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2021.08.04
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第12話「思慕」

嬴政(エイセイ)は祖太后に虐げられた麗姫(レイキ)を救い、寝宮へ運んだ。
ようやく夕刻になって目を覚ました麗姫、すると彫刻刀を一晩中、握りしめていた右手があざだらけになっている。
嬴政は麗姫を抱き起こすと、その痛々しい手を優しくつつんだ。
「今後、余の許しなくそなたに命を出させぬ、忘れるな、余はそなたの王だ」
麗児は嬴政を拒否するかのようにそっと手を引っ込めたが、嬴政が強くつかんで引き寄せる。
(O_O)ウッ!っつ…
「どう思おうとそなたは余のものだ、誰にも傷つけさせぬ…たとえ大量にある髪一本でも…」

麗姫はまた手を引っ込めたが、嬴政が再び強く引っぱった。
(Ŏ_Ŏ)ァゥッ!痛っ…
「麗児、恨んでもよい、だが余の心を知れ
 そなたは敏(ビン)夫人や楚(ソ)夫人とは違う、六国や祖太后の手駒でもない
 そなたは私のものだ、分かったか?命に従えば欲しいものは全て与えよう」
「…あなたからは何も欲しくない」
麗姫は鋭い眼差しで睨みつけると、嬴政が先に視線を外した。
「趙高(チョウコウ)、膳を運べ、余もここで取る…夜中まで麗良人の寝所には誰も入るな」
すると嬴政は自ら麗姫の手に薬を塗ることにした。
「痛むか?」
( ;∀;).oO(いやビンビン大王が引っ張るからやん


報告を聞いた楚夫人は激昂して物に当たり散らすも、もはや打つ手はない。
一方、荊軻(ケイカ)は自暴自棄な生活から抜け出したものの、稽古に身が入らなかった。
すると蓋蘭(コウラン)が現れ、一緒に稽古をしようと誘う。

荊軻は重い腰を上げて蘭児と剣を交えたが、ふと麗児との最後の稽古を思い出して手が止まった。
その時、うっかり蘭児の剣が当たって手を切ってしまう。


出産した麗姫は荊軻への想いが強くなった。
その夜、ひと気のない回廊に出た麗姫は思い出の襟巻きを取り出し、それを剣の代わりにして″双人(ソウジン)剣法″を舞う。
同じ頃、荊軻もひとり林の中で双人剣法を稽古していた。
遠く離れても通じ合う二人の想い、そんな荊軻の姿を蘭児が物陰から密かに見守っている。
一方、ひとしきり舞った麗姫は襟巻きを眺めながらため息をついていた。
「師兄、どこにいるの?会いたい…」
「麗児?」
ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
麗姫は嬴政の声に驚き、慌てて襟巻きを隠してから振り返った。

嬴政は麗姫が荊軻を恋しがっていることに気づいていた。
嫉妬に駆られ思わず麗姫を強引に抱きしめる嬴政、しかし無理強いするつもりはないと手放し、麗姫が自らこの胸に抱かれるまで待つという。←どっちやねんw
ただし麗姫をつなぎ止めておくため、天明(テンメイ)を自分が預かると言い出した。
「束縛しても心までは奪えないわ」
「構わぬ、そばにおればよい」
すると麗姫は憤慨して帰ってしまう。
…麗児、いつか必ずそなたの心を捉えてみせる(๑•̀ㅂ•́)و✧キラーン…



一方、趙高は人知れず燕太子府に丹(タン)太子を訪ねた。
すると趙高は秦に身を置けども祖国・趙を守るため嘉(カ)公子と通じていると明かす。
実は大王が謁見の場で趙王に燕討伐の許しを与えたが、それは一石二鳥を狙った大王の策だった。
今回の討伐は趙王の独断によるもの、そこで嘉公子は秦に抗すべく燕との同盟を希望しているという。
「両国が手を取り合えば秦を退けられます」
しかし秦の人質である丹太子は自分には何の力もなく、今の境遇では何もできないと断った。

趙高は急ぎ密使を放ち、秦が燕援護の名目で趙を攻める策略だと知らせることにした。
しかし密使は道中、丹頂門(タンチョウモン)に襲われてしまう。
脅された密使は伝言の内容こそ白状したものの、結局、誰の命令かは漏らさず自害した。
こうして趙軍は鉅鹿(キョロク)を出たところで燕援護の名目の秦軍に攻撃され、総崩れとなる。
趙王・趙偃(チョウエン)が嬴政に謀られたと気がついた時には手遅れ、慌てて龐煖(ホウケン)将軍を呼び戻すよう命じたが、そこで憤死した。

報告を聞いた趙高は愕然となった。
密使の遺体が見つかったのは鉅鹿の50里の場所だったという。
その後、遷(セン)太子が郭開(カクカイ)を側近として王位を継承、嘉公子は激怒していた。
趙高は王宮の誰かに動きを察知されたと気づいたが、まだ無事でいられるのは自分が密偵だとばれていないからだろう。
情報によれば密使を襲った刺客は手だれの武芸者、何者かが雇い入れたのだ。
「恐らく誰かが趙を窮地に追い込もうとしている…」
ともかく趙高は嘉公子に警戒を促すよう文を送ることにした。
(ヾノ・∀・`)イヤイヤイヤ…だから送っちゃダメでしょう?w

丹頂門を雇ったのは廷尉(テイイ)・李斯(リシ)だった。
趙王は嬴政にそそのかされ燕を併合しようと欲を出し、結果、趙軍は壊滅に追い込まれ、己の命も失ってしまう。
しかし鮑野(ホウヤ)は誰が密使を放ったかまでは分からなかったと心配した。
すると李斯は今やこの秦で趙に忠義を尽くす者などたかが知れているという。
掌門・夏侯央(カコウオウ)は自分たちの手が必要か聞いたが、李斯はまだ機が熟していないと言った。
「この機会にしかと見極めるつもりだ、敵と味方をな」

一方、楚夫人は趙が敗戦したこの機に乗じ、趙高を買収することにした。
実は咸陽(カンヨウ)の町で黄金を預けているという楚夫人、そこで趙高に玉佩を渡し、これを持って店に行けば必要なだけ引き出せるという。
「兵馬も持たずに王位奪取は成し得ないでしょう?私から嘉公子への援助だと思って…」
趙高は感謝し、楚夫人に尽くすと約束した。
すると楚夫人は最近、夜になると赤子の泣き声で眠れないとこぼす。
「自分の子なら愛らしい声でも、他人の子ならただ疎ましいだけ…」
「お安いご用です、私にお任せ下さい…」



韓申(カンシン)は麗児が書写と称して祖太后に虐げられたと知り、その夜、昭徳宮に忍び込んだ。
「あの老いぼれめ、今すぐ報復してやりたい!」
「どうして大師兄がそんなことまで知っているの?」
実は侍衛の詰所では宮中の噂話が飛び交っており、公子を産んだ大王の寵姫である麗児は話題の的だという。
「ただの噂よ…寵姫なんかじゃない」
しかし韓申は嬴政に乱暴されたのではと気が気でなかった。
麗姫はきっぱり男女の関係がないと否定し、嬴政はいつも独り寝を好むと教える。
聞けば妃の寝所で一夜を明かさないのは疑り深い性格のせいらしい。
誰かと一緒には眠れないのだ。
「入内してから何度も死を考えたわ、いっそ嬴政を殺したいとも思った…
 でも天明を思うと何もできなかったの、私が死ねば天明は宮中で1人、守る人がいない
 あの子を私のような孤児にしたくない…師兄には申し訳ないわ」
もはや籠の鳥として生きながらえることしかできない麗姫、いつか嬴政の気が変わって天明に危害が及んでも逆らうことはできないだろう。
すると韓申は機会があれば必ず嬴政を殺すと約束した。
「君だけじゃない、天下のためだ…いつか君と天明をここから出してやる
 心配するな、二人を守るため俺は生き抜く(๑•̀ㅂ•́)و✧ガシッ!」

韓申は早速、嬴政の寝所に忍びこんだ。
寝台で眠っている嬴政、韓申は短剣を振り下ろしたが、その瞬間、嬴政の剣が韓申の肩を突き刺す。
そこへ李仲(リチュウ)が駆けつけた。
韓申は素早く脱出し難を逃れたが、翌朝、思わぬ騒動が起こる。
乳母が目を覚ましてみると、隣で眠っていたはずの天明の姿が消えていたというのだ。

報告を聞いた嬴政は激怒、昭徳宮で側仕えたちを激しく追求した。
「事実を言わねば全員、死罪だぞ!」
しかし麗姫は外部の者の犯行なら、こうしている間にも逃げてしまうと訴える。
李仲も麗夫人の意見に賛同し、今は捜索を優先すべきだと進言した。
「昨夜は刺客も侵入したことですし、奴が犯人の可能性も…」
そこで嬴政は王宮の出口を全て封じ、天明が見つかるまで蟻の子一匹、出すなと命じた。

つづく


꒰⌯͒•·̫•⌯͒꒱麗ちゃん、その巨大な頭に刺さっているヤツ投げちゃえば早いような…





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最終更新日  2021.08.04 13:22:34
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