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2021.02.11
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第51話「迫る包囲網」

李承鄞(リショウギン)の罠と知りながら東宮にやって来た顧剣(コケン)…。
しかし厳戒体制の中、小楓(ショウフウ)が裴照(ハイショウ)に捕まり、李承鄞の元へ連れて行かれてしまう。
裴照は最後の情けで顧剣に引き返すよう迫ったが、顧剣は盟友に別れを告げた。

顧剣は深手を負ったアドゥと一緒に東宮の広場へ駆けつけた。
すると2人はあっという間に羽林軍に取り囲まれ、逃げ場を失ってしまう。
その様子を李承鄞は小楓と共に2階の回廊から見下ろしていた。
小楓は異様な光景に恐れおののきながら、藁にもすがる思いで李承鄞に命乞いする。

しかし李承鄞は憤然として一瞥もくれない。
小楓は咄嗟に裴照に助けを求めたが、主の命令は絶対だった。
「刺客の誅殺は私の責務なのです…どうかご容赦を」
「…しっ…刺客じゃない…あれは顧剣でしょう?!」
小楓が顧剣の名を叫ぶのを聞いた李承鄞は、ついに羽林軍へ号令をかけた。
「ファンジィェン(矢を放て)!」「ぶぅぉぉぉぉ(だめぇぇぇ)!」



射撃隊が一斉に矢を放った。
すると李承鄞は怯える小楓を捕まえ、両手で頭を押さえつける。
「来いっ!よく見ろ!愛する男の死をしかと見届けるがいい!」
小楓は残酷な現実に耐えられず、目を閉じて絶叫した。
「いやあぁぁぁぁーーーっ!」

李承鄞は泣き叫ぶ小楓を突き放すと、修羅の如く矢を放てと叫んだ。

やがて広場は静かになった。
小楓は這うように欄干へたどり着き、心配そうに下をのぞき込む。
すると胸に矢が命中した顧剣の姿があった。
顧剣はそのままへたり込んだが、小楓の姿に気づいて優しい笑顔を向ける。


「矢を放て…」
小楓と裴照は思わず耳を疑い振り返る。
その時、顧剣は倒れているアドゥを守るため、咄嗟に上から覆いかぶさった。

小楓はひざまずき、李承鄞にすがった。
「早くやめさせて!これ以上、矢を射ては駄目よ!アドゥも一緒にいるのよ?!
 アドゥが一体、何をしたと言うの?!もうやめてぇぇぇ!嗚呼あぁぁぁーーっ!」
鳴り止まぬ弓音、胸が張り裂けんばかりに泣き叫ぶ小楓、その時、ようやく李承鄞が手を挙げる。
裴照はすかさず攻撃を止めると、小楓は急いで石段を駆け下りて行った。
その時、アドゥの悲痛な叫び声が響き渡る。
「顧剣!あああぁぁぁぁ…っ!」
アドゥは全身に無数の矢を受けた顧剣を目の当たりにし、血を吐いて卒倒した。

小楓が駆けつけた時には顧剣はもはや虫の息だった。
「アドゥに…万が一のことがあれば…ゥッ…君は生きて行けぬだろう…
 私は…ァ…もう2度と…君を悲しませたくない」
「あなたは身を挺してアドゥを守ったのよ…ゥゥゥ…なんて馬鹿なことを…ゥゥゥ…」
「君に申し訳なくて…グフ…」
悲しみに打ちひしがれる小楓、しかしそんな2人の様子を李承鄞は苦々しい顔で見下ろしていた。

顧剣は血だらけの手で元宵節の夜に買ったかんざしを取り出した。
小楓はあの時、髪に挿すことができなかったと思い出し、その場でかんざしを挿して見せる。
「どう?見える?」
喜んだ顧剣は最後の力を振り絞り、愛しい小楓に手を伸ばした。
今となっては西州で何の憂いもなく幸せだった頃が懐かしい。
しかし図らずも小楓を復讐に巻き込み、一生守ると約束しながら傷つけた。
そして小楓は愛する人と出会い、気が付いた時には自分の手の届かないところまで行ってしまう。
…暗闇の中でもあなたを探し続けよう 例え私の光が奪われたとしても
…大海原をあてどなく彷徨う 流れには抗えず寂しさが募る
…追憶の海であなたを探し続ける あなたは私の天国
…あなたこそ私の天国なのだから
小楓は突然、力なく落ちてきた顧剣の手を受け止めた。
「はっ!…師父!目を開けて!一緒に西州へ帰るのよ!」
ついに小楓の手をつかむことが叶った顧剣、しかし時すでに遅く、旅立ったあとだった。
。゚(∩ω∩`)゚。 あああぁぁぁ…

小楓は顧剣から離れることができず、そのまま夜が明けた。
心配した裴照は皇太子妃の腕をつかんで立たせようとしたが、小楓に振り払われてしまう。
「離してっ!」
裴照は仕方なく引き下がると、小楓はようやく李承鄞の姿に気づいた。
「そやつが死んでそんなに辛いのか?」 
「ええ、とても辛い…満足でしょう?満足なのよね?」
「そんなに奴が好きなのか、私を殺したいほど…」
「…私の顧小五(コショウゴ)は死んだ、もう生き返らない、あなたが自分で殺したのよ」
しかし李承鄞にその意味が分かるはずもない。
「私を恨めばいい、恨まれる方が無視されるよりましだ…」
すると李承鄞は帰って行った。



その頃、鎮北侯・趙敬禹(チョウケイウ)は丹蚩(タンシ)軍の残党を捕縛することに成功していた。
残党がイモイェンの部下だったと知った趙敬禹は、当時の丹蚩と高顕(コウケン)の結託について白状すれば楽に死なせてやると条件を出す。
一方、明月(メイゲツ)の懐妊で焦りを隠せない高如意(コウニョイ)は父を頼った。
しかし高于明(コウウメイ)は寵愛を争わないようなだめる。
今や高家は四面楚歌、以前とは事情が違った。
「お前は貴妃だ、鷹揚に構えよ、明月に良くすれば皇上も情をかけてくださる」
すると高于明は皇帝の気を引きたいなら太皇太后を訪ねるよう助言した。

趙敬禹は朔博(サクハク)王・リドゥンを訪ねた。
そして古来より敵と組んで茶番を演じるのは常套手段だと、暗に高顕と朔博に密約があることをほのめかす。
しかし今や高于明も八方塞がり、皇帝からの信頼も揺らいで身辺調査が始まっていた。
そんな高于明にとって朔博王は最後の砦、恐らく朔博を利用して決死の賭けに出るはずだという。
「高于明の失脚前に踏み台にされても良いのですか?
 私は高顕と丹蚩の結託の証拠を握っています、ご興味はありませんか?」
趙敬禹は丹蚩の末路を考えてみれば分かることだと牽制して帰って行った。

明月は太皇太后に琵琶を披露した。
太皇太后はその姿が亡き顧玉瑤(コギョクヨウ)と重なり、皇帝がなぜ心を惹かれたのか合点が行く。
ただし皇帝がいくら寵愛したとしても、身の程をわきまえるよう釘を刺した。
すると太皇太后は明月に女誡(ジョカイ)を授け、これを毎日3回ずつ書写するよう命じて下げる。
その話を聞いた如意は明月が太皇太后の御眼鏡にかなわなかったと知り、満更でもなかった。
そこで早速、寿仁宮へ挨拶に向かったが、太皇太后は休んでいると口実をつけて追い返してしまう。

小楓は未だ意識が戻らないアドゥのそばでぼんやり座っていた。
「全て私のせいよ、皆が命を落としたのは私が顧小五を愛したから…
 分かっていたわ、李承鄞は顧小五じゃない…私の顧小五はとうに死んだ
 それなのになぜ?…なぜまた思い出したの?…これは私への天罰?
 あの冷酷非情な男を2度も愛し、周りの罪なき人まで大勢、死に追いやってしまった
 罰として私は生き地獄を味わうことになったのね…これは全て天罰よ…私への罰なんだわ」

李承鄞は柴牧(サイボク)が顧剣の亡骸を埋葬するのを見守った。
そしてその夜、承恩殿を訪ねたが、小楓はまだ血がついた衣も着替えずにいる。
「いつからここに?」
「アドゥが戻ってからずっとです」
永娘(エイジョウ)の話では食事はおろか水も飲んでいないという。
仕方なく李承鄞は小楓を寝かせようと腕をつかんだが、小楓は無言でその手を払った。
「少し休め、君がいなくてもアドゥは死なぬ、不眠不休で飲まず食わずでは倒れるぞ?」
李承鄞は永娘が持っていた粥を差し出したが、小楓は頑なに拒み続けた。
そこで仕方なく強硬手段に出る。
「さもなくば、アドゥを追い出して2度と会わせぬぞ?」
それでも小楓は虚ろな目で一点を見つめたまま黙っていた。
「誰か!アドゥを担ぎ出せ!太子妃に邪気が移るからな…」
すると内侍たちが慌ただしく入って来た。
驚いた小楓は脅しではないことに気づき、粥を一気に口に流し込む。
「これでいいでしょう?もう出てって…」
「…もしまた食事を拒むようなら、アドゥを追い出す」
李承鄞も無理強いするのは不本意だったが、小楓のために心を鬼にするしかなかった。

小楓に手を焼く李承鄞だったが、一方で高于明の包囲網は順調に進んでいた。
東宮には趙敬禹からの密報が届き、報告を読んだ李承鄞は満足そうに笑う。
一方、水面下で動いていた刑部尚書・宗奐(ソウカン)は高于明が7名の挙子の案件に関与した証拠を手に入れていた。
しかし并州(ヘイシュウ)の調査は多難を極めるどころか、まるで誰かが手はずを整えてくれたかのようだったという。
「矛先が全て高右相に向いていたのだ…」
宗奐は明らかに高位の誰かが裏にいると気づき、自分が捨て駒にされることを恐れた。
話を聞いた太常寺卿(ジケイ)・奚清卓(ケイセイタク)は自分たち臣下は朝廷の棟木(ムナギ)と梁(ハリ)であり、結束してこそ礎が安定すると説得、崩れれば全員が土に埋まるという。
すると宗奐は尻込みしていた自分を恥じ、奚清卓と共に志を貫くと誓うのだった。

高于明を弾劾する奏状が次々と届いた。
朝議は紛糾、皇帝は高于明への怒りを爆発させる。
その頃、高于明は屋敷に閉じこもって動静をうかがっていた。
すると挙子の件を探っていた高坤(コウコン)が思わぬ事実を見つける。
実は自死した挙子の先導者が并州出身で、しかも30年前に宗奐が師事していた恩師だった。
これには高于明も言葉を失い、皇帝が誰を引見したか確認する。
しかし高坤は宗奐も奚清卓も呼ばれていないと訝しんだ。
「…引見は太子だけです」

高如意は政務中の皇帝に夜食を差し入れ、父への寛大な処置を訴えた。
しかし皇帝は朝廷のことに口を挟むなと冷たい。
「高右相は私の父です、見て見ぬふりはできません
 皇上に仕えて数十年、父の忠心はご存知のはず、いまだ処罰しないのは長年の情があるからでは?
 …皇上、高右相はこの子の祖父ですよ?」
如意は皇帝から邪険にされても食い下がり、いよいよひざまずいた。
「皇上!私は妻として務めを果たしたつもりです、父は補佐役として尽くして参りました
 それすらご配慮いただけないと言うなら…お願いします、私とこの子に死をお命じください!」
するとようやく皇帝は目を通していた奏状を閉じた。
「腹の子を使って朕を脅す気か?」
「滅相もない、今やその手を使えるのは明月のみで…(バシッ!)」
如意の軽率な言葉は皇帝の逆鱗に触れ、頬を引っ叩かれてしまう。
「無礼者!なぜ皇后に子ができなかったと思う?!本人の意思だとでも?!
 朕が許さなかったからだ!腹の子を守りたいなら分をわきまえよっ」

つづく


(꒦ິ⌑꒦ີ)ダー
あまりに悲しくて動画だけにしようかと思いましたが書きました〜( ๑≧ꇴ≦)





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最終更新日  2023.06.30 23:00:03
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