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2021.07.13
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第2話「邂逅(カイコウ)」

…紀元前238年、嬴政(エイセイ)は冠礼の後に親政を開始した
実は嬴政が生まれたのは趙(チョウ)国の邯鄲(カンタン)、そのため原名は趙政という
人質の子として忌み嫌われ、趙軍は父・異人(イジン)の身代わりに子を殺すべく連夜、追いかけ回した
『迫り来る趙軍の追っ手と振り下ろされる剣、当時の光景は今もありありと目に浮かぶ』
その後、秦に帰国した趙政は嬴政と改名した
即位した時はわずか13歳と幼く、政治の実権は華陽(カヨウ)太后と相国(ショウコク)・呂不韋(リョフイ)が握ることになる
そして積年の屈辱を晴らすべく、嬴政は今、まるで奮い立つ虎のように雄叫びを上げようとしていた…


容赦ない嬴政は反乱に加わっていなかった食客たちまで死罪を言い渡し、朝議を終える。
すると嫪毐を捜索していた衛尉(エイイ)・李仲(リチュウ)が報告にやってきた。
あの時、兵士になりすまし難を逃れた嫪毐は、腹心を連れて洛陽(ラクヨウ)に逃げたという。
嬴政は自ら嫪毐を捕らえると決め、弟の贏成蟜(エイセイキョウ)と僅かな護衛のみで出かけて行った。

祖国を追われた荊軻(ケイカ)と公孫麗(コウソンレイ)は洛陽の宿に落ち着いた。
荊軻は師妹の安全を考え男装させていたが、麗児は食事中もどこか機嫌が悪い。
それより衛王府がある野王(ヤオウ)の地はすぐ近く、麗児は公孫家が受けた恩義を思うと衛王の身を案じずにはいられなかった。
恐らく衛王は濮陽(ボクヨウ)の落城すらまだ知らないだろう。
「爺爺が会うよう言い残した魯勾践(ロコウセン)大侠のことだけど、信陵君(シンリョウクン)の食客だったとか?
 でも信陵君は逝去して長いわ、探し出すには時間がかかりそうね」
その時、奇しくも同じ宿の酒楼で嬴政の一行も食事をしていた。

荊軻は娘を助けることにしたが、それより早く嬴政が飛び出した。

嬴政が殴った酔っ払いが麗児たちの席へ倒れ込みそうになった。
荊軻は瞬時に男の背中を剣で受け止め料理を守ると、即座に麗児が男の足を叩いて倒す。
こうしてコテンパンにやられた男たちは逃げるように店をあとにした。

嬴政は加勢してくれた二人の腕前を褒めた。

嬴政は趙と名乗り、商いのため洛陽に立ち寄ったと嘘をついた。
荊軻と麗児は目の前に秦王がいるとは夢にも思わず、諸国が手を取り秦に立ち向かう好機だと訴える。
別の席にいた成蟜と李仲は顔を見合わせたが、嬴政は話題を変えてうまくごまかした。

麗児はすっかり泥酔した荊軻を支えて部屋まで送った。
すると荊軻がうわ言で思わず麗児への気持ちを吐露し、1日たりとも麗児を離したくないという。
麗児は師兄の気持ちを知って気恥ずかしくなり部屋に戻ったが、翌朝、目が覚めるとなぜか隣に嬴政が寝ていた。



嬴政は自分がうっかり部屋を間違えたことに気づいた。
しかしどちらにしても男同士、このままもう少し寝かせて欲しいと頼む。
麗児は激しく動揺するが、嬴政は男同士で恥ずかしがる理由はないと笑った。
その時、ちょうど荊軻が麗児を起こしにやって来る。
すると部屋からなぜか趙公子が現れた。
「趙公子、どうしてここに?」
「昨夜は飲み過ぎて部屋を間違えたようだ」
すると嬴政は何事もなかったかのように先に朝餉に行ってしまう。
「師兄、私もよく覚えていないの…目覚めたら横であの人が寝ていて…」
「…悟られなくて幸いだ」
荊軻は麗児が気にしないよう笑顔を見せた。

嬴政が成蟜と食事をしていると李仲が戻ってきた。
「やつの行方が分かりました」
その時、ちょうど麗児と荊軻が上階から降りてくる。
嬴政は先に出発すると挨拶して出て行ったが、酒楼にいた黒装束の一団が後に続いた。
その様子を見た麗児と荊軻は思わず顔を見合わせ、目を丸くする。
あの趙公子とは一体、何者なのか。

呂不韋は嫪毐の身柄が確保されたと知り、その夜、急いで洛陽郊外の山荘に駆けつけた。
そこで秦王に引き渡せば拷問を受けた上に惨殺されるが、自分なら一思いに殺してやるという。
嫪毐は思わず高笑いし、そもそも自分を宦官と偽って太后にあてがったのは呂不韋だと呆れた。
自分が真相を暴露すれば当然、呂不韋も破滅するだろう。
「忘れたのか?お前のために太后を籠絡し、不義の関係を清算してやった
 やっと手に入れた相国の位を守ってやったのはこの私だっ!」
激怒した呂不韋は嫪毐を引っ叩き、死にたいなら今すぐ殺してやると声を荒げた。
しかしそこへ嬴政たちが現れる。
「すべて聞いたぞ」
嬴政は呂不韋を誘き出すため、側近の司空馬(シクウバ)にわざと情報を流していた。
処罰を覚悟した呂不韋だったが、嬴政は即位した当時、仲父から言われた言葉をそっくりそのまま返すことにする。
「そなたと嫪毐は秦の柱だ、時を置かずに処分すれば諸侯は衝撃を受け、国は揺らぐ
 今日からは″何事も分をわきまえ、出過ぎぬよう、余が与えた命には決して逆らうな
 そなたは全て余に従えば良い″、分かったか?
 先はまだ長い…今後、余を苦しめ、屈辱を与えた者どもを一人残らず同じ目に遭わせてやる」

一方、江湖では公孫羽(コウソンウ)の戦死を知った丹頂門(タンチョウモン)の掌門・夏侯央(カコウオウ)が目の色を変えていた。
これは鵠落(コクラク)剣法を物にできる一遇の好機、実はこの剣法を習得した者は一国を倒す力を得ると言われている。
鵠落剣法とは200年以上前に剣客・聶政(ジョウセイ)が創始し、公孫羽がその後継者と噂されていた。
掌門は公孫羽に麗という孫娘がいることを思い出し、その孫娘が剣譜(ケンプ)を持っていると疑う。
「公孫麗を捕らえるよう各地の弟子に文を送れ」

嬴政は洛陽まで来たついでに野王の地にある衛王府を訪ねた。
衛王・角(カク)は秦王の突然の来訪に動揺、ついに死罪を賜るのかと早合点する。
しかし嬴政には別の目的があった。
「衛の人々はどのような食事や歌を好む?民の暮らしはどのようなものか教えてくれ」
嬴政は心には今でも公孫麗がいた。

その夜、麗児の部屋に曲者が現れた。
しかし曲者は命を狙わず、かんざしを落として麗児の長い髪を降ろす。
そこへ隣の部屋で寝ていた荊軻が駆けつけ、曲者の前に立ちはだかった。
「…やはり女か、公孫家の者だな」
曲者たちはそこで逃げて行ってしまう。
「私たちの身元を知っていたわ、誰の差金かしら?」

翌朝、麗児と荊軻は魯勾践を訪ねるため宿を出た。
するとしばらくして麗児が帯に挟んでいたかんざしがないと気づく。
祖父にもらった形見のかんざし、麗児はすぐ引き返すことにしたが、荊軻が酒楼で待つよう告げた。
「すぐ戻るよ」

荊軻は宿の部屋で麗児のかんざしを見つけた。
その時、昨夜の曲者が現れる。
一方、麗児は酒楼で偶然にも趙公子たちと再会していた。
喜んだ嬴政は相席を勧め、兄弟子が戻るまで一緒に酒を飲むことにする。
そこへ突然、嫪毐の残党たちが乗り込んで来た。
剣を持っていた麗児は迷わず応戦したが、趙公子をかばって刺されてしまう。
しかし危ないところで李仲たちが到着、難を逃れた。

その頃、宿の窓から逃げ出した荊軻は郊外で丹頂門一派に囲まれた。

公孫麗を出せと迫られた荊軻は鮑野(ホウヤ)と一騎打ちとなったが、打ちのめされてしまう。
しかし危機一髪のところで凄腕の剣客が現れ、救われた。
「剣痴(ケンチ)と名高い魯勾践か…噂は聞いている」
「昔のことだ、老いた今は隠居し、一介の刀工にすぎん」
鮑野は配下と共に襲いかかったが、魯勾践にあっさり退けられてしまう。

一方、咸陽(カンヨウ)に戻るはずだった嬴政は深傷を負った孫小侠を置いて行けず、衛王府へ運び込んだ。
医師の話では命に別状がないものの、数日は発熱が続くという。
嬴政は少し様子を見たいと言ったが、医師は困惑した。
「失礼ですが、公子はどんなご関係で?」
「知り合ったばかりだが友人だ、身代わりになり命を助けてくれた」
「そうですか…ではご存知ないのですな」
実は孫小侠は女子だった。

↓濃い…


嬴政は侍女が孫小侠に薬を塗るのを待ってからようやく見舞った。
するとうなされる孫小侠の胸元に見覚えのある玉佩(ギョクハイ)を見つける。

つづく


( ゚д゚)・・・師兄、弱っ!





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最終更新日  2021.07.13 18:53:51
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