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角利のミニカンナを面取り用に使ってきましたが、最近どうも切れ味が悪くなってきたので自分で刃研ぎをしてみました。刃研ぎはこれで三回目になりますが、グラインダーのダイヤモンド刃で一気に研いで仕上げようとしたらば大失敗で取り返しのつかないことに・・・。たぶん刃付けを薄くしすぎてしまったのだと思います。
で、こんなものを購入。
アルミ製です。木の質感とはまったく異なるのですごい違和感がありましたが、これは慣れの問題と言うことで自分を納得させて即使用開始。替え刃方式のため、素人でも切れ味が悪くなったら刃を交換すれば良いというとてもお手軽なカンナです。なんとなくカンナって奥が深くて、これを極めようとか考えはじめると手段と目的を取り違えそうになるのが怖かったですね。でも、これで安心。
切れます!シュルルルル~ッと削りくずが吐き出されてくるのは気持ちが良いですね。ささくれた角の面取りしたり古くて変色してしまった木材の表面を削り取るような日曜大工では十分な性能と思います。
刃合わせの方法もリール式の手押し芝刈り機と良く似ているので、添付の説明書を読めば難しい刃合わせもできそうです。このカンナ、カンナ側を裏返せば鰹節削りにも変身するという優れもの。今は鰹節も削られたパックものがあたりまえですけど、自分が幼かった頃はカツを節を削ってましたっけ。
道具が十分な働きをしてくれると作業が早くてキレイに仕上がります。
最廉価版の野地板と反りのある乾燥不十分な垂木を使ってもちゃんと形になりました。キーボードを乗せる為のスタンドです。表面は230番のペーパーの後リンレイの床ワックスをハケ塗り~。
華奢に見えますけど、作りながら柔い部分に補強を入れながら組み立てていったので大丈夫。ただ、きちんと図面を引いてから作成したものではなく、手近な材料を組み合わせて作成したため、デザインが腰高になってしまったのが引っかかります。せめて「足先」の部分だけはもっと質量感のあるものにチェインジしようかどうしようか・・・。
表面を再度ペーパーで軽く研磨し、床ワックスを染みこませた布で撫でれば完成です。