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2015/07/15
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カテゴリ: 睡眠・休養
大きなミッションがあれば短時間睡眠で生活できることは、私自身の経験からも納得します。
総睡眠時間を確保するために30分までの昼寝は重要で、多忙な芸能人などは実行されています。


日本で不眠の症状を訴える20歳以上の人は、3500万人と推定され、治療が必要な人は軽度の睡眠障害の約1000万人、中等度以上の約700万人とみられているそうです。
また、 睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円 にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 

睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱 されています。

日本人は、主要国の中で最も睡眠時間が短く、睡眠の不満は多く、最新の調査では 半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望 しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。

不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認である ことを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。



質悪い、目が覚める 眠りに不満96%
働き盛りの約8割が「かくれ不眠」
日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由
寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断
日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?
半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」
「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える
若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」
現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書

東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査
機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題


厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」 を発表しています。
2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。

・「 健康づくりのための睡眠指針2014 」 厚生労働省

~睡眠12箇条~

 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。

”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法


私の睡眠時間は18年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に30分の昼寝をすることもあります。
おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、 有能な人の睡眠時間は平均8時間36分 との情報もあります。

睡眠.jpg

睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。

慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証

また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。

不眠改善の行動内容.jpg

私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。

一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして
・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)
・快眠環境を整える
・明確な目的や志がある
・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをする
これらから短時間睡眠でも好調を維持できています。


健康経営の提案 社員元気で会社も元気

あなたの眠りの質チェックリスト
睡眠改善委員会

**************************** 【以下転載】 ****************************

1日は24時間と決まっているので、その時間内で行動しなければなりません。オックスフォード大学の博士課程にいた学生Akshat Rathiの場合、これは睡眠時間を削ることを意味しました。

現在、Rathi氏はウェブメディア『Quartz』のジャーナリストですが、「より多くのことを行う」という名目で、睡眠時間を半分に削った年のことをつづったエッセイを最近出版しました。

6年前、彼は学位論文審査を目前に控えていました。時間を最大限に使うために、夜に3.5時間眠り、昼間に数回20分間の睡眠を取るようスケジュールを設定しました。

彼は、人間がなぜ睡眠を必要とするかという疑問に関して、あまり科学的根拠が無いことを指摘して、その時の自分の決断を合理的に説明しました。しかし、なぜわざわざそんな説明をしたのでしょうか。本当に8時間眠らなくても良いのなら、その必要はありません。


1年を振り返って

Rathi氏は、研究室の中を含め、昼寝をする場所はたくさんあったと言っています。そして、短い昼寝を含めると彼は毎日4.5時間の睡眠を取っていました。当然のことながら、この試みを始めてから最初の3週間は、睡眠不足の影響で不調を感じていました。

しかし、調整期間が過ぎると、その習慣が快適になり、学位論文が審査に通ったことも含めて、信じられないほど満足にものごとを成し遂げたのです。

「ほかにも得たものがありました。昼寝をして目覚めると、すっかり元気になっていることがわかったのです。目覚ましが鳴る前に目が覚めることがとても多かったです」とRathi氏は言いました。「1番の収穫は、早朝にしか体験できない、頭が空っぽになる素晴らしい状態を、1日1回でなく4回も享受できたことでした」

しかし、ほとんど眠らずに暮らすという夢は、結局終わりを迎えました。1年以上も型にはまらないスケジュールで生活してきましたが、とあるカンファレンスがそれを邪魔したのです。1週間続いたそのイベントのせいで、彼は必要な昼寝ができなくなりました。Rathi氏はカンファレンスが終わったとき、前のやり方に戻そうと思ったのですが、結局はそうしませんでした。

Rathi氏いわく、「モチベーションが見つけられなかったのです。1年前と同じぐらい必要に迫られる目標がありませんでした。それで平均的な睡眠サイクルに戻りました」


評決

彼はまた同じことをするでしょうか。「執筆のように、規模が大きく、輪郭のはっきりしたプロジェクト」に臨むときには、もしかしたらやるかもしれないとRathi氏は言っています。そういう場合でもないと、友人、家族、同僚のスケジュールとうまく合わない睡眠スケジュールを維持するのは大変なのだそうです。また、夜通し眠ることでどれほど元気が回復できるか実感できたとも言っています。

それでも、昼寝の技術を習得したので、Everyman scheduleを使った1年を彼はほとんど悔やんではいません。

「どこででも昼寝できるようになりました」とRathi氏。「頭をすっきりさせるために昼寝を利用しています。これ以上良い方法は見つかりません」

(出典:ライフハッカー)





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最終更新日  2015/07/15 06:23:36 AM
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