2003.02.15
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土曜に神立高原へ行った。
昔の仕事仲間で、今も年に2回ぐらい会ってる仲間。
1人は38。30過ぎてから、ボードやサーフィンやスクーバを始めた。
サッカーの中田のような髪型をしている。ベッカムに似ている。
午後、コースも全てまわり、さてじゃあ何しようかということになって、
ジャンプ台やトリックがあるコースへ行くことになった。
オレはほどよく酒が入っていて、飛べるような気がした。
「ちょうどビールで恐怖心なくなってるしね」
と仲間に煽られて、飛ぶことに決めた。普段なら飛ばない。

だいぶ前に飛んでアタマから落ちた。
それで脳震盪を屋って以来、怖くて飛べなくなった。
10年ぶりの挑戦。怖くはない。飛べる気がした。
飛んだ。飛べた。
しかし着地のことを、忘れていた。
飛ぶことのイメージでいっぱいで、着地までアタマがまわらなかった。
右足に、全体重がかかった。
グキ、という音が瞬間的に聞こえた気がした。
転倒し転がり、コース脇で、しばらく動けなくなった。
それでもなんとか立ち上がり、仲間のもとへ滑っていった。
右ひざの違和感を訴え、ギブアップを表明した。

レストランで休憩していると、仲間が集まってきた。4時。
そろそろ終了の時間だ。帰ろうとして立った。
歩けない。痛みが増していた。
それでもなんとか、クルマに乗り込んだ。
帰りのクルマの中にいるとき、痛みが増幅してきた。

後ろで、横にならさせてもらうことにした。
それでもしびれるように、継続的に痛かった。眠れなかった。
東京へ着いたクルマは、自動的に病院へ直行するハメになった。
38歳ベッカムのクルマだ。
緊急外来。
あまりのオレの痛がりぶりを見かねた看護婦が、車椅子を勧めてくれた。
フランスを思い出した。診察を受けてレントゲンを撮った。
骨折はしていなかった。が、この痛みと腫れは、尋常ではなかった。
細かい骨が折れてるか、靭帯か、捻挫か、打撲か。医者も首を傾げていた。
痛み止めと松葉杖、包帯とシップをもらい、病院を後にした。
痛み止めは全く効かず、夜は眠れなかった。





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最終更新日  2003.02.17 17:44:55
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