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ゼファーのキャブは当然の事であるが4連キャブである。リンクを外してバラバラにして掃除すれば良いのだが、調子良く動いていおり、折角のリンクが狂ったら面倒な事になるので、4連繋げたままで掃除する事にした。キャブの外回りはリンク金具などが邪魔になって掃除しづらいが、歯ブラシとパーツクリーナーで油汚れを根気よく落として行く。綺麗になったところでフロートチャンバーを開けてみる。底に少し汚れが溜まっていたが、前回よりはかなり少ない。ニードルやスクリュー類を外して洗浄の上、穴を全て通す。汚れが有る物は軽く磨いて置く。フロートは3番が一番汚れていたのでこれも洗浄。プラスチックなので力を掛けないように慎重に行う。フロートバルブはどれも段付き無く綺麗だったのでバルブシートと共に洗浄のみ行う。このキャブは負圧式キャブなので、チャンバートップカバーを開けるとダイヤフラムが現れる。これが一番注意が必要である。薄い膜なので乱暴に取り扱うと破れたり穴が空いたりする。こうなると交換しかないが、これが目の玉が飛び出る程高価な物である。ダイヤフラムに付いた金属の可動部分に汚れがあったので磨いて滑りを良くして置く。後はジェットニードルの汚れを落とす程度だ。最後にパーツクリーナーと圧縮エアーで再度洗浄を行い組み立てる。ダイヤフラムはカバーに挟まないように特に気を付ける。車体から取り外した4連キャブジェット類を取り外したフロートチャンバー側ダイヤフラムとカバー一番汚れが酷かった3番のフロートとジェット類
2016.06.29
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ゼファーのアクセルを捻ってみると、戻りが悪い。悪いと言うよりは全然戻らない。よくこんなバイクに乗っていたものだ。慣れればこんなものと思ってしまうのだろうか?もともと戻りは悪かったので、この際分解して取り付け直して見ることにした。ついでに、キャブの分解も行ってみる事にする。前回はフロートチャンバーのみ外してチャンバー内の汚れを落とし、キャブ内部はパーツクリーナーを吹いただけにしていたので、今回はジェット類も外してみよう。ゼファーのキャブを外すにはバッテリー、2つに分かれるエアークリーナーボックスの後ろ側を外して、前側を後退させれば簡単にを外す事ができる。この車体は、キャブのインシュレーターが柔らかく外すのに力がいらないのは有り難い。車体から外したキャブに取り付けてあるアクセルワイヤとチョークワイヤを外す。外したアクセルワイヤをよく見てみると、2本とも油分が完全に抜けてワイヤにサビが発生している始末である。ワイヤインジェクターでCRCでもブチ込もうかとも思ったが、少しでも長く持たせるために、エンジンオイルを注入する事にした。封筒の切れ端をジョウゴ状にして、マスキングテープでアウターに固定する。ジョウゴをバイスに引っ掛けて、ワイヤをぶら下げる。ワイヤの下に出て来るオイルを受ける容器を置いて、ジョウゴにオイルを適量入れて、数時間おけば注油完了である。戻らないアクセルワイヤのグリップ部分油分が抜けてサビが発生しているワイヤ封筒で作ったオイル注入装置
2016.06.27
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改造TLR125のスピードメーターが壊れたので、格安中華メーターを遙々中国から取り寄せて何とか装着出来たので、その完成を祝して原動機付自転車第二種甲のナンバープレートの交付を受けた。自賠責保険は1年だ。早速、メーターの具合を見るべくルンルン気分で公道に走り出した。さ〜てメーターはちゃんと仕事をしているのかな〜ぁとメーターに視線を落とすと.....。何じゃこりゃー。メーターがタコ踊りのように激しく動き回り、30km/hしか出していないのに140km/hを振り切ってしまった。その後は沈黙しピクリとも動かない。オドメーターは30m程走っただけで100mの表示が出る始末である。トリップは正常に動いている。少し走って見ようかと思った気力も失せ、負け犬のように尻尾を丸めて退散したのである。原因は何なのであろうか?考えてみるに、安すぎた中華製だったので、元から壊れていたのを、騙されて購入してしまったのだろうか?多分幾ら何でもそれは違うだろう。そこまで日本帝国二輪部隊に対して悪意は持っていないだろう。そうなると矢張りメーター照明の穴を拡大した時にケースの削りカスがメーターギアに触れて壊れたか、その後、圧縮エアーで掃除をしたのが悪かったのか。そのどちらかが濃厚である。分解してみれば仕組みがよく分かるが、機械式メーターは渦巻き状のバネが延び縮みして表示針を動かせている。このバネは本当に細く繊細なので、異物の混入やまして圧縮エアーを吹くなんぞ、人間としてやることではなかったのだ。そんな事も考えずに「やっちまったよう」。それよりも先に中華製を過信しすぎた点も否めない。何故、購入後直ぐにメーターケーブルを装着して動作確認を行わなかったのか....。今となってはどの時点で壊れたのか特定は難しい。後悔先に立たず。覆水盆に返らず。あぁ〜も〜嫌だ嫌だ。何もかも嫌だ。ガッデム。もう当分立ち直れそうにないので、ゼファーのアクセルでもバーラそっと。初めてのピンクナンバーメーター表示僅か900mでブッ壊れた中華メーター
2016.06.24
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中華製のメーターを手に入れたので、取り付け準備に掛かる。このメーターには12Vの照明用のバルブが仕込まれているようなので、裏からソケットを抜いて球を外して確認してみると小さなウエッジ球が出て来た。こいつはTLM用より小さい。LEDと見間違う程小さい。調べてみると、T6.5ウエッジ特殊という規格らしい。こいつの6V球を探したが特殊と言う位で何処にもない。アルミ板に6Vのカラーインジケーターランプを埋め込もうと考えていたので、T6.5ウエッジ特殊も一緒に探そうと松本無線に行ってみたのだが、T6.5ウエッジ特殊はおろか、6Vそのものが無い。撃沈である。こうなると、作戦変更である。メーター以外はTLMの配線やソケット類を全て使用する事にした。改造TLRからTLM50用の壊れたメーターアッセンを外し、メーター部分とインジケーター部分を分離すべく、金属切断用ディスクに付け替えたグラインダーで大まかに切断。後はプラスチックの切断面をベンチグラインダーで均して整形する。運良くメーター部分とインジケーター部分の間にはプラの隔壁が仕込まれていたので、ケース状のまま切り離す事ができた。右側はカウルに取り付けるためにFRPで補修したステーが付いているが左側は無くなったので新たに加工したステーをタッピングビスで裏側から取り付ける。次はメーターである。TLMのメーター照明用ウエッジ球はT10型で6V3Wを使用している。中華メーターの照明用ソケットの穴では小さすぎて入らないので、ドリルでゴムソケットがやっと入る12ミリまで拡げる事にしたのだが、穴の先にはメータギアあるので、先ず10ミリから慎重に作業を行う。12ミリに刃先を付け替えてドリルで削った金属辺が中に入らないようにメーターの下側から上に向けて削って行く。穴が拡がった瞬間、ステンレスの切りくずがメーターギアに少し接触してしまった。大丈夫だろうか。念のために、ケースの中に入っているかも知れない金属粉をエアーで吹いておく。T10のウエッジ球は長いので、ゴムソケットはあまり奥に差し込めないが、穴の径は丁度良かった。後はZ金具でステーを作って、メインキーを取り付けているアルミステーと共に取り付けて完成である。中華製のメーター照明用に付いていたT6.5ウエッジ特殊12VTLM50/TL125/TLR200用(図12-1)中華メーター照明用(図12-9)切断分解したTLM50のメーターアッセンメーターから切り離し整形したインジケーター部分ステーを取り付けたインジケーターケース12ミリに拡大したメーター照明ソケットの取り付け穴Z金具のステーで取り付けたメーター取り付けが完了したメーター回り
2016.06.21
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朝飯を食べていても、夜酒を飲んでいても、寝ていても改造TLR125のメーターの事が気になる。妻が美容院に行って髪をバッサリ切ってきても、娘が午前様で帰ってきても、TLRのメーターほどは気にならない。それ程、今ではTLRのメーターの事で頭が一杯なのである。そこで気が付いた。このバイクは元もと寄せ集めパーツで改造しているので、純正に拘る必要は微塵もない。それなら、いっそ社外品のメーターを付ければ良いではないか。TL系はトップブリッジとフロントカウルの間が狭いので、モンキー辺りの安い社外品を探せば何とかなるかも....。早速、ネットで調べてみたら、色々な種類が見つかった。理想のメーターは、メーターケーブルが接続出来る機械式でメーターライトはLEDではなく、6Vでトリップメーター付きでメーター内にウインカー、ニュートラル、ハイビームインジケーターが内蔵されているスピードメーターである。しかし、流石に6V仕様は無く12V仕様しか無かったが、バルブ式はあった。後でバルブを6Vに替えれば問題無いだろう。ネットで同じようにTLのメーターを交換している記事を見つけたので読んでみると、TL125ではハーネスの仕様により、メーター内のインジケーターが正常に点灯しない事が判明したので、メーターのみを購入する事にした。デイトナなどは信用できるが高価であるのに対し、値段の安い物はノーブランドで驚くほど安い。どうせ中華製のノーブランドを買うのならとことん安いメーターで良いと割り切り探したら、極安の一品を見つけた。「ユニバーサルスピードメーターデュアルオドメーター」だ。説明にはデジタル表示となっていたが、画像はアナログであったのでそちらを信用した。また、デュアルオドメーターとは何ぞや。オドが2つ付いているのだろうか。写真ではリセットノブのような物が付いていたので、恐らくトリップの事だろう。ガラス径は6.5cmでケースはステンレス、表示は140km/h、メーターライト付き。これが、あ~た。たったの780円ポッキリ。しかもコンビニ支払い送料、税込みだ。中華から日本に輸出して、更に送料を負担して届けるとなると、このメーターの原価は一体どの位になるのだろうか。考えると恐ろしくなる。ホントにまともな物だろうなぁ。しかし、これで夜な夜な頭を悩ませていた気掛かりから解放された。本当に、写真通りの物が送られて来るのか些心配であったが、1週間掛けて中国からエアーメール便で届いた。税関で開封された形跡はなかったが、プチプチ袋の中の紙箱は無茶苦茶に潰れていた。問題のメーターは傷一つ無く綺麗なものだ。ズッシリと重みもあり、デイトナのメーターと比べても遜色がない。これはイケル。メーターが入っていたエアーメールの袋と紙箱それにメーター中華製トリップ付きメーター
2016.06.19
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ゼファー400のエキパイはスチール製にメッキ仕上げである。一度外して錆取りをしていたのだが、露天でカバー掛け保管をしていた為に、サビが一層酷くなってメッキが殆ど役目をしなくなっている。このままサビ落としを行っても直ぐに元のもくあみになってしまうだろう事が予想される。今回は思い切ってブラックの耐熱塗料で塗装して見ることにする。その前にサビ落としだ。グラインダーが届かないであろう所はサンドブラストを掛けて置く、後は赤サビの部分を粗めのペーパーディスクで磨く。錆が大方落ちたところで、カップワイヤーに付け替えて全体を磨いて行く。メッキが残っている部分にも、足付けのために、カップワイヤーで磨いて置く。サビ落としと磨きが終わったところで、赤サビ部分に黒サビ転換剤を塗っておく。これで塗装準備が整った。サビの酷いエキパイの内側最も酷い連結御パイプ部分エキパイの表側サビ落としが終わったエキパイの表側サビ落としが終わったエキパイの内側黒サビ転換剤を塗ったエキパイの内側内側の連結パイプ部分
2016.06.16
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改造TLR125のタンクを再塗装したが全然納得の行くものではなかった。しかしあの風船には腹が立つ。腹立ち紛れにフルスロットルの走行テストをしてみたら、スピードメーターの針が最高表示の60km/hを遙かに超えて行き場を失って止まっている。TLM50用のメーターなので仕方のないところである。まぁ普段は60km/hの表示で問題はないのだが....。色々な思いを寄せながらテストを終えてエンジンを切った時に見た物とは....。な、何と!スピードメーターよ!おまえもか!さっきまで元気に動いていた筈の針がポッキリと折れているではないか。最高表示を遙かに超えてしまったのが原因か、それとも経年劣化と振動が重なったのが原因か、何とも言えないところであるが、針どころか心まで折れてしった。がっかりだよう。TLM50のメーターを分解するには溶着させているプラケースを引き離す必要があり、無理に力を加えると割れてしまう危険性が大である。たとえ上手く外す事が出来て、針を修理する事ができても、60km/hを振り切ったらまた折れてしまうかも知れないし、そもそも125ccのエンジンに50ccのメーターでは役不足である。因みにTLM50のメーターアッセンは表示速度が60km/hとオイルランプが付いているのとトリップメーターが無いのが違うだけで、後は大きさやインジケーターの配置と種類に至るまでTLR200/TL125と全く同じである。更にTLR200/TL125のスピードメーターの中にオイルランプが付けばTLM200/220のメーターアッセンになるのである。そこで、ヤフオクでTLR200/TL125のメーターアッセンを探すが、ロクな物が無い上、どれも高価である。TLM200/220に至っては物が無い。さて、どうしたものかのう。寄せ集めのバイクはホントに修理に事欠かない。昨日、ヤフオクを見ていたらこんな物が見つかった。サビまみれのハコスカのドンガラが30万円で出品されていた。こんな鉄くずを買う者がいるのであろうか。針が折れたスピードメーター
2016.06.13
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どういうこっちゃ。また風船が出来とるがな.....。改造TLR125のタンクに塗料の大きな風船ができたので、パテで補修した。今度はパテも薄いし、3日間も乾燥させたので大丈夫と思いウレタン塗料を塗ったのだが、数日したらまたちいさな風船が出来ていた。どうしてこのタンクだけこんな事になるのか。さっぱり分かりません。ただ、風船の出来る所はパテ埋めを行ったところだけなので、パテが悪さをしている事は明白なのだが、カラカラに乾燥させていてもどういう事で風船ができるのか理解できない。ウレタン塗料は普通の塗料と違って化学反応で硬化するのでその辺りが原因だろうか。自作のウイングデカールをカラーコピー機で出力してタンクに貼ってしまったので、これ以上大きくならなかったらこのままで様子見をする事に決めた。もう決めた。絶対決めた。塗装は奥が深い。
2016.06.11
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前回改造TLR125のタンクにウレタン塗料を塗って数日したら茶色の小さなシミが浮いて来た。パテの水分によりタンクが錆びてそのサビが出て来たのかと思っていたら、日が経つにつれ塗装面が段々と膨らんで風船のようになってしまった。こんな事になったのは初めての経験である。どうやら原因はパテの乾燥不足のようであるが、なぜ塗装が膨らんだのか今だに不明である。幾ら何でも水疱瘡に罹ったようなタンクは変なので、針で穴を開けて萎ませていたのであるが、どうにも恰好悪いので、補修する事にした。当初は全剝離を行い下地から塗り直しを行おうと思っていたのだが、剥離が大変なので部分修理をする事にした。サンドペーパーで補修部分を磨いて行くと、タンクのサビだと思っていたあの茶色はパテの色であって、タンクのサビではなかった。やはり、パテの乾燥が不十分であったと思われる。薄付けパテを盛って、今度は十分乾燥させてペーパーで均す。更に2〜3日の乾燥を行ったので今度は大丈夫だろう。塗料の風船を縮ませたら皺になったタンク下地のパテ色が出てしまったタンクペーパーで均した後に薄付けパテを盛るパテを均したタンク
2016.06.06
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昨日、藤さんへ電話して用件を済ませたら、午後から仕事が無いと言う事で、天気も良いし急遽プチツーリングに行くことになった。そう言えばV7ドンキーも福山へ行って以来シャリィやTLばかり弄っていたので、まともに走らせていない。午後2時総社IC横の公園で待ち合わせ。行き先は何時もの奥吉備街道である。奥吉備街道へと続く兵坂峠は前回セローで行った時には工事中で通行止めとなっていたが、藤さんの話しによると3月には既に開通したらしい。藤さんのR90/6はブレンボのステンレスディスクローターとブレンボのパッドで制動力が強化され、フロントフォークのOH、ホイールベアリングの交換も相俟って実に快調の様である。新緑の奥吉備街道のコーナーの1つ1つが実に気持ち良い。前に遅いクルマがいても決して追い抜いたりはしない。低速は低速でエンジンの鼓動を楽しむ。まさにオトナのツーリングだ。これが1人だと、ついつい遅いクルマを追い越すわ、信号で一番前に出るわで頻繁なギアチェンジと高回転まで引っ張ってしまうアクセルワークを多用し、落ち着きのない荒っぽい運転になってしまうのである。その結果、常に先頭を走るのでスピード取締の餌食になる確率が上がってしまう。V7ドンキーはトルクで走るのに向いているバイクなのだが、その一番おいしい所を味わうには、2,000rpmあたりから5速に入れたままアクセルを開ける。当然加速は鈍いが、エンジンに負荷が掛かっているので、鼓動が増幅されツインの面白さを堪能できる。こういう走り方をしていれば前に遅いクルマがいても、楽しく走れる事が再認識された今回のプチツーであった。本日の走行距離168km。R90/6とV7ドンキー田植えが終わった田圃とV7ドンキー
2016.06.03
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