̄ノ)ノ韓三春が屋敷に戻って来た。周瑩は急いで出迎えると、韓三春が500里も駆け回って趙白石たちを振り回したと知る。そこへいきなり趙白石が官兵を引き連れ乗り込んできた。すると趙白石は自ら周瑩を捕らえ、巡撫に収監してしまう。周瑩にしてやられた趙白石、しかし気がつくと、その見事な手腕に大笑いしていた。翌朝、趙白石が周瑩の牢にやって来た。実は呉沢の居宅で周瑩を弾劾する奏上が見つかり、これで織物工場と呉沢が無関係だと証明できるという。しかし趙白石は周瑩が逃したせいで呉沢は一生、追われる身になったと指摘した。自分に引き渡していれば命が保障された上に、数年の牢暮らしで済んだという。周瑩はそれでも家族を裏切れないと言った。つづく(^ꇴ^)初めて知る張さんの名前w埠頭までのシーンはカットされてましたが、多分、薬材を受け取っている時に呉沢と侍女が入れ替わったのだと思います
2020.04.10
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第66話「政治改革の余波」周瑩(シュウエイ)は名を変えて生きていた沈星移(シンセイイ)に思いの丈をぶつけ、夫婦になりたいと告白した。しかし拒絶され、疫病神だと罵られてしまう。周瑩の心はずたずたになり、あてもなく歩いているうち沈星移の墓にたどり着いた。翌朝、春杏(シュンキョウ)は寝所に周瑩の姿がないことに気づき、別院は大騒ぎになった。そこで手分けして探すことになり、懐先(カイセン)は春杏と屋敷を飛び出して行く。やがて2人は沈星移の墓に寄りかかって眠っている周瑩を見つけた。「にゃん!にゃん!早く起きて~あちこち探したんだよ?!」「懐先…」すると懐先は冷たくなった母の手をこすり、息を吹きかけて温めてやる。そんな息子の姿に周瑩は心を打たれ、母として前を向いて歩かねばならないと実感した。懐先は沈星移の正宜(セイギ)学堂に通い始めた。最近は至るところで学生たちが変法を訴え、沈星移も一度は死んだ身ながら、街に出て変法を広めている。そんな新式の学堂の噂は趙白石(チョウハクセキ)の耳にも届いた。そんな中、周瑩が織物工場を建設すると知った杜明礼(トメイレイ)が巡撫(ジュンブ)を訪ねた。もし工場が建てば機器織布局の利益に影響するため、郡王と敵対することになるという。そこで趙白石が自ら表に立って中止させるよう頼んだ。「王爺は趙大人と周瑩の間柄も熟知されています 趙大人が郡王の利益を顧みなければ、一体どう思われるか?」周瑩が工場の敷地を見学していると、趙白石がやって来た。「ここにいると聞いてな…実は杜明礼に建設を中止させろと脅された」「フフ…工場建設は機器織布局を潰して杜明礼から郡王の信頼を奪う狙いもあるの」「分かっている、それを予測して奴もあらゆる手で阻止して来るな」すると趙白石は巡撫の名で命令を下し、建設準備を禁じるつもりだと教えて帰って行った。沈四海(シンシカイ)は杜明礼に隆昇和(リュウショウワ)の第4半期の配当と帳簿を届けにやって来た。すると杜明礼が郡王の反対する変法について沈星移が演説したり、新聞を配っていると教える。沈四海は確かに息子は変法を推進しているが、皇帝の詔に従ってのことだと言った。しかし杜明礼は沈家の主人は郡王だという。「皇上ではありません」一方、趙白石は変法を勧める康卓文(コウタクブン)に興味を持ち、正宜学堂を訪ねた。そこでようやく康卓文の正体が沈星移と知る。趙白石はこの学童も郡王の意向なのかと牽制したが、星移は金にならない学童など郡王は気に入らないと失笑した。沈星移は実は日本に留学していた。その時、日本の強さが実は軍備ではなく教育だと知ったという。日本は識字率が高く、西洋の思想や知識を受け入れていた。星移は救国への道が険しいのは無能な上層部の腐敗と民衆の無知が要因だと気づく。そこで教育で国を救うため学堂を開いたのだ。趙白石は沈星移の志に感銘を受けたが、星移は郡王の手先にくら替えした趙白石に辛辣だった。中庭で遊んでいた懐先は母の義兄に気づき、挨拶に来てすぐ戻った。沈星移は趙白石が周瑩と義兄妹の契りを結んだと知って驚き、実は周瑩を救うために郡王の配下になったと知る。「周瑩はお前が生きていると知っているのか?」「…一度、会った」「では二人は…」「もう会う気はない、ところで何か用でも?」すると趙白石は今度こそ手を組んで杜明礼を排除しようと持ちかけた。実は周瑩が間もなく織物工場を建設するが、杜明礼が許すはずがない。二人はいずれ生死を賭けて戦うことになり、沈星移の協力が必要だと訴えた。「…俺は何をすれば?」欽差(キンサ)大臣・呉沢(ゴタク)は趙白石が工場建設の中止を命じたと知って巡撫に駆けつけた。「皇上が変法に熱心なのに時流に逆らうのか?!誰かの差し金なのか?!」激怒した呉沢は撤回せねば皇帝に奏上して趙白石を弾劾せねばならないと脅す。実は趙白石の目的はそれだった。「私は愚か者だ、見逃さないでくれ、皇上に私を訴えるのだ そして私の背後の人物を追及しろ、頼む、できるだけ早くだ」その夜、沈四海は学堂に息子を訪ねた。学堂長室には変法を推奨する檄(ゲキ)が山のように積まれている。ちょうど実家に顔を出そうと思っていた沈星移は、沈家と隆昇和の配当金の帳簿を借りたいと頼んだ。すると沈四海は拒否し、すぐ日本へ戻れという。郡王は変法に反対しており、星移が推進派だと分かれば命に関わるからだ。「当然です、変法の趣旨は民のための政(マツリゴト)です 議員設立や民権が実施されれば役所はすべての実権を失い、郡王の利益を脅かす」星移は変法が成功すれば郡王は権力を振るえなくなり、沈家も解放されると訴えた。しかし郡王の恐ろしさを目の当たりにした沈四海は危険すぎると怯え、決して許さないという。星移はそれでも国を救うためだと告げ、これだけは断じて譲れないと拒んだ。「沈家が2度と立ち上がれなくなるぞ!」「父上、これも民を苦しみから解放するためなのです すべての人が裕福になって自由に暮らし、平等に生き、尊厳を持てるようにしたい!」沈四海は星移の信念を知った。そしてついに自ら親子の縁を切ると告げ、帰ってしまう。呉沢の上奏もあり、皇帝は民間工場を阻止する官吏を叱責する詔を出した。その官吏の中にはもちろん趙白石の名前があったが、趙白石の黒幕まで叱責している。郡王も密命を出し、これで当面は工場の中止に誰も言及できなくなった。趙白石は周瑩に今のうちに準備を進めるよう勧め、実は沈星移に会ったと教える。しかし周瑩は星移との事はもう過去の事だと言った。沈星移は懐先に周瑩への荷物を託した。ただし自分からとは言わないよう頼む。懐先は母の書斎の机にそのまま置いておくと、周瑩は中を開けて驚いた。帳面には日本の産業に関わる新聞の切り抜きがびっしり張られ、注釈が書き込まれている。…30年前、日本は紡績の西洋機器を導入し始めた…工場建設と技術の普及はあらゆる変法推進の結果、数年で効果を上げ…日本は産業が盛んになり、国力は強まった…西洋の屈辱的な条約の撤廃だけでなく、国家主権を刷新…アジアならびに世界の強国になったのだしかし急進派の呉沢たちが成果を焦り、朝廷内でも変法に賛同していた官吏たちが次第に反感を持ち始めた。周瑩の工場もあと1ヶ月で正式な操業が可能となった。しかし呉沢は2ヶ月経っても目に見える変法の成果がなく、10日以内に操業しろと無理難題を押し付ける。周瑩は機械の設置もまだだと訴え、職人の養成や工程の調整もあると説明した。すると呉沢は15日までに操業できなければ、周瑩を告発すると脅して行ってしまう。呉蔚武(ゴイブ)は息子に激怒したが、急に胸の痛みで立ちくらみを起こした。周瑩は巡撫に助けを求めたが、趙白石も混乱を極めていた。陝西(センセイ)での人員削減は300人を超え、科挙の廃止で書生たちも混乱、次々と届く詔は溜まっていく一方だという。そこで趙白石は呉沢に直接、掛け合おうと決めた。趙白石は呉沢のあまりに強引なやり方に苦言を呈し、皆が奔走して疲れ切っていると現状を憂慮した。毎日10通以上の詔が届き、多方面に渡って自分でも処理し切れないほどだと言うのに、下級役人や民ならなおさらだろう。趙白石は法令の公布を見合わせて数を減らすよう提案したが、呉沢は聞く耳を持たなかった。「変法と言うものは全部が変わるからこそ意味があるのだぞ?」「3ヶ月以内に大混乱になる!」「大いに乱れればいい!」呉沢は大乱のあとに世は繁栄すると持論を展開した。驚いた趙白石は積年の問題を数日で解決できないと反論する。すると呉沢は疲労と怠慢を言い訳するなと叱責し、趙白石が勅命に逆らって変法を邪魔していると奏上することにした。趙白石が罷免された。これに怒った呉蔚武はすぐ息子を訪ね、変法をやめるよう説得する。このままでは今まで変法を訴えて悲惨な末路をたどった商鞅(ショウオウ)、呉起(ゴキ)、王安石(オウアンセキ)たちのようになってしまう。「科挙を廃止し無駄な役人を切る、事を起こし恨みを買い、趙白石のようないい役人を罷免する… 一体、何がやりたいのだ?!」しかし呉沢は父の話に耳を傾けず、趙白石は頑固で大局を知らないと批判し、罷免は正義のためだと断言した。「これが変法か?従わぬ者は排除するのと何ら変わらぬ!」呆然となる呉蔚武だったが、呉沢は父に追い打ちをかけた。もし織物工場の操業が間に合わなければ次は周瑩のことを奏状に書くという。これに逆上した呉蔚武は思い切り机を叩いたが、そのまま意識を失って倒れてしまう。つづく( ತ _ತ)呉沢…無駄に長く勉強したわね…〓お詫び〓65話のコメント、管理人の返信もろとも消してしまいましたたんたんと一緒に陰鉄を探す旅に出ます…探さないでください
2020.04.09
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第8話「不吉な影」雲深不知処(ウンシンフチショ)の座学が終わった。魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は顔なじみになった温寧(ウェンニン)に挨拶に行ったが、すでに岐山(キザン)温(ウェン)氏は精舎を引き払っている。そこで下山する前に寒潭(カンタン)洞にいたウサギを森の中に避難させた。「蓮花塢(レンカウ)に連れて帰るべきか?…ダメだな、ランジャンが退屈な時にウサギと遊びたがるかも」その時、魏無羨はふと思い出す。松風水月で沢蕪君(タクブクン)こと藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)が忘機(ワンジー)に″気をつけよ″と声をかけていた。「1人でどこへ行くつもりだ?…はっ!まさか陰鉄(インテツ)を探しに?!」藍湛は他の陰鉄の欠片を探すため、人知れず出発した。すると道すがらウサギを見かける。( ತ _ತ)<また会おう!しかしその夜、突如、温晁(ウェンチャオ)が藍曦臣の部屋に現れた。藍曦臣は相手にしなかったが、温晁は忘機が1人で下山したことを知っている。すると動揺した藍曦臣の指がかすかに動き、温晁は図星だと分かった。「陰鉄を仙督に渡せば姑蘇(コソ)藍氏も滅びずに済むぞ」そう言って温晁は去って行った。…ワンジー、用心せよ…翌朝、宿舎に魏無羨の書き置きがあった。…夜狩りに行って来るぜ! ( ᐛ ) …激怒した江澄(ジャンチョン)はすぐ連れ戻そうとしたが、父に止められた。「待て、先に雲夢(ウンム)に戻るぞ、荷造りして出発だ」一方、魏無羨はちょうど大河の手前で藍湛に追いついていた。「ランジャン、ひどいじゃないか!俺を置いて抜け駆けなんて! 俺が活躍して手柄を奪われるのが怖いのか?!」( ತ _ತ)<くだらん(`ω´ )o<くだらんて何だよ!しかし藍湛は魏無羨が一緒に小舟に乗っても、何も言わなかった。そんな2人の姿を高台から温晁と温情(ウェンチン)が見ていた。すると温晁は梟(フクロウ)を放ち、藍湛と魏無羨を追跡させる。温情は2人を心配したが…。藍湛の陰鉄が呼応したのは潭(タン)州だった。2人は偶然にも寄り道して遊んでいた聶懐桑(ニエホワイサン)と遭遇する。一方、蓮花塢に戻った江澄は魏無羨を探しにこっそり出かけることにした。すると門を出たところで姉・江厭離(ジャンイエンリー)に見つかってしまう。しかし姉はただ黙って送り出してくれた。「気をつけるのよ…」魏無羨たちは人だかりを見つけ、何事かと駆けつけた。聞いてみれば張り出されていたのは招状で、ずっと隠居していた蒔花女(シカメ)が広く修師を招き、雅(ガ)居で詩会を開くという。何でも雅で才ある修師なら蒔花女が自らもてなしてくれるとか。すると聶懐桑が″蒔女花魂(シジョカコン)″で読んだことがあると言った。「″潭州にある花園では女が月下で詩を吟じる会を開き、詩が見事なら蒔花を一輪贈る 蒔花は3年散らず、芳香が続く″と…」「藍先生の宿題は1字も覚えられないのに、風流で雅なことになるとお手の物だな?」魏無羨は呆れて聶懐桑がいつも持っている扇子を取り上げてあおいで見せた。その時、急に空から花びらが舞い落ちて来る。ふと藍湛の姿を見た聶懐桑は花びらも相まって、まさに絶世の麗人だとうっとりした。すると藍湛が腰に下げている陰鉄が呼応する。もしや蒔花女と陰鉄に何か関係が?実はそのはるか上空を梟が飛んでいた。魏無羨たちは蒔花苑に駆けつけたが一足遅かった。すると聶懐桑が梟の羽を見つける。どうやら陰鉄は温晁に奪われてしまったらしい。魏無羨たちは街を出た。魏無羨は道連れとなった聶懐桑に仕方なく陰鉄の話を教える。「なるほど、つまり陰鉄により百花の王と呼ばれる牡丹が変化し、真の蒔花女を監禁したのか そして天下の修師を募り、他の陰鉄の欠片を探そうと…」するとまた3人の後を見張っている温晁の梟がいる。藍湛は魏無羨を急かせたが、聶懐桑はひとりでは危険なので清河(セイガ)まで送って欲しいと懇願した。そんな3人の姿を陰鉄を手に入れた温晁が見下ろしていた。そこへ温情がやって来る。「公子、仙督より数日、櫟陽(レキヨウ)より報告がないため、早急に薛洋(シュエヤン)に手を貸せと…」薛洋を敵視する温晁は反発し、魏無羨たちを邪魔させたくないのかと疑う。「数ヶ月ほどの座学で友情でも芽生えたか?」温晁は蒔花女の欠片だけでなく、藍忘機の陰鉄を手に入れて大きな功績を示したかった。恐らく魏無羨たちは清河へ行く途中、大梵(ダイボン)山を通過する。実は大梵山は温情の故郷だった。「一族には手を出さないはずよ?!」「素直に従えば面倒ごとにはならぬ、あの人食いの面倒を見て来るがいい」温情は弟を揶揄され、剣を握りしめた。温晁は大梵山の頂上にある祠(ホコラ)にやって来た。すると結界を解き、眠っていた石像を起こして帰って行く。一方、温情は街の客桟(キャクサン)へ戻った。そこで偶然にも魏無羨を追って来た江澄と再会する。温情は配下がいる手前わざと江澄に嫌がらせし、密かに魏無羨たちが危険だと知らせた。「大梵山へ…」「感謝する」一方、魏無羨たちはすでに大梵山のふもとの村に到着していた。ちょうど道端に老婆がいたことから、今夜、泊めてもらえないかと声をかける。老婆は何も言わなかったが、手招きしてなぜか大梵山の頂上にある舞天女の祠へ連れて行った。「天女の災いが降りかかり、魂を奪う…」なぜか老婆は取り憑かれたように同じ言葉を繰り返していたが…。魏無羨たちが祠に入ってみると、大きな舞天女の石像が祭られていた。石像は不思議と笑みを浮かべている。そこへ洞窟の奥から霊位を抱えた男が現れた。聞けば舞天女の石像はもともと天地の霊が宿る奇石だったが、少しずつ天女の姿へ変わったという。ここで祭られて来たが20年前、舞天女が祟りを起こし始め、他人の霊識を吸ったとか。ある名門の家主が鎮めたものの、死人が多すぎて祠は廃れて行った。魏無羨は男が抱えている霊位に気づき、その名門の家主が岐山温氏だと気づいた。しかし男は何も覚えていないと話し、宿を借りたいならここに泊まればいいと勧める。「そうすれば全て分かる…」男はそう言って祠を出た。すると道案内して来た老婆がたき火用の薪を運んでくる。「夜は寒いからたき火を…」聶懐桑は感謝したが、老婆は無表情のまま黙って帰ってしまう。その夜、眠っていた聶懐桑は手に持っていた扇子がふいに動き、思わず悲鳴をあげて飛び起きた。魏無羨と藍湛は何事かと目を覚ましたが、その時、不気味な音がする。3人は石像の前に駆けつけると、驚いたことに舞天女が動き出した。巨大な舞天女に魏無羨と藍湛は手こずった。しかしやがて2人の放った術により石像の動きが止まる。すると今度は外から物音が聞こえて来た。魏無羨は扉の窓紗(ソウサ)から外の様子を見ると、傀儡となった村人たちが迫って来る。驚いた聶懐桑は老婆が言った通り、舞天女が魂を食ったのではと怯えた。しかし魏無羨は食うはずないと否定する。そんなことをしているうちに傀儡たちが祠へ到着、扉を開けようとした。魏無羨は咄嗟に結界で扉を閉めたが、その時、藍湛は梟の鳴き声を耳にする。「はっ!まさか、これは罠?」聶懐桑が思わぬ指摘をした時、ついに結界が破れて傀儡たちがなだれ込んできた。つづく( ๑≧ꇴ≦)たんたん…動物には心を開くタイプwそしてまたしても字幕で見たのに解決できなかった@蒔花女でももういいわ(笑
2020.04.09
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第65話「愛よもう一度」光緒(コウショ)帝は国是を定める詔を下した。…この数年、国中の臣下が時勢を重んじ、富国と改革に努め、朕は近頃多くの詔を発した…特科を設け、武科制度を改め、兵数を減らし、大小の学堂を設立…そして諸大臣は無論、王公から庶民に至るまで、各自、意欲的に向上に努めるようこうして戊戌(ボジュツ)の変法が推し進められる中、西院の呉沢(ゴタク)が欽差(キンサ)大臣となって帰郷を果たした。変法を監督するために戻ってきた呉沢は、成果を見届けるまで帰らないつもりだという。呉家から四品(ホン)の官位を賜る高官が輩出され喜びに沸く周瑩(シュウエイ)たち、しかし呉蔚武(ゴイブ)は出世してすっかり様子が変わった息子に戸惑っていた。周瑩は変法で民が工場を立てることを奨励していると知り、早速、朝議で提案した。実は今や機器織布局は活気を失い、顧客や職人に探りを入れたところ、呉家が織物工場を作れば必ずくら替えすると断言したという。関中(カンチュウ)は昔から綿花の産地、涇陽(ケイヨウ)は洋布の商いの拠点、職人や商人たちの期待まであるなら、成功しないわけがない。しかし江福祺(コウフクキ)が工場の設立には銀30万両が必要だと話し、余剰金は15万両しかないと言った。周瑩は西洋人の銀行なら工場を抵当にして融資が受けられると教え、未来の工場を担保にするという。今や銭荘も西洋の銀行のやり方を真似て取引の幅を広げていた。すると次々と賛同者が手を挙げ、呉蔚全も賛成する。こうなっては呉蔚武も賛成せざるを得なくなり、工場建設が決まった。周瑩はまた英国の織物工場の本を見せてもらおうと、久しぶりに英国人宣教師・ジョゼフを訪ねた。するとジョセフは2日後に帰国すると教える。そこで周瑩はジョセフから本と世界地図を譲ってもらうと、若くして亡くなった夫にこの地図を見せたかったと漏らした。ジョセフは自分の薬の効果がなかったのかと驚いたが、周瑩は薬の効果はてき面だったと教える。「実は毒を盛られたの、ヒ素よ」「ヒ素か…私が薬を飲ませてやれたら命を救えたかも…」「無駄よ、鼻や口から血を流して一瞬で息絶えたから」「血を流した?いやいや、そんなはずはない、ヒ素は呼吸器系を侵して死に至る 血を流して亡くなったのなら胃腸が傷つけられたのだろう、ヒ素ではない」驚いた周瑩は屋敷に戻り、福来(フクライ)に呉聘(ゴヘイ)が死ぬ直前、どこに行ったのか聞いた。すると福来は陽柳居(ヨウリュウキョ)という店で隆昇和(リュウショウワ)の杜老板と会っていたという。周瑩は呉聘を殺した本当の犯人を知り、巡撫(ジュンブ)の趙白石(チョウハクセキ)を訪ねた。「呉聘はナツメ餅を食べる前に毒に侵されていたの」しかし周瑩は母となり、以前のように無謀な行動はしないという。「英気を養っておくわ、10年後に復習しても遅くはないから」周瑩が別院に戻ると、ちょうど鄭(テイ)氏が現れた。懐先(カイセン)が3日も学堂をさぼっていると文が来たという。驚いた周瑩は懐先の部屋へ駆けつけると、懐先はちょうど宿題していた。その頃、西院でも学堂をさぼった玉進(ギョクシン)と玉林(ギョクリ)がひざまずいていた。呉蔚全は激怒し、どちらが言い出したのか追求、すると玉林は咄嗟に懐先だと嘘をついてしまう。別院に呉蔚全がやって来た。周瑩は懐先を連れて出て来たが、呉蔚全はいきなり仕置棒で懐先を叩こうとする。この前の盗みも周瑩が大目に見たことから、厳しくしつけなければ後悔すると訴えた。驚いた周瑩は必死に懐先をかばい、盗みの件も懐先ではないという。呉蔚全は仕方なく引き下がることにしたが、甘やかせば将来、子に泣かされると捨て台詞を吐いて帰った。懐先は自分を信じてくれた母に感謝した。そこで実は学堂をさぼって別の講義を受けていたと白状する。実は梁(リョウ)先生のお決まりの講釈に嫌気が差し、玉林たちと別の学堂へ行っていた。その先生の講義は意外に面白く、1日だけのつもりが結局、3日も続けて通ってしまったという。「娘、新しい学堂に通ってはダメ?梁先生は良い先生だけど内容が時代遅れなんだ」周瑩はひとまず懐先と一緒に新しい学堂を見学してみることにした。正宜(セイギ)学堂では日本留学帰りの康卓文(コウタクブン)が演説しているという。周瑩は人だかりをかき分けて前に進んだが、そこにいたのは沈星移(シンセイイ)だった。講義が終わり、学生たちが役所へ向かうと、誰もいなくなった学堂で周瑩と沈星移は固く抱き合った。まさか沈星移が生きていたとは…。すると星移は1時後に川のほとりでと伝え、学生たちを追った。「娘?どうしたの?」懐先は泣いている母を見て心配する。「大丈夫よ、うれしいだけ」周瑩は上海に行く時に作った衣を引っ張り出してめかし込み、甘い再会になると期待した。しかし沈星移は2人の芸妓たちを呼んだ席で、楽しく酒を飲もうという。周瑩は何が起こっているのか分からなかった。沈星移の墓に埋葬されたのは重病の囚人だった。父が大金を払ったおかげで星移は罪を免れたが、身代わりを立てて死んだことにされ、釈放されたという。その後、日本に留学して戻らないつもりだったが、祖母が危篤となって郡王から帰国を許されていた。久しぶりに戻ってみると世間で変法が騒がれ、沈星移は興味が湧いて残ると決めたという。「奶奶を亡くしたのに、またお前と接触すれば両親が何をしでかすか… 周瑩、今は幸せだろう?細かいことは気にするな お前なら察しがつくだろう?耳障りな話を聞きたいのか? 私はお前のために犠牲を払って来た、死にも直面したが何とか生きている 本名は名乗れないが家には帰れるし…頼むからもう解放してくれ」沈星移は昔のことを蒸し返すなと訴え、無理なら会うのはこれきりだとあしらった。 周瑩は黄泉で沈星移に会えるよう、これまで早く死にたいと天に祈って来た。ところがやっと再会できた愛する人はまるで別人のようになっている。沈星移は今や月を見ながら酒さえ飲めれば幸せだと言った。すると深く失望した周瑩は怒りが収まらず、卓をひっくり返してしまう。「永遠に会わない方がよっぽど幸せだったわ!」周瑩は出て行った。不本意ながらも周瑩を傷つけた沈星移は芸妓たちを追い返し、日が落ちる頃に虚しくひとりで帰ることにする。しかし道すがら、突然、周瑩が現れた。「星移、私を娶ってちょうだい、必ず手に入れると宣言したでしょう?」あの頃は若すぎて星移の真心が理解できずに拒み続けたが、ようやく星移こそが一番、大切な人なのだと気づいたという。「星移…愛しているわ」星移は周瑩を突き放そうとするが、周瑩はあきらめきれず抱きついた。「もっと早く目覚めるべきだった…駆け落ちすればよかったと… 生きて再会できたのなら2度と離れたくない 別人のようでもいいわ、遊び人だって構わない、一緒になりましょう?あなたと添い遂げたいの もう一度、機会をちょうだい、やり直しましょう?お願いよ…」「…ごうら!」星移は周瑩の腕を振りほどいて怒鳴った。周瑩は星移が何を言っても出まかせに過ぎないと信用しなかった。仕方なく星移は心を鬼にして周瑩を愚弄する。「お前は生娘じゃないだろう?名家の令嬢か?娶れるわけない しょせんお前は侍女で寡婦だからな、どこの馬の骨だか分からない女だぞ?」「…何ですって?」「思い出せ、お前が沈家に来るなり私は父に打たれ、兄は何者かに殺されたよな? お前が呉家に行くと、老爺も少爺も亡くなった…変だと思わないか? 私は名を変えて生き延びられ幸運だと思っている、まだ私に取り憑くのか?」「何が…言いたいの?」「お前は疫病神だ」すると周瑩は思わず星移を引っ叩いた。「死んでたらよかったのに…」「墓に眠ってると思っておけ」周瑩は逆上して何度も星移の胸を叩きつけると、後悔すると捨て台詞を吐いて帰って行った。沈星移は周瑩の姿が見えなくなると、その場にへたり込んだ。ついに周瑩の心を手に入れたが、それに応えることは叶わない…。一方、周瑩はいつの間にか沈星移の墓にたどり着いていた。つづく( ತ _ತ)また謎の交信…w周瑩…分からないでもないけど…いや〜見てられなかったわ~それより梅ちゃーん( ๑≧ꇴ≦)
2020.04.08
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第7話「天灯に託す願い」藍翼(ランイー)は陰鉄(インテツ)が寒潭(カンタン)洞にあると突き止めたが、陰鉄を浄化するどころか2度と封印できなくなった。そこでここに留まり、霊識を使って結界を張ることにする。こうして禁地は守られ、それ以降、誰も足を踏み入れることはなかった。魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は師祖(シソ)のその後が気になった。「私は江(ジャン)氏に引き取られましたが母は蔵色散人(ゾウシキサンジン) 抱山散人(ホウザンサンジン)は師祖です」「なんという巡り合わせ…当時、抱山散人は弟子を取っていなかったわ それが今やその孫弟子が私の前に現れるとは… でも残念ね、私が災いを起こし、彼女は隠遁したの」すると今度は藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)が質問した。「あなたが我らをここへ?」「違うわ」藍翼はこの100年、自分の霊力で陰鉄を抑えながら結界を守ってきた。しかしここ10年、陰鉄に動きが見られ、自分の霊識も弱まり、陰鉄の怨念が水中に浸透したのかもしれないという。陰鉄に動きが見られたのは恐らく、他の陰鉄の欠片(カケラ)が世に現れたからだ。その時、魏無羨はあの摂霊(セツレイ)された門弟が薛重亥(シュエチョンハイ)の方法で傀儡にされたと気づく。実は藍翼が封印を解いてから、陰鉄の欠片は呼応し合っていた。むしろ100年も平穏だったことが幸運だったという。魏無羨は陰鉄が災いを起こさないための方法はないか尋ねた。しかし陰鉄は天地の霊のため消し去れず、砕かれたことで怨念を発し、周囲では妖邪が出現する。唯一の方法は欠片を集め、この寒潭で鎮めることだった。「残念ね…もう自分では過ちを償えなくなったみたい…」霊識を使い果たした藍翼の身体は次第に離散し始めた。そこで藍湛はひざまずき、藍氏の末裔として必ずや意志を引き継ぎ、寒潭で陰鉄を鎮めると誓う。すると魏無羨も師祖が隠遁した原因である陰鉄を放っておけないと訴え、共に戦うと誓うのだった。「覚えておいて、陰鉄には数々の試練が伴う、何があっても私の二の轍(テツ)は踏まないで…」こうしてついに藍翼の霊識が尽き、裏山の結界が消えた。(」゚ロ゚)」<前輩!他の陰鉄はどこーーーっ?!ぁぁぁ〜消えた…魏無羨と藍湛は寒潭から急に外へ飛び出した。2人は抹額(マッコウ)で手を繋がれていたため、魏無羨はうっかり藍湛に覆いかぶさってしまう。ちょうど裏山にいた江澄(ジャンチョン)と温情(ウェンチン)が思いがけず2人を発見した。魏無羨と藍湛はすでにひと晩、過ぎていると知って驚く。ともかく江澄と温情には一晩中、川で流されていたと取り繕い、松風水月へ急いだ。沢蕪君(タクブクン)・藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)と叔父・藍啓仁(ランジーレン)は陰鉄を小さな袋に閉じ込めた。実は2人は、家主だった藍翼が禁忌を破った後に裏山を封印したのは陰鉄の怨念を広めぬためだと知っていたという。陰鉄の存在を知るのは五大世家でも藍氏の家主だけだった。魏無羨の推理を聞いても忘機が何を尋ねても、はぐらかしたのはこれが理由だったという。まさか魏無羨と忘機が寒潭洞に入り、陰鉄も出現していたとは…。その時、岐山(キザン)温(ウェン)氏の梟(フクロウ)が鳴きながら飛び去って行った。藍湛は恐らく温氏が突然、座学に参加した目的も陰鉄だったと気づく。つまり最初に世に現れた欠片を持っているのは仙督・温若寒(ウェンルオハン)だ。しかし陰鉄が各地に封印されて100年、封印の地を知るものは誰もないはず、温若寒はどうして雲深不知処(ウンシンフチショ)に欠片があると知り得たのか。すると魏無羨が藍翼の話を思い出した。「陰鉄の欠片は呼応し合うそうだ、欠片があるなら残りの痕跡もたどれる!」藍啓仁は陰鉄が野心ある者の手に渡れば必ずや血の雨が降ると危惧した。今できることは再度、封印して寒潭洞に戻し、結界を強めて誰も近づけなくするしかない。しかし温若寒も欠片を持ち、陰鉄同士が呼応する以上、寒潭洞に戻しても隠しようがなかった。藍啓仁は再度、協議すると決め、魏無羨と忘機には2度とこの件に触れるなと命じる。「このことは一門の機密に関わる」魏無羨は慌てて他言しないと誓いを立て、松風水月を出た。江澄は魏無羨が出てくるのを待っていた。何があったのか気になるが、藍湛と一緒にいるため自分から声を掛けるのは悔しい。しかし魏無羨は江澄に気づき、藍湛を放って追いかけて来た。「じゃんちょーん!」「ウェイウーシエン、急にランワンジーと親しくなったな~ いっそ藍氏の門下に入って雲深不知処に残ったらどうだ?」「何を言ってる?蓮花塢(レンカウ)に勝るもんか!変な想像すんなよー」江澄は安心したが、そんな仲良しの2人を見た藍湛はどこか寂しそうだった。|ω・`)タンタン…一方、温晁(オンチャオ)と薛洋(シュエヤン)は一緒に不夜天の仙督と交信していた。温晁は雲深不知処の陰鉄が現れたと報告したが、温若寒は手に入れたのかと尋ねる。口ごもる温晁を見て失笑する薛洋、すると温若寒は薛洋を擽陽(レキヨウ)に行かせると決めた。「(はっ)擽陽(レキヨウ)常(チャン)氏か!」すると薛洋は仙督に感謝し、陰鉄には興味がないと安心させて早速、出かけた。面白くない温晁は薛洋に二心があるかもしれないと讒言する。そこで温若寒は温晁に監視するよう命じ、雲深不知処の陰鉄については静観すると言った。その頃、雲深不知処では座学に参加する弟子たちが天灯を作っていた。江厭離(ジャンイエンリー)は許嫁の金子軒(ジンズーシュエン)と隣同士、側からは仲睦まじく見える。一方、魏無羨は藍湛と一緒に天灯を作っていた。(^ꇴ^)<生死を共にしたんだ、一緒に天灯を揚げて祈ろうよ( ತ _ತ)<独りが性に合う…(๑•́ω•̀)<2人にも慣れるよ~二公子のために特別に作った天灯だぜ~ほら?魏無羨の天灯にはウサギの絵が描いてあった。すると藍湛は初めて笑顔を見せる。(  ̄꒳ ̄)oO(ぁ、うさぎだ…(^ꇴ^)ノ<あ~笑った!( ゚ロ゚)oO(しまった!藍湛は照れ隠しに怒って剣をつかむと、驚いて逃げた魏無羨は後ろにいた聶懐桑(ニエホワイサン)の天灯を踏みつけ、燃やしてしまう。( ๑≧ꇴ≦)<ウェイ兄ーっ!弟子たちは一斉に天灯を挙げた。(*´꒳`人「私、ウェイウーシエンが一生、悪をくじき、弱きを救えますように…」藍湛は魏無羨の願い事を聞いて同じ志を持っていると知り、陰鉄を必ずやこの手で鎮めようと誓う。一方、温氏で唯一参加した温情は弟の無事を祈り、一足先に帰って行った。魏無羨は師姐(シシャ)に良縁を願ったのかと聞いた。綿綿(ミエンミエン)は思わず、祈らずとも良縁に恵まれているとほのめかす。すると他の女弟子たちが金公子と灯籠を放って共白髪を祈ってはどうかと江厭離をはやし立てた。しかし体面を気にする金子軒は綿綿に戻ると声をかけ、そっけなく帰ってしまう。弟子たちの前で無視された江厭離は傷つき、魏無羨は憤慨して金子軒を追いかけて行った。綿綿は道すがら、江厭離は許嫁なのに突然、去っては噂になると心配した。すると金子軒は急に立ち止まり、不機嫌そうに自分の望む婚姻ではないと告げる。「2度と言うな!」「待て!″2度と言うな″とは何だ!」ちょうど追いついた魏無羨は大切な師姐を侮辱され、我慢できなかった。江厭離たちも引き上げることにしたが、そこへ綿綿が慌ててやって来た。金子軒と魏無羨が喧嘩になっているという。驚いた江厭離が駆けつけてみると、他の弟子たちが2人を引き離し、必死に止めていた。通りかかった藍湛がなだめても魏無羨の怒りは収まらなかったが、江厭離が顔を見せると冷静になる。すると清河聶氏の弟子が、金子軒が江厭離との婚姻を不服だと言ったため、魏無羨が激怒したと説明した。江厭離は居たたまれなくなり、魏無羨を連れて逃げるように帰ってしまう。魏無羨は金子軒の顔を殴り、罰としてひざまずいていた。その頃、松風水月に雲夢(ウンム)江氏の宗主・江楓眠(ジャンフォンミエン)と蘭陵(ランリョウ)金氏の宗主・金光善(ジングアンシャン)が到着する。藍啓仁は今回の騒ぎが両家の婚姻に関わるため、両宗主を呼び出していた。金宗主は子供たちが招いた誤解に過ぎないと笑い飛ばした。しかし江宗主はこの婚姻を決めたのが妻のため、双方の気が進まないなら無理強いできないという。「妻には知らせておいた、縁談は白紙に戻すべきだと…」すると金宗主も了承し、結局、破談となった。金光善が帰ると藍曦臣が合流、藍啓仁は江宗主を呼んだのには別の相談があったからだと告げた。すると藍曦臣は話が漏れないよう結界を張り、例の摂霊の原因である陰鉄について説明する。一方、江澄から破談の話を聞いた魏無羨は慌てて師姐の様子を見に行った。部屋の窓からのぞいてみると、江厭離は悲しそうに金氏の香袋を眺めている。魏無羨は声をかけられず、代わりに人型の札に霊力を与え、部屋の中へ入れた。江厭離は紙人形を手のひらに乗せると、すぐ魏無羨だと気づいて外へ出る。「俺が悪かった、怒ってくれよ?その方が気が楽だ」「阿羨、あなたには関係ないの、気にしないで…縁がなかったのよ」すると魏無羨は師姐ならもっと良い夫に嫁げると励ました。「俺は蓮花塢でずっと師姐のそばにいる!」陰鉄の一件を聞いた江楓眠は道中、奇妙なことを耳にしていた。「最近、擽陽で仙門が次々と襲われ、皆が命を落としたとか…」背後で画策した者は分からないが、直接、手を下したのは温氏の薛という若い客卿だという。どうやら温氏は野心を隠さなくなったようだ。藍曦臣は急がなければと焦ったが、その時、誰かが戸を叩く。そこで結界を解くと、魏無羨たちが別れの挨拶にやって来た。魏無羨は藍湛が陰鉄をどうするのか気になっていた。しかし江澄にちょっかいを出すなと叱られ、連れて行かれてしまう。こうして座学を引っ掻き回したお騒がせの魏無羨は帰って行った。藍曦臣は忘機にこれで静けさが戻ると言ったが、弟が本当は寂しいのだと気づいている。「陰鉄を探す件を知らせなくていいのか?」( ತ _ತ)<無用です!つづく(  ̄꒳ ̄)温ちゃんたちが仙督と交信していた部屋って…何?どこ?支部???
2020.04.08
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第11~13話ダイジェスト本当に重病だった玉自寒(ギョクジカン)ただ痛みなどはなく、とにかく寒いと言いますそこで歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)は烈火拳(レッカケン)で身体を温めてやると、玉自寒は久しぶりに気持ちよさそうに眠りに落ちましたその時、カールは自分の内功が強くなってることに気づき、驚きますが…一方、皇帝は太医から玉自寒が年を越せないと報告を受けていましたまだ20歳というのに身体は老人のよう、体内が極度に冷えて命が尽きかけているとか皇帝は大事な寵妃の忘れ形見を助けるため、ある人物を頼ろうと考えます玉自寒が眠りについたところでカールは何があったのか調べることに玄璜(ゲンコウ)の話では音が聞こえた翌日に玉自寒が吐血、名医の赤璋(セキショウ)が艶娘(エンジョウ)の仕業だと疑って色々と検証したものの、毒の痕跡は見つからなかったと説明します確かに艶娘に玉自寒を害する理由はありませんでした結局、玉自寒も証拠がないまま艶娘をこれ以上、拘束できず、釈放することに…2皇子・敬陽(ケイヨウ)王は3弟との世継ぎ争いのため、皇帝が寵愛する7弟を自分の味方につけたかったんですね~本来なら艶娘の医術で7弟を抱き込むはずが、予想外の結果になりましたともかく艶娘は解放され、迎えにきた江南霹靂(ヘキレキ)門の門主・雷恨天(ライコンテン)@雷驚鴻(ライケイコウ)パパも一安心ですカールより1日遅れて洛陽へ戻った銀雪は早速、皇宮へ皇帝は雪衣(セツイ)王が戻ったと知り、喜んで出迎えます「さすが縹渺(ヒョウビョウ)だな、幾とせ過ぎても相変わらず若…ゲフンゲフン」実は銀雪はかつて幼い7皇子を救ったことがありましたおかげで7皇子はこれまで何とか生き長らえてきましたが、今回は厳しいと言いますそこで皇帝は救う手立てがないか診て欲しいと頼み、早速、玉自寒を呼ぶことにしましたしかし銀雪は病が公にならないよう助言、盛大に宴を開いて対面させて欲しいと願い出ます玉自寒が再び激しく喀血カールは玉師兄の病を父に調べてもらうため、症状を書いて烈火山荘へ送ることにそこで洛陽のとあるスポンサーの店へ行きます「渋い梅が欲しいの…」「渋い梅…もしや梅院の?」「烈如歌よ」カールは青龍(セイリュウ)堂の支部に密書を託しましたが、受け取った大総管・裔浪(エイロウ)が握りつぶしてしまいます皇帝が雪衣王を歓迎する宴を開催することになり、カールも玉自寒と一緒に招待されますすると宴で雪衣王の正体が銀雪と分かり、カールと玉自寒は呆然実は即位した当時、皇帝は自ら倭(ワ)国との戦に出陣、縹緲峰の四大弟子の助力で倭国を退けたとか皇帝は縹渺派の功績を称えるため4人を王に封じましたが、すでに3人が逝去、今も存命なのは雪衣王だけでした…って、幾つよ?!再びw皇帝は皇子たちに挨拶させると、7皇子にカールも紹介するよう命じますそこで玉自寒は自分の玉扳指(ギョクハンシ)をカールの指にはめ、王妃に迎えたいと発表皇帝は7皇子が選んだ娘なら反対しないと喜び、困惑するカールをよそに宴は祝福ムードに包まれました皇帝は7皇子をこっそり退席させて雪衣王に診てもらいます玉自寒は銀雪の治療を拒みますが、銀雪は何を今さら〜幼い頃の7皇子を救ったことがあるんだぜ〜といたずらっぽく笑いましたしかし脈診した瞬間、銀雪の顔から笑顔が消えることに…宴に残ったカールはしばらくして退席、回廊で待っていると玉自寒が戻ってきましたしかし玉自寒はひどい悪寒で喀血カールは玉自寒を先に王府に帰し、急に具合が悪くなった原因を探りますすると皇帝付きの太監から実は宴は玉師兄が雪衣王の治療を受けるための口実に過ぎなかったと知ることに…治療で疲れ果てた銀雪はまだ御書房で休んでいましたそこへカールが現れ、玉師兄に何かしたのかと問い詰めます銀雪はカールに責められるは、治療で気力を消耗するは、やり切れなくなって突然、カールに口づけ…ってホント、この演出、好きだよね( ̄▽ ̄;)カールは思わず銀雪を突き飛ばし、玉自寒が死ぬのではないかと怖くてたまらないと吐露しますしかしいきなり口づけされ、からかわれていると憤慨したカールはもう帰ることに…(꒦ິ⌑꒦ີ)その時、銀雪は玉自寒の病が″寒咒(カンジュ)″だと教えます寒咒は呪いのため解毒薬などありませんが、銀雪は自分だけが助けられると教えましたホッとして急に力が抜けるカールただ助ける代わりにある特別な場所に一緒に行くことが条件だとか…( ๑≧ꇴ≦)ぁ~銀雪のクネクネがホント駄目だ~www銀雪はカールと一緒に静淵(セイエン)王府へ玄冰盏(ゲンヒョウサン)を調べた銀雪はこれが原因だと特定、今回の件は景献王の陰謀でした身体に良いと聞けば皇帝が必ず7皇子に下賜すると分かっていたのでしょう黒幕が分かったものの、玄冰盏はもはやただの玉の盃、証拠にはなりませんでしたすると銀雪は下手に動けばかえって玉自寒が危険だと警告します実は玉自寒の生母は寵姫ゆえに妬まれ、懐妊中に毒を盛られて病弱な子供を産んだのです両足の怪我も幼い頃に宮女が馬から突き落としたせいでしたカールは皇帝が陰謀渦巻く宮中から玉師兄を守るため、烈火山荘に預けたのだと知ります銀雪はカールたちを外に出し、玉自寒を治療しました意識が戻った玉自寒は感謝しますが、銀雪は延命できたが完全に寒咒は解けていないと説明します「これから話すことは重要です」これは暗河(アンカ)宮の計略でした暗夜羅(アンヤラ)は玉自寒が呪いにかかれば、必ずカールが銀雪を頼ると分かっていたのでしょう銀雪が玉自寒を救うためには自分の内力をほとんど使い切ることになり、その時を狙えば容易く討ち取れる…もし銀雪が玉自寒を救わず死なせればカールを失望させ、また朝廷が混乱して江湖にも動揺が広がり、その機に乗じて暗河宮が利を得る…つまり玉自寒の命運がどちらに転んでも暗河宮にとって好都合だったのです銀雪はカールのために玉自寒を救うと伝え、ただ一芝居打つ必要があると言いましたそこで銀雪は玄璜(ゲンコウ)に処方箋を渡し、派手に買い集めるよう指示、黄琮(コウソウ)には都中に知れ渡るよう屋敷の守りを固めさせますその頃、暗河宮に刀無暇(トウブカ)の姿がありました刀無暇は玄冰盞計画が順調に進んでいると報告していましたが、そこへ戦楓(センホウ)が刀冽香(トウレツコウ)を連行してきます兄の行動を怪しんで後をつけて来たものの、あっさり捕まってしまったんですね焦った刀無暇は自分が育てたも同然の妹だと命乞い、すると暗夜羅はふと戦楓と刀冽香の結婚を思いつきます「そなたの子を産ませて身も心も手中に収めよ、操り人形に変える」(  ̄꒳ ̄)発想が…もうね…wカールは玉自寒に師兄の薬を採りに行くと話し、玉扳指を返しますしかし玉自寒は亡き母の形見である玉扳指を持っていて欲しいと頼み、赤い紐を通してカールの腰に付けました一方、戦楓は烈明鏡に刀冽香と結婚したいと伝えます烈明鏡は刀冽香を娶ったらカールと結婚できないと釘を刺しましたが、戦楓は後悔しないと断言しました王府を出発したカールと銀雪は山で激しい雪に巻き込まれ、洞窟でしばし休憩することにそこへ偶然、烈火山荘の弟子たちが大きな荷物を持って避難して来ます実は弟子たちが運んでいる荷物は結納品、しかも天下無刀城へ届けるとかカールは2師兄の縁談だと思いましたが、驚いたことに大師兄と刀冽香の縁談だと知ります同じ頃、雷驚鴻も刀冽香の縁談を知って困惑しますが…戦楓の縁談を知ったカールは複雑な心境のまま馬車に揺られ平安鎮へ銀雪が言っていた"特別な場所"とは雪記(セツキ)焼餅(シャオピン)店のことでしたカールは師兄の薬を採りに行くと聞いていましたが、実は玉自寒を守るため、間者たちの注意を自分たちに引きつけようと王府を離れたと知ります一方、縁談を強要された刀冽香は猛反発すると刀無瑕は妹の前にひざまづいてまで戦楓へ嫁ぐよう説得します今は暗夜羅からの信頼を獲得する時、いずれ暗夜羅と烈明鏡が相討ちになったら、その時に暗河宮を殲滅すると約束しました必死に情に訴えましたが刀冽香は頑に拒否し、結局、婚礼まで軟禁されることに…その頃、雷驚鴻は刀冽香への気持ちに気づき、無刀城に駆けつけていましたしかしあっけなく追い返されてしまいます早いもので大晦日~焼餅店を再開したものの、カールは謝小風(シャショウフウ)を思い出して上の空でしたしかも殺したのが戦楓ということもあり、なかなか向き合うことができません銀雪は雨の中、カールを連れて郊外へ…そこでもし戦楓が小風の亡骸を抱いていても、殺したところを見たわけではないと諭しますカールはならば誰が殺したのかと聞きますが、銀雪は暗夜羅とは言えず、急に話を変えました毎度、話の本質に近づくとなぜかはぐらかしてしまう銀雪、カールは不真面目だと呆れますその顔を見た銀雪はふとカールとの出会いを思い出しました…あれは銀雪が1人で何人もの男たちを倒した時のことある紅衣の美しい小女侠が止めに入りますが、銀雪に敵うはずもありません娘は退けられ、自分の命なら好きにすればいいが、他の者を見逃すよう頼みました「悪有悪報(良い事をすれば良い報い、悪い事をすれば悪い報い) お前のような悪人にはいずれ天罰が…」「天罰?」そこで銀雪はふざけて頬を突き出し、他の者を助ける代わりに口づけしてくれとからかいますすると娘は不意をついて本当に口づけし、銀雪は心を奪われたのでした銀雪はその時のことを思い出して口づけしようとしましたが、カールに口をふさがれてしまいます2人は口づけさせる、させないの攻防をくり返し、やがてカールは空を飛んで逃げて行きました( ತ _ತ)…何だ、このやり取り焼餅店のご近所の皆さん、カールと銀雪が駆け落ちした新婚さんだと誤解中2人が出かけている間に2人の祝宴の準備をしていたんですね〜銀雪は本当に妻になるかとプロポーズしてみたり、2人が夫婦ごっこで楽しんでいる頃、雷驚鴻はひとりむなしく小舟に乗ってヤケ酒の年越しですwしかし突然、黒装束の間者が現れ…カールは銀雪のおかげでいつも気がつくと笑顔に戻っているんですね〜(*´꒳`*)その夜、寝支度をしていたカールでしたが、ふと気になって隣の部屋の銀雪に声をかけます「どうして品花楼で私を選んだの?」「選んだのではなく、ずっと品花楼でカールを待っていた いつか必ず来ると分かっていたので品花楼を開いたのだ」それはそれは長い間、待ち続け、時にはもはや生き残れないと懐疑的になることもあったとか( ತ _ತ)oO(ま~た始まった「君が生まれる前から待っていた」(  ̄꒳ ̄)はいはいワロスカールはやはり銀雪が真面目に話してくれないとぼやきながら寝ることに…しかし銀雪の部屋から物音がしますカールが様子を見に行くと、銀雪は寒気の発作で寝台で凍えていました驚いたカールは銀雪の背中に烈火拳で熱を送り、やがて銀雪の発作は治まりますもしや玉師兄を助けたせいでこんなことになったのかと心配しますが、銀雪は否定しましたすると銀雪は急に寝転び、カールの膝枕で寝てしまいますつづく
2020.04.07
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第64話「生きる理由」狼に追われる懐先(カイセン)と周瑩(シュウエイ)。2人は必死に逃げていたが、足をかまれた周瑩は次第に意識が遠くなり、やがて倒れて坂を転げ落ちてしまう。「娘!にゃーん!早く起きて!にゃーん!早く!」懐先は狼が周瑩に近づいてくることに気づき、必死に呼びかけた。…周瑩の前に呉聘(ゴヘイ)と周老四(シュウロウシ)が現れた周瑩は呉聘が迎えに来てくれたと喜び、手を伸ばす『手を貸して』呉聘は優しく微笑みながら手を差し伸べたが、結局、周瑩の手を握らずに引き返してしまう…狼が周瑩に迫っていた。懐先は周瑩を救うべく坂道を滑り降りると、松明を拾って無我夢中で振り回す。「にゃん!早く目を覚まして!」その時、周瑩はようやく気がついた。「懐先!1人で逃げて!早く!」「だめだ!娘と逃げるんだ!にゃんが死んだら僕はどうなるの?!」周瑩はふと思い出した。あの時、呉聘は男が生まれたら名前は懐先がいいと言った…。周瑩は目の前にいる子どもこそ懐先なのだと悟り、思わず息子に抱きついて狼から守る。そこへ2人を探していた韓三春(カンサンシュン)たちが駆けつけ、狼を矢で射抜いた。王世均は朝儀のため六椽(ロクテン)庁にやって来た。するとこれまで抜け殻のようだった周瑩が以前の活気ある商人に戻っている。王世均は思わず涙ぐみ、そんな顔を見られたくなくて慌てて出て行ってしまう。一方、鄭(テイ)氏も春杏(シュンキョウ)から周瑩の変化を聞いていた。恐らく周瑩は出て行くのを思い留まったのだろう。何より懐先が自分を命がけで守ってくれた周瑩を母と認め、跡取りとしての自覚を持ち始めていた。その頃、郡王の配下になった趙白石(チョウハクセキ)は陝西(センセイ)巡撫(ジュンブ)に返り咲いていた。再び涇陽(ケイヨウ)機器織布局の局長となった趙白石だったが、今回は杜明礼(トメイレイ)を副局長に任命する。しかし機器織布局は副局長が周瑩から楊世祥(ヨウセイショウ)の代になってから顧客が激減、工員も辞め、業績もじり貧になっていた。趙白石はそんな織布局を杜明礼に任せると決め、これで郡王も安心すると告げる。杜明礼はやけに物分かりのいい趙白石に戸惑いながらも、ありがたく拝命した。呉家にも趙白石が巡撫に返り咲いた知らせが届いた。周瑩は安堵したが、王世均が以外にも副局長が杜明礼だと教える。一方、西院でも知らせを聞いた呉蔚武(ゴイブ)と陳(チン)氏が娘婿の復職を喜んでいた。陳氏はこれで呉漪(ゴイ)のことも許してもらえると思ったが、呉蔚武は頑として娘などいないという。しかしこっそり娘に会っていた陳氏は、呉漪が身重で、もう産み月だと教えた。周瑩は趙白石が郡王の配下に入ったと知り、巡撫へ駆けつけた。まさか尊敬していた趙白石が栄華のために正義を捨てるとは…。しかし趙白石は本意ではないと言った。「嫌ならやめればいいじゃない?!」「そなたのためだ!」趙白石の変節は周瑩を助けるためだった。郡王の配下には武人や商人は多いが文官は少なく、渡りに船だったのだろう。郡王は呉家の銀子以外に趙白石を所望したという。趙白石は敬愛して来た張長清(チョウチョウセイ)も実は郡王や杜明礼と何ら変わりなかったと話し、これまで筋を通してきたつもりが、利用されたていただけだったと嘆いた。結局、どの派閥にいようと同じ、生き延びたければこだわりを捨てればいいという。「郡王のために働くのも悪くない… 劉秉璋(リュウヘイショウ)の罷免、李瀚章(リカンショウ)の弾劾、我が師の失脚まで、全て私の手柄だ」「何も知らずに、ごめんなさい」「こんな自分に嫌気が差すが後悔していない、少なくとも大切な人を守ることはできた」趙白石はむしろ周瑩に怒鳴られてホッとしたという。かつてのようにがむしゃらで無鉄砲な周瑩が戻って来たからだ。すると周瑩は中院の玉成(ギョクセイ)を養子に迎えたと報告し、懐先と名付けたと教える。「母親になったら考え方も急に変わったの ずい分と長い間、生きる意欲を失っていたけど、でも懐先がいるから頑張らなきゃ あの子と前に進まなきゃね…」周瑩は再び生きる理由を見つけたようだった。趙白石は周瑩を見送るため、戸を開けた。すると中庭にお腹の大きい呉漪の姿がある。実は趙白石が呉漪に周瑩が来たと知らせていた。「そなたに話したいことがあるそうだ…」しかし周瑩は目も合わさず、黙って帰ってしまう。呉漪を無視して屋敷に戻ったものの、周瑩はどこか後悔していた。そこで春杏に子供の衣の作り方を教えて欲しいと頼む。そんなある日、仁寿(ジンジュ)堂に帰って来た呉蔚武はそこで偶然、呉漪と鉢合わせになった。陳氏は呉漪の心臓が弱っているため、呉(ゴ)先生の診断を受けさせたくて呼んだと説明する。すると呉先生は血が足りぬまま出産を迎えると難産になると警告した。驚いた呉蔚武は娘を療養させるため、西院に住むことを認める。父の許しをもらった呉漪は思わず母に抱きつき、安堵の涙を流した。こうして呉漪は久しぶりに実家へ戻った。すると呉漪の寝台に可愛らしい赤子の服が置いてある。陳氏は周瑩が作ってくれたと教え、春杏の話では幾晩も寝ないで縫ったとか。また煎じ薬に使う当帰(トウキ)も甘粛(カンシュク)まで人をやり、一番、上等な物を買ってくれたという。呉漪は思いがけず周瑩の恩情に触れ、安心してお産を迎えることになったが…。いよいよ呉漪のお産が始まった。しかし難産で出血が激しく、知らせを聞いた周瑩は慌てて西院へ駆けつける。庭先で待っていた呉蔚武は残念ながら子供は助からなかったと報告した。また心臓に負担がかかった呉漪も、もはや手の施しようがないがないという。周瑩は呉漪の枕元に座って呼びかけると、虫の息となった呉漪がうっすらと目を開けた。「嫂子…私を許してくれる?本当にごめんなさい」「いいえ、私が悪いの、意地を張って…」「昔の私たちに戻れる?」「もちろん、昔のままよ…」周瑩は呉漪の手を握りしめた。すると安心したのか、呉漪は大きく深呼吸して笑みを浮かべる。「衣をありがとう…お裁縫は下手ね…フッ」呉漪は再び目を閉じた。驚いた周瑩が何度か呼びかけると、ふいにまた目を開ける。「嫂子…趙大人は?婚礼の申し込みにいつ来てくださるかしら?」「…すぐよ、もう西院の門に着いたわ」「彼は…本当に私のことが好きだと思う?」「趙大人も一目であなたを好きになったそうよ…」「…よかった…うれしい…」それが呉漪の最期の言葉となった。趙白石は呉漪の臨終に間に合わなかった。翌朝、周瑩は葬儀の準備のため趙白石を訪ねたが、趙白石は一番いい支度をしてやる以外に何も思いつかないという。「生きている間はいい思いをさせてやれなかった…何ひとつ」「大哥…自分を責めないで、漪妹妹も最期は微笑んで逝ったわ」すると趙白石は呉漪が自由奔放な周瑩に憧れていたと話し、実は呉聘と周瑩が理想の夫婦だったと教えた。周瑩も辛い過去など水に流し、もっと早く会いに来るべきだったと悔やむ。しかし誰が想像しただろうか、呉漪が突然、いなくなると…。周瑩は過去を取り戻す時間などたくさんあると思い、趙白石もこれからずっと一緒だと信じて疑わなかった。「人の世は無常ね、過ちは繰り返したくない…過ぎたことは忘れなくては」その頃、沈家の墓地に1人の男が現れた。外套を目深にかぶった男は沈星移(シンセイイ)の墓石を見ていたが、すぐに引き返していく…。つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)漪めいめい〜管理人は良いことも悪いことも忘れちゃう派え?ボケてるのかって?違うわ!w ←まさかの1人ノリツッコミでも人間って嫌なことほど記憶に残っちゃうのよね〜これは生物としての機能だから仕方ない…何だそのまとめ( ̄▽ ̄;)
2020.04.07
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第8~10話ダイジェスト刀冽香(トウレツコウ)は烈如歌(レツジョカ)と銀雪(ギンセツ)が留守の間に雪記(セツキ)焼餅(シャオピン)店を襲撃危険なので離れるよう警告しますが、これが兄たちの知るところとなります刀無暇(トウブカ)と刀無痕(トウブコン)は妹の真意に気づいて厳しく叱責実は烈火山荘は無刀派の敵だったんですね~10年前、刀父は烈明鏡(レツメイケイ)と戦飛天(センヒテン)の義兄弟に戦いを挑まれ、泰山(タイザン)で敗北天下一の称号を奪われた刀父は江湖の掟を破って2人で挑んで来た烈火山荘に憤り、失意の中この世を去っていました刀冽香が余計な騒ぎを起こしたせいで、カールや断雷荘(ダンランソウ)が天下無刀城を警戒するのは必至しかもカールは出て行くどころか新装開店オープン上納金の巻き上げにも影響が…実は断雷荘の荘主・謝厚友(シャユウコウ)は天下の烈火山荘のCIA・青龍堂(セイリュウドウ)がなぜか上納金の件を把握できていないことを怪しんでいました恐らく途中で報告を握りつぶしている者がいる、謝厚友はそう考え、これまで安易に暴けなかったんですねしかし翌朝、謝厚友が遺体で発見されます烈火山荘に謝厚友の訃報が届き、荘主・烈明鏡(レツメイケイ)は親友の死を調査させるため戦楓(センホウ)を派遣さらに慕容(ボヨウ)堂主と凌(リョウ)堂主を平安鎮へ向かわせました戦楓は平安鎮にカールがいるため瑩衣(エイイ)も同行さらにこの話を聞いた侍女・蝶衣(チョウイ)はカールを心配し、勝手に平安鎮へ出かけてしまいますその夜、焼餅店に蝶衣と黄琮(コウソウ)が合流翌朝には平安鎮に戦楓が瑩衣と弟子たちを引き連れ、現れますなぜか焼餅屋の前で戦楓たちを出迎える刀無痕 ←イヤイヤなぜここで?wそこでカールは師妹として師兄に焼餅を差し入れますてっきりここで戦楓が「こんな物いるか!」と焼餅を捨てると思ったら、持って帰ったーっw段雷荘は天下無刀城の管理下にありました到着した戦楓は早速、謝厚友の遺体を確認しますが、明らかに内功による内傷で死んでいますしかし娘婿の曹人丘(ソウジンキュウ)は刀無暇から毒殺だと言われたとか実は曹人丘は副荘主とは名ばかりで元は文人、武術ができず死因の判断ができなかったのですそこへ刀無暇が現れ、長年に渡り毒を盛られていたことによる毒死だと報告しました刀無暇がなぜ嘘をつくのか分からない戦楓、その時、刀無暇が扇子を開いてチラリと装飾を見せますそこには″暗河宫(アンカキュウ)″の3文字が…( ゚д゚)oO(あーっ!その時、ちょうど慕容堂主と凌堂主が到着、早速、検死を始めることにしかし戦楓はすでに済んだと嘘をつき、刀無暇に従って毒殺だったと伝えますところが小風は武術ができたんですね~小風は祖父の死因が内傷によるものだと見抜きましたが、戦楓を信頼する父に相手にしてもらえませんカールは泣きながら現れた小風から思わぬ話を聞きます祖父の死因が毒殺と断定されたが、明らかに内功だったと…憤慨したカールは遺体を確かめに行くことにしますが、銀雪は戦楓を信用しないよう警告するとカールは戦楓なら真実を曲げたりしないとかばい、出かけてしまいますしかし銀雪の言った通りカールは門前払いされることにその代わり戦楓に公正に判断すると約束させましたその夜、戦楓がひとり謝厚友の遺体に付き添っていると、怪しい人影が現れます「楓児(ホウア-ル)…まだ決心がつかないのか?まさか父と母の死を忘れたのではあるまいな?」( ゚ロ゚)アンミカ現る!銀雪は言うことを聞かないカールに怒ってこの件には介入しないことにしかし謝厚友の殺人事件は早々に解決します天下無刀城は民に上納金を搾取していたのが段雷荘の曹人丘で、この件を暴かれるのが怖くて荘主を殺したと公表そして正義を果たしたのが天下無刀城だと触れ回り民を味方に引き入れましたカールは到底、信じられず段雷荘へカールは自ら調査したいと訴えますが戦楓が断固拒否2人の堂主からも一緒に調査した自分たちを疑うのかと責められてしまいます確かに証拠は揃っていましたが、カールはそれでも関係者と会わせろと譲らず「ババーン!この″烈火令″が目に入らぬか!」そうです、カールは烈火令を持っていたんですね~これは事実上の荘主の厳命、烈火山荘の人間はカールの言うことを聞かざるを得ないわけですするとそこに弟子が駆けつけ、曹人丘が脱走、小風を連れて逃げたと報告実は戦楓の指示で瑩衣がわざと曹人丘と小風が逃げるよう誘導していたのです戦楓はカールが婚約を破棄された腹いせに自分を困らせていると非難、2人を捕まえるべく飛び出して行ってしまいますカールは仕方なく段雷荘を出ると、雷驚鴻(ライケイコウ)が駆けつけます話を聞いた雷驚鴻は武功のない曹人丘がどうやって逃げたのかと怪しみ、恐らく口封じに殺されると警告しました戦楓たちは逃走した曹人丘と小風を森の中で発見弟子たちは曹人丘を捕らえ、戦楓がまだ幼い小風を連れてその場を離れますしかし小風は父親が殺されるのを目撃戦楓は胸が痛みますが、泣きじゃくる小風の腕を無理やり引っ張って森の奥へと消えましたその時、風のように暗夜羅(アンヤラ)が登場!小風を奪い取り、戦楓が気づいた時にはすでに小風が殺されていましたそして証拠を全て消すため、曹人丘と弟子たちもろとも爆破してしまいます戦楓が小風を抱いて森から出てきました瑩衣と弟子たちは何があったのか分からず困惑、すると戦楓は曹人丘が自爆して弟子たちも巻き込まれたと説明、ただし火薬のことは内密するよう命じますそこに運悪くカールが舞い降りて来ました ←すごい急降下wカールは戦楓が小風まで殺したと誤解し激怒、鞭を出して復讐しますしかし戦楓は剣を抜かず防御一辺倒でした激おこカールはパンツ丸見えの猛攻!そこへ雷驚鴻、蝶衣、黄琮がかけつけますやがてカールは戦楓を吹き飛ばし、留めの一撃!と思ったら、咄嗟に瑩衣がかけつけ戦楓の盾にカールは「もろとも滅んでしまえ~(とは言ってないw)」と襲いかかります驚いた戦楓は瑩衣を守るため思わずカールに掌を放ち反撃!吹き飛ばされたカールはあえなく喀血…ゲホッ!「今日はこれくらいにしといたるわ」こうしてカールたちは小風を引き取って撤収して行きました一方、カールに一撃を与えてしまった戦楓は自責の念に駆られることに…しかしいつの間にかカールの武功は驚くほど成長していました!ピロロロ~ン!LV40銀雪は深手を負って戻ったカールを預かり、仙術で治療しますカールは持ち直しますが、小風を助けられなかった己の不甲斐なさに涙…銀雪はそんなカールを抱きしめ、自分がそばにいてカールを守ると慰めるのでしたカールは銀雪の胸で泣きながら眠ってしまいますが、その時、カールの左胸から赤い光が…銀雪はカールの封印に裂け目が出来たと気づき、もう少し保つよう補強します戦楓たちは烈火山荘へ帰って行きましたそんな中、刀冽香は兄たちが玉自寒(ギョクジカン)がもうすぐ死ぬと話しているのを立ち聞きします兄たちに見つかりそうになりましたが、刀無暇の妾・香児(コウジ)が機転を利かせ助けてくれましたこの時、刀冽香は初めてカールが香児の恩人だと知りますその夜、焼餅店に暗河宮の使者が現れます銀雪は暗河宮の主である暗夜羅がついに復活したと知ることにすると面紗で顔を隠した紅衣の女たちは怪我したカールのために貴重な薬材を届けて帰って行きます暗夜羅の復活に焦った銀雪は段雷荘の件はまたそのうちとなだめ、カールを急いで縹緲(ヒョウビョウ)峰へ連れて行かねばなりません何と白いおじさんは今や縹渺派の総帥だったのです!カールたちは小風を火葬して段雷荘へ埋葬することにしましたそこでみんなで段雷荘を訪ねますが、すでに天下無刀城の屋敷となり入れませんすると刀冽香が現れ、自分を倒せば入れると挑発雷鴻驚は病み上がりのカールに代わって名乗りを上げました刀冽香は手合わせ中に雷鴻驚へ″玉(ギョク)危うし″と伝言し、結局、雷鴻驚は退けられてしまいますしかし刀冽香は小風の遺灰を受け取り、埋葬すると約束しました焼餅店を引き払うことになったカールと銀雪雷鴻驚は妹の蝶衣を心配して手のひらに江南霹靂門(ヘキレキモン)のお守りをつけますこれがあればいざという時、霹靂門の弟子たちが助けてくれるとか雷鴻驚は実は蝶衣の兄が霹靂門の者で地位が高く、烈火山荘で育った蝶衣が門派争いに巻き込まれないために名乗り出せないと作り話をしますこうしてカールは親しんだ平安鎮を出ることにすると雷鴻驚が別れる前に刀冽香の伝言を伝えてしまいます玉自寒の命が危ないと言っていたが、事実かは分からないよ~とそれでもカールは自分の目で確認しないと気が済まず、洛陽へ行くと言い出します銀雪は一刻を争うため猛反対、行けば江湖の争いに巻き込まれると説得しましたが、カールは銀雪と戦っても行くと断言自分より玉自寒を選んだカールに銀雪は呆然、ともかく縹渺へ行って3年だけ我慢して欲しいと懇願しましたが、カールは蝶衣と黄琮と3人で旅立って行きました平安鎮に取り残され、ひとり寂しく酒を飲む銀雪…そこへついに出関した暗夜羅が現れます「19年が過ぎた、やっと復活したな?こたび死ぬのは私たちのどちらだ?」「もともとは仲間なのに、なぜ敵視する? 縹渺派を裏切ったお前を私が暗河宮に迎えた…ゆえに私たちは同門と言える…」2人は久しぶりに一戦交えましたが、結局、暗夜羅が退けられ、逃げて行きました向かった先はあの天下無刀城です天下無刀城は暗河宮のために各地で上納金を搾取していたんですね~刀無暇は暗夜羅が殺してしまった自分の侍衛を片付けるよう命じていました何も知らずに弟子たちの亡骸を見た刀冽香は驚愕します段雷荘や玉自寒の次は無刀派の門弟…刀烈香は兄たちが何か企んでいると疑い始めます毒にあたった玉自寒はもはや残された時間がわずかだと気づきます雪化粧の庭を眺めながらふと昔を懐かしみ、玄璜(ゲンコウ)に幼い頃の思い出を聞かせることに…玉自寒は5歳で烈火山荘に預けられました身分は極秘ながらも丁重に扱われ、師匠も優しくしてくれましたが、逆に厳しくされる戦楓や姫驚雷(キケイライ)が羨ましかったそうです耳が不自由なため、誰も話しかける術を知りませんでしたが、そんな時、カールが梅干を持ってやって来ましたカールは玉師兄に梅干を食べさせると、これが「酸っぱい」だと口の動きを見せたとかこれをきっかけにカールは玉師兄を相手によく話すようになり、玉自寒も次第に読唇術が身につきますやがてカールは玉師兄の声が聞きたいと懇願、玉自寒が拒むと一日中、泣き明かしたと言いますとうとう玉自寒が折れて声を出したところ、カールは大喜びして抱きつき「玉師兄、小鳥のさえずりよりきれいよ」と言ったとか恐らくとてもひどい声だったはずなのに… ( ̄▽ ̄;)それから言葉を学び始め、玉自寒が最初に口に出したのは「如歌」でしたカールがついに王府に到着玉自寒の耳が聞こえるようになったと知って喜びますが、実は重病だと知ります眠るとそのまま死んでしまいそうで怖いと吐露した玉自寒…カールはようやく本音を言ってくれた玉師兄に安堵しましたが…つづく(^ꇴ^)アンミカが復活!いよいよ暗河宮が動き出して物語もようやく本編です
2020.04.06
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第63話「息子の教育」呉家東院の養子になった懐先(カイセン)は自分の部屋に案内されるなり大暴れ、周瑩が縫ってくれた布団を寝台から放り投げた。その夜、布団なしで寝ると啖呵を切った懐先だったが、やはり寒くて目が覚めてしまう。そこで箪笥からありったけの服を引っ張り出して布団代わりにした。しかしどうしても寒くて眠れず、結局、周瑩が縫ってくれた布団を拾い上げ、ようやく眠りに落ちる。すると放任しておくつもりだった周瑩も懐先を心配し、夜が更けるとこっそり様子を見に行った。同じ頃、療養中の呉漪(ゴイ)は激しく咳き込んで目を覚ましていた。すると書斎で寝ていた趙白石(チョウハクセキ)が現れ、水を飲ませてくれる。「…罪深き私に優しくしないでください」「私とて同罪だ…」趙白石は郡王の配下に入ったとは言えなかった。「今、私がやっていることを知ったら、君は失望するだろう」「どうしました?」しかし趙白石は話を中断し、これからは互いをいたわり合い、本物の夫婦になろうという。そして久しぶりに呉漪と一緒に横になった。呉漪は夫の身に何かあったと分かったが、趙白石は何か起こっても後悔しないという。「今後どうなろうと、あなたのおそばにいます」呉漪は夫の肩に手を乗せると、趙白石は黙って呉漪の手を握りしめた。翌朝、懐先が目を覚ますと、なぜか散らかし放題だった服が片付けられ、ちゃんと布団をかけて寝ていた。そこへ春杏(シュンキョウ)が起こしにやってきたが、聞き分けのない懐先に手こずらされる。しかし周瑩は朝から大騒ぎする懐先に仕置するわけでもなく、春杏に書斎へ連れて来いと言った。周瑩は懐先の前にずらりと本を並べ、まずは半時、読むよう命じた。その後、学堂へ行き、終わったらまた書斎へ戻れという。戻ったら王世均(オウセイキン)から帳簿の見方を教わり、学堂のない日は趙鴻伍(チョウコウゴ)が店を案内するというのだ。懐先は眠る時間がないと猛反発、すると周瑩は毎日、亥時に就寝、卯時3刻に起床だと教える。あまりの厳しさに懐先は呆然、その場に寝転んで中院に帰りたいと泣き出した。懐先は中院を訪ね、祖母の朱(シュ)氏を見つけて戻りたいと訴えた。「東院で何か嫌なことをされたのかい?」「僕にたくさん本を読ませようとするんだ!」「それはいいことじゃないの(笑」「それから将来は東院の看板を背負えって」「ぷっ、バカな子ね~もっと喜ばしいことじゃないの」結局、祖母にも中院に戻ることはあきらめろと言われ、東院へ帰るしかなかった。翌日、東院にまた呉漪から料理が届いた。しかし周瑩は返すよう指示する。すると王二虎(オウニコ)が現れ、学堂の梁(リョウ)先生から懐先が来ていないと連絡があったと報告した。学堂をサボって遊んで帰ってきた懐先は王二虎に捕まり、周瑩の前に引っ張り出された。すると周瑩は東院の家法で怠学1日につき竹打ち20回だと教える。懐先は思わず中院では5回だと訴えたが、周瑩はここは東院だと言って王二虎に仕置きを命じた。王二虎は袖に隠していた仕置棒を出し、懐先に手を出すよう告げる。しかし懐先は後ろ手にして拒否した。「怠学するなら仕置を覚悟すべきよ?」周瑩に挑発された懐先は竹打ちには慣れていると強がって手を出す。そこで王二虎は周瑩と目配せしながら仕置棒を大げさに振り上げると、懐先は悲鳴を上げた。「誰かーっ!助けてーっ!」「待って!」周瑩は王二虎を止めると、痛みが分かっているなら今回は許すと言った。見逃してもらった懐先は困惑し、母なら許さないとこぼす。すると春杏は母は周瑩だと叱った。その夜、周瑩は思い出の木に登って物思いにふけっていた。すると偶然、東院から逃げ出そうとした懐先が荷物を背負って登って来る。「塀を乗り越えるの?その登り方では無理よ?そこに左足をかけ、右足はここにかけるの そして塀を伝い、あの外の木に飛び移ればいいわ」「…やったことがあるの?」「いいえ、ある人が越えるのを見たの」周瑩は沈星移(シンセイイ)がこの木から東院に忍び込んだ日のことを思い出していた。そこで周瑩は中院に戻らず、東院にいて欲しいと懐先に頼む。子供がいれば東院も活気づき、それに年を取った鄭(テイ)氏も孤独を感じなくなるだろう。「私のことだけど…気にしないで、もうすぐ出て行くから」「どこへ行くの?」「まだ決めていない、でもここにはいられないの… みんないなくなった、私1人ここにいても何の意味もないわ」周瑩は急に涙があふれ出し、慌てて袖で拭った。すると驚いた懐先が周瑩のことを嫌いではないと言ってくれる。「僕にとても優しいから」「そう?」「勉強も嫌いじゃないけど、無理強いされるのが嫌なんだ」「仕方ないの、あなたを立派な跡継ぎにしなければ私は出て行けない」そこで周瑩は学堂へ行って勉強すると約束すれば、遊ぶ時間をあげると条件を出す。懐先は了承し、ひとまず東院に残ることにした。翌日、学堂の休み時間、玉林(ギョクリン)は玉成(ギョクセイ)に周瑩を怒らせたか聞いた。しかし懐先は暴れても別に怒られないという。そこで玉林はもっと嫌われる方法を教えてやると言ったが、懐先は東院も悪くないと断った。玉林は玉成を追い出すことに失敗し、別の策を講じた。そこで玉成に会いに来たという口実で鄭氏に挨拶に向かうと、その後、懐先の部屋を訪ねる。一方、玉成が真面目に学堂へ通っていると知った呉蔚全(ゴイゼン)と朱氏は、周瑩のしつけが上手いと感心していた。そんなある日、懐先の部屋の寝台の下から金仏(カナブツ)が出てきた。春杏が見つけた金仏を見た張(チョウ)媽は鄭氏が探していたものだと気づいて困惑する。そこで学堂帰りの懐先を捕まえて夫人房へ連れて行った。しかし懐先は金仏など見たことないと反発し、濡れ衣だと訴える。鄭氏は罪を認めない懐先に憤慨、手癖が悪いと分かっていたら養子にしなかったと言った。「僕だってごめんだよ!」「何て言い草なの?!」呆れた鄭氏はすぐ呉蔚全を呼び、中院にこの親不孝者を返すと決めた。「間違えを認めない子は追い出すまでよ」「自分で出て行くさ!」懐先は学童のかばんを捨て、部屋を飛び出してしまう。一方、王世均は店を見回っていた周瑩に懐先用の椅子を見せた。これを各店に置けば懐先も帳簿の勉強ができるという。「少奶奶の性格なら分かっています ある日、突然、出て行くでしょうから必要なことは今、話しておきます 少奶奶?私が呉家を守るのでどうかご安心を、もし帰って来たくなったらいつでもどうぞ ここは何も変わりません、私も、仲間たちも、あなたの帰りを待っています」周瑩は王世均が全てお見通しなのだと分かった。周瑩が屋敷に帰ると、懐先が出て行ったきり戻って来ないと聞いた。その時、懐先がいないと知った呉蔚全と朱氏が駆けつけ、なぜこんな騒ぎになったのかと責められてしまう。周瑩はともかく手分けして懐先を探すよう命じ、自ら松明を片手に山へ入った。すると山道で懐先の履物を見つける。やがて周瑩は狼に追われ、木の上に避難した懐先を見つけた。周瑩は松明で狼を追い払い、懐先の無事を確認して安堵する。しかし再び狼が現れ、周瑩は懐先を連れて逃げ出した。周瑩は高台に逃げることにした。そこで懐先を先に登らせていたが、飛びかかって来た狼に足を噛まれてしまう。「私に構わず早く逃げなさい」「にゃーん!早く!」懐先は周瑩を置き去りにできず、必死に手を引っ張った。やがて狼は急な坂道を登りきれずにあきらめ、周瑩たちは難を逃れる。しかし狼はまだ下の道を走って追いかけて来た。懐先は周瑩の手を引っ張り、懸命に走っていたが、やがて周瑩が倒れ、坂を転げ落ちてしまう。「にゃーん!」つづく
2020.04.05
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace最終話「緑梅の記憶」乾隆帝(ケンリュウテイ)弘暦(コウレキ)は慣例に従い秋の狩猟で皇室の狩り場・木蘭囲場(モクランイジョウ)に出かけた。人影もまばらとなった宮中、そこで烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は思い出の城楼に登り、ひとり感慨にふける。その日、如懿は夜になっても亭に座っていた。侍女・容珮(ヨウハイ)は夜風が冷たいので中に入るよう勧めたが、如懿はもう少しここにいるという。「あなたもお座りなさい…」「掟に反します」「掟など、どうでもいい、今までずっと忙しく立ち働いてきたでしょう?座って、私の相手を…」容珮が腰掛けると、如懿は容珮と初めて会った時のことを思い出した。あの時、無謀にも内務府の太監に詰め寄っていた容珮、あれからもう何年も経つ。「あの日のことは死んでも忘れません、私は身寄りがいません 娘娘に目をかけられ、お仕えできて、幸運でした」「幸運だったのは私の方よ…」恐縮した容珮は茶を献上すると、如懿は喉を潤して器を返した。「あなたとの出会い以外にも色々なことを覚えているわ… 叔母上に会うため初めて皇宮を訪れた日や、赤い壁と瑠璃瓦、特に赤い壁はとても高く感じたの ″墻頭馬上(ショウトウバジョウ)″を見た時、初めて弘暦に出会った、2人で抜け出し、城楼へ登ったわ 数年後、その城楼で″一緒になろう″と言われた、″私がついている、安心せよ″と… 私が側福晋として王府に輿入れした夜は、面紗をめくり、私の様子をうかがっていた 皇后に立てられる時はこう言われたわ ″ルーイー、誰もおらぬ頂きは寂し過ぎる、そばへ来てくれ″ 私は無意識にうなずいていた、一歩ずつ彼の元へと歩き、ここまで来たの」容珮はうっすら涙をうかべ、主人の気持ちは見ていて理解できたと告げた。「にゃんにゃん…皇上が恋しいのでしょう?」しかし如懿の気持ちは違った。「色々あったわ、思い出すと昨日のことのよう…でも何もなかったようにも感じるの 恋しいかしら?…いいえ」「娘娘、宮中であまりにも苦しまれたからでは?」「宮中では誰もが苦しむ、ここ何日か多くの人を思い出すの… 叔母上、阿箬(アジャク) 、琅嬅(ロウカ)、晞月(キゲツ)、緑筠(リョクイン)や玉妍(ギョクケン)、 意歓(イカン)のことはもちろん衛嬿婉(エイエンエン)でさえも… 以前、皇上に言ったわ、後宮の争いや謀(ハカリゴト)には嫌気が差すとね 寵愛や一族を守るため、多くの命が犠牲に…馬鹿げているわ 永璜(エイコウ)と永琪(エイキ)が生きていて、璟兕(ケイジ)と永璟(エイケイ)が成長していればどんなにいいか」すると2人は美しい月を眺めた。「容珮や、想像して見て…何も起きなかった後宮を… ←imagine?w 琅嬅や晞月、緑筠、玉妍、意歓が生きていれば、どうなっているかしら? ここで彼女たちも私たちと一緒にお茶を飲んでいるかしら?…きっと皇上もいるわね」如懿はいたずらっぽく笑うと、お茶を所望した。そして容珮にも飲むよう促す。2人はまるで別れの杯を交わすように一緒に茶を飲むと、如懿は新しい茶葉に替えるよう頼んだ。如懿は枯れた緑梅の植木を見た。禁足になってから面倒を見てきたが、やはり芽は出ない…。やがて容珮が茶葉を持って戻ってきた。「にゃんにゃん?」如懿は背もたれに寄りかかって寝ているようだった。しかし声をかけても返事はなく、肘掛に第12皇子・永璂への手紙が置いてある。容珮はすでに如懿の息がないと気づき、崩れ落ちるようにひざまずいた。木蘭囲場では慶嬪・陸沐萍(リクボクヘイ)が皇帝と共寝していた。すると早朝から太監・進保(シンホウ)が駆けつける。進保は慌てた様子でひざまずくと、翊坤(ヨクコン)宮の娘娘が亡くなったと報告した。知らせによると長らく労咳(ロウガイ)を患っていながら薬を飲まず、夜更けに亡くなったという。死に顔は穏やかで、容珮もすでに殉死していた。慶嬪は好い気味だとばかりに″翊坤宮の方″なら金冊(キンサク)も印璽(インジ)も受け取っていないと揶揄し、重病を秘密にしていたのは皇上への当てつけだと非難する。しかし呆然としていた弘暦が突然、激昂した。「朕と皇后のことに口出しするな!恥知らずめ!失せろっ!」逆上した弘暦は如懿を蔑んだ陸沐萍を追い出した。驚いた進保は皇帝をなだめ、葬儀はどうするか確認する。しかし弘暦は何も聞きたくないと声を荒げ、幕舎から全員を下げた。…出発前に会った時は元気だったのになぜだ、なぜ秘密に?…薬も飲まぬとは…なぜだ?翊坤宮で如懿の葬儀がしめやかに営まれた。悪事を尽くした衛嬿婉が報いを受け、これからだという時に…。妃嬪たちは涙に暮れ、その早すぎる死を悼んだ。しかし容妃(ヨウヒ)・寒香見(カンコウケン)だけは悲しいとも限らないという。「今ごろ昔の想い人と一緒にいるはず…」弘暦は翊坤宮にやって来たが、門の前から動けなかった。そこへちょうど永璂がやって来る。「額娘は…額娘は″自由になった″と仰せでしたが、本当ですか?」すると永琪は父に母の遺書を渡した。…永璂へ…わが子よ、どうか泣かないで…額娘は重い病から、やっと解放されたわ、自由になれたの…以前に話した通り、私の望みはあなたの幸せ…やりたいことをやり、額娘と同じように自由になって欲しい…己を大切に弘暦は如懿の本心を知り、永璂に遺書を返した。「額娘の遺品だ、大事に取っておけ」すると弘暦はそのまま引き返して帰ってしまう。養心殿には切り取られた肖像画と枯れた緑梅の植木があった。李玉(リギョク)は確かに如懿が労咳だったと皇帝に報告し、薬を拒んでいたので手の施しようがなかったという。「最期は安らかでした、昼間は容珮を連れて城楼へ登られたそうです その夜、外で茶を飲みながら眠るように逝ったと… そばには12阿哥への文と、この枯れた緑梅が置いてあったそうです」「…この絵は如懿が切断を?」「はい、ご自身の部分だけを切り取り、焼いたと…」弘暦は肖像画を持って宮廷画家・郎世寧(ロウセイネイ)を訪ねた。そこで如懿が切り取ってしまった肖像画を復元するよう命じる。しかし郎世寧は無理だと言った。「皇上?この絵を描いた当時をご記憶でしょうか? お二人はとても仲むつまじく、手を握り合っていました 私が手を握った姿を描きたいと申し出たら、皇后は″しきたりに反する″とおっしゃった でも皇上は″朕の気持ちには沿っている″と仰せになりました 皇上、このような言い伝えがあるでしょう?″絵の命は人より長し″と… ですが私が思うに、時として絵は最も無意味なものです 美しく忘れがたいものは目や心に記憶が残る、絵とは比較にはなりません 絵は一度、破れたらおしまいです、だからいかに良い絵でも執着するのは無駄なのです」「描きたくないのか?」「そうではありません、復元は不可能なのです 無理して描いても同じ絵にはなりません、お許しください」弘暦はひとりで城楼に登った。2人の美しい日々はもう2度と戻って来ない。弘暦は如懿の存在の大きさを改めて思い知らされ、後悔の念に苛まれた。ひとしきり泣いていた弘暦はようやく城楼から降りた。宮道で待っていた李玉は心配していたが、皇帝から勅命を伝えられる。「皇后は奇行を重ねた、よって皇后として埋葬はせず、皇貴妃の慣例に従う 皇后に関する史書の記載や絵は全て抹消し、天下にこう告げよ、″烏拉那拉氏、死去″と」皇太后は皇帝の如懿の布告に驚いて養心殿にやって来た。「ルーイーは皇后でした、皇后として葬らぬだけならまだしも、なぜ″烏拉那拉氏、死去″と? ″崩御″とするべきでは?ルーイーは廃后だと言いたいのですか?」しかし弘暦は廃后するつもりはないが、ただ如懿が自ら皇后を降りたのだと訴えた。結局、金冊と印璽を受け取らず、薬も飲まず、肖像画まで台無しにしたという。皇太后はそれでも如懿の亡骸を純恵(ジュンケイ)皇貴妃の墓に葬り、墓碑もなく、如懿に関する記述や絵も全て記録から抹消するとはやり過ぎだと諫言した。「あの者は公然と髪を切って何度も逆らい、朕の顔を潰した 横暴な振る舞いは厳しく処罰せねば、天下に示しがつきません! …皇額娘もおっしゃいました、如懿は寵愛や権勢、皇后の位に目もくれなかったと 本人が望まぬのに無理に与えるのですか?」弘暦は如懿が宮中には合わぬ者だったという。「…あいじゃー分かりました、皇帝はルーイーを自由にしたいのですね」皇太后はならばこれ以上、何も言わないと告げ、席を立った。しかし皇帝の机の上にある設計図に気づき、思わず警告する。「懸命に消し去ろうとするのは向き合えないからでは? 忘れようとするほど記憶に刻まれるものです」弘暦の設計した図面には″梅塢(バイウ)″とあった。それから9年後、弘暦はもっぱら養心殿の梅塢にこもってばかりだった。李玉は心配して散歩でもどうかと勧めたが、そこへ進保がやって来る。「皇上、慈寧(ジネイ)宮から使いが来ました、皇太后がお呼びです」すると弘暦はようやく重い腰を上げた。殿内に飾られた梅は美しい花を咲かせていたが、如懿が残した枯れた緑梅はやはり芽が出ない…。衛嬿婉の息子である第15皇子・永琰(エイエン)が妻を娶って親王に封じられた。弘暦はこの数年の活躍を見る限り永琰が皇太子に一番ふわさしいと話す。衛嬿婉の娘である第7公主と第9公主もすでに嫁いでいた。すると皇太后は皇貴妃だけが錯乱した老婆のごとく生きていると失笑する。「永琰が立派に育ったのに、あんな母親がいては体裁が悪い…片をつけてはいかがですか?」こうして生き永らえていた衛嬿婉は皇帝から鶴頂紅(カクチョウコウ/ヒ素)を賜る。乾隆40年、皇貴妃衛氏は逝去、炩懿(レイイ)の諡号を与えられた。弘暦は第15皇子・永琰を皇太子とする密建書をしたため、小箱に入れた。「…皇阿瑪が太子を選んだ時も、こんな心境だったのか?安堵と不安が交錯しておる」すると李玉は先帝が千古稀(マレ)な名君だったからこそ、皇帝を選んだのだと告げる。そんな皇帝は出藍の誉れ、慈悲深い君主と語り継がれるだろう。しかし弘暦はふと虚しさに襲われた。確かにこの生涯、夫婦の恩情と妃嬪からの敬慕、父母の恩や子女にも恵まれたが、その半分を失っている。「…もはや朕は一介の寡夫に過ぎぬ」嘉慶(カケイ)4年、太上皇となった弘暦はすでに髪も真っ白になっていた。今でも机の上には如懿の残した緑梅がある。弘暦は久しぶりに小さな化粧箱を出すと、如懿が刺繍した紅荔(ホンリー)と青桜(チンイン)の手巾が現れた。その下には如懿が断髪した時の髪の毛が入っている。弘暦は真っ白な辮髪から少しだけ髪を切り、如懿の髪と一緒にして再び蓋を閉じた。しばらくしてまだ若い宦官がお茶を運んできた。宦官は机にお盆を置いたが、その時、枯れ木の緑梅に新芽を見つける「太上皇…太上皇!緑梅が芽吹きました!」しかし弘暦は2度と目を覚ますことはなかった。「太上皇…太上皇!」西暦1799年、清高宗乾隆帝崩御、享年89歳だった。乾隆帝の死後、清の時代に烏拉那拉氏の女子が再び妃として入宮することはなかったという。終劇全87話、約11ヶ月に渡りご紹介してまいりましたが、ついに最終話を迎えましたジョウシュンの圧倒的な演技力、バッドエンドだと分かっていても見届けられたのは主演の2人のおかげかもしれません確かに″ドロドロの後宮ものは苦手〜″と言う方には無理(断言w)でもその奥にある世界観に入れる人には忘れられない作品の1つになると思います
2020.04.05
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烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter第5~7話ダイジェスト歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)は戦楓(センホウ)への思いを断ち切るため、瑩衣(エイイ)と直接対決!もし心根の美しい人なら身を引こうと思っていましたが、実は荘主の娘であるカールを羨み、憎んでいると知りますカールはこんな食わせ者のために戦楓が自分を捨てたのかと呆れ、むしろ心が晴れて別れを決意とは言え、破談になれば父を失望させてしまうと胸が痛みますそこで梨院に銀雪(ギンセツ)を訪ねましたが、戸は開きませんでした今日は15日、実は銀雪、毎月15日に寒気に襲われる発作が出るんですね~カールが戸越しに今夜の烈火山荘ファミリーが勢揃いの宴に行くのが怖いと漏らしますすると銀雪は現実に向き合うのが恐いのかと笑い、自分がここへ来たのはカールの平安のためだと言いました果たして銀雪は足長おじさんなのか、それともカオナシなのか…一方、烈火山荘の荘主・烈明鏡(レツメイケイ)は宴を前に武道場にいました″楓児の育て方を誤ってしまったよ~″とこぼす荘主その霊位は荘主の義兄弟であり戦楓の両親、戦飛天(センヒテン)と暗夜冥(アンヤメイ)のものでしたその夜、烈明鏡は宴の席で3年前に決めた通り、重陽節に娘と戦楓が結婚すると宣言します( ತ _ತ)<だが断る!戦楓は正式に破談を申し入れ、宴は騒然しかも大総管・裔浪(エイロウ)が荘主の命に背いた者は武功を捨てて山荘を去らねばならないと迫りましたするとカールは破談の原因が自分の心変わりだと伝え、罪をかぶります銀雪はどさくさに紛れてカールが好きなのは自分だと都合の良い助力w ←しかも誰も信じてないw裔大総管はそうなると荘主と弟子の問題ではないので、父娘で話し合うべきだと事態を収拾烈明鏡も最終的にカールの気持ちを汲んで破談を認め、2度とこの話を蒸し返さないよう命じます翌日、カールは戦楓を訪ね、別れを告げますいざとなると手放したくないのか、戦楓はまたブチュー!からの突き放す ←もうお腹いっぱいしかしカールはもうその手には騙されないんですね~残念でした(^ꇴ^)「これからはただの師兄と師妹よ、もう縁もゆかりもないわ…」そして小さな化粧箱を渡して去って行きました小箱の中にはハスの花びらが…これは寒さで蓮は育たないと知っていながら、戦楓が江南から数百もの苗を運んで植え続け、生き残った14株の蓮の花をカールに贈って告白したという思い出の花でしたそして重陽節がやって来ました玉自寒(ギョクジカン)はカールにどんな礼物を贈ろうか悩んでいると、玄璜(ゲンコウ)はカールを娶ったらどうかと進言します誰が見ても玉自寒がカールを好きなのは分かりますが、足のことがあるので控え目なんですね一方、銀雪はカールのため洛陽の品花楼から侍女たちを呼び、梨院を美しく飾りつけしていましたそこへ思いがけず銀雪にかんざしの絵が届きます「アンミカの絵だ…違う暗夜羅(アンヤラ)だ」ついに暗夜宮がうごめきはじめたようです山荘内が重陽節の準備に追われる中、刀冽香(トウレツコウ)は雷驚鴻(ライケイコウ)の妹探しを手伝っていましたすると雷驚鴻は条件とぴったり合った蝶衣(チョウイ)が妹だと気づきます本来なら間者となった妹を救い出すつもりでしたが、蝶衣が何も知らないため、このまま烈火山荘にいた方が安全だと判断、やはり先ずは継母を探ることにしかしどうやら侍女長の薫衣(クンイ)は本当の妹が自分だと分かっているようですその夜、梨院に招待されたカール桂花の醸造酒ですっかりほろ酔い気分になり、銀雪の正体を探ろうとします銀雪は品花楼だけでなく手広く商売をしているようですが、果たしてどこの門派に属しているのでしょうか「縹緲(ヒョウビョウ)派だ」「あら、まだ縹緲ってあるの?」「その姿を捉えるのは縁がある者だけだ」「仙人になれる?」すると銀雪は笑ってごまかし、お守りを贈ります「(なんじゃこりゃ?)腰につけておくわね~」薫衣と蝶衣は傷心のカールを心配していましたが、銀雪と笑顔で話している様子を見て安心しますしかし宴がお開きになって1人になったカールはやはりまだ立ち直れていないんですね~するとまた銀雪が現れ、縹緲の功力を使って幻影で酒瓶を見せて驚かせます( ತ _ತ)<そんなマジックいらんわそこで銀雪は美しい小型のランタンを出して飛ばします「これは″流火″だ」カールは喜びましたが、銀雪はこれがこの世で最も美しく、そしても最も邪悪な代物だと知っていましたそんな中、皇帝の第7皇子で静淵(セイエン)王・玉自寒は重病の皇帝から回宮を命じられます玉自寒はまだ幼かった頃にカールがくれた思い出の風鈴を持っていくことに当時、カールはこれがあれば耳が不自由な玉師兄にも風の音が見えるよ〜と渡していましたしかしそんな玉自寒に魔の手が…烈明鏡はカールを連れて武道場へいきなり上着に手をかけるからパパ!何するつもりだ!と動揺するも、出したのは烈火山荘の令牌″烈火令″でしたカールは自分に荘主を継がせるつもりだと知り、ふさわしいのは他の師兄たちだと拒否します↓パパ〜!といらぬ心配w一方、天下無刀城の少主・刀無暇(トウブカ)は都で第3皇子・景献(ケイケン)王と接触、玄冰盞(ゲンヒョウサン)を献上します見た目はただの玉の盃、しかしこれを濡らすと寒咒(カンジュ)という呪いにかかり、体が衰弱してやがて死に至るとか景献王は皇帝が寵愛する7弟を敵視しており、風細細(フウサイサイ)の父の件を探っていると知って邪魔になったのです戦楓と別れたカールは心機一転、山荘を出て江湖を見たいと希望しますパパはカールが荘主になるのが嫌だとしても出ていくのはダメ!絶対!そこで銀雪は自分と一緒に行くことを条件に烈明鏡を説得すると持ちかけます( ತ _ತ)oO(ま~た嘘だろ?しかし実は銀雪は烈火山荘の大恩人でした19年前、銀雪は烈明鏡を助けた代わりにある約束を取り付けていたんですね「19年後に会いに来ます、烈如歌を連れに…」烈明鏡は一人娘を手放すのを渋りますが、銀雪は暗夜羅がまもなく出関(こもっていた洞窟から出ること)すると警告、かんざしの絵を見せます「アンミカがィャ暗夜羅が出てくれば烈火山荘や武術界へ報復を始めるでしょう カールを巻き込まないよう縹緲峰へ連れて行かねば」こうして烈明鏡はカールを送り出すことになりましたそこで万が一の時のために烈火令を渡します父の最後の願いと言われ、仕方なくカールは持って行くことに…ここで弟子の有琴泓(ユウキンオウ)は品花楼へ戻り、雷驚鴻と刀冽香も烈火山荘をあとにします皇帝は皇宮に戻って来た玉自寒を暖かく迎え、景献王が献上した玄冰盏を授けます自分の病には効果がないが、足の病に効果があるとかさらに第2皇子・敬陽(ケイヨウ)王が連れて来た民間の神医・艶娘(エンジョウ)の治療を受けるよう命じます玉自寒が屋敷に戻ろうとすると景献王が引き止め、自分の周りを嗅ぎ回るなと釘を刺しました「さもないと妓女1人では済まぬぞ…」何だか嫌な予感、そこで屋敷へ戻る前に品花楼へ出向きましたが、すでに風細細は死んでいました玉自寒は皇帝の手前一応、艶娘を王府へ連れて来ましたが、治療は必要ないと追い返しますそりゃそうですよね、艶娘は霹靂(ヘキレキ)門の二夫人で銀雪の命を狙っているわけですから「でもその理由を知りたくありませんか?」艶娘は皇帝の寵愛する第7皇子を治して手柄を上げたいと訴えます心配なら指示だけ出すので、実際には屋敷の名医・赤璋(セキショウ)が鍼を打てばいいと…そこで玉自寒はなぜ銀雪を狙うのか聞きました艶娘は家族を傷つけたからだと答えます「ふっ、あれは人ではない、百年も生き続ける老怪物です」←ある意味正解w( ゚ロ゚)<やっぱりカオナシだった!玉自寒はそんなカオナシと一緒にいるカールを心配し、黄琮(コウソウ)を烈火山荘へ送りますその夜、カールと銀雪は山で野宿することに銀雪はお腹が空いたカールのために氷の弓矢セットを出して飛んでいる鳥を射落します(๑╹ω╹)<よっ!お見事!銀雪はカールが以前と同じように″見事だ″と言ったことに動揺し、急に居たたまれなくなって鳥を取りに行ってしまいます(  ̄꒳ ̄)鳥を取りに…(´゚艸゚)∴ブッ玉自寒は何も知らずに玄冰盞で茶を飲むと、早速、艶娘の指示で赤璋が頭に鍼を打ちますすると驚いことにカールからもらった風鈴の音ががが!この治療を数日ほど続ければ、ちゃんと聞こえるようになるとか…カールと銀雪は旅の途中、平安鎮で武林の人間が上納金を巻き上げ、民が苦しんでいると知ります2人は真相を探るべく平安鎮へしかしここで長居するには仕事が必要だというカールそこで銀雪は″天下一の美女″の異名でおばちゃんたちに愛想を振りまき、カールはおばちゃんたちから焼餅(シャオピン)作りを学んで店を出すことになりました ←ってこの流れどうなの?w烈火山荘へ駆けつけた黄琮でしたが行き違いしかしちょうど荘主のCIAこと青龍堂(セイリュウドウ)からカールが平安鎮にいると知らせが届きます黄琮は早速、平安鎮へ行くことにしますが、烈明鏡は銀雪ならカオナシではなく自分を救ってくれた恩人だと安心させましたまた烈明鏡も平安鎮にある段雷(ダンライ)荘の荘主・謝厚友(シャコウユウ)に娘を密かに守って欲しいと手配謝厚友は孫・謝小風(シャショウフウ)をカールの焼餅店に送り込み、小姐の様子を報告させることにします一方、戦楓もカールが平安鎮にいると知り、青龍堂へ1日3回、報告を送れと命じましたついに耳が聞こえるようになった玉自寒艶娘はそこで帰って行きましたが、その後、玉自寒は急に倒れてしまいます結局、艶娘は王府を出る前に捕らえられてしまいますが…焼餅店に謝小風と江南へ戻ったと思っていた雷驚鴻が仲間入り↓″カール判子″ができたよ〜これを焼餅に押そうよ〜って…(´ -ω-)カールは小風の様子から上納金を巻き上げているのが段雷荘ではないと判断、天下無刀城を疑います平安鎮は東に段雷荘、西に無刀城があるんですね~次第に距離を縮めていくカールと銀雪そんな中、2人が仲睦まじく焼餅店を始めたと知った戦楓は酒の量も増えているご様子です銀雪は偵察がてらみんなで天下無刀城にある酒楼・洞賓楼(ドウヒンロウ)へ行くことにそこには偶然にも刀冽香がいました刀冽香は思いがけず憧れの銀雪と再会しかしカールや雷驚鴻との付き合いを兄から咎められていたばかり、そこでそっけない態度で帰ってしまいますさて銀雪たちが酒楼から帰ってみると、焼餅屋は天下無刀城に壊されていましたカールと銀雪はこれが刀冽香からの警告だと気づきますつづく(  ̄꒳ ̄)うーん、このお焼きエピっているのかな~?
2020.04.04
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第6話「志の継承」その夜、聶懐桑(ニエホワイサン)は彩衣(サイイ)鎮から戻った魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)と江澄(ジャンチョン)の部屋を訪ねた。3人は早速、魏無羨がこっそり買って来た天子笑(テンシショウ)で酒盛りを始めたが、騒ぎすぎて藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)に見つかってしまう。( ತ _ತ)<戒律堂で罰を受けよ!(^ꇴ^)<ぁ~何て堂かな~?藍湛は来ないなら人を呼ぶと脅して出て行こうとしたが、その時、魏無羨は咄嗟に2人を先に逃がして藍湛の背中に呪符を張った。魏無羨は術で言いなりになった藍湛に酒を飲ませた。しかし飲んだことがない藍湛は1杯だけで酔いつぶれ、そのまま倒れてしまう。魏無羨は仕方なく藍湛を寝台に寝かせ、堅物の藍湛をからかい出した。そこでこっそり抹額(マッコウ)に触ろうとしたが、藍湛が急に目を覚ます。この抹額に触れていいのは父母と妻子のみ、酔っていても掟には逆らえない。(」゚ロ゚)」<抹額が曲がってるぞ?(๑°⌓°๑)<曲がってる?!↓抹額を直すたんたん魏無羨は藍湛の父親も同じように堅物なら、母親はさぞ退屈だったろうと呆れた。すると藍湛は母ならいないとポツリと言う。魏無羨は悪いことを聞いたと思い、自分が4歳の時に両親が死んだと教えた。「同じく天涯孤独の身、さあ乾杯しようぜ!」こうして酔いつぶれた2人はすっかり寝過ごしてしまい…。藍啓仁(ランジーレン)が雲深不知処(ウンシンフチショ)へ戻って来た。清談(セイダン)会で清河(セイガ)聶氏の宗主と会って来たが、同様の摂霊事件が起こっており、やはり首には赤い痕が浮かんでいたという。すると沢蕪君(タクブクン)こと藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)も碧霊湖で水の怪に異変があったと報告した。その際、魏無羨が摂霊事件と関係があると疑っていたという。「魏無羨?確か蔵色散人(ゾウシキサンジン)の?」「魏長沢(ウェイチャンゾー)と蔵色散人の子です」「どうりで悪知恵が働くわけだ…母親と同じだな」すると松風水月に魏無羨が座学の弟子と酒を飲んでいたと報告が来る。藍曦臣は失笑したが、驚いたことにその中に忘機もいたと言うのだ。藍啓仁は激怒し、魏無羨たちを松風水月へ連行させた。焦った魏無羨は藍湛には自分が飲ませたとかばったが、藍啓仁は騒ぎばかり起こす魏無羨に怒りが収まらない。「雲深不知処をどこまでかき乱す気だ!いくら母親が蔵色…はっ」「?!先生!母を知っていると?」しかし藍啓仁は口をつぐみ、首謀者の魏無羨と藍湛に罰として戒尺で300回、江澄と聶懐桑は見せしめとして50回を命じた。江厭離(ジャンイエンリー)は罰を受けた魏無羨と江澄を迎えに来た。その帰り道、偶然、沢蕪君と出くわしてしまう。気まずい魏無羨は避けようとしたが、沢蕪君に呼び止められ、裏山の冷泉で療養すれば背中の傷が早く治ると教えてもらった。そこで今ではあまり記憶に残っていない母のことを尋ねてみる。すると藍啓仁は蔵色散人と叔父はかつて学友だったと説明した。「叔父は品行方正だったが、ご令堂は…君と全く同じだったとしか言えぬ」「ああ?」「だから叔父が厳格でも恨まないでくれ、叔父とて…(ふっ) 叔父も髭をたくわえるのは苦労しただろう」そう言う…(´・ω・)(・ω・)(・ω・`)…こと?一方、陰鉄(インテツ)を探している温情(ウェンチン)は術を使って仙督に3つの言葉を送信した。…碧霊湖…水行淵…白瞳現(る)すると温情は陰鉄が水中にあると気づいた。藍湛が冷泉で療養していると、あのうるさい魏無羨がやって来た。驚いた藍湛は咄嗟に身なりを整え、どうしてこの場所を知っているのか怪しむ。すると思いがけず魏無羨は沢蕪君が教えてくれたと言った。( ತ _ತ)oO(お兄コイツッ!魏無羨は遠慮なく冷泉にバシャバシャ入ってくると、手合わせで引き分けた藍湛を評価していると褒め、友だちになりたいという。( ತ _ತ)<だが断る!人付き合いが苦手な藍湛は先に上がることにしたが、追いかけて来たはずの魏無羨が急に消えた。藍湛は付近を警戒したが、突然、水の中に引きずり込まれてしまう。魏無羨と藍湛は冷泉の下にある洞窟に転がり落ちた。すると洞窟の奥に琴があり、姑蘇(コソ)藍氏以外の者が近づくと弦殺(ゲンサツ)術が放たれる。しかもこの琴は藍氏の禁紋(キンモン)封印で、なぜかその近くにいるウサギたちは無事だった。( ತ _ತ)<ウサギが藍氏の抹額を…魏無羨は抹額が主人を見分け、法力もあると思い出し、抹額があれば攻撃されないと分かった。(」゚ロ゚)」<ランジャン!抹額を貸してくれーっ!そこで藍湛は魏無羨の元へ駆けつけ、抹額を外して2人の手首にくくり付けた。魏無羨は藍湛のおかげでようやく琴の場所までたどり着いた。藍湛は恐らく亡くなった藍氏の祖先の遺物だと考え、早速、琴を弾いてみることにする。物知りの魏無羨は藍湛が問霊(モンレイ)を試したと知っていた。問霊は琴を弾くことで先人と交流することができる姑蘇藍氏の秘伝の技だ。その時、突然、誰かの叫び声が聞こえた。『岐山(キザン)温氏!』『姑蘇藍氏!』『雲夢(ウンム)江氏!』『蘭陵(ランリョウ)金(ジン)氏!』『清河聶氏!』『仙山を殺し、陰鉄を葬れ!』『仙山を殺し、陰鉄を葬れ!』…どうやら五大世家がどこかの門派を滅ぼそうとしているらしい。それにしても陰鉄とは何なのか。「陰鉄は不吉よ、言及せずとも良い」冷泉から魏無羨と藍湛の姿が消えた。江厭離も江澄と一緒に魏無羨を探していたが、途中でめまいに襲われてしまう。そこで江澄は川沿いで姉を待たせ、捜索に戻った。ひとり残った江厭離は川の水を飲もうと岩場に足をかけたが、うっかり滑って後ろに倒れてしまう。しかし偶然、通りかかった金子軒(ジンズーシュエン)が抱きとめ、気をつけるよう告げて去っていった。魏無羨と藍湛の前に現れたのは藍翼(ランイー)だった。藍翼は姑蘇藍氏で唯一の女家主、弦殺術を編み出した祖先だ。実は生涯最大の過ちの代償として残りの霊力を使い、陰鉄を抑えていたという。すると藍翼は2人の前に陰鉄の欠片を出した。「禁紋封印は徐々に効力が薄れつつある、私の霊識も弱まる中、あなたたちが来た…これも天意ね」数百年前、陰鉄はまだ欠片ではなかった。かつて夷陵(イリョウ)の乱葬崗(ランソウコウ)は一面の仙山で、当時、最強の国師・薛重亥(シュエチョンハイ)の拠点だったという。しかし当時、名を轟かせていた薛重亥がなぜ陰鉄に怨念を吸わせ、人々を犠牲にしたのか、今となっては分からなかった。薛重亥は古の妖獣・屠戮玄武(トリクゲンブ)を操り、仙門の衆派を虐殺、瞬く間に世は暗黒に包まれ、暴走は止まらなくなってしまう。そこで五大世家は協力して薛重亥を殺し、屠戮玄武を鎮めたが、大勢が命を落とした。気がつけば夷陵仙山は屍ばかりの乱葬崗に…。一方、残された陰鉄は人間の霊識を吸いすぎて怨念は消えなかった。陰鉄は本来、天地の気を吸う至宝だが、薛重亥により人間の霊識や修師の霊元まで吸収した結果、陰鉄は怨念に満ちて浄化できなくなっていたという。…岐山温氏の祖先・温卯(ウェンマオ)は伏魔(フクマ)殿に乗り込んだ…薛重亥は紅眼が現れ、気が触れたように高笑いしている…「ウェンマオ、お前たちの末路も私と同じだ!」…すると突然、扉が閉まってしまうその後、五大世家は陰鉄を鎮め、いくつかの欠片とした。そして二の轍(テツ)を踏まぬよう霊脈の豊かな地に隠し、後世に陰鉄を伝えぬよう五大世家で決めたという。「前輩、陰鉄が本当に天地の気を吸収できて、それを利用できるのなら…」「うぇいいん!」藍湛は思わず魏無羨を止めた。しかし驚いたことに、藍翼は自分が考えたことと全く同じだという。藍翼は女子として家主を継ぎ、非難にさらされた。大鉈(オオナタ)を振るうべしと古いしきたりを廃し、新しい道を模索してきたが、藍氏のために一生を捧げても、数々の妨害に遭ったという。「その後、友の抱山散人(ホウザンサンジン)と語らっていた時、彼女が陰鉄のことに触れたの…」「抱山?前輩、抱山散人と親しかったのですか?」「抱山は私の生涯で唯一の知己よ…でも私は彼女を裏切った」藍翼は陰鉄のことを知って夜も眠れなくなった。そこで数百年間、所蔵される書を読み、ついに藍氏の祖先が持ち帰った陰鉄の欠片が眠る場所の手がかりを見つける。それがここ寒潭(カンタン)洞だった。寒潭洞は霊脈も豊富で四方の寒気が集まり、永遠に凍らぬ寒潭を作っている。冷泉の源泉だけでなく、陰鉄を封印するには絶好の地だった。当時の藍翼は魏無羨と同じように誰の言葉にも耳を傾けなかったという。「浄化できねば操られます」実は抱山も藍湛と同じように藍翼に忠告していた。しかし藍翼は心に恥じぬよう生きてきた自負があり、藍氏の門派を広めたいと己の意志を貫くことしか頭になかったという。結局、抱山の制止も聞かず禁地へやって来たが…。「まさか…私が間違っていたわ…」藍翼は陰鉄を浄化することができなかった。それどころか大きな災いを招いてしまう。禁紋を解かれた陰鉄は2度と封印できなくなったのだ。何度、試しても成功しないどころか、藍翼は逆に深手を負った。最後の手段は自らここに留まり、霊識で禁地を守るしかない…。つづく( ゚ロ゚)なるほど!そこからの薛洋なのか~(←自己解決w
2020.04.04
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第62話「養子選び」周瑩(シュウエイ)は呉家の孫世代から養子を選ぶことになった。しかし甥たちとはたまにしか会ったことがなく、誰を選べばいいのか皆目見当もつかない。そこで鄭(テイ)氏は5人の孫たちを東院に呼んで、腕比べさせることにした。西院の呉蔚武(ゴイブ)には玉勝(ギョクショウ)と玉同(ギョクドウ)が、中院の呉蔚全(ゴイゼン)には玉進(ギョクシン)、玉林(ギョクリン)、玉成(ギョクセイ)がいた。玉勝は養子に選ばれる自信があったが、陳(チン)氏は一番年上なので難しいかもしれないという。一方、中院の3人は養子など興味がなかった。できれば辞退したいところだが、祖父が許してくれそうにない。特に一番年下の玉成は兄たちに養子に行きたくないと訴え、腕くらべより2日後に孵化する小斑鳩(コイカル)の卵が盗まれないか心配していた。腕くらべ当日、まずは王世均(オウセイキン)が″商いの道″という題目で作文を書かせた。子供たちは皆、良く書けていたが、そんな中、玉成だけは絵を描いてしまう。呉蔚全は不真面目な玉成を叱りつけると、玉成は養子になどなりたくないと訴えた。しかし玉成の絵を見た周瑩は、子供には子供のやり方があると理解を示し、次のお題に移る。次は江福祺(コウフクキ)の計算問題だった。「私は銀8両で鶏1羽を買い9両で売りました それを10両で買い戻し、また11両で売りました、私はいくら稼ぎましたか」正解したのは玉林と玉進だったが、玉成はまたしても数字ではなく文字を書いた。「″江先生、君はおしまいだ″…どう言う意味ですか?」「鶏に8両も使うなんて、僕が主人なら江先生をクビにする!」周瑩は思わず失笑し、いよいよ最後のお題になった。すると趙鴻伍(チョウコウゴ)が皆に銀子を20両ずつ渡し、2時間以内に使い切りるよう指示する。この銀子を最も有効に使った人が勝者だ。街に出た子供たちはのどが渇いたと訴え、年長である玉勝が冷茶をおごってやることにした。すると玉林は自分の冷茶に何かを入れ、玉勝に前に置く。玉勝は気づいていたが、知らないふりをして飲み干し、ここで別れて買い物を始めようと言った。その時、玉成がお願いがあると引き止める。実は自分の20両を分けてみんなで使って欲しいと言うのだ。そこで4人は5両ずつもらうと、玉成は小斑鳩の雛を見てくると言って帰ってしまう。最初に戻って来たのは玉林だった。玉林は20両で腕輪を買い、別の店で80両で売っていたと告げる。「それに玉は時間がたつほど価値が出ます、2年後には200両で売れるかと…」確かに玉林には目利きの才があるようだった。次に戻ったのは玉進だった。玉進は薬材でも値が高騰している人参(ニンジン)と当帰(トウキ)を買って来たという。今買えば当然、損するが、玉進は顔色が悪くて痩せてしまった周瑩のために買ったと言った。鄭(テイ)氏は何と優しい子なのかと感激し、周瑩も顔がほころぶ。そこへようやく玉同が駆け込んで来た。しかし買って来たのはおもちゃやサンザシ飴、自分が楽しければ有効だという。すると張(チョウ)媽は思わず散財ぶりが誰かに似ていると笑った。なぜかしっかり者の玉勝が遅れて戻ってきた。急な腹痛で何度も厠へ駆け込んだという。そんな玉勝が買ったのは馬草だった。涇陽(ケイヨウ)では馬草が安いが、興平(コウヘイ)で売れば3両は稼げるからだ。すると玉勝はまた腹が痛くなり、慌てて厠へ向かった。玉成はなかなか戻って来なかった。やがて韓三春(カンサンシュン)が玉成を抱いて連れて来たが、よその子供と喧嘩していたという。呉蔚全は喧嘩と聞いて驚き、何があったのか聞いた。「小斑鳩の雛を食べられた!せっかく生まれたのに…」Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 食べた?!「勝ち目のないケンカはするな!」「負けても戦う!」すると趙鴻伍は20両で何か買えたか聞いた。しかし玉成はみんなの買い物が終わったなら自分の分を使い切ったという。「有効に使ったよ?僕の銀子ならみんなに分担してもらった」呉蔚全と朱(シュ)氏は孫の失態に怒り心頭だったが、ともかくこれで腕比べは終わった。玉成はのんきに玉同からもらったサンザシ飴を食べていた。すると周瑩が驚いたことに玉成を東院の養子にすると発表する。喜んだ朱氏は玉成からいきなりサンザシ飴を取り上げると、早く周瑩を母上と呼ぶよう強要した。何が何だか分からなかった玉成だったが、自分が養子に選ばれたと知る。「うわーん!嫌だ~!養子になりたくない!勘弁して~!うわーん!」呉蔚武は納得がいかなかった。腕比べでは優れた者が選ばれるはず、玉成はすべてのお題で一番劣っていたという。しかし周瑩は玉成に常識外れな天性の才能があると言った。「玉成は作文で絵を描きました 大きな木の下に家族が集まっている絵は、自分が大木になり家族を守るという意思の表れ つまり善良で責任感が強い、商人の基本です 計算問題でも玉成の答えは不正解とも取れます、でも人並み外れた見識を備えているとも言える 独創的な発想は商人に欠かせません 最後のお題で4人は物にお金を使いましたが、玉成は人にお金を使ったのです まだ幼いのに人を使うなんて驚きでした」こうして周瑩は枠にとらわれず能力を発揮した玉成を選んだ。玉成が養子を嫌がっていることも分かったが、周瑩は腕比べに参加した以上、今さら後戻りはできないと告げる。「これは″母″からの最初の教訓よ、この世の大半のことは思い通りにならない 受け入れるしかないの」鄭氏や春杏(シュンアン)は周瑩の様子が変わったと感じ、これで東院に残ってくれると期待した。中院に戻った玉成は物陰でひとり涙に暮れた。偶然、通りかかった玉林は東院に行きたくないと訴える弟のため、思い切り暴れて周瑩を怒らせればいいと吹き込む。そうすれば周瑩の気が変わって中院に戻れると言うのだ。春杏は夜更けになっても灯りがついている書斎に向かった。すると周瑩が玉成に学ばせる書物を選んでいる。「これが1年目、これが2年目、3年目、この帳簿も…学ぶべき所に印をつけたわ」「慌てなくてもまだ先のことです、ふふ」「出て行くから悠長にしていられない …玉成が早く独り立ちできるよう、お膳立てしてやれば安心して去れる」春杏は周瑩が本当に出て行くつもりだと知り、落胆した。翌朝、玉成が東院へ越してきた。春杏は使われなくなって久しい学徒房へ玉成を連れて行くと、そこで周瑩が待っている。「ひざまずいて…私にではなく関羽(カンウ)像に向かって」像の横には大きく″誠″と″信″の字が刻まれていた。周瑩は第3話で呉蔚文(ゴイブン)から教え込まれた通り、玉成にも戒めを教え込む。「″誠″とは確かな品で正しい値であり、″信″とは高い信用と名誉よ!」すると周瑩は最後に新しい名前を授けると言った。「今日からあなたは″懐先(カイセン)″、字(アザナ)は″念昔(ネンセキ)″よ」「ヤダヤダヤダヤダーッ!名前は変えたくない!」しかし周瑩は無視して帰ってしまう。懷先は自分の部屋に案内されるなり暴れ出した。裁縫が苦手な周瑩が自ら縫った布団も寝台の外へ投げ捨ててしまう。春杏は手こずったが、そこへ周瑩が現れた。「懷先?今夜、布団なしで寝るの?」「なしでも寝てやる!」「好きにして」すると周瑩は出て行ってしまう。春杏はなぜ玉成を選んだのか分からなかった。他にも利口で素直な子がたくさんいたのに…。「懷先は誰かに似ていると思わない?昔、この東院にいたわ 懷先と同じようにここから出て行くことばかり考えてた」「言われてみれば…東院に来た頃の少奶奶に似ています」「私だけじゃない…」「四叔?」「まだいるわ…」しかし周瑩は名前を出さなかった。つづく(TㅅT)学徒房のシーン、泣けたわ〜
2020.04.03
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三生三世十里桃花 Eternal Love第47話「大きすぎる代償」天枢(テンスウ)が十里桃林にやって来た。九重天で折顔(セツガン)に助けて欲しい人がいるという。折顔は薬王でもお手上げなほど深刻なのは夜華(ヤカ)だとすぐ分かった。駆けつけてみると、夜華は天族皇太子でありながら腕を失っただけでなく、一生分の修為を全て丹薬にしていたと知る。折顔は自分が駆けつけたから助かったものの、これでは天君に即位する際、天雷と荒火(コウカ)に耐えられないと叱った。しかし夜華はさして重要なことではないという。「フッ、そうさ、重要じゃない、重要なのは君の心の中にいるあの小狐狸なのだろう? 彼女は何も知らずに大喜びで師匠を救っているって言うのに…」折顔は呆れたが、さらに夜華は自分の姿を見て阿離(アリ)が悲しまないよう法会に行かせていた。「そなたは男でひとつで育ててきた…頭が下がるよ」一方、西海では玉魂のおかげで疊雍(チョウヨウ)が全快していた。疊雍は白浅があまりに親身になって看病してくれたことから自分に好意があると誤解し、感謝しているが自分の好みではないと伝える。白浅からこの話を聞いた疊風(チョウホウ)は失笑し、これからは自分が兄の世話をすると申し出た。疊風は白浅から言われた通り、自分の目で折顔の仙気が師匠の元神をしっかり養っているか確認することにした。しかしそこで驚くべきことが…。疊風は慌てて白浅を連れ戻し、兄はすでに眠らせていると教えた。白浅は早速、追魂術で確認したが、確かに墨淵(ボクエン)の元神が膨大で勢いのある仙気に養われ、近づくことすらできない。…数万年の修為が発する仙気だわ、この分だと師匠はじき目覚める…でもこれは折顔の仙気じゃない…静かで秘めやかだけど力強く威圧感もある ←全然イメージ湧かないw…(はっ)これは夜華よ白浅の意識が身体に戻ると、強い仙気の反動で喀血した。なるほど、道理で折顔が話をはぐらかしたはずだ。瀛州(エイシュウ)に行ったのなら無傷なわけがない。それにしても折顔はなぜ自分を騙したのだろうか。すると疊風は皇太子が司音に拒まれることを案じ、折顔に丹薬を託したのだと言った。白浅は西海を引き払い、その足で天宮へ向かった。すると紫宸殿の夜華はまるで何事もなかったかのように装い、むしろ白浅の身体を心配する。「神芝草(シンシソウ)を守る猛獣はどんな姿形なの? 折顔がくれた丹薬はあなたが作った、そうでしょう?修為はまだ残っているの?」「分かった正直に話そう… 天君の命で東海へ行き瀛州を通りかかった時、ふと神芝草のことを思い出して何株か採ってきた 猛獣の姿形だが美しくない、愛くるしければそなたに贈ってもよかったが…」夜華の作り話は続いた。「丹薬はあなたが作ったのに、なぜ折顔はそのことを隠したの?」「折顔上神は私が作ったことを言わなかったのか?ふっ、困った人だ、私の手柄を奪うとは」「ハァ~」「案ずるな、私は生まれつき修為が多く、昔、天君からも頂いた、多少は減っても何ら問題ない」「…今日はずっと左手しか使ってないわね?もう少し右手も使ったら?」「実はうっかり檮杌(トウコツ)に噛まれてね、だが軽い傷だ、薬王はひと月ほどで治ると…」…夜華、この年になればあなたの嘘くらい見破れる…でも私のために嘘をついてくれているのね白浅は夜華の話に合わせることにした。「それを聞いて安心したわ」「浅浅、心配しないでくれ、それより疊雍は丹薬を飲んだばかりだ、体調を崩すやも 九重天にいる場合ではないだろう?」…相当、無理してるわ…耐えきれなさそうね「そうね、じゃあ行くわ…ゆっくり休んで」白浅は寝殿を出た。すると起きているだけで精一杯だった夜華はこらえきれず、激しく咳き込んでしまう。苦しそうな声を聞いた白浅は嗚咽を漏らさぬようこらえ、そのまま十里等林へ向かった。白浅は折顔から経緯を聞いた。夜華は白浅を西海にとどまらせ、天君へ奏上を出したという。東海の瀛州の神芝草はいかに天に背くのか理屈を並べて一掃したいと訴え、天君は大いに賛同して許可していた。この奏状があれば夜華が深手を負って戻っても、まさか白浅のために満身創痍になったとは誰も思わない。折顔は自分が夜華の傷の手当てをして失った右腕も作り、数万年ほどで徐々に使えるようになるかもしれないと安心させた。「何てバカなことを…」「夜華はお前の許嫁として墨淵への借りを代わりに返したてくれた 私に嘘をつかせたのは、夜華の丹薬だと知ればお前が拒むと分かっていたからだ」「ハァ~夜華は私の性格をよく分かってるわ…」白浅はいてもたってもいられず、何もできなくても夜華のそばにいたいと訴えた。折顔は夜華の苦心が無駄になると警告したが、白浅はこのまま騙されたふりをするという。「ならば行くがいい、滋養の丹薬がある、ついでに持って行け」白浅が突然、紫宸殿に現れた。夜華は笑顔を見せたが、白浅は何と言葉をかけて良いのか分からない。「?なぜ私を見つめる?」「ゥ…あなたの姿が素敵だと思って…」ふと自分の身体を思い出した夜華は気まずくなった。「疊雍の世話はどうした?夜更けに突然、来るとは…何かあったのか?」「疊雍は大丈夫よ、もう私の世話は必要ないわ 私はあなたの手が心配で…何かと不便だろうから、手伝えればと思ったの」「(ウム…)浅浅…おいで」寝台に座った夜華は自分の隣に来るよう促した。「ア…よくないわ、私はやっぱり阿離(アリ)の宮殿に泊まるわ…もう休んで、明日また来る」そう言って白浅が踵を返すと、急にロウソクの炎が消えて夜華が背後から抱きしめた。「私には左腕しかない、嫌なら振りほどけ」「…じゃあ今夜、寝台を半分、使ってもいい?」「フフ…その細身の体なら半分も必要ない…」こうして白浅は寝台に横になったが、どう接したらいいのか分からず背を向けた。夜華はそんな白浅に身体をぴったり寄せると、ふと本音を漏らす。「…すべて知ったのか?やはり借りを作れないのだな」「うん…借りを作るのは好きじゃない」「…寝たのか?」「…ええ、もう寝た」やがて夜華は急に苦しくなって目を覚ました。隣を見ると白浅はよく眠っている。夜華は白浅を起こさないよう寝台を抜け出し、中庭に出てから激しく咳き込んで喀血した。寝台からその様子を見ていた白浅は飛んで行きたい衝動に駆られたが、夜華の面目のため知らないふりをして布団に潜り込む。すると夜華はそっと殿内に戻り、寝台に滑り込んだ。背を向けていた白浅は気付かれぬよう涙をぬぐい、わざと寝返りを打って夜華に腕を回す。夜華は驚いて白浅の顔を見たが、白浅は眠ったふりをしていた。その頃、臙脂(エンジ)は夜華から分けてもらった神芝草で丹薬を作ろうとしていた。しかし自分の修為では駄目なのか、激しく喀血して倒れてしまう。ちょうど臙脂の様子を見に来た離鏡(リケイ)は慌てて駆けつけると、自分たちの妖気を丹薬にできるのは崑崙虚にある墨淵の煉丹炉だけだと教えた。無論、崑崙虚の敵である翼族が借りられるはずもない。それでも臙脂は崑崙虚へ行かせて欲しいと懇願し、激怒した離鏡は臙脂を軟禁するよう命じて出て行ってしまう。そこへ将軍が慌てた様子でやって来た。「若水河畔が突然、赤くなり、紅蓮業火(グレンゴウカ)も現れました!先王が戻る兆しです!」こうして大紫明宮はにわかに慌ただしくなる。臙脂はその隙に病児を連れ、こっそり崑崙山へ向かった。一方、素錦(ソキン)は仙娥から白浅が密かに紫宸殿に来ていると聞いた。これまで何度も策を弄しては失敗し、結局、夜華と白浅の仲を引き裂けずにいたが、素錦はふと白浅の弱点に気づく。それは自分と同じく夜華を深く愛していることだった。「いずれ機を見てじっくり素素(ソソ)のことを話すわ…」翌朝、白浅が目を覚ますと、夜華に見つめられていた。「起きてたの?よく眠れた?」「そなたがいれば、よく眠れる…そなたは?」「…阿離に会いたいわ」「霊山で霊宝天尊の法会があるから成玉(セイギョク)に連れて行かせた、明日には戻って来る」「…あなたには感心する、霊山に行かせたのは負傷した姿を見せないためね」すると白浅は夜華にしがみつき、2人は二度寝した。その頃、阿離は霊山で大好きなさとうきびを取っていた。すると成玉元君が偶然、竹林の中にいる東華帝君と霊宝天尊の姿を見かける。成玉は咄嗟に阿離を連れて物陰に隠れると、二人の話に聞き耳を立てた。「上古の神々は次々と大難に遭い混沌に戻った、生き残ったのはわずかだ …帝君も大難に遭ったようなものでは?」「いかにも…心が死ぬほどの難だ」成玉元君は阿離を連れて帰ることにしたが、何とも陰鬱な気分だった。すると阿離は成玉が帝君の話を聞いてから落ち込んでいると心配する。「"大難"の意味を?」「神仙が試練を受ける話でしょ? 僕たちは苦労しないで神仙の位を持っているから、試練ぐらい受けないと不公平なんだ 乗り越えれば昇格して、失敗すれば消えてしまう」「いいえ、大難はもっと恐ろしい…霊宝天尊の口ぶりだと帝君は危険だわ」大難を乗り越えた神仙はほとんどいない。つまり大難に遭うと言うことは混沌に戻るということだった。成玉は早く白鳳九(ハクホウキュウ)に伝えなければと気づく。「にゃんちんも上神だよ?いつか大難に遭ったらどうしよう?」「どんな貴い神仙も命には限りがある…早く母上に親孝行しなければ」「大変だ!すぐ天宮に戻ってにゃんちんに会わなきゃ!」つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)ぁぁぁ〜誰か〜早く夜華の髪の毛を結ってくださいwそれにしてもやっぱり夜華の声いいわ〜(๑´ω`๑)♡
2020.04.02
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※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です陈情令 The Untamed 第5話「湖の怪」藍啓仁(ランジーレン)を怒らせ、座学を追い出された魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)。ふてくされて裏山に行くと、そこで再び温情(ウェンチン)を見かける。魏無羨は裏山に何か秘密があると考えたが、その時、何者かの気配に気づいて思わず剣を抜いた。しかし相手が藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)だと気づいて手を止める。魏無羨は罰として蔵書閣で「礼則編」を1000回写すよう命じられたが、実は藍湛は叔父から監視を命じられていた。魏無羨は蔵書閣に閉じ込められ退屈していた。藍湛は相変わらず仏頂面で目も合わせてくれず、話しかければ禁言術で口を閉じられてしまう。一方、温情は裏山の結界を破れず、陰鉄(インテツ)の欠片(カケラ)の捜索が難航していた。そこで弟・温寧(ウェンニン)に雲深不知処(ウンシンフチショ)に来てから何か異常はないか尋ねる。「大丈夫だよ、薬も全部、飲んでる」「一族は代々、医者なのに弟の病も治せないなんて…もしあの時…」温情はいつか弟を連れて不夜天(フヤテン)を去りたいと願っていた。魏無羨は最終日に堅物の藍湛を何とか動揺させようと、藍湛の絵姿を描いて見せた。しかし藍湛は自分の頭に花飾りがあることに気づき、くらだらないと一蹴する。その隙に魏無羨は藍湛が読んでいた易経(エキキョウ)に春画を差し込んでいた。中を開いた藍湛はさすがに激高して剣を手にしたが、家規で決闘は禁止されている。そこでせめてもの鬱憤ばらしに春画をビリビリに破り捨てた。「ダメダメダメだー!あ~ランジャン!もったいないことを…」「失せろ!」↓してやったりのウーシエンと激おこランジャン魏無羨は3日間の筆写の罰を終えてようやく解放された。藍湛を怒らせたと聞いた聶懐桑(ニエホワイサン)はさすが魏兄だと感心する。「お見それしました!あのランワンジーに乱暴な言葉を使わせるとは…」江澄(ジャンチョン)は雲夢(ウンム)江(ジャン)氏の面目が丸潰れだと呆れたが、魏無羨は謝ったのに藍湛に何日も禁言術をかけられ、からかってやったと開き直った。その時、魏無羨はふと気づいて林に向かって呪符を投げる。すると木に隠れていた黒い影が飛んで逃げた。聶懐桑は岐山(キザン)温(ウェン)氏の飼っている梟(フクロウ)だと教え、監視させているのだという。温氏は一体、何を探っているのだろうか。藍湛は兄で宗主の沢蕪君(タクブクン)・藍渙(ランポワン)@曦臣(シーチェン)に裏山の結界に魏嬰がいたと報告していた。「侵入しようとした形跡が…結界を強化しては?」「先人が設けた結界だ、破れるのは″あの方″だけだ」そこへ他姓門弟の蘇渉(スーショウ)@憫善(ミンシャン)が現れた。実は彩衣(サイイ)鎮で最近、水の怪(ケ)が悪さをして民が湖に落水しているため、藍氏に解決して欲しいと依頼があったという。蘇渉は宗主の手を煩わさずとも自分が始末してくると申し出たが、藍曦臣はそんな簡単ではないと警戒し、弟を同行して自ら出かけることにした。魏無羨と江澄は沢蕪君が夜狩(ヨガリ)に出かけると知った。そこで師姐(シシャ)・江厭離(ジャンイエンリー)に報告に行ったが、なぜか部屋に温情がいる。実は川沿いでめまいがした時、ちょうど温情に助けられ、薬を用意してもらったところだった。温情に心ときめく江澄、すると魏無羨は藍先生が清談(セイダン)会で清河に出かけ、数日、座学が休みだと教える。そこで沢蕪君が水の怪を退治しに下山するため、今から追いかけると伝えた。温情は水の怪と聞いて興味を持ち、魏無羨と江澄について行った。すると山門へ続く橋でちょうど沢蕪君と藍湛に追いつく。沢蕪君は2人の同行を認めると、魏無羨がけが人の治療のため温情も連れて行くよう提案した。そこへ弟の温寧までやって来る。温寧はこれを機に自分も経験を積みたいと懇願したが、温情は危険なので留守番するようなだめた。しかし魏無羨は温寧に弓術の天賦の才があると褒め、自分が守ってやるという。結局、沢蕪君は皆を連れて下山すると決めた。ワイワイ>ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<ガヤガヤタンタン( ತ _ತ)<なぜ同行の許可を?お兄(^ꇴ^)<お前が同行したがっていたからだ…違うのか?彩雲鎮の碧霊(ヘキレイ)湖は穏やかだったが、急に舟が沈む事故が増えていた。しかも落水した人は誰も浮かんでこないことから、水の怪に食われたと噂されている。すると魏無羨たちが到着したその夜にも漁師が襲われた。翌朝、魏無羨たちは碧霊湖を目指した。魏無羨は例の弟子の摂霊事件と今度の水の怪が関係しているのではと疑ったが、沢蕪君は関連があるか分からないと歯切れが悪い。沢蕪君が何か隠していると感じた魏無羨は藍湛に聞いてみるが、いつものように冷たくあしらわれてしまう。碧霊湖は深い霧に包まれていた。魏無羨たちはそれぞれ小舟に乗り込み警戒していたが、やがて魏無羨は藍湛の小舟がやけに沈んでいると気づき、底に水の怪がいると気づく。藍湛は咄嗟に魏無羨の小舟に乗り移って難を逃れたが、水の怪にしては何かが変化したような姿をしていた。↓ウーシエンがお兄に褒められてちょっと悔しいランジャン藍湛は魏無羨に剣の名前を聞いた。「″随便(スイビィェン/適当)″だよ」「…剣霊を適当に呼んでは失敬だ」「そうじゃなくて、名前が随便なのさ、ほら?」魏無羨が鞘を見せると、確かにそこに随便と書いてある。「別に大した理由はない ジャンおじさんにもらった時、20通りは名前を考えたが、気に入らないんで適当に名付けた」すると藍湛は剣の名前までふざけているとほとほと呆れてしまう。やがて霧が深くなり、他の船が見えにくくなった。すると1人で小舟に乗っていた江澄が揺れた拍子にうっかり足を切ってしまう。温情は咄嗟に乗り移って応急手当てしたが、今度は魏無羨と藍湛の船が水の怪に押し上げられ、2人も江澄たちの船に避難した。その時、1人になった温寧が湖の色が違うと叫ぶ。「撤収するぞ!」藍湛は水の怪が舟をわざと湖の中心に誘導していると気づいた。やがて水の怪が次々と増えたかと思うと舟の周りをグルグル回りだし、渦を作り始める。「水行淵(スイコウエン)?」 魏無羨は水の怪が集まって水行淵を引き起こしたと叫び、全員が飲み込まれると警告した。一刻を争う事態となった。藍湛は御剣の術(剣で空中移動)だと合図、全員が一斉に飛び上がる。しかし蘇渉は手柄を焦って舟に残り、水の怪を鎮めようとして剣を使ったが、湖に吸い込まれた。御剣の術がつかえなくなり取り残された蘇渉、その時、沢蕪君が蕭を奏でて水の怪を鎮める。一方、まだ舟にいた温寧は蘇渉に気づいて飛び移った。すると急に何かに取り憑かれたように動けなくなってしまう。魏無羨は温寧を助けに向かったが、肩をつかんで急ぎ引き上げようとした時、振り返った温寧に黒目がなかった。驚いた魏無羨はうっかり引き込まれそうになり、咄嗟に藍湛が助太刀に向かう。藍湛は温寧をつかんでいる魏無羨と蘇渉を引っ張り上げ、危機一髪のところで救った。「藍湛!なぜ襟をつかむ?!首がつっかえるだろう?!腕を引っ張ってくれよ!」「他人には触れん」「もう親しいだろう?!」「親しくはない…」結局、舟だけ渦に巻き込まれ、最後は沢蕪君が封印して湖は静かになった。するとあの黒い梟がどこかへ逃げて行く…。温寧は宿に戻って休んでいた。すると魏無羨が温情に護符を渡す。「以前にも奇妙なことを経験して容易に邪祟が取り付くようになったのか?」しかし温情は何も言わなかった。「この護符が温寧の助けになればいいと思ってる、信じなくても構わない 必要ないと思ったら捨ててくれ」その頃、街に出ていた江澄は露天の櫛にふと目を留めた。買うつもりはなかったが、愛の贈り物にぴったりだと聞いて思わず足を止め…。魏無羨たちは舟で雲深不知処に帰ることになった。藍湛は兄に魏無羨の言う通り弟子の摂霊と水行淵の出現に何か関連があるのか尋ねる。しかし藍曦臣はまだ分からないと答え、ただ自分の予想が的中していれば、自分たちの手には負えないと言った。すると後ろの舟にいた魏無羨が急に藍湛にビワを投げる。藍湛はタシッと受け取るなり、後ろに投げ返した。仕方なく魏無羨は後ろの舟の江澄に投げると、江澄は藍湛の次かよと不満ながら食べ始める。お兄(´•ω•)<食べたいなら買っていこうか?タンタン( ತ _ತ)<結構ですこの時、魏無羨はこっそり川沿いの露天で天子笑を買っていた。つづく(  ̄꒳ ̄)お兄ちゃんは何でも知っているんだぜ…
2020.04.02
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第61話「絶望のどん底」周瑩(シュウエイ)は沈星移(シンセイイ)を失ってから商売にも身が入らず、まるで抜け殻のようだった。別院には呉漪(ゴイ)から好物のひょうたん鶏が届いたが、周瑩はそのまま返してしまう。一方、周瑩を救うため郡王の配下に入った趙白石(チョウハクセキ)は都に呼ばれていた。すると郡王の幕僚・文(ブン)先生から杜明礼に留意して欲しいと指示される。実はここ数年、杜明礼から上がって来る収益が激減していた。呉家では陝西(センセイ)で最も売れている一座を招き、一族で京劇を楽しんでいた。すると周瑩は座長が演じる李慧娘(リケイジョウ)の歌を聴いているうち、急に沈星移が踊っているような錯覚に陥る。驚いて思わず席を立つと、まるで沈星移と2人だけの世界にいるような白昼夢を見た。しかしふと目が覚めると現実に引き戻され、周瑩は悲しみに堪え切れず、出て行ってしまう。↓女装した沈星移とかぶるのね~と思いきや、こっちに寄せてきたか!w周瑩は水廊でひとりたたずんでいた。そこへ出番を終えた座長が現れる。「夫人は途中で席を立たれましたが、私の歌が良くなかったのでしょうか?」「いいえ、素晴らしかったわ、私が勝手に李慧娘に同情して悲しくなっただけよ…」「私が演じる物語にご自分を重ね合わせたのですね」すると周瑩はふと思い出した。「あなたの演技を見たのは十数年前、あの頃は義父や呉聘(ゴヘイ)もいて、彼も生きていた 当時の私は怖いもの知らずの小娘だったわ…そう、私が呉聘に嫁いだ侍女なの」座長もその時の騒ぎをよく覚えていた。「2回目に舞台を見た時、呉聘は亡き人に…」「あれは六椽(ロクテン)庁でしたね」「そしてみんな…いなくなった、今日は私1人で舞台を見ることに…」「永遠に変わらぬものはない、人生は悲喜こもごも、月の満ち欠けと同じです」「でもどうしてなの?みんな逝ってしまった…私だけを残して」その頃、鄭(テイ)氏は千紅(センコウ)の席まで赴き、周瑩を励まして欲しいと頼んでいた。千紅は自分の励ましでは不興を買うと遠慮したが、鄭氏は周瑩が立ち直るなら構わないという。こうしてわだかまりがあった2人は思いがけず並んで舞台を見ることになった。千紅が別院を訪ねると、周瑩は雪が舞う庭でひとりしゃがみ込んでいた。そこで自分なりに発破をかけたが、かえって周瑩を追い詰めてしまう。「まだ沈星移のことを?自業自得よ?彼が生きてた頃は冷たくあしらってたくせに 今さら恋しがってもどうしようもないわ」千紅は後悔しているなら性格を改め、今度こそ心がときめく相手に出会ったら、妙な意地など張るなと助言した。しかし周瑩は呉聘と沈星移を亡くした今、心を完全に失ったという。「もう誰にもときめかないわ…」何を言っても周瑩の絶望は変わらず、千紅はあきれて叱咤した。「そんな陰気な面構えじゃ、関わる男はみんな死ぬかもね!沈星移と一緒に!」千紅はこれで周瑩も言い返すと思ったが、黙ったままだった。←一番やっちゃダメなヤツw千紅は鄭氏を訪ね、自分なりに励ましたが周瑩は相変わらず意気消沈していると報告した。そこで言い聞かせるより人が必要だと助言する。周瑩は呉聘を失って打ちのめされたが、沈星移のおかげで立ち直ったのだろう。今回も同じように男の人をあてがえばいいのだ。鄭氏が思わず黙り込むと、千紅はやはり聞くに堪えない話だったかとぼやく。しかし鄭氏はふと千紅の言う通りだと言った。「本当に周瑩を立ち直らせてくれる人なら願ってもない、でも、そう簡単には…」すると話を聞いていた張(チョウ)媽がふいに思いついた。「夫人、必要なのは大人の男とは限りません…」張媽は周瑩が子供を宿したことがあると言った。一方、周瑩は中院を訪ねていた。周瑩は自分が疫病神かどうか占って欲しいと頼み、呉蔚全(ゴイゼン)と夫人・朱(シュ)氏を唖然とさせる。「私が疫病神だから東院に次々と災いが…呉聘が亡くなり、爹が亡くなり、東院は没落した… なぜ私の爹や沈少爺まで死んでしまったんです?」呉蔚全と朱氏は皆の死と周瑩は関係ないと否定したが、周瑩は自分でもいずれ中院にまで災いが降りかかることが分かると警告した。「お願いですから占ってください、どうすれば私という厄難をはらえるか…」「周瑩、正直に話そう、お前が投獄された時、もう2度と卦(カ)を立てぬと誓ったのだ 私を信じろ、この世に疫病神などおらぬ」周瑩は結局、心が晴れないまま帰って行った。趙白石が都から戻った。しかし呉漪には世話をさせず、そればかりか今日から書斎で寝るという。「安心しろ、離縁はしない、君は永遠に趙夫人だ…」呉漪は書斎を訪ねたが、趙白石は無視していた。すると呉漪は雪が激しくなった中庭にひざまずき、全てを告白する。「老爺、なぜ私が嫂子を陥れたか知っていますか?あなたの復職もそうですが、他にも理由が…」呉漪は周瑩に嫉妬し、憎んでいたと言った。確かに周瑩が呉家に来た当初は尊敬し、暇があれば訪ねたという。呉聘とも仲睦まじく、うらやましいと思うと同時に、自分も理想を抱くようになった。 「将来、私もあの2人のような夫婦になりたいと…その後、あなたに出会ったのです」その頃、書斎では趙白石が筆を置いて呉漪の話を聞いていた。呉漪は誘拐された自分を助けてくれた趙白石に恋をした。しかし兄がとりなしても、自ら告白しても応えてもらえず、途方に暮れたという。そんな時、周瑩が祖廟で永遠に嫁がないと誓いを立て、呉漪は偶然、趙白石が血が滲むほど手を握りしめていたのを見た。呉漪は趙白石の心にいるのが周瑩だと気づき、自分も心から血を流したという。「あなたは結ばれない運命でも彼女を諦めず、私の想いなど、まるで眼中になかったのです! …今だから正直に言います あの日、大哥の合格祝いに用意した料理の中に酔いを促す薬を入れました ←酒だと思ってた! あなたが酔うと、続けて媚薬も飲ませました…だから…あなたは間違いを起こしたのです」呉漪はこんな危険を冒してまで趙白石に嫁ぎたいと願い、結局、策は成功した。これから幸せな生活が待っている、そう思っていたが、すぐにそれが間違いだったと気づいたという。妻の座は得たが、趙白石の心は周瑩から離れなかったからだ。呉漪は趙白石が周瑩からもらった布を密かに肌身離さず持っていたことを知っていた。心から尽くせば変わるはず、強い意志があればいつか趙白石の心を動かせる、そう信じてきたが、結局、趙白石は周瑩を守るため恩師と袂を分かち、自分の家庭や前途すら犠牲にしてしまう。「私は絶望の中で、あなたの一途な心を思い知らされた 周瑩は何も悪くない…理性ではそう分かっていながら、彼女への憎しみが抑えきれなかった いっそのこと彼女が消えればいいと考えるように…そんな時、趙夫人にそそのかされたのです」呉漪は周瑩を窮地に追い込めば趙白石も周瑩に失望し、嫌悪すら抱くようになって愛も冷めると期待した。こうして道を踏み外し、最後は色々な人に大きな代償を払わせることになる。呉漪はこんな自分を永遠に許せないと嘆いたが、それでも趙白石を愛したことは後悔していないと言った。「たとえこの愛で身を滅ぼしても、自分自身を見失おうと、それでもあなたのことを…」そこで呉漪は倒れてしまう。呉漪の言葉が途切れ、心配した趙白石は中庭に飛び出した。趙白石は倒れた呉漪を腕に抱くと、呉漪はやっとあの日に戻れたという。「あの日も、こんな風に私を抱いてくれた…」すると趙白石はここまで自分を想ってくれていた呉漪が愛おしくなり、自分が悪かったと言った。「すべての原因が私にあるのなら、一緒に罪を背負おう」一方、思い詰めた周瑩は鄭氏を訪ねた。「にゃん…お願いがあります、呉家東院から出て行かせてください」「どうして?」「自分が疫病神に思えて仕方がないんです…私が呉家にいると、またみんなに迷惑をかけてしまう」「あなたは疫病神じゃないわっ!」「ではなぜ私の周りの人が次々と死ぬのですか? みんながいなくなって私だけ残っても意味がありません…」そこで鄭氏は出て行くなら1つ条件があると言った。東院には後継がいないため、周瑩に誰かを養子にして欲しいという。孫ができれば将来その子に東院を任せられるからだ。すると周瑩は了承した。「あなた自身が選ぶのよ?あなたのように東院の看板を背負っていける子を…」「…約束します、必ずいい子を選ぶと」鄭氏は西院の夫人・陳(チン)氏と中院の夫人・朱氏を呼び、孫の世代から養子をひとり欲しいと頼んだ。2人はもちろん賛成したが、東院の跡継ぎとあって思いがけず言い争いが始まってしまう。陳氏は当然、呉聘の葬儀で″孝子″を務めた玉勝(ギョクショウ)だと決めつければ、朱氏は呉聘に子がいなかったので代役を務めただけだと反論した。困惑した鄭氏は孫たち全員に資格があるとなだめたが、2人は怒ったまま帰ってしまう。つづく|ω・`)え…媚薬って…フリだと思ったら、本当に事が起こっていたとは…白石と呉漪はもう好きにしてって気がしてきた(笑そして危うし!トメさんとコンちゃんのへそくり!
2020.04.02
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三生三世十里桃花 Eternal Love第46話「愛ゆえの犠牲」白浅(ハクセン)が結魄灯(ケッパクトウ)を見守り続けて3日、これで墨淵(ボクエン)の元神が固った。すっかり疲れた白浅は寝殿に戻って床に滑り込むと、次は神芝草を手に入れるため瀛州(エイシュウ)へ行こうと決める。そこへ突然、二兄・白奕(ハクエキ)がやって来た。白奕は白鳳九(ハクホウキュウ)に東華帝君を忘れさせるため、すぐにでも嫁がせたいらしい。そこで白羽の矢が立ったのが白浅の大師兄・疊風(チョウホウ)だ。驚いた疊風は年が離れすぎていると辞退し、四海八荒で婿を募ってはどうかと提案する。白奕は妙策だと気づき、善は急げと西海から始めることにした。すると続々と婿候補が鳳九に贈り物を届けにやって来る。もちろん鳳九の御眼鏡に叶う者などいなかったが、そこへ司命(シメイ)星君が現れた。司命星君は鳳九に東華帝君からの伝言を伝え、化粧箱を渡した。「"人間界で命を救われ貸し借りはなくなった、不要な物は返すゆえ知り合った記念にでもせよ" と仰せに…」鳳九は化粧箱の中から矢じりのついた鈴飾りを取り出し、なんとも虚しくなってしまう。わざわざこんな物を司命に届けさせるとは、帝君は本当に冷酷な人だと…。白鳳九は鈴飾りを持って人間界へやって来た。刺客に襲われたあの日、雷が鳴り響いていたが、司命がわざとやったのだろうか?そんなことを思い出しながら鳳九が当時のあばら屋に入ってみると、偶然にも東華帝君がいた。東華帝君は鳳九の姿に気づいて一瞬、驚いたが、すぐにいつもの冷静な顔に戻ってしまう。「私が言わずとも理解できるはずだ」「分かっています…俗世の縁は俗世で尽きるのだと」「"俗世の縁は俗世で尽きる"か…なかなか良い言葉だ」東華帝君は先に帰ることにしたが、鳳九はあきらめきれない。「帝君!俗世の縁が俗世で尽きるなら、なぜここへ来たのです?忘れられないことでも?」東華帝君は陳(チン)淑妃だった鳳九の言葉を忘れていないと認めた。…私は心から望んであの矢を受けたのです…褒美は入りません、でも生まれ変わっても私を覚えておいてくださいしかし人間界へ行ったのは六苦を味わうため、鳳九との愛の試練も自分ひとりの苦に過ぎない。「よいか、私もそなたも人間ではない 縁があってもいずれ終わる時が来る…物事には終わりがある 断つべきを断たねば互いにとってよくない」東華帝君は心を鬼にして鳳九を突き放した。夜華(ヤカ)が目を覚ますと折顔(セツガン)と白真(ハクシン)がいた。驚いたことに失った右手が再生していたが、感覚がなくピクリとも動かない。折顔はそれらしく作るだけでも苦労したと話し、数万年後に動くようになるかもしれないと励ました。すると夜華は丹薬のことを思い出し、折顔に自分の名を伏せて白浅に渡して欲しいと頼む。その丹薬は以前、師兄である霊宝天尊からもらったものだった。今回、神芝草を一掃したが、その時に採った何株かを丹薬に加えてあるという。実は瀛州に翼王と王妃も来ており、夜華は二人を守ろうとして右腕を失ったのだった。「浅浅は恩を受けることを嫌います 私が与えたと知れば墨淵を救うことをためらうはず… 上神が採った神芝草で作ったと言ってください、浅浅は疑いません」折顔は了承したが、どうしても気になることがあった。「墨淵が目覚めたら東皇鐘の封印が解ける恐れがある、そうなれば衆生はどうなる?」「擎蒼(ケイソウ)が衆生を葬ろうとすればそれを守る者が必ず現れます 7万年前、墨淵が擎蒼を東皇鐘に封じ、300年前には浅浅が命をかけた… だから今後も"誰か"が守るでしょう」そう言って夜華は小屋を出た。小屋の外にはすでに伽昀(カイン)と天枢(テンスウ)が待っていた。「帰るぞ」白浅の気持ちを知っている白真は夜華を引きとめようとしたが、折顔が咄嗟に制止する。「縁が尽きるのにも因果がある、私たちには何もできん」白真は仕方なく、そのまま黙って夜華を見送った。夜華は南天門へ到着すると、いよいよ立っているのも辛くなった。そこで伽昀を成玉(セイギョク)のもとに行かせ、今からすぐ阿離(アリ)を連れて霊山の法会に行くよう伝言を託す。一方、天枢には自分の代わりに正殿に行くよう指示し、"神芝草を一掃して猛獣を殺し、瀛州を沈めた"と報告するよう命じた。「ただ…そのせいで一生分の修為が尽きた…」「太子殿下の修為が?!」「(コクリ)よいか、十里桃林に行ったことは口外する…な…」すると夜華はそこでばったり倒れてしまう。知らせを聞いた天君たちが紫宸(シシン)殿に駆けつけた。夜華はすっかり憔悴し、眠っている。「なんて愚かな子…」楽胥(ラクショ)は息子を案じながら、なぜ己の身を滅ぼすようなことをしてまで神芝草を一掃したのかと嘆いた。白浅は2日以上も眠った。目を覚ました時にはすでに白鳳九の姿はなく、折顔が自分が起きるのを待っていると知る。すると折顔が自分で作ったと言って丹薬をくれた。丹薬を見た白浅は神芝草に気づき、折顔が自分の代わりに犠牲になったのだと勘違いする。「私が修為を渡すつもりだと知ってたの?身体はどこも悪くない?」「おお?お前が墨淵に修為を渡すつもりとは知らなかった…私はただ丹薬を渡しに来ただけだ お前は擎蒼を封じた時かなりの仙力を使った、そのうえ修為を渡せば仙力はいくらも残らん "上神"の称号に似つかわしくない 私は父神に育てられた、今となってはその恩を返せないが、できることはしたいのだ」白浅はせめてものお礼に拝礼しようとしたが、折顔は礼は不要だと止めて帰って行った。白浅は折顔の指示通り、疊雍(ジョウヨウ)の気分が良い時に丹薬を飲ませた。しかし修為を集めた強い薬のため反動も大きい。予想通り長わずらいで身体が弱っていた疊雍は気を失った。白浅は西海水君の前では想定内だと平静を装ったが、ひとりになると不安を隠せない。すると心配した疊風が現れ、何が怖いのかと聞いた。「すべてが徒労に終わり、師父を失うのではと…」「司音、私は思うのだ、ここで会えたのは天がくれた最高の恩恵だと… 師父のことも、再び崑崙虚に戻る日が必ず来ると信じている」その頃、臙脂(エンジ)は病児を抱いて翼界へ向かっていた。子闌(シラン)は心配でこっそり後をつけて来たが、そろそろ役目を終える時が来たと気づく。するとまるで未練を断ち切るかのように剣で結界を引いた。「ここまで見送れば無事なのは分かっただろう?もう後を追うな この先にあるのは翼界だ、そしてこちら側は天族の地… これ以上はやめろ、決して踏み出してはならない」子闌が引き返して行くと、物陰から臙脂が現れた。しかし臙脂は二人を隔てる結界を前にどうすることもできず、涙に暮れる。こうして子闌は兄弟子たちが待つ崑崙へ、臙脂は大紫明宮へ帰って行った。離鏡(リケイ)は玄女(ゲンジョ)の忘れ形見をどうしたら良いのか分からず、持て余していた。すると見兼ねた臙脂が現れ、自分の一生分の修為で助けると告げる。離鏡は天に背くことになると反対したが、臙脂は譲らず、必ず目覚めさせると言った。疊雍はなかなか目覚めなかった。白浅は折顔が危惧した通り疊雍の身体が耐えられそうにないと焦り、十里桃林に解決法を聞きに行くことにする。するとそこへ突然、迷谷(メイコク)が玉魂を届けにやって来た。実は折顔に命じられ、大紫明宮に行って翼君から受け取ったという。折顔の話では夜華が離鏡の命を救ったため、これは恩返しとして当然のことなのだとか…。白浅は意味が分からなかったが、いずれ折顔に聞けば良いと考え、看病に戻ることにする。「そうだ!もうひとつ伝言が! もし丹薬の仙気に耐えられない時は王子の体の上に玉魂を置くといいそうです 3日後に目覚めると…」「(ちっ!)」白浅が思わず構えると、迷谷は慌てて受け身をとった。<「(ひっ!)」「一番大切なことを最後に言うなんて(コイツッ)危うく聞きそびれるところだったわ」白浅は迷谷を帰し、早速、疊雍の襟元に玉魂を置いた。「折顔の言うように、こたび師父は必ず戻ってくるわ…」祈るように呟く白浅、それにしても夜華は一体いつ離鏡を助けたのだろうか。つづく
2020.04.01
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三生三世十里桃花 Eternal Love第45話「神芝草を求めて」翼王・離鏡(リケイ)は玄女(ゲンジョ)の消息を追って東海までやって来た。将軍の報告では、玄女が人間の男を連れて瀛州(エイシュウ)に到着したという。「まさか神芝草を採りに来たのか…」しかし実は玄女がまだ子供を抱いているため、将軍は手が出せないと訴えた。離鏡は自分の子なら生まれた落ちた時にすでに死んでいたと話したが、玄女の心が分からない。…俺を7万年も自分を騙して、なぜまだ俺との子を連れている?…やがて日が暮れ、臙脂たちは野宿すると決めて暖を取った。玄女は自分が正気でないと思われていると分かっていたが、臙脂は否定する。「大紫明宮は呪われた場所よ、憎しみと欲望が満ちあふれてる… あそこにいたら望まないのに背中を押され、過ちを犯し、元に戻れなくなる あなたも大紫明宮へ来なければ、こんな日を迎えなかった… すべて失い、心にあるのは恨みだけ」すると玄女は初めて本音を漏らした。「私はね、末っ子として生まれたの、まだ赤子の時に姉は青丘狐帝の長子に嫁いで行った それゆえ姉が家名を上げたと幼い頃から聞かされて来た そしてその縁で私は白浅と遊んで育った、白浅は姫であり、青丘でもっとも美しい女よ でも私には…何もなかった その後、母さんから黒熊精(コクユウセイ)に嫁がされそうになり、崑崙虚へ逃げ込んだ …離鏡のことは本当に愛したのよ?でも司音の愛する男を奪って、誤った道に踏み出した そしてさらに過ちを重ね、戻る道を失ってしまったの… 私が欲しかったのは王妃の座だけだと離鏡は思ってる でも、愛しているからこそ、何もかも捧げて来たのよ…」玄女が眠り込んだ後、周囲を警戒していた子闌(シラン)が戻って来た。臙脂は自分が翼族だと教えたが、なぜか子闌は驚く様子がない。「どうやらただの捕吏じゃないわね?」すると子闌は急に誰かを好きになったことがあるか聞いた。臙脂は懐かしそうに7万年前にある神仙を可愛いと思ったことはあるが、それが恋か分からないと微笑む。「君が好きだ…私を好きか?」「…私は」「いいんだ、私を好きにならなくていい」「…私が誰か知ってるの?」「ああ、知ってるよ、臙脂だろ?翼族の公主で翼君の妹だ…前から知ってたよ」「じゃあ、あなたは誰?」しかし子闌は明日になれば話すと答え、今は何も聞かずに最後まで守らせて欲しいと頼んだ。翌朝、臙脂たちはついに瀛州の洞窟に到着した。ここには混沌(コントン)・窮奇(キュウキ)・檮杌(トウコツ)・饕餮(トウテツ)という父神が自分の修為(シュウイ)を授けた猛獣がいる。4頭は仙障(センショウ)によって閉じ込められているが、中に入れば襲ってくるという。臙脂は何があっても入らないよう釘を刺し、夜になっても自分が戻らなければ帰るよう伝えた。「二嫂を頼むわね」すると臙脂は覚悟を決めて洞窟へ入った。しかし子闌は玄女にここを動かないよう念を押し、臙脂が心配であとを追いかけてしまう。こうして独り残った玄女、しかしやはり自分の手で神芝草を手に入れたいと考え、洞窟へ入った。洞窟に子闌と玄女が現れた。驚いた臙脂はすぐ外へ出るよう訴えたが、その時、猛獣4頭が姿を現す。臙脂と子闌は剣を構えて応戦したが、猛獣の敵ではなかった。吹き飛ばされた臙脂は気を失い、助けようとした子闌も深手を負ってしまう。↓猛獣を前に「崑崙虚の16番弟子だーっ」と自己紹介する子闌w目の見えない玄女は岩陰に身を隠していたが、その時、運良く離鏡と翼兵たちが助けに現れた。離鏡は子闌に臙脂を託し、玄女を連れてすぐ外に出るよう頼んで猛獣に立ち向かう。しかし玄女は神芝草を諦められず拒否し、仕方なく子闌は臙脂だけ連れて脱出した。「誰も生きて出られないな…」するとそこへ天族皇太子・夜華(ヤカ)が現れた。子闌は皇太子に翼王と翼后が中にいると話した。そこで夜華は子闌と臙脂を仙障で守り、洞窟へ急ぐ。中では猛獣と戦った翼兵たちが全滅、しかし離鏡と玄女は夜華のおかげで九死に一生を得た。「早く行け!」離鏡は夜華が猛獣を食い止めている間に玄女を連れて逃げようとしたが、玄女は頑に動こうとしなかった。やがて夜華は死闘を制した。離鏡と玄女はまだ洞窟内に残っていたが、ともかく神芝草を手に入れなければならない。夜華は白浅のために数株ほど採り、残りは全て焼き尽くすことにした。その時、焦った玄女が近くに落ちていた剣を手を拾い、背後から夜華に襲いかかる。夜華は瞬時に振り返って剣を払い避けたが、突如、倒れていた猛獣が飛びかかった。さすがに避けきれなかった夜華は右腕を噛み切られてしまう。離鏡は果敢にも加勢したが、あっけなく猛獣の尾で跳ね飛ばされた。すると離鏡の危険を察した玄女が無謀にも飛び出し、猛獣に地面に叩きつけられてしまう。しかし隙をみて夜華が剣を投げ猛獣を倒すことに成功、神芝草も焼失した。夜華は離鏡や子闌たちを引き連れ、東海に戻った。すると仙術を放って瀛州を沈め、神芝草の痕跡を消してしまう。そこで臙脂はひざまずき、何とか神芝草を一株わけて欲しいと懇願した。夜華は狐族の血を引く子供に使うと知り、仕方なく一株ゆずって去って行く。喜んだ臙脂は急いで玄女の元へ戻ったが、深手を負った玄女はもはや虫の息だった。「翼君…崑崙虚の洞窟でのことは…私は本気で…(ゲホッ」「分かっている」その言葉を聞いた玄女は激しく喀血し、息絶えた。…玄女、今日はこの7万年で初めてお前の誠の顔を見た…俺たち夫婦は何と滑稽で哀れなものだったのかすると離鏡は大事な要件を伝えるため、夜華の後を追った。離鏡は峡谷で夜華に追いついた。そこで墨淵を神芝草で救ってはならないと警告する。7万年前、墨淵は己の元神で東皇鐘を封じた。しかし墨淵が目覚めれば東皇鐘に集まっていた元神が消え、擎蒼(ケイソウ)が封印を破って出て来ることになる。夜華は東皇鐘を作った墨淵なら制御できると言ったが、離鏡はもし擎蒼の妖力が増大したら東皇鐘が持ちこたえられないと危惧した。実は自分たち兄妹は擎蒼の妖力を増大させる翼蠱(切り札)、3人が死ぬ度に擎蒼の妖力が増大すると明かす。しかもすでに数日前、離怨(リエン)が死んでいた。「すでに殿下と阿音は婚約し、いずれ天帝と天后の位を継承します 殿下、墨淵上神を呼び戻そうとする阿音をなぜ手伝うのですか?」「墨淵上神様は浅浅の師父…彼を救うことは浅浅の7万年来の悲願なのだ」「では擎蒼が本当に鐘を破ったら、殿下も阿音のために己の元神を使って擎蒼を封印し、 墨淵に阿音を託すのですか?」夜華は黙っていた。そこで離鏡は決めるのは皇太子本人だと言う。しかし夜華は結局、何も答えずに帰って行った。臙脂は義姉の病児を引き取り、子闌と2人で海を見ていた。そこで臙脂は子闌が崑崙の弟子だったのかと告げる。「なぜバレているんだ?」「洞窟の中で名乗るのを聞いたわ」「あ…(プッ)戦う前に名乗るのは仙界のしきたりなんだ」子闌は司音を探すため人間界に来た時、臙脂を見かけたと正直に話した。当初は翼族の公主が人間界で何か企んでいると疑って近づいたという。臙脂は失笑し、大紫明宮での争いを見たくなくて人間界で暮らしていただけだと言った。「もし私が人間界に戻ったら一緒に来る?」「行かない、崑崙虚に兄弟子たちが戻っている、だから私も戻らねば…」臙脂は我ながら馬鹿なことを聞いたと呆れ、ひとり翼界へ戻って行った。神芝草を手に入れた夜華は崑崙虚へ向かった。留守を預かる2番弟子・長衫(チョウサン)は皇太子の来訪に驚いたが、何より右腕を失くしていることに困惑する。しかし夜華は怪我には触れず、煉丹炉(レンタンロ)を借して欲しいと頼み、自分が来たこと秘密にするよう口止めした。…浅浅、私がしてやれるのはこれが最後だ…白浅は西海で疊雍(チョウヨウ)に付ききりだった。そこへ疊風(チョウホウ)が差し入れを持ってやって来る。 ←もちろんスポンサーのw「侍女の話では太子殿下に嫁ぐそうだな」「フフ、太子が私のような天后を受け入れるか分かりません ろくに荒火(コウカ)も天雷も受けたことないし…」思えば上仙になった時は師父が代わりに天雷を受けてくれた。しかし天后になるには81回の荒火と9回の天雷が待っているという。「まったく、修行を嫌がって良縁まで逃す気か?あきれるよ」疊風は17らしいと笑い、あと1日だと励ました。夜華は神芝草を使って自分の修為の丹薬を作り、最後の力を振り絞って十里桃林へ到着した。その時、ちょうど目覚めた折顔が外へ出て来る。折顔は満身創痍の夜華を見つけ、慌てて駆け寄った。「どうした?」「これを浅浅に…」「それよりその身体は?!」しかし夜華はそこで力尽き、ばったり倒れてしまう。結魄灯で墨淵の元神を集めること3日が経った。意識がなかった疊雍も目を覚まし、この600年でこれほど気分が晴れたことはないと喜ぶ。白浅もひと安心し、ひどく目が疲れたこともあって2日ほど休むことにした。一方、十里桃花では折顔が頭を捻っていた。何があったかは分からないが、腕を失った夜華のために年代物の蓮根を使って義手を作るという。白真(ハクシン)は義手で剣を握れるのか聞いたが、折顔は剣はおろか動かすこともできないと言った。「見た目の問題だ」「そうだな~」つづく(((;゚Д゚)))そうそうそう~←何が?「祖母と孫の恋」からの「やり過ぎイェファ」実は弱々しい素素ターンより、この流れがよっぽど堪えたわ~(o_o)
2020.04.01
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那年花开月正圆 Nothing Gold Can Stay第60話「何に代えても」沈四海(シンシカイ)は知らせを聞いてすぐ都へ向かい、杜明礼(トメイレイ)に箱一杯の賄賂を差し出した。一方、趙白石(チョウハクセキ)は刑部の旧友・庭敬(テイケイ)と接触、周瑩(シュウエイ)が″猶予付きの死罪″になったと知る。何でも上層部から″重罪を科してこそ世の戒めとなる″とお達しがあったとか。そこで趙白石は庭敬に何とか周瑩に合わせて欲しいと懇願した。趙白石は庭敬のツテで銀子を使い、周瑩との面会が叶った。「こんなことになったのも私のせいだ」趙白石は周瑩に出資させたことを後悔したが、周瑩はそもそも自分が東院に残ると決めたのが災いの種だったと吐露する。「死を前にして分かったんです、こうなったのも大志を抱いたせいだと…」周瑩は間違った世の中を自分なら変えられると思っていたが、いかに甘かったか身にしみていた。しかし趙白石は闇に打ち勝つ力が自分に足りなかったせいだと訴え、陥れた相手も手口も分かったのに罪をすすげないと自分に苛立つ。すると護身用の短刀を出し、戒めにいきなり自分の足を刺した。「夫人、刑の執行までまだ間がある、この刀に誓おう、必ず救い出すと…」「やめてください!もう十分です、私を救おうとした沈星移(シンセイイ)は生死すら不明です これ以上、友を失いたくない」趙白石は周瑩が自分を友と呼んでくれたことが嬉しかった。周瑩はこれが最期だと覚悟し、趙白石に義兄妹になって欲しいと頼んだ。「大哥と呼べたら本望です、ぁ…厚かましいお願いですね」趙白石の本当の気持ちを知らない周瑩は図々しい申し出だったと遠慮したが、その時、趙白石が拱手して誓いの言葉を告げる。「天の名の下に今日ここで周瑩と契りを交わし、義兄妹となる 生まれた日は違えども、同じ日に死すことを願わん この後は苦楽を共にせんと、ここに誓う」「地の名の下に趙白石と義兄妹の契りを交わす 同じ日に生まれることも、共に死ぬことも望まず ただ大哥の長く安らかんことを…大哥!」「小妹!」周瑩はすでに覚悟はできていたが、沈星移のことだけが心残りだった。すると趙白石は沈星移も杜明礼の罠にかかったと教える。しかし杜明礼たちの目的は財物のため、沈四海がすでに付け届けを渡しているはずだと教えた。周瑩は沈星移の無事を知って安堵し、来世は沈星移の妻になって一生添い遂げると伝言を託す。「必ず伝える…待っていろ!」涇陽(ケイヨウ)から駆けつけた呉蔚武(ゴイブ)と呉蔚全(ゴイゼン)は客桟で趙白石の帰りを待っていた。やがてようやく趙白石が現れ、実は張長清(チョウチョウセイ)が関わっていたと知る。すると呉漪(ゴイ)は自ら関与を告白した。慌てた趙白石は呉漪に下がるよう命じたが、呉漪はその場でひざまずいてしまう。「私のせいです、嫂子の部屋に偽の文を隠しました…」趙白石は咄嗟に自分を元の職に戻すとだまされたとかばったが、呉蔚武はこらえきれず娘を引っ叩いてしまう。「ひとまず命だけは助けてやる…どうしてくれよう!」呉蔚武の怒りは治らなかったが、趙白石はともかく周瑩を救うのが先だとなだめた。その頃、沈四海は杜明礼の計らいで郡王府にいた。平伏して謁見を待つ沈四海の前に現れた郡王、すると洋刀を抜いていきなり沈死海の頭に突きつける。「頭を上げよ」沈四海は恐る恐る頭をあげたが、郡王の洋刀はやがて沈四海の額を傷つけた。しかし郡王はそこで洋刀を離し、杜明礼は沈四海にお許しが出たのだと教える。沈四海は額から血を流しながら感謝していたが、結局、見えたのは郡王の足だけだった。郡王の許しをもらった沈四海は星移を救うため、都の銭荘(銀行)を回って金を工面した。一方、趙白石は呉蔚武と呉蔚全から銀票を受け取ったが、今の状況では付け届けを渡す手段がない。そこで杜明礼に目をつけた。趙白石は杜明礼の屋敷を見張っていた。そんなある日、郡王の機嫌も直って鼻歌交じりに帰って来た杜明礼の輿にいきなり趙白石が飛び乗り、短刀を突き付ける。「何の真似だ?」「このまま王府へ行け」趙白石は査坤(サコン)と似たような衣と剣を持っていた。趙白石は査坤のふりをしてまんまと王府にもぐりこんだ。しかし途中で文(ブン)先生と鉢合わせになる。杜明礼は直接、郡王の耳に入れたいことがあると説明しながら、密かに指で合図を送った。それを見た文先生は郡王を連れてくるので書斎で待つよう指示する。2人は書斎に入ったが、やがて侍衛たちが駆けつける声がした。趙白石は騙されたと知って杜明礼を殴りつけ、咄嗟に姿を隠す。そこへ知らせを聞いた郡王がやって来た。郡王は杜明礼に激怒し、その刺客は誰かと聞いた。すると梁(ハリ)に登っていた趙白石が飛び降り、自分だと告げる。郡王は目の前に現れた刺客に刺されると思ったが、趙白石は刀を置いて叩頭し、これが拝謁する唯一の手段だったと訴えた。「罰を受ける所存です、ただ周瑩だけはお助けください 呉家から郡王へは銀500万両と生糸の商い10年分の利益を…」趙白石が銀票と契約書を差し出すと、郡王は呉家の誠意は分かったと受け取った。「ただもう1つ欲しいものが…お前だ」趙白石の捨て身の策により周瑩はついに釈放された。刑部の外では趙白石が馬車を用意して待っている。「大哥、私のために何を?」「それは…聞くな、家に帰ろう」「大哥、あの人は?」「涇陽に戻ったら会いに行こう」周瑩はついに呉家に戻った。鄭(テイ)氏は両手を広げ娘を抱きしめると、もう大丈夫だと安心させる。すると周瑩は沈星移の姿を探して歩き始めた。一番後ろにいた呉蔚は周瑩の姿を見るとひざまずいたが、周瑩は何も言ってくれない。周瑩は趙白石の元へ引き返すと、趙白石はただ会いに行こうと言った。周瑩たちが出かけると、呉蔚武はひざまずいている呉漪の姿に気づいた。呉漪は父に許して欲しいと声をかけたが、呉蔚武はもう遅いと言う。「父上…」「私に娘はおらぬ…」趙白石は周瑩を連れて沈家の墓地に来た。「ひと月以上、前だった…獄中でおこり(マラリア)にかかり亡くなったのだ…」「嘘でしょう?」「沈四海自ら遺体を引き取って帰り、涇陽に葬ったとか」沈家は手を尽くし放免を待つばかりだったが、沈星移はその日を待たずして逝ってしまったという。「小妹…」「ひとりにさせて…私をひとりにして」周瑩は墓地の中でまだ新しい墓石を見つけた。そこには確かに沈星移の名前が彫られている。周瑩は崩れ落ちるように膝をつき、なぜ独りで逝ってしまったのかと泣き崩れた。「星移…どこへ行ったの…私を置いていかないで… お願いだからそばにいて、お願いよ、私の声が聞こえないの?」趙白石はどうすることもできず、ただ遠目から周瑩の悲しみに暮れる姿を見守っていた。沈家は涇陽・北京・上海に銭荘の日昌和(ニッショウワ)を開業した。呉家も手をこまねいていられないが、肝心の周瑩は人が変わったように商いに身が入らない。すると朝議を早々に話を切り上げ、帰ってしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)郡王、ちょっと!意地悪そうなイケメンが出てくるのかな〜と思ったら…じーさんかーいwww
2020.04.01
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