関本洋司のblog

2004年08月25日
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カテゴリ: コラム
 スピノザ( Baruch de Spinoza,1632-1677)はデカルトとの思想的格闘によって、身体の復権を理論的レベルで歴史的にはじめて、かつ決定的に行なった人物だ。

 今回のオリンピックを含むスポーツは、身体の優位を確認するという意味で、スピノザの理念を内包し、発展させていると思います。
 今日の、スポンサーの優位、巨大メディアの優位といった状況に対しても、スピノザの身体論(これは群集論にもつながる)が有効であるはずです。
 より詳細に述べるならば、スピノザの複数の中心を持った身体の認識は、1974年に展開されたオランダのトータルフットボールにもつながっています。
 「我々はまだ身体について知らない・・・」






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最終更新日  2004年08月25日 12時30分56秒


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