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朝、きょうは休みのかみさんが「(録画済映画を)見られるよ、なに見る?」という。 それならCSIを見ようと答えた。 このシリーズ、かみさんに時間がなくてしばらく見ていない。 『CSIマイアミ season6 #138』および『同 #139』を見る。 #138はネットのチャットルームを通じて暗躍する「子どもを狙う男たち」の事件を描く1篇。 小児性愛者の問題が題材となる作品は、このCSIで何回も採り上げられているが、英国作品『フロスト警部』やスウェーデンのシリーズ『刑事ラヴァンダー』にも出てきた。 娯楽作品にこれだけ採り上げられるのは効果があるわけで、いつかも書いたようにぼくは米国のミステリ作家、アンドリュー・ヴァクスの作品群を連想する。 アンドリュー・ヴァクスは、蔓延する小児性愛がらみの事件や児童虐待に対し、娯楽ジャンルとして人気の高いミステリ小説を通して警告を発しようと数々の作品を発表してきた。 作品は以下の数々がある。 フラッド - Flood (1985) 赤毛のストレーガ - Strega (1987) ブルー ベル - Blue Belle(1988) ハード キャンディ - Hard candy (1989) ブロッサム - Blossom (1990) サクリファイス - Sacrifice (1991) ゼロの誘い - Down in the zero (1994) 鷹の羽音 - Footsteps of the hawks (1995) 嘘の裏側 - False allegations Safe house (1996) セーフハウス - Safe house(1998) クリスタル - Choice of evil(1999) グッド・パンジイ - Dead and gone (2000) ぼくは『フラッド』から『クリスタル』まではすべて読んだ。 『グッド・バンジイ』をよんでいないことに理由はない。 たぶん翻訳刊行に気がつかなかったのだろう。 各編、主人公の探偵バークを通してヴァクス本人が抱く小児性愛者や児童虐待を繰り返す者への怒りが伝わってくる。 ヴァクスの特徴は、その伝わりかたにあり、じとっと重く、胃の腑の奥深くに落ちるように伝わってくるのだった。 『CSIマイアミ #138』ではホレイショウ自らが白衣を着て検査するなど総力戦体制を組んで「子どもを狙う男たち」の逮捕を目指す。 表現方法が異なるけれど、ヴァクスと同じ怒りが発動させた捜査姿勢と思えた。 それだけ米国での小児性愛問題の値が深いということかとも思った。 『同 #139』は「腐ったオレンジ」(Tunnel Vision)と題されている。 見ていると、タイトルのオレンジがフロリダでは知らぬ者のないフルーツ会社「アマンダ・オーチャード」と関わるものとわかる。 オレンジジュースのロゴマークになっている女の子、アマンダ 見終わったあとで、またこのところお馴染みの猛烈なねむけに襲われ、1時間ほど昼寝をした。 起きてからはパソコンを開き、画面調整やらフォルダ移行やら必要最小限の事項に限って進めた。 新しいパソコンに慣れるまでの道のりはかなり遠いようである。 夕方からは夕食をはさんで「CSI大会」を催した。 『CSIマイアミ』を#139から#143まで4本、一気に見たのだ。 いやぁ、おもしろい。 感想その他はのちに書き足すが、一気に4本見るというのはいい。 たとえエンディングに「To be continued」と出てきても、おいおいこんな夜中に困ったななどと思わないで済むのがうれしいのだ。 かみさんが休みで、しかもあした遅番だからできることだけれど。
2012.05.30
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昨夜、またも今朝3時までパソコン調整をしていた。 主な不具合はOutlookExpressとiTunesの移行が完了していないことと、サウンド装置が働かないことの3つ。 殊に音の不具合が問題で、CDをかけてもラジオをつけても音が出ず、困り果てていた。 だが、これはサウンドデヴァイスを開いて試行錯誤を重ねたあげく、解決できた。 やれやれよかったと横になったのが3時だったのだ。 ジム・ジャームッシュの『ブロークン・フラワーズ』(BROKEN FLOWERS 2005)を見る。 ビル・マーレイが初老の独り者ドン・ジョンストンの役。 20年前の恋人たち4人を訪ねる旅に出る物語。 車で聞くエチオピア音楽が耳に残る。 この映画をぼくは見ていなかった。 ジャームッシュ・ファンとしてはお恥ずかしいことに、このあいだCS局の番組表を眺めていて知ったのだ。 日本での初公開は2006年4月29日だとある。 そのころは雑文書きで暮らしていたのだから家で仕事をしていたわけで、映画館に出かけて行く時間はいくらでもつくれたはずなのだ。 4月の末から5月の連休。 連休には小岩の公民館で催されるドキュメンタリー映画祭に行ったことだろうと思う。 が、この時期、ぼくは何をしていたのだろう。 トップカットは町の郵便ポストで、いかにもジャームッシュふう。 郵便局員が手紙を回収し、仕分けられ航空機に積まれ、配達されるまでを追う。 この導入部が、とてもいい。 配達される家の1軒にドン・ジョンストンがいる。 IT産業で成功した富裕層人種、豪荘に暮らす独り者である。 裕福だが、どこか悲しげで、いってみれば虚無的にしか生きられなくなっているように見える熟年男。 ビル・マーレイがみごとで演じているふうではなく、そのままドン・ジョンストンであるかのよう。 手紙はむかしの恋人からのものだった。 とはいえ差出人不明の郵便で、何人かいた恋人の誰からなのかはわからない。 あなたの子どもがいる、19歳になる、と書かれていた。 友人の私立探偵ウィンストンが「差出人探しの旅」を立案計画、ホテルの段取りまで済ませた挙句ドン・ジョンストンを旅に送り出すのである。 4人の恋人たち、メモ。 ローラ(シャロン・ストーン)は室内整備の仕事。 不動産業を営むドーラ(フランセス・コンロイ)。 動物伝達者という不思議な位置にいるカルメン・マーコウスキー博士(ジェシカ・ラング)。 荒っぽいペニー(ティルダ・スウィントン)。 ミミの墓にも行った。 死亡してしまった元恋人だ。 航空機とレンタカーで5人を訪ねるビル・マーレイの顔を見ている2時間だった。 動き回るようすから、ぼくは、おそらく生まれて初めて車の運転をしたくなった。 今夜は堀内さんのお宅で堀内さんとぼくの誕生日祝いの会食がある。 膨満感を抱えたままでは困るので昼めしは抜くことにした。 で、続いて『コールドケース #14』を見た。 1958年に死んだ少年をめぐる未解決事件の話。 このシリーズはもりもりと面白味が増してくる。 早番の仕事を終えたばかりのかみさんと3時20分のバスで京王八王子。 渋谷へ出て地下鉄で池尻大橋に行き、堀内さん宅までゆっくり歩く。 先日、上野のコンサートでお会いしているからあまり実感はないのだが、お宅へは久しぶりの訪問。 ソファに落ち着いてすぐ、からだの都合で酒を飲めなくなっている事情を話す。 すでに伝えてあることだが、あらためて。 ぼくらもコート・デュ・ローヌ(COTES DU RHONE)の赤を持参したが、ワインパーティーの様相となる会食なので飲めないのはまことに残念なのだ。 味わうていどならとよく思うのだが、どうしても呼吸が上がる苦しさを避けたい気持ちのほうを優先させてしまう。 堀内さんご夫妻、我々ふたりのほかに石戸谷さん、大八木さん、吉場さん、清水さんがテーブルを囲む。 いつもながら眞美子さんの手料理がうまい。 贈り物となったチョコレートがまた、うまい。 知らなかったが池袋・西武にすぐれたチョコレート店が集中しているらしい。 遠回りしてそこに寄り、じっくりと選んで買ってきてくれた立派なチョコレート・ケーキがふた盛りのデザートがうれしかった。
2012.05.29
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きょうも早朝4時半の目覚めだった。 カーテンを引き開け、そらの明るさに目を見張る。 薄い青ぞらだ。 誕生日の花は、海老根。 花ことばは「謙虚な恋」なのだそうである。 今朝の一句。 老鴬や珠のごとくに一湖あり 富安風生 老鶯は「夏のうぐいす」をいうとものの本に書いてある。 声を詠んだ歌に湖を置いたところがみごとだな。 5時のニュース。 南魚沼市のトンネル爆発現場で4人を発見した。 間もなく運び出すという。 2度寝のあげく7時すぎに再び目覚めた。 かみさんはきょう、休み。午後ウィーン・フォルクスオパーを観に行くそうだ。 辺見庸『死と滅亡のパンセ』(毎日新聞社)を読みつづける。 死刑囚との交流を書いた中に「パノプティコン」ということばが出てきた。 聞きなれないことばだが、これは「一望監視施設」を意味するそうだ。 さらにメモしておきたいと思ったのが以下の3点だった。 ・ことしで10回目の国際兵器見本市(IDEX)。 ・米国製用語「低強度紛争(LIC=Low-Intensity Conflict)」。 ・費用対効果比(CER=Cost-Effectiveness Ratio) 陽くんに荷物を持ってもらい、12時20分のバスで街へ。 ドスパラ八王子の石浦さんを訪ねる。 きょう「windows7」を買うのだ。 「OFFICE 2010」のインストール待ち約1時間はスターバックスで本を読んで過ごした。 その間、陽くんはビックカメラとコンタクトレンズ。 さらにメガネ屋に行かなければならないが、それはドスパラの後にする。 ドスパラではまず、いままで使っていたハードディスクを「PRIMARY windows7」の外付けにする。 その上で、いままでのパソコンを引き取ってもらう。 これらの作業に1時間ほどかかったのは店が混んでいるからだろう。 担当してくれた石浦さんも他の客対応に追われ、あれこれの面倒ごとを処理してくれたのは別の人だった。 新しいパソコン「PRIMARY windows7」を受け取る。 メガネ屋の用事を済ませた陽くんに持ってもらい、バスに乗った。 帰宅後、さっそくセッティング開始。 そこへフォルクスオパーを観終えたかみさんから電話がかかる。 忠子さんとロシア料理店に行くそうだ。 「PRIMARY windows7」のセッティングは思ったよりも手間取る。 外付けハードディスクとの関連付けをしているところで一旦やめた。 夕食は陽くんがカレーを作ってくれた。
2012.05.27
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8時半に起きたが、その前6時半に早番のかみさんを見送った。新聞に目を通して再び眠り、もはや覚えていないが大層な夢を見ていた。 8時半に起きてからはすぐにシャワーを浴びた。 膨満感が気になり、朝めしはマフィン1個とコーヒーだけ。 昼前に家を出て新宿へ。 紀伊國屋サザンシアターでの青年劇場公演『臨界幻想2011』を見るのだ。 自転車の陽くんと京王八王子駅中央改札で落ち合う。 京王線新宿駅からサザンシアターまではけっこう長く歩かなければならず、呼吸の乱れが気になった。 ルミネ経由で南口に出、小田急百貨店のエスカレーターを利用してミロードへ。 ゆっくり歩いて陸橋を渡る。 ここを歩くのは何年ぶりだろうと思い返すが、いつ来たかが思い出せない。 1時間位の余裕をみて出てきたが、何しろゆるゆるとしか歩けないので、劇場に着いたらちょうど開場時刻となった。 かなり前のほうの席だった。 ありがたいけれど、ロビーへ出るまでのに階段を上らねばならず、きつい。 『臨海幻想2011』。 1981年初演の芝居だ。 だからタイトルに2011の西暦が加えられている。 驚くのは、この時点で原子力発電所の事故を描く舞台をつくっていたこと。 初演当時は「近未来」を見据えた劇だったのだろうが、311の東京電力・福島第1原発メルトダウンを経験したいまは、ここに描かれた恐怖が現実のものとなっていることを観客はみな知っている。 結果論的には30年前にそれを見透していたわけで、いってみればそれは論理の具現化ともいえるできごとであるわけだ。 ぼくはそういう舞台が出来上がっていることに驚く。 いま見ていると、作者・ふじたあさやさんは、30年前に東電福島第1原発のメルトダウンを取り込んだ脚本を書いていたとしか思えないのだ。 さらに考えるのだが、初演以来の30年間に日本の原子力発電所が54基という数になってしまったことだ。 1981年の初演、1982年の再演。 作者と劇団は、そこで原発についての明確な提示をしていた。 ぼくはそのころ東京にいなかったと思えるが、原子力発電所が抱える危険への恐怖と憤りを棄てたことはなかった。 ドイツにいるとき、たぶんフライブルクという街でのことだが、ホテルの前の通りを反原発デモの隊列が通っていたことがあった。 ドイツでも反原発の意志表示は不断に行われているんだなと思ったことを思い出す。 で、今回の再々演を見て、胸の中に去年つくづく実感した敗北感をあらためて抱え直した気がするのだった。 原発に反対しながら原発を廃止させられなかった。 それどころか、電力会社に対し54基もの設置を許してしまったという内容の敗北感が消えない。 しかし何ができただろうかといった疑問は生まれてくるけれど、問題はそこにはなく、何をやってきただろうという疑問が膨らむ。 思い浮かぶのはスリーマイル事故のときにニューヨークにいて、ニューヨークタイムズ紙やニューズウィーク誌を読み、チャイナ・シンドローム(地下深くまで至る炉心溶融)にはならずに済んだのだなと安心したことだ。 要するにぼくは、どこかで、原発には反対だけど、おそらく大丈夫だと思ったに違いないわけで、きょう観た芝居は「そう思っていたよな?」という問いを突きつけてくるのだった。
2012.05.26
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ゆうべ遅くにパソコンを開き、あれこれやり終えたら朝になっていた。 で、またまた大寝坊。 かみさんが起きる5時にいちど目覚めたが、声をかけてすぐまた眠った。 つぎの目覚めは8時半。 起き上がったところにメイルが届く。 見ると青戸さんからの誕生日祝いのメイルで、嬉しかった。 『コールドケース #11 オフィーリア』を見る。 1995年5月の事件。 カー・アンテナが凶器だった。 ミレイの絵オフィーリアがからむ殺人事件をリリーが解決する。 検事カイトの告白もある。 午後3時に矢島印刷の青木さんと会う。 書道誌の打ち合わせ。 スキャン処理用半紙と教科書を渡す。 スケジュールの話をし、6月4日には入校と決めたが、いささかきつい。 ま、やるしかないが。 名刺が出来てきた。 費用をかなりおまけしてくれた。 アルプスで田舎パンやチョコレートを買い、5時ごろ帰宅。 仕事のあとで高倉へ買い物に行ったかみさんがすでに帰って来ていた。 食卓に並んだのは、鯛の刺身、ウニ、アボカド、蒲鉾、さつま揚げと、ぼくの好物ばかりがずらりたっぷり。 『コールドケース #12』を見る。 副題「接着剤(clued)」。 1980年1月22日の雪の夜、8歳のティム・バーンズが殴られ、凍死する。 背景に母親のうつ病があったという話。 続いて『#13』も見た。 1939年8月11日に起きたセイディ・ダグラス事件。 警察の資料室に保管されているファイルは1903年までさかのぼることができる。 孫のステラが、リリーに再調査を依頼。 墓の掘り返し費用1万ドルも自費で払うという。 3時をすぎて眠る。
2012.05.25
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目覚めたのが7時40分。 ゆうべ寝たのは零時半を回ったあたりだったことを思えば案外よく寝たことになる。 かみさんが作ったポトフがうまい、絶品だ。 彼女はきょう遅番で、一緒にブランチを摂る。 味付けはビーフに塩をふったぐらいで、あとコンソメをひとつ入れただけとのこと。 なるほど、うまい理由はそれだ、調味料を最小限しか使わなかったからだ。 パソコンを開いてメイルをチェックすると、Twitter仲間から奇妙な告知メイルが届いている。 日本語でtweetするひとなのに英文だし、出だしにヘイ(hey)とそのひとがあまり使わないことばが置かれている。 ヘンだぞと思い放っておいた。 きょうは浅草に行くのでGoogleの乗り換え案内を調べると、つくばエクスプレスの利用を盛んに勧められる。 とても意外。 時間的に早いからなのだろうか。 タブレットを見ていたかみさんが新宿から大江戸線、都営浅草線で行くルートがいいと教えてくれた。 このルートで浅草へ行くのは初めてだ。 利用してみるとたしかに便利。 都営新宿線浅草駅のA4口を出たところが雷門通りの南側、やや奥まったところであることを知った。 そのまま北側へ小路を行くと雷門通りで、向かいに目指す尾張屋がある。 雨が降りだした。 通りをわたって店に入る。 上の写真がそのときのもの。 雷門通りをわたったときに撮った。 店内はがらんと空いていて、思わず北澤くんの名前を出して予約の有無を聞いてしまった。 すると「うちは予約を受け付けていないのです」という。 はて? たしか雷門を背に500メートルほど歩くと思っていたわけで、考えてみれば場所が雷門より東に寄っているのもヘンだ。 尾張屋さんはここだけですかと聞くと、向こうにも尾張屋がありますと腕を上げる。 それでわかった。 雨だから近くにあった店に飛び込んでしまったが、雷門の西に本店があるのだ。 本来の尾張屋に入ると平野くんがいた。 挨拶をしながら座ってまもなく、北澤くんも到着。 彼が「寺崎はこられなくなった。よんどころない事情だそうだ」と連絡があった旨を伝えてくれた。 よんどころない事情とはなんだろうとひとしきり騒ぐ。 おそらく「雨だから出かけるのが億劫になったていどのことだろう」と定め、呑み始める。 ぼくは、お茶。 やがて田島くんも現れた。 永井荷風がかよった店で、向かいの壁にそばの丼を前にした荷風の写真が掛かっている。 あれはなんだろう、天ぷらそばだな、きっと。 7時40分ごろ尾張屋を出て銀座へ。 久しぶりのベレニス。 初めは我々4人だけだったが、しばらくして岩野氏、さらに樫原氏と常連が入ってきた。 平野が沖縄情勢についてのドキュメンタリー番組を見た話を始め、枯れ葉剤が沖縄でも撒かれていた件をめぐって論争。 岩野、樫原両氏も巻き込んで大騒ぎとなる。 夜が更け、八王子に帰るぼくは先に出て帰路に。 10時ごろ出たのだが、新橋駅に着いて汐留から大江戸線に乗ろうと思ったのが大失敗。 あまりにも遠いのだった。 せっかく10時に出たのにかなり遅くなり、京王八王子に着いたらバスがなかった。
2012.05.22
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6時40分に目が覚め、そのまま起床。 かみさんは遅番なのでまだまだ寝かしておきたい。 シャワーを浴び、洗濯を済ませる。 彼女は8時半ごろ起き、ご飯を炊いて弁当の用意をしている。 卵かけご飯と海苔の朝めしを出してくれた。 炊きたてご飯と生卵と焼き海苔は絶妙な取り合わせとなり、口中で美味の渦をつくる。 ニュースサイトを探っていたら、Livedoorニュースに「日テレ元解説委員 311翌日に辞意を伝え退社した経緯語る」という見出しがあった。 Twitterで流されていた話ですでに知っている内容なのだが、あまりに問題の根が深いのでここにも記録しておきたいと重いリンクを張った。 しかしまぁ、ひでぇな、日テレ! 当該記者のライフワークである貧困問題の企画提案を「そんな暇ネタはボツだ」と捨て去り、原子力発電所問題では「読売新聞の社論を超えることはするな」という。 報道局会議は幹部のいいなりで「誰も何もいえなかった」そうだ。 ま、ありがちな話ではあるけれど、これが日本のマスメディアが抱える実態なのだ。 部外者のぼくでさえ、あきれ果ててイヤになる。 要するに日本国はまだまだ幼稚な国だということなのだな。 午後、録画済みリストから映画『トゥルース 闇の告発』(THE WHISTLEBLOWER 2010)を選び、見た。 ボスニア・ヘルツェゴビナで実際にあった出来事を題材に、国連派遣員や民間軍事会社のメンバーが人身売買に加担していた凶悪事件の物語である。 莫大な金額の利権を得るためには人間がどれほどの悪を成し得るかという、いってみればよくあるテーマをそれは凄まじいリアリティをもって描く。 いわゆる社会派サスペンスとして、最近見た中でもっとも衝撃的な映画だ。 監督、ラリーサ・コンドラキ(Larysa Kondracki)。 カナダ生まれの女の人で、この作品が最初の長編という。 日本では未公開の映画らしいが、なぜだろう。 この映画のことは、つづきをいずれ書く。
2012.05.21
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例によって早朝4時台に目覚めてしまい、ラジオを聞く。 アナウンサーがきょう5月20日の過去についてしゃべっている。 1941年のきょう、東京港が開港したそうだ。 1960年のきょう、新安保条約締結。 そうだ、ぼくは高校3年生だった。 国会中継だったか、ニュースだったか、衆議院本会議場での自民党議員たちがとてもオトナとは思えない狼藉ぶりに終始し、あきれ果てた覚えがある。 翌日から参議院での自然成立阻止に向けた国会デモが続くことになり、6月15日の悲劇を迎えたのだった。 1978年のきょう、成田空港が開港した。 このときぼくはヨーロッパにいて、翌月だったか、帰国便が成田に着いたのでうんざりしたものだ。 3月の出発時は羽田からで、新聞で成田関係のニュースは伝わっていたが、できたら利用したくない空港だったのだ。 しかし、それからいままで、もう50回も100回も利用することとなったのだった。 ワシントンでのG8につい報じるラジオニュースを聞くうちに眠ってしまい、次の目覚めは8時40分だった。 お茶を飲み、新聞を読んでパソコンを開けた。 ブログを書くうちに昼となったが腹の膨満感が気になって昼めしは抜くことにした。 2時半ごろ出て駅南口の市役所支所へ。 支払いを済ませてアルプス。 かみさんのメイルには「豚肉と牛乳」とある。 それらに加え、ぐち入り竹輪や鮭などを買い、帰りのバスで噛もうとブラックガムをケースに投げ入れた。 が、この小さな品がレジから出ると消えてしまったのだ。 あれれ! と思ってレジに戻り、忙しい中にものを聞いたりしては申し訳ないと思いながら「どこかにチュウインガムが落ちていませんか?」と訊ねた。 レジ係が手助けを求めて声を上げながら手を振る。 それに応えて現れたのが顔見知りのひとだった。 レシートを示しながら手短に事情を話し、落ちていないか聞いたのだが床にもカウンターにも見当たらないようす。 なければいいです、小さいから分からなくなるもんねと歩き出そうとしときに、別のレジ係が「あ、リーダー!」と叫んだ。 ふたりで一緒に振り返ると、彼女の手にブラックブラック・ガム。 3人がよろこび、ぼくは丁重にお礼をして出てきた。 携帯を確かめると陽くんから電話がきていた。 折り返し電話で家に帰ってきたことを知る。 ふたりで大相撲夏場所千秋楽の中継を見る。 旭天鵬が決戦取り組みの末、優勝。 なかなかいい結末の場所となった。 『フロスト警部 #20』を見る。 ローソン家、祖父の権力、質屋の父親、3人の子・レイチェル。 マシュー祖父からの虐待。 ブラックプールの姉。 いつもながら、事件の背景がとめどなく拡がり、別の事件も起きたりし、フロストは悪態をつきながらも熱心に誠実に捜査を進めていく。 そこがこのシリーズの見どころだ。 辞表を出したフロストが部下の遺体を前にしてから以降のエンディング・5カットが秀逸、泣かせる。 さらに『CSIマイアミ season6 #134』を見る。 島を売る会合で、富豪のひとりが殺害される話だ。 被害者の妻はカイルの母、ジュリア・ウィンストン。 つまりCSIマイアミ捜査班のチーフ、ホレイショウの元妻で、血縁関係のややこしい展開も描かれる。 つづいて『CSIマイアミ #135』も見た。 結婚式の最中に花嫁が銃撃され、死亡。 新郎は野球のスター選手で、式に参列したチーム仲間やらマネージャーといった大金持ちの遊びかたが犯罪に結びつく。 一方でカイルの状態に関する話も進行、実の母親ジュリアがホレイショウに先んじて親権申請を出している。 カイルの裁判が始まるが検事側の重要証人が出廷せず、起訴無効となる。 その証人、カイルによる誘拐事件の被害者は大金を手に州境に向かっていた。 資産家とか功名心とか、裁判、車による長距離移動、州境といった道具立てのさまざまが、アメリカ合衆国ならではのストーリーだなと思わせる。
2012.05.20
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いま朝の4時40分。 ゆうべ眠くて眠くてたまらず、ベッドに横たわったのが零時半だったか。 早く眠ったつもりなのに、朝からねむい。 インタヴュー番組でタンザニアに行きたいと繰り返す文化人類学者・小川さやかさん。 ウジャンジャということばを教えられた。 ずる賢さなど、幅の広い意味をもつタンザニアのことばだという。 小川さやかさんのお話が終わると、こんどはモダンジャズだ。 Ryan Kisor(ライアン・カイザー)のトランペットによる『I remember Criford』。 いいねぇ、ラジオって。 きょうの誕生日花は、ひなげし。 ラジオではそういっているが、2月何日かという話もある。 よくわからないが、まぁ、いい。 陽に倦みて 雛罌粟(ひなげし)いよよ くれなゐに 木下夕爾 ニュースの時刻となった。 フェイスブック(FB)がナスダックに上場、注目の初値は42ドル5セントだったという。 時価総額1150億ドル、9兆1千億円。 起き上がって外に出、久しぶりの富士山を撮影。 上の1枚がそれです。 かみさんが休みで空腹を訴えている。 炒飯を作ろうか? と持ちかけると「うん、作って」という返答。 パソコンから離れ、卵炒飯を作った。 やがてかみさんが生ラーメンを茹で始め、炒飯定食ふうのブランチとなる。 ふたりで『CSIマイアミ season6 #132』を見る。 蒸発銃ヴェイポライザーの威力が凄まじい。 一撃で3人が霧消。 文字通り霧になって消えてしまうのだ。 CSIの諸道具はじっさいに開発されたものが用いられているそうだから、米国はこんな武器までもっているのか。 もっとも使用禁止扱いになっていると、作中のセリフにあったな。 ATF局がタバコからDNA採取。 CSIメンバーのフランク・トリップがこの回で派遣先から復帰する。 愛国者法が参照されるが、米国にこの法律ができたのは911以降、好戦的なブッシュ政権下でのことだった。 ペレグリンということばがでてきた、なんだろう? つづけて『CSIマイアミ #133』も見る。 以下、内容メモ。 ワイングラスの脚がレイチェルの頸動脈に刺さる。 火事。 FB!マイク・ファラロン。 レイチェルは潜入情報提供者。 『コールドケース #8』も見たが、これはひとりで。 2001年5月21日の事件が扱われる。 このシリーズとしては比較的近過去の事件であるところが興味深い。 「Fly Away 蝶々」のサブタイトル。 アパート3階の窓から落ちる母と子トーヤ。 児童虐待と福祉局。 リリー・ラッシュ役のキャサリン・モリス(Kathryn Morris)の眼差し演技に感服。 さらに『フロスト警部 #19』も見た。 「True Confession」 教会で殺人予告の懺悔をする男、聞く神父。 いささか変わっていて恐ろしげな出だしである。 アウディが停められている邸宅で夫人の溺死体。 10年前のバール夫人殺人事件。 懲罰メンバーが捜査を引き継ぐ。 『コールドケース season5 #109』 1997年9月7日の事件。 アルコール依存症のピートが12年の服役を終えて出所。 数週間後に銃撃死体で発見されるが犯人は不特定のまま現在に至る。 獄中で書き続けた息子への手紙が更正を促したが予期せぬ展開が待っていた。 直前に見た『フロスト警部』と同じように警察官の横暴を告発する内容。 英米ともに不当逮捕が問題になっていたようだ。 静岡県・川勝平太知事の「政府を通さず在日米軍に直接出動を要請する方針」を支持する。 日本政府の原子力政策はダメだからだ。 「法律上の根拠がないそうだが、それなら根拠をもてるように法律を変えなさい」とFBに書いた。
2012.05.19
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今朝は4時40分に目を覚ました。 カーテンを開け、ほんのり明るい朝を見る。 4時台にこれほど明るいのだからもう間もなく夏だなとまず思い、すでに5月も半ばを過ぎたのだから当然だと思い直した。 ラジオをつける。 5時5分前あたりから誕生日の花とか、きょうの一句とかのコーナーが始まるのだ。 30年ほど前、1980年代の早朝には歌謡曲番組を聞いていたのに2012年は花と俳句かいとひとりで苦笑い。 きょうの誕生日花は、あやめ。 花ことばは「神秘なひと・よき便り」だという。 あやめの紫色が「神秘なひと」に通じるイメージは分かるが、あやめの花と「よき便り」とのつながりが分からない。 もしかすると視覚的な連想とはちがうところからの花ことばかな? きょうの一句は「うごかざる一点がわれ青嵐 石田郷子」。 季節の風が吹くなかで、ひとりじいっと佇んでいる感じが伝わってくるな。 ニュースが始まった。 海外からの衛星を乗せたH2A号の打ち上げが成功した、とのこと。 今回のH2Aロケットは21号。 韓国航空宇宙研究院(KARI)の多目的観測衛星「アリラン3号」と宇宙機構の水循環変動観測衛星「しずく」などを搭載して打ち上げ、衛星は軌道に入ったそうだ。 ぼくがニュース映画を作っていたころに「H2ロケット」の研究開発が行われていた。 1968年だったか、あるいは69年だったかかもしれないが、ある夜、キャメラマンと一緒に「航空宇宙技術研究所」へ行き、打ち上げ予定日が迫ったH2ロケットを取材したことがあった。 何かがうまく行かず、結局、打ち上げを順延したのではなかったかな。 あれから40年余が経ったわけだが、国際的な商業利用に成功したニュースを聞くと「ほお!」と思う。 つぎの項目は、国会事故調査委員会が福島第1原子力発電所の事故について「安全文化が欠如している」と総括したことだった。 事業者には安全意識が必要だと、当たり前の指摘をきのう行ったらしい。 6時すぎに起きあがり、すぐにパソコンを起動させた。 ニュースサイトを見ていくと昨夜遅くの配信で、野田首相が近いうちに大飯原発の再稼働を決めると述べていることが報じられている。 共同通信に「首相、大飯再稼働近く判断 『責任持って決定』」という見出しがあった。 原子力発電所が建つ地盤自体が崩れる可能性をもつ場所での立地というのに、何という無謀な話だ。 「責任をもって」とか「万全に」とか、野田首相のことばはいつも紋切り型で内容不足。 こんな首相に原子力政策を判断させてはならない。 8時、病院の眼科へ。 院内はがらんとしている。 しかし、眼科受付デスクの前に並ぶベンチにはすでに20人を越える患者がベンチで待っている。 ぼくはそこには座らず、中の待合室で待つようにといわれた。 視野を見るハンフリー検査と視力検査を済ませ、診察。 担当が礒辺医師から杉本絢子医師に変わっていた。 担当医が変わっても診察の手順はこれまで通りで、点眼薬を入れて眼圧を計る。 この薬がきょうはやけに目にしみる。 すぐには目を開けられず、しばらく目をつぶっていた。 まぶたに触れる指先があたたかくやさしい。 そういえばフランスで眼科にかかったとき、フローランスという名の女医がレーザー光線による手術をやってくれたのだが、このひとの指先もあたたかかった。 ふだんは忘れているそんな前のことを思い出すのは、杉本医師の手が目にやさしいと感じたからだ。 眼科医の指には温もりが欠かせないと思った。 眼圧は両眼ともに「13」だった。 この数字は定期的に眼圧確認をするようになって、初めて。 たいへん良好ということだ。 うれしく、ありがたい。 病院にいる間に腹ぺこになっていて、帰ってすぐ田舎パンをトーストにした。 バターをたっぷり塗り、ジャムではなく蜂蜜を加えて、食べた。 田舎パンのかりかり感と蜂蜜バターのアジトがとけ合い、なかなかうまい。 11時半ごろ出て、バス停へ。 歩いていると雨がぽつりぽつりと降り出した。 息が上がりかけており、傘を取りに戻る気はない。 停留所には屋根があるから、ともかくバスに乗ってしまい街を歩くときは濡れて行こうと決めていた。 京王八王子に着くと雨脚は本降りに近くなっている。 すべらないように気をつけながらバスを降り、エスカレーターで地下へ。 輸入食品を扱うジュピターでコーヒーを買うのが、じつは主目的なのだった。 いつも買うイタリアン・スペシャルのケースを見つけ、列に並ぶ。 前のひとの買い物に時間がかかるうちに、炭火焼きコーヒーという別なケースが目に入った。 この値段がイタリアンスペシャルよりも高ければそんなことはしなかったのだが、100グラム当て30円ぐらい安い。 で、これまで飲んだことのない炭火焼きを400グラム買ってみた。 店から出ると、あろうことか地上階へ上がるエスカレーターが点検中で動かない。 脇に階段があるけれど、息が上がることを思うととても利用する気にならない。 ショッピングセンターのエレベーターを使おうと思い立ち、地下商店街の奥へ行った。 高井戸にかよっていたころ、仕事の帰りによく乗って9階の本屋へ上がったエレベーターである。 1階で下りるつもりで乗り込んだが、ふいに気が変わり、9階まで行きたくなった。 10階とか11階はレストラン街のようになっているのでこの時間には利用客が少なくない。 わさわさした騒がしさのうちに9階到着。 ぶらりと入っていった本屋はすいていた。 新刊書の棚で辺見庸著『死と滅亡のパンセ』(毎日新聞社)を見つけ、すぐ手に取る。 買おう。 しかし、本屋に入ったのは阿川佐和子著『聞く力』(文春新書)を買うのが目的だったのに、こちらはなかなか見つからない。 女性作家のコーナーとかエッセイ集の棚とか、店内の棚はいかにも周到に考えられたかのような表示に満ちているが、それはどうもマヤカシらしい。 それが証拠にさっきから同じあたりを行ったり来たりして探しているのにさっぱり見あたらないのだから。 けっきょく、店員に聞いた。 購入を決めた本を盛ってレジカウンターへ行き、もう1冊が見つからないと頼んだのだ。 レジの女店員が親切なひとでたすかった。 きびきびと動き、すぐに持ってきてくれた。 エレベーターで1階に戻ると雨がやんでいる。 いや、やんでいるどころか、燦々たる陽射しが降りそそいでいるではないか。 エスカレーターの定期点検ストップが思わぬ結果に導いてくれることになった。 JR駅のほうへゆっくり歩いて行き、銀行の用事を済ませて駅構内から南口に向かった。 上の写真はその途中で撮った歩道橋上の花壇だ。 アルプスでちょいとばかり買い物。 築地直送コーナーへ行くと飛び魚が出ている。 刺身を喰いたいと思い、店のひとに内臓処理と皮剥を頼んだ。 肉とパン、チョコレートなどを買ってまっすぐ帰宅。 陽くんも夕方戻り、すぐにパソコンに向かっている。 あした朝霧高原で催されるファザーリング・ジャパンのキャンプに行くそうで、何かと忙しいようだ。 ぼくは急ぎの用事がない。 ともかくコメを研いで炊くばかりにし、小籠包(ショウロンポウ)を蒸し始めた。 そのあとでご飯を炊き始め、飛び魚を切って盛りつける。 やがて食卓に飛び魚刺身と小籠包とを盛りつけた皿と、かみさん手製の豆腐やらやはり手製の海苔佃煮やらも並んだ。 並んだらすぐ食べ始める。 飛び魚を買ってきて正解だ。 じつにうまい。 陽くんもよろこんでうまいうまいといっている。 今夜、かみさんは上野までウィーン・フォルクスオパー公演『ウィンザーの陽気な女房たち』を観に行っている。 食後しばらく経った夜、録画済みのスウェーデン・テレビ映画『スウェーデン警察 クルト・ヴァランダー #8』を見る。 ヴァランダー警部長のつらい過去に直接かかわる事件が描かれ、激烈なエンディングを迎える。 これが最終回だった。
2012.05.18
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8時過ぎまで寝ていた。かみさんを見送り、 テレビをつける。 木曜日はテレビ朝日『モーニングバード』の総論たまペディアを見ることにしているからだ。 コチニール、またはカルミン(カーマイン)という色素がアレルギー反応をもたらすことを知る。 木曜日コーナー「たまペディア」では、東電と関西電力との供給責任の違いについて検証。 東電は緊急設置電源を用意して220万キロワットを保したが、関電は何もやってこなかった。 で、たとえば「需給検証委員会は時間引き伸ばしのために作られたシナリオ、プランBだった」という視点が示される。 去年から準備しておけば足りるところを大飯原発再稼働のためわざと停電を強調、テーマを停電対策にもって行く計画と述べる。 こういった報告があるから、このコーナーがおもしろく、毎週見てしまうわけだ。 「たまペディア」が終わったところでチャンネルを国会中継に変えた。 衆院特別委員会の消費増税審議が始まっている。 民主党前原政調会長が質問中だが、ちょうど人口現象への対応を論じているところだった。 しかしこのひと、ずいぶん時期遅れな題材を持ち出すものだな。 日本の人口が減っていく問題をメディアが大きく採り上げたのは、もう10年近くも前のことではなかったか。 いま採り上げるのはよくないといいていのではない、あたかもいま指摘するべき大問題だといいたげな前原発言がわざとらしい話だと気になるだけだ。 が、まぁ、質疑そのものが緊張感を欠き、めり張りに乏しいので見る気が失せた。 で、AXNの『コールドケース #6』を見ることにした。 殺人課に新人が入ってきた。 主人公ラッシュと組むことになる男性刑事ヴァレンズ。 妙に優越意識が高く自己顕示欲が強い男だ。 午後、腹が張るので昼めしを抜き、きのう知ったばかりの『スウェーデン警察 クルト・ヴァランダー #6』を見ることにする。 「ファイアウォール前編」というタイトルだ。 アフリカのアンゴラで女医が狙撃される。 狙撃者は次の標的を指示されスウェーデンへ飛ぶ。 スウェーデンのイースタでは女子高生たちによる強盗事件が起き、被害者のタクシー運転手は行方不明。 後に死体で発見される。 一方でアンゴラの狙撃事件に関わるティンネスの死体がATM前の路上で見つかった。 ヴァランダーの糖尿病が指摘されるのがこの回だった。 病は徐々に悪化。 警部長ヴァランダーは病気を隠す。 狙撃者の銃口がヴァランダーを狙っている場面で前半終了。 パソコンでアドレス変更の手続きを進めるが、滞りが多い。 きょうはFBでログイン不能となる。 鮭のバター炒めの夕食。 この鮭は、和風に焼き魚として食べるよりも、こうして洋風に調理したほうがずうっとうまい。 かみさんが大豆から作った豆腐も供され、これもうまかった。 食後、ヴァランダー「ファイアウォール後編」を見る。 英国版『刑事ヴァランダー』の最終回で扱われたストーリーだったと判明。同じ原作を英国とスウェーデンとが映像化し、同時並行的に見るというめずらしい体験をしたことになる。 その後、昼間見た第6回のつづきである『コールドケース #7』も見た。 1964年の未解決事件を調べる話。 ヴァレンズは態度を変え、かなり積極的な未解決事件捜査員になっている。
2012.05.17
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7時20分ごろ起きた。 このところ外出が続き、八王子から都心に出かけるので何となく疲れが溜まるのだろう、起き抜けにきょうは出かけないと思えることにほっとするのだった。 コーヒーとビスケットを朝めしにする。 この間、伊勢丹で買ったビスケットがべらぼうにうまい。 パソコンを起動。 共同通信サイトを開いてきのうの記事を探る。 保安院が2006年に巨大津波の襲来を想定、東電に防備強化の必要性を指摘したが、改善されないまま見過ごしていたという内容だ。 『コールド・ケース #3』を見た。 コールド・ケース・シリーズは『CSI』と同じジェリー・ブラッカイアー製作の警察もので、過去の未解決事件を再調査するチームの捜査活動を描く。 番組表を見ていたら、たまたま再放送の案内があり、それも第1回目からの連続放送だというので見ることにした。 きょうのが3回目だが、見始めたのは当たりだ。 ジェリー・ブラッカイアーのスタッフはツボを心得ている気配が画面から伝わってくる。 CSIシリーズで培った技法なのだろうが、それはこのシリーズでも十全に生かされいる。 そう思わせるひとつが音楽だ。 きょうの第3話は「猫」(原題 Our Boy is Back)というサブタイトルで、1998年の未解決事件が扱われる。 レイプ事件が3件、発生。 被害者のひとりが殺害された。 結局、事件は迷宮入りしたが、のちに犯人らしき者から市警本部に新たな事件の犯行予告が届いたのだった。 当時の担当が現スタッフのヴェラであったところがおもしろい。 リリーは、ヴェラと組んで捜査を開始、被害者が3人とも猫を飼っていたという共通点を見つけた。 そうか、タイトルの「猫」はここからきたわけか。 続けて『ハイジャック2』も見た。 これは2回連続の航空アクションで、犯人側が飛行中の機内と地上のアジトとでネット交信し合うところがミソ。 最後まで見ちゃったとはいえ、ま、大しておもしろい内容ではなかった。 つぎに『刑事ヴァランダー #3』を見る。 こちらは中味が重厚でおもしろい。 たまたま第1回目から見ることができたスウェーデンが舞台の警察もの。 白夜の前夜祭に野外パーティーを開いていた若い男女3人が、サイレンサー付きの拳銃で殺される。 ヴァランダーの同僚、スヴェンドリ刑事も殺されていた。 異様な連続殺人事件の始まりだ。 刑事ヴァランダーは英国製作のシリーズだが、番組表を見ていくとスウェーデン製作のヴァランダーシリーズがある。 で、夜8時半を回った時刻だったけれど、これを見ることにした。 ケネス・ブラマーのヴァランダーとは違う巨漢の俳優がヴァランダーをやっている。 初めのうちはまったく異なるヴァランダー像を見せられているようで落ち着かなかったが、2時間番組の強みでだんだん慣れてきた。 スウェーデンの話なのだからスウェーデン語に字幕というほうがぴったりくると、ふだんは考えないことを考える。 ミステリーを読みながら、舞台環境のリアリティということに思いをめぐらせるのが好みだったのに、映像ではあまり考えてこなかった。 今後はもっと気にするようにしよう。 深夜25時、石島稔くんがDJを務めるFM番組「ビッグスペシャル」が始まり、聞く。 日本語で歌われた海外ポップスの数々の聴き比べ特集。 うまいアイディアだなぁと感心しながら、アダモの「雪が降る」日仏語版聴き比べや、越路吹雪とエディット・ピアフによる「愛の讃歌」聴き比べ、 飯田久彦とジーン・ピットニーとの「ルイジアナ・ママ」聴き比べなどなど、なつかしい曲をふんだんに聴かせてもらった。
2012.05.16
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6時のニュース。 トップ項目はギリシャ情勢で、各党合同連立協議で最終的な局面に入った。 1932年(昭和7年)のきょう、いわゆる「515事件」が起きたのだった。 朝のラジオを聴いていると、社会状況から国際情勢まで、じつにさまざまなできごとについて知ることができる。 そのまま6時に起きてしまい、再び寝ようと思ってもねむくならず、コーヒー片手にパソコンを起動させた。 ニュースサイトを手始めにSNSまで。 ひとわたり読んだり書いたりしてから交通サイトを開いた。 安藤くんに会うため白金高輪に行くためだ。 丸ノ内線四ッ谷経由南北線で行くのがいちばん早く、値段も安い。 したがって、明大前で渋谷行き井の頭線に乗り換えないで新宿まで行く。 四ッ谷で南北線に乗り換えるわけだが、JRだと660円で丸ノ内線を使うと片道540円で済むのだ。 地下鉄・白金高輪駅に降り立ち、雨の降るそらを見つめる。 約束通り、駅から「着いたよ」の電話。 家で待っているところらしい。 右手の崖下に見える建物は、いうまでもなく高松中学校。 ぼくがかよい、もう50何年か前に卒業した学校だ。 ずいぶん変わったけれど、崖に囲まれた全体の佇まいは変わりようもなく、おどろいたことに入学の日のひとこまを思い出していた。 広い校庭の真ん中にあった大きな一本松の下で、付き添ってくれた父が写真を撮っている図だ。 ぼくの学校に親が付き添うのはこの日が最後で、中学の卒業も、高校の入学も、親はこなかった。 これはぼくの場合に限らず、ほとんどの同級生がそうだったと思う。 上の写真は、崖の上に立つ樹齢900年とかの楠の木。 安藤くんは丁寧に、同時に要領よく、印刷にかかわるポイントを教えてくれた。 じつにありがたい。 帰宅し、遅めの昼めしを食べてから『ゴールドケース #4』を見る。 つぎに、映画『パリ20区 僕たちのクラス』も見た。 たいへんな傑作だ。 この映画については、あとでまた書かなきゃ。
2012.05.15
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4時50分の目覚め。 少しカーテンを引くと全体に薄い雲。 午後にはさらに曇るらしいが、とりあえず天気は悪くない。 誕生日花は紫蘭。 絶滅危惧種だそうで、花ことばは「互いに忘れない」。 新茶汲みたやすく母を喜ばす 殿村菟絲子(としこ) 5時のニュースでは尖閣諸島をめぐる日中会談がトップ項目。 版図の問題では主張の応酬が始まると両国の関係が複雑化するばかりとなる。 川内村と北茨城市でネズミから3000ベクレルを超える放射線を検出したという。 7時半にいったんパソコンに向かった。 が、9時ごろ空腹にたまりかね、台所のかみさんに声をかける。 素麺はどう? といわれ温麺をと即断。 出来上がった温麺のうまいこと。 かみさんにどこの素麺かと聞くと「島原の」とにっこりしてる。 食べ終えるころ、10時近くだが、陽くんが起きてきた。 アラームが聞こえなかったという。 きょうもまた、ねむけに襲われる。 猛烈にねむい。 耐えられないねむさだ。 午前10時すぎのねむけが最近の定番となってきた。 北澤くんへの返信メイルにも書いたが、歳をとるとはこういうことかと再び思う。 午後、録画した『刑事ヴァランダー』を見ようかなと思っていると携帯が鳴った。 大洞さんからのメイルで、下高井戸で映画『ビアノマニア』を見終えたところだとある。 楽器へのこだわりが追究されているらしい。 ふと思い立ち、八王子で一杯やりませんかと返した。 京王プラザホテルのスターバックスで落ち合う。 映画の話とCSテレビやケーブル・チューナーの話が入り交じり、つまるところビックカメラに行こうということになる。 その後、南口のサイゼリアで今度こそ映画の話。 ここで初めて『ピアノマニア』がドキュメンタリー作品であると知り、どうしても見たくなる。
2012.05.14
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朝、サンデーモーニングを見るが通りいっぺんでおもしろくない。 きょうのコメンテーターは浅井信雄、浅井慎平、田中優子、金子勝、岸井成格の各氏。 テーマは3つで、ギリシャ再選挙と消費税審議入り、それに中国情勢だ。 論議の時間も短く、掘り込みは浅く、コメンテーターたちの力量が発揮できない。 あまりにお座なりな印象。 AXNの新シリーズから『ハイジャック #1』を見た。 全体に作りかたが甘い。 その分、つまらない。 その後、映画『満員電車』(大映 1957)を見る。 市川崑監督、川口浩主演。 大学を卒業し上場企業の駱駝麦酒に就職したものの、何かがうまく行かない実感が消えない青年の物語。 和田夏十のシナリオがしっかりしている。 卒業シーンの変遷で始まる導入技法もドキュメンタリックでおもしろい。 青年・茂呂井民雄に扮する川口浩に実直なよさを感じた。 夕方、仕事を終えたかみさんと立川伊勢丹へ。 写真はその立川で撮った夕空。
2012.05.13
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陽くんが起きてきたので一緒に『CSI・NY season5 #117』を見る。 CSIスタッフのエンジェルが銃撃され死亡。 フラックが怒る。 猛烈に怒る。 午後2時5分発のバスで京王八王子へ。 京王線と井の頭線を利用し渋谷経由で品川へ。 渋谷で井の頭線から山手線内回りに乗り換えるには、昔からコンコースをまっすぐ行きJR線改札口前を右に行って階段を上るのが常だった。 が、肺気腫を患ってからは階段がダメなので、乗り換えるのがひと苦労。 京王線も井の頭線も山手線も混んでいる。 晴れた土曜日の午後だもの、街の人出が多いのは当たり前ではないかとも思うけれど、たとえば渋谷駅での混雑ぶりを前にすると東京の若者は居場所がないのかねぇと思わせられ唖然としてしまう。 品川の待ち合わせ場所には一番乗りで着いた。 上の写真がそのとき見上げたそら。 すぐに梅津さんが来て久しぶりのご挨拶。 やがて落合和樹くんが手を振りながら到着。 彼の脇に和田欣ちゃんがいる。駅まで迎えに来てくれたのだ。 しばらく話していると葛目夫妻が現れ、あとの安藤くんたちは直接欣ちゃん宅に向かうという。 きょうは和田欣一くんの家の新築祝いのため、高輪台小学校の同級生が集まったのだ。 石島稔くんが来られなくなったのが残念。 午前中に携帯電話がかかり、みんなによろしくといっていたことを伝えた。 新築の家は立派なものだった。 寝室が夫婦それぞれにあり、それぞれの部屋にトイレと洗面所を設けてある。 だいじな考慮だなと思い欣ちゃんに誰のアイディアかを聞いたら奥さんなのだという。 うまい、えらい。 安藤くん夫妻とともに車で白金高輪まで送ってもらい、南北線を利用し四ツ谷経由で帰宅。 深夜放送でリンダ・ロンシュタットを特集している。 『ブルー・バイユー』がかかり、好きな曲なのでうれしくなった。
2012.05.12
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早朝のラジオが「きょうの一句」を伝える。 やはらかし風が若葉を通る音 上野章子 じつに5月っぽい句だ。 俳句のそれぞれに感心していたらきりがないのだが、ラジオからもたらされる句はすぐれたものが多く、いちいち感心する。 7時40分に起き、新聞を取って来ると、トップ見出しに311で生じた町田コストコのスロープ崩落が「構造計算ミス」に原因とある。 この店にはたまに行くので関心があった。 8時、かみさんを見送る。 その後しばらく、録画予約と録画済み映画の確認を行い、容量の調節を行う。 ついでにフランス映画『パリ20区 僕らのクラス』を途中まで見た。 2008年製作の全然知らない映画だが、これ、ドキュメンタリー・タッチで中学の教室を描き、ものすごくおもしろい。 パリ20区というエリアは大好きだった処だ。 あるときから再開発が行われ、すっかりつまらなくなったが、この映画はその時点からさらに20年近く経ったころの教育現場を見つめる。 夕方、出かける。 かみさんから頼まれた用事を済ませて5時13分発の京王線準特急に乗った。 きょうは新宿ワシントンホテルの「爽李」でぼくの古稀祝いの飲み会があるのだ。 青戸さんの発案で10人もの高井戸仲間が集まってくれた。 うれしい。 集まってくれたのは、菊池義了さん、徳永和崇さん、田野入美樹さん、吉本さん、一場淳史さん、上見茂樹さん、山口健一郎さん、青戸さん、れいちゃん。 こんなに何人もが来てくれるとは思ってもみなかった。 仕事を終えてから来てくれたみんなへの感謝でいっぱい。 山口さんと上見さんが高島屋に寄ってプレゼントを買って来てくれたという。 これも意想外のできごとだ。 すぐに包みを開く。 扇子だった。 生まれて初めて自分の扇子を持った。 向かいに座る山口さんが「古稀の色はむらさきなんですって」と教えてくれる。 何となくわかる気がするけれど、そういう「決まりの色」があるとはまったく知らなかった。 明るいところでかざしてみると確かにむらさき色だ。 この夏は扇子をつかおう。 青戸さんとはどうしても映画の話になる。 近年の出会ったひとの中で最もたくさんの映画を見ているのがこの青戸さんなのだ。 ぼくの周囲にはたくさんの映画好きがいて、当然、その誰もが数多くの映画を見ている。 ただ、ぼくも含めて共通することに、カタカナ・タイトルが流行りだしてから映画の記憶が薄れているという事実がある。 カタカナ・タイトルの氾濫は、いわゆる差別用語規制に端を発しているのだろうが、わからないのが差別用語をなくそうという考えかたが原題をそのままカタカナ・タイトルにしてしまう理由なのだ。 ここにあるのは、原題そのままにしておけば問題は起きないだろうという低俗官僚意識だけ。 まったく不真面目で不誠実な発想としかいえない背景がカタカナ・タイトルの氾濫を生み出した、というのがぼくの見方だ。 とにかくゴダールの『気狂いピエロ』が、あるとき『ル・ピエロ・フゥ』と原題の仏語を直接カタカナに表記し直したタイトルを知らされてびっくり仰天、洋画の邦題がもつ味わいとは縁が切れてしまうのかと嘆いたものだ。 しかし、青戸さんと映画の話をしていると、いま書いたようなカタカナ忌避の感じがまったく感じられないのである。 おもしろい題材でおもしろい差異が生まれるものだなと思う。 山口さんが近況を語る際に残業の話を出したことから、ひとしきり「残業の話題」が卓上を飛び交うこととなった。 ぼくの残業体験は中日映画社でニュース映画をつくっていた3年間でのことで、報道の仕事だったから残業は毎日のことだった。 が、何時間もということはそんなになかったと思う。 青戸さんが「どれぐらいでしたか?」と聞いてくれたのは時間数のことと思うけれど、いわば日常的すぎて数字としては何も覚えていない。 ただ、あるとき『春火事』というテーマで企画物ニュースをつくったときの残業作業についてはいまも忘れられない。 江東区あたりの消防署に5、6人のクルーで3泊4日ほどの日程で泊まり込んだのだ。 消防署に泊まり込むというのは、毎夜、服を着たまま簡易ベッドで寝ることを意味する。 そうして、いわば演出とか構成といった立場にあるぼく自身はスーツを着ているのだ。 災害その他、死者が出る可能性のあるニュース現場では、万が一の場合を考えてスーツ着用が規定となっていると、出社した当日かその前のオリエンテイションにおいて教えられたものであった。 だから、消防署の簡易ベッドに横たわるのもスーツを着たままだった。 ワイシャツもネクタイもそのままだ。 火事の発生を目的に張り込んでいるわけだから、いざというときには消防士のみなさんともども鉄柱を伝って滑り降りなければならない。 消防自動車の発車に遅れると置いて行かれてしまう。 脱ぎ捨てたシャツや上着を身につけたりする時間はないのである。 2日目の夜、スーツ姿のまま横になりながら、このスーツは可哀想だなと思ったことを覚えている。 田野入さんからはテニスの話を聞いた。 所属するクラブが参加している区大会で準々決勝まで進んでいるのだそうだ。 この大会は3位決定戦がないので、勝ち残って準決勝に出られれば自動的に3位が決定する。 「そこまでは行きたいのよ」と目を輝かせる。 テニス大会のテレビ中継を息をひそめて見つめるようになったのは、ジョン・マッケンロゥ(John McEnroe)が猛活躍したロラン・ギャロスを見て以来のことだ。 全仏が終わると全英オープン、ウィンブルドン大会となる。 その年にはジミー・コナーズ(Jimmy Connors)が優勝。 ぼくは、テレビ越しながら、静寂の中でのラリーがもたらす緊迫感を初めて知ったのだった。 区大会の準々決勝ともなると、やはりそういう緊迫感があるのだろうと聞くと「そう、ある」という。 「走るの?」 「走ってる」 当たり前のようにいうが、たいへんなことだ。 菊池さんとは目と目を交わし合い、徳永さんには悩みごとを抱えている様子を感じとり、吉本さんとは呼吸器の病に関する話をした。 一場さんが来てくれたのもうれしかった。 中野に昼めしを摂りに行ったことなどを話したが、会話自体が久しぶりだった。 上見さんと話すのも久しぶり。 アニメ番組の、何についても知らないことがないように見えるのでそういったら、そんなことはないよといいながらも「好きなので」とつけ加えていた。 そういえば、上見さんはオモチャ関係の仕事をしてもいるのだった。 またたく間に2時間が過ぎ、お開きタイムとなる。 こんなに何人ものひとが誕生日宴会に来てくれるのは、もしかすると子どものころ以来のことではないか。 同じ誕生日の音楽評論家・堀内さんのところでの誕生日パーティーでも10人近いひとが来てくれるが、あれは2人ぶんだものなぁ。 南口への地下道が便利だと青戸さんが教えてくれた。 みんなでゆっくり歩いて行くと京王新線の改札口へ出た。 これはありがたい、新宿駅南口まで行かなくてもホームに下りられる。 あとは笹塚経由で八王子へまっすぐだ。
2012.05.11
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目が覚めた6時半ごろには薄曇りのそらからの陽射しがあった。 『増税は誰のためか』扶桑社読了。 神保哲生、宮台慎司。 かみさんと昼前のバスで京王八王子。 浅草でつみき座有志の会食がある。 京王線から地下鉄大江戸線に乗り換え蔵前まで行く。 かみさんは歩き、ぼくはバスで駒形橋の「むぎとろ」へ。 店の前で落ち合うことにしたのだがバスを待つ間に怖れていた雨が降りだした。 かみさんは傘を持ってない。 バスが来てひと停留所分だけ乗るのだが雨脚はひどくなるばかりで気になる。 駒形橋で下車すると本降りである。 ま、先に着いていてくれと願うしかなく、ゆるゆると歩いて行った。 旧い仲間との集まりはいつもながらにたのしいが、きょうは亡くなった鈴木英輔さんを偲ぶ会なのだ。 「むぎとろ」のおかみさんと木村翠さん、うちのかみさんの3人が再会をよろこび合い、ずいぶん愉快そうに話していた。 この項、あとで書き足そう。
2012.05.10
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目が覚めると7時15分だった。 コーヒーを淹れながらきのう横浜で過ごした談笑会食の余韻を感じる。 翠ちゃんと征行さんとぼくの3人で、こうした時間をいったいどれぐらい持ったことかと、そんなことを考えていた。 ときどきかみさんも一緒にさせてもらい、じつにまぁ愉しく得難い時間を過ごしてきた。 ニュースサイトで小沢元民主党代表の裁判について指定弁護士3人が控訴を決めたと知る。 「見逃せない事実誤認がある」という理由。 ずいぶん無理な進めかたをするものだといった感想を抱く。 政権ダメ、したがって政治ダメ。 検察ダメ、したがって司法ダメ。 この国の状況は本当にダメになっていしまった。 午後3時半に昼寝から起き『CSIマイアミ season6 #129』を見る。 ブライアンが高級ホテルのエレベーターで殺される。 弟シェーンが容疑者の従業員を襲う。 『CSI #130』も見た。 冒頭、カリー・デュケインが狙われる。 逆襲し、犯人の1人を殺すが女店員を巻き添えにする。 ブリックル中学、美術担当のケプリング教師が怪しい。 凶悪犯罪にヘロインと風邪薬を混ぜたチーズという小道具がからむ。 この『CSIシリーズ』を見るたびに思うことだが、題材をじつによく考えるものだ。 つづいて『フロスト警部 #18』も見た。 「House Calls 家庭訪問」というサブタイトル。 フロストの捜査姿勢の真逆と思える雑な捜査をする首席警部が指揮を執り、予断によりシドニー・スネルを誤認逮捕、訊問に臨む。 2時間近いミステリー番組では何といってもこの『フロスト警部』が最高級。 現実社会にどっぷりと浸かって捜査に邁進することこそが警察の仕事と、作品の奥から訴えかけてくる。 ETV特集『世界から見た福島原発事故』。 スイスの政府方針に感服させられる。 ミューレベルグ原子力発電所で非常用冷却装置SUSANを設置したのは20年前なのだ。 安全性に関しては「最先端に合わせる原則」を守っているという。 原発の安全性にそうした努力を傾けてきた上で、スイス政府は原発廃止を打ち出した。 米国では42年ぶりとかで原子力発電所の新設工事。 ジョージア州ヴォーグル原子力発電所。 新設は容認できないが、安全に向けた配慮は深く徹底的にやっているようだ。 野田政権の原子力発電所政策は国際的に恥ずかしい。 『CSI:NY season5 #116』を陽くんと一緒に見る。 セントラルパークでギリシャ人コロヴォスの死体が見つかる。 マック・テイラーはステラ・ボナセーラの関与を知り激怒、ステラを停職処分に科す。 恩師パパコダ教授を訪ねたステラは、教授にCSIの捜査が及んでいることを知り愕然とする。 次回をすぐ見たい。
2012.05.09
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7時少し前に起きると、かみさんがまだ寝てる。 起きていなければいけない時間だが、ゆうべ遅くまで陽くんと騒いでいたから余程ねむいのだろうと起こさないでおいた。 新聞を取ってきたり熱いコーヒーを淹れたりするうちに15分ぐらいが直ぐ経ってしまい、さすがに心配になり起こした。 彼女は急いで昼食のおにぎりを作り、支度をし、急いで出て行った。 見送って、トーストを焼く。 バターとブルーベリー・ジャムを用意し、スープを温める。 ゆっくりと朝めし。 スープがうまい。 毎日新聞に「原子力委:大飯再稼働への影響懸念、議案隠し 新大綱策定」という気になる見出しの記事が載っている。 大きな問題なので、リンクさせておくが日が経つと消される可能性がある。 ま、そのときはそのときで、記事を丸ごと引けばいいな。 いま、冒頭の一部だけ書き写しておく。○原子力委:大飯再稼働への影響懸念、議案隠し 新大綱策定(表)大飯原発再稼働と新大網策定会議の議案隠蔽を巡る主な動き 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働の妨げになるとして、内閣府原子力委員会が4月、有識者によって長期的な原子力政策を決める原子力委の「新大綱策定会議」(議長・近藤駿介原子力委員長)の議案の一つから「(原子力と)地域社会との共生」を外していたことが、毎日新聞の入手した議案書で分かった。経済産業省・資源エネルギー庁や電気事業者側に極秘で事前に議案を示したところ「『地域とはどこか』と論争が起こるのでやめてほしい」と依頼され隠蔽(いんぺい)したという。原発推進派に有利に働くよう、議案を恣意(しい)的に調整している疑惑が浮上した。 再稼働を巡っては政府が「地元の理解が必要」とする一方、どの範囲が地元かを明確にせず批判を浴びており、問題の議案を取り上げると動きに拍車がかかる可能性がある。近藤氏の了承を受け隠蔽した疑いが強く、原発事故後「ゼロからの出発で議論する」と公平な議事運営を強調してきた近藤氏の姿勢に重大な疑問が浮かんだ。 つづく (毎日新聞 2012年05月08日 02時30分) これはひどい! 電事連・エネ庁・近藤委員長という3者ぐるみの隠蔽疑惑と見られ、許し難い。 午後3時5分発のバスに乗り八王子駅へ。 きょうは遠藤征行さん、木村翠さんと3人で会食の予定。 八王子駅から横浜に向かう。 横浜線に乗るのは久しぶりだ。 どうしても思い出すのが数年前に相模台病院にかよった日々で、あれがぼくにとって初めての横浜線乗車だった。 本を読むうちに東神奈川着。 ここで終点ということが多いのだが、きょうは根岸行きに乗れたから乗り換えなくてもいい。 ぼんやりと窓外を見つめる。 東神奈川のひとつ品川よりに新子安駅がある。 そのもうひとつ品川寄りの駅が鶴見。 なじみの路線なのだ。 戻って西へ向かうと、東神奈川のつぎが横浜でそのつぎが桜木町。 ぼくがこの京浜東北線を毎日のように利用していたころは、浜田山に住んでいた高校時代だった。 桜木町が終点という時代で、いつだったか、それが現在のように関内方面に延びた。 窓外の風景もすっかり変わった。 早めに出てきたので、30分ほど早く待ち合わせ場所の東口そごう前に到着する。 予定通りで、しばらくあたりを見て歩く余裕がある。 横浜駅の場合、東口よりも西口の記憶が消せない。 当時はまだ高島屋ができていなくて、記憶には工事中のごみごみした景色だけある。 いま高島屋に沿ってある商店街は当時もそのままあり、しばらくまっすぐ行った左側の路地にラテン音楽を聴かせる喫茶店があった。 何という名であったか忘れたが、よく行ったなぁ、あの店。 上の写真は横浜東口に着いてすぐ撮った1枚。 しばらくひとの動きを眺めていたが、思い立ってそごうに入り、テナントのブランド店を見て歩いた。 出てきたら木村翠ちゃんが現れ、約束したように早めにきた話をする。 まもなく遠藤征行さんも来て、そごう10階の桃源へ。 席につき、すぐに、きのうも会っていたかのような話が飛び交い始める。 切れめのない談笑。 3時間、4時間がすぐ経ってしまう。
2012.05.08
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朝の4時すぎにラジオをつけると、三上寛が話している。 初めはだれだろうと思ったが、演劇・音楽・天井桟敷といったキィワードから三上寛だと分かった。 熊野や伊勢で古事記を読む奉納をしている話に惹かれた。 インタヴューの終盤で三上寛は「きれいに生きたい。醜い生きかたは本当に嫌だ」といっていた。 誕生日花 桜草科の九輪草。 花ことばは「物思い」とのこと。 きょうの一句。 葉桜のまっただ中へ生還す 石寒太 5時のニュースではトップ項目で茨城県つくば市の竜巻被害を追っていた。 栃木県でも大きな被害が出ている。 上空の寒気と強い陽射しによる。 フランス大統領選挙で社会党フランソワ・オランド候補が勝利した。 17年ぶりの社会党大統領誕生という。 「変化は始まった」と第1声。 ギリシァの総選挙は開票途中だが与党議席数が過半数割れになりそう。 東京電力の非連結会社に東電同窓電気株式会社という驚くべき社名の天下り会社があるという。 馬鹿げたことに、この会社の運営費用も電気代に含まれ、我々に請求されるわけなのである。 そういうことを猪瀬直樹副知事が週刊文春に書いているそうだ。 毎日新聞に「立ちすくむ自治体」という長期連載ルポがある。 キャンペーン・シリーズ「この国と原発」の第5部なのだが、原子力発電所の立地自治体が抱える実状が報告され、読み応えあり。 内容が深く、おすすめだ。 事故の際の避難には「50人乗りバスが1000台以上必要」という状況が安全神話の実態を告げる。 池波正太郎著『新版江戸古地図散歩』平凡社をぱらぱらめくるうちに、麻布六本木の地名がそのままあることを知る。 文中に「冠絶」の語。 辞書を引いた。 なんとなく感じたように「とびぬけてすぐれていること」をいう語であった。 オムライスの昼めし。 たまご倶楽部とスーパーで買ったのと2つの卵をボールに割り落としたら違いがはっきり見えて驚いた。 卵の黄身がくっきりと浮き上がるのと、そうでもなくふつうなのとの違い。 その黄色味の色合いが恋のとそうでもなくふつうなのとの違い。 そして味の違い……。 きょうも病気のようにねむくなり、12時半ごろから1時間ぐらい昼寝。 こんな具合のねむけ襲来はかつて知らない。 年をとるとはこういうことなのかと思う。 『刑事ヴァランダー #2』を見た。 10代の少女によるタクシー運転手殺人が起き、そこから意外性に満ちた展開がつづく。 彼女の留置中に広場で中年男の変死体が見つかる。 心臓麻痺の急死と思われたが、後に殺人事件だったと判る。 コンピュータを通じ、最大規模の金融混乱を目論む計画が背後にあり、それを突き止めるまでの謎解きがおもしろい。 ロバートというハッカー少年の活躍が印象に残る。 ケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)が主役クルト・ヴァランダーを演じている。 ぼくはこのキャラクターに今回ようやく馴染んだ感じだ。 野菜スープとローストビーフ、鮭の切り身ほかの夕食。 かみさんが遅番の日は食べ終わりが遅くなる。 したがって今夜は映画は見ない。 かみさんと陽くんの話を聞く。 家族会話の夜が更け、就寝は1時半だった。
2012.05.07
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6時に起き、コーヒーを淹れた。 ビスケットと煎餅を添えて、飲む。 うまい。 起きたときからコーヒーを欲していただけに、熱いコーヒーがほんとうにうまい。 新聞第1面トップも、テレビニュース第1項目も「国内原発稼働ゼロ」の大見出しとなっている。 毎日新聞は3面の関連記事で、仮に大飯原発が再稼働しても、伊方や柏崎刈羽といった「2番手」以降が続く状況にはないと書いている。 当然だ。 TBS「サンデーモーニング」を見始めた。 全原発が停止した直後にどんな意見が交わされるかに興味がある。 しかし、きょうの顔ぶれが見えたとたんに中身への期待はしぼんでいった。 メンバー名を書いておこう(敬称は省略します)。 寺島実郎、幸田真音、目加田説子(もとこ)、涌井雅之、岸井成格(しげただ)の5人だ。 目加田さんが、定期検査による原子力発電停止は1年も前からわかっていたことなのに、いまになって再稼働に向けて大騒ぎをするのは政府が怠慢だった証拠と述べたのがよかった。 とはいえ、全体に全原発停止をめぐ論議が低調なのはどうしたことだろう。 12時20分ごろ、雨が降らないうちにと急いで出て、バス停に向かったら信号手前で大粒の雨が降り始めた。 やれやれ、傘を持たずに出てしまったよと思うが、取りに戻るには息が苦しい。 止まっている始発バスが目の前で動き始め、あと5歩ばかりのところだったのになぁと思う。 ま、いまに始まった話ではないが、呼吸器の都合で小走りというやつが出来ない以上、乗りたいバスの目の前での発車は覚悟しなければならないのだ。 15分待ちの後、やって来たバスに乗り中央右側の座席についた。 ほどなく発車。 その間に雨も上がり再びいい天気である。 新緑の木々を見ると写真を撮りたくなる。 京王八王子駅前で下車。 降り注ぐ陽射しに目を細める。 天気予報は午後から降りはじめ、夕方には大雨と報じていたが、そうとは信じられない青ぞらだ。 しかし、まちがいなく降る。 ゆるゆる歩きなのだから、先を急いだほうがいい。 そう思っていたから、立ち寄ったドコモ・ショップで15分待ちといわれて直ちに出てきたのは結果的に正解だった。 図書館は空いていた。 本を返し、目をつけておいた金井美恵子の新作『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』(新潮社)を借り出し、2階へ下りようかと思ったけれど時間がないからとこれは抑えた。 雨が降ると紙袋に入れた本が濡れてしまう。 本を探すのもざっと見るだけにし、辺見庸『たんば色の覚書』(毎日新聞社)を選び取って借りるだけにした。 上の写真は図書館からの帰りに撮ったもの。 バス停への近道で眺めた光景だ。 バス停に着いて2分もしないうちに乗るべきバスがきた。 陽射しがなおも明るい。 雨には降られずに済みそうだ。 15分後には家の中にいた。 陽次郎くんが昼食を摂っている。 ぼくも腹がへっているのでキッチンに入り、かみさんが用意しておいてくれたトンカツをキャベツを盛った皿に取る。 と、強風が吹き始めた。 窓の外を見ると、陽射しは消えて灰色になっている。 テレビ画面は分割され、上と左のスペースに文字情報が流れる。 茨城県で強風被害が出始めているらしい。 風の音がすさまじい。 間一髪だったよというと、陽くんが「ホントだねぇ」と答える。 かみさんからの休憩メイルに「出かけたのなら気をつけて」とあったので、すでに帰宅していること、間一髪だったことを書き送った。 食事を終え、陽くんと小津安二郎監督作品『小早川家の秋』(東宝 1961)を見る。 何度か見ている映画だが、ラストタイムはずいぶん前だ。 最初はどんなシーンだったっけ、と自問するが思い出せない。 クレジット・タイトルが終わりトップ・カットが映る。 街の夜景である。 水があるので大阪かなと思う。 つぎのショットもネオンまたたく夜の街。 ニュージャパンという文字が見えるので「赤坂か?」と口に出した。 これはぼくの間違いで、この映画の舞台はもちろん大阪、そして京都だ。 街並みに継いで画面はバーの店内となる。 加藤大介がいる。 森繁久弥が並んで飲んでいる。 そうだそうだ、この店に原 節子が扮する小早川家の嫁で未亡人となっている秋子が現れるのだ。 見ているうちにさまざま思いだし、またも浪花千栄子のなめらかな演技にほれぼれしてしまう。 その浪花千栄子が暮らす家の造りに陽くんが興味を示し「複雑な構造の家だなぁ、家の中に中庭がある。中庭は四角いの?」という。 小さな廊下がコの字型に囲む中庭だ。 「コの字にしつらえられた造りで、日本家屋によくあるかたちだよ」と答える。 登場人物のだれもが抑えた口ぶりでセリフを喋る。 棒読みとも思えるように感情を抑えたセリフまわしが、やがて実在感に満ちた日常会話となって迫ってくる。 小津安二郎演出の味だ。 あらためて感動しながら画面を見つめていた。 長女・文子の新珠三千代が絶妙。 中村鴈治郎とのやりとりに目を見張る。 また、きょうも印象深かったのが店員・山口信吉をやった山茶花究で、この映画を見るたびにいつもこのひとの出る場面に引き込まれてしまう。 しばらくして、あの強烈なラストシーンがやってくる。 望月優子と笠智衆のふたりがすごい。 カラスがすごい。 映画が終わり、食器を洗ったりするうちに午後3時過ぎとなる。 かみさんが帰ってきた。 陽くんと話している。 ぼくはパソコンを起動させた。 夕食後、テレビニュースで竜巻の続報に見入る。 ほどなくテレビをやめ、録画リストから『CSIマイアミ season6 #128』を選び出し、見た。 ファッションショウのさなか、小道具の手錠が金属柱に触れたとたんに感電、モデルが死ぬ。 捜査の末、被害者が服役中の麻薬シンジケートのボス、ジョン・ラドリックの妻と判明。 同じ刑務所にいるホレイショウの息子カイルにまで影響がおよぶ展開となる。 ううむ、正味40分ほどの中にこれだけのエピソードを持ち込むとは(!) 省きすぎず、もちろん無駄なく、みごとにまとめていることに感服する。
2012.05.06
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晴れ。 陽光と青空の朝は何日ぶりだろう、完璧な晴天だ。 まぁ、午後からは雲が出てきたが(上の写真)。 7時半、起床。 顔を洗い洗濯機を回し、テレビをつけるとBBCニュースがロンドン市長選挙の結果を報じていた。 保守党現職のボリス・ジョンソン市長(47)が「辛勝」ということらしい。 毎日新聞を開くと「 ロンドン市長選は投票用紙に第1候補と第2候補の名前を記入する方法で行われた。最初は第1候補の名前だけが集計され、ジョンソン市長が44%、リビングストン氏が40.3%を獲得した。 いずれも有効投票総数の過半数に達しなかったため、2人による決選投票となり、第2候補の名前が加算された結果、ジョンソン市長105万4811票、リビングストン氏99万2273票で決着が付いた」とのこと。 きょう最大のニュースは、やはりすべての原子力発電所が停止したことだ。 ニュースサイトを見ると、共同通信が「国内の全原発が停止、42年ぶり 泊3号機が定検入り」と報じている。 東京新聞は「再稼働狙う候補9基」という気になる見出しを打った。 去年から原子力発電への反対を表明している新聞社ならではの、さすがの見出しだ。 掲載期間を過ぎるとサイトでは読めなくなるので、この記事は全文を引いておく。○再稼働狙う候補9基 巨大津波が怖い太平洋側ではなく、格納容器の容量が大きい加圧水型軽水炉(PWR)で、運転年数が比較的少ない原発ーー。 政府や電力会社が、再稼働を狙う原発のキーワードだ。しかし、事故時に前線基地となる免震施設や、ベント(排気)を迫られても放射性物質の放出を最小限にするフィルターの設置など重大事故が起きることを想定した対策はどこも十分には進んでいない。 政府が再稼働の候補にしそうなのは、関西電力大飯3、4号機(福井県)のほか、高浜3、4号機(同)、四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力玄海3、4号機(佐賀県)、川内1、2号機(鹿児島県)の九基。 免震施設は、伊方で昨年十二月に運用を始めたが、ほかの原発は未設置。関電は「三、四年後に完成」、九州電力は「必要性は分かるが…」と完成時期さえ示さなかった。 フィルターの検討状況も各社に聞いたが、判で押したように「検討中だが時期は未定」の回答ばかり。 原子炉の熱は最終的には海に流す必要があり、その心臓部が海水ポンプ。これを守る防潮堤も重要だが、各社とも完成目標は一、二年後だ。 こんな状況でも、電力各社は、再稼働を目指す考え。政府は時間のかかる対策は、期限付きで工程表に盛り込めば、再稼働を容認する方針だ。(東京新聞 2012年5月5日 朝刊) 以上だが、最終行で伝えられる政府の方針はひどいものだな。 「時間のかかる対策は、期限付きで工程表に盛り込めば、再稼働を容認」とは何とも思慮を欠いたむちゃくちゃな内容。 野田政権が国民の安全と健康を無視する政府であるといっているわけだ。 国際社会はこれを見て「日本政府は札束ばかりに目を配る幼稚な政府である」と考えるだろう。 きょう、かみさんは遅番で、ならば朝めしをゆっくり摂ろうとコーヒーを淹れた。 田舎パンのトーストにバターをたっぷり塗り、目玉焼きとともに食べる。 午後、陽くんと映画を見ようと決め、新藤兼人監督作品『午後の遺言状』を見る。 杉村春子と乙羽信子の掛け合いに見とれてしまう。 瀬尾智美が健康な若い娘を演じて、とてもいい。 蓼科高原の別荘という舞台設定が限定的な空間と時間のありようをうまく伝え、成功している。 脚本の力を感じさせる映画だった。 つぎに『CSI NewYork season5 #114』を見る。 オークション会場で鑑定人が殺される。 銃弾が古い型のもので、そこからネオナチの関与が浮上。 話はアウシュヴィッツまで遡る。 『同 NY season5 #118』も見た。 マックが非番の日に、出所したばかりのネヴィルと話し合う。 リンジーが破水、入院。 自転車に乗っていた娘を出会いがしらの衝突で死なせてしまったため、18か月の服役を終えたネヴィル。 だがマックは、実はネヴィルが罪をかぶる身代わりだったのではないかという疑念が渦巻き始める。 見終って、むかしの東映任侠映画を思い出してしまった。 ダニーとリンジーの仲良しぶりはいつもよろこばしい。
2012.05.05
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夜明けに目が覚めた。 時計を見ると4時40分である。 今朝は寝坊ができない。 8時に出かけるので6時半には起きなければならない。 ラジオをつけると坂本小百合さんという女の人が動物園の話をしている。 象を飼う計画があるらしい。 象の楽園を作りたいというのだ。 誕生日花は花水木の花(水木科)。 ワシントン市へ桜を贈ったお返しに、1915(大正4)年、米国から贈られた花なのだそうだ。 花ことばは「公平にする」。 今朝、紹介された句。 春尽きて山みな甲斐に走りけり 前田普羅 5時のニュース、低気圧の影響で東北に記録的な大雨。 さらに数時間ほど降りつづき、150ミリの雨量となるところもあるという。 川の増水に要注意。 川端総務大臣、サイバー攻撃防備の日EU政策。 共産党は脱原発を党の方針とすることを決定。 きょうは何の日のトップは「五四運動」だった。 1919年のきょう、1919年の5月4日、北京の学生が起こした「反日示威運動」のことだ。 8時には家を出て、下のバス停から8時7分のバスに乗り京王八王子駅ヘ。 8時32分発の準特急で新宿に行き、地下通路経由で中央線ホームに向かう。 きょうはゴールデン・ウィーク恒例のドキュメンタリー映画祭2日めで、ぼくはきょう最初に上映が予定されている『狂夏の烙印』を見ようと思っている。 開始時刻が10時半なので八王子の奥から出向くには8時過ぎのバスに乗らなければならないのである。 新宿駅。 京王線からJRへの乗り換え改札を抜け、中央口に至る地下通路をゆっくり歩く。 この通路は京王線からの乗り換えに便利なのだが、途中で10数段の階段を下って、すぐまた上らなければならない。 息が苦しくなってしまうので普段は利用しない。 中央線ホームで時計を見上げると9時半だ。 ほぼ予定通りだなと思いながら上り快速に乗る。 さすがに連休中だけあり、車内はがらがらだ。 お茶の水駅で向かいの総武線に乗り換え、ドアが閉まって動き出して2秒後、急停車した。 しばらくしてから「新小岩駅で人身事故が発生しました」のアナウンス。 数分おいて「この電車は運行差し止めになる可能性があります」という。 両国でついに運転ストップ。 ともかく降りて、西口から出た。 目的地である上映会場・小松川区民センターに電話をかけると、ホールには繋がらないそうで「折り返しこちらから電話をしますから番号を」という。 小岩行きバスを待っているところヘ携帯が鳴り、上映会主宰者の藤崎さんが折り返し電話をかけてくれたのだった。 状態を伝えると上映開始を30分遅らせましょうとのこと。 それがいいと答えたものの、ぼくは間に合わない。 遅れても入れるかとか、小松川区民センターにエレベーターがあるかとかを訊ね、回答を得てバスに乗った。 振り替え輸送のせいもあって、車内はぎゅう混み。 停留所の名やら車内放送やらをたしかめながら江戸川区の街並みを眺めていた。 小松川3丁目という停留所で下車。 すぐ先に交番があったので道案内をしてもらう。 上の写真は、教えられた道を歩いていて撮ったもの。 区民センターはまっすぐ行った右側にあると聞いた。 休日のせいなのか、昼どきという時間帯だからか、閑散とした道だった。 伊藤園実監督『狂夏の烙印』が目当ての作品だったが、上映開始時刻を延ばしたものの、すでに3分の1ほど進んでいる。 あと1時間あると聞き、チケットを求めた。 上映中の場内に入る。 暗い中をそろっと歩き、手近な座席が空いているのを確かめながらそおっと座るあの感覚は、思えばずいぶん久しぶりのものだった。 『狂夏の烙印』は在韓被爆者の苦悩を取り上げた95分のドキュメンタリー・ヴィデオ作品。 韓国に飛んで取材を重ねた作品で、韓国語をそのまま生かしたインタヴュー構成は意欲を感じさせる手法だった。 在韓被爆者とは、戦争中、広島での肉体労働にかり出されたばかりに原子爆弾の投下に居合わせることとなったのち韓国に帰ったひとたちをいう。 そう聞いただけで、被災した誰でもがいちばん苦しいときに日本政府は何も手をさしのべる努力をしなかったのだなと推測できる。 事実その通りだったようで、たとえば「原爆健康手帳」の発行だけでも凄まじいほどの差別があったらしい。 「海外からの手帳交付申請を可能とする」となったのが何と2008年(平成20年)12月だったというのだから驚いてしまう。 ついこの間まで、同じ被爆者でありながら、医療手当など生活に密接する政府からの援助を受けられなかったわけだ。 この映画を見ていると、海外でよく聞く日本国は外国人に対する敷居が異常に高いという話を思い出すのだった。 休憩時間に川島安信さんや大洞陽佑さん、四宮鐡男さん、撮影の堀田泰寛さん、三木実さん、板谷恒男さんといった、かつて岩波映画で一緒に仕事をした仲間たちと久闊を叙する。 午後からは「特別上映・塚谷陽一作品選」と題された短編集を見た。 ハンディキャップを負っている青年・塚谷さんが、障碍者が働くパン屋さん「ぷかぷか」での日常を撮った短編集である。 厨房とか年賀状とかパン工房とか、シーン別のタイトルが付された短編集は心象風景の映像日記を思わせる記録で、いってみれば見たい観客だけが見るための作品だ。 いい換えるとそれは、見せる工夫につながるテクニックを排した作りかたによる映像で、ぼくは内容よりも作品そのものの存在に価値があると感じた。 この作品の上映を強く推したのが四宮鐵男さん(しのちゃん)だったと聞いて腑に落ちた。 むかし、一緒に仕事をしているころ、しのちゃんが口癖のようにいっていたのが「映画は誰でも撮れる。誰もが映画を撮るようになる日が待ち遠しい」ということだった。 いや、そういう中身のことという意味で、じっさいに「待ち遠しい」といっていたわけではないが。 ただ、この発想にはぼくも大賛成で、たとえばのちにスティーヴン・スピルバーグが8歳だかのときに8ミリキャメラをプレゼントされ、13歳か14歳のころ最初の映画を撮ったというエピソードを知った際に、アメリカはずいぶん前から「だれでも映画を撮ること」が通用していていいなと考えたものだった。 同じ8ミリキャメラが日本で急普及したのが1960年代後半だったと思うが、ぼくの知る限り、市民生活の中では写真アルバムのムーヴィー版といった域をでることはなく、それが映画作品に結びついていった例を聞いたことがない。 塚谷さんの記録映像は、まさにしのちゃんの主張が少しばかり象徴的に現実化したもので、ぼくはそこに価値を感じたのだった。 何本かの短編の中で、ぼくが気に入ったのは「パン工房」という1本だ。 クリーム色の壁と働く仲間のアップショット、殊にうしろ姿のアップショットだけが撮影されていったような1本なのだが、望遠系レンズでとらえられたその映像群は何とも不思議に美しいのだった。 クリーム色の壁や戸口や棚を背景にひとのアップショットを撮ると、不思議な美しさによる快さが生まれるのだなという感想をもったのは以上のような過程を経てのことだった。 終わってから平井駅近くの店で談笑。 飲み屋が開店する時間ではなく、喫茶店に入った。 ぼくはコーヒーだが、ほか4人はビール。 当初の本数を飲み干してから、もう2本、もう1本と、果てしなくビールを注文していた。 久しぶりの仲間たちと久しぶりの映画談義。 そして旧知のひとたちに関するうわさ話。 帰ってから食事。 さんまの生干し開きがうまかった。 牛肉すき焼きふうもうまい。 『CSIマイアミ season6 #127』を見る。 日蝕のさなかにプールデッキで絞殺事件が起きる話である。 日蝕中の悪事は不吉、同類を呼び込むのよとアレックス。 この回からウルフが復職する。 風呂から上がった午前0時過ぎ、twitterでNYで開催中の小出裕彰さん講演会がU-stで中継されている。 質問時間の途中から見た。小出さんの回答は具体的で丁寧、影響が大きそうだ。
2012.05.04
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6時、起床。 テレビをつけニュースを見る。 雨が激しいので気象情報を知りたかったのだ。 やはり台風シーズンのようにニュースの第1項目が気象情報となっていた。 コーヒーがうまい。 で、トーストにしようかと思ったのだが、鯵の干物が食べたくなり、朝めしは和定食ふうにした。 モーニングバード。 関西電力が示す夏の電力需給について、ホントに不足なのか疑わしいと異論を提示、大いなる説得力あり。 天気予報が各地での大雨を告げる。 八王子でも音を立てて降っている。 夕食のあとで映画『ローマの休日』を見る。 もう何回見たか分からない映画なのに、トップカットがニューズリール・タイトルだったとは忘れていた。 つづいてロンドン・オランダ・パリ・ローマと王女の訪問都市が映し出される。 ウィリアム・ワイラーがチネチタを使った理由にハリウッドを離れなければならない事情があったのだが、何だったっけ? マッカーシー旋風だったかな。 『ローマ休日』……。 映画の中の映画といいたくなる。 見る者の内部にローマの街を刻印する底力に酔わされる。 スペイン階段の陽射し。 噴水の大きさ。 ちなみにこの噴水、思ったよりも小さかった。 同じような映画にフェリーニの『甘い生活』があるな。 オードリー・ヘップバーンの魅力が圧倒的な作品だ。 画面をなめるように見つめた。
2012.05.03
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毎日新聞の見出し。 「関越道バス事故:『あすは我が身』運転手たちの不安と不満」……。 欠陥だらけの規則をつくっておいて犠牲者が出ないと決して見直そうとしない官僚と政治家どもめ。 彼らこそが、裏にかくれた真の加害者だ。 逮捕された運転手が疲労のあまり眠ってしまったと答えている。 関越道の深夜バス事故は運行管理の捜査が重視されるな。 フランスの原子力発電所にグリーンピース・メンバーがまたも潜り込む。 セキュリティーの欠陥を突く潜入作戦。 成功のもようをネット動画で見た。 こうしたメディアが大発展する状態を前に、いま生きているおもしろさを実感する。 『CSIニューヨーク#112』を見る。 セントラルパークの俯瞰ショットが夏から冬に変わり、ロードアイランド州プロヴィデンスでの投身自殺に跳ぶ。 続いてNYの劇場で射殺事件。 すばらしい導入部だ。 午前11時すぎ、一旦横になる。 またも病気みたいにねむい。 夜、映画『ボビー』(Bobby 2006)を見た。 とても気に入ったけれど、知らなかったなぁ、この映画。 これほどの映画に対し、何の意識もはたらいていなかったとは、何とも恥ずかしい。 登場人物のひとり、アンソニー・ホプキンス扮するホテル経営者ジョン・ケイシーのセリフにある通り、これは典型的な「グランドホテル形式」の映画だ。 複数の人物が過ごす同じ時間を描く、その演出と編集ぶりがうまい。 ロバート・ケネディの暗殺を、ぼくはその日の仕事場だった浜町の東京テレビセンターで知った。 ニュース映画の録音日で何かと忙しく、いまもはっきり覚えているが、スタジオを出たり入ったりする合間のある瞬間だった。 廊下からスタジオに足を踏み入れた途端、デスクだった脇野さんが「おい、ロバート・ケネディが暗殺されたぞ!」と教えてくれたのだ。 「えっ」と声を出したきりドアの敷居に乗った足が動かない。 何という国なのだアメリカは、と思った。 東京にいるぼくがそう思うほどなのだから、アメリカの市民は文字通り暗澹(あんたん)たる気分に陥ったにちがいない。 現代史上の事実として、暗殺のエンディングを知っていても身を乗り出して見てしまう。 すぐれた映画だ。 ただ、映画は、いまは疑問視されているパレスチナ人の若者を犯人とする見方を踏襲しているようだ。 その点がちょいとばかり不満だったが、すぐれた映画であるという感想に変わりははない。 アンソニー・ホプキンスが傑出している。 また、ハリー・ベラフォンテが味のある風格を見せてくれる。
2012.05.02
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5月になった。 その最初の日、昨夜の寝不足が利いて6時半の目覚めとなる。 カーテンを開けると、白い曇りぞらだ。 新聞をとってきた。 オバマ・野田会談が第1面のトップ見出しだ。 ページをめくり回関連記事を読むと、日米共同声明が出されたが、内容よりも共同声明が発表されたこと自体に意味があるという政府の見方が報告されている。 注目すべき記事だ。 ラジオをつけた。 ニュース主項目は関越道のツアーバス事故。 利益重視、乗客軽視の実態が続々と明らかにされている。 運行の責任はバス会社だけという異様な規定は、昨今、見直されつつあるという。 ホントかい、それ? コーヒーを飲みながらテレビをつけ、録画済みリストからNHKスペシャルの年金ルポ「いま年金に何が ~AIJ事件 そして公的年金~」を選び、見る。 前段は国会招致の際の浅川社長答弁を挟み込みながら現状を伝える内容で、これはまぁ、見なくてもいい。 ざざっと早送りし、後段の厚生年金基金自体を解説しつつ、2008年ごろから基金の破綻が増えてきた状況をルポするくだりから見た。 ニュースその他で報じられたケースも含め、年金基金の運用がうまく行かなくなったことにより加盟する中小企業が直面する事態についてうまくまとめられていた。 かみさん手作りのカツ丼で昼めし。 その後『CSIニューヨーク 5 #111』を見た。 ここではエピソード・ナンバーが通し番号めいて「#111」となっているが、元来は「シーズン5 #19」というらしい、CBSのサイトで知った。 地下鉄車内がトップシーン。 CSIスタッフが誰かを追っていて、もめ事が起こり拳銃を手にする混乱が起きる。 騒ぎの中で乗客のひとりが死亡。 胸に銃弾の穴があり出血している。 CSIラボで、スタッフが電子機器を駆使し、進行中の地下鉄に外部からの銃弾が飛び込んできたという事実を判明させる。 この番組の特徴とはいえ、その過程を伝える映像展開がめざましい。 銃撃は線路沿いビルに住む中国人が家庭内のいさかいで発砲したものだった。 流れ弾が地下鉄内の男に命中したというわけだ。 不幸な事故だったという感じだが、解剖の結果、死んだ男は敗血症で既に死んでいたとわかる。 司法解剖を担当するシド(Dr. Sid Hammerback:Robert Joy)が、死体の下降結腸に妙な異物があるのを見つけ、シェルドン・ホークス(Dr. Sheldon Hawkes:Hill Harper)が、異物の素材について「ヒゲクジラの髭」であることを調べ上げる。 この小道具には恐れ入った。 ニューヨークの先住民、モンティーカン族インディアン(the Montiquan Indian tribe)の末裔が、たとえば繁殖しすぎた野良犬を退治するのに用いた殺害道具だというのだ。 地下鉄で死んだ男の死因は敗血症あるいは腸内感染症だったが、その原因となったのがクジラの髭だったのだ。 リンジーのおなかが大きくなり2か月後に出産予定。 ダニーが赤ん坊の名前を考えている。 『CSI:NY5 #19』は充実した内容だった。 3時45分にバス停でかみさんと約束してあるので支度を始めた。 会って頼まれた物を渡し、ぼくは一足先にバスで八王子駅ヘ向かう。 市役所の南口事務所やら銀行やらに用事があるのだ。 上の写真はその途中で撮った南口界隈。 夜、AXNミステリー局で新しく始まったシリーズ『刑事ヴァランダー #1』を見る。 スウェーデンのミステリー作家、ヘニング・マンケル原作による警察もの「ヴァランダー」シリーズを映像化したものだ。 イギリスの放送局はテレビ番組向けにミステリーを映像化するのがうまいな。 スウェーデンの港町イースタの警察に勤務する刑事ヴァランダーは、ある日、15歳の少女が菜の花畑で焼身自殺をする場面に直面する。 理由も背景もわからないまま、スウェーデン法相が殺されるという事件が発生。 さらに、高名な画商が殺され、5人家族の父親が殺され、その目玉のない死体が見つかり、やがて元警察官の老人が犯罪組織と関わりをもつらしいと判ってくる。 悪辣な犯罪組織のありようはCSI:NYの設定を連想させるが、描きかたに生活感を欠かさないところは『フロスト警部』シリーズにも似て、いかにも英国風だ。 やれやれ、またも気になるテレビ映画シリーズが始まってしまったな。 海外ミステリードラマの追っかけで忙しくなりそうだ。
2012.05.01
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