あっしだけの日記★★GP2型インプレッサに乗る男

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2011年07月23日
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カテゴリ: クルマのお話
自動車における世界的な風潮の一つであるダウンサイジング。地球温暖化をはじめとした環境問題や資源節約の流れにより、「より速く、よりパワフルに」から、「小排気量でも快適な走り」へと進化のかじが切られた。なかでも、1.6リッターのエンジンを搭載した「V60 DRIVe」のデビューは、ある意味、シンボリックな出来事だろう。 なぜシンボリックなのか。ワークスタイルに長期休暇が組み込まれている欧州では、愛車で国境を越えてバカンスに出掛けることは珍しくない。たくさんの荷物を積める車として、大きな荷室とパワフルなエンジンを持ったワゴンが誕生したのは必然だった。しかし、その流れを断ち切るように「V60 DRIVe」のエンジニアたちは、大排気量のエンジンに別れを告げた。 ダウンサイジングの結果、「V60 DRIVe」は排ガス性能と燃費が向上。ボルボ初のエコカー減税対象車の認定を獲得した。ともすると、走りの性能が犠牲になってしまいそうな状況だが、エンジニアたちはこだわりを捨てたわけではなかった。ボルボが伝統とするターボ性能をいかんなく活用し、低回転域を充実させた加速の鋭い力強いエンジンを実現。タウンユースでの使い勝手を充実させつつ、小排気量ながら心地よいドライビングを楽しむことを可能にした。   ボルボがかじを切ったダウンサイジングは、ただ小排気量のエンジンを採用しただけにとどまらない。燃費向上を実現するためのエンジニアたちの挑戦はさまざまな部位に及び、ボルボ初のエコカー減税対象車を生み出した。 その中でも注目すべきは、「V60 DRIVe」のために用意された、デュアルクラッチ・テクノロジーを採用した新開発の6速パワーシフト・トランスミッションだろう。そのギアチェンジは滑らかにして迅速。快適なドライビングの実現に一役買っているのだが、それだけではない。高効率なエネルギー伝達により、従来のオートマチックトランスミッションに比べ燃料消費を約8%減少させることに成功した。 また、ブレーキエネルギー回生システムによるオルタネーターの出力抑制、電動式パワーステアリングの採用などにより、若干ではあるが燃費性能を向上。さまざまな箇所に少しずつではあっても、燃費性能の向上のためにこだわりの技術を注ぎ込む。エンジニアのこだわりが、乾いた布を絞るような燃費性能向上を可能にしたといっても過言ではない。   「車は人によって運転され、使用される。従ってボルボの設計の基本は、常に安全でなくてはならない」   エアバッグに代表されるパッシブセーフティが中心だった安全への対策は、テクノロジーの進歩とともに、アクティブセーフティにも力が入れられるようになった。起きてしまった事故からパッセンジャーを守るのはもちろんのこと、事故を起こさないための仕組みも「V60 DRIVe」のドライビングをサポートする。 1927年にボルボを創業した、グスタフ・ラーソンとアッサール・ガブリエルの言葉にあるように、ボルボは常に世界トップクラスの安全性能を提供してきた。そのDNAは「V60 DRIVe」にも受け継がれている。 たとえば、ボルボが世界で初めて標準装備した「シティ・セーフティ」は、レーザーを利用して前方の車両を感知。ドライバーがブレーキをかけなかった場合は自動的にブレーキをかける。そして「ヒューマン・セーフティ」は、フロントグリルに埋め込まれたレーダーとルームミラー前方に搭載されたカメラは道路状況を常にモニタリング。前方に人を発見し、なおかつ危険なシチュエーションと察知したら、衝突を回避または衝撃を低減してくれる。 また、ステアリングが安定する速度感応式パワーステアリングや毎秒500回の早さでクルマ、路面、ドライバーを監視するFOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシーなど、ドライバーの操作性を高めることにより、安全な走行を実現するテクノロジーも搭載。創業者の「車は人によって運転され、使用される」の言葉を、ここでも体現している。 ボルボを代表する名車240は、頑丈性とボクシーなフォルムから「空飛ぶレンガ」の愛称で親しまれた。240に限らず、ボルボのデザイン=箱形を連想する人は少なくないだろう。しかし、残念ながら「V60 DRIVe」のフォルムには、その面影は微塵(みじん)もない。ボクシースタイルや実用性を捨てたといわれることも少なくない。 スタイリングにおける「V60 DRIVe」の魅力は、ダブルウェーブのウエストラインからリアへと伸びる流麗な曲線。後方へと下がるルーフラインはクーペスタイルをほうふつとさせる。ボルボワゴン史上もっともスポーティなデザインと呼ばれるのも納得のエクステリアだ。その分、ラゲッジスペースはやや狭くなったものの、ある意味、V70やV50とのセグメントが明確になったといえる。 ただし、「V60 DRIVe」のデザイナーは、古き良きものを全て否定したわけではない。革新的な中にもボルボの伝統を感じさせる縦型テールランプは健在。伝統のアイコンを入れることで、進化しつつもオールドファンを納得させるブランド力を垣間見せてくれる。 VOLVO V60 DRIVeVOLVO V60 DRIVeVOLVO V60 DRIVe ボルボは言わずと知れた、北欧スウェーデンを発祥とする自動車メーカーだ。「V60 DRIVe」のインテリアにも、こだわりが随所に散りばめられている。 最も顕著なのはシートヒーターだろう。今では国産車でも珍しくない装備だがフロントシートでは温かさの3段階調節が可能だ。また、リアシートの快適性を高めるため、窓側リアシートにもヒーターを付けることができる。言うまでもないが、北欧の厳しい冬を快適に乗り切るためのこだわりといえよう。 外気温が10℃以上の日には、開錠と同時に、車内自動換気システムが最大1分間作動。化学物質の発生が少ないマテリアルの使用と相まって、スウェーデンぜんそくアレルギー協会の承認条件を満たす車内空気環境をつくりだす。一見、エコにも見える装備だが、安全という軸で内装を見ると、室内環境に対しても安全を追求していることが感じ取れる。 そして、何といってもデザイナーのこだわりを感じるのは、センターコンソールだ。いわゆるボルボ定番のフリーフローティング・センタースタックは、北欧デザインの家電をほうふつとさせる。ややドライバー側に角度をつけているのは「V60 DRIVe」のコンセプトがスポーティだからだろう。こうした細部へのこだわりが北欧の名門ブランドを支えているのだ。





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最終更新日  2011年07月23日 22時28分09秒
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過去との決別と伝統保存  
フィールダー さん
「革新的な中にもボルボの伝統を感じさせる縦型テールランプの伝統のアイコンを入れることで進化しつつもオールドファンを納得させるブランド力を垣間見せる。」革新的なるものの難しさがここにもありますな。ブランドロゴマークの改定で失敗しちまったGAPやらスターバックスの例も記憶に新しゅうござんす。 (2011年07月24日 17時49分07秒)

過去との決別と伝統保存、の難しさ  
フィールダーさん
~革新的なるものの難しさがここにもありますな。ブランドロゴマークの改定で失敗しちまったGAPやらスターバックスの例も記憶に新しゅうござんす~ 
 内部からの革新もダメ…外部からの革新もダメ…若い人に任せるべきです。若い力が時代を切り開く原動力です。 (2011年07月24日 20時30分20秒)

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