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2021.11.06
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第43話「武運尽きる時」

趙(チョウ)王妃・烏骨里(ウグリ)は皇太后を祖廟に案内した。
そこには今も太祖と述律(ジュツリツ)太后の肖像が掲げられ李胡(リコ)の位牌があったが、喜隠(キイン)と留礼寿(リュウレイジュ)の位牌はない。
燕燕は焼香して拝礼、その様子を見ていた烏骨里は思わず目を背けた。
掟では末子の李胡は家督継承者であり、述律太后も遼を託すと約束していたという。
すると燕燕は述律太后に代わり、自分が悲願を叶えると言った。



燕燕は耶律李胡が謀反の濡れ衣で無念の死を遂げたとし、欽順(キンジュン)皇帝に追封した。
思いも寄らない計らいに戸惑う烏骨里、すると燕燕はこれで権力闘争を終わらせるべきだという。

「これで亡くなった人々を慰め、生きている者の無念な思いを鎮めたい」
「あなたは太后よ、どう決めようと許される…喜隠と義父上は喜んでいると思うわ」
しかし皇太后が帰ると烏骨里は怒りを爆発させた。
「追封の聖旨で李胡一族の恨みを払拭できると?…夢を見ないで」

一方、韓徳譲(カントクジョウ)に反発する耶律虎古(ヤリツココ)は新政の実施を阻止していた。
そこで徳譲は六院(リクイン)部の長を別の者に任せてはどうかと上奏する。
実は遼の建国に尽力した曷魯(カツロ)大于越(ダイウエツ)が亡くなった時、孫の斜軫(シャシン)がまだ幼かったことから、当時、屋質(オクシツ)大王の提言で虎古が長となっていた。
燕燕は本来なら斜軫が一族をまとめるはずだったと気づき、斜軫をじっくり育てて将来の長に据えようと決める。
「ところで李胡を欽順皇帝に追封した、これで烏骨里の執念が消えるといいが
 …私たちは一緒に育った姉妹、わだかまりは消えると信じてるわ」
しかし徳譲は大きなため息をついただけだった。


その頃、烏骨里は名ばかりの帝位のために夫と息子が死んだと憤り、さらに自分を追い詰めて行く。
「…地中は冷えるでしょう?待っていて、偽善者への復讐を果たしたら私もそばに行くわ」

耶律斜軫は虎古を訪ね、なぜ皇太后に盾突くのかと諌めた。
すると虎古は韓徳譲を逆恨みし、韓家を放っておけば自分たちを支配しかねないと警戒する。
しかし斜軫は能力があるなら懲らしめればいいだけ、ないなら相手と上手く付き合うべきだと牽制して帰った。


南朝軍の勢いは凄まじく、このままでは燕雲(エンウン)十六州を守れそうにないという。
諸王たちは戦を避けるため燕雲十六州の返還も一手だと進言し、例え手放しても高齢の南朝皇帝が逝去すれば後継者争いが勃発した折に取り返せると訴えた。
しかし韓徳譲は戦わずして退くなど世の笑い物だと反発、すると呉王(ゴオウ)は思わず耶律の奴婢が口を出すなと罵ってしまう。
激怒した燕燕は奏状を投げつけ、太宗が心血を注いだ燕雲十六州を手放せと言う者は今後、許さないと厳命した。

出兵の準備を始めた燕燕、すると党項(タングート)の李継遷(リケイセン)が遼に帰服したと急報が舞い込んだ。
韓徳譲は北漢が滅びて南朝との間に盾を失った遼にとって党項が緩衝地になると期待する。
しかし燕燕は李継遷にそこまでの価値があるのか半信半疑だった。
すると室昉(シツホウ)が李継遷は幼い頃から馬上で育ち、気骨にあふれていると太鼓判を押す。
燕燕は皆の称賛を聞いて李継遷に興味を持ち、会ってみようと決めた。
「誠に優れていれば皇族から誰か嫁がせても良い、遼の娘婿となれば見捨てるわけにいかぬ」
そこで顔が広い耶律休暇(ヤリツキュウカ)に貴族からふさわしい娘を推薦してもらうことにした。

耶律斜軫の想い人・蕭海瀾(ショウカイラン)も花嫁候補に入った。
すると皇太后とのお茶会の日、海瀾は顔馴染みの耶律汀(ヤリツテイ)を見つける。
海瀾は本当の目的が花嫁選びだと教えたが、阿汀はそのおかげで皇太后と謁見できる機会をもらえたと言った。
「でもなぜあなたまで?太后のお気に入りだし、何より斜軫大王に思われているものね~ふふ」
「誰があんな人!…いい加減な人よ?幽州で妓楼を探していたんだから」
「(´゚艸゚)∴ブッ!そう言うことだったの~実はある皇族が妓女を身請けしたと風聴してね
 それが斜軫大王の耳に入り、すぐ捕らえられて罰を受けたと聞いたわ
 今や斜軫大王の前で妓楼の話をする者はいないそうよ?…知らなかったの?」
思いがけず斜軫への誤解が溶けた海瀾、それにしても阿汀こそ本当に党項人に嫁ぐ気なのか心配になった。
しかし阿汀は自分の運命なら自分で選びたいという。
実は継母が阿汀の母が残してくれた財産を奪おうと、阿汀を自分の甥に嫁がせようとしていた。

お茶会が開かれる庭園の涼亭から変な匂いが漂ってきた。
どうやら宮女が持ち場を離れている隙に温めていた乳茶が煮詰まってしまったらしい。
すると阿汀が駆けつけ、まだ何とかなると言って手際良く対処した。
ちょうど蕭胡輦(ショウコレン)とお茶会に向かっていた燕燕は回廊からその様子をながめ、どこの娘なのか聞く。
「王子帳節度使・耶律襄(ヤリツジョウ)の長女で名は汀です」
良哥(リョウカ)の報告を聞いた胡輦は亡き正室が残した一人娘だと思い出した。
しかし後妻が息子たちを産んだため、顧みられなくなったという。
「どうりで宮女がいなくても慌てず対処できるのね…」
燕燕と胡輦は機転が効く耶律汀を気に入った。

耶律汀は皇太后に叱られると思い、乳茶に手を加えた経緯を説明して謝罪した。
しかし燕燕は特別な味わいがあると喜ぶ。
史書を一通り読んでいた阿汀は吐蕃(トバン)に嫁いで乳茶を広めた文成(ブンセイ)公主が塩や松の実、炒り米を加えたという記述を思い出して試したと話した。
すると胡輦も美味しいと絶賛し、阿汀は宮中に留まるよう命じられる。
喜んだ海瀾は友と一緒に過ごしたいと懇願、皇太后から許しをもらった。

その夜、耶律斜軫は海瀾を嫁がせまいと皇太后へ直談判にやって来た。
「太后!海瀾は私に嫁がせてください!挙兵の令状を下し、南朝を滅ぼすと誓います!」
燕燕は安易に令状を下すなどもってのほかだと叱り、娶りたければ本人に言えという。
その時、ちょうど皇太后を訪ねて来た海瀾が飛び込んで来た。
「聞く必要はありません!…崇徳(スウトク)宮へ押しかけるなんて無礼よ」
「海瀾の言う通りだ、南院大王ともあろう者が私用で押しかけるとは…誰か!捕らえよ!」
燕燕は海瀾に本心を言わせるため、わざと斜軫に杖(ジョウ)刑80回を命じた。
すると思った通り海瀾が慌てて斜軫をかばう。
「ダメです!」
「おう?なぜだ?皇宮に押し入り妄言を吐き、そなたの名声を損ねた」
「ダメです!どうかご容赦ください、名声は損ねていません!」
「では斜軫の求婚を受け入れるのか?」
「(うんうん)」
こうして斜軫と海瀾の縁談がまとまり、後日、李継遷は定難軍節度使および夏(カ)王に封じられ、義成(ギセイ)公主・耶律汀との婚姻を賜った。

南朝皇帝は幼い聖宗(セイソウ)と摂政太后をみくびっていた。
実は今回の北伐に将軍たちは反対していたが、威信回復を急いだ南朝皇帝が強行したという。
勢いだけでまとまりのない敵軍、その勢いさえ避ければ一撃で分散させ潰せるはずだ。
燕燕は幽州の軍営で指示を出し、見事に敵軍を退ける。
しかし曹彬(ソウヒン)や藩美(ハンビ)という当世の英雄が兵を制御できなくなったことにいささか困惑していた。
韓徳譲は勝つために君命に背くことも必要だが、今や兵は統制が利かず、兵法も解せない者がはるか彼方で操っているという。
「もし南朝皇帝がこたびの敗戦で己の過ちを悔い改めなければ、その武運も尽きることでしょう」

戦が終わり耶律斜軫と蕭海瀾は結婚した。
そんな中、燕燕の元に烏骨里から招待状が届く。
燕燕はようやく二姐が立ち直り始めたと喜び、もうすぐ二姐の誕生日だと思い出した。
「必ず行くと伝えてちょうだい」
一方、蜀(ショク)王府では耶律道隠(ヤリツドウイン)がまた病と偽り、引きこもった。
「子や孫たちのためだ…それに王妃2人がどう出るか見ものでもある」

烏骨里の誕生日の前日、冀(キ)王妃・夷蘭(イラン)が趙王府にやって来た。
実は幽州へ戻る前に誕生日祝いの贈り物を持って来たという。

つづく


( ̄▽ ̄;)ちょっと留礼寿の肖像画が美化し過ぎじゃ…





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最終更新日  2021.11.06 15:28:56
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