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「お頭が来る!」と怯えるから幽霊話かと思いきや、盲目かつ神出鬼没のお頭様の話。裏切り者として追われる男を無事保護した隠密は、珊次郎を後釜として送り込むが、「一人頭千両」の代わりに動きを制限されており、何時何処で何をやるのかも知らされない。 遂にお勤めは決行されるが、金庫は空っぽ、侍達がわんさか襲ってくる。膾斬りにされる仲間達。黒幕はお頭の女、の後ろにいる大名の弟。全ては兄を落としいれ藩主の座につくための手の込んだ芝居だった。 眼が見えるものより鋭いぞ、と言い切っていたわりに女に転がされた男。隠密の立ち回りに割り込んで暴れた後、珊次郎と立会い敗れる。(10月31日 記入)
2007年12月01日
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OP、ED変更。 隠れ金山に群がる金の亡者たち。その中には、探索に来て行方知れずになった隠密の恋人も居た。三次郎たちは彼女と手を組んで行動するが、悪人たちは金山から手をひくことを決め、人足たちに毒を盛って皆殺しにする。そして死んだと思われた男は生きて悪の道に踏み込んでおり、女を撃って元同僚たちに仲間入りを勧める。 そんな男のために体を張って金山に潜り込んだ女、仏門に入って男の菩提を弔うことに。奴の気持ちがさっぱりわからないという旦那、わかるような気がするという三次郎。……そんなことよりお前さん、こんなところまでついてきたお七ちゃんのことはどうするつもりなんだ?情にほだされはするが、それだけって言うなら、「花の17歳が青春をかけてるんだぜ!」と言ってやりたい。(10月26日 前日記より)
2007年11月24日
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鍛冶職人、花火職人の腕がある無宿人が次々連れ去られる。彼らは谷中に連れ込まれ、幕府転覆のための武器だの火薬だの作らされていた。三次郎は元職人に化け、上手いこと砦に潜り込むのだが。……何でも出来るんだな、あんた……。 何で動物の頭の骨がが飾ってあるんだ。何でお偉いさんの名前を軽々しく口に出すんだ。何で職人に見つかったのに、一撃食らわせて黙らせないんだ。理不尽度が低い杉良太郎版だけに気になる。 隠密同心は砦の占拠に成功するが、女を身請けする金が欲しい職人は、礼金目当てに人質を開放し、その挙句撃たれる。他の奴は「もうやだ帰りたい」と思ってたので、まあ相応の報いだな。小波姐さんを離反させ決死の戦いをする男二人、ぎりぎりのところで若年寄名代として御前がやってくる。「まだ負けてない!」いや、ここを切り抜けても藩が無事に済むとは思えないんだが。つか余計罪が重くなるんじゃね?事件解決、例の職人は遊女を身請けして貰うが、全然同情してなかったので正直どうかと思った。(10月24日 前日記より)
2007年11月23日
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若い無宿人が絡んだ金持ちが、殺される事件が続発。このままだとその無宿人たちが下手人にされかねないが、三次郎は珍しく彼らを庇い、自ら捜査を申し出る。過去の過ちを思い出し捨て置けずはわかるが、どうせろくでなしばっかりだという旦那には驚き。 いっぱしのやくざになることがいっぱしの男になる道だと思う男と、そいつを蔑みつつ見捨てられない女と。言うことはかっこいい兄貴分は、逆らう餓鬼の女を掻っ攫い、三次郎に銃を突きつけるが、三次郎は舎弟たちに「素手で喧嘩もできないのはヘタレ」と誘導。殴り合いに負けて銃をぶっ放した兄貴分を惨めに屈服させた三次郎は、若い連中を幻滅させることに成功する。(10月25日 前日記より)
2007年11月22日
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今日のお相手は伊賀者。なのに素人女に尾行させるなよ!薬売りがいい人でなかったら殺されてたよ……。牢破りを防ぐため、自ら張り込む御前、人手が足りないなら増やしてください。3人はやっぱりあんまりだ。 牢内の親分を助けにやってきた配下たち。裏切り者として処分された夫の仇を取りたい妻は、火消しを誑かし火事を起こしてその隙に同士を殺させる。というのも実はフェイクで、公儀隠密に別件で全滅したと思わせるため、替え玉を無関係の男に殺させていたのだった。何か筋書きがおかしい、と御前が気づいて処刑は無事行われる。嘘つき人妻は、火消しの男気に本気になってしまい、全部ぶちまけられた男は女を許す。女の亭主は三次郎に切り捨てられ、三次郎は二人を見逃そうとしたが、結局自首したらしい。……いかな純愛ったって火付けに殺人を見逃すのは、「大江戸捜査網」という番組ではないだろう。(10月24日 前日記より)
2007年11月21日
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銭湯覗き見が日常の番組なんて、絶対地上で放送できないよな。女でもウキウキするような美人師匠が、湯船で殺される。並みの殺され方じゃない、未解決事件が三件立て続けに起きたため、南北両奉行が老中に相談に行く次第に。手がかりも全くなしでどうしろっていうんだ。取りあえず、師匠殺しを頼んだ相手を調べようとする三次郎。旦那は、被害者全員に繋がりがある者を探す。……必殺世界の同心たちは、こういう地道な方法ってとらないんだろうな。 舅、若夫婦、赤ん坊という平和で安楽な呉服屋一家は、実は抜け忍。もとい元忍びか。父が金のため、怨念のために仕事人をしていることを知った息子、堅気にくらしましょうと意見。誤魔化しつつ外出、孫がいるから息子はいらない、殺してしまおうって……爺さん怖いよ。首領と言うより主犯なのか。せめてわが子は逃がしてやりたい夫婦、父親がさきにつれて逃げ、母親が残って誤魔化す道を選ぶが、祖父は娘に「お前達は逃げて子育てしなさい」と優しい言葉をかける。無論、本音は別。女房を探して店に戻った亭主は仲間の女に斬られ、危篤状態に。自害したくのいちに手を合わせる旦那に、三次郎は「おい!やめろ」久々に意見が衝突。 女房は逃げたわけではなく、行きすがっただけ。亭主も赤ん坊も無事に保護される。だが、亭主は女房の命を盾に呼び出され……まて赤ん坊は置いていけ。 孫抱いて無理心中しようとした爺さん、失敗。死んだかと思われた母親は死に損ない、親子三人、江戸を出てひっそり暮らすことに。隠密たちは彼らの出自を申し出ず、根来忍者の子孫は今日もひっそりと生き延びている。(10月21日 前日記より)
2007年11月17日
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村正話。既に辻斬りで使用済みの村正・黄金丸を手に入れた旗本、嫁入りが決まった腰元を口説いて拒まれ、狂気に駆られ斬り殺してしまう。村正を持っているだけでも罰せられるのに、人を殺したのをばれたらどうしようもない。庭に穴を掘って埋めるが、娘は親元と奥方様の枕元にたつ。刀はすすり泣き血を流し、犬が遺体を掘り返そうとする。旗本は金をつけても村正を返品しようとするが、骨董屋は隠密たちの目の前で暗殺され、堀にぶち込まれたはずの刀は自力で戻ってくる。何も知らない奥方は祟りで大怪我をし、娘の異変に気づいた父は屋敷に怒鳴り込むが、無論叩き出される。彼女の双子の妹は、別に好きな男がいたんだろうと能天気に考えているが、ありえない。あと、お七ちゃんどさくさに「サービス」って言ってなかったか?怪奇現象は娘の父と妹の仕業だと考えた旗本は、父を吊るすが、その推理には無理があるぞ。……内心わかってるだろうけど。無論現象は止まず、とうとうストレートに幽霊が乗り込んでくる。彼が斬り殺したのは病気で寝ていたはずの奥方、旗本は遂に自決。 此処で終わったら完全に怪談。実はこれは、自分より出世して、好きな女を持っていった男に対する親友の復讐だった。姉の敵討ちをするため幽霊役を引き受けた妹、口封じに殺されかかるが、既に隠密同心は真相を掴んで刀をおもちゃに摩り替えていた。旗本も奥方も無事、娘の父も無事。だが、罪もない腰元が死んだことに変わりはなく、旗本は切腹、お家は断絶となったと思われる。(10月19日 前日記より)
2007年11月15日
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某藩の灌漑工事、技術不足で上手くいかない。藩主は恥を忍んで外からプロを呼ぶことに決めるが、面子ばかり気にする藩士たちは、嫌がった挙句抹殺計画発動。娘、護衛役の隠密同心と旅立った先生だが、遂に娘がさらわれてしまう。一行にちょろちょろ絡む渡世人カップルは何者なのか?そして、この調子でちゃんと仕事は果たせるのか?娘さんが江戸に帰りたいと言い出すのが当然だと思うぞ。 「わしが死ねば丸く収まる」から娘を連れて江戸に帰ってくれと言う先生、目的を忘れてる!武士の面子なんかどうでもいいんだよ、珊次郎の言うとおり、堤防をちゃんと造るのが目的なんだ。掛かってきた藩士たちはただのアホだったのかもしれないが、裏にいるのは洪水と工事を食い物にしていた連中だった。 あれ、渡世人カップル話に絡まなかった。 (10月20日 前日記より)
2007年11月09日
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昔御前が(一仕事させた上で)放免した大泥棒が、仕事をしたとの噂。もし本当だったら手っ取り早く切腹するという御前。三次郎たちは、その大泥棒に接触するが、どうも無実っぽい。だが、司法の手は、確実に彼に迫ってくる。 要するに、一度限りの密偵となった彼に悪事を暴かれた連中の生き残りが、大泥棒と御前を追い詰め、ついでに大金を手に入れようという企み。最後の最後で、お約束とおりぺらぺら喋ってくれる。……しゃべらなくったって結果一緒だけど。堅気暮らしですっかり鈍ったかつての大泥棒、お七ちゃんに三人の居所を聞くが、「家を知ってたらとっくに押しかけてるよ!」……いい加減おかしいと思わないのか、君……。(10月17日 前日記より)
2007年11月08日
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蘭学者が幕府転覆の疑いをかけられ、死罪を申し付けられる。書生達は、お偉いさんの屋敷を襲い、先生と交換しろと立てこもる。無論、幕府としては簡単にはOKを出せない。書生達は紳士的な態度で、人質はしっかり者揃いだが、長引くととんでもないことになりそう。 人質は一度、見張りを捕らえて脱出しようとしてのだが、一見まともでいい男なリーダーはそいつを撃ち殺す。気の強い娘は彼を罵るが、リーダーだって辛かったらしい。だからって既に何人も死んでいるから、簡単に同情はできないが。 上様はご政道を曲げることは出来ない、と決断。人質も目付けも立派に振舞うが、それでも立てこもり犯たちの衝撃は大きかった。当然だけど。朝になったら突っ込むと言われて、じゃあ屋敷を吹っ飛ばすと反論。幼い弟が泣き出すのから目を逸らすのを見て、リーダーを責める姉。「私には許婚がいた、だが彼女は獄中の父を庇ったというだけで拷問の末獄死した、それが先生のお嬢さんだった」仲間が女に乱暴を仕掛けた、と聞いたリーダーはそいつを銃殺。死ぬのが嫌になったメンバーも、仲間に撃たれる。 万策尽きたリーダーは人質と死ぬのを諦め、一人で爆死しようとするが、「言いたいことがあるならお白州で言え!それが師匠のためだろう」と言われて号泣。そしてここの娘も、彼に逃げましょう、と声をかけるために戻ってくる。何時までも泣いてばかりでらちが明かない男(笑)に当身を食らわせる珊次郎。 人質全員と生き残った立て篭もり犯は全員無事、蘭学者は内藤様の口利きもあって死罪取り止めとなる。しかし弟子たちはどうなるんだろう。師匠は冤罪でも、弟子達がやったことは重罪だ。(10月12日 前日記より)
2007年10月29日
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上様のご落胤として名乗り出た三人の娘。全員上様がその局に渡したものを持っている。見分けがつくのは、4歳まで一緒に暮らしていた、今は浪人になった男だけ。浪人は「捨てた娘だ、偽物でも別に構わないだろう」と相手にならなかったが、珊次郎の誘導で三人の姫候補の下に。 町人の娘は、母とともに浪人を暗殺しようとして失敗、普段の暮らしに戻る。農家の娘は、恋人を見返すためにも姫になりたいというが、義理の兄は事情がわからず自信まったくなし。神官の娘は、自分の正体を知りたいというが、父親のほうは曲者っぽい。 農家の娘は、男が自分を取り戻すため特攻するのを見て絆される。自分が姫でなければ処刑されずにすむと考え、姫ではないと自ら取り下げ。だが、本物の姫は農家の娘のほうであり、神官の娘はそれを聞いて諦める。父は諦めない。 姫の幸福を第一に考える浪人は、彼女にこれまでどおりの暮らしをさせてやりたいと望む。だが、珊次郎は二人を逗留させてしまう。そして義理の娘を姫に仕立てるため、刺客さえ雇った神官を成敗。「お前さんが涙を流すほど、値打ちのある男じゃねえよ」 結局二人とも「私は偽物です」と言い、浪人もくっついてきた「下郎」も別人と言い、担当の爺さんは叱られるだろうが一件落着。綾姫の名は世間から消えたが、三人の娘は、その後幸せな暮らしを送ったらしい。農家の娘は、母から自分の素性を聞いていたようだが、あの無鉄砲な熊公と所帯を持つのが幸せなら、傍がどうこういうこっちゃない。しかし、予告を見たときは「三人とも偽物で本物を浪人が庇っている」と思ったんだが、見事外れた。(10月11日 前日記より)
2007年10月27日
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正月早々偽小判事件。関係者の娘が芸者になったというので親切面して近づいた珊次郎、「仇を探しているんです。十文字小弥太という武芸者を」と言われて流石に仰天。彼女の父は一介の道場主だったが、贋金つくりに関わった挙句借金の穴埋めに利用、自分に気づいた隠密に果たし状を送り、娘にだけは知られないようにして死んでいった。仇の名しかしらない彼女は、父の仇にそれと知らぬ間に惹かれていく。 隠密二人が、女たちをいいように利用、その分窮地に陥ることもある、って何だか苛々するな。あの二人は冗談抜きでやばいって気づいているのは飲み屋の女将だけか。惚れたと称して芸者をいいようにしようとする男が、懐から石を出して赤恥にはすかっとしたけど。(10月10日 前日記より)
2007年10月25日
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琉球で新王が即位、死者が踊りの一団を連れて薩摩屋敷にやってくるが、襲撃が続発。それは琉球の仲間割れ……というか、琉球を清国に売り渡そうという陰謀だった。 舞姫の一人が阿片と「諦念」に支配され、悪の手先となるが、武器は色香っておい。男って……。一度暗殺にしくじった彼女がその後も普通に生活しているのは、脚本家のミスか?誰か気づけよ現場。 敵は阿片漬けにした連中を薩摩屋敷に突っ込ませ、琉球王朝を追い詰めようとするが、その阿片患者も被害者じゃないのか?斬っていいのか?琉球は美しいが自然環境がハードな国で、女は皆権力者に媚び諂わなくてはいきていけないのよ、と言っていた女、珊次郎の説得を受け思い直す。そして最後、珊次郎は彼女と黒幕を対決させ、結果は相打ち。仲間に自立を呼びかけ、美しい舞姫は舞いながら死亡。 彼女、阿片をやっていたから、もうどの道助からなかったのかもしれないが……。やっぱり怖いよ主人公。(10月5日 前日記より)
2007年10月23日
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縁談が決まったお姫様、これが最後のやんちゃと、遊び相手の娘と着物を取り替えて外出。そして武家娘の装束をした、町娘がさらわれる。 姫をかどわかしたという手紙を受け取った爺さん、姫も孫ももう無事ではいまいと腹を切ろうとして止められる。御前は殿に、姫の散策を依頼される。世間知らずでトラブルを起こした姫を見つけた珊次郎、あちこち連れ歩いて、姫が自ら口を割るのを待つ。さらわれた娘は必死で演技をするが、ばれて危機一髪。部下の報告待ちの御前、祝い物を見て、黒幕に見当をつける。 本物の姫が見つけられない実行犯達、人違いでさらった娘を殺して姫と称し、縁談をぶち壊そうと計画。あれ、何で爺さん連れてきたんだ?そのプランだと、別にいらないんじゃ……。 実行犯たちは隠密に切り捨てられ、黒幕は家を潰したくなければ腹を斬れ、と言われるが構わず部下を突進させる。部下を巻き添えにすんなって言ってんだろ……ここで御前を斬ったってどうにもならないよ、もう。娘は無事戻り、姫は自分のわがままが沢山の人に迷惑をかけたことを反省して一件落着。思い出のお面を手に、城に戻る。孫に悪態をついていた爺さん、姫がいなくなった途端に孫と抱き合って泣き出す。 「籠をとめておくれ」御簾越しに、よく平伏している相手がわかったな、姫……。「そなたにそっくりなものに、世話になったものだから」 11話は欠番だそうですが、あれ、10話でこの話の予告かかったよ?何その完全抹殺。フィルム紛失とかじゃないんだ。凄く見たい。(10月4日 前日記より)
2007年10月19日
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老中暗殺計画。敵は惧れもなく襲い掛かってくる手錬だが、何故かお供をしていた無役の旗本に討ち取られる。内藤は老中に「外出は控えてください」と主張するのに、全然聞いてもらえない。あー、良くあるパターン。理想は高いけど現実には疎いって、松平定信の基本解釈だよな。 最後の奇襲シーンは「おお!」って感じなんだけど、予告でやった分インパクトが減った。そして黒幕である商人と、海へ漕ぎ出す老中。暢気に改革の話を始める。「お金がありません」「お前が全財産を差し出せばいい」おいおい、承知の上かよ!「商人というもの、最後まで年貢は納めません」って台詞も凄かった。 お七ちゃんは可愛いなあ。趣味ではないんだけど。しかし17の娘が、男風呂覗きたがるなよ。立ち上がった瞬間に幻滅したらどうするんだ(笑)。(10月3日 前日記より)
2007年10月16日
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島原の乱の生き残り達が、復讐を企む。この手の話って大体黒幕は別の目論見を抱いている、んだけど、今回の首謀者は本気で復讐を考え、同士を煽っている。彼らの経験した地獄絵図に涙。いやもっとえぐいの聞いたことあるけど。キリスト教じゃなくて邪教のサバトに見えたが、無理ないか。内藤の御前も「此処で諦めれば見逃す」と言って下さるんだが、……多分全滅したんだろうな。 首謀者の妹(といっても年増)が珊次郎といい仲になり、兄の暴挙を止めようとして気絶させられる。正気づいた彼女を(運悪く)襲う兄の刃……。最後の最後で過ちを認めた兄は、妹の遺体を抱いたまま爆死しようとするが、珊次郎は彼女を取り返す。普段非情な男の目に、涙が光る。(10月1日 前日記より)
2007年10月15日
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正月早々、二つに死体が出てくるが、下手人どころか当人の身元もわからない。証拠隠滅のため、顔が潰されていたらしい。しかし銃創があるということで、隠密同心が動き出す。 江戸時代はあけっぴろげだったとよく言われるが、男湯も女湯も覗き放題ってやっぱり嫌だな。 お七ちゃん、取られて困る相手からは取らないって言ってたじゃないか。浪人の懐漁るなよ。彼女は物心ついたころには既に親がなく、生きていくためにスリをするようになったらしい。一応割り切っていたのに、好きな男にトラウマを突かれて荒れる。 事件の鍵を握る男が生き別れの妹を探していて、その妹がレギュラーという話。妹と偽り敵陣に乗り込む姐さん。本物の妹は、これを知り激しく動揺する。いや、君のためじゃないんだ。実は。それにしても(趣味じゃないのを含めても)男連中が霞むかっこよさだ、小波姐さん。 「冷たいお前にしちゃ、珍しいやり口だな」人殺しを見逃す珊次郎に、嬉しそうな井坂の旦那。全てお七(お吉)のためだが、二人が名乗りあうことがないまま、兄は江戸を捨てる。何時か再び出会うことが……無理だろうな絶対。(9月29日 前日記より)
2007年10月12日
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護送中の犯罪者が奪い取られる。そのラッキーな男は花火職人。一発引っ叩かれるが、口を割らなかったことで(悪の仕事に)無事復帰。幕府の威信もさることながら、花火職人、イコール火薬ってことで大事が予想される。 ただ一人生き残った同心、職を辞そうとするが、奉行に止められる。恥を知っているのだろうが、同心の職のままのほうが探索しやすくないか?井坂は彼の護衛を兼用、珊次郎は火薬師に化けて事件に迫る。一方、殿様の酌をしながら話を聞いていた小波は、芸妓が立ち聞きしているのに気づく。 今回の黒幕は元目付け、野心が強く、やりすぎて老中に家を潰されたらしい。居合いの達人で、わりと用心深い。南蛮渡来の火薬を餌に敵陣に潜り込む珊次郎だが、花火職人に見破られる。ただの職人のくせにやるじゃねえか。だが、役目が済み次第斬られてしまう。「同士だったのに……」浪人のリーダー、渋い顔。 「憎い男だが死んじまえば仏だ」事件を内々に済ませるため、花火職人の斬死体が川辺に捨て置かれる。手を合わせる同心を見るすりの娘、何を思う。(9月29日 前日記より)
2007年10月10日
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鼠小僧もの。松山さんなのかやっぱり。義賊の名を隠れ蓑に悪事が行われ、庶民はこれを喝采。本物はしょぼいお調子者で、誰にも信じてもらえず、最後には「奉行所に名乗り出て火炙りか釜茹でになってやるー!」と叫ぶが、奉行所でも相手にして貰えず、後年処刑されたのは別人だったらしい。 大番頭の奥方が、親切ぶって近づいてきた坊主と不義密通を働き、その相手に脅迫されたため結局無理心中、実は坊主も彼女に本気でしたという挿話があったが、これって返って婚姻先に大迷惑だと思う。 「生来無役の道楽者」嘘つくな御前。役ついていたことあっただろ。立ち回り嬉しいけど、部下に助けられるって何。そんなに弱くないだろ。(9月24日 前日記より)
2007年10月05日
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藩の全ての罪を被って処刑される一家を救うため、制限時間内に父の身の潔白の証しを立てなくてはならない、という話。 老中に直訴の百姓は、公共事業を名目に集められた仲間の命を背負っていた。ついでに、藩の命運も。こればれたらお取り潰し間違いなし。 結局父は一足遅く腹を召してしまうのだが、家族は何とか無事。 悪い家老は「文句があったら評定所に掛け合え」と言われ、「斬れ!斬れ!」と主張するのだが、誰も動かなかった(爆笑)。そりゃそうだ。証拠握ってる、老中の代理人に誰が斬りかかるかよ。動けない程度に斬っておいて、子供に父の仇を討たせ、藩は無事、直訴した百姓も無事国に帰る。一体どうやったんだ。(9月24日 前日記より)
2007年10月04日
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三日月の刺青を入れた人々が次々殺される。彼らは、有名な海賊団のメンバーだった。が、それを密輸に利用していた藩の重役や大店の主に、口封じの皆殺しにされるたのだった。向こうには凄腕の刺客もついていて、目をつめたメンバーも次々殺され、最後には首領の居所が突き止められる。事件解決後、井坂の旦那(と呼ばれていなかったような気がするが、呼びなれているもので)は首領を逃がしてしまい、内藤の殿様は江戸家老に腹を切らせることで藩を救ってやる。「藩にお金があればこんな事件は起きなかった」粋人ぶりが強調された殿様、さすが話がわかる。 (9月20日 前日記より)
2007年10月03日
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小藩の御用金が襲われる。唯一の生き残りは、「おとりの役目が果たせてよかった」と前向きなコメントを発するが、無事に着いたほうが実はおとりと知って呆然。衝撃のまま切腹を図る。その後、江戸で浪人が辻斬りされる事件が続発。「実は御用金5千両は初めからなかったんじゃないか」と推測する芸者小波、凄い。かなり切れる。腕もたつし……。だが内藤の御前は、五歳の殿様と切れ者揃いの家臣たちが、そんな危険な大勝負を打つとは思えないとおっしゃる。実は、筆頭家老になりたい江戸家老の陰謀、殺されたのは用済みとなった襲撃犯たちだった。井坂の旦那は何も知らない若侍を保護するが、筋書きを聞かされた彼は、藩を守るため飛び出していく。珊次郎は敵の手中に落ちるが、縄抜けで敵のアジトに金があるか探り、家老に妾がいることも調べ上げていた。大したものだが、小波姐さんが「助けにくるんじゃなかった」と言いたくなるのももっともだ。立ち回りの最中、銃を突きつけられるのはよくある話だが……大江戸捜査網だけでも何十回とみたが……。分身の術。そんなのありか。隠密同心に忍びの術は必修とはいえありなのか?五人の井坂に磔状態にされた家老、思わず戒めを解いてしまった若侍に切りかかるが、無事返り討ちに。藩にはお咎めなし、仲間の仇を討った若侍は国許に帰る。
2007年09月20日
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「あんた本当はあの人に惚れてたんじゃないの?そんな気がする」だったら怖いよ怖いよ怖すぎるよ主人公!初めは本当にスパイものだったんだな。目的はなんなのか、集団の構成はどうなっているのか、中々明らかにならない。……女スリが勘違い、うろちょろ話をかき回すのはともかく、芸者さんが立ち回らない……。こっちはそれが楽しみで見ているのに!最後に「被害者面した加害者」という苦い結末が待っていて、「シビアな主人公と甘い副主人公」という対比が明らかになる。初期の井坂の旦那もっさりしてるな。里見編になると、結構こざっぱりしてるのに。内藤の殿様に愛人がいるって設定、ファンにはちょっと悲しい……。せめて部下と愛人は全く別物にして。
2007年09月19日
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最終回 らしく、身内がさらわれるところから始まる。隠密支配は、隠密を守るために小娘を見殺しにしようと言い出す。幻滅する主人公。罠とわかっていて「五十両払うのは嫌だ」と言われるよりはマシだけど。直さんは敵の手に落ち、秋草は毒を受けて寝込み、小娘は無事戻されるが目の前で繰り広げられた惨事に半狂乱。荒れる姐さんがさまになってていい。つーか主役。敵の中には、直さんを勝手にライバル視している男がいた。隠密が口を吐かないからって、それをネタに老中を脅してどうするよ。普通隠密ごと切るだろう。そして隠密ってのは、石抱かされても最後の立ち回りに参加するほどタフじゃないと勤まらないもんなんだよ!でもってまた黒幕田沼かよ……ワンパターンにもほどがある。第一捕虜相手に黒幕やら作戦やらべらべら喋るな。で、ラスト、何で隠密解散したんだ?別に悪人がいなくなったわけでも、目黒チームのようにまずいことやらかしたわけでもないのに。(8月2日 前日記より)
2007年09月05日
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隠密支配が井坂の旦那にしか見えない。飲み屋の女に、10両届けてくれと飛脚に頼んだ男。やたら慌てていたのは、その金が元主殺しの報酬だからか?医者、貫禄ありすぎて隠密に見えない。逃げ回る男。信じている女。男と出会ってまともになった女は、子供を身篭っていた。捜査方法、いきなり暴力に美人局(笑)。聞くだけ聞いて窓から追い出す。酷いよ、ただのチンピラ相手に(笑)。話はただの外道仕事人(の元締め)ネタだが、悪縁を運んできた女と、それを憎む母と言う筋書きは悪くないと思う。ただ……なんで芸者が立ち回りに参加しないんだよ!舐めとんのか!こっちはそれが楽しみで見てるんだよ!男ばかりのむさい立ち回りなんて三匹でお釣りがくらあ!でもせっかくだから各人の立ち回りを見る。決めポーズ決まってねえ。酷くはないが上手くもない。皆体が重そうに見える。どうでもいいが、ゲストヒロインが三原順子なのは何かのギャグなのか?(8月2日 前日記より)
2007年09月04日
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松形版最終回。でもいきなり女湯。こういうのやられると子供は見辛いんだよ 親の手前。迷惑な。隠密が知人に襲われる事件が起きる。島送りの男が妻子の元に戻ってくる。めでたくご赦免になったんだけど、なぜか二人の前で清さんに襲い掛かる。まったなしの事情があるんだろうけど、何もそんなところでやらなくても……。素人が小細工なしでは、不意打ちでも無理だと敵も気づいたのか、菊丸姐さんの妹芸者は眠り薬まで持ってきたのにそれでも失敗。そして素人ヒットマンの一人が殺される。敵の黒幕は、間違いなく将軍家関係者。一応元締めに伺い……じゃなくて宣誓をする清さん。牢屋に入れられていたヒットマンたちは殺され、島帰りは脅しをかけられ、今度は旦那が馴染みの八百屋に襲われる。何で何度も同じ手を使うんだ。もう奇襲とはいえないだろう。それに皆、金目当てで知人を襲ったのか?親子三人で暮らすために女房に恩人殺しの片棒を担がせようというのか?どいつもこいつも……。家族は泣いてるぞ!こう素人が金で人を殺す展開ばかりやられると、「この世界仕事人必要ないな」と思えてくる。島帰りの男はぎりぎりで清さんを助ける選択をするが、敵は爆薬を仕掛けていた。御前は腹を切って上の方で話をつけようとするが、清さんは将軍の従兄弟を直にぶった斬らなきゃきがすまないといいだし、全員老中に懐剣を返上。ちょっと待て、何のために切腹したと思ってるんだ!老中を出さず、影腹斬って自ら説得すべきだと思ったが……隠密がいうこと聞かないという展開じゃ無理か……。懐剣返したら名乗りもできないし、無頼の輩と変わらないじゃないか!せめて、将軍がちゃんと連中を罰してくれるかどうかわかるまで待てよ……それが筋というものだろ。葵の御紋に斬り付けた跡、隠密同心は現場からばらばらに立ち去る。そして、その後彼らの姿を見たものは誰もいない。……必殺だそれは!いや、すぐに江戸に戻ってくる仕事人たちよりはマシだけど。そしてやけにいい男は将軍の従兄弟様は宮内 洋だった。(7月28日 前日記より)
2007年08月23日
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……主役嫌い。(いきなりかおい)沖田を筆頭とするあの頭のキャラは皆嫌いだが、その上コイツ、世を拗ねてテロ集団に入った若い連中の中で一人だけ、見込まれて隠密になるからもっと嫌いだ。蔵人は普通。旦那と比べるのはお気の毒。秋月は、組紐の竜より綺麗だと思う。京本は未だに美形が出来るから凄い。平成版かわせみを見たときは眼を疑った。ヒロインは一人だけ込み入った経歴の持ち主。ちょっと好みから外れているが、(派手な)尼装束を血潮に染めて、というのは倒錯にも程がある。殿様は、何時もどおりに田村兄。善玉・松平、悪玉・田沼というべったべたの設定がなんとも言えん。EDはいいんだけど……肝心の話がベタ過ぎてなんともかんとも。(5月1日 記入)
2007年07月08日
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ほぼ同役者で仕切りなおし。秋草以外降板でいいよ、と思ったのは殺陣最重要主義者だから。……隠密同心で軽い殺陣なんか見たくねえよ自分。地蔵に赤い鉢巻……!笑った笑った。懐かしいアイテムをありがとう!昔江戸を荒らしまわった賊の唯一の生き残りが、ご赦免船に乗って帰ってくる。五万両(の謎)を背負って。タイトルから見て、昔の女に……というパターンか。きっと按摩が真のボスなんだろうな。と先読みしつつ視聴。敵味方とも情報筒抜けだもんな……杉良時代にはスパイものだったなんて信じられん。アクションは質量とも充実していて面白かったんだけど、無関係の関取を暗殺者に立ち向かわせるのは、圧勝とはいえ酷い。(6月8日 前日記より)
2007年07月04日
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…………これって「江戸を斬る」のパロディ?桜吹雪にねずみ小僧、隠密潰しに町屋育ちの姫君に次期将軍を巡る暗闘か。ラストらしく盛り込んできたな。……芸はないけど。敵役も田口、八名など超豪華で、殺陣は斬られ役見てるほうが面白い。だが、「本物のねずみ小僧は責め殺した」って無理が無いか?あれは「穿り返しても誰も得をしない」事件の筆頭だろう。拷問でも吐かない根性があるとも思えん。そもそも史実では処刑されてるし(笑)。今更だが、横一列並びが通行の邪魔になってるのに笑った。道譲れよ……。(6月8日 前日記より)
2007年07月03日
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強請り稼業の男が殺され、隠密たちは勘定方の男に目星をつける。いい男だと思ったら、宮内洋っっ!彼は今こそ名門の養子におさまり妻子もいて出世を目前にしているが、元々は盗賊の子だった。孫見たさに屋敷の周りをうろついていた元盗賊を殴り飛ばす元道中奉行。屋敷を隠密たちがかぎまわっているのを察知、不安がる妻。どちらも善人であり、子や孫と会えぬ悲しみを理解に及ぶが、肝心の息子は(全くの悪人ではなく、散々葛藤の挙句)実の父を殺して口を封じる。が、父は隠密たちから子を庇おうとする。当人は成敗されるが、家族は結局彼の罪を知らず、(父は単に諦めたと思っただろうし、まして市井の強請りや殺しなんて起きたことも知らないだろう、)秘密は守られ家は無事に続いていく。派手な立ち回りも陰謀もない、一人の男が保身に走っただけの地味な話。でも久々に感動した。
2007年04月16日
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旦那に会えるのももう少し!といっても次シリーズ元締め役だけど!というわけで、今回は井坂の旦那の多分最期の主役話。女錠前師という、意外と珍しい設定のヒロインが登場。中間たちに乱暴されかかった女を助けた旦那、家に帰ったらその女がいました。何故だ名乗ってもいないのに!勝手に料理して押入れ漁って、勝手に嫁入り宣言。互いに一人身だからいいって問題じゃないだろおい。清さんは「置いてやんなよ、でも手は出すなよ」それって蛇の生殺し(笑)。女は布団並べて敷いて待ってるぞ!女は盗賊の錠前外しだったが、足を洗って旦那の元に転がり込んだ。同僚の男は彼女を見つけ、二人で逃げようと強要。そこに「子供が蔵に閉じ込められた!」という定番の騒ぎが起きる。あの、これ、里見版でもやったから!一度は我が身可愛さに見殺しにしようとするが、結局助けてしまい、付き合いきれなくなった男は逃げる。打算的なあばずれかも知れないが、悪女ではない。そうわかって、旦那の気持ちもちょっと動いたようです(笑)。一味を一網打尽にするため、女は命懸けで一味に戻る。あれ、でもこいつら、一家惨殺の急ぎ働きじゃなかったか?いいのか?また皆殺しにされたらどうするんだ。清さんって優しかったりシビアだったり、キャラに一貫性がないような。女は江戸払いですんだが、旦那とはこれっきり。色事法度の隠密同心、でも事件解決後で後腐れなしならいいんじゃないの、というのはかえって野暮だろうか。
2007年03月17日
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訴状を持つ者たちが次々殺される。近年産出量が落ちている佐渡の金山が絡んでいるらしい。佐渡の門番の同心、格さんに見えるんですが。訴状を持っていった村人の味方か、実は敵なのか?金山奉行とその用人、寄せ場の親分もどっかで、というか何度ともなく見た顔。かちこちの堅物、正義感が強いがよそ者の手は借りない。役が先か役者が先か(笑)。和崎さんが人斬り同心役でひっくり返ったこともありましたが……しかしあれはかっこよかった……マザコンだったけど(笑)。躍る清さんと旦那、それは女装じゃないのか。……女装だよな?佐渡おけさは女が踊るもんだよな?証拠無しで乗り込んだ隠密同心、しかしお菊姐さんが土壇場で金の隠し場所を思いついて落着。かっちん同心は尽くしてくれた女にプロポーズ、許嫁を理由に断られ、刀を捨てると宣言。そうかこれ500回記念作だったのか。道理でゲストが豪華。(2月24日 前日記より)
2007年03月16日
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小藩に変事発生。なるべくなら、丸く治めようと有り難いお達し。新任の腰元となった玉竜姐さん、じゃじゃ馬姫と薙刀で互角に張り合う。姫は隣の藩の若君との縁談を断って以来苛々しているらしいが、しかしこの破談で困るのは姫の藩のほうだった。姫の腹心のくのいち、彼女のために何か書状を持ち出し、絶命。姫はその遺志を継ぐべく上屋敷を抜け出すが、どうやって城下に戻れるかわからない。彼女をナンパした山田君、なりゆきで彼女を城下まで送っていくことに。男装して山田君を置いてけぼりにした姫、玉竜姐さんに「あれで男に化けたつもりかしら」といわれるのが笑える。大概の番組では何故か男で通用します。町娘姿に戻った姫、売られていく娘を高価な簪と交換に買い戻す。敵は姫の手配書を出し、関所を設けるが、助けた村娘がひと芝居うち無事通過。田植えを体験学習する姫、お陰で追手も素通り。百姓は食えても稗どまりと知った姫、清さんに全てを証し、若君に合うべく助力を嘆願。事情を全く知らなかった若君、感動して水をひくことを約束、ついでにプロポーズ。用人、桑原和真。悪のNO.2、偶然ですが笑えるネーミング。いや、家老の名前は聞いてないのに、どういうわけかこういうのだけは聞き取れるんだよね、人間。(2月24日 前日記より)
2007年03月10日
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越後の海を見ながら清さんとおりんが弁当をつかっていたところ、足の悪い女が空腹から這いよってきました。足抜けの女郎だそうです。波間から上がる女郎の死体、首を絞め殺されている。かれこれ十人は殺されていて、しかも死体を引取りにくるものもいない。足抜け女郎の探索に代官所の役人が出てくるのも変。足の悪い女郎が突っ張っていたのは、とんでもないものを見て人間不信に陥ったせいのようです。そうだよな、足抜けを責め殺すんでも首締めはないよ普通。清さんとの対比とはいえ、おりんちゃんが随分情のない女にかかれていてどうかと思う。彼女が足抜けして七里先の実家に戻ろうとしたのは、妹が売られるのを阻止するため。その前に、病気の同輩が殺されるのを目撃してしまった。「こんな騒ぎが続けば江戸に知られる」と抜かす代官、とっくにばれているからこの騒ぎなんだが。旅の娘までかどわかして女郎にしてるんだもんな。ご禁制のアクセサリーを手荒に扱うな!傷物になるだろうが。何時も思うんだけど、どうして娘を売らなきゃやっていけないような寒村の家がこんなに立派なんだ?姉と妹は無事再会。父と妹のため、「駆け落ちなんかできるかこの甲斐性なし!」と捨てた男も彼女を思い続けてくれていてベストエンド。あ、父はもう死んでいるのか。(2月21日 前日記より)
2007年03月08日
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桔梗やに転がり込んできた娘。おつると名乗り、彼女の着物を着ているが、妹は別人と証言。どうも、姫と腰元の入れ替わりネタのようです。相変わらず顔を見せない幻の御前、権力だけはかなりあるようです。既に焦点の藩の江戸家老を呼んでいました。姫は命を狙われているので、口が堅くて度胸があって琴の弾ける町娘(潰れた家の娘)を囮役に選んだ、娘は母に高価な薬を買ってやりたいので危険を承知で引き受けた。なのに当の姫は勝手に町に飛び出して話をややこしくした上に、勝手に座敷に上がって大騒ぎ。客に乗って乗馬プレイって、当人が喜んでいるからいいやとしか。あまりに情のない態度に菊丸姐さんおかんむり。顔で選んだ囮じゃないので、奥方の前には出せない、元々長く打てる興業じゃない。母の病は重くなる一方だし。改心したというか後悔した姫はおつるを連れ出して母を見舞わせようとするが、結局彼女に怪我をさせる結果に。自分だけが不幸だと思っているお姫様は何度目だろう。姫が狙われたのは、奥方と城代家老の不倫を目撃したせいでした。なんてべたなんだ。継母も嫌いだが父も嫌い、などと言わず父に言いつけていれば話が早かったのに!……あれ、大名の正室って江戸にい続けじゃなかったっけ?姫が戻ったからって、姫も江戸家老も乳母も殺しちまおうなんて強引にも程がある。そういえば、どうしてあんたが江戸にいるんだ城代家老。(2月21日 前日記より)
2007年03月05日
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出稼ぎの夫を待つ身重の女。しかし夫は彼女の目の前で殺される。隠し金山が関わっているらしい。女は衝撃で流産の上死亡。しかもお頭の恩人に黒幕の疑いあり。敵に回ったのは公儀お庭番。おかしらは手をひけというが、それで引くような性格の人間は隠密になどなりません。成り行きで黒幕の殿様、事情を話し切腹。春香とおりんの二人はその手足を奪った証文を取り返すが、鉄砲隊に取り囲まれ相打ち。これ、普通死んでないか……?普段は、弾幕張られても全部避けていないか……?男四人(だけで)討ち入り……大江戸捜査網とは思えない華のなさ(泣)。故障者二名、結局隠密に戻ることは出来なかった。あれ、怪我が酷くて実戦に戻れないのかと思ったら、一遍懐剣を返上したから駄目だっての……?納得いかん。(2月21日 前日記より)
2007年03月04日
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何か調べ者をさせていた男を殺そうとした虚無僧、返り討ちに。傷つきながら逃げた男、べろんべろんに酔っていた隠密同心に拾われる。前任の隠密支配は大阪城代に転出。仮の上司がやってきました。内藤の殿様といい、どうして元締めは引退イベントがないんだ。隠密同心に拾われたのは元公儀の隠密。何らかの事情で務めを捨て、後任を斬って逃亡したらしい。同業者を殺すのは気が進まない清さんたち、斬る前に事情を調べることを独断で決定。連中の話を盗み聞いていた娘、逢引だと言い張るのはいいが、めっさ棒読み……。裏切ったはずの男はちゃんと役目を果たしていた。じゃあ何があったのか?手掛かりは次々に切れ、元お庭番も茜と言う娘も協力的ではない。二進も三進もいかなくなった清さん、直接疑惑の藩の江戸家老に会い、事情を聞き出す。家老は語り終えると、全ての罪を負い自害。家老はちゃんと「砂金が出ました」と幕府に届け出たのに、それを聞いた幕閣は「自分と藩で分けよう」と言い出す。財政が苦しい小藩の家老はついこれに乗るが、みんなの暮らしは良くなるどころじゃなかった。しかも秘密が漏れて改易寸前って踏んだり蹴ったり。元お庭番はこれをどうにかしようとしていた。新しい上司が決まりましたが、何故か素顔も名前も開かなさい。信用できるかそんなん。藩取り潰しは阻止してくれるそうですが。茜ちゃんが棒読みなのはまだ許そう、でも殺陣が全っ然だめじゃん!「まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします」……相当大急ぎで決めたんだね……。(2月18日 前日記より)
2007年02月26日
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今日は随分画像が悪い。娘掏りと、それを構う小母さん岡引の話。小母さんは娘の更正のため、清さんにバイトを頼むが、娘はさくっと彼の懐を狙う。おいおい。あっけらかんとした小悪党の小娘、同じ長屋の若い浪人に入れ込んでいます。若い二枚目で、人柄も悪くなさそうだけど、どうもおかしな連中と付き合っている。近頃噂の天狗党、火薬を盗み出そうとして清さんと遭遇。その次の日、娘は片思いの相手にスリの生業がばれてしまう。でも、「嫌いになったりしないから、足を洗いなよ」と言われて一件落着。廃業宣言をして、小母さんに誓いの紙縒りを結んで貰いました。スリはいけないと言った当人は天狗党の一員。自分なりに正義を信じているので、たまたま通りすがりの百姓女が口封じに殺されるのを見て、天狗党に疑問を抱くようになる。そして脱落者として命を狙われる。「連判状があればあの人が助かる」と思い込んだ娘、紙縒りを斬り、命懸けで連判状を奪い取る。天狗党の世直しというのは、結局元老中が返り咲くための兵隊に過ぎなかった。色々考慮されて、浪人は島流しで済む。娘は撃たれた後遺症で足が悪くなった?しかしまだ若い二人、島から戻ってからでも人生を楽しめるよ、うん。
2007年02月18日
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雪の中での辻斬り。もののけの仕業との噂。湯屋の中でも女が殺される。下手人は白装束・白塗りの女の子?死んだ女たちは、亭主や周囲に黙って金貸しを大金を借りていたという。でも、金目当ての殺しよりもっと事情が深いんじゃないか、というのが清さんの予想。借金の肩に素人売春させて逆に借金増量、口封じに抹殺、ヒットマンは8歳の美少女。拾ってきた子を操り、毒を仕込んだ氷柱で刺し殺させる。殺し屋は閉じ込められている姉、表に出されている妹はいざというときの身代わり役。娘たちを見失った母は流転の生活を送り、小間物屋の後妻になるが、娘たちの消息を知り事件にかかわってしまう。女の子に罪を問うのはムリな設定で、逆にほっとした。母は無事娘たちを取り戻し、亭主も理解があり、二人を引き取ってくれる。実際には心的外傷が酷くて大変じゃないかと思うが、とにかくハッピーエンドでよかった。(1月20日 前日記より)
2007年02月17日
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お座敷で辰巳芸者が襲われるが、菊丸姐さんの方が上手で、敵が遁走。手を貸した魚屋のお仙さん共々初仕事だけど、初めから正体ばれててどうするよ。全員集まったところで閉じ込められて火ィつけられるし!テストプレイとしては面白いけど。本当にテストだったら面白いけど。違いました。残念。姐さんは17年前、忍者狩りで潰された伊賀の残党の一人。彼女は彼らの命乞いをしてくれた目付けに引き取られたが、その後、里の非戦闘員は全員若年寄の人質に取られ、悪事の手伝いを強要されていた。人質の居場所さえ掴めればこっちのもので、あっさり姐さんの育ての父と話がつき、人質は全員無事に助けられました。しかし姐さんは義理を果たすため、父と果し合いこれを討つ。無論父は、全ての責を負い死ぬ覚悟でした。最近あっさり目の立ち回りばかり見ていたので、六人がかりの大立ち回りが非常に楽しい。ラスボスを今回の主役に回してくれる、清さんって心が広いなあ。音さんは滅多に許してくれなかったぞ!
2007年02月05日
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テロリストを追いかけたら、祭りの真ん中でダイナマイトを振りかざして、逃げ送れた子供を助けようとした母親が爆死。玉竜姐さん、責任を感じて打ちひしがれる。敵はこちらの面子を掴み、なりふり構わず直接攻撃を仕掛けてくる。母親が死んだのは少年が周囲の異変に気付かずぼーっとしていたせい、目が悪化したのは人の言うことを利かずに包帯解いてうろつき回ったせいだけど、それを責めるのは余りに酷。使命をほっぽりだして子供に付き添っていた姐さん、いい目医者のいる長崎にいく決意を固めました。沢山の人を守る隠密同心をやめ、ただ一人の子供を守るために生きる。女隠密の引退は寿退社と決まっていましたが、その代表格たる玉竜姐さんには、それなりの花道が待っていました。初めて懐剣を使用。ということより、敵の親玉をぶった切ったということに意味があると思う。戦隊シリーズと違って、隠密同心は主役至上主義だから、こんなことは滅多に無い。だが、御前の出番がないというのはどーゆーことだー!(11月12日 前日記より)
2006年12月29日
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江戸の町で連続爆破事件が起き、お仙ちゃんがお使いを頼んだ魚屋も犠牲に。「あんたが殺したんだ」と詰った母、後悔し仲直りした直後、爆発に巻き込まれ重体という悲劇。(助かったけど)犯人は子供時代、父を濡れ衣で処刑された男。あれからもう十五年も経ち、当時の奉行はもう死んでいるのに、未だご政道を恨み世を騒がせるため無関係の人間を殺し続ける。いや、処刑や晒し首を面白がる民間人も許せないのか。僧として修行を積みながら内の業火覚めやらず、また父の夢を見る。実行犯には僅かながら同情の余地があるが、後ろには当然もっと汚い連中がいる。テロや個人的憎しみのためにその憎悪を煽り続けた蘭学者と僧侶が。筆頭老中を吹っ飛ばすついでに藤堂の殿様の屋敷に切り込むテロリストたち。前もってわかっていたから女と奉公人は避難させておいただろうけど、この後障子とか畳の張替え大変だったろうな……。何時もは所詮人の屋敷だからな(笑)。(12月18日 前日記より)
2006年12月27日
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3話きり違う隠密が出るというので予約して視聴。女性隠密が3名ってのは、お蝶姐さんがお亡くなりになって以来ですね。と思ったら玉竜姐さんが出てこなかった。新しい麻酔薬を早く作れば、御典医になれるというのに、肝心の薬剤を盗まれた医者。でも無事に薬は無事に完成して、息子の骨折は治って、恋人の芸者にプロポーズしたらOKがでました。まさにこの世の春!なのに急患だからと呼び出されて、それきり戻ってこない。ま、まるで必殺シリーズのような不吉な展開!競争相手の医者、もしくはその出入りの薬問屋が怪しいと思われます。で、旦那が薬屋に乗り込んだら、先客がいました。医者の恋人は、隠密になることを拒んだ根来忍者の生き残り。好きな男がいるからなりませんって……確かに、恩人をそういって拒むようでは使えませんな。薬のレシピを奪う前に責め殺してどうする、そしてその死体を川に流してどうする!動機があるのてめえらだけだろうが。うう、助かるかもしれないと思ったのに……。つか、前の晩の内に皆で乗り込めば間に合ったんじゃ?(御前の知人なら正体ばらしても構わないと思う)「世の中には、坊よりかわいそうな人が沢山いるのよ」父親が殺されて、母親になるはずだった女とも別れて、遠方に養子に行く子供なんて十分可哀相だと思うんだけど。隠密同心が家庭を持つときは足を洗うとき。仕事人よりよっぽど厳しい世界だ。 (06年11月13日 記入)
2006年12月10日
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何か違和感を感じると思ったら、春香の着物(私服)だ!芸者設定なのに、大店のお嬢様に見えるぞあの柄。やっぱり辰巳芸者といえば粋なお姐さんでぶつぶつ。左とん平を「中々いい男」「可愛いでしょ?」と呼ぶのは好き好きですが、女好きでちゃらんぽらんで世の中舐めてて恩知らずで、「男は顔じゃない」んだったらなんだってんだよ蝶吉。最後のぎりぎりで誠意は通じるけど、新米かつ感情剥き出しの彼女によく一任する気になるな皆。井坂の旦那が出てこない……久々の五人体制だから?物語は無論最後の立ち回りに旦那がいないとやっぱり見応えがない。吹雪(春香)の殺陣っていかにも非力で、スペシャルに強い玉竜姐さんとどうしても比べてしまう。戦闘服のデザインは可愛いけど。シナリオは思ってたよりずっといいんだけどなー、うーん。(いや、松方版後期って非常に世間の評価が辛いから)
2006年09月21日
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(512話は多分明日up)メンバー大幅入れ替えで仕切りなおしのお話。放火された店の幼い跡取息子、とりあえず隠密たちに保護されるが、当てにしていた叔父は同じ晩に殺され、他の親類はそんな余裕ないと突っぱねる。が、焼け跡から慶長小判(高額紙幣兼コレクターアイテム)が出てくると、詐欺師、欲の亡者が群がってくる。新人隠密はるか、怒るがどうしたらいいかわからない。しかし手代と駆け落ちしていた坊やの腹違いの姉が現れ一安心。事件解決後、姉夫婦は弟を引き取り、「お金は困っている人のお役に立ててください」と言い残し小田原に帰っていく。お話はなかなかいいと思うんだけど、殺陣がちょっと……。もっと殺陣のうまい人を採用して欲しかった。毅然として美しい立ち回りの内藤の殿様、かんばーっく!
2006年09月19日
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