関本洋司のblog

2004年07月23日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 以下、あるサッカー掲示板に書き込もうとした文章ですが容量オーバーで書き込めないので、文脈わかりづらいかも知れませんが、ここに掲載します。

//////////////

 はじめて書き込みさせていただきます。3か4か、とても興味深い議論です。
 結論から言わせていただけるなら、相手による、ということになると思います。
 先日の日韓戦で山本監督は相手4バックに対して意識的に3トップ(平山・田中・大久保)を採用していましたが、これは戦術ミスです。3トップに対して4バックはひとり余るので、相手は守りやすいはずです。
 多少乱暴になるのを承知で言わせていただけるなら、
  1トップ>3バック、2トップ<3バック、3トップ>3バック、
  1トップ<4バック、2トップ>4バック、3トップ<4バック、
ということになると思います。(ただしこれは、攻撃側では2列目からの上がりが条件になりますし、守備側ではサイド攻撃要員を考えると4バックは実質2バックになります)。

 トータルフットボールを信奉する立場(euro2004のギリシャも守備側の攻撃参加が見られた)から言わせていただければ、選手が試合内で相手を見て戦術を判断して戦うのが理想です。
 守備側からの例を言えば、先のステージでジュビロは3バックが研究され同一試合内で不可避的に4バックへ移行していましたが、これは方向性としては正しいと思います。
 3バックと4バックのトランスバーサルな移行(普段のゾーンディフェンスとセットプレー時のマンマークも同様)がこれからのサッカーに求められると思います。

 なお、誤解を生まないように付け加えておくと、トータルフットボールは泥縄とは違います。相手に先んじて判断し動くということです。戦術より戦術眼が大切ということでしょうか?(ちなみに、クライフはラインをコンパクトに保つこととセンターラインの選手を重視して3トップ、3バックを採用していました。ベンゲルに関して言えば、アーセナルは4-4-2ですが、これは僕には5-5という超ラインコンパクト戦術に見えます。)

 サイド攻撃に関して付け加えるなら、最近の日本代表の省エネ・ア-リークロスの流行は眼に余ります。ロべカルのようなスペシャリストの不在とバスケットボールのような攻守の切り替えの早さを鑑みて、3バックの前にウィングを置くのはわかりますが、ゴールライン近くへボールを持っていってえぐらなくていいと言う訳ではありません。ウィングを中盤と看做し中盤でのボール支配を志向するとしてもこれは本末転倒です。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年07月23日 13時50分55秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: