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2021.08.03
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第11話「天明」

荊軻(ケイカ)の知っている師匠は穏やかで争いを好まない人だった。
しかし蓋聶(コウジョウ)から驚くべき師匠の過去を知る。
実は公孫羽(コウソンウ)はその昔、″血影(ケツエイ)″という通り名で恐れられていた。
誰の目にも留まることなく血の痕だけを残し、影さえ見せず血の華を咲かせるからだという。
20年前には13人の悪党を一夜のうちに皆殺しに、またある時は″銅山覇刀(ドウザンハトウ)″と呼ばれる屈強ぞろいの62人が鵠落(コクラク)剣法を前にあっけなく破れた。
後年、公孫羽はその威力を恐れて己の過去と共に鵠落剣法を封印、そして新たな剣法を生み出す。
「だが秦(シン)の暴挙を阻むためには鵠落剣法の使い手が必要である

蓋聶は天上にいる公孫羽が今の荊軻の姿を見て、さぞ悲しんでいるだろうと言った。

その頃、秦王宮では麗姫(レイキ)のお産が始まっていた。
秦王・嬴政(エイセイ)は心配で夜通し待っていたが、朝になってついに寝所から産声が上がる。
麗姫は無事に公子を産んだ。
しかし嬴政は子供の顔を見られず、すぐ乳母に預けてしまう。

麗姫は子供を産ませてくれた嬴政に心から感謝した。
「嬉しくて涙が止まらないわ…母親になれたから」
すると麗姫は我が子に″天明(テンメイ)″と名付ける。
「雲が消え天が明ける…名は天明と」
麗姫は天明に会いたいと頼んだが、嬴政は今はゆっくり休むようなだめた。
「まさか本当に私と天明を引き離すつもりなの?」




幸せを噛みしめる麗姫とは裏腹に嬴政は苛立ちを隠せなかった。
ともかく出自にまつわる流言を心配し、子を取り上げた産婆たちを全て始末させてしまう。
一方、後宮はにわかに騒がしくなった。
麗姫が男児を産んだと聞いた敏(ビン)夫人は楚(ソ)夫人の悔しがる顔が目に浮かぶ。
恐らく後ろ盾である祖太后のもとへ泣きつきに行くはずだ。

邪魔者には制裁が下され、死ぬより辛い目に遭わされる。
敏夫人が麗姫の行く末を心配している頃、楚夫人は麗姫への嫉妬に駆られていた。
「このままでは食事ものどを通らない…」
楚夫人は居ても立ってもいられず、夕刻にも関わらず華陽(カヨウ)宮へ押しかけてしまう。

そんなある夜、麗姫は天明の泣き声で目を覚ました。
すると黒衣の刺客が寝床にいる天明を見下ろしている。
驚いた麗姫は慌てて天明を抱き上げ、刺客だと叫んだ。
しかし覆面を外した刺客が実は大師兄の韓申(カンシン)だと気づく。
その時、侍女・清児(セイジ)が衛兵たちを連れてやって来た。

麗児は韓申を物陰に隠し、見間違いだったとごまかした。
「天明に猫が覆い被さって見えたんだけど…ちょっと疲れているみたい…」
清児は後宮に猫などいないはずだといぶかしんだが、衛兵を連れて出て行った。

韓申は嬴政の子を殺そうと短剣を抜いた。
すると麗姫が咄嗟に止め、実は荊軻の子だと告白する。
韓申は言葉を失った。
秦との決戦前夜、死んでも悔いのないよう師妹への想いを伝えるつもりだったが、麗児に話を遮られて機会を逃してしまう。
「じゃあ師弟は入内したことを?」
「彼は…話せば長いの、大師兄はなぜここに?」
韓申は濮陽(ボクヨウ)の戦で深傷を負い、麗児たちと合流できなかった。
数ヶ月経ってようやく傷が癒え、魯勾践(ロコウセン)の元へ向かう途中で麗児の手配書を見たという。
慌てて探し回ったが見つからず、それから魯勾践を訪ねて行き違いになったことを知った。
やがて手配書が消えたことから麗児が捕まったと気づき、救出しようと秦王宮へ潜入する。
しかし警備が厳しく断念、そこで王宮の侍衛に志願したが、当初は外宮の巡視が仕事だった。
最近になってやっと内宮に入れるようになり、こうして会いに来たという。
「外宮で知ったんだ、嬴政の新しい妃・麗良人が師妹、君だと…」
そこへ突然、秦王がやって来た。
「大師兄、早く隠れて!」

麗姫は珍しく嬴政を出迎えた。
すると嬴政は刺客と聞いて様子を見に来たという。
麗姫は猫だったとごまかしたが、嬴政はそれにしては表情が暗いと怪しんだ。
「…家が恋しいの」
「ここが家だ」
嬴政は何か勘付いたように見えたが、それ以上、追求せず帰って行った。



紀元前237年、趙の悼襄(トウジョウ)王・趙偃(チョウエン)が秦へ入朝した。
嬴政はそれとなく燕(エン)を討つよう勧め、討った暁には趙のものにすることを認める。
その夜は趙王の歓迎の宴が開かれた。
華陽太后はこの機を利用して宴席を設け、麗良人を呼び出すことにする。
まだ安静が必要な麗姫だったが、天明の祝いと言われて断るわけにいかなかった。

麗姫は太医の指示で養生に努めていたため、挨拶が遅れたことを謝罪した。
すると早速、楚夫人が出産の時期がひと月早いと難癖をつけて来る。
祖太后は麗良人も慣れない後宮で心労が多く、早産など驚くことではないとかばった。
そこで後宮の長として自分が指導すると言い出し、山のような経書を運び込ませる。
「そなたは公子の母として教養を深める必要がある
 詩、故人の教え、儀礼、雅楽、歴史…すべてを身につけることを望んでも理不尽ではなかろう
 これは私の古い経書でほころびもあり修復の必要がある」
祖太后はこの経書の山を麗姫の手で書き写して欲しいと頼んだ。



嬴政は朝議の前に麗姫の顔を見に来たが、寝宮はもぬけの殻だった。
何でも昨日の昼に祖太后の宴席に呼ばれてから戻っていないという。
驚いた嬴政はすぐさま華陽殿に向かった。

その頃、麗姫は華陽殿の正殿でひとり、竹簡を懸命に彫っていた。 
そこへ祖太后がやって来る。
侍女・鳳儀(ホウギ)は麗良人の手が止まっていたことを見咎め、祖太后に命令不履行は規則に反すると訴えた。
「打て」「はい」
鳳儀はいきなり麗良人の頬を引っ叩き、慌ててかばった清児にまで手を挙げる。
「私を叩きなさい!清児は関係ないわ!」
麗良人が反発すると、鳳儀は再び手を挙げた。
「バシッ!」「やめよ!」

華陽殿に嬴政が現れた。
嬴政は祖太后が麗姫を虐げたと気づき、どんな罪を犯してこれほど酷い罰を与えたのか詰め寄る。
すると祖太后は白々しく教養を深めさせるためだったと釈明した。
「では余の妃を連れ帰っても構いませんね?」
嬴政は急いでふらふらになった麗姫を連れて帰った。
「祖太后、どうなさいますか?」
「…今日のところはこれでいい、本番はこれからだ」

一方、楚夫人は景(ケイ)良人と韓(カン)長使を従え、麗姫を嘲笑っていた。
しかし今回は序の口、産後間もないことから手を動かすだけで済ませてやったという。
そこへどういう風の吹き回しか敏夫人が現れた。
「後宮が騒がしくて我慢の限界なのよ~それで見回っていたの
 小汚いネズミが走り回っているのなら退治しようと思ってね」
敏夫人は楚夫人を当てこすり、一緒にいた景良人と韓長使を腰巾着と揶揄した。
「大国である楚の公主は大変ね、王后となり祖国への利を期待されている
 大王の寵愛を受ける麗良人はさぞ目障りなのでしょう?」
「あなたっ…」
「まあいいわ、あとは皆さんでごゆっくり楽しんで~
 あ、そうそう、大王は麗良人を抱きかかえて戻ったそうよ?」

敏夫人が帰ると楚夫人は怒りを爆発させた。
「今後、敏夫人を通したものは死罪よっ!」

つづく


( ;∀;)告白さえさせてもらえない大師兄、切ない…
からの鳳儀の圧迫感www





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最終更新日  2021.08.03 12:20:20
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