2003.11.17
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楽天で日記を書き始めたのが去年の年末だから、もうそろそろ1年書き続けていることになる。1年ぐらい続けられればいいなと思って書き始めて、1年続けばなにか得るものがあると思ったし、実際1年近く書いてみて、割と予定通り得られるもは得たつもりになっている。11月末日をもってこの楽天をオレは辞めるが、やり尽くしたという達成感みたいなのもあまりないので、やめた後もたまに日記を更新してしまうかもしれないが、もう日記を書く必要がない状況を想像すると、たまらなく解放的な感じがする。

日記を書き始めたとき、ネットで知り合った何人かの友人、たとえばフランスとかカラコとかいった今やここでもメジャーになった名前の友人にだけ、このサイトの存在を知らせていた。当初から掲示板の書き込みは多かったが、そのほとんどが彼らによるものだった。
楽天でもともと日記を書いている側の人間で、一番最初にここに書き込みをしてくれたのがmimiだった。
年末、有馬記念を外した、という話題の日記を書いたときに、「わたしも外した」というようなコメントを書いてもらったのが確か最初だったと記憶している。
初めての「客」にオレはうれしくなってしまい、mimiのサイトを断りもなしに日記リンクさせてもらった。オススメ新着に初めて載せたのが、mimiということになった。オレが日記リンクに登録しても、mimiはしばらくオレのところを相互リンクという形でリンクしてはくれなかった。電波気味なオレの日記を警戒してか敬遠してかはよくわからなかった。「日記が面白い」というようなことをいってようやく相互リンクの状態になったのは、開設から1ヶ月位経ったころだった。

昨日、mimiと会った。
彼女と会うのはこれで3度目で、1回目は9月に京都へ行ったとき、2回目はその1ヶ月後の10月だった。3回目の昨日は11月で、ちょうど1ヶ月に1度のペースで会っていることになる。熱のこもった恋人同士なら、1ヶ月会わない状況というのは信じられないほど長い期間なのかもしれないけれども、いつもの場所、いつもの時間きっかりに現れた3度目のmimiを見たとき、1ヶ月も会っていなかったようにはまるで感じられなかったし、これまで2度しか会っていないような感じはまったくしなかった。

2回目に会ったときに、また会おうということを誓い、それを実現させるために3回目が設けられた。何日か前には久しぶりに会うmimiの顔を想像したし、デート当日には約束の待ち合わせ時間に間に合わせるため定時で仕事が終わるように猛スピードで働いた。mimiに会うのが楽しみになってきていた。中年のおっさんがキャバクラで知り合った若いコに熱をあげる気持ちがわかるぐらいの境地に達したかもしれないが、オレはおっさんではないので例えとしては的確ではない。

「もうねわたしもね、いつ辞めてもいいと思ってるの」

「えーそう、それもいいんだけどね、問題はさ、辞め方だよね、不思議に便乗する、みたいなのもあんまかっこよくないしさ、で、コラボもあるわけじゃん、今日なんかわたし、何書こうか考えててさ、気づくと口にだしていっちゃってるわけ?これじゃヤバい人みたいじゃない?ねー」
喫煙室で1人になったときオレも外の景色を見ながら、今日の日記はどんなことを書くかよく考えたりするよ、どんなに仕事詰まってるときでもさ。ふと考えると、日記に縛られてるんだなって、つくづく思うよね。
「ああ、わたしはその状態からもう脱却したね。前はそういうこともあったけど、がーパソコン立ち上げるじゃん?でみんなの読んでさ、さあ書こうとかいうともう12時とかなの。あどうしよう、みたいなねー、そこでもう書くのやーめた、みたいなさ、でもほら、つなみが大阪行ったとかいう話?ああいうのを読むとね、やっぱり続けてみようっていうかさ、仲間が何してるか、っていうのはやっぱり気になるわけでね」

サンシャイン通りを見下ろす5階の窓にはしっかりとブラインドが下ろされていて、下界を見下す優越感を味わえない中途半端なカウンター席で、極端に量の少ない料理をつまみながらmimiを左側に置いてそういった話をしていた。オレは右側にいるほうが落ち着くからこの配置にしたし、前にカウンター席に座ったときも、オレが右で彼女は左だった。

ところが店を出たとき、並んで歩くmimiはどちらかというと右側に傾むこうとしていた。オレもどちらかというと左側を空けて歩いていて、空けた場所に彼女が来ることを無言のまま促していたのだけれども、その状態だと彼女はオレの後ろに付き従ったままになっていて、空けた左側にはなかなか移行してはくれなかった。もしかしてさ、右側のほうがいいわけ?
「あそうかも!なんかさっきもね、なんとなく落ち着かなかったんだよねー」
不本意ながらもオレは歩きながら左に逸れ、右側を空けmimiのために空間を作った。するとごく自然なスピードでmimiがすっとオレの隣に入って歩きはじめた。右が好きならそういやいいじゃん。
「いや今まで気づかなかった。なんかへんだとは思ってたんだけどね」
右手がふさがれてしまうことを嫌ってすこしためらったが、mimiの左手を握った。「寒いね」とかいうことを言いながら手を繋いで歩いて、サンシャイン通りを西へ向かった。





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最終更新日  2003.11.20 00:22:05
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