あむ日よむ日あくる日

あむ日よむ日あくる日

PR

×

プロフィール

天然風

天然風

カレンダー

コメント新着

こ30622306 @ Re:長岡式酵素玄米(12/24) こんにちは、ごはんと健康の関係調べてい…
「アマテラスの暗号」(泣かないでアマテラス)@ Re:『アマテラスの誕生』(02/08)  ≪…アマテラス…≫と[ヒフミヨ]の[シン…
背番号のないエースG @ Re:福田村事件  今回こちらのタイトルです。 もしよろしか…
天然風 @ Re[1]:道に拾う(07/17) りぃー子さんへ なかなかスムーズにお返…
天然風 @ Re[1]:トライアングルモチーフバッグ完成(07/19) りぃー子さんへ お返事に気づかずすみま…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.03.08
XML
テーマ: 読書(10125)
カテゴリ: 本日読了
2022/03/08/火曜日/寒の戻り、寒さ増し

〈DATA〉
人文書院/多田智満子
2000年9月1日初版第一刷印刷
2000年9月5日 初版第一刷発行
〈私的読書メーター〉
〈多田氏の存在は『ジュリアン・バトラー…』から、とはいえ訳書『ハドリアヌス帝の回想』は昔既読。あながち未知とも言えぬ。随分早熟な方である。ものの不思議を考え始めた12歳の頃プラターク英雄伝に夢中になる一方、所作の美しい同級生に倣って宝生流を習う。古歌や和漢の故事を織り込んだ謡曲が後の詩人の魂を揺籃した。サークル同人澁澤龍彦のエピソードも多いが全編貫く乾いたユーモアはギリシア持ち味か。動物の一連、殊に犬の遠吠えが生き物の本能の飢えを感じさせ「一種根源的な音楽」とみる一節や詩人鷲巣重男については謡曲クドキか。〉

まるで運命に引き寄せられるように夫の勤務に伴い神戸に住んで神谷美恵子主催のフランス語会のメンバーになっていたそうだが、その辺りの事は何も触れていない。

アスフォデロスの花と聞いて、オデュッセウスが冥府で出会アキレウスの亡魂が去りゆく野のイメージが浮かび上がるとしたら、ギリシアローマの古典がよほどお好きな読者だろう。



ポセイドン神殿、ネオプトレモス、トロイ戦争、ペロポネソス半島、アルテミス神殿遺跡、アケロン、忘却の川レテ、エリュシオンの白いポプラ、プリニウス博物誌などなど、アクアドーネの糸のように繰り出されるこの章の幽玄さよ。

これだけの詩人、作家が今はもうあまり思い出されていないとは。本書は書庫から出してもらった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.03.08 19:17:07
コメントを書く
[本日読了] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: