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一時金で受け取る方がお得なのが当たり前だけど、年金で受け取る方へ誘導・・自分の頭で考える生活設計。 業界人の話は、真に受けちゃいかん・・。退職金受け取りは一時金か年金か 2017/5/29 日経プラス10「フカヨミ」田村正之・編集委員に聞く小谷真生子・メインキャスター小谷:今年度、3年ぶりに公的年金の支給額が引き下げられ、老後を支える役割が増しているのが退職金です。しかし退職金は受け取り方によって金額が大きく変わるといいます。 ※はい、大きく変わります。 日本の税制によりところが大きい。田村正之・編集委員に聞きます。どんな選択をすれば良いのでしょうか?■受け取り方法は3パターン「退職金の受け取り方法には 3つのパターンがあります。 (1)全額を一括で受け取る方法 (2)全額年金として会社が決めた 期間と運用利率で運用したものを 分割で受け取る方法 (3)一時金と年金方式の併用 --です。 (3)の場合、会社によって その比率を変えられることもあります」小谷:実際、どのくらい受取額に差が出るのでしょうか?「60歳から10年間、 年金を分割で受け取った場合と 一括で受け取った場合の総収入を試算しました。 前提条件は (1)60歳で退職金2000万円 (2)60~64歳は働いて年収が350万円 (3)65歳から公的年金で年220万円 --です。 先ほどの3パターンで比較すると、 年金の場合は期間10年・運用利率2%、 併用の場合は一時金と年金が半額ずつ。 ※現在の状況で・・10年間の 運用利率がコンスタントに2% という設定は、 個人だろうが会社だろうが、 無理があります。 この結果、額面ベースでは 全額年金が一番多くなります。 ※あり得ない設定の結果です。 その差は、全額一時金と比べると、 210万円増えます。 ※あり得ない設定の結果から 導かれる結果や金額には 何の意味もありません。小谷:全額一括で受け取るのが、この中では一番少ないんですね? ※あり得ない設定の結果です。■手取りでは一括に軍配「そうです。年金では会社が運用して くれるので、その分だけ額面では増えます。 ※あり得ない設定の結果なので、 増えるかもしれないし、 逆に減るかもしれない。 ただ、これが手取りになると結果は逆転します。 手取りベースでは全額一時金が一番多くなります」小谷:どうしてそうなるのですか?「ポイントは、税金と社会保険料の負担額に 差があることです。 まず税金の仕組みから見ていきたいと思います。 一時金で受け取る場合、 退職所得という所得になります。 勤続年数によって異なりますが、 非課税枠が増え続け、 それを超過した分についても課税対象額が 半分になります。 非常に優遇が大きいです。 例えば大卒22歳で入って60歳まで38年働くと 最大2060万円まで非課税枠があります。 年金にも公的年金等控除というのがありますが、 これを超えた分は雑所得になります。 ただ多くの場合、公的年金でこの非課税枠を 使い切ってしまっていますので、 これに加算して退職金の分を 年金で受け取ると税金がかかってしまいます。 ※ここでは、「退職金の受取り」の話 について解説していますが・・ 「公的年金等控除」の非課税枠は、 公的年金の受取りで使い切ってしまう ・・というお話は、 今回の「退職金の受取り」と同様、 「確定拠出年金の受取り」にも 当てはまります。 老後資金準備に・・と奨励される 確定拠出年金は、 拠出時に全額所得控除されても、 受取時にしっかり課税されて、 お金を奪い返されます。 勤務先の制度で強制加入の場合は やむを得ないとしても、 加入が任意の場合は、 自ら進んで行なってはいけない。 (当たり前) 今回の試算では、全額年金受け取りの 税負担額は、全額一時金に比べ およそ240万円多くなってしまいます」小谷:つまり全額一括で受け取る場合は、税金が少なくて済み、年金で受け取ると税金がかかりやすい。という考え方でよろしいでしょうか? ※現在の日本の所得税制は そのようになっています。■社会保険料の違いにも注意「そうです。あまり知られていませんが、 さらに社会保険料も違ってきます。 一時金でもらった場合、 社会保険料は掛かりません。 年金で受け取ると、国民健康保険や 介護保険料の対象になります。 これは所得額が増えれば大きくなります。 税金に加えて手取り額を減らしてしまいます」小谷:やはり全額一括で受け取るのが得なんですね?「基本的には一括受け取りの比率を 高くするほうが、 手取りベースでは有利な場合が多いです。 ただ、条件にもよります。 少なくはなっていますが、運用利率3% というような高い利率で運用してくれたり、 ※現在の状況で、これから・・ 毎年3%で運用できる ・・という「条件」はあり得ない。 設定条件はともかく、 長く運用してもらえば・・ 金融業界としては潤います。 一括で受け取られるよりは 年金受取りにして 長く運用してもらえば、 金融業界には都合がいい・・。 (当たり前) 年金の受取期間を15年にしてくれる会社で あれば、 税金や社会保険料を引いても 手取りで年金が有利になる場合があります。 ※「有利」な条件を約束して くれたとしても、 その約束をしてくれた会社が 「健康であれば・・」の話です。 「会社が生きていれば」の話です。 また、会社によっては終身年金の仕組みが 残っているケースもあります。 その場合は終身で受け取ったほうがよい と思います。 自分の会社の仕組みをよく調べることが大事です。 ※どんなに良い仕組みであっても、 「会社が生きていれば」・・の話です。 それ以外にも気を付けることがあります。 一時金でまとまった額が入ると、 夫婦で海外旅行に行ったり、 住宅をリフォームしたり、 つい無駄遣いしてしまう人が多いんです。 ※これ、無駄遣い・・か? 資金管理に自信がない人は、 多少手取りで不利でも年金受け取りを選択 したほうが、こうした無駄遣いも減るし、 定期的に安定収入を得られます。 ※子どもじゃないんだから、 自分できちんと生活設計したら? 退職後まで会社に おんぶに抱っこ・・していないで。 まあ・・ このような話の展開になるのは、 一括で受け取られるよりは 年金受取りにして 長く運用してもらえば、 金融業界にはとても都合がいい ・・ということがあります。 (当たり前) そういうことも含めて 判断することが必要だと思います」 ※色々な情報に触れても・・ かんたんに洗脳されることなく、 しっかり地に足をつけて、 自分の頭で考えて、 生活設計したい。年金で受け取ると、だいたい損だべ。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/05/29
そんなことはない。洗脳されないように・・。 自分の頭で考える生活設計。 「常識」は業界が作っているぞ・・。すべてを真に受けては・・ いかん。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。相続税の節税対策定年退職後の5年間で2000万円が消える!2017/4/12 All About平田 浩章 さんという人のお話。 ※情報発信源も発信者も業界側。 世の中に出回っている情報の 大部分は、業界が発信しています。 資本主義社会にあって ビジネスをしているのだから、 当たり前のことです。 おバカさんは、そのまますなおに 読んで、吸収してしまいます。60歳定年で年金をもらうまでに必要なお金は2000万円!?2000万円!? 大きな金額ですね。 ※まず、大金でビックリさせて、 つかみはOK?この金額は、勤労者世帯における毎月の消費支出の平均額26万644円(総務省「平成29年2月分 家計調査 二人以上世帯」より)で暮らし続けた場合に、退職してから年金を受給する65歳までの5年間に生活費として使うお金の総額です。 ※データを都合のいいように 使っています。 ビジネスだから当たり前。計算すると、以下のとおりです。生活費26万644円(月額)×12カ月×5年間=1563万8,640円 ※??? 2千万円になんかならないぞ。この金額以外にも、車の買い替えやリフォーム、大きな旅行などを考慮すると、プラス300~500万円は別に必要になります。合計すると約2000万円は見込んでおいた方が無難ですね。 ※総務省のデータの26万円は すべてを含んだ生活費なのに、 勝手に足し算をして見せています。 ビジネスだから当たり前・・です。 デコレーションをして セールストークをさらに 効果的なものにしています。 おバカさんなら、すなおに聞きます。この金額はあくまで平均額なので、家計によって変わります。皆さんの家計は今現在1カ月間を、いくらぐらいの金額でやりくりされているでしょうか? その金額を目安にして、上記の式の生活費のところに置き換えるとある程度の感覚が掴めますね。今より自由な時間も増えるので、ゆとりある生活をしたいということであれば、今の生活費よりプラスアルファが必要ですし、今と同じ生活水準でよいということであれば今の金額と同額、収入もないので生活水準を落とすというなら今より低い金額ということになります。 ※そんなに意識しなくても、 老後の生活費は・・自然に、 現役時代よりは少なくなるものです。 現役時代ほど活発に動けなく なるのだから、当たり前。例えば……●ゆとりある生活をしたい生活費40万円(月額)×12カ月×5年間=2400万円●生活水準を落とす生活費20万円(月額)×12カ月×5年間=1200万円いずれにしても、60歳で定年を迎えると、その後に年金を受給するまでの5年間で1000万円~2000万円台のお金が蓄えから消えていくこととなります。 ※そんなことはない。せっかくの退職金もすぐになくなりそうですね。 ※すなおに、そう思ってもらえば、 セールストークが続けやすい。皆さんは将来に対してどう考えている?フィデリティ退職・投資教育研究所が2016年2月に実施した、サラリーマン1万2,389人を対象とした全国アンケート調査で、老後で不安に思っている点を抜粋すると次のような結果でした。 ※金融業界の研究所が実施する アンケートなら、当然に 意図的な結果を得ようとします。 (当たり前) アンケート調査では、 質問の文章次第で 実施者の意図する方向へ 誘導することが可能です。 (当たり前)●退職後の生活を今の高齢者と比べると1位 今の高齢者よりも悪くなっている 38.3%2位 どちらかと言えば今の高齢者より 悪くなっている24.6%3位 今の高齢者と変わらない程度の 生活は送れる 11.5%●退職後の生活で最も心配していることは1位 定年退職後の生活費が足りなく なること 52.6%2位 特になし 13.6%3位 自分自身や家族の健康 12.8%●退職前後に予想される生活費水準の変化1位 退職前の5割未満の水準になる と思う 29.3%2位 わからない 23.1%3位 退職前の7割未満の水準になる と思う 22.2%●公的年金の安心度1位 不安だ 49.5%2位 あまり安心できない 30.6%3位 まあまあ安心できる 7.9% ※金融業界としては、 「老後が不安だ」と感じてもらえば、 セールストークの展開が楽に なります。このような心理も相俟ってか、総務省の労働力調査(平成29年2月分)によると、65歳以上の全人口3,486万人のうち就業者は764万人(21.9%)にもおよび、総労働者数6,427万人の約1割強を占めます。 ※何歳になったとしても・・ 健康で働けるのであれば、 働いた方が、色々な面でいい。 当たり前のことです。以前と比べると高年齢者雇用安定法で65歳までの従業員に就業機会の提供を義務付けたことや、失業手当や職業訓練などを利用できる雇用保険の新規加入が65歳以上でもできることになったことなども追い風となっているようです。定年延長が家計に与える影響は大!多くの方が、経済的な理由や健康上の理由、そして生きがいなど求めて60歳以降も働きたいと考えているようですが、年金を受給するまでの5年間を、働いた場合と働かない場合では家計の財政状況も大きく変わります。下図をご参照ください。60歳定年時に退職金とそれまで蓄えた預貯金の合計が3000万円とした場合で、毎月の生活費が30万円(年間360万円)必要なケースで、その後働かない場合と再雇用で働いた場合(月収20万円)とで、家計の財産がどのようになっていくかを計算したものです。 60歳でリタイヤした場合は、年金を受給する直前の64歳の時点で貯蓄は1200万円に減少しています。向こう5年間でその約2/3を取り崩すことになるので、当初の3000万円を資産運用などで増やすことも厳しい状況です。一方、65歳まで働く場合は、月収20万円としても64歳の時点で貯蓄の残高は2400万円。月収を30万円見込めるなら貯蓄は減ることなく3000万円を維持できます。 ※ぼぉ~っとしていないで、 働いた方がいいのは当たり前 のことです。貯蓄を取り崩さなくて良いので、その間、資産運用で育てることもできます。 ※資産運用で育てる? おい、おい、ドサクサにまぎれて 何を言っているんだ。 ギャンブルはしない方がいい。 生活設計通りに行くかどうか、 不安定で見通しが立たなくなる。 生活設計して、生涯の キャッシュフロー表を作成したら、 安心して生活していこう。 (ギャンブル無し・・で)3000万円を5%の複利運用をしたら65歳までの5年間で約3829万円にできる計算です。 ※そんなことは不可能だ。 ただの、机上の計算に過ぎない。 このように博打の提案をされたら、 きちんと質問しよう。 「マイナス5%の複利運用の場合は、 65歳までの5年間でどうなりますか?」 5%運用を想定するということは、 そういうことだ。 質問の回答を得た上で、判断しよう。65歳の時点で財産が手元に1200万円あるか、2400万円あるか3000万円か、あるいは3829万円か? この差は大きいですね。 ※3829万円の裏返しはどうなる? マイナス5%で5年間、 とんでもないことになります。 業界が言う表面部分だけでなく、 (おいしい部分だけでなく) 裏の部分も見ようと心がけましょう。さぁ、現役世代の皆さんのセカンドライフはどうしますか? どのようなセカンドライフを過ごしていきたいか、そのために今からどんなことをしていかなければならないかをじっくり考えて実行していきましょう! ※何を実行するんじゃ! こんな話に引き込まれないよう、 地に足をつけて、生活設計しよう。5年間5%で複利運用 ・・って、できるか! ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/04/12
毎年2%物価上昇していったら30年後は・・? 老後は?そんなことにはならないから、心配するな。すなおに脅されてちゃだめだ。 自分の頭で考える生活設計。 「常識」は業界が作っているぞ・・。すべてを真に受けては・・いかん。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。老後の生活費27万円、貯蓄額2016万円2017/4/11 All About 平田 浩章さんという人のお話。 ※「老後の生活費」というテーマの 情報発信をするのは、 金融業界の人と思って ほぼ、間違いありません。 不安をあおって、その先で ギャンブルへのイザナイをする、 いつもパターンが決まっています。 洗脳されないように・・。老後の1カ月あたりの生活費と準備しておきたい貯蓄額、平均は?金融広報中央委員会が毎年実施している「家計の金融行動に関する世論調査(平成28年)」で、老後の生活費や貯蓄に関して、アンケートによる全世代(20代~70歳以上)の平均額の回答が公表されています。●老後のひと月当たり最低予想生活費 27万円●年金支給時に最低準備しておく貯蓄残高 2,016万円世帯別では、セカンドライフを過ごす60歳以上の方の最低生活費の平均回答額は30万円、70歳以上では28万円で、より実感がこもった金額のようにも感じられます。 ※実感がこもった・・というよりも、 これだけ支出できる人は けっこう恵まれた方です。モデル世帯の年金額は平均221,227万円一方、厚生労働省が毎年発表している、モデル世帯における夫婦二人の年金額の平成29年度の金額は1カ月当たり221,227円で、平成28年度の221,504円より227円ほど減っています。皆さんが想定している最低生活費を年金だけで生活費を賄うのは厳しそうです。皆さんが老後に望む生活水準は?アクティブで経済的にも豊かなシニアライフを送るためには、いくら必要? 現役世代の皆さんは老後のひと月当たりの生活費として、いくら使うか、いくら使いたいか考えてみたことありますか? 金額で何万円という額は頭に浮かばないかもしれませんね。イメージしやすくするには、現在の生活水準を維持したいか、支出を下げて我慢するか、今よりゆとり生活を送りたいかと考えてみるとよいですよ。現在、生活費25万円でやりくりしている家計の場合、次のように考えると大まかな老後の生活水準がイメージできます。・現状維持: 老後資金も25万円使いたいということになります。・ガマンする: 20万円前後か、それ以下の生活費になるかも しれません。・ゆとりある生活を望む: 現状の生活費25万円にプラス5万円か10万円、 それ以上を上乗せした生活水準です。老後の生活費、費目別に見るといくら?総務省の「家計調査(二人以上の世帯)」平成29年2月分によると、無職世帯(セカンドライフ世帯が多く含まれます)の一ヶ月の平均支出は次のとおりです。●支出総額 247,862円<内訳>・食費 59,952円・住居 11,466円・水道光熱 26,699円・家具、家事 7,174円・被服費等 4,720円・保健医療 14,030円・交通通信 24,397円・教育 106円・教養娯楽 21,276円・その他 42,993円(主な内訳-理美容、おこづかい、 交際費、嗜好品、諸雑費など)・税金 社会保険料 35,048円老後の生活費について、ある程度イメージできたでしょうか? しかし、単純にはいきません。老後の生活に対する備えの大きな落とし穴である「物価上昇」を、常に頭の中に入れておきましょう。 ※このへんから、脅しにかかります。 ビジネスでは・・ お客様の不安を大きくする 必要があります。では、引き続き物価上昇によってどれだけ、皆さんの老後の生活が影響を受けるかを見てみます。物価上昇があなたの老後を脅かす老後を迎えるのは何年後?その時の物価はどうなっている 物価上昇について特に注意が必要な点は、老後を迎えるまでにどのぐらいの「時間(期間)」があるかということです。例えば現在35歳の人で生活費が25万円の家計の場合だと、老後の年金の受給が始まる65歳になるまで30年間という時間があります。老後も現在の生活水準を維持したい場合は、単純に考えると25万円あれば生活ができると考えてしまいそうですが、そうはなりません。 ※ ・・って、不安をあおります。65歳までの間に、物やサービスの金額が値上りしていくことを想定しておく必要があります。 ※そんな必要は無い。 経済が成熟しきって飽和状態の 日本で、 さらには人口がどんどん、 どんどん減っている日本で、 経済成長していた時のように これから先・・じわじわと 物価が上昇していくことはない。今、25万円で手に入るもろもろの物が、毎年1%ずつ物価上昇していくと、いくらになっているでしょうか? ※これは、良く使う・・業界の 脅しのためのセールストーク。老後の生活費を電卓で計算してみよう物価上昇した場合の老後の生活費は、皆さんの電卓で簡単に計算できます。やってみましょう。 ※そんなことはするな。 時間の無駄。 言うとおりにしていると、 どんどん洗脳されていくぞ。毎年1%ずつ物価上昇するということは、物の値段が1.01倍になっていくということです。数字のキーで「1.01」と打って、「×(かける)」のボタンを2回続けてチョンチョンと叩きます。 ※時間の無駄だから、省略!物価が上がっても、年金収入は増えない政府と日本銀行は経済政策の一環として、物価を毎年2%ずつ上げると目標に掲げて取り組んでいます。 ※そんなことは実現できない。 とっくに当初の約束期限を 過ぎているが、何の変化も 起こっていない。そうなれば当然のごとく皆さんの生活費などの支出の負担が増えることとなります。このように国の思惑どおりとなれば、消費税などと異なり、その後、物価は毎年2%ずつ上がっていくことになります。会社員世帯などでそれ以上に所得が増えていく家計や企業は喜べるのですが、最も打撃を受けるのは年金生活者です。今、25万円の生活費でやりくりしている家計の場合で、将来の年金が25万円もらえるとしても、生活は成り立たないということになります。現在25万円で買える物やサービスは、物価が2%ずつ上昇すれば30年後には約45万円。約半分しか買えないということになります。 ※その「れば」になることはない。 数十年間・・一定の物価上昇 などということは、これからの 日本では起こらない。そうなった時に生活費を20万円削れるでしょうか? 相当に厳しいですね。 ※起きもしないことを前提に 不安をあおっています。 いつものお決まりパターン。年金額を抑制する「マクロ経済スライド」って何?頼みの年金も期待できないなら、自主年金を作る必要あり! 物価が上がれば年金も上がるのでは? という気もしますが、2004年の年金改正法案の成立によって導入された「マクロ経済スライド」という仕組みが障害になりそうです。このマクロ経済スライドというのは、仮に物価が2%ずつ上昇したとしても、 ※「毎年2%ずつ物価上昇」 という達成できなかった目標を 前提にしています。 こんな話をまともに聞いては いけない。(当たり前)年金はその上昇率に対して0.9%差し引いた1.1%しか上げないというものです。物価が今後30年間2%ずつ上昇したとしたら、 ※「毎年2%ずつ物価上昇」 という達成できなかった目標を 前提にしています。 こんな話をまともに聞いては いけない。(当たり前)現在100万円の物の値段は単純計算で60%アップの160万円になります。年金は、30年後でも1.1%×30年で33%しか増えないことになり、100万円が133万円になります。物価160万円と年金133万円では生活が厳しくなるのは目に見えています。 ※いいかげんにせんか! ・・です。2017年度の年金額は物価が下がったため、マクロ経済スライドによる調整は行われませんでしたが、物価変動分の▲0.1%の減額となります。時間を味方につけて老後に備えよう物価上昇にさらされた現実と、 ※そんな「現実」は無い。私たちの希望する生活水準、多くを期待できない年金のバランスは厳しいものになりそうです。「老後はまだまだ先のこと、何とかなるさ」とは、言っていられそうもありませんね。でも大丈夫! まだまだ時間があります。このように環境が変わっていくと、個人での対策も必要になってきます。家計の収支バランスの見直しと改善・金融商品の上手な活用による財産づくりや、 ※結局はここに誘導したいわけで、 ここまで色々不安をあおって きています。人生全体を見渡して賢くマネーバランスをとっていけば、これからでも十分に準備可能です。着々とマネーの知恵をつけながら行動に移すことでがんばっていきましょう。 ※よこしまな「マネーの知恵」なんて 身に着けなくていいから、 彼らに簡単に洗脳されないよう・・ 自分の頭で考えて、 地に足をつけて、 しっかり生活設計しよう。君は、自分の頭で考えてるか?【 業務日記:行列のできるFP事務所 】【 武田FP 】《 ブログ記事 アップ 》 ※3件。《 実行支援等 》【 佐々木FP 】《 事務所会計作業 》《 現状診断☆ & 生活設計★ 》1 Hさん(40代):☆6/6再ヒア待ち。(5/13着) 2 Hさん(40代):☆9/9再ヒア待ち。(8/23着)3 Sさん(30代):☆4/5再ヒア待ち。(3/7着) 4 Kさん(30代):★3/13 生活設計 依頼着。 ※今日の作業。 生活設計 終了! シミュレーションの内容。 ★第2子誕生 〇キャッシュフローグラフ 〇キャッシュフロー表 〇老齢年金の計算(妻) 〇遺族年金の計算 (2年後:夫が亡くなった場合) 〇遺族年金の計算 (2年後:妻が亡くなった場合) 〇遺族年金の計算 (10年後:夫が亡くなった場合) 〇遺族年金の計算 (10年後:妻が亡くなった場合) 〇死亡保障必要額の計算 (夫:第2子誕生時点・10年後) 〇死亡保障必要額の計算 (妻:第2子誕生時点・10年後) ★マイホーム取得 〇資金計画概算 〇キャッシュフローグラフ 〇キャッシュフロー表 〇遺族年金の計算 (6年後:マイホーム取得時) 〇死亡保障必要額の計算 (夫:6年後・10年後) 〇死亡保障必要額の計算 (妻:6年後・10年後) 〇加入生命保険と必要額 このままマイホーム取得に走ると、 教育費がかかる時期に お金が底をついてしまいます。 メール添付で送りました。5 Yさん(60代):☆3/21 現状診断 依頼着。 ※今日の作業。 本日より着手しました。 長らくお待たせしました。 明日には整理整頓を終えて、 再ヒアリングとして送ろうと、 佐々木FPががんばっています。6 Oさん(30代):★3/22 生活設計 依頼着。 7 Tさん(30代):☆3/27 現状診断 依頼着。 8 Iさん(40代):☆3/29 現状診断 依頼着。 9 Nさん(30代):★4/3 生活設計 依頼着。 10 Yさん(30代):☆4/6 現状診断 依頼着。 11 Iさん(40代):☆4/6 現状診断 依頼着。 12 Iさん(30代):★4/10 生活設計 依頼着。 ※新規にメール顧問会員になって、 ヒアリングシートが未提出 ・・という人が、まだまだ・・います。 がんばって提出して行列に並ぼう!毎年2%ずつ物価上昇?日銀だってできてないじゃろ。 ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/04/11
無意味・・というよりも、家計にとって害になるかも。目的別貯蓄をしてはいけない。(当たり前) 自分の頭で考える生活設計。潜水艦は進む・・にゃ『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。老後資金 不安なのに行動しない不思議 2017/3/9 日本経済新聞経済コラムニスト 大江英樹 さんという人のお話。老後の生活について誰もが不安を抱えています。お金のことにしろ、健康のことにしろ、全く不安を持っていない人はいないと言っていいでしょう。ところが、お金については実に不思議な現象があります。それは「不安」はあるのに積極的に行動していないということです。 ※自分の頭で考え、行動することなく、 ただ・・「不安だ」「不安だ」と 言っているだけの人が なんと多いことか・・。健康については誰もが不安と同時に関心を持ち、日常の食事や運動についても相当の注意を払っています。ところが、お金に関しては事情が違うようです。■お金に不安を感じる人は多い全国の20歳以上の男女1200人を対象に昨年10月実施した、NPO法人「日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会」の「老後とお金に関する調査」では興味深い結果が出ています。老後の生活資金について、全体の約8割の人が「不安に思う」 ※8割? そんなに・・?と答えた一方、情報収集について「何もしていない」と答えた人が約3割に上ったのです。「セミナーに参加」「FPに相談」と積極的に情報収集している人は2%程度にすぎませんでした。 ※でも、その「積極的に情報収集」 の方法では、ちょっと危険かも。 老後の生活資金関連のセミナー の大部分の主催者は、 金融業界や保険業界です。 老後の生活資金関連で相談する FPの大部分は、 金融業界や保険業界の人です。 結局、商品購入に誘導されそう・・。不安を感じていても自ら動いている人は多くないようです。私も各地でシニア向けのセミナーを開催していますが、いつも参加された方々に聞くことがあります。「みなさん、老後のお金は不安ですか?」ほぼ全員が手をあげます。「ではどこが不安なのですか?」何人かの人が答えます。「年金が心配」「介護が不安」そこで、再度私はお聞きします。「では自分の年金がいくらぐらい 受け取れるかわかっている方は?」今度はほとんど手を挙げません。「じゃあ、介護費用が どれぐらいかわかりますか?」これも全くと言っていいほど手は挙がりません。よく考えるとこれは変です。年金が不安ということは「これぐらいしかもらえない だろう。だから不安だ」と考えるはずです。しかしながら、多くの人が自分のもらえる年金額を知らないのに「不安だ」というのは一体どういうことでしょう? ※私も同様な感じがしています。■知らないからこそ不安になるいや、むしろ知らないからこそ不安なのです。つまり、冒頭の調査でいえば「何もしていない」から不安なのでしょう。「年金はややこしいからわからない」という人も多いでしょう。確かに年金制度全体は複雑ですが、それらを全て知る必要は全くありません。「自分がいくらもらえるか」ということだけが一般の人が知りたいことだからです。自分がいくら年金をもらえるのかは、毎年誕生日月に送られてくる「ねんきん定期便」を見ればちゃんと書いてあります。 ※その通り。 まず、自分の年金を知ろう。 「ねんきん定期便」で 自分の老後を確認しよう。さらにもっと詳しく知りたければ、日本年金機構のサイト「ねんきんネット」にアクセスすることで将来のシミュレーションだってできます。 ※そういうこと。 自分で生活設計する上で、 「ねんきんネット」の情報は必須。調べた結果、その金額ではとても老後が賄えないということであれば、それに向けて準備を始めるべきです。なるべく早く自分の年金額を知り、行動を始めることが大切です。 ※そういうこと。 年金額が把握できなければ、 キャッシュフロー表が作れません。 生活設計ができません。介護にしても厚生労働省のホームページを見ればわかりやすい資料が公開されています。要介護になった場合の自己負担がどれぐらいかかるかということも書いてあります。また介護保険ではカバーできない部分の金額についても、ネットで検索すればいくらでも情報はあります。 ※そう、こんなに恵まれた環境は、 過去にはありませんでした。 「調べよう!」・・という意欲が あれば、答えてくれる時代です。年金や介護保険などについて、ネット情報の信ぴょう性を確かめたければ、日本年金機構や市町村の窓口に電話すれば親切に教えてくれますし、 ※そう、役所は積極的に利用しよう。 役人は、私たち住民へサービス するために存在しています。 堂々と利用しよう。FPに聞いて教えてもらうこともできます(その場合は有料ですが)。 ※FPは、有料だろうが無料だろうが、 ちょっと注意が必要です。 なぜか? 大部分のFPの立ち位置は 「売る側」・・です。 何かを売っている人の助言は、 多かれ少なかれ・・ そちらへの誘導が伴うものです。 (当たり前)要は「わからないこと」が不安の原因なのです。 ※そういうこと。だとすれば、わからないことをわかるようにすることで不安はかなり解消されます。 ※そういうこと。不安だけれど積極的に行動しない状態がずっと続けば、いつまでも不安がなくなることはありません。 ※そういうこと。 大部分の日本人は、そういうこと。老後不安の解消に向けての第一歩は、まず行動することではないでしょうか。 ※自分の頭で考え、生活設計しよう。 キャッシュフロー表を作ろう。 キャッシュフロー表を作ることで、 我が家の一生を確認できる。 根拠を持って、安心できる。 あるいは、逆も確認できる。 このままでは人生が成り立たない ということも、確認できる。 その場合でも、 人生が成り立たない原因が 分かるので、 根拠を持って家計改善ができ、 確信を持って安心できる状況を 作ることができる。 「老後生活が不安」 ・・だということで、 セミナー等で「老後資金準備法」を 学んでも、何の解決にもならない。 むしろ、どうしようもない商品を つかまされて、 とんでもないことになる。 「老後生活が不安」 なのであれば、生活設計をしよう。 キャッシュフロー表を作ろう。 それだけで、不安は解消できる。老後準備セミナーとかは、普通・・危険な香りがするべ。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2017/03/09
私たちは、金融業界や保険業界のために働いているわけではない。しっかり自分の頭で考えよう。自分の頭で考える生活設計。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。「老後までに1億円貯めなきゃいけない」は本当か?2016/12/21 All About 午堂 登紀雄さんという人のお話。「老後までに1億円」を疑ってみる「老後に必要なのは1億円」「老後までに1億円貯めよう」というフレーズを聞いたことはないでしょうか。雑誌などでも、よく特集が組まれています。 ※業界と業界誌が共犯で よくやっていますね。 営業トークの切り口部分です。1億円貯めるには、運用利回りを無視した単純計算で、毎月21万円の貯蓄を40年間続けるということであり、これはなかなか大変です。 ※そんな・・ひどいことは しなくていい。 (・・って、普通、できないか)それにしても、本当に1億円も貯める必要があるのでしょうか。 ※無い、無い。 あおられてはいけない。この命題には、次の前提条件があります。この2つの前提が成り立って初めて「老後までに1億円必要だ」という主張が成り立ちます。65歳で定年退職し90歳でこの世を去るまで、まったく働かない 年間の支出は400万円、つまり毎月33万円の生活コストがかかる ※こんな前提はあり得ない。有名経済誌に載っているからといって、私たちはこれを鵜呑みにして金融商品のセールストークに乗ったり、若いうちから貯蓄ばかりに励んだりする、というのは思考停止です。 ※当たり前。 私たちが働く目的は、 金融業界の発展ためではない。 セールストークを鵜呑みに してはいけない。(当たり前)そこで、これらを検証してみましょう。老後まったく働かない生き方は現実的なのか?まずは、前提条件の1についてです。2055年の平均寿命は、男性が83.67歳、女性が90.34歳と予測(平成23年版高齢社会白書より)されていますから、寿命を90年で考えるのは妥当なラインといえます。これより早く寿命をまっとうすれば、仮にお金が残ったとしても、生活が困窮することもなく、よかったねということになります。ただし、今や65歳を過ぎてもほとんどの人はまだ元気な時代ですから、それから一生働かないというのは現実的でしょうか。 ※非現実的・・。(当たり前)これは私の個人的な考えですが、人から必要とされない、社会でお金を稼がない、経済活動から隔絶された隠居生活は、非常に物足りないと感じます。 ※まったく同感。 だから武田FPは、FP事務所を 継続してやっている。 「人から必要とされている」 ・・のは、一応実感できているが、 「社会でお金を稼ぐ」 ・・のは、できていない。 そこが唯一の辛いところ。 正義の味方を徹底するために 「いっさい商品販売をしない」 んだから、しょうがない・・か。 ネットで副業でもやるか・・。 「正業で無給で、副業で有給」 ・・ってのも、ちょっと変?・・か。 もともと「かなり変」なFP事務所 をやっているんだから、 気にすることなんてない・・か。 ぶつぶつ、ぶつぶつ・・。それだけでなく、貯蓄が減る一方の生活は、恐怖との戦いです。毎月毎月、銀行残高が減っていくのを見ると、お金を使うのが恐ろしくなります。仮に1億円あったとしても、ケチケチ余生まっしぐらです。実際、そんな高齢者はたくさんいます。貯蓄額よりも、絶え間ない収入の流れを作るほうが、精神的にも余裕が生まれます。 ※その通り。 いくら世の中の役に立っていても、 収入の流れが途絶えたままだと、 精神的な余裕にお目にかかる ことはありません。ちなみに、有名な徳島県の「葉っぱビジネス」を手がけるおばあちゃんたちの中には、90歳で年収1000万円という人がいるそうですし、仕事で病院に行くヒマもないとのことで、 ※すばらしいバアちゃんです。医療費も全国平均よりも低いという現実があります。このように、65歳を超えても働き、貯蓄を取り崩すだけの期間を短くすることで、1億の貯金なんて必要なくなりそうです。 ※必要ない、必要ない。 (・・って、貯まらないけど)毎月33万円の生活費がかかるか?次に、前提条件の2について。夫婦で毎月33万円のコストが妥当なのかどうか、です。持ち家であれば、おそらくその頃までにローンの返済も終わっており、かかるのは固定資産税と若干の修繕費くらいですから、かなり余裕はありそうです ※その通り。33万円なんてかからない。(マンションの場合は管理費・ 修繕積立金が別途かかりますが)。 ※いや、マンションは その程度のことでは済まない。 もうしわけないけど・・ マンションは一戸建てとは まったく事情がまったく違う。 大きく劣化して・・ 大規模修繕から建て替え という事態になるころには、 入居者(所有者)の足並みが そろうことがなく、 まったく収拾がつかなくなる。 金食い虫では収まらずに 人生のお荷物になる。 (ババ抜きのババ) 値が付くうちに売却したい。 マンションを所有してはいけない。もちろん旅行をしたり、外食したりなど、ある程度豊かな生活をしようと思えばお金は際限なくかかりますが、普通の生活をする分には問題ないでしょう。 ※まったく問題ない。ただし、都市部で賃貸暮らしならば、家賃負担が大きいですから、これでもカツカツかもしれません。しかし私たちが老後を迎える頃には、パソコン1台で仕事ができるなど、多様な働き方ができる時代になると思われます。あえて都市部で生活する必然性は高くなくなり、空き家が多い地方ならば、激安の家賃で暮らすことが可能です。 ※地方だけのことではない。 人口減少が加速する社会では、 地方だろうが都会だろうが、 空き家がどんどん増えます。 (当たり前) 借り手が有利になっていきます。もっとも、1億円では足りない可能性もゼロではありません。というのも、もし今後急激なインフレが起こると、物価が上昇して現預金は実質的に目減りするからです。生涯現役で今も老後も楽しむ私個人としては、「何歳までにいくら貯めよう」という発想自体がナンセンスではないかと思っています。 ※同感。 「何歳までにいくら貯めよう」 という発想は、 金融業界が金融商品販売で 消費者を洗脳する切り口トーク に過ぎない。 「〇〇資金」という目的別貯蓄とか、 「何歳までにいくら」という発想は、 してはいけない。 我が家のキャッシュフロー表を 作って、 生涯の貯蓄残高の推移で、 自分たちの人生を確認しよう。 お金は融通できてこそ「お金」。 業者の言いなりで・・ 融通がきかない状況にしては いけない。老後、老後というけれども、人生は65歳から始まるわけではありません。そもそも、老後というのは定年退職後ということであり、その年齢は単に政府や企業が勝手に決めたルールに過ぎません。 ※その通り。なぜ他人がつくった枠組みに、律儀に自分の人生を合わせる必要があるのか。 ※その通り。むしろ逆で、自分の人生に合わせて、最適な会社や働き方を選ぶのが本筋ではないでしょうか。 ※その通り。そして生涯現役だと考えれば、「老後の蓄え」という概念ごと消し去ることができます。 ※その通り。もちろん、いつかは働けなくなるときが来る。病気になることもある。それでも、貯蓄を取り崩しながら生計を立てる期間をなるべく短くすることで、不安を少なくすることができます。 ※その通り。そして、もっと今を充実させる。 ※その通り。若いときからたくさんの経験をして、厚みのある成熟した人間になる。その延長線上に、生涯現役となるスキルが身につく、というのが私の理想です。 ※その通り。「今を戦えない者に、 次とか来年とかを言う資格はない。」ロベルト・バッジョ(元プロサッカーイタリア代表) ※ん? バッジョが登場 するなんて、サッカーファン? 【 業務日記:行列のできるFP事務所 】 《 年末年始の予定 》 年末の業務は12月29日(木)までです。 年末年始休暇は以下の6日間です。 2016.12.30(金)~2017.1.4(水) 新年は1月5日(木)から始めます。 よろしく、お願いします。【 武田FP 】 ※事務所口座が資金不足なので、 朝・・出勤前に、10万円納入。 武田FP、本当に・・いつまで、 こんなお人好しをやっているんだろう?《 ブログ記事 アップ 》 ※3件。《 実行支援等 》【 佐々木FP 】《 事務所会計作業 》 ※金融機関回り。 事務所家賃や給与振込み他。 給与はもちろん佐々木FP分のみ。 武田FPはいつも通り無給。《 現状診断☆ & 生活設計★ 》1 Wさん(30代):☆3/3再ヒア待ち。(1/26着)2 Hさん(40代):☆6/6再ヒア待ち。(5/13着) 3 Yさん(30代):☆8/22再ヒア待ち。(7/23着)4 Hさん(40代):☆9/9再ヒア待ち。(8/23着)5 Mさん(40代):☆12/20回答戻る。(11/24着) ※今日の作業。 現状診断終了は、 明日・・12/22(木)の予定です。 お楽しみに・・。6 Hさん(50代):☆12/20 回答待ち。(12/12着) 7 Eさん(30代):★12/15 生活設計 依頼着。 8 Mさん(30代):☆12/19 現状診断 依頼着。 ヒアリングシートを抱えている皆さん、がんばって早く行列に並ぼう! 今並べば、ほとんど待つことなく、 作業着手することになりそうです。がんばれ! がんばれ!老後に1億円? ケッ! ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2016/12/21
「豊かな老後」とか「1億円」とか・・言っていたら、業界の営業マン。信用してはいけない。自分の頭で考える生活設計。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。豊かな老後を迎えるために「必要なお金」2016/11/22 プレジデントオンライン プレジデント編集部 ※「豊かな老後」という言葉を 聞いたら、きちんと条件反射しよう。 「あ・・この人、今から 営業トークを始めるんだな。」 ・・と。 いつも そのように対応できて いれば、だまされることはない。 ※営業トークで提示される資料。豊かな老後を迎えるための大前提は「必要なお金」の把握だ。よく老後には「1億円が必要」といわれる。 ※よく言われているわけではない。 業界が営業の切り口トークで 勝手に大きな金額を言っている ・・だけのこと。 国の「家計調査」によると「高齢夫婦無職世帯」の生活費は月額約27万円、単身世帯では約19万円だ。 ※夫婦世帯は合っているけど、 単身世帯の19万円って、 どこから持ってきた数字? 正解は16万円。 (下記資料を参照) だめだよ・・勝手にふかしちゃ。 素人相手の営業では、 何も知らないことをいいことに、 ウソでも胸を張って言い切ります。 おバカさんはそのペースに 乗せられてしまいます。夫が60歳定年を迎えて以後の生活期間は、平均余命から考えると夫婦2人の期間が約23年、妻1人が約8年で、合計31年。この期間の基本生活費は9276万円。 ※こんなにかかることは・・無い。 心配するな。 収入の範囲内で生活する、 そんな当たり前のことを すればいいだけのこと。旅行や葬儀、入院などの費用を加えれば約1億円だ。 ※こんなにかかることは・・無い。 心配するな。必要な貯蓄額は、年金の受給額でも変わる。夫が会社員で厚生年金を受給できる場合は月額22.6万円、自営業世帯では月額12.8万円が現在の水準。今後、支給額の目減りが予想される。 ※収入は減り・・年金だけでは5000万円以上の不足も覚悟すべきだ。医療や介護の状況も厳しい。財務省の推計では社会保障給付費の増大はGDPの伸びを上回る。すでに医療費の自己負担額を抑える「高額療養費制度」の上限額は、年を追うごとに上がっている。こうした負担増は、これから次々と増えていく。 ※支出は増えていく・・ これからは・・収入は減り、 支出は増えていきます。 何もしないでいると、 大変な老後になってしまいます。 だから ・・と営業トークは 展開されていきます。どう備えるべきか。傾向と対策をみていこう。 ※・・で、文章は終わっている。 具体的な商品販売トークが 展開されていく・・ ここからが突っ込みどころ ・・と、思っていたのに。 ※不安を強調するための営業資料を 添付しながら、営業トークは展開される。 ※実際の老後支出月額。 夫婦世帯。 (総務省統計局 家計調査より) ※単身世帯。 支出は19万円ではない。 (総務省統計局 家計調査より)【 業務日記:行列のできるFP事務所 】 【 武田FP 】《 ブログ記事 アップ 》 ※2件。《 実行支援等 》 【 佐々木FP 】《 事務所会計作業 》《 現状診断☆ & 生活設計★ 》1 Wさん(30代):☆3/3再ヒア待ち。(1/26着)2 Hさん(40代):☆6/6再ヒア待ち。(5/13着) 3 Yさん(30代):☆8/22再ヒア待ち。(7/23着)4 Hさん(40代):☆9/9再ヒア待ち。(8/23着)5 Kさん(30代):☆11/17回答戻る。(9/8着) ※今日の作業。 現状診断 終了予定は11/25(金) です。 お楽しみに・・。6 Yさん(30代):☆11/15再ヒア待ち。(10/24着) ※2016.11.21 回答戻る。7 Iさん(30代):☆11/16再ヒア待ち。(10/28着) ※2016.11.17 12:55 回答戻る。8 Oさん(20代):★11/21 生活設計 依頼着。 老後で脅されてはいけない。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2016/11/22
いくらなんでもこれはないでしょというようなダメ家計が取り上げられて・・。 自分の頭で考える生活設計。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。60代・年金150万円、夫のリタイアで貯金切り崩し家計 2016/11/19 プレジデントオンライン 大高 志帆 さんという人のお話。 ※この手の記事は・・ 「本当にこれ、現実の話なの?」 と疑いたくなるような 「あり得ないダメ家計」 が取り上げられることが多い。 で、書き手も金融業界とか 保険業界とかのFP。 「良いアドバイスをしている。」 なんて、言うことをそのまま 真に受けてはいけない。年収や家族構成によって陥りやすい「支出の罠」があるので、年収が高いからといって油断はできない。ファイナンシャルプランナーが教える「理想の家計バランス」をもとに、年代別「ダメ家計簿」にテコ入れしていこう。 ※出てきました。 ウソのようなダメ家計が・・。 ※理想と現実がこんなに違う家計が 本当にあるの? で、保険料の6,250円だけは、 どうして理想と現実が一致してるの? 書いた人が保険屋さんか、 その仲間だから・・です。 保険料が生命保険とか医療保険 のものだとしたら、全くのムダです。 60代で生命保険が必要なことはない。 (当たり前)時間のあるリタイア後趣味・娯楽費がアップ最近では定年後働く人も多いが、この家庭は夫の定年を機に本格リタイア。65歳でスタートする年金を繰り上げ受給しながら、貯金を切り崩して生活している。 ※そんなことをしてはいけない。 収入の範囲で生活しよう。 (当たり前)「そもそも繰り上げ受給で受け取れる 年金は満額ではないので、 ※そもそも、年金の繰上受給なんて してはいけない。 たとえ住居費がかからなくても、 それだけで生活するのはほぼ不可能。 この家計に関していえば 年間140万円程度足りないので、 ※そんな馬鹿なことを してはいけない。(当たり前) 5年間で700万円不足ということに なります。 ※そのような状況にしてはいけない。 さらに、繰り上げ受給をすると その後の年金額が減額になるという デメリットが。 ※当たり前。 毎月少しずつ生活費に不足が出る と考えると、人生90年時代の今、 3000万円程度の貯蓄が なければ乗り切れないでしょう」 ※そんなことはない。 これは、よく耳にする 業界の営業用の誘導トークだ。 本当にそうなら、大半の 日本人は老後生活が成り立たない。もちろん、この家計自体もツッコミどころが満載だ。 ※わざわざ・・ひどいダメ家計を 取り上げているだけ。「リタイア後は時間があるので、 趣味・娯楽費や交際費、 小遣いは増加傾向にあります。 ※そんなことはない。 現役時代に比べて、老後は 支出が減るのが当たり前。 業界の営業トークをすなおに 聞いてはいけない。 食にこだわりがある人は食費がかさみ、 広い家に住んでいれば 節約しきれない水道光熱費の存在も。 ※そんなことはない。 我が家の冬は、場所ごとに 温度差が出ないような暖房を しているが、水道光熱費は コントロールの範囲内・・だ。 どのような家か?・・にもよる。 この年齢になると持病も出てくるため、 医療費も増えます。 ※そんなんことはない。 金融業界や保険業界が客商売なのと 同じで、医療業界だって客商売。 医療に関しても医者の言いなりに なっていると、大金をたれ流す。 医療の場合はお金を失うだけでは 済まず、倍によっては健康を損ねたり、 生活の質を落としたりして、 もっともっとひどいことになる 可能性がある。 医者だからといって、その話を そのまま鵜呑みにしてはいけない。 お金がないならないなりの暮らしを しなければ、下級老人まっしぐらですよ」 ※ま・・ 業界人の話です。 私達消費者とは利益相反の関係です。 真に受けてはいけない。「でっち上げ家計データ」に注意。 ・・っと。 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2016/11/19
老後の20数年、暮らしていける?強く不安を感じてもらえば、商品の売れ行きが良くなります。業界人の話を真に受けてはいけない。自分の頭で考える生活設計。 『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。定年後、年金200万円で20年以上暮らせる貯金があるか?2016.4.26 ダイヤモンド・オンライン深田晶恵さんという人のお話。日本人の平均寿命83歳。60歳定年から平均で23年もあるのをご存じだろうか。 ※不安を感じさせるための序章・・。消費税増税、社会保険の負担増、教育費の高騰などで貯金が少ない40代、50代。 ※貯金が少ないとは限らない。 生活設計の意識が高い家庭は、 順調に貯蓄が増えていく。 健全な家計なら、このように 安定したキャッシュフローに・・。 この世代こそ、老後のお金の現状を知って対策を講じなければ、悲惨な老後になってしまう。 ※すなおに洗脳されてはいけない。 強く不安を感じれば・・ 買わない方がいい 業界推奨商品を買うことになる。ダイヤモンド・オンラインでも人気の連載「40代から備えたい 老後のお金クライシス」を書いている深田晶恵さんが、『定年までにやるべき「お金」のこと』という本を上梓。この内容をベースに、お金に不安がある人たちに役立つコンテンツを紹介していく。手取り減少、消費税増税、教育費高騰……“下流予備軍”が増えるこれだけの理由老後の生活に対して不安を抱く人が増え続けている。 ※・・と、業界が不安をあおっている。現役時代にはそこそこ稼いでおり、それなりの生活ができていた人が、老後になった途端に経済的に厳しい生活を送るようになってしまう人たちが報道やノンフィクション本で取り上げられる機会が増えているからだろう。 ※業界やマスコミがいっしょに なって、不安をあおっています。年収が高くても、年金生活になり、「今お金に困っている」「病気の治療費さえ手元にない」といった人たちの事例を知り ※きちんと生活設計していれば、 そんなことにはならない。「自分もそうなったらどうしよう」と不安に感じる。 ※生活設計の意識が無い人は、 自分の頭で考えることが無いから、 こんな話でも、あおられるままに 不安でいっぱいになる。一体なぜ、“下流予備軍”が増えているのか? 家計相談を受けていて感じるのは、10年ほど前と比べると、同じ世代でも貯蓄額が顕著に減っていることだ。10年前の40代〜50代と今のこの世代では、勤務先が同じで役職も同等なケースでも、貯蓄額に大きな差がついてしまっている。 ※本当にそうか? 業界人の話は疑って聞く くらいが、ちょうどいい。背景には、いくつかの要因がある。一つは、手取り年収の減少だ。厚生年金保険料や健康保険料、介護保険料などの社会保険料は増加傾向にあり、配偶者特別控除の一部廃止、年少扶養控除廃止などにより所得税や住民税も負担が増している。つまり額面年収が同じなら、給与から差し引かれる社会保険料や税金が右肩上がりに増えている分、手取り収入はどんどん少なくなっているわけだ。 ※「どんどん少なくなっている」 という表現ほど、急激に、 手取り収入が 「どんどん少なくなっている」 わけではない。加えて、近年は消費税増税の影響も大きい。2014年4月に消費税率は5%から8%に引き上げられた。2017年4月には、再度、8%から10%への引上げが予定されている。 ※まあ・・ 10%への増税は無い 可能性が高くなってきていますが。これらは数字をみても明らかである。2011年から7年で年収500万円世帯は手取りが30万円以上も減ることになる! ※・・って、脅されて、 保険や金融商品を買って・・ 貯蓄から50万円、100万円と お金をたれ流してはいけない。大和総研の「消費税増税等の家計への影響試算」(2015年度予算案反映版)では、2011年〜2018年の家計の実質可処分所得の推移を試算している。この試算においての「実質可処分所得」とは、リアルな手取りのことで「可処分所得 =税引き前の給与収入 -(所得税+住民税+社会保険料) +児童手当(子ども手当て)」とし、さらに消費税が1%引き上げられるとその年度に物価が0.72%上昇するという大和総研の予測に基づいて、消費税増税分も考慮したものだ。下の図は、 ※図・・は、無い。 スミマセン!世帯年収500万円の会社員のケース(片働き、3歳以上中学生以下の子ども2人)を試算したグラフだ。同じ年収でも、2011年と2018年では、実質可処分所得が年間30万円以上も減っていることがわかる。減少の要因を見ると今後は消費税増税の影響が非常に大きいことも見て取れるだろう。手取りは減っていくが教育費はアップ! ※もろ、脅し!・・のフレーズ。使えるお金は減っているのに、今の40〜50代は支出も膨らみがちだ。特に家計への負担が大きいのが、教育費である。「子どもには できるだけ充実した教育を受けさせたい」と思うのは親心だろう。だが、高校生や大学生の子どもを持つ40代後半〜50代半ばの親世代は、その親世代である70代と比べ、格段に重い教育費支出を強いられていることをご存じだろうか?昭和52年と平成25年で比較すると、この間に公務員の初任給が2倍ちょっとに伸びた一方、大学初年度にかかる授業料と入学費は私立大学で約3倍、国立大学は約5倍にもなっているのである。 ※このような示され方をされると、 何やら・・メチャクチャ大変な 印象を受けて、 不安でいっぱいになるが・・ 今を生きている人たちは、 元々昭和52年のレベルを基準に 生活しているわけではない。 今の生活に合わせた生活設計を していけばいい・・だけのこと。バブルを知っている世代は実は貯蓄がまったくできていない人が多い ※そんなことはない。また、今の40〜50代はバブルの時代やその残り香を知っている世代だ。 ※そんなことはない。家計相談を受けていると、他の世代と比べ、突出して「消費好き」が多いと感じる。 ※そんなことは感じない。もちろん、この世代でも無駄遣いをせずしっかり貯蓄できている人はたくさんいるが、「クルマは持っていて当たり前」という人、海外旅行に行ったりゴルフをしたりするのにどんどんお金を使う人、ブランド物を好む人が40〜50代には多い。 ※そんなことはない。「消費好き」なので羽振りは良く見えるが、「実は貯蓄がほとんどできていない」というケースはめずらしくない。 ※そんなことはない。 本当に個別に生活設計相談を してあげているのか?ここまで読んで、「自分は“下流老人予備軍”だ」と気付いた人は、今、冷や汗をかいているかもしれない。だが、“下流老人”への転落を防ぐ方法はある。まずは現状を正しく認識し、「大丈夫なはず」という“気持ちの粉飾決算”をやめることだ。「なんとかなるさ」ではなく、「なんとかする」と決め、老後に向けてしっかり準備していかなくてはならない。 ※不安をあおるだけあおって・・ ここから先は最後の〆め! 「で、老後資金準備には、実は 最適な商品があるんですよ・・。 この商品はですね、 人気があって皆さんに選ばれて あーでもない、こ-でもない」 ・・と、買ってはいけない商品を 買わされるハメになります。 業界人の話を真に受けてはいけない。 しっかり自分の頭で考えて、 きちんとライフプランニングしよう。 【 業務日記:行列のできるFP事務所 】 ※連休中の当事務所業務は カレンダー通りに行ないます。 【 武田FP 】《 ブログ記事 アップ 》 《 実行支援 》【 佐々木FP 】《 事務所会計作業 》 《 現状診断☆ & 生活設計★ 》1 Tさん(30代):☆12/11再ヒア待ち。(11/24着)2 Wさん(30代):☆3/3再ヒア待ち。(1/26着)3 Iさん(20代):☆4/15 現状診断 依頼着。 ※今日の作業。 整理整頓が終了。 「再ヒアリング」として メール添付で送りました。4 Kさん(20代):★4/18 生活設計 依頼着。 ※今日の作業。 本日より着手。 長らくお待たせしました。 当事務所の業務は カレンダー通りなので、 終了予定は連休明け・・になりそう。 遺族年金の再計算、 死亡保障必要額の再計算、 も、ありそうなので・・。5 Kさん(30代):☆4/22 現状診断 依頼着。6 Mさん(40代):☆4/25 現状診断 依頼着。※ Mさん(40代):ヒアリングシートのみ着。 ※本当に、かつて無いほど、 行列が短くなってきています。 ヒアリングシートを受け取って、 その後・・行列に並べていない方々、 今なら・・すぐ順番が来ます。 がんばって記入しよう! がんばって早く並ぼう!「老後不安あおり」・・は、業界営業トークの定番。 ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて15年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2016/04/28
「老後不安を すなおに あおられるおバカさん」には、決してならないように・・。金融業界や保険業界の話をそのまま真に受けてはいけない。(当たり前) 自分の頭で考える生活設計。『 ネット記事を読む 』 ※消費者の視点。「老後に1億円必要」は本当か? 2015/11/26 経済コラムニスト大江英樹さんという人のお話。老後の生活について雑誌などに特集が組まれる場合、いつも出てくるのがこの「老後は1億円必要」というフレーズです。 ※これ、金融業界や保険業界の セールストークによく登場します。 もちろん、真に受けてはいけない。これについては「その通りだ」という人もいれば、「とんでもない、そんなに必要なはずはない」という人もいます。一体どちらが正しいのでしょうか?最初から答えをいってしまいますと、どちらも正しいのです。なぜなら、どんな生活をおくるかによって老後にかかる費用というのは全く違ってくるからです。 ※当たり前のことです。 夫婦が100組いれば、 そのキャッシュフローも100通り。 画一的に捉えてはいけない。少し整理して考えてみましょう。例えば病気で入院するといくらかかるか?と聞かれて「100万円かかる」といわれた場合、全く病気をしたことがない人なら「ふーん、それくらいはかかるんだ」と思うでしょう。でも一度でも入院したことがある人なら「え、それは違うでしょ。 どんな病気かで全然違うし、 治療法や入院期間によって 金額は大きく違うよ」と思うはずです。老後の生活資金についてもこれと似たところがあります。老後の生活というのはいずれ誰もが経験することですが、問題は経験をしていない人があれこれコメントしていることです。 ※同様に思っている。評論家や金融機関に勤める人などの多くはまだ40歳~50歳代で実際に老後の経験はありません。こうした人たちが老後の生活費用について言及していますが、実際に年金生活を体験している私からすれば、どこか違和感があり、いずれも机上の空論っぽい感じが否めないのです。 ※いつも同じ思いをしている。 一度も死んだことが無い人が、 「死後の世界」について 解説しているのと同じこと。ファイナンシャルプランナー(FP)の人がよく「収入ではなくて収支が大事だ」といいますが、これは全くそのとおりです。支出が収入を上回らないようにきちんとコントロールしていれば老後生活といえどもそうそう破たんすることはありません。 ※「収入の範囲で生活する」 当たり前のことです。要は支出をどれぐらいと見ておくかが重要なポイントです。いうまでもなく支出というのはその人がどんな生活ぶりをしたいかということによって全く違います。 ※自分のキャッシュフロー表を 作ってみることをお奨めしたい。 人生全体が見渡しながら 微調整なども容易にできる。 何の不安も感じずに済む。この当たり前のことがなぜか老後の話になると一律に1億円必要ということで思考停止になってしまうのです。 ※金融商品や保険商品販売は、 基本的に「不安ビジネス」です。 そのセールストークを 真に受けてはいけない。これは恐らく経験していないことからくる不安心理によるものだといえるでしょう。 「老後に1億円かかる」という計算の根拠は月35万円で25年間(65歳~90歳)生活するという試算が前提になっているようです。 ※アンケートの「ゆとりある生活」 の生活費月額を元に算出して 見せている。 真に受けてはいけない。この計算自体は正しいですし、月35万円どころか50万円ぐらいでリッチな生活をしたいのであれば1億5000万円かかります。公的年金でサラリーマン夫婦二人の場合の平均的な受給額といわれる約22万円の範囲内で生活できれば6600万円ぐらいになります。つまり生活ぶりによって1億円は正しいともいえるし、正しくないともいえます。1億円という金額を聞くと、直感的にそのお金を全部自分で用意しなければならないと思ってしまいます。 ※おバカさんは、そう反応する。 だから、おバカさん。(失礼!)ところがサラリーマンで定年まで勤めた人であれば平均寿命まで受給できる公的年金の額はおおよそ6000万~7000万円程度はあります。さらに会社で退職金や企業年金が受け取れるのであればそれが上乗せされますから、仮に1億円だとしても7~8割程度は自助努力以外でまかなわれるということなのです。 ※当たり前。そうしたもろもろの公的な給付(会社からの分も含む)をまず把握することが大切です。 ※「社会保険制度を知らないし、 知ろうとする努力もしない。」 これ、おバカさんの弱点。 おバカさんのおバカさんたる所以。そのうえで自分のライフスタイルを考えて生涯にかかる費用をおおよそ算出し、足らない分を用意するというのが正しい順序です。 ※このようには考えない方がいい。 このような発想は敵の思うつぼ。 「いつまでにいくら準備」 という発想をしてもらえば、 敵は金融商品を売りやすくなる。 ぜひ、自分のキャッシュフロー表を 作ってみることを奨めます。 「いつ時点までにいくら?」 ではなく、 「貯蓄残高の推移が 生涯でどうなっていく?」 という人生の捉え方をしたい。いうまでもなく金融機関は老後不安をあおり立てます。そうしないと彼らの商売にはなりませんから、それを非難しても始まりません。 ※「売る人」の話を真に受けて 何かを買って損をしても、 それはおバカさん自身の責任。 自分の頭で考えない自分が悪い。 (だから、おバカさん)彼らの使命は金融商品を販売して収益を極大化することです。そうでなければ株主から文句をいわれるでしょう。我々生活者はそういうことを理解しておくべきです。 ※金融機関と私たち消費者は、 常に「利益相反」の関係にある ことを理解しておこう。大切なことは人からいわれたことをそのまま信じるのではなく、自分の頭で考え、自分で判断するということです。 ※その通り!自分の頭で考えよう。一度も死んだことがないくせに、死後の世界をさも見たように ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて15年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。
2015/11/26
どのくらいのお金を準備しておけばいいか?・・を、ザックリと計算。・・するのはいいけど、金融業者にだまされないよーに。自分の頭で考える・・生活設計。ネット上で発見した記事より・・ ※は、生活設計FPのコメント。 生活設計FP 武田 つとむ 1級FP技能士 CFP(R)マネー2013年11月8日 12:45更新 平野 泰嗣 老後準備資金の必要額をザックリと知る方法老後準備資金の必要額を算出するには、「家計の未来設計図」を作るべし!ファイナンシャルプランナー(FP)として、相談を受けていると、「老後資金として1億円必要と聞いた けれども、どのくらいのお金を 準備しておけば 安心でしょうか?」 ※個人差があります。(当たり前)といった質問を多くいただきます。FPの立場として、老後に必要なお金の目安を知るためには、家計の未来設計図(ライフプランとマネープラン)をしっかり作ることをおすすめしています。 ※ライフプランには当然に お金のことが含まれます。 別個にわざわざ「マネープラン」 ・・というのは、 このFPさんも金融商品の 販売で手数料を得ている ものと思われます。ライフプランとマネープランによって、将来の収入と家族のライフイベントや夢・希望を盛り込んだ将来の支出を予想し、今後の生活費の水準や貯蓄のペースの目安を知ることができます。 ※「マネープラン」という言葉は 無くても、文章は成立します。老後の生活に必要な準備資金を計算する方法そうは言っても、ライフプランとマネープランを作るには ※「マネープラン」という言葉は いらない。労力と時間がかかるので、なかなか手をつけられないという方もいらっしゃるでしょう。 ※もちろん、素人には難しい。そこで、裏技的に、ライフプランとマネープランを作らないで、 ※「マネープラン」は、 元々・・いらない。老後の生活に必要な準備資金を大雑把に計算する方法を紹介します。計算式は以下の通りです。老後に必要な準備資金は、老後の日常生活費(年額)から年金額を差し引いた金額を、想定する老後の期間で乗じて求めます。それ に老後の日常生活費以外に支出を予定する金額を加算し、最後に、退職金を差し引いて求めます。老後の日常生活費以外に支出を予定するものとして、住宅のリフォーム費用や、子供への結婚資金や住宅取得資金への援助、イベント的な旅行などのほか、万が一の備えとして手元に置いておきたいお金などが含まれます。ある家庭の事例を用いて、実際に計算してみましょう。・夫(50歳):65歳定年、退職金2000万円、 妻(50歳):専業主婦・予想年金額260万円(夫婦合計)、 ※平均的な年金レベル・・です。 老後の生活費年額360万円(月額30万円) ※平均レベルを上回っています。・生活費以外に支出を予定する金額: 住宅リフォーム、子供への支援、 予備費など1500万円・リタイア時から、老後生きる と考える年数を20年(夫が85歳まで) ※ザックリ・・の場合は、 これでOK。 夫婦の余命平均値?●リタイア時の老後に必要な準備資金 =( 360万円 - 260万円 )×20年間 + 1500万円 - 2000万円 = 1500万円 ※一般的には・・ 老後夫婦の生活費の平均は、 30万円ではなく25万円 程度なので、必要な準備資金は もっと少なくて済みます。年金額の見込みを大雑把に計算する方法老後に必要な準備資金の簡易計算では、将来の年金額の見込みを求めなければなりません。ここでは、サラリーマンの年金額を簡易に求める方法を紹介します。あくまでも目安の年金額なので、注意が必要です。サラリーマンが加入する厚生年金は、基礎年金部分と報酬比例部分に分かれます。 ※はい、1階部分と2階部分。●基礎年金部分2万円 × 厚生年金加入年数 (退職までの見込み勤務年数:上限40年) ※はい、ザックリ・・となら、 このような計算でOK・・です。※学生時代に国民年金に加入し、 保険料を納めている場合は、 その期間を含みます※平成25年度の年金額は およそ78万6500円です ※40年加入の満額です。●報酬比例部分5500円 × サラリーマン時代の平均年収 の百万円の位(500万円の場合は5)×勤務年数 ※はい、ザックリ・・となら、 このような計算でOK・・です。サラリーマン時代の平均年収は38歳前後の年収になることが多いので、38歳時点の年収を使用します。わからない場合は、会社の従業員の平均年収などを調べてみるのもよいでしょう。年金額は夫婦個別に計算し、合算します。現在専業主婦の妻も、過去に働いた期間がある場合は、働いた期間の平均年収と働いた期間を用いて、報酬比例部分の計算を行います。 ※「ねんきん定期便」があれば、 もっと具体的に分かります。 「ハガキ版」ではなく、 「A4版」のねんきん定期便の、 「将来の年金見込額を ご自分で試算できます。」 というページで、 具体的な年金額が 自分で計算できます。老後に必要な資金をどう準備する必要資金から現在の金融資産を差し引いて毎年の貯蓄額を逆算すると、毎月の貯蓄目標を計算することができます。先の事例で、50歳時点で750万円の金融資産があったとします。65歳定年までに退職金を除いて750万円を準備する必要があります。そこで、不足分 の750万円を15年間で貯める必要があるので、1年当たり50万円、毎月4万1666円を老後のために貯金しておけばよいという計算になります。 ※元々・・必要額の計算結果が 大き過ぎました。 毎月こんなに頑張る必要は ありません。老後資金のために15年間、毎月4万1666円ずつ積立預金をする、個人年金に加入する、投資信託で積み立てるなど、さまざまな方法が考えられます。 ※このFPさん・・ 個人年金や投資信託を売って 手数料収入を得ている?余裕ができたときに老後資金を貯めると考えるよりは、必要資金の見通しをつけ、早めに準備を開始した方が、あとで苦労しなくてすみます。 ※必要資金の見通しをつけるのは、 その通り・・大切なことです。 で・・そんなに無理をして がんばらなくても大丈夫 ・・と分かって、安心しましょう。 そもそも、 健全なキャッシュフローなら、 50歳を過ぎてからあわてて 老後のための貯蓄に励む ・・なんて必要はありません。 金融業者にだまされないよーに。家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。(12月には新規受付けを解禁する予定)
2013/11/18
老後資金準備の教科書的解説にだまされないよーに。2自分の頭で考える・・生活設計。ネット上の記事より・・ ※は、武田FPのコメント。早めの準備が大切! 老後のために無理なく年間100万円貯める方法 《 前半からの続き 》老後のための貯蓄に向いている金融商品は?老後の生活のために貯蓄をするのであれば、将来年金として受け取れる年金型の金融商品を利用するというのもおすすめ。利息に対する非課税制度や所得控除制度など、税金面で優遇される商品もあるので、こうした商品を利用することも老後資産を上手くお金を貯めるコツといえます。 ※そう・・とも言い切れない。勤務先が勤労者財産形成制度(財形制度)を導入している場合に利用できるのが、「財形年金貯蓄」。会社員が老後資金づくりを目的として、給与から天引きする形でお金を積立てていく年金積立制度です。貯蓄型と保険型の2つのタイプがあり、貯蓄型は財形住宅と合わせて元利合計550万円まで、保険型は払込み保険料合計385万円を限度に利子が非課税になります。 ※教科書通りの説明ですが、 そのまま受け入れていいか どうかは、家計状況や これからの人生の希望にも よります。 生活設計は、「老後」だけを 見つめて進めるわけには いかないものです。民間の生命保険会社で契約する年金型の保険が「個人年金保険」です。 ※これは、やってはいけない。 理由は上に書いた。老後に年金を受け取ることを目的に保険料を積み立てていきます。年金受取人や年金開始年齢などの要件を満たすと、支払い保険料金額に応じて一定額を所得から控除できます。その結果、所得税や住民税を軽減することが可能です。 ※保険屋や銀行は、このことを おおげさに説明しますが、 そんな大したものではない。 現実の軽減税額は、 せいぜい年に数千円ぽっち ・・というレベルだ。 住宅ローン他の借金を 抱えている家計の場合は、 同じお金を繰上返済にあてれば、 けた違いの効果が得られます。 その方が、 生活設計上・・有効な 老後資金対策になります。 (当たり前) 保険屋等にだまされないよーに。導入から約12年が経ち、平成25年6月末で加入者数は約470万人になった年金のための制度が「確定拠出年金」です。 ※金融業界と国が推奨する 制度・・です。 オススメはできませんが・・。 (^^ゞ毎月、一定額を払い込み、将来年金で受け取るという点では公的年金や民間の年金保険制度と同じですが、確定拠出年金では加入者自身が払い込んだお金の運用方法を決め、年金受け取りまで運用していきます。 ※増えたり減ったり、 減ったり減ったり、 2~3年置きにドォ~ン! ・・と減ったりします。 グローバル経済の中での 運用だから当たり前・・です。企業型と個人型の2種類があり、勤務先に企業型確定拠出年金があれば企業型に加入、それ以外の人は個人型に加入できます。加入タイプにより月々の払込限度額は異なりますが、いずれの場合も掛金はすべて所得控除の対象になり、運用期間中の利息や値上がり益は非課税になります。 ※拠出期間中は、所得控除で すごくお得・・です。 一定の所得税を払わずに 済んでお得・・です。また、受け取る年金には公的年金等控除や退職所得控除が適用されるなど、税制上のメリットが大きいのが魅力です。 ※なんだか・・ 積み立てる現役中もお得、 受け取る老後もお得、 そんな制度に見えます。 が・・、そんなことはありません。 このように、受け取る時に 所得税が課税され、国に しっかり取り返されます。 同じお金を預金していれば、 老後に受け取る時に 所得税を課税されることは ありません。 自分のお金をおろすだけだから 当たり前!・・です。 ところが・・確定拠出年金では、 自分が積み立てたお金 (減ったり減ったりしたお金) をおろす時に、 所得税が課税されます。 (おかしく ね!?) 「公的年金等控除」や 「退職所得控除」が 適用されるから、所得税は そんなに取られないんじゃ? ・・というおバカさんへ。 「公的年金等控除」は、それこそ 公的年金受給の控除で使われて 残った分が確定拠出年金に ・・ということだが、残らない。 「退職所得控除」も、 本来の退職金を受け取る際に 使われて残った分が確定拠出年金に ・・ということだが、残らない。 かくして・・ 現役中に得した(と思っていた) お金は、老後に・・しっかり 取り返されます。 税で得なように見せて参加させ、 実はしっかりと取り返す。 日本の官僚は、頭がいいんです。 そして・・一番お得なのは、 金融業界です。(当たり前) 参加者が多いほど、 運用金額が多いほど、 確実に手数料が入ります。 素晴らしい・・制度です。 国と業界の合作の・・。 運用という言葉に尻込みする人もいそうですが、長い期間をかけて積立をすれば、値動きが均され、安定的にお金を増やしやすくなります。 ※だまされてはいけない。 期間が長くなるほど 値動きが ならされることはない! 長期になるほどブレ幅は広がる。 大きく儲かるかもしれないし、 大きく損をするかもしれない。 (当たり前)老後という遠い将来のための資産形成だからこそ、上手にリスクと付き合いたいですね。 ※業界の決めゼリフ。 客にリスクを取らせて、 自らはリスク無しで手数料を 継続的に得ます。 だまされないよーに。 ※「老後の資産形成」・・という、 業界に与えられた発想を してはいけない。 お金を色分けしてはいけない。 目的別貯蓄をしてはいけない。 ライフプランニングは、 生涯を通じて・・ これからの各年の貯蓄額を 総額で管理していくことです。 キャッシュフローと言います。 生涯のキャッシュフローが、 健全に推移していくように、 しっかり 生活設計の意識を 持ちましょう。家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/11/07
老後資金準備の教科書的解説にだまされないよーに。自分の頭で考える・・生活設計。ネット上の記事より・・ ※は、武田FPのコメント。早めの準備が大切! 老後のために無理なく年間100万円貯める方法 ※老後資金準備について、 いかにも教科書的な説明が されています。 申しわけありませんが、 消費者の立場に立って、 突っ込みコメントしてみます。年間100万円貯める!を目標に日本人の平均寿命は女性が86.41歳、男性が79.94歳(2012年度)。60歳でリタイアした後の生活は約30年あります。多くの人は子育てや住宅ローンの返済などを終えていることでしょうが、収入も現役時に比べて少なくなる場合がほとんどです。老後の収入といえばやはり公的年金が主になりますが、公的年金だけでは月々の家計は赤字になりそうです。総務省家計調査年報(家計収支編)平成24年度のデータによると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の実収入は21万8,722円。そのうち20万4,976円が公的年金などの社会保障給付です。一方、支出は27万395円と収入を上回り、毎月5万1,673円の赤字の状態です。この赤字分は自分の預貯金を取り崩さなければなりません。さらに、公的年金が支給されるのは原則として65歳から。60歳でリタイアすると、60~64歳までは生活費のほとんどを預貯金でまかなわなければいけないということになります。 ※いかにも金融業界の 言い回し・・です。 できるだけ必要な貯蓄額を 大きく見せたい・・わけです。 昔の60代は、とんでもない年寄りで いかにも年金をあげなきゃ ・・という感じでしたが、 今の60代はまだまだ元気です。 働けるうちは働けよ! ・・という感じです。リタイア後の生活期間が30年だとすると、老後資金として準備が必要になるのは、60歳からの5年間分の生活費と、65歳からの約25年間の、公的年金だけでは足りない赤字部分。さきほどの平均データで計算した場合、その額は合計で約3,180万円になります。 ※そんな大きな金額に なることはない。 心配しなくていい。そんな金額を目にすると気が遠くなってしまいますが、現在30歳の人ならば、60歳になるまでにまだ30年もの時間があります。この30年間で必要額を確保できるよう、年間100万円を目標に貯蓄していきましょう。 ※金融業界に乗せられて その通りに行動してはいけない。 私たちは、老後のために 生きているわけではない。 年間100万円貯めるには月々いくら必要?一般的に手取り収入の20%を預貯金に回すのが理想と言われていますが、1年間で100万円貯めたい場合、月々約8万3,500円を貯蓄に回す必要があります。世帯手取り収入月額が36万円なら約23%の金額です。 ※住宅ローン返済のレベルです。 そんなに無理してどうするの?しかしながら、老後資金だけでなく車購入や教育、マイホーム、万一に備えての貯蓄も当然必要となります。 ※当たり前。月々の生活をパンクさせないためにも、ボーナスがある人はボーナスからもきちんと貯蓄したいものです。例えば月々5万円、ボーナス時に20万円(×年2回)とすることで年間100万円の貯蓄が可能です。 ※住宅ローン返済・・。手取り収入からより多くの金額を貯蓄に回すためにも、無駄づかいは禁物です。ATMの利用手数料などは心がけ次第で節約できるお金です。また、忘れていけないのが金利のチカラ。どうせ金利が低いし、どこに預けても大した違いはないと思いがちですが、同じ銀行でもネット口座への預け入れを高めに設定している場合があります。一例として、ある都市銀行の1年定期預金にボーナスを40万円預ける場合の利率は0.025%で利息額は100円(税引前)。ところがこれを同銀行のインターネット支店に預けると0.055%、つまり220円(税引前)の利息がつき、同じ金額を同じ期間預けるのにかかわらず、120円も多くなるのです。たかが120円と侮らないで。金利の効果は時間が長くなればなるほど高まります。長期にわたる老後資金形成だからこそ、この120円の差を大切に。 ※生命保険や住宅ローン等で お金を大量にたれ流している人ほど、 このような枝葉のテクニックに 夢中になっている・・ものです。 おバカさん・・です。 このような枝葉のテクニック よりも、家計の幹部分や 根っこの部分をしっかり おさえておきたい。うっかり支出を防ぐための先取り貯蓄定期的に貯蓄をするコツは、給与天引きで貯蓄してしまうことです。 ※当たり前。一旦手元に入った給料から貯蓄に振り分けるよりも、はじめから手元に入るお金を少なくするほうが、お金の使い方にも真剣になり「つい」「うっかり」の支出を防ぎやすくなります。勤め先に財形制度があればぜひ利用しましょう。 ※無条件でオススメ ・・は、できません。(当たり前)なければ銀行などの自動定期積立を利用するとよいでしょう。 ※OKですが・・ その期間を長くしてはいけない。 1年以内にしましょう。 1年間積み立てたら、 そのお金は1年定期預金に。 そしてまた新たに・・ 1年間積み立てる。 これを繰り返せば、 リスク無しでインフレにも 乗って(対応して)いける。また民間の保険会社から出ている個人年金保険で、毎月決まった金額を払い込まなければならないような先取り貯蓄の仕組みづくりをするのもおススメです。 ※そんなことをしてはいけない。 保険で貯蓄をしてはいけない。 《理由は4つ》 ・低利率を固定してしまう ・余分なコスト負担が発生 ・リスク発生の可能性 ・お金の融通性を損なうこの場合も保険料を給与天引きや口座引き落としにできれば先取り貯蓄になりますね。 ※ならない、ならない。《 後半へ続く 》家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/11/07
「おひとり様にも専業主婦にも 忍び寄るビンボー老後。 生涯お金に困らず暮らす オンナのマネー必勝法!」・・なんて話にだまされないよーに。自分の頭で考える・・生活設計。あまちゃん最終回、2人で灯台まで全力疾走。ユイちゃんの方が早かった。アキちゃんは足が遅いことが判明。ネット上でひろった記事 より・・ ※は、生活設計FPのコメント。 (1級FP技能士 武田つとむ) 「生涯お金に困らず暮らす オンナのマネー必勝法!」ZAI ONLINE2013年10月30日 16:25更新オトコと違って、結婚するかしないか、子どもを産むか産まないか、そして仕事を続けるか続けないかなど、人生を大きく左右する出来事が多いのがオンナの人生。今や、オンナの平均寿命は86歳まで伸びており、今後は60歳以上の女性の4人に1人が95歳まで生きるという計算になるらしい。こうした長い老後を幸せに生きるために、おひとり様や専業主婦はどうしたらいいのか。 ※営業トークのセオリー通り、 「長い老後」を強調して、 不安をあおっています。 まともに聞かないことです。ダイヤモンド・ザイ12月号で考えてみました。女性の人生は95歳まであるとの前提で老後30年超のためのお金が必要に! ※お決まりの営業トークです。 聞き流せばいいんです。おひとり様も専業主婦も、ライフプランを考える上で、まず最初にイメージして欲しいのは、「人生はあと何年あるのか」ということ。今日の女性は驚くほど長生きだ。なんと今65歳の女性の2人に1人が89歳まで生きる。そして4人に1人が95歳まで生きるのだ。40年後には女性の半数は92歳まで生き、100歳以上の女性人口は10万人を軽く突破するという。そうなると、あなたも長生きする「覚悟」が必要だ。 ※うんざり・・いやになるほど、 長生きを強調して、 不安をあおります。本来、長寿化は祝うべきことだがお金の面では悩みのタネとなる。 ※本当に「悩みのタネ」にすると、 敵の思うつぼ。65歳まで働いたとしても、人生があと30年も残っている可能性が高い。ということは、65歳までに30年分の生活費のメドを立てておかなければならないのだ。 ※あ~あ、うんざり・・。 くどいですね~。もっとも、国や年金は頼りにならない。 ※おいおい、何を言い出すんだ。既に日本は世界一の少子高齢化の国。20年後には現役2人で老人1人を支える時代となる。祖父母の世代のように公的年金だけで充実した老後が過ごせると思わないほうがいいだろう。むしろ年金は減額された上、現在は60〜65歳の年金支給開始年齢が、欧米のように68〜70歳に引き上げられる可能性が濃厚だ。 ※不安をあおる、あおる・・。そうかと言って預金額を増やすことに集中していては危険だ。 ※はあ・・?今日のデフレ経済では超低金利なので、銀行に預けておくだけで資産が増えることは期待できない。 ※よくある営業トークだけど、 勝手なことを言ってはいけない。一方で預貯金を引き出す将来の時点では再びインフレ時代になっていて、物価が大幅に上昇している可能性もある。銀行預金だけでは財産の実質価値が低下してしまうリスクがあるのだ。 ※これもよくある営業トークだけど、 勝手なことを言ってはいけない。続きを読む ※別に読みたくない。 結局・・結論は、彼ら推奨の 金融商品を売りつけられるだけ。 彼らは、販売手数料や 毎年の運用手数料で、 しっかり儲けることができます。 買った方は・・ お金が増えたり減ったり、 減ったり減ったり、 2~3年置きにドン!と減ったり、 ・・します。 (当たり前) グローバル経済の中にあれば、 世界のどこかで発生する 異変のたびに、金融商品は 大きな影響を受けます。 (当たり前) 覚悟しましょう・・買った人は。 と・・言うよりも、いいのか? 自分の老後を博打に託して。 ※うまい話は無い。 確実にお金を増やす方法は、 存在しない! (当たり前) 過去の実績がどうであれ、 将来が保証されることは無い! (当たり前) 「マネー必勝法!」 などというものは無い! (当たり前) マネー、マネー、と マネーを連発する人間を 信用してはいけない。 (だいたい手数料稼ぎをする人間だ) だまされないよーに。家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/10/31
「豊かな」暮らしを前提に考えてはいけない。みんな「普通の」暮らしをしている。だまされないよーに。業者にだまされないよーに。きちんと生活設計の意識を持とう。自分の頭で考える・・生活設計。ネット上でひろった記事 より・・(日本経済新聞 投資の知恵袋) ※は、私の突っ込みコメント。おひとりさま老後時代 「自分年金」いくら必要か2013/5/5 7:00《 今日の記事の続き・・ 》これらの数字には公的年金の見直しやさらなる長生きは勘案されていない。後藤氏は「年金の支給開始年齢が70歳に 引き上げられ、 平均余命が3歳延びれば 必要な自分年金は3792万円に膨らむ」と指摘する。 ※「豊かな」暮らしを前提に 考えてはいけない。 みんな「普通の」暮らしをしている。 だまされないよーに。病気やケガで働けなくなれば収入が減って貧困に陥ったり、老後の面倒を見てくれる人がいなかったりといった単身者ならではのリスクもある。「その分、資金積み増しが必要。 なるべく早く運用を始めて お金を増やすことを考えてほしい」と岩城氏。 ※無料セミナーの落としどころ! ・・です。 さあ! 資産運用を始めて お金を増やしましょう! って、だまされてはいけない。 うまい話は無い。 資産運用で必ずお金が増える わけがない。(当たり前)フィデリティ退職・投資教育研究所が30~50代の女性6600人に実施した老後と資産運用に関する調査では、独身女性が退職後に不安を抱く姿が浮き彫りになった。「かなり不安」「やや不安」と答えた割合は62.6%と、配偶者ありの47.6%を大きく上回る。具体的な不安要素で最も多かったのは「十分な資金的蓄えが 退職までにできないこと」。自分年金に対する不安や戸惑いがうかがえる。 ※真剣に生活設計をすることが ないから、見えないことに 必要以上の不安を感じたりして、 業者の思うつぼになります。 だまされないよーに、 しっかり生活設計の意識を 持ちたい。■75歳で2400万円目安同研究所の野尻哲史所長が提案するのが、95歳で使い切ることを想定して資産を準備する考え方(独身男性は90歳でもよい)。必要な自分年金を現役時に全額用意するのでなく、退職後も資産運用の期間を取り入れることで長い時間かけて準備する考えだ。 ※だまされるなよ~。 言っているような大金は 必要ないし、 なけなしのお金を博打に 費やしてはいけない。 資産運用すれば当たり前に お金が増える・・わけではない。 減る可能性もある。 確実なことは、業者はしっかり 手数料をもらい続けられる ・・ということです。 だまされないよーに。図Cではライフステージを、運用せずに毎月一定額を引き出していく期間(75~95歳)、定率引き出しと資産運用を組み合わせて資産の持続力を維持する期間(60~75歳)、定額積み立てで運用し資産を上積みしていく期間(~60歳)の3つに分けている。 ※資産運用でお金が増える おいしい図を作っています。75歳から95歳まで毎月10万円ずつ引き出すなら、75歳の時点で2400万円が必要だ。運用しつつ一定割合を引き出す期間では毎年資産残高の4%を引き出し、残った資産を年3%で運用すると60歳時の必要額は2800万円。 ※年3%で運用できることが 前提です。 そんなことは だれも約束できない。 定期預金金利1年物の金利が 0.25%という時代です。 これが標準の時代です。 3%などという運用を目指せば、 相応のリスクを背負います。 (当たり前) 毎年・・ 業者に手数料を取られた上に、 元本割れの可能性がおおいに あります。 金融業者だけが確実に 儲かります。 (当たり前) だまされないよーに。資産上積み期間では50歳時点で資産が1000万円と仮定すると退職金の一部(500万円)を運用に回しても、2800万円を用意するには毎月3万円の積み立てだと年率6%の収益率が必要で厳しい。そこで一定割合を引き出す期間を65歳に繰り下げると、毎月3万円の積み立てと年率3%の収益率で75歳時の2400万円が達成できる。ただし前提は60~65歳の5年間に資産を引き出さないこと。「簡単ではないので60歳以降も働いて 消費支出を削減する努力が必要だ」と野尻所長は説明する。 ※資産運用に関係なく、 一般的には 健康を保ちつつ65歳まで、 あるいは70歳まで働くことは、 もう・・当たり前と考えたい。 20~30年もの長い間 毎日ぼぉ~っとしている方が 大変なことです。 働いて、人の役にたって、 報酬を受け取ることは 素晴らしいことです。 生きがいは持ち続けたい。ともすれば独身ミドルは自分年金の準備が遅れがち。退職金がなければ必要額も増える。早めに老後の生き方を描き、それに備えた準備が欠かせない。(土井誠司) ※だからと言って、 資産運用・・ではない。 だまされないよーに。 まず、しっかりと 生活設計の意識を持とう。 家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/10/01
豊かな老後生活、ハッピーリタイアメント、バラ色老後、こんな言葉には、注意。業者にだまされないよーに。きちんと生活設計の意識を持とう。自分の頭で考える・・生活設計。ネット上でひろった記事 より・・(日本経済新聞 投資の知恵袋) ※は、私の突っ込みコメント。おひとりさま老後時代 「自分年金」いくら必要か2013/5/5 7:00老後の生活費を補う「自分年金」づくりの関心が高まっている。相談会やセミナーへの参加者で増えているのが独身とみられる男女。生涯独りを決めた人、そこまでの覚悟はないが何となく独りでいる人。考え方は違っても一概に抱くのは、リタイア後の資金計画に対する不安だ。4月8日。東京都内のホールで開かれた「『自分年金』とハッピーリタイアメント」と題したセミナーは満席の盛況だった。 ※このようなタイトルで、 無料セミナーということであれば、 要警戒!! 業者の集客行為です。(当たり前)定員400人に1000人を超える応募があり、会場に入れなかった人はロビーでモニターを見つめた。 ※大盛況・・です。日本経済新聞社主催の今回のセミナーは女性限定。米運用大手のアライアンス・バーンスタイン(AB)が協力した。 ※この言い回しはもちろん逆で、 業者(AB)が「主催」して、 (お金を出して・・) 日経が名前を貸して 「協力」しています。2011年から自分年金のセミナーを開く同社によれば「最近は単身者とみられる 40代以降の女性が増えている」(後藤順一郎 AB未来総研チーフ・リサーチャー)。 ※それは・・そうでしょう。女性だけではない。「貯金がたまらない」「リタイア後を考えると不安」とファイナンシャルプランナー(FP)の事務所を訪ねる40歳前後の男性も増えている。 ※情けない「男性」・・です。「シングル専門」をうたうFPの金子祐子氏のオフィスも男性相談者が増加傾向という。■非婚率上昇の一途1990年には939万だった単身世帯は2010年には1678万世帯に増加した。35年には1845万世帯に増えるとの推計もある。中でも目立つのが50代以上(グラフA)。 ※グラフが添付できなくて ごめんなさい。50歳の時点で一度も結婚したことがない人の割合を示す生涯未婚率(10年)は男性が20.14%、女性が10.61%に急上昇(グラフB)し、今後も上昇が見込まれる。リタイアしてから亡くなるまでに必要な生活費の合計から、公的年金などの収入額を差し引いた部分がいわゆる自分年金。自分で用意しなければならない資金だ。単身者は妻が専業主婦の夫婦に比べ少なくて済みそうだが、単純に半額というわけではない。計算方法は様々だが、ABの後藤氏はシングル女性が豊かな生活を送るのに必要な生活費を月26万円、 ※話の展開ががいかにも業者です。 「豊かな」生活を基準に、 お金の計算をしてみせます。 (お決まりコース) アンケート結果の大きな希望金額 を拾い上げて、それを基準に 老後設計をしてはいけません。 (当たり前) 老後にかかる金額をできるだけ 多く見せて、かなり資金不足に なりそうだ・・と不安を感じてもらえば、 ビジネス成功!・・です。 お金をかけてセミナーを開催しても、 すぐに元が取れてしまいます。 一方で年金額を同14万円と想定。 ※「60歳以上の単身無職世帯」の 1ヶ月の支出額(平均値)は、 15万2,400円です。 年金も含めた月の手取り収入は、 12万1,703円です。 (平成23年総務省 統計局家計調査報告より) そんなに大きな不足額には なりません。 (当たり前) だまされないよーに。65歳の女性の4人に1人が平均95歳まで生きる現状を踏まえて ※これも奇妙な言い回しです。 65歳の女性の平均余命は 23.66年です。 つまり・・平均して88~89歳 まで生きる・・ということです。 自分たちに都合のよいように 数字を拾い上げています。 だまされないよーに。「65歳時点の必要額は4320万円。 退職一時金を1800万円とし全額を 生活費に充当できるなら2520万円」と計算する。 ※月間生活費を極端に大きく見て、 生きる期間を極端に長く見て、 ・・算数をすれば、 それはそれは大きな金額に なります。 (当たり前) だまされないよーに。FPの岩城みずほ氏はリタイア後の必要資金を月間生活費×12×60歳時の平均余命(男性83歳、女性88歳まで生きると想定)で計算。 ※どういうわけか、ここでの 平均余命は、正しい。公的年金で賄えない不足額は会社員の男性が約1800万円、女性が約2000万円。 ※さすが業者。すごく多めです。 私の試算での不足額は・・ (いつもセミナーで使っている) 男性: 847万円 女性:1,031万円自営業の男性だと4062万円と試算する。《 次の記事に続く 》 家計改善したい?きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。 見違える人生になる。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp行列が長くなり過ぎているので、当分の間メール顧問会員の受付けは停止しています。 (一般の顧問会員は、常時受付けています)
2013/10/01
過大な生活費で説明します。だまされないよーに。自分の頭で考える ・・生活設計。あまちゃん アキが一目ぼれした「ずぶん」君。MSNマネー ・・にて、(niftyマネー相談 教えて広場 )以下のような記事をひろいました。 ※は、私の声。老後の蓄え 投稿日時 - 2013-05-01 19:53:17老後に備えてどれくらいの蓄えが必要でしょうか?回答1はじめまして。cfpurawaです。人生100年の時代。定年後の人生は長いものです。 ※いかにも保険屋さんの 言い回し・・です。 老後の準備は早ければ早いほど良いですね。 ※老後のために生きるわけ ではない。 独身の内から・・とか、 結婚したら・・とか、 住宅ローンを返済しながら・・とか、 「個人年金」等に加入しては いけない。 色々な意味で損をする。 (当たり前)人生の夢や目標は人それぞれ違うもの。 ※当たり前。定年後の海外移住や自分のお店を持つなどの夢を持っているひともいると思いますが、ここでは一般的なサラリーマンを前提に一般的な説明をさせていただきます。夫婦2人での老後生活を考えると...最低日常生活費は平均22.3万円ゆとりある老後生活費は平均36.6万円 ※出ました! 言い回しの定番! 「ゆとりある老後生活費」! これは現実の生活費ではなく、 アンケートに答えた・・ 「毎月こんなならいいなあ~」 ・・という、 かなわぬ希望の金額です。 これを基準に考えてもらえば・・ 保険屋とか銀行にとっては 都合の良いことになります。月36.6万×25年(85歳まで)ざっと1億1000万円が老後のセカンドライフに必要です。 ※ね、こんなに大金になって、 消費者をあせらせることが できます。 (敵にとって都合が良い)公的年金の老齢給付は原則65歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金があり150万円~250万円くらい受けられます(基礎年金と厚生年金の合計額)毎年の誕生月に日本年金機構から年金定期便が届きますので ※この場合は・・ 「年金」・・ではなく、 「ねんきん」・・です。 (^^ゞご自身の年金予想受け取り額を確認してみてください。セカンドライフに必要な1億1000万から ※・・って、だから・・ こんな大きな金額を基準に 考えたら、敵の思うつぼ・・です。公的年金支給額を差し引いた額が自分で準備しなければいけない金額です。 ※そんなのは、 保険屋や銀行が作詞作曲した 都合の良い金額・・です。一般的には3~4000万くらいです。 ※そんなことはない!それでは独身生活の場合、老後の生活資金はどのくらいかかるか...老後の月間生活費を26万とすると ※これも現実の金額とは違う。26万×12×60歳時の平均余命計算して公的年金で賄えない不足額は男性が約1800万円、女性が約2000万円くらいです。 ※保険屋とその仲間たちに 都合の良い大きな金額に なっています。その他に1人ぐらしの場合には病気やケガ、介護に不安も大きいものです。 ※おいおい、何・・言い出すんだあ?医療保険や介護保険での準備も充実しましょう。 ※老後の資金準備の他のことでも 保険販売のトークを始めたぞ。いずれにしても早めにライフプランをしっかり立てて老後の資金準備をしながら幸せな生活を満喫しましょう。 ※生命保険でお金をたれ流し続ければ、 悲惨な老後が待っている。 (幸せな老後生活にはならない) 保険屋や銀行にだまされないよーに。回答2老後の蓄えとして全部かき集めると、恥ずかしながら3000万円位しかならない。 ※それ・・自慢?二人分の老後の蓄えとしては少ないと思う。 ※そんなことはない。昨年も思い懸けず20日くらい入院して、10万位特別出費も有った。 ※20日くらい入院? 病院に泊めてもらって、 医者に毎日診てもらって、 毎日3食食べさせてもらって、 (場合によっては・・) 下の世話までしてもらって、 10万円? 安いもんです。 10万円÷20日=5千円 一日5千円です。 安いもんです。 20日間・・旅行に行ったら、 いくらかかる? 生命保険に入らず貯蓄しておけば、 どんどん貯まります。 何十回でも入院できます。蓄えは田舎か町か、老人世帯か3世代同居か、とかだ大きく違う。他人のは参考にしかならず、自分のは自分で計算しなくてはいけないでは。この蓄えも貯金していては、危なくは無いかアベノミックスで毎年2%物価が上昇すると年間60万円の目減りする。月にすると毎月、5万円もの目減りになる。少ない年金なので、毎月の目減り5万円が大きい。世の中消費税上昇には敏感だが、消費税は増えても1万円程度。私には毎月5万円の目減りする安部のミックスが、消費税より大きいように思う。蓄えをどんなにして置いておくかも大事だ。アベノミックスは金庫にしまっていても、毎月5万円持っていく。泥棒より悪質に思う。 ※消費税以外のところで実は、 もっと大変な事がある・・というのは、 色々な分野で見受けられます。 消費税がクローズアップされ過ぎ ・・と言うことには同感です。 みんなの目が消費税に集中 していてもらえば都合がいい、 という人たちがいる・・かも。回答3厚生年金6000万円くらいもらえることを前提とし、一般的に3000万円と言われています。 ※はい、もろ・・保険屋さんか、 あるいは保険屋さんに 洗脳されて人・・のようです。夫婦2人で、60歳から85最まで生きたとした場合、約1億円あれば余裕のある暮らしができると言われています。もちろん、これよずっと少なくても生活はできます。年300万円でも生活はできるでしょう。 その場合、年金が同額もらえるとすれば、その半分1500万円あればいいでしょう。また、定年になっても、再雇用される、もしくはバイトをすることだってできるでしょう。そうなれば、また、変わってきますし、年金の額によっても変わるし、要は人それぞれです。 ※あれあれ・・結局、 突き放しちゃった。老後の家計収支(日本人の老後家計の実態)平成23年度総務省統計局家計調査報告より月間収支〇高齢夫婦無職世帯 ・支出:264,885円 ・収入:221,936円 ・不足: 42,949円〇60歳以上単身無職世帯 ・支出:152,400円 ・収入:121,703円 ・不足: 30,697円その結果・・日本人の老後の家計収支総額は・・?〇夫婦:平均余命にて(妻1人期7年で) ・支出総額:85,909,860円 ・収入総額:71,477,388円 ・不足総額:14,432,472円〇単身(男) ・支出総額:42,062,400円 ・収入総額:33,590,028円 ・不足総額: 8,472,372円〇単身(女) ・支出総額:51,206,400円 ・収入総額:40,892,208円 ・不足総額:10,314,192円日本人の普通の生活は、このような感じです。保険屋たちに騙されないよーに。家計改善したい? きちんと生活設計したい?なら・・(できるだけ)1 生命保険に加入しない!2 借金をしない!3 経費を払わない!これだけでいい。すごく かんたん。見違える人生になる。《 質問希望? 》 ブログ右上「キーワード検索」をどうぞ。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp 〇「一般顧問会員」は常時受付けをしています。 〇「メール顧問会員」の受付けは停止しています。 5月分は5/1で終了しました。(次回は6/1)
2013/05/11
年を取って能力が衰えてきたら、欲張りすぎず、生活を縮めることを考える。生活設計・・リタイアメントプランニング。日経電子版より気になった記事を紹介します。「国をあてにし過ぎず、貯蓄は「義務」」2012/9/5 7:00曽野綾子さん ※養老孟司さんと並んで すごく興味深い人です。 老後設計について語る 曽野ワールドをどうぞ。--著書『老いの才覚』が104万部のミリオンセラーとなりました。「貧しさを知らないから 豊かさが分からない老人が増えてきた」「年をうまくとる作業を、 年をとってから始めたのでは遅い」といった辛口のメッセージが女性を中心に支持されています。どうやったらベストセラーが書けますかとよく聞かれますが、全くの運次第ですね。ただこのテーマに関心を持つ人が多いということはいえるのでしょうね。ことに東日本大震災のようなことがあると、行政に助けてもらおうとしても、とても手がまわらない。人間が自分を助けるのは、大方は運ですけれど、自分で才覚を働かして、生活を切り開いていくのだという決意はやはりいるでしょうね。 今の世の中は何にでもマニュアルがありますが、私が子供の頃に母親に厳しくいわれたのは、何事についても、自分の頭を働かせて判断しなさいということでした。みんながいうように自分独自の人生というものが貴重なら、それを作り上げるのは自分だけしかいない。自分で試行錯誤して、親も世間も教え切れないことを自分で解決する。それが才覚ということだと思います。--日本で今進んでいる超高齢化社会は、まさしく前例というマニュアルがない世界です。たくさんの人間がこんなに長く生きるようになったのは歴史上なかったこと。日本人の平均寿命は今は80代ですが、そのうちに100歳を超す老人も珍しくなくなるでしょうね。ありがたいのは、今の日本ではさまざまなチョイスが許されていることです。例えば私の友達は、福島の原子力発電所に比較的近い街に住んでいるのですが、原発から放射性物質が流れ出したかもしれないといわれたとき、「自分はここにとどまる」といっていました。自分の人生は自分で決めるということなんですね。腹をくくって端然と生き方を決めればいいんです。 ■老後に孤独に暮らせるのは、 お金持ちの国だからこそどんなふうにおカネを使うか、誰とどこに住むのか、どんなお葬式をしてどこのお墓に入るか......。今は個人の希望を静かに通させてもらえる時代だと思います。国が極度に貧しかったり、社会主義国家だったり、戦争中だとしたら、こうはいきません。老後の楽しみ方もみなさんいろんな趣味がおありになって、本当にさまざま。エベレスト登山におカネをかける方や着物道楽の方もいるでしょう。私の場合は、50歳過ぎから土いじりが趣味です。自分の畑で作った採りたての菜っ葉なら手抜き料理でもすごくおいしくて、それだけでちょっと幸せなの。実にありがたい時代だなと感じます。--それでも老後が不安という人は多いです。最近、ある人と話していて「孤独死する人はかわいそう」と言うから、「アフリカの本当に貧しい国では 孤独死なんてありえませんよ」と私はいいました。そういった国では家の広さはわずか2畳ほど。家の入り口にドアなどなくてボロ布が下がっているだけですから、生死はもちろん、今何をしているかもすべて周囲に筒抜けなのです。孤独に暮らせるというのはお金持ちの国のぜいたくなんですよ。だから老後に孤独に暮らしている人がみな気の毒だとは私には思えません。恐らく人とつきあうのがわずらわしくてそうしている人もいるでしょう。それも人生のひとつのチョイスとしてあっていいんじゃないでしょうか。 --そうした実感は、曽野さんが56歳のときに立ち上げられた、発展途上国で働く日本人宣教者を援助するNGO(民間活動団体)「海外邦人宣教者活動援助後援会」などの活動で、たびたび世界の最貧国を訪れた中で積み上げたものだそうですね。ええ、ですから私は普通の人と比べて基準がちょっとおかしなところがあるのです。毎日「風が吹き込まない場所で 乾いた寝床に寝られるのは、 なんてありがたいことだろう」とつくづく感じますし、思わず口に出してしまいます。雨降りの日などはことさらです。うちの人たちは「またバカなことをいってる」って誰も返事しませんけれど(笑)。 いつでも飲み水があり、電気が供給され、雨にぬれずに一応あたたかい部屋で暮らせる家があることは大変なぜいたくなのです。実際、それをかなえられない人が常に世界にはたくさんいますから。--『老いの才覚』の中では、年を取って能力が衰えてきたら、欲張りすぎず、生活を縮めることを考えることも大切と書かれています。家ならば自分で管理できる面積、服は着られる範囲のもの。中年以降はなおさら、自分の体力と必要に応じて徐々に規模を小さくしていくのが利口のように思います。私は若い頃から、余計なものはいらないと考える方でした。イタリアの格言で「人間は一度に2枚の服は着られない」というのがあるんです。さすがに毎日同じ服というわけにもいかないから、少しは替えたいんですけれどね。--年を取ったら余計に望まない、あきらめることも大事?いいえ、私はそれがあきらめることだなんて思いません。年齢を重ねるごとに、どうしても必要なもの、したいことだけが残っていくということです。■年を取っても国をあてにし過ぎず、 貯蓄は「義務」年を取っても、自分を鍛え続けることと、耐える力をつけること、それから国家をあてにし過ぎず、自分で生きられるよう、多少の預貯金を持つことなどは年を取った人の義務だと思いますね。私は自分の母と主人の両親たちとずっと一緒に生活して、老いていく姿も見てきました。老後の良さも問題点も、母たちを通して知りましたが、感心したのはあの世代は節約して上手に暮らす術を知っていたことです。例えば戦後の非常に貧しい時代、私の母は家の掃除ばかりしてました。掃除はタダでできるからだといっていましたよ(笑)。そういう気質を受け継いでいるのか、私も庭や畑の草取りが大好きです。身の回りをすがすがしくしておくことは実に気持ちがいいですから。おカネが一切かからない"道楽"ですね。--長寿は本来喜ばしいことのはずなのに、経済的には「長生きリスク」という言葉が使われることがあります。何歳まで生きるか分からないから、どれだけ経済的な備えをすべきか分からない。私は高齢者といえども働くべきだし、働かせることで経済的効果を生む政策があっていいと思います。80歳でも90歳でもできる仕事はあるでしょうし、また、作ってあげたらいい。老人ホームでお遊戯させるなんていうのはやめて、老人を働かせること。たとえ1カ月に3000円でも収入を得ることができるようにしたらどうでしょう。その中には、かつては社長さんで月収が500万円あったというような方もいるかもしれません。でも、だからみじめだと思う必要は全くないでしょう。むしろ、今になっておカネの本当の使い方がわかったとお思いになるのではないでしょうか。若い頃に比べて、役に立たなくなれば、時給が安くなるのは当然ですよ。それでいいとなぜ思わないんでしょう。それが分からないようなバカな年寄りにならない方がいいですね。 --定年延長やリタイア後の再就職に加えて、公的年金の支給開始年齢を引き上げるべきだという議論もあります。それは人それぞれでいいんじゃないですか。一律に制度化する必要はないと思います。■80歳でも90歳でも 働きたくないものは食うべからず友人の上坂冬子なんか面白い個性で、「私は年金を早くもらうから!」っていってました(笑)。支給開始を後ろ倒しにした方が総額でおトクと考える人もいれば、何歳まで生きるか分からないし、国家なんか信じられないから早くもらうという人もいていいじゃないですか。 ただし、聖書にも「働きたくないものは食べてはいけない」と書いてあるんです。「働けない」人じゃないですよ。働きたくない人、つまり怠け者は食べさせなくていいということです。--「定年後は自分のしたいこと だけをして豊かな余生を過ごす」などという時代は終わったということですね。では、本当の「大人のお金持ち」とはどんな人でしょうか。家族に許される範囲で、好きなことに責任をもっておカネを使える人だと思います。--曽野さんご自身も、そうしたおカネの使い方の経験はありますか?私は52歳のとき、35日間かけてサハラ砂漠を横断しました。特殊仕様の四駆自動車を2台購入するなど、ちょっとおカネがかかりましたが、どうしても行きたいと言ったら家族は誰も反対しませんでした。8600kmを、仲間と交代で1日6時間、自分で車を運転して旅をしたのですよ。360度砂だらけの世界です。日本の超過密社会のまさに真逆で、何もない、誰も守ってくれない、むき出しの世界がそこにありました。道に迷ったら早めにに引き返さないと命の危険と直結しますから、みなで話し合って物事を決める民主主義の論理など通用しない。それを実際に体験したことで、アラブ問題や宗教に対する理解が深まりました。聖書には「喜べ」という意味のギリシア語「カイレー!」という言葉が羅列されている箇所があります。命令系なのは、苦しみや不安があるときも元気にふるまいなさいという意味だからです。聖書の教えに「汝(なんじ)の敵を愛しなさい」という言葉があるでしょう。それと同じことなのです。敵を本当に愛せるはずがない、本当に愛さなくてもいい。それでも愛しているような態度を取りなさい、内面と外面を使い分けなさいと言っているのです。心に不安があっても背筋を伸ばして「喜べ!」。それが人生に対する命令なのです。(聞き手は安原ゆかり)
2012/09/05
え? なんで税金がかかるの?自分が積み立てたお金をまとめて引き出す時に所得税がかかる? なぜ?なに?・・住民税も?どこかからもらうお金じゃないよ、自分が積み立てたお金・・だよ。どうして・・?普通預金なら引き出す時に所得税も住民税もかからない・・よね。ちょっぴり利子が削られるだけで。普通預金の方がマシ・・じゃない?元本は保証されるし・・。真剣に考える・・生活設計。 がんばろー いわてがんばろー 東北 顧問会員ではないんですが・・知り合いのOさん(60代)の体験談・・です。 「積み立ててきた確定拠出年金を 一時金で受け取って・・唖然。」確定拠出年金なんかやるんじゃなかった・・というお話。《 確定拠出年金の位置づけ 》黄色の部分が確定拠出年金。Oさんは自営業者・・です。老後資金の上積みのために・・確定拠出年金の個人型で、6~7年の間・・お金を積み立ててきた・・そうです。●個人の加入メリット(1)自分の持ち分(残高)が明確になる。 (2)離・転職時に年金資産の持ち運びができる(ポータビリティー)(3)運用次第で多額の給付が受けられる(4)公的年金受給(65歳)までの収入確保(5)会社の年金財政の悪化を気にしなくてもすむ(将来本当に貰えるんだろうか...)(6)税制の恩典・拠出時は全額所得控除・受給時は公的年金等控除・退職所得控除●個人の加入デメリット(1)運用リスクを負う(自己責任の原則)運用次第で給付額が減る(2)退職時の給付が確定していない(3)原則60歳まで受給(引出し)できない(離・転職時にポータビリティはあるが、 換金はできない)Oさんは、税制上の恩典に魅力を感じて積み立てを始めた・・ようです。 ・拠出した分のお金は全額、 所得が無かったことに してもらえます。 ・将来受け取るお金は、 公的年金と同様の控除が 受けられる。 一時金で受け取る場合は、 退職所得控除が適用される。 積み立てる時もお得、 受け取る時もお得、 素晴らしい♪・・と感じたようです。限度額上限の年:816,000円をがんばって積み立ててきた・・ようです。毎月68,000円ですから、けっこう大変だった・・ようです。その結果は・・ザックリと、拠出(積立)総額は、5百数十万円。資産の残高は、4百数十万円。約100万円の損!!運用の結果です。自己責任・・です。で・・拠出(積立)期間の所得控除、Oさんはどの程度の恩恵を受けたでしょうか?実は自営業のOさんは、この期間・・所得税の課税はありませんでした。 所得控除で引き算する所得がそもそもありませんでした。 (^^ゞ何の恩恵もなし!!で・・Oさんは今回一時金で4百数十万円を受け取りました。受取り時点では・・退職所得控除が適用され、所得税が軽減されて・・お得・・なハズです。え? 所得税を軽減・・って、自分が積み立てたお金を自分が受け取るのに所得税を払え・・ってこと?!おかしくない?!資料を見せてもらいました。『退職所得の源泉徴収票・特別徴収票』・支払者 : 国民年金基金連合会・支払金額 : 4百数十万円・退職所得控除額 : 280万円・源泉徴収金額 : 36,700円・特別徴収税額 市町村民税 : 39,600円 道府県民税 : 26,400円Oさん・・、ふと思ったそうです。「この確定拠出年金という制度は、 国や地方自治体や金融機関 のための制度じゃないのか? 『原子力ムラ』ならぬ・・ 『確定拠出年金ムラ』 の住人が大勢いるんじゃないのか? おかしくないか? ・・この制度。 消費者が自己責任でリスクを取り、 その如何にかかわらず・・ 国に所得税が入り、 地方自治体に住民税が入り、 金融機関には手数料が入り、 それぞれの収入が安定する。 もし・・これの代わりに 普通預金か定期預金で 同じ期間積み立てをしていれば、 積み立てた5百数十万円が、 そんままそっくり受け取れた。 元本がそのまま・・。 (リスク ゼロ!) ちょっぴりだが利子だってついた。 さらには・・ 所得税をとられることもない。 住民税を取られることもない。 金融機関に手数料を払うこともない。 自分のお金を取り出すのに、 税金などで約10万円も払うなんて、 ばかげたことをしなくていい。 普通預金の方が 圧倒的にお得!!・・じゃないか?」Oさんの怒り、・・分かります。勤務先の会社が確定拠出年金を採用している場合・・会社が拠出(積立)する分を将来一時金で受け取る場合は、退職金の扱いになって所得税が課税されるのは理解できると思います。・・が、最近よく聞く「マッチング拠出」(会社員自身が上乗せで拠出する)は、あまりお奨めできない・・かも。将来の年金額を自分で増やそう♪・・ということですが、将来の受取り時点でOさんと同様のことが起こりえます。自分が積み立てたお金を将来引き出す時に所得税や住民税を負担することになります。さらに・・それまでの期間、金融機関に手数料を払い続けます。コストがかかり過ぎます。長い年月・・ムラの住人に貢ぎます。(もったいない)「元本保証」というすごい機能があり、「コストがまったくかからない」という素晴らしい特徴がある『普通預金』・・が、すばらしい金融商品に見えてきました。 (^^ゞがんばろー いわてがんばろー 東北《 質問希望? 》 まずブログ右上の「キーワード検索」を。「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。又は右帯の記事「家計の常識を疑え!」等を読んで下さい。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へ fpst@axel.ocn.ne.jp
2012/08/24
個人年金は・・どうする?終身保険は・・どうする? ワタシの老後・・、 お金が減っていくのはすごく不安。 いつも・・ある程度 お金がある そんな状態なら安心・・なんだけど。〇顧問会員のKさん(60代) (相談:ライフプランニング)12月末に現状診断を終えています。現状のまま推移すれば、70代後半以降は生活が成り立ちません。もちろん、このままでいいわけがありません。・・と言っても、対策は簡単・・です。自分が死んだ後にお金はいらないので、終身保険を解約して・・まとまった返戻金をもらえばOK・・です。これだけでOK。貯蓄がマイナスになることはありません。ところが・・!ご本人は、それでは不安! ・・なようです。貯蓄が右肩下がりで減っていくのが、すごく、すごく、不安・・なようです。で・・、どう考えたか?〇終身保険 (日生) 70歳で解約する。解約返戻金は645万円。〇個人年金 (日生) 本来は・・60歳から10年間、毎年60万円受け取り。 これを・・毎年の金額は減るが終身受け取りにする。 ( 毎年の受取額は、33.4万円 ) 自分でエクセルでシミュレーション、 各年の収支がマイナスにならない(=貯蓄が減らない) ようになるので、安心できる ・・そうです。〇一民間会社に身を預けるリスク。 ( 日本生命と心中? )Kさんの個人年金保険と終身保険は、どちらも日本生命・・です。終身保険の解約は・・70才にするので、まだまだ先・・です。個人年金の受け取りは・・細かく分散して、終身で受け取ります。老後の人生を日本生命・・のみに、ゆだねます。 長い期間・・です。日本生命は大きいから安心・・と思われがちですが、一民間会社です。大小に関係なく、長い期間には何が起こるか分かりません。私だったら、10年の個人年金は10年でさっさと受取り完了!・・したいです。( 私も日生の個人年金:現実に、そうしている )10年だって長い! 身を預けるには長すぎる!長い間に何があるか・・分からない。それから・・終身保険も、70歳まで待つには長すぎる・・と思う。日生と心中・・は、避けて、金額は減っても もう少し早めに解約したい。仮に、保険会社が破綻すると・・甚大な被害を受けるのは、貯蓄型の保険!・・です。終身保険も、個人年金保険も、貯蓄型!・・です。「1,000万円まで保証される。」・・などと、ペイオフと勘違いしているおバカさんがいますが、まったくちがいます。もっとひどい目に会う可能性があります。過去の例でも、元本割れ!・・十分にあります。( 払ったお金よりも少なくなる )一民間会社に人生を預ける・・私の目には、非常に危なっかしく見えます。日本の消費者は、保険屋さんを信用し過ぎです。〇単身者の老後の生活費を知る。60歳以上の単身無職世帯の家計収支。平成21年。(月額) ・・総務省統計局。下の図、見にくい・・ですね。( 上が収入、下が支出 )下の棒の「支出」ですが・・青い部分が「非消費支出」で、31,076円。税金や社会保険料のことです。黄色い部分が「消費支出」で、139,469円。139,469円×12ヶ月=1,673,628円 (/年)老後・・無職の一人暮らしの日本人の平均消費支出額は、月に約14万円、年に約167万円、・・です。で・・、Kさんの消費支出は?キャッシュフロー表から・・年に225万円~249万円 ・・です。月換算では、約19万円~約21万円・・です。・・ということは?日本人の平気よりかなり支出が多い、・・ということになります。この辺を工夫することで、毎年の収支がマイナスになることを防ぐことも可能です。毎年の収支がマイナスにならなければ、貯蓄残高が減りません。なので・・キャッシュフローグラフが右肩下がりになることもありません。ビジュアルで受ける『不安』も感じることがなくなります。Kさんの公的年金の手取額は、193万円です。老後の単身者の消費支出額は、167万円です。平均的なレベルの生活を工夫すれば・・収入の範囲で生活ができます。( = 貯蓄は減らない! )一保険会社に長期間・・身をゆだねてリスクを背負う必要は、元々・・無いんです。 ※私のアドバイスは以上です。 保険会社に相談すれば・・当然、 できるだけ継続するよう助言します。 ( 商売・・ですから ) 自分の人生です。 これからどうするかは、 ご自身で判断してください。今日の佐々木FP〇メール顧問会員のMさん(20代) (相談:ライフプランニング)現状診断の資料作成作業。着々と・・作業中。生命保険でまた確認事項がありそう・・。「再々ヒアリング」を添付送信しました。 ※その・・「再々ヒアリング」 即!回答が戻りました。佐々木FP、今日はチビ助の参観日。仕事は13:00までで早退・・しました。( チビ助 = 小4・長女 )「行列のできるFP事務所」 資料作成の順番を待っている顧問会員の行列です。 お待たせしています。大変申しわけありません!1 I さん(40代):現状診断 回答待ち。 (9/27到着)2 Mさん(20代):現状診断 今日の作業。 (11/30到着)3 Kさん(30代):シミュレーション 12/6 依頼到着。4 Aさん(30代):シミュレーション 12/6 依頼到着。5 Tさん(30代):現状診断 12/11 シート到着。6 Hさん(40代):現状診断 12/13 ヒアリング。7 Tさん(20代):現状診断 12/15 シート到着。 8 Yさん(20代):シミュレーション 12/17 依頼到着。9 Sさん(40代):現状診断 12/20 シート到着。10 Tさん(20代):シミュレーション 12/25 以来到着。11 Mさん(30代):シミュレーション 1/11 依頼到着。12 Sさん(20代):現状診断 1/18 シート到着。13 Nさん(30代):現状診断 1/26 シート到着。14 Yさん(30代):現状診断 1/26 シート到着。15 O1さん(40代):現状診断 1/29 シート到着。16 O2さん(40代):現状診断 2/2 シート到着。17 Tさん(20代):現状診断 2/5 シート到着。18 Hさん(40代):現状診断 2/7 シート到着。19 Nさん(30代):シミュレーション 2/7 依頼到着。《 質問希望? 》 まず、ブログ右帯の「家計の常識を疑え!」「生命保険の清算」 「買ってはいけない!」を熟読後 公開で。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、申込み。⇒fpst@axel.on.ne.jp
2011/02/15
セミナーでのお話のひとつ・・です。再来週の金曜日、10月1日に退職予定者向けのセミナーがあります。リタイアメントプラン・セミナー・・です。そろそろ、セミナー原稿を作成しなければなりません。ただ今・・ページ構成を構想中です。岩手県内の市町村職員の方々が対象です。岩手山の麓の温泉施設で、職員の方々は一泊二日の研修です。毎年・・この時期にお話させていただいています。で・・、退職金を手にしてリタイアした人を狙うのが、銀行とか証券会社とか・・です。「毎月分配型は預金よりお得♪」「年金が受給がない月に、隔月分配♪」結局・・「小金持ち」さんたちの多くが、分配型の投資信託を買っているようです。なので、セミナーでも触れておかなければ・・。中には、買わないほうがいい・・という人もいます。どんな人が買わないほうがいいか?典型的なのは・・『分配金をもらう都度、銀行に預けている。』・・という人です。『使う目的が無いのなら、分配を受けるな!』 ・・です。基本的に資産運用では、得られた収益を再投資することで、複利効果で資産を増やそうとします。ところが・・その収益が出る都度分配金として受け取ると、複利効果が得られず、資産は増えにくくなります。それでも・・リタイアした人の場合は、(若い人とちがって)これから資産を増やす・・というよりも、まとまったお金を原資に・・定期的に受け取りたい、・・というニーズがあるようです。『〇〇に使うために、分配金を受け取る。』・・のように、お金を使うために受け取る・・のであればOKです。・・が、聞くところによると、『受け取った分配金をそのまま銀行に預けている。』・・という人がかなりの割合でいる・・ようです。ある程度の分配金がもらえることで、『なんとなく預金よりは、お得♪』・・ということでしょうか。これは、まずい・・です。 使う予定がないのなら、受け取らずに複利運用した方が当然・・資産は増えます。分配金を使わずに銀行に預ける人は・・毎月分配型の投資信託を買ってはいけません。そんなお話を、セミナー原稿に織込みます。金融商品でも、生命保険でも、住宅ローンでも、商品販売側による洗脳が行き届いて?色々なまちがった常識や定説が蔓延しています。洗脳されたままだと、人生で不都合が生じたり、大きな損失を被ったりすることになります。もちろん・・そのへんも、セミナーで扱います。・・と、人様の洗脳のことばかり言っていたら・・ひょっとしたら、私自身も洗脳されていたのでは?・・と思うことがあり、今回・・3冊の本を買って、読み始めています。私が洗脳されていたかも?・・は、『二酸化炭素による地球温暖化』 ・・です。・温暖化なんてそもそも無いんじゃ?・仮に温暖化しても、犯人は二酸化炭素ではない。・地球は寒冷化に向かっているかも。( 詳しいデータにより、説明されている )本当にそうだとすれば・・「温暖化」とか「エコ」とかで、世界中で活動してきている組織・団体・個人のそれは、ただの既得権益・・?利益とは無関係で行なわれてきていた「エコ活動」等もありましたが・・その意味はどうなる?私は洗脳されていた・・?「エコポイント」は・・?「地球にやさしい。」・・という概念は?これは生活設計の実録日記です。・目的は「消費者の目を覚ますこと」 です。 (家計放置中の消費者の)・立場は「中立・公正」ではありません。 (極端に消費者側に片寄る)《 顧問会員希望の方へ 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、どうぞ。⇒fpst@axel.ocn.ne.jp
2010/09/18
ポジティブに、ポジティブに・・。顧問会員のHさん(60代)・・の娘さん(アメリカ在住)8/19のブログ記事「母の生活に光が射した様・・アメリカからのメール」・・を読んで、また・・アメリカからメールをいただきました。武田様 こんにちは! ブログ拝見しました。 お恥ずかしい・・赤面です。顧問会員さんやブログを見てる方々は私のような人生考えられないでしょうね。自分の将来を見据えて確実に生きていく・・あ~~~私もそんな人生が良かったな~本当は私は「石橋を叩いて渡る」タイプの性格で突っ走っていく旦那に泣きながら付いて来ました。だんだん、慣らされて、ならば前向きに物事を考えていく方が泣いてるよりずっといいって無理してグッと胸張って生きてます。無理も続けていれば慣れてこんなもんかと思うようになります。 大切な友達の人生から影響を受けたり、 ・・ 中略 ・・ を経験して私自身の考えも変わってきました。他人の目からは順風満帆のような人生でも何が起るかわからない。ならば、大きく脱線したように見える人生を走ってみてもいいじゃん。自分が信じた道だったら・・ でも、今のままではいけないって自覚してますよ。子供達が義務教育(ここは高校まで義務教育)のうちはお金は掛からないけど大学に行くとなったら、ビザで滞在している私たちは10倍の授業料を支払わなければならなくなります。結局はよそ者ですからね。 そして、私たちの老後。年金は国民年金は126月厚生年金は127月支払い済みです。旦那はわたしより若い分支払い月は少ないですが、結構まじめに払ってました。今は海外に住民票があるという事で「喪失」という扱いだったと思いますが。支払い義務はないけど、払ってもいいって先日市役所に行った時言われたっけ・・後、何十月だったか払えば年金もらえるようになるんですよね。今はちょっと無理だけど、もう少し生活に目途がついたら必ず支払っておこう!って最低限それくらいの保障はほしいって思っています。 もう随分前から「あたしゃ~老後は〇〇の生活保護でも 受けてひっそり生きてくよ・・」なんて友達に言ってたものですが、悪いイメージで生きていくとそうなるそうなのでそれはやめにしました。でも、豪邸に住んで、贅沢三昧の老後はずうずうしいのでそれもやめておきます。ろくなババアになりませんからね。んじゃ丁度いい老後は・・?って考えるとそれも難しいものです。 今はまだ、足元を固める毎日。ご存知の通り、アメリカは公的医療保険が無いので、もしもの時の為に、民間の医療保険に入らなければならないですがそれも、今のところ難しくて、加入できていません。まずは毎日を安心して暮らせる環境を作らなければいけないと思っています。医療保険、ビザ、クレジットカード、運転免許証、言葉の壁・・・あ~~~問題は山積みです。私達夫婦の老後の問題はその後かな・・ いつも長くなってしまいます。すみません。仕事の手を休めたとき、気晴らしに読んでください。流して読んで下さいね。 今朝、外の植木の花にハチドリが飛んで来ました。背の部分が緑色できれいでした。窓に娘二人と顔を寄せ合ってそっと見ていました。そんな時間が一番幸せだなって感じます。 今日も快晴!いいことありそう! 失礼しました。シアワセを満喫している様子が伝わってきます。ポジティブに生きている様子が伝わってきます。〇医療保険アメリカは、国民皆保険制度にはなっていません。お医者さんにかかると、大きな負担になります。だから・・民間の医療保険が必要になります。日本は、国民皆保険制度・・です。みんな・・健康保険に加入しています。医療費が百万円かかろうが1千万円かかろうが、本人負担は8万円~10数万円で済んでいます。なのに・・民間の医療保険に加入するおバカさん(失礼!)・・が、後を絶ちません。安心だ~安心だ~・・って、お金をたれ流しています。通算で払うお金を考えろ! おバカさん! (失礼!)〇公的年金10年以上・・保険料を納めても、将来・・公的年金がもらえない日本の制度は異常です。外国と比較しても、日本だけが突出してハードルが高くなっています。今後、政権が変わろうが変わるまいが、このおかしな仕組みは改善されていくと思います。( そんなに心配しなくてもいいと思います )ただ・・たくさん納めた人と少ししか納めない人が、将来・・同じような年金額では不公平なので、そのへんの調整はしっかり取られると思います。なので、できるだけ・・しっかり払っておいた方がいいのは、言うまでもありません。盛岡も快晴!・・ではなくって、曇っていますが、それでも・・何かいいことありそう!( 強引に思ってしまいます )遠いアメリカから、元気をいただきました。《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ただし、回答は一般論にならざるを得ないことをご了承下さい。( 会員の個別診断が可能なのは、徹底的な情報提供による )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。匿名は即 削除します。 ( 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/08/22
お金のたれ流しを止めてあげましょう。昨日(3/29)の記事の続き・・です。一人暮らしの親のことを心配して相談をいただくケースが増えています。親の心配をする前に・・、自分の家計はだいじょうぶか?・・という話もありますが・・それはさておいて、一人暮らしの老人世帯について、チェックしたい事柄について書きます。【 生命保険 】現役時代からの惰性のまま、お金をたれ流している可能性が高い・・です。一般的には・・一人暮らしのご老人には、生命保険も医療保険も要りません。生命保険 ご本人が亡くなって、経済的に困る人はいません。 だから不要です。 独身者が不要なのと同じで、扶養する家族が いない人に死亡保障は要りません。 終身保険で死んだ後にもらうより、 生きてる内に有効に使えるようにしたい・・です。 保険料分を貯蓄や生活費や温泉旅行等に・・。 相続対策が必要な場合のみ、例外で活用したい。 ( 相続税がかかる・かからない・・は、別 )医療保険 70才以上、さらに75才以上なら、医療費の 自己負担限度額が極めて低額になります。 所得によりますが・・一般レベルでは・・、 70~74才 : 62,100円/月 75才以上 : 44,400円/月 所得が多い人は現役なみ・・といっても 8万円強/月程度で済みます。 所得が少ない人は、15,000円/月でお終い。 ※それだけ日本の健康保険制度が優れている ・・ということです。 生涯・・手厚い保障です。 医療保険は要りません。 「だれでも入れます。」・・の保険料を払った つもりで貯蓄しておけばOK・・です。【 貯蓄 】定期預金や養老保険等の貯蓄性商品の満期の時期は、注意してあげましょう。定期預金 「満期」は、金融機関のビジネスチャンスです。 当然のように、甘い誘いをしてきます。 ( 手数料収入を稼げる商品へ誘導 ) コンプライアンス(法令遵守)をうたいながら、 きわどいことをやっている金融機関も・・。 「リスクの説明を充分されなかった。」 ・・等のトラブルを伝え聞きます。 ご本人が理解できない金融商品に手を 出すことがないよう・・注意してあげましょう。貯蓄性保険 : 養老保険等 「満期になりますが、またお願いします。」 利率の良い時期の保険が満期で大金に・・。 「それじゃまた・・。」 ・・て、 ここでまたお願い・・されてはいけません。 今度は史上最低の低利率・・です。 長期間・・まとまったお金を預ける環境では ありません。 もう・・保険は不用です。 保障目的でも、貯蓄目的でも。貯蓄は短期で 今は超低金利です。 長期で預けるのは損です。 今の低金利を固定することになります。 新たに貯蓄する時は、1年以下の短期で 行いましょう。 そのくり返しで・・市場金利が上昇すれば、 自分のお金の金利も上昇していきます。【 ローン 】老後まで住宅ローン等を抱えている場合の考え方。基本的に・・できるだけ早く、清算したい・・です。貯蓄 ローン返済をしながら、まとまったお金を 何らかの方法で貯蓄 or 運用している、 ・・そんなケースは明らかに損をしています。 借金と貯蓄では利息の規模は・・ ローン利息 > 貯蓄利息 ・・になっていますので、余裕資金があれば さっさと借金を返済した方がお得・・です。【 不動産 】固定資産税 複数の不動産を所有している場合は、 税額のチェックをしてみると、 得をする場合もあります。 課税のミス・・、時々あります。 通知の額をそのまま鵜呑みにしないことです。 当事務所で係わった案件で、「過払い」に なっている発見しました。 是正してもらい、過去の過払い5年分を 取り返してあげました。 お上(資産税課)も少ない人数で業務を 行なっているので、マチガイ・・あります。不動産活用 地主さんには、業者が誘惑に訪れます。 建築業者や不動産業者が・・、 「相続対策」や「資産形成」等々で アパート建築等を勧めてきます。 「借金は相続対策になる。」 「全額借金でも安定収入になる。」 「30年間、家賃保証をする。」 「当社が一括借り上げをする。」 フラフラァ~ッと傾く地主さんもいますが、 これらの営業トークは全て落とし穴があります。 ・・相手にしないことです。 今の低金利時の収支計算で「変動金利」の 多額のローンを組むことのリスク、 とんでもなく膨大なモノになります。今日・・午前、一人住まいのお母さんを伴ってHさんという方が来所・・しました。Hさんは首都圏在住で、今日まで仕事の休みを取っておられました。1ヶ月に1度程度・・お母さんのところに様子を見に・・戻られているようです。( 当事務所は、ネットで発見 )当事務所においでになったのは、顧問会員になるため・・ではなく、とりあえず・・お母さん所有の土地を売りたい・・という相談でした。土地を売って、お母さんの生活費にしたい・・とのことです。まぁ・・「宅建業登録」はしていますが、一般的な・・いわゆる「不動産屋さん」の業務は、行なっていません。不動産屋さん : 不特定多数の顧客を相手に 不動産売買や賃貸の仲介を行ないます。 店頭に物件情報を多数・・貼り出しています。当事務所 : 不特定多数を相手の取引は いっさい行なっておらず、顧問会員の依頼が あって初めて、直接・・売買取引をお手伝いします。 なので、物件情報を抱えることはありません。お母さんの生活設計を含めて不動産売却のお手伝いする・・本来のFP業務をしたいところですが、年配の方にはなかなか「生活設計」・・がピンときません。ま・・何度かお会いしている内に、必要性を感じて依頼を受けたら・・で、いいか、といったところです。とりあえず・・土地売却のお手伝いをします。来月・・Hさんがまたおいでになる時までに土地売却に向けて資料を準備します。《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。( 匿名コメントは削除 : 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/03/30
知らずに損をする事が色々あります。相談を受け・・かけて・・いる、案件があります。一人暮らしのお母さんのことを心配されています。メールをいただきました。武田様こんばんは。先日、一人暮らしの母の不動産売却に関してのご相談をさせて頂きました、〇〇です。武田様に依頼したい事を、4月〇〇日に直接母に会って説明する事になりました。そこで、もし可能でしたらご対応願いたい事があり武田様へご相談のメールを出させて頂きました。〇〇才の母には「ブログで知ったFPの先生云々」と言うのが今ひとつピンと来ないようで、直接話す事になったのですが、その際、何のためにどんな支援をしてもらうかを母に説明するのに何か分かりやすい参考資料など頂く事はできませんでしょうか?素人にも視覚的に訴えられるものが良いのですが、私も見当が付きませんので、ご面倒をお掛けすると思いつつご相談とお願いのメールを出させて頂きました。また、お時間おありの時にでもご回答頂けると幸いです。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。う~~~ん、「視覚に訴える資料」 ・・ですか。もう・・すでに老後に突入している方・・向けのFPによるお手伝い業務の「視覚に訴える資料」・・、うぅ・・ 無い!・・ということに、今さらながら気付きました。 (^^ゞ現役世代向けの資料なら、色々あるんですが・・。キャッシュフロー表やグラフ等で一目瞭然・・です。現状のキャッシュフローが、生活設計をすることでこんなに変えることができますよ・・と、視覚に訴えることができます。うぅ・・、こんなチラシじゃ役に立たない・・ですね。「一人暮らしの親を心配する」そのようなニーズ、けっこうあるんでしょうね。これからさらに増えていくかも・・。当事務所としても、きちんと対応できる「初期資料」を準備する必要がありそう・・です。これから整えていこうと思います。・・で、終わっては申しわけありませんので・・、現在は何もないんですが、手書きの資料でイメージをつかんでもらおうと思います。老後の貯蓄残高の推移のイメージ・・です。上記の上の絵が一般的な老後世帯のイメージです。公的年金で足りない分、貯蓄を取り崩して生活をしていて・・、死亡時に生命保険がド~ンと入金します。平均余命の時点で貯蓄が心もとなくなっています。長生きしたら・・生活費に支障をきたします。 ※このような状況(具体的な状況)を ご本人は知るよしもないので、 ( いつまで貯蓄が持つのか ) 不安ばかり先行して、ひたすら節約に 走る人もいたりします。 ・具体的にどれだけ大変なのか? ・実は不安を感じる必要はないのか ・家計・資産で問題点はないのか ・・等々、現状を認識できることで、 対策を立てて・・将来を改善することができます。 それが、生活設計です。老後の生活設計は、上の絵の・・「貯蓄残高が減る角度をできるだけゆるくする。」ことに尽きます。平均余命時点でも、できるだけ多くの貯蓄が残っている状態にすることです。どうするか?これはもう・・現役世代と共通です。「お金のたれ流しを止める。」 ・・だけです。お金のたれ流しが多いほど、貯蓄残高が減る角度は急になります。お金のたれ流しがなくなれば、貯蓄残高が減る角度はゆるくなります。上記の下の絵のようになります。長生きした場合でも対応しやすくなります。一般的に・・「一人暮らしの老後を過ごす人」に死亡保障は不要です。・・等々、色々指摘したいことがあります。・・が、文章が長く・・ボリュームも大きくなるので、老後世帯に特徴的な問題点や、その具体的な解決策については、明日また・・書こうと思います。60代以上の老後世帯がネットで当事務所を発見することは皆無で・・、今回のように一人暮らしの親を心配する子世代からの問合せ・・、時々お受けします。対応が必要な分野です。資料作りも含めて、体制を整えようと思います。《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。( 匿名コメントは削除 : 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/03/29
35才の独身女性が老後に不安を・・?今日の日経新聞の記事のお話・・です。「マネーよろず相談」読者の相談にファイナンシャル・プランナーがアドバイス ・・という記事です。( 私は、違和感を持って読みました・・が ) 相談者 : 東京 35才女性 私はいわゆる「おひとりさま」。 正社員で年収は800万円ですが、 結婚の予定はありません。 親が還暦を迎え、自分たちの老後の備えで 手いっぱいの様子を見て将来が不安になりました。 病気や失業、老後に備えるためには どんな注意が必要でしょうか? ちなみに現在の貯蓄額は 1,500万円ほどで、 年間の支出は約300万円です。・・という相談に対して、ファイナンシャル・プランナーの I さんが回答しています。その回答を整理すると、以下のようです。( まあ・・読んでみてください )1 結婚して家庭を持つ世帯より家計負担が 軽くなる要素と重くなる要素の両方がある。 〇軽くなる要素 ・子育て費用がかからない。 ・住宅費や生活費が1人分で済む。 〇重くなる要素 ・病気やけがの場合、すべて自分で対応。 ( 記事内で各種家事代行サービスの料金を紹介 )2 緊急用の費用として蓄える額は多めに必要。 〇結婚世帯 : 1年分の生活費 〇単身世帯 : 2年分の生活費 相談者の場合、300万円×2年=600万円 すでに1,500万円あるので、 残りの900万円は老後に備えて長期運用しよう。3 リタイアまでに準備する老後資金も多めに必要。 〇結婚世帯は2,500~3,000万円。 〇単身者は500万円上乗せした額を目標に運用。4 老後の住まい。 ・高齢単身者が住宅を借りるのは難しいのが実情。 一部の資金を住宅購入資金に充当・・も、1法。 結婚して売る可能性もあるので人気のある場所柄を。この回答者のFPの I さん、保険や金融商品の販売代理をしているかどうか分かりませんが、・・いかにも金融業界共通の認識・・を感じます。1「家計負担が重くなる」 ⇒ 「家事代行サービスの備えが必要」⇒ 「もし貯蓄が無いなら保険で即対応できる」・・という保険販売営業トークを連想してしまいます。2「緊急用の費用は、2年分貯めましょう。」・・の意味が分かりません。これは結婚世帯・単身世帯ともに、期間を設定する意味はなく、多いほど良い・・だけのこと。 ※金融商品を販売する業者・業界は、 「期間を設定」⇒「金額を確定」することで、 それを越えるお金を・・ススメタたい 運用商品に誘導する口実にできます。900万円を老後に備えて長期運用。運用するかどうかは、本人の自由です。 ※「貯蓄から投資へ・・、日本企業に投資して、 日本経済の活性化に貢献しましょう。」 ・・って、実際に売っている大部分の投信は、 多分配型の海外債権投信です。 ( 手数料収入の大きい商品が売られています )3リタイアまでに準備する金額3,000万円・・のように画一的に考える必要は無い。これも・・商品販売側の論理。( 金額を設定すれば商品販売に誘導しやすい )「単身者は500万円の上乗せが必要」・・なんて、?・・です。なに言ってんの? とんでもない・・です。「単身者は上乗せ」・・なんて考える必要はない。( 個別の家計ごとに事情は異なります )老後に必要なお金は、それぞれの家計でまったく異なるモノになります。基本的に1年ごとの収入と支出の関係を見ます。・収入は主に公的年金です。 この相談者の場合は800万円の年収ですので、 老後に受取る公的年金は、かなり高いレベルです。・支出のメインは、基本生活費です。 この相談者の老後生活の希望を確認しなければ なりませんが、普通に考えれば・・年金収入を 少し上回る程度の出費・・かと思われます。・・で、その不足分は・・この相談者の場合、何の不安も問題も感じる必要はない・・と思われます。どうして?定年時点で、すごい金額が貯蓄できるから・・です。年収:800万円、年間支出:300万円、貯蓄額:1,500万円、・・ということなので、手取り収入を700万円とすれば・・、( 税金・社会保険料≒100万円として )年間の貯蓄額は・・ 700万円-300万円=400万円定年を60才とすれば・・定年時の貯蓄残高は、400万円×(60才-35才)=10,000万円10,000万円・・って、1億円! ・・のことですよ。なぁ~んにも不安を感じる必要はない・・ということです。老後はもちろん、驚異的に貯蓄が増える現役時も。4老後の住まいマンション購入に触れているようですが、マンションを買ってはいけません。人生で大きな荷物を背負ってしまうことになります。「安いから、中古マンションを。」 これ、最も・・やめた方がいいパターンです。・マンションは少ない出費で購入して、後で大金を投入。 インフラ整備・管理を永久に住民が行なう。 将来の大規模修繕や建替えもあり得る。・貸す・売る・・は、思惑通りにはいかない。 常に新築物件が周辺にできてくる。 時間の経過とともに必ず・・劣化する。 ・・ということで、よくマスコミ等で見かかるファイナンシャル・プランナーのアドバイスは、そのまま鵜呑みにしてはいけません。そのFPが商品販売をしている場合・・、あるいは商品販売をしていなくても販売側と認識を共通にしている場合は・・、その言葉は「アドバイス」ではなく、「商品購入への誘導行為」である場合が多い・・ですよ。( FPを名乗る人はだいたい・・販売側です )マスコミもまた・・そのまま取り上げています。( ま・・担当者が素人だからしょうがない・・ )で・・、私がこの相談者に助言を求められたら・・、「お金の面での心配は何にもないですよ。」・・です。「保険屋さんや金融機関にだまされないように。」・・です。「不動産屋さんにだまされないように。」・・です。・・そして、「結婚で、つまらない男にだまされないように。」・・です。 (^^ゞ《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。( 匿名コメントは削除 : 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/03/16
「おまけ年金」をもらう期間が長く・・将来もらう公的年金の損得・・のお話です。厚生年金のことなので、サラリーマンの人が知っておいてほしい内容です。結婚している人も、これから結婚する人も・・。夫婦の年齢差・・だけで、受給額に差がつきます。・・厚生年金の仕組みがそうなっています。一般的に・・サラリーマンの場合は、老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金(厚生年金)の2階建てで受給します。( 勤務先企業によっては、さらに3階部分も )老齢基礎年金は、加入期間で年金額が決まります。老齢厚生年金は、加入期間と報酬額で決まります。この2つを合計した年金額が給付されます。ここからが・・「おまけ年金」のお話です。( 細かな規定がありますが・・ザックリと・・ )夫が、いよいよ年金受給開始!・・という時に、「扶養する配偶者や子どもがいる」・・と、「おまけ年金」が上乗せされます。( 厚生年金に20年以上加入が条件 )その名前は、「加給年金(かきゅうねんきん)」・・です。扶養対象が妻の場合の加給年金額は、396,000円・・です。 ( 平成20年度 )で・・、この「おまけ年金」がもらえる期間は、妻自身の年金受給開始時まで・・です。・・ということは、夫婦の年齢差で、もらえる期間が決まります。年齢差が大きいほど、受給額が増える・・ということです。シンプルに考えれば・・、年齢差が5才なら、もらえる「おまけ年金」の総額は、39.6万円 × 5年 = 198万円年齢差が10才なら、もらえる「おまけ年金」の総額は、39.6万円 × 10年 = 396万円・・ということにもなります。すでに結婚している方々は・・掛け算してみてください。年齢差がなくてがっかり? 大きい年齢差で大喜び?これから・・という独身の方々も、知っておいてください。相手を選ぶ時の判断材料に・・なったりして。 (^^ゞ生涯のパートナー候補が2人いて・・甲乙つけがたい、そんな時・・「おまけ年金」が判断材料に・・?「年齢差が大きい方を選ぶ!」 ・・なんてことも?年齢差が20年以上・・なんて夫婦、いますよね。もし・・年齢差が26年なんて場合は・・、39.6万円 × 26年 = 1,029.6万円 ・・です。・・これ、マイホーム建築のアテにできるのでは?「よし、65才で家を建てよう!♪」・・って、あなたは・・その計算の年までは存在しません。65才 + 26年 = 91才日本の男性の平均余命をはるかに越えています。死んだ人に・・年金は支給されません。年金が支給されない人には、「おまけ」もありません。机上の計算どおりにはいきません・・ネ。年齢差が大きいほど、「おまけ年金」がもらえる期間は長くなります。年齢差が大きいほど、夫婦で過ごす老後期間は、短くなります。世の中・・うまくはいきません。平均余命も考慮して・・生活設計を。平均余命も考慮して・・パートナー選びを。 (^^ゞ《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。( 匿名コメントは削除 : 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/02/02
401kは・・ぜひ利用すべき制度?読者からの公開無料相談・・です。Qさん・・3回目。 1回目は、2008/12/24(水) 「シングル女性に多い、気軽過ぎるマンション購入」 2回目は、2008/12/27(土) 「扶養家族を抱える独身女性の生命保険選びは?」 Qさんの相談概要 〇 Qさんは40代のシングル女性(アラフォー?) ・70代の母と2人暮らし 〇 住まいはマンション ・4~5年前に中古マンション(築3年)購入 ・この夏、住宅ローンを完済 〇 生命保険 ・お金のたれ流し改善計画中 ・死亡保障の必要額:532万円(自分で計算) ・対応商品の選択、加入&解約 〇 老後の生活設計 ・公的年金の受給額:11万円+α (自分で計算) ・退職金が出ない場合、年金と蓄えで80才手前まで ・確定拠出年金はどうか? ・投資信託はどうか? ・終身保険は必要か? ・80才以降の長生きリスクに対処するには?今回・・取り上げるのは、ご自身の老後準備についての質問です。以下は頂いているメールです。文中でコメントしていきます。 ( グリーン文字 ) 顧問会員の場合は、当事務所が現状診断して 色々な試算を終えて、内容を全て把握していますが、 このケースはご本人の言う内容が前提・・です。 ( 従って、きめ細かい助言が難しいのが辛い )次は私の老後なのですが、56歳の12月で退職前提のキュッシュフローでは退職金を当てにせず80歳手前までは年金と蓄えで暮らせます。金利0パーセントの計算です。ただし毎月の生活費は持ち家がマンションの為やや高めの17.5万円を予定。年金はあくまで試算に過ぎませんが老齢基礎+厚生で11万+αとみています。資産運用方法に401kの個人型掛金限度1万8千円もこれから検討したいと考えています。(武田様は条件が違うので6万8千円でしたね)これは是非利用すべき制度でしょうか。 ★401k ( 確定拠出年金 )は、ぜひお勧め。 老後資金準備で定期預金や投資信託等を 検討する前に、優先的に利用したい制度です。 最大のメリットは、掛け金が全額所得控除。 所得控除で節約できる税金の額・・が、 確実な運用益になります。 掛け金限度額1.8万円/月だと、年21.6万円。 仮に所得税率が10%の人の場合、 21.6 × 10% = 2.16万円 ・・運用益10% 仮に所得税率が20%の人の場合、 21.6 × 20% = 4.32万円 ・・運用益20% 現在の日本で、リスク無しでこの運用益は得られない。 お得な制度は最優先で利用したいですね。投資信託は二年ほど前より経験あります。(アクティブ型で損益更新中) ★アクティブ型の投信は、お勧めできません。 パッシブ運用 インデックスファンド :市場全体の値動きに連動した収益を目指す運用 アクティブ運用 :市場平均を上回る成果を目指す運用 高い運用手数料(信託報酬)を取って、 それなりの仕事をしているわけではありません。 パッシブ運用に勝ち続けるアクティブ運用の 投信は、歴史上も存在しません。 仕掛け人や販売者等の売る側だけが確実に儲かり、 消費者は高い手数料の分、収益が目減りします。 銀行や証券会社が盛んに薦めるのは、 この・・儲かるアクティブ運用の投信。(当たり前) 買ってはいけません。この他にネットバンク金利1%の定期預金を現在実施中。 ★ネット定期・・OKです。 ただし・・期間が長期のものは避けて。ネット証券でノーロードのインデックス型投資信託もこれから購入を検討予定です。 ★ネット証券のインデックス投信。 どうしても投信を買いたいのなら、こちらがお勧め。 それも運用手数料の安いところを比較検討して。兄弟は一人いますが私より長生きするとは限らず親族も少ない身の上です。このような場合、最低限の終身保険は買っておく方が良いのでしょうか。 ★終身保険には加入するな。 ・保険は大勢の人の損で成り立つ。 ・保険には加入しないことを優先して考える。 ・終身保険が有効なのは、資産家だけ。 自分の老衰死の後のことが心配なら、 できるだけ貯蓄を増やすことを考えましょう。退職金が出た場合、まず退職後に国民年金に加入し残りの期間の掛金全て払います。幾らか残れば、医療費の補填として貯蓄や持ち家(マンション)の部分改修に使いたいです。80歳以降の長生きリスクに対処するにはどうしたら良いか悩んでおります。 ★平均寿命以上の長生きに備える ひたすら・・貯蓄を増やすことです。 ( まちがっても、保険で・・とは考えない ) 思うように貯蓄が増えない場合は・・、 最後の手段として、日常生活費に メスを入れていくことになります。顧問会員にお答えする場合は、現状診断のキャッシュフロー表を見ながらコメントできるんですが・・それができないのが辛い。ちなみに・・日常生活費にメスを入れたことはありません。最後に付け加えます。当事務所の顧問会員の現状診断の結果が、Qさんのように・・「老衰で死亡するまでの資金が不足しそう。」( キャッシュフロー表を作成した結果 )・・な状況だとしたら、リスクを取った資産運用はさせません。投資は余裕資金でやるもの・・です。最終的なキャッシュが足りない・・ということは、「余裕資金が無い」・・ということです。余裕資金の定義として・・「2年分の生活資金があれば。」・・とか、「半年分の生活資金があれば。」・・とか言って、「それを超える分が余裕資金。」として投資に向けさせようというのは、都合の良い・・「売る側の論理」です。そんなドンブリ勘定ではなく、きちんと作成したキャッシュフロー表で具体的に・・「余裕資金が無い」状態なら、こつこつと着実に貯蓄を増やすことを考えるべき・・です。Qさんの場合も・・、金融機関の話を真に受けない・・ことです。( 言いなりになっているように・・見えます )《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属・姓名を名乗り、私同様・・個人が特定できる状況で、正々堂々とお願いします。読者の参考にもなるので、敬意を表してきちんとお返事します。( 匿名コメントは削除 : 無駄な手間隙はご遠慮下さい )
2009/01/09
25ヶ月間未納! ガ~~ン!!メール顧問会員のYさん(30代) (相談:ライフプランニング)現状診断は9月に終えて・・、生涯に渡って安心のキャッシュフローになっています。10月には、マイホーム取得のシミュレーションも行ないましたが、生涯・・何の問題もありません。きれいなキャッシュフロー・グラフ・・です。そのYさんからメール・・です。 こんばんは^^〇〇県のYです。 本日私のねんきん特別便が届きました。 そこで私(妻)の国民年金加入期間していない 時期があることが分かりました。 25歳から27歳の間について国民年金(第1号)に 加入するの失念してました^^;;; 計25ヶ月間加入していません^^;;;;; と、言う訳でヒアリングシートに誤りが。。。。。 ごめんなさいm(;;)m 25ヶ月間加入していない事で 年金額がどのぐらい減額されるかお教え下さい。Y家のキャッシュフロー表は、未納期間がない前提で作成されています。こんなお話がチラホラ聞こえる昨今・・です。( ねんきん特別便のおかげ? )皆さん・・気をつけましょう。ひところ・・政治家の未納で大騒ぎになりましたが、身近なところでも結構ありますよ。ちなみに、私は未納はありません。 (^^ゞ・・で、Yさんが言う「未納期間」は、『国民年金』のお話です。国民年金の給付額はシンプルに把握できます。 ※民間サラリーマンの厚生年金や、 公務員の共済年金は、加入期間の他に 報酬額も反映されるので、ちょっと複雑。ザックリと表現すると・・、『40年間加入すれば、満額の80万円がもらえる。』・・と覚えてください。 以下のような繊細は省略します。 ※実際の満額は、80万円弱。 ※保険料納付免除を受けていた期間も 一定割合で給付額に加算される。 ( 詳しくは社会保険事務所で確認 )・・なので、「25ヶ月間未納で年金額がどのぐらい減額されるか?」については、以下のように計算します。40年は、480ヶ月・・です。80万円 × 25ヶ月 / 480ヶ月 = 4.17万円/年・・ということで、年金額(1年でもらえる金額)が、満額に比べて4万円ちょっと減りますよ・・ということになります。老後の受給期間が20年間とすれば、減額になる金額の合計は・・4.17万円/年 × 20年 = 83.40万円未納の時期の国民年金保険料は、13,300円・・だったでしょうか?13,300円 × 25ヶ月 = 332,500円払う時期ともらう時期が違うので一概には言えませんが、単純に絶対値で見ると・・33万円払わなかったために、83万円をもらい損ねる・・というお話になります。チャンチャン! ・・で終わってしまってはかわいそうですので、ちょっと知恵を付けます。〇任意加入60歳以降も満額(40年)になるまで国民年金に『任意加入』することができます。( 詳しくは社会保険事務所に確認 )Yさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況 1 ヒアリング 家族状況・家計収支・資産・職歴ほか 2 家計の現状診断 診断資料(小冊子) 問題点把握 3 生活設計 シミュレーション 設計資料(キャッシュフロー表ほか) 4 実行支援 商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか) 住宅・不動産・相続等の段取り・手続き 5 事後チェック 計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正《 消費者の方へ 》 質問・感想など気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 ( 具体的な質問の際は、できるだけ詳しい情報提供を )《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って正々堂々と願います。憶測に基づく勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。( 私は、個人が特定できる状況で発言しています )
2008/11/12
なにしろ・・たれ流すお金は1千万円単位。メール顧問会員のKさん(30代) (相談:ライフプランニング)数ヶ月前に・・現状診断を終えています。先日いただいたメール・・「ねんきん特別便」を受取り・・加入期間が、自分たちが思っていたよりも短いことが判明! ・・しました。 お世話になっております。 ・・ 中略 ・・ そこで、先日私と主人の「年金特別便」が 社会保険庁より送付されてきたのですが、 私も主人も不足分がありました。 私は短大中に成人~入社するまでの5ヶ月、 主人は91-4=86ヶ月もありました。 これは どのくらい 影響するか教えていただけますでしょうか。 書類をpdfで添付します。 よろしくお願いいたします。先ほど・・作成した修正資料を添付送信しました。公的年金の加入期間が短いと、受給する年金の額も少なくなります。キャッシュフロー表やグラフが変わります。それに伴って・・遺族年金の額も変わります。ということは・・死亡保障必要額も変わります。・・結果、全体資料の内、6ページが変更に・・。上記の状況のKさんの場合、年金の受給額は・・総額で340万円ほど少なくなります。キャッシュフローがカツカツの家計の場合、この340万円があるかないかは死活問題・・です。・・が、K家・・カツカツではありません。余裕の老後・・です。340万円が減っても、大勢に影響がありません。それでも・・340万円も減るのは悔しい~!・・というのであれば、方法は簡単・・です。「たれ流しのお金」をストップ! ・・するだけです。K家の場合の「たれ流しのお金」は・・『生命保険の保険料』です。特約付き終身保険や医療保険で・・たれ流し・・。毎月の保険料は約36,000円です。 (もったいない)現状診断で・・夫の死亡保障必要額を計算した結果、マイナス〇千〇百万円! ・・でした。( 死亡保障は不要!・・ということ )その夫・・〇千〇百万円の終身保険に加入しています。おまけに・・特約てんこ盛り!・・で。その保険料・・約31,000円です。不要な生命保険の保険料ですから、これ・・まるまる、「たれ流しのお金」!・・です。数十年間、たれ流し・・続けます。 (もったいない)妻も医療保険に加入しています。(米系)日本人に医療保険は不要! ・・です。2人で・・毎月約36,000円、たれ流し続けています。 (もったいない) ※当事務所の年間顧問料がちょうど 36,000円・・です。 ぼぉ~っと1~2年 放っておくと、当事務所に10年、20年、 ・・も相談できる料金になってしまいます。 相談にそんなに何万円もお金を払うのは もったいないから・・と、「無料相談」で 延々と大金をたれ流す・・よくある風景。これらの契約内容から算出した・・「たれ流しのお金」の合計は、約1,840万円!公的年金で減る金額、340万円なんて軽く回収してお釣りがきてしまいます。放っておくと・・保険料の36,000円、知らないうちに毎月・・自動引き落とし・・たれ流しは、くり返される~~・・。掛け算するクセをつけましょう。36,000円 × 12ヶ月 = 432,000円432,000円 × 10年 = 4,320,000円 (もったいない・・と感じましょう)Kさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況 1 ヒアリング 家族状況・家計収支・資産・職歴ほか 2 家計の現状診断 診断資料(小冊子) 問題点把握 3 生活設計 シミュレーション 設計資料(キャッシュフロー表ほか) 4 実行支援 商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか) 住宅・不動産・相続等の段取り・手続き 5 事後チェック 計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/09/30
厚生年金29か月分が「記載なし」!?メール顧問会員のSさん(40代) (相談:ライフプランニング)家計の現状診断から生活設計シミュレーション、個別の事柄の具体的な実行支援、・・と、ひと通りの作業を終えています。( 一応・・ひと安心の状態になっています ) ※現状診断終了前の事前相談 ・・という「おきて破り」をくり返されて たいへんでした。 (^^ゞ ( 一時期、毎日・・メールの嵐でした ) ※現状診断で相談者のすべてを理解 してから具体的・本格的な相談 ・・をすることになっています。その後・・しばらく音沙汰がありませんでした。( 静かでよかった・・です )・・が、昨日の記事の「年金特別便ネタ」でまたまた・・元気に登場! ・・です。書き込み・・を、いただきました。 私に来た年金特別便に「もれ」発見! ( モモタローさん ) 武田さんのブログを読んで、 私にも一昨日届いていたのを 思い出し見てみると‥ にゃんと! 結婚する前に勤めていた時の 厚生年金29か月分が キレイさっぱり「記載なし」でした! さぁ~どうしてくれようか~さあ~、どうしましょう。S家の現状診断やシミュレーションで作成したキャッシュフロー表には、夫婦が老後に受け取る公的年金も計上されています。当初のヒアリングで「職歴」等を確認するのは老後の年金受給額や受給時期を割り出すためです。本人申告と加入内容がちがえば、年金受取額が変わって(減って)きて、生活設計のやり直しが必要になります。結婚前の厚生年金の「記載なし」・・色々なことが考えられます。・姓が変わって・・前後で別人に? ( 結婚前の年金記録が別番号で存在? )・勤務先が保険料を納付していなかった? ( 社員から徴収しておきながら )・勤務先と社会保険事務所が結託? ( 標準報酬月額を減額? )・・等々、ごちゃ混ぜになって・・?ももたろーさん、社会保険事務所に行って、結婚前の旧姓で確認してみてください。勤務していた会社の資料があれば、確認作業がしやすく・・グゥ~♪ ・・です。給与明細書とか、源泉徴収票とか・・。検討を祈る! キャッシュフロー・・の作り直し、 しなくて済みますよ~に。Sさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況 1 ヒアリング 家族状況・家計収支・資産・職歴ほか 2 家計の現状診断 診断資料(小冊子) 問題点把握 3 生活設計 シミュレーション 設計資料(キャッシュフロー表ほか) 4 実行支援 商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか) 住宅・不動産・相続等の段取り・手続き 5 事後チェック 計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/09/27
私自身の生活設計もタイセツ・・です。メール顧問会員のKさん(30代) (相談:ライフプランニング)数ヶ月前に・・現状診断を終えています。・・メールをいただきました。お世話になっております。数ヶ月前に現状診断をしていただいたKです。覚えていらっしゃいますでしょうか・・・(笑) 内容は・・完全に忘れています。 (^^ゞ ( 色々な方々の資料を次々と作成して いますので、間が空いてしまうと・・ )現状診断書を見ても知識が無いため、これは一度社会保険をしっかり自分で勉強して納得してから解約しようと思いつつも子育てに終われ数ヶ月が経過。。。驚かれそうですが、まだ解約していません。。。 「解約」・・って、生命保険のことかと 思いますが、「現状診断」に引き続き どんどん質問・相談してもらわないと・・。 年間顧問料がもったいない・・し、 たれ流している生命保険料ももったいない・・。8月より無事に職場復帰し、すこし自分の時間が持てるようになったので(止めていた財形など、毎月の貯金も復活です!)改めてじっくり資料を見させていただいてる次第です。そこで、先日私と主人の「年金特別便」が社会保険庁より送付されてきたのですが、私も主人も不足分がありました。私は短大中に成人~入社するまでの5ヶ月、主人は91-4=86ヶ月もありました。これはどのくらい影響するか教えていただけますでしょうか。書類をpdfで添付します。よろしくお願いいたします。 「ねんきん特別便」は、年金記録の「もれ」や 「間違い」がないかを確認するための通知です。 Kさんの場合・・、 「私も主人も不足分がありました。」という意味は、 社会保険庁の記録通りで間違いない ・・ということでいいんですね? ( 現状診断時に当事務所のヒアリングシートに 記入した加入期間より短くなる・・ということで ) そういう解釈でOK・・ということでしたら、 あらためて、キャッシュフロー表やグラフを 作成します。 ( 他の資料にも影響が波及するので、それらも ) ところで・・私にも「ねんきん特別便」が届きました。完璧・・です。 加入期間に「もれ」はありません。( 未納・・もありません )新卒で入社した会社に約5年・・厚生年金、辞めて1ヶ月・・国民年金、大手住宅会社に入って22年強・・厚生年金、辞めて充電~独立、8年弱・・国民年金、・・で、やはり心配なのは・・「標準報酬月額」社会保険事務所と勤務先が協力?して、故意に標準報酬月額を小さくして従業員の年金を消してきている事実がかなり・・ありそうです。( 保険料負担が小さければ経営者も助かります )組織的な関与は・・おおいにありそうです。( 昔から徴収率アップのテクニックだったようで )これは、個別に確認するしかないようです。私が勤務していた会社は・・どうだったんでしょう?日々・・顧問会員の生活設計を行なっていますが、私自身の生活設計もタイセツ・・です。Kさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況 1 ヒアリング 家族状況・家計収支・資産・職歴ほか 2 家計の現状診断 診断資料(小冊子) 問題点把握 3 生活設計 シミュレーション 設計資料(キャッシュフロー表ほか) 4 実行支援 商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか) 住宅・不動産・相続等の段取り・手続き 5 事後チェック 計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/09/26
それとも何か別のいい方法はないか・・?顧問会員のSさん(50代) (相談:生活設計・不動産運用)今日・・夕方、突然の来所。大学院にいる息子(30才)の件で・・。首都圏の大学・・、このまま大学院にいても・・と、就職活動をしたが・・うまくいかなかった。バイトでしのいでいるが、現在・・ほとんど無収入の状態。その息子・・、国民年金に加入していません。親ができるだけ払ってあげたらいいのか?それとも別に・・何かいい方法はないか?自分たち夫婦の老後も考えなくてはならないし・・。・・という相談でした。国民年金を納付して・・条件を満たせば、65才から「老齢基礎年金」が死ぬまで受け取れます。サックリと説明すると・・、納付期間が25年以上であればOK。20才から60才になるまでの40年間納付すれば、満額の・・約79万円(年額)が死ぬまでもらえます。40年間は・・480ヶ月です。年金の額は、納付期間に比例します。Sさんの息子がこれから60才になるまで継続納付できれば・・ざっと30年(360ヶ月)です。79万円 × 360ヶ月 ÷ 480ヶ月 = 59.25万円ザックリ計算では、これが将来受け取れる「老齢基礎年金」・・です。長い期間納めた方が、たくさんもらえます。 ※半額免除期間や全額免除期間など、 細かな計算がありますが・・省略。金額が少ない・・から、別の方法を考える?やめた方がいいです。老後資金準備はまず、公的年金を基本に考えましょう。費用対効果で・・民間の商品がこれを上回ることはありえません。公的年金は、老後の資金準備だけではなく、ほかの事も含めて3つの機能があります。1 老後資金準備 ( 老齢年金 )2 死亡保障 ( 遺族年金 ) 遺族の保障があります。3 障害保障 ( 障害年金 ) 死ぬまでもらえます。国民年金は、「保険」という名前が付いていませんが、オールマイティな機能を持った、優れた保険商品です。だれの場合でもまず、公的年金を老後資金準備や保障の基本にすえるべきです。Sさんの場合も、ご夫婦の老後をにらみながら、かわいい息子の将来を考えてあげることに・・。自立できるまで・・がんばって助けてあげる・・?《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/08/22
国民年金がいつ破綻してもおかしくない?メール顧問会員のOさん(40代) (相談:ライフプランニング)家計改善作業を実行中です。生命保険を整理整頓、死亡保障のための生命保険、新規加入・・古い方を解約・・。解約も拍子抜けするぐらい簡単に終了へ。妻の個人年金の扱いでは揺れていました。メールをいただきました。残ったわたしく名義の個人年金ですが、本来とてもケチ体質のワタクシ、妻分の住宅ローン繰上げ返済に充てればそれなりの効果があるのがわかっていても、支払い金額自体と解約金の差がマイナスになることがどうも損した気分が抜けません。また、連日のニュースで国民年金がいつ破綻してもおかしくないとか、健康保険も崩壊は間際、なんて取り沙汰されるとこのまま個人年金だけは払い続けてみようかな、と思うようになりました。う~~ん・・。国・・よりも、民間会社・・が信頼できますか・・。ここで伝えたいことが・・2点、あります。1 民間会社の信頼度は、国よりも当然・・低い。公的年金が破綻するということは、国家そのものが破綻するということです。 公的年金は国家存立の基幹部分です。 まともなものにしようと政治家が動きます。 その政治家を国民が監視・選択します。国家が破綻した時に・・民間会社がそのまま何ごともなかったように存続するわけがありません。その民間会社が扱う商品も、当初想定通りに残るわけがありません。国家に優先して民間会社が安泰・・という状況はありえません。国家が扱う制度に優先して民間会社が扱う一商品が安泰・・という状況はありえません。と考えるのが自然・・だと思います。 そのへんを勘違いして・・、 国民年金はあてにできないから・・と 国民年金保険料を払わないで、 個人年金に加入している人々がいます。 究極のおバカさん(失礼!)・・です。 民間の年金保険などとは次元のちがう、 スーパー・スペシャル総合年金です。 ( 遺族・障害年金特約付き老齢年金 )2 生涯の損得はシンプルに比較したい生涯のキャッシュフローは、できるだけシンプルに考えれば、まちがいのない結論が得られます。個人年金を中途解約をすれば、解約返戻金は今まで払ったお金よりもだいたい・・少ない額になります。「損した気分」・・になると思います。( 当然です )・・が、その解約返戻金で住宅ローンを繰上げ返済してどれだけ「得した気分」・・になるかを確認したいですね。1 「損した気分」 > 「得した気分」2 「損した気分」 < 「得した気分」3 「損した気分」 = 「得した気分」どの結果になるかで・・シンプルに判断したいですね。今・・得をするか? 将来・・得をするか?・・だけのちがいになります。人生を終える時・・その金額が、そのまま反映されます。 ちなみに・・3の場合、 今・・得をした方が、本当にお得になります。 ( お金の現在価値・将来価値 )Oさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況 1 ヒアリング 家族状況・家計収支・資産・職歴ほか 2 家計の現状診断 診断資料(小冊子) 問題点把握 3 生活設計 シミュレーション 設計資料(キャッシュフロー表ほか) 4 実行支援 商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか) 住宅・不動産・相続等の段取り・手続き 5 事後チェック 計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/06/11
年金で受け取れば、2倍以上だけど・・。顧問会員のAさん(30代) (相談:生活設計・金融資産運用)Aさんは昨日・・事務所においでになって、新規に顧問会員になりました。( 年間顧問料:36,000円入金 )まず・・家計の現状診断をするためヒアリングから入るのが本来の手順ですが・・、さしあたって・・すぐ相談したい件が・・。Aさん・・先月で勤務先を退職しました。( 会社都合・・です )その際に受け取るお金のひとつに『企業年金』がありました。受け取り方は2通り提示されています。1 一時金で受け取る2 将来(65才から)年金で受け取る受取額は、2は1の2倍以上です。Aさん「どっちを選んだらいいでしょう?」考慮する点は・・3点。1 お金の現在価値・将来価値30年以上先からさらに20年ほどかけて受け取るお金が、今受け取るお金の2倍以上・・だということです。お金の現在価値と将来価値・・の話になります。1年複利で平均3%で運用できれば、元本1千万円は・・、( たとえば投資信託で手数料・税引き後3% )30年で・・2,427万円になります。40年で・・3,262万円になります。 もちろん、運用手数料の高い投信では 当然パフォーマンスが落ちます。 ( 銀行・証券等の対面販売投信 ) 構成が同じ中から低コスト投信を選ぶ。結果・・、一時金受け取りも年金受け取りも差は無い!・・と考えていいでしょう。2 会社・企業年金の将来あと・・考慮することは、その会社の30年先・40年先の財務内容です。さらには企業年金自体の資産運用状況です。運営が厳しい企業年金を手仕舞い・・する、そんな企業もいくつも出てきています。そんな事態になれば、個人個人の年金額がそのままということはなく、みんなで痛みを分かち合い、減額して受け取るということも・・。 私自身がその痛み・・分かち合っています。 年金受け取りを選択したばっかりに、 一時金受け取り額よりも少なくなりました。 ( 当初一時金を選択していれば・・うぅ )3 本人の老後キャッシュフロー最後にもうひとつ考慮したいことが・・。本人の公的年金の受給レベルはどうか?他の個人年金準備状況はどうか?顧問会員のキャッシュフローを作成していると・・、老後はもう貯蓄残高が数千万円、1億数千万円、・・になっているにもかかわらず、金融機関等に煽られて・・『老後が不安・・。』とさらに老後準備の金融商品を買い続けるおバカさん・・います。その分、現役時がケチケチ生活に・・。何のために働いているの?・・という話になります。Aさんのケースでも、キャッシュフローがどのように推移するかを見て、老後が充分な内容であれば、年金受給を選ぶ必要がありません。Aさん・・、ヒアリングに入ったばかりです。すべては・・現状診断を終えてから・・です。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2008/04/14
昨日のテレビ・・「行列のできる法律相談所」老後の生活の設定に・・少々無理がありました。・・ので、書いてみます。夫 : 60才 30数年勤めた会社を定年退職。 毎日・・家で悠々自適の生活をしています。 もう仕事をするつもりはありません。 朝は・・お昼近くに起きてきます。 家事はまったく手伝いません。妻 : 55才 専業主婦 生活できないわけではないが・・、 お金には限りがあり、夫には もう少し働いてもらいたいと思っている。ドラマの設定 年金がもらえるのは・・夫65才から。 定年退職金は、2,500万円。 生活費は月35万円。 5年間の生活費は2,100万円で・・、 退職金の大部分が無くなりそう。夫「いやあ~、悠々自適はいいなぁ~。」妻「毎日ごろごろしているくらいなら・・少し 働いてもらえれば・・。」夫「何言ってんだ、30何年も働いてきたんだぞ~。」妻「でも・・退職金だって、いつまでもあるわけじゃ・・。」夫「い・や・だ、もう働くつもりはない!」・・で、妻がブチ切れます。「働くつもりがないんなら、退職金や年金を 半分に分けて・・離婚!します!」さあ、 離婚できる? できない? どっち?・・という・・いつもの筋立てです。離婚できるかどうかは・・どっちでもいいんですが、このドラマには・・大きく2つの点で無理があります。(・・ので、夫婦喧嘩に発展するわけがありません)1 年金受給開始の時期 今年60才でサラリーマンを定年退職した人は、 すぐ特別支給の老齢厚生年金がもらえます。 65才からしか受給できない・・という、5年間の 空白期間はありませんので、無収入になって 困ることはありません。2 生活費のレベル 2人以上世帯の老後生活費の平均は、 約25万円です。 ・・「一般的な生活費」 アンケート等での「豊かな生活費」は・・、 約38万円・・です。 このドラマの設定は、35万円。 ほぼ「豊かな生活」の水準です。 いくらでも切り詰め可能なレベル・・です。・・なので、このドラマのように生活費で離婚問題に発展することは・・ありえません。(別の問題で・・は、知りませんが)《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/10/22
支給開始の時期が、ずるずると繰り下がる・・?またまた読者のtakarohさんからコメント・・です。 お恥ずかしいです。何も知らないので。 本当に老後が心配で。40代ですが、年金も どんどんと繰り下げ支給になっていきそうで。 自分でも毎月貯めてはいますが、 それで間に合うかどうか。 物価も変わっていくでしょうし。「支給開始の時期が、ずるずると繰り下がる」・・なんて・・いうことは、ありません。サラリーマンの方がもらう年金は、厚生年金と国民年金です。年金の支給開始年齢は・・65才です。 60才台前半で受給できるのは・・、 特別支給の老齢厚生年金・・です。 あくまで・・特別支給。 本来の公的年金の支給は65才から・・。・・で、何才から特別支給を受けられるか・・は、性別や生年月日によって、決まっています。ずるずる・・と、支給開始年齢がずれていく・・なんていうことは、ありませんよ~。 生年月日が下記以降の方は、60代前半の 特別支給は無く、65才から・・になります。 男性 : 昭和36年4月2日 女性 : 昭和41年4月2日以下は・・、私がセミナーで使っているページ・・です。 (不鮮明・・で、見えない?)特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢を説明する時に使う資料・・です。《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/09/04
8年前に亡くなった・・ばあちゃんの年金手帳・・。 私も商売柄・・色々な相談を受ける中・・、金融機関の妙な行動に出くわすことがしばしばありますが・・、こんなお話は初めて聞きました。 読者の平凡主婦さんからコメントです。 農協が・・・! 今日ですが、 農協が義父さんに用事で訪問してきました。 私は別の部屋でその会話を聞いていた だけなのですがもうびっくりしました。 農協の方が義父に 「あの~、○○さん(8年前に亡くなった義母) の『年金手帳』がこちらで預かっていたのを 返すのを忘れていたんだ。 それで出てきたからお返しするね。 それでは・・・失礼しま~す。」 ・・・って、 農協の人いつもは声でかいのに 今日はさすがにやばいと思ったのか 声も小さく静か~に帰っていきました。 義父はすぐには状況がわからなくて ただ受け取って「ごくろうさん」と 言って返しただけでしたが、 これってどう考えてもおかしいと思いませんか? 『年金手帳』を農協で預かるなんて。 農業者年金だから? 手帳を見たらオレンジ色でした。 農協が個人の『年金手帳』を 預かること自体理解できません。 考えられることは 『年金手帳』を預かることで年金の受給を 強引に農協にすることぐらいでしょうか? あとのメリットがわかりません。 しかも管理しているならまだしも 死亡している人の『年金手帳』をずっと 預かっているのって絶対におかしいと思います。 管理がずさんとしか言いようがありません。 どういう経過で農協が預かっているのか よくわかりませんが(周りのお年寄りもそうなのか?)、 少なくとも他の家族が知らないってまずいと思いました。 あと気になるのが、 農協の人が静かに帰っていったこと。 61歳で亡くなっていますが 受給年齢到達前に死亡した場合は 年金は受け取れないから特になにもないですよね? 農協恐怖症だからすべてのことを疑いたくなります。 その農協の人に電話して・・、「この間・・じっちゃんに置いていったようだけど、 どういうことだ? 今晩来て説明してくれるか?」・・って、平凡主婦さんのダンナが確認を取ることはできないでしょうか? ・・私だったら、そうやって確認します。 中途半端な態度だったら、カンベンしません。 このブログを読んでいる中に・・JAの人、金融機関の人、あるいはOB・・がいて、事情が分かるようでしたら・・ぜひ教えてください。 ・こんなことで借りることがある ・こんなことに利用したんじゃないか ・本来・・不正だが、こんなこともある・・等々、「覆面」でけっこうなので教えてください。 モラルが低かったり・・、レベルが低かったり・・、世間の非常識だったり・・、色々な話が・・ごろごろしています。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/06/06
庶民は年金をあきらめたほうがいいのでしょうか? 読者からのコメントです。平凡主婦さん ・・からです。 気になる年金問題 (先生の守備範囲以外ならごめんなさい。 聞いてくれるだけで結構です) 今、話題になっている年金問題ですが 先生はどのようにお考えでしょうか? 私は勤めた年数が少ないし(第1号)、 今はサラリーマンの主婦(第3号)だし 年金なんて当てにしてないのですが、 国は強制的にお金を集めておいて 今になって払えないと言うのは 国家的詐欺だと思ってしまいます。 ひどい話です。 やっぱり庶民はある程度年金を あきらめたほうがいいのでしょうか? こんにちは。公的年金が守備範囲の外だったら・・、ライフプランニングなんてできませんよ~。ファイナンシャル・プランナー事務所の仕事に必須! ・・です。生活設計、老後設計、・・に、公的年金を考慮してキャッシュフロー表やグラフを作成します。 私たちの生活設計のベースは公的年金です。絶対に・・あきらめてはいけません。 民間の年金とは・・費用対効果が まるで・・ちがいます。公的年金・・、ぜひ、あてにしましょう。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/06/05
銀行が販売店・・の場合は、逆のようです。 食品や日用品などの場合は・・、販売店がメーカーより立場が強ければ、より安い商品が消費者に提供される、・・ということで、助かります。 これが・・金融商品になると・・、まったくちがう話になってきます。身近な銀行が新たな販売店になっている金融商品が色々あります。これから売り出すモノもあります。「投資信託」販売店が強いために、メーカーは手数料の高い商品を提供せざるをえません。・・結果、消費者は高いコスト負担に・・。「変額年金保険」これはもう・・とんでもない高い手数料です。さらには・・、この4月の標準死亡率の変更により、1年間に受取れる年金額が減る・・と見られます。売るときには・・その説明が不十分です。その尻拭いをメーカー(保険会社)にさせようとしています。 ・おわび ・年金が減る仕組みの・・パンフレット作成と、 ・契約者専用 電話相談(苦情?)窓口の設置をお願い(半強制?)しています。 これから・・さらに、銀行で販売される金融商品が増えていきます。メーカーより強い販売店・・、金融商品に関しては、あまり歓迎できないかも・・。 さあ! 今日の夕方は、顧問会員のHさん(60代)一家と住宅プラン打合せ・・です。佐々木FPは、今日一日・・、顧問会員のSさん(40代)の生活設計・・現状診断資料作成・・です。 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。
2007/05/16
全国の50才代へのアンケート・・です。 4/15(日)の日経記事・・から。全国の50才代に退職金を株や投資信託で運用したいか聞いたところ・・、 「したい。」 34% 「したくない。」 66%「したい。」派 「預金では目減りする。」 「老化防止に役立つ。」「したくない。」派 「現役なら損をしても回復可能だが 引退後は不可能。」 「安全確実な定期預金を中心に。」 「運用に廻すほど退職金が入らない。」 「住宅ローンの返済で消える。」このブログをお読みの50代は・・、いかが・・でしょう。私の印象は、「『したい。』という人が意外に多いな~。」時々・・セミナー冒頭でする、アンケート判定では「投資不向きの人」と「ガチガチの堅実家」・・の人たちが、90%以上になっています。上の質問で、「したい。」と答えそうな・・、「投資家」と「ギャンブラー」は合わせても10%未満・・なんですが。まぁ、「したい。」と言っても・・、程度差や温度差があるんでしょうけど・・。 記事の結びの部分・・。 60才の退職時に3千万円あったとすると、 毎月十万円ずつ取り崩していけば 85才で底をつく。 これを1%で運用すれば、89才まで、 2%で運用すれば95才まで持つ計算。 元手が比較的多い場合は、必ずしも 高い利回りを狙わなくても済みそうだ。・・としています。そのとおりです。・・が、このくらいの元手がある人は、公的年金の受給額レベルも高く、「毎月十万円も取り崩す必要がない」・・という事実も・・あります。 (^^ゞ 《 消費者の方へ 》 質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。 《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、勇気を持って、正々堂々と お願いします。勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。
2007/04/17
「人生は60代からが おもしろい」 ・・?時々、証券会社から案内ハガキが・・。昨日も N 証券から自宅に届きました。 N の 円熟人生セミナー 人生は60代からがおもしろい リタイアメント後の人生を、 もっと楽しく豊かな時間にしていただくために。 充実したセカンドライフを送るヒントから、 わかりやすい資産管理の話まで。 あなたの円熟人生にお役立てください。 ●第一部 ビデオ講演 講師:漫画家 弘兼憲史 「人生は楽しく生きたもん勝ち」 ●第二部 セミナー 講師:盛岡支店 FA課 課長 「これからの10年のために」 ~だれに相談するかは、すごく大事~ 定員 50名だまされては・・いけませんよ~、ご同輩。これらの証券会社のセミナーの落としどころ・・、しっかり用意されていますよ。高めの手数料が稼げる・・投資信託です。それも・・客受けのするヤツを用意しています。「分配型投資信託」 公的年金の受給は、1ヶ月おきです。 その空白の月に、分配金を受取れる・・、 こんなウレシイ商品はありません。 ・・が、 ひんぱんに分配を受けてその都度 税金を払っていたら・・、 資産が増えるわけもなく、損です。 (複利運用効果が期待できない)「変額年金保険(投資型年金)」 立派で、ありがたみのあるパンフレットが 用意されていて、いかにも資産が増えて いきそうな・・印象を受けます。 元本を保証するコースもあります。 ・・が、 バカ高い運用手数料で、成果は期待薄。 元本保証を付ければ、さらに期待薄です。 (手数料累積分、金融機関に資産移転)これらの商品、どういうわけか・・売れています。(金融機関のドル箱に・・?)お客さんに勧めている本人自身は、絶対に買いません。(お得な商品ではないから・・)・・が、お客さんには一生懸命に勧めます。(多額の手数料収入や本人の成績のため)だれに相談するかは、すごく大事です。商品を売る人に相談しては、いけません。(ネギを背負ったカモ・・になるだけです)お金の知識が無い、勉強するつもりもない、・・そんな人は、しくみの分からない商品には手を出さない・・ことです。気をつけましょう! ご同輩。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は、所属企業・団体名、所属部署、姓名、・・を明かした上で、正々堂々とお願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。
2007/03/09
名前につられて安易に決めると損をしますよ。老後資金の準備だからと、「年金」という名前がついている「個人年金保険」を契約する人が、多いですね~。ホントにそれでいいの?顧問会員の K さん(30代女性)もその一人でしたよ。約30年間払い込む長期の契約です。超低金利で、予定利率が最低の今、長期の契約をすることがどういうことか、しっかり考えましょう。《事例》 N生命の個人年金保険 10年確定年金 ・契約40才男性 20年払込み ・60才から60万円を10年間 受給総額600万円 600万円受取るために・・、 払込む総額が、契約時期によってどうちがうか・・。 2005年契約の場合、538万円払う。 1990年契約の場合、332万円払う。 ・・なんと! 200万円以上も差がつきます。 600万円に対する200万円ですよ。 これは、とんでもないレベルの損!・・です。 利率のいい時期の契約が、有利に決まっています。 (利率が悪い時の契約は、大損!)セオリー:「超低金利時に、長期の契約はしない。」超低金利を、固定してしまうことになります。「個人年金保険は所得控除があります。 今時の貯蓄で、これに相当する利子が 付くものはありません。」・・・と、おっしゃる人がいます。その「利子」は具体的にいくらか・・?個人年金保険料の所得控除は最大で5万円です。所得税率10%の人は・・5千円、所得税率20%の人は・・1万円の節税ができます。(これが・・その「利子」)20年で10万円か20万円、30年で15万円か30万円・・という程度のレベルです。先ほどの200万円の足元にも及びませんよ~。どんな結果になっても自己責任と言われる時代に・・。みんな、賢い消費者になりましょうよ~。これから1990年当時のような、高金利になるかどうかは分かりませんが、少なくとも今の超低金利時に、長期の契約をするのは損になりますよ~。《参考》養老保険や学資保険なども、同じ理由で損ですよ~。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2007/01/30
問い合わせ相談件数が、約15,000件。去年の10月から・・、離婚した場合に受取れる年金額の通知サービスが始まっています。 (社会保険庁)主として厚生年金に加入する会社員とその配偶者が対象・・です。この3ヶ月で相談件数が約15,000件になったようです。4月から年金分割制度が開始されます。堰を切ったように・・熟年離婚が増えるんでしょうか?社会保険事務所を訪れた相談者の内訳は、男性19% 女性81%・・です。女性が多いのは納得・・です。 これまで年金分割で不利な立場にありましたから・・。公的年金は老後設計で大きな拠り所・・です。・・男性が約2割もいる・・のは、どうして?これは・・意外な印象を受けました。想像するに・・、○「離婚したらオレの年金、いくら減らされる?」○専業主夫・・も、中には・・?離婚を考慮する男性側も・・、老後設計は真剣に考えなければなりません。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2007/01/29
他の年金商品も売っている金融機関から・・?銀行や郵便局は・・、確定拠出年金を扱うことで手数料収入が入ります。場合によっては、別のもっと手数料収入が大きいおいしい(金融機関にとって)年金商品を強く勧める可能性があります。(アブナイ、アブナイ・・)・・どう考えても、中立な相談相手ではありません。金融機関と私たち消費者は、利益相反の関係にあります。(お互いの利益が相反します)中立な情報発信源は・・?ネットと本・・に、ありますね~。○ネット「確定拠出年金」で検索してください。金融機関系の記事は避けながら、色々なページを熟読してみましょう。○本今 出てるかどうか・・、(株)実業の日本社のエスカルゴムック シリーズ、「いちばんやさしい確定拠出年金」(2001年当時は、1,200円でした)まったく何も知識が無い人でも全てが理解できる内容になっていますよ。 読者の まほ111さん 「できるだけたくさんの金融機関から もう1度資料を取り寄せて セミナーなどにも参加して勉強してみます。」・・、すべて金融機関からの情報だけでは、全体が見えてこない・・と、思います。また、金融機関主催のセミナーへの参加は、要 注意!!・・です。無料でお得な情報が得られると思ってはいけません。(タダほど恐いモノはない)参加する場合でも、しっかり警戒心を持って・・。 読者の まほ111さん 「それでまた何かありましたらセカンドオピニオン (こういう使い方でOKなのですか???) お願いにお伺いします。。」はい、言葉の使い方・・OKですよ~。自分なりに一生懸命調べてください。がんばった結果・・まだ疑問がある、銀行がこう言っていたが・・本当にそうか?・・等々、丸々人まかせにしない「自分で考える人」に成長してからの質問、喜んでお答えしますよ。がんばれ~!質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2007/01/27
長生きリスク・・いやな言葉ですが・・。読者からのコメントです。スペアミントさん ・・からです。 こんばんは。 先月でしたか、NHKで「ワーキングプア」を 取り上げた特集番組がありました。 年金がもらえず空き缶拾いで かろうじて生活している老夫婦、 わずかな年金も配偶者の医療費に 消えていく老人男性...。 今の時代、年金や健康保険に加入、 貯蓄もしていることが「普通に」できない人も 多いのではないのでしょうか。 そうなると、生命保険以前の問題 なのでしょうが、あの番組を観て 不安にかられた人は多いと思います。 長生きリスク...いやな言葉ですが、 具合が悪くなっても救急車を呼べない 番組中の老夫婦を観ると、 なんだか納得してしまいます。こんにちは。その番組、私もしっかり見ましたよ。・・現在のフリーターやニートの若者たちの将来を憂えつつ・・。これは「長生きリスク」ということではなく、もっともっと根本的な、大きな、社会のしくみの問題だと考えます。(どんな国を創るのか?どんな社会を創るのか?)私の日記が、能天気な印象を与えてしまったとすれば・・素直に反省!・・です。日記で言いたかったことは、以下・・です。老後に不安を感じさせることで、保険を含めた金融商品の販売を伸ばそうとする金融機関がよく使う言葉が・・、「長生きリスク」その対応商品は、私たち消費者にとってお得なモノではない・・という現実。必要以上に不安を感じることはない。金融機関に煽られることはない。そんなふうに使われる言葉 「長生きリスク」・・いやな言葉・・と、いうことでした。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2007/01/10
ひんぱんに聞く言葉ですね、長生きリスク。(・・いやな、言葉です)最初に言い出したのは金融業界の人?老後の不安を煽って商品販売を・・? 平均寿命の伸びなどによって、 老後の生活時間が長くなることで 生活資金が不足し、 安心した老後の生活が送れない 経済的なリスク ・・だ そうです。 今日の地元紙にFP協会の岩手支部幹事 のFPという肩書きで、正体を出さずに コメントしていました。 この方、 某信用金庫の資産運用商品 担当者です。 (一般消費者が勘ちがいするから正体を 明らかにしてよ~。毎週入れ替わり 立ち代り、金融機関の人がFPとして コメントしています。新聞社も新聞社です)この言葉を駆使して販売が予想される商品。 ・個人年金保険 定額型、変額型 ・医療保険 定期、終身 ・投資信託 分配型普通に年金や健康保険に加入しているし、普通に貯蓄をしている。・・そのような人は、浮き足立つ必要はまったく ありませんよ~。 個人年金保険は、損です。 だまされないように。 超低金利時に、20~30年の長期契約をするのは損! 変額年金(投資型年金)は、手数料累積が膨大に! 保険はできるだけ加入しない方が、生活設計が整う。 保険料は人生のコスト、コストはできるだけ削減! 健康保険・公的年金・介護保険の各制度を勉強! 毎月分配を受けていたのでは、資産は増えない。 知らない内に元本も減る?(タコが自分の足を・・)長生きは、たいへんおめでたいことです。金融業界のペースで必要以上に不安を感じる必要はありません。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2007/01/06
「生命保険会社から個人年金を勧められて 迷っていて、ここにたどりつきました。」上記は、先日リンクしていただいたhiyonyanさん ・・からのコメントです。老後資金の準備だからと、「年金」という名前がついている「個人年金保険」を契約する人が、多いですね。ホントにそれでいいの?以前、顧問会員になったKさん(30代女性)もその一人でしたよ。約30年間払い込む長期の契約です。超低金利で、予定利率が最低の今、長期の契約をすることがどういうことか、しっかり考えましょう。《事例》 N生命の個人年金保険 10年確定年金 ・契約40才男性 20年払込み ・60才から60万円を10年間 受給総額600万円 払込み総額が、契約時期(利率)によってどうちがうか・・ 2005年契約の場合、538万円払って600万円もらう。 1990年契約の場合、332万円払って600万円もらう。 ・・なんと! 200万円の差!!セオリー:「超低金利時に、長期固定金利商品の 契約はしない。」「個人年金保険は所得控除があります。 今時の貯蓄でこれに相当する利子が 付くものはありません。」・・・と、おっしゃる人がいます。(実はこれ・・ウソ・・なんですが)個人年金保険料の所得控除は最大で5万円です。税率10%の人は5,000円、税率20%の人は10,000円の節税に・・。20年で10万円か20万円、30年で15万円か30万円です。先ほどの200万円の足元にも及びませんよ~。実は、老後資金の準備方法で、もっと効果の大きいモノがあります。(国の制度・・繊細は別の機会に・・)老後資金に限らず、何かを検討する時は・・、「制度がどうなっているか?」・・を、最優先でチェックしたいですね。(民間の金融商品を検討するのは最後に・・)老後資金、死亡保障、医療保障・・等々。どんな結果になっても自己責任と言われる時代に・・。みんな、賢い消費者になりましょう。これから1990年当時のような、高金利になるかどうかは分かりませんが、少なくとも今の超低金利時に、長期の契約をするのは損になりますよ~。(養老保険や学資保険なども、同じ理由で損です)名前につられて安易に決めると損をします。・・・というお話です。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2006/12/27
一見、中立の立場のファイナンシャルプランナー?毎週一回、地元新聞 I 日報に「なるほど資産運用」・・という記事が・・。FPという肩書きだけで、代わる代わる資産運用のお話をしています。日本FP協会の岩手支部役員の人たちです。(職業、実は・・・銀行・保険・証券ほか)私は一線を画し、距離を置いています。「発言者の正体を明確に・・。」という私の意見に・・、FP協会だから中立・公正。( I 日報 )特定の金融商品を勧めないから問題ない。( I 日報 )発言者が銀行員・・と分かれば、私たち消費者もそういう前提で記事を読むことができます。(ミスリードされる可能性が減ります)FP協会の法人会員には、名だたる銀行・保険・証券などが名を連ねています。どこが・・中立?(半ば、金融機関の利益を代表?)今回のお話は、I 銀行の行員の S さんです。I 銀行の資産運用商品の販売責任者・・?「団塊世代退職者の生活設計」長生き念頭に対策を・・という記事で、 「平均余命以上に長生きし 余裕資金が無くなってしまうという 長生きリスクに備えるため、 金融機関などで販売している 『年金保険の終身年金』を利用し、 長生きリスクの相互扶助を することも対策となる。」実はこれ、特定の金融商品を勧めているんですよ~、I 日報さん?・・年金保険を販売すれば、銀行は長期に渡り、手数料収入が得られます。私たち消費者がこの低金利時に、20年・30年という長期の契約をするのは、大きな損!・・です。(低利率を固定することになる)金融マンは、当然分かっていることです。(自分は買わない。身内にも勧めない)中立・公正、問題なし・・という新聞社、金融機関の広告料収入・・ばかになりません。じょうずにお付合いする必要があるのかも・・。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2006/12/11
お得な制度は、なんでも利用しましょう。年金制度のお話・・ですが、サラリーマンとちがい 自営業等の人の場合、一階部分(国民年金)しかないですよね。(第一号被保険者・・といいます)第一号被保険者だけに給付される制度がいくつかあります。その内の一つに、付加年金(ふかねんきん)・・があります。メールで質問をいただきました。「付加年金っていいの?それとも不要?」・・で、お答えです。貯蓄の方法としては、お得な制度ですよ~。元本割れする学資保険や、利回りの悪い個人年金保険より、ずぅ~~っと、マシ! ・・です。 ・老齢基礎年金に上乗せ支給される。 ・保険料は、月額400円。 ・年金額は、200円×納付月数「400円払って、200円しかもらえないんじゃ 大損じゃない! こんなのだめよっ!」ちょっと待ってください、おばかさん。付加保険料を20年間納付した場合・・、・納付保険料総額 400円×12ヶ月×20年=96,000円・付加年金の額 200円×240ヶ月=48,000円/年・・ということで、2年間受給すれば・・元が取れます。3年目以降は、毎年48,000円が もらい得!たいした金額じゃない・・と思うかもしれませんが、後々・・ありがたみを感じることになるかも・・。少なくても、個人年金保険なんかよりは、まちがいなくお得・・ですよ~。質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2006/12/01
「質問ですぅ ・・カキュー年金について・・。」ファイナンシャルプランナーの受験勉強中・・のようです。みゅうく@満腹ちゃん さん・・です。 加給年金は、生計維持関係のある65歳未満の妻か、 18歳までの(18歳になった以後3月31日まで)の子 がいる場合に定額部分がある人が需給されますよね? 妻が65歳になるまで加給されますけど、もし、 妻がいなくて子だけしかいなかったらどうなるんですか? 子だけでも18歳までだったら加給年金がもらえるんですか?? 難しいこと、勉強していますね~。はい、答えは「もらえます。」・・です。妻は妻、子は子・・です。(・・と、言っていました)受験勉強、ごくろうさまです。いいことを教えますよ~。年金のこと、健康保険のこと・・などをまとめて、社会保険といいます。その社会保険のことで、分からないことをタダで確認できるところがありますよ。そう! あの・・「社会保険事務所」ですよ~。細かいことまでタダで答えてくれますよ~。国の税金のことは、税務署へ、自治体の税金のことは、県庁や市役所へ、行く・・のではなく、電話をする。私たちの生活のためにお役所があります。公務員がいます。どんどん、タダで利用しましょう。わざわざ行く・・のではなく、電話で・・。受験勉強にだって、利用していいんですよ~。(役所で簡単に確認できることは、自分で!)質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2006/11/07
妻の取り分・・こっそり聞けるようになりますよ。こっそり離婚を考えているけど・・、自分は年金をいくらもらえるの?来年4月から離婚時の厚生年金の分割が始まります。現在は・・、離婚した妻は、年金を受取った元夫から分割分を送金してもらう・・しくみになっています。(元夫が送金しなければ・・基礎年金のみ)新しい制度が始まると・・、社会保険庁から妻の口座に直接振り込まれるようになります。(元夫と約束した割合・・最大半分)ところが・・、「これから離婚する・・かも・・?」・・と迷っている妻の場合、「自分は年金をいくらもらえるの?」・・が分からないと生活の見通しが立ちません。社会保険庁は、この10月からこんな問い合わせに応じることになったようですよ~。男女の一方から問い合わせがあれば、分割した場合の受給額を計算して本人に通知することに・・。(分割割合は申請者が指定して)相手(配偶者)にはナイショで教えてくれますよ。ただし・・、これは、厚生年金のお話・・ですよ。離婚時の厚生年金の分割の・・。(ダンナが会社員の場合のお話)自営業の場合は対象外・・ですよ。(かんちがい・・は、無いと思いますが)質問・感想など、気軽にどうぞ。できるだけ早めにお返事します。
2006/08/03
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