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2021.10.18
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第47話「前夜」

ついに再会を果たした荊軻(ケイカ)と麗児(レイジ)。
荊軻は麗児の姿を見つけると、これまでのわだかまりなど全て忘れて抱き締めていた。
「なぜ俺に嘘をついたんだ?」
「あの時は親子3人で逃げたところで、すぐ捕まってしまうと思ったの
 だから本当のことは伏せておこうと…」
「天明(テンメイ)が俺の子だと知っていたら、鵠落(コクラク)剣法の剣譜など探し求めず、
 親子3人の穏やかな暮らしを選んでいた…師父の教えに背いても俺自身の幸せを選んだだろう」

 天明は大師兄に託したわ、だから誰も知らない場所で蘭児(ランジ)と幸せになって
 暗殺の成否がどうでも死は避けられない、天明が実の父に会えなくなってしまう」
「…もう遅い」
荊軻は田光(デンコウ)と樊於期(ハンオキ)が燕(エン)のために自ら命を絶ったと教えた。
恩人である田光の死に麗児は呆然、もはや引き返せないところまで来てしまったと知る。
「麗児、天明が自分の子だと聞いた時、俺がどう感じたか君には分からないだろう
 この数年、俺は君を誤解したまま理解しようともしなかった
 俺は自責の念に駆られたよ…我が子に会いたい、だけどもう遅い」
「師兄、あなたは…何も悪くない」
「分かっている、君はいつも俺のことを思っていてくれた、だからこそ辛いんだ」
すると荊軻は最後にもう一度だけ麗児を抱きしめる。

麗児は思わず荊軻にしがみつき涙した。
…絶対に師兄を死なせない、死なせるものですか…
一方、門の外では蘭児が切ない思いを抱えて荊軻を待っていた。



嬴政(エイセイ)は麗姫(レイキ)が昭徳(ショウトク)宮にいないと気づいた。
そこで回廊にいた侍女に麗夫人の行き先を問い詰めたが、そこへ麗姫が現れる。

「外の風に当たっていたので…」
すると嬴政は趙高(チョウコウ)に麗夫人が無断で寝宮を出ないよう見張れと命じた。
「帰順のため燕の使者が参内する、不測の事態に備え、夫人も勝手は慎め」

その夜、蘭児はなかなか寝付けず、荊軻の部屋を訪ねた。
「あさってには秦(シン)王と会うのね…やっぱりあなたを行かせたくない」
「蘭児…俺は多くの命を背負っている」
「分かってるわ、今日はあなたに伝えたくて来たの、どんな決断でも私はあなたの味方よ?」
蘭児はそっと荊軻に身を預け、大きな手を握りしめた。
…蘭児、今生で受けた恩は君に返せぬままだ、来世は君の兄となり、生涯、君を守る…

翌朝、蘭児は別邸を離れることになった。
「荊大哥…私…」
しかし蘭児は喉まででかかった言葉を飲み込み旅立ってしまう。
荊軻は心の中で蘭児の幸せを祈りながら見送った。
…すまない、君はやはり妹だ… ←心の中でダメ押しすんなw



蓋聶(コウジョウ)は妻の敵を討ち、娘と合流して再び旅に出ることにした。
すると蘭児は天明の本当の父親が荊軻で、暗殺計画を知った麗児が天明に危害が及ばぬよう韓申(カンシン)に託したと教える。
秦王が軍に命じて天明を捜索している今、蘭児は早く天明を見つけてやりたいと訴えた。

一方、韓申は天明と秦を脱出するため驪(リ)山を越えようとしていた。
しかし天明も流石に体力の限界、これ以上、動けないと座り込んでしまう。
「韓叔叔、僕は父上の子じゃないの?父上は僕を殺すために探しているの?」
「今は何も考えるな」
するとその時、韓申は誰かの気配を感じ、先に天明を逃がすことにする。
「向こうの林まで競走しよう、天明が勝てば何でも言うことを聞いてやるぞ」
「本当?」
「もちろん、その代わり1つ約束してくれ…何があっても生き抜くと」

韓申の前に秦の四大名手・風林火山が現れた。 ←ここに来てやっと4人揃ったw
「いい読みだな?」
「…函谷関(カンコクカン)は禁軍がいる、秦を出るなら華山か太白山もしくは驪山越えになる
 天明公子を連れて逃げるなら安全な驪山を選ぶと踏んだのさ
 おとなしく天明公子を渡せば楽に死なせてやるぞ?」
「ここから先は俺を倒してから行け…」

韓申は師父の敵である風林火山に独りで立ち向かった。
4人の手練れからメタメタに斬りつけられながらも天明を必死に守ろうとする韓申、しかしついにばったり倒れ、立ち上がれなくなってしまう。
…師妹、力及ばずすまない、俺は君を守り抜くことができなかった…
風林火山は韓申を捨て置いて通り過ぎようとした。
しかし韓申は最後の力を振り絞り、鋭刀山(エイトウザン)の足首をつかむ。
激怒した鋭刀山は止めを刺そうと刀を振り下ろしたが、その瞬間、蓋聶が放った宝剣が阻止した。
韓申は息も絶え絶えに林に隠れている天明を連れて来て欲しいと蘭児に頼む。
そこで風林火山も蘭児を追いかけようとしたが、蓋聶は多勢に無勢で子供をさらおうとした4人に激怒、この機会に風林火山を成敗した。

蘭児が天明を連れて戻って来た。
「韓叔叔!どうしたの?!たくさん血が出てる!」
しかし韓申はすでに瀕死の状態、そこで蓋聶と蘭児に天明を引き取って欲しいと頼む。
「天明、泣くな…人はいつか死ぬもんだ…蓋爺爺の言うことをよく聞くんだぞ…
 何としても生き抜け…師…妹……」
韓申はそこで息絶え、握りしめていた天明の手を離した。
「置いていかないで!嫌だ!韓叔叔!僕を独りにしないで!うわ~ん!」



その頃、麗姫は侍女・清児(セイジ)に最後の願いを打ち明けた。
「明日、燕からの使者が参内するの、使者は私の師兄・荊軻よ、使いを頼みたいの」
すると麗姫は師兄に眠り薬を飲ませて欲しいと言って襟巻きを差し出す。
「この襟巻きを置いて来て、そうすれば私の指示だと分かるわ、参内させないためなの」

その夜、荊軻の部屋に清児が訪ねて来た。
実は麗夫人から命じられ、差し入れを持って来たという。
荊軻は疑う様子もなく清児が注いでくれた酒を飲んだ。

昭徳(ショウトク)宮に戻った清児は麗姫に指示通り上手く行ったと報告した。
「暖かいお茶をどうぞ」
麗児はとても眠れそうになかったが、清児のお茶を飲むと身体が温まって来た。

翌朝、丹太子は中庭に建てた田光と樊於期の記念碑に献杯した。
…あの世から暗殺の成就と燕の再興にお力をお貸しください
…燕が覇業を成せるか否か、今日、決まります
一方、別邸で身支度を済ませた荊軻は頭痛に襲われていた。
すると秦舞陽(シンブヨウ)が迎えにやって来る。
「どうした?顔色が悪いぞ?」
「大丈夫だ、地図を箱を持って来てくれ、出発しよう」

嬴政はついにこの日を迎えた。
李仲(リチュウ)はまず影武者に引き合わせた方が良いと提案したが、嬴政はすでに手を打ってあるという。
すると趙高が現れた。
「大王、燕の使者が到着しました」
「大王!ひとつよろしいでしょうか?」
李仲は思わず引き留めた。
「大王が謁見にこだわる理由は?麗夫人なのですか?」
しかし嬴政は質問には答えず、宝剣を手にした。
「行くぞ!」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)うわあぁぁぁーっ!師兄!
ってかまだその襟巻きを押す?w





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最終更新日  2021.10.18 21:10:36
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