2004年04月の記事
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後輩君とぎが ６
おいらが全面的に悪かったんです。現在２００４年６月上旬ですが４月の枠に記入しているのは反省が中々まとまりませんゆえ。懺悔したいと言うか誰かに聞いて欲しかったというか… 後輩君。もう１０年近くも前の事ですがチャリを押しながら帰ったあの時から間違っていました。真面目な後輩君をおちょくったり騙したりした結果４月のＴＯＰ取っとくの１０日あたりのネタに書いたこととなりました。 なんだこの添付画像は！？なんかの嫌がらせか？？「ぎがさんならわかってくれると思って」 ってわかるかぁ～～～ヴォケェ！！「ぎがさん俺に愛してるって言ってくれたし」 すったらこと酔ったおいらは誰にでも言うんだよ！！ 何回も人に言ってるの聞いたことあるだろう！「俺にはこの前、初めて言った」 そりゃーたまたまだ！！「チューもしてくれた」 ホッペにチューくらい貴様にもしてるだろう！「ホッペじゃないです」 ぐはっ！ 「ぎがさん また俺と一緒に酒飲んで下さい！」一番最後に後輩君に逢って飲んだのは２００３年の６月頃でしょうか。おいらの部屋でです。多分その時か…いやその前からか…後輩君も現在３０ん歳。話はどうも上司とうまく行かないとか奥さんは育児ばかりで構ってくれないとか そんな内容ばかりでした。後輩君は超有名企業に新卒で入社し着々と年相応なキャリアを積み上げています。ローンも残っていますが一家の主。今や二児の父。かたやおいらは今だフリーターな上、会社が倒産した直後です。そして独り身です。そんなおいらに会社や家庭の事を話されたってわかる訳がありません。つか貴様ケンカ売ってるのか？です。 ぜいたく言ってんじゃねーよ！おめーはよ～～！ 何もかも理想的な人生歩んでてなにをほざいてやがるんだ！？こんなような事と言った記憶まではあるんですが。例によって酒に強い後輩君は徐々に酔ってどんどん変な行動を取るおいらをきっちり覚えているんです。そして何気に「嫁さんより…なんか気持ち良い」と言いやがりまして。貴様なんの話だ？なんの事を言ってる？？「ぎがさん酔った時のことしらふの時言うと怒るから」と言う後輩君。 ヤバイこれはヤバイ。絶対おいらヤバイことをしている…珍子メールもヤバイですが酔ったおいらの行動もヤバイです。おいらのカンが緊急事態を発動しました。ここは作戦を変えて誘導尋問です。騙されやすい後輩君はまんまと引っかかって白状します。それによると甘いもの食いたいと言ったらおいらは必ずなんだかんだお菓子を作る(らしい)。べっ甲飴も蒸しパンもコーヒーゼリーも作った事がある(らしい)。で「嫁さん手作りのお菓子なんて作ってくれない」と後輩君がボヤいたら、おいらがゼリーを「はぁ～いあなたア～～ン♪」と言いいながら後輩君に食べさせた(らしい)。２人で大爆笑した(らしい)。で「嫁さん家建てて子供産んだら俺のこと眼中に無いみたいっすよ」と言ったら「大丈夫だ！おいらが君を愛している！」と言ってベロチューかました(らしい)。で。実はちょと文章にするには はばかられるあーんな事やこーんな事もした(らしい)。 マジかよ。 勘弁してくれよ。 やるに事欠いて後輩君にか？？毎度の事ですが裸族のおいらは朝起きたら素っ裸です。後輩君が泊まった時も例外無くそうでした。おいらが酔った時の事をペロッと忘れるのを良いことに後輩君がウソをでっち上げているとは思えません。なんせコイツのウソは非常にわかりやすいですし。顔面蒼白。 ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙまあ、今後の献血に差し支えるような事まではしていない様なので安心しました。「俺 今すっげぇ落ち込んでるから ぎがさんと酒飲みたいんです。また今度行っても良いっすか？」 来るな！！なんてこった。最近やたら「札幌行くので酒飲みましょう！」ってうるさいと思ったら酔ったおいらがあーんな事やこーんな事をするのを期待しているためなのか？いや、後輩君はそんなセコイ奴じゃない。ただ単に気晴らしに楽しく酒を飲みたいんだろう。でも、その楽しいことの中に酔ったおいらのベロチューその他も入っているとしたら？？そもそも後輩君は酒飲んでも酔わない。まったくなんてこった。魔人一人でも手に負えないのに後輩君までトチ狂ってしまった。こおいち君といい後輩君といい「こ」のつく野郎は飛んでもねぇなまったく。 一番とんでもない無いのは当のおいらだが。そうだ。一番悪いのはおいらじゃんか。後輩君はトチ狂った訳でもなんでも無く、酔っ払ったおいらが狂わせたんです。そうです。おいらは後輩君が羨ましかった。まっとうな人生を歩む後輩君がとてもとても羨ましかった。潜在意識の中に道を踏み外させてやろうとか思っていたのかも知れない。それが酔って理性が無くなった時に出たのかも… なんてこった。まったくなんてこった。きっと酔ったおいら 全てはわざとやったんです。わかっていたのに。真面目な後輩君がこうなる事をわかっていたのに。知っていたのになんでやっちゃったんだろう。もう酔っ払った自分の無責任さが痛いです。散々酔っ払って失敗してきたからもう部屋でしか飲まないって。そんで一緒に飲むメンツは厳選してたのに。一応、後輩君も厳選したメンバーの中に入っていたのですが「シャレが利かない」という事を忘れていました。後輩君には悪気は無い。悪気があったのは間違いなくおいらの方です。 やってもうた…猛反省。猛後悔。「ぎがさん また一緒に酒飲んでください」って後輩君…君はおいらの周囲にいるような倫理観や常識に融通利く飲み仲間とは違います。無責任に酔っ払ったあと「飲んだ時の事は飲んだ時のこと」で済むような…どこかしらヤバかったり病んでたり壊れたりした部分を上手く隠して世渡りできるようなヤツじゃありません。家庭を持って順調に出世してるまっとうな後輩君。君は真面目で明るい世界の住人です。おいらはこれ以上後輩君をヤバイ方向にハマらせたくありません。しかし酒を飲んで酔っ払うとおいらは同じ事を繰り返すに決まってます。あーんな事やこーんな事を通り越してもっと飛んでもない事を遅かれ早かれやらかす事は明白。 もしそんな事までしちまったら後輩君はどうなる？？？後輩君はまだ若くてこれからも仕事に家庭にとまっとうな人生をこれからも送らなきゃいけない。魔人のように好き勝手やって人生終盤戦のこおいち君とは違うんだ。反省なんてしない主義の酔っ払いですが今回ばかりは物凄～く反省しました。痛いくらい反省しました。だから出来る事と言えばどんなに後輩君が焼酎持って札幌に遊びに来てもバックレること。どんなに電話を掛けてきても理由をつけて逢わないこと。「ぎがさん 仕事どうですか？俺、昇進させられたんですけどやっぱ上手くいかなくて」 ぜいたく言うなよ「ぎがさん 俺も仕事辞めたいんです」 ふざけんなよ「ぎがさん 酒一緒に飲みませんか？」 やめとけよ 「ぎがさん 俺のこと避けてます？」 当たり前だ。 おいらのマネして無職になられちゃ迷惑だ。仕事は辞めずに続けろ。「仕事続けたら逢ってくれるんですか」 １０年続けたら逢ってやる おいらは後輩君とは今後一切、酒を飲まないつもりです。携帯を持ったことを知られなくて幸いでした。パソコンのメールは受信拒否設定しました。後輩君はとても良いヤツです。できるならこのままずっと逢わずに済ませたい。徹底的にキズ付けて嫌われるような事をすると言う方法も考えましたが、それは極力避けたいです。後輩君がもう「なんで？どうして？」って問い詰めるようなガキじゃなくなっている事を切に願います。途方にくれてトンズラするしかないおいらをどうか勘弁して欲しい。後輩君にとって、おいらは非常に悪い先輩でした。申し訳無い事をしたと思っています。本当に本当に反省しています。おいらが全面的に悪かったんです。それなのに…こんなに良いヤツは他に誰一人いなかった。(なんか涙出て来た)いろいろしてくれてありがとうな後輩君。１０年か２０年か経ってまだ君がおいらを覚えていてくれたら…その時はまた一緒に酒を飲んでくれ。愛してるから。
2004年04月13日
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後輩君とぎが ５
その後、あれだけうるさかった後輩君が電話掛けてくる事はなくなりました。誰もが知ってる有名企業に入社した後輩君。それなりに忙しくなったのでしょう。おいらも色々忙しかったので、すっかり後輩君の存在など忘れていました。ところが忘れたころに電話が来る後輩君。「ぎがさん？俺っす！何やってんすかー？」 ん？ああ別に（…誰だっけ？誰だっけ？…ああプールのヤツか？）「いや～ この近く通りかかったらちょっと思い出して～～♪」 ああそっか（おいらも思い出したよ。なんだ貴様その調子こいた口調は。）「ちょっと思い出して」この勝ち誇った口調。ああいつものパターンのアレだ。とっても普通な後輩君。一体どこまで普通なんだ。思い出したついでです。最後にもう一回おちょくっておきますか。 後輩君 おめでとう！末永くお幸せにな「え？？・・・なんでわかったんですか？？？」 昨日 夢で言っただろう。俺、結婚したんですって言ったべ「え？俺がぎがさんの夢で…？？」 んー？違ったか？ちがうんなら何の用だ？「いえ…その通りっす。俺 結婚したんです…」やっぱりな。おいらが何年「ぎが」やってると思ってるんだ。うるさく付きまとったお方がぱったり連絡来なくなる。そして自慢げな口調で電話を掛けて来る。一様に「実は私、結婚するの」「実は俺、結婚するんだ」です。なんで皆さん自慢げなのかは謎だ。「俺 ぎがさんの夢に出てきたんすか…」 （ウソにきまってるだろう）ボンボンの貴様まで同じ態度だったからムカついて動揺させたかっただけだ。しかし２４で同い年の看護婦と出来ちゃった結婚とは。家も建てたんですいえいえローンっすよ嫁さんの親にも俺の親にも金出してもらったし子供も生まれるから早いウチに～って…とことんケンカ売ってるのかこいつ。まあとにかくお幸せにな と。それ以後、２年に一回かあるいはそれ以下か休みがごくたま～に合う時に逢って飲む程度になりました。このくらいのインターバルならおいらも楽しくて精神的なダメージが少ないです。おいらの部屋のベッドを占領されても「たまにだから良いか」と許せます。ボンボンの贅沢な発言にも余裕で応えてやれます。「嫁さん 全然料理ダメなんすよー全部まずくて。かーちゃんによく来てもらうんす」「娘 めちゃくちゃ可愛いっすよ。もう自慢っすよ」「家のローンは俺も嫁さんも稼いでまーなんとかなるかなって看護婦良いっすよー」「ぎがさん あいかわらず愛人たくさんで大変すか？俺嫁さん一人で大変す」このアホが。おいらより先に結婚して天下取ったつもりか。おいらに勝ったつもりか。確かにおいらはまっとうな人生を着々と歩む君がうらやましかったよ。ムカついたよ。でもな。おいらが何年「ぎが」やってると思うんだ？貴様の前に何人似た様なお方が居たと思うんだ？って想像もつかねーだろうな。まあ良い。後輩君とは関係無い話だ。今なら飲んだついでの昔話にも付き合ってやれます。「ぎがさん いつか今井美紀のチケット払い戻してくれたっしょ？あの時は俺すげー尊敬したんすよ」-----------------------------回想。今井美紀チケット事件「ぎがさんルスツ行きたいって行ってたじゃないすか！行きましょうよ！いつが良いっすか？」 あ？次の休みは○日だ。「え…○日？」 ダメならしばらく休みが無いなぁ「俺その日、夜コンサート見に札幌行くんで調度良いっすよ！」 ふーんそうかでも君 ジェットコースター大丈夫なのか？「ルスツ」とは札幌から手ごろな距離の大型遊園地。実のところ絶叫マシン嫌いの後輩君。おいらに付き合ってヘトヘトになった挙げ句、帰りは渋滞で見に行くはずのコンサートに微妙な時間になりました。「今日は楽しかったからもう良いっすよ今から行ってもギリギリだし」 貴様諦めてるんじゃねーよ！今からでも厚生年金会館へ行け！！「ぎがさん もう今日は俺疲れてて見れませんて」 そのチケットはどうする気だ？捨てるのか？金ドブに捨てるのか？「６５００円くらい良いっすよ。あんまり前の席じゃないし。」 このドアホ！ 見る気無いなら見たいヤツに席を譲らんか！「でももう入場始まってるみたいだし…」 チケットよこせ！おいらが売ってくる！ぎがさーんぎがさーんと叫ぶ後輩君を車に残して厚生年金会館ホール前で「チケットあるよ？」とダフ屋する酔っ払い。当時人気絶大だった今井美紀のチケットは一瞬で売れました。 おら後輩君、チケット売れたぞ ほれ１万円。「いいいいい１万？？？」 キャンセル待ちの人が万札出した。ったく無駄に捨てなくて良かったろ？「ぎがさん…ええええっと３５００円おつり…」 釣りなんていらないんだよ！その人もう速攻会場入ったから。「いやぎがさんの取り分…」 いるか！お前が買って諦めた今井美紀だ。とっとけよ。 今日の遊ぶ金もお前が全部出したんだから足りない位だ！「いいえぎがさんが売ってくれなかったら一銭も入りませんでしたから！」 んじゃ３０００円だけもらっとくかぁ-----------------------------回想終了「俺 あの時あきらめちゃダメだって教わりましたよ」 う～～ん悪いな。実は教えて無いことがあったんだ。「え～～なんすか？ぎがさん」 実は２万で売れたんだけど君には１万しか渡さなかったんだ。「ええええ？？？？？」時を越えて騙される後輩君。良いじゃんか。君はおいらと違って良い会社に入って可愛い嫁さん貰って子供も作って家まで建ててるんだから。ダメな酔っ払いに嫌がらせされてもバチは当たらんだろう？「ぎがさんはやさしいっすからね…」 君には一度もやさしくした事ないよ？「ぎがさんは何でも教えてくれたから」 ウソばっかだぞ？「ぎがさんは酔うと何でもしてくれるし」 ま 小人か妖精の仕業だな「俺 ぎがさんと時々酒飲みたいっすよ」 そっかー？やめとけ「嫁さんとするより元気出るから」 ん？ なにをだ？？？「嫁さん 最近してくれないし」 ちょっと待て。貴様何を言ってるんだ？「ぎがさんがチューしてくれる方が気持ち良いですし」 …貴様何を言ってるんだ？
2004年04月12日
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後輩君とぎが ４
プールのバイトの後、後輩君は短期大学を卒業して某有名企業に就職し札幌を離れます。おいらは普通の会社に採用されました。コネで。これで後輩君との付き合いは終了と思っていたのですが、後輩君はおいらを誤解したままでした。「ぎがさんみたいな人、俺今まで逢ったことないんす！これからも遊んでくださいね！」 いや腐るほど逢えると思うぞ後輩君。 …ってこんなボンボンにまで珍獣扱いされちまった。その手のセリフ吐きやがったの後輩君で１００人目くらいだ。どうせすぐ飽きるくせに。そして居なくなるのに。後輩君は確かに真面目で優しい良いヤツです。まっとうです。後輩君はおいらに何かと気を使ってくれる。おいらを喜ばせたいって気持ちは痛いくらい良くわかる。しかし、それはホントに痛い事になってしまうんです。おいらと後輩君は違い過ぎました。こいつの困った所は言わずに置けば穏便にすむ一言を言わせる事でしょうか。まったくガキってどうして何から何まで「なんで？どうして？」と説明を求めるんでしょう。おいらが言わずに済ませたい事を言わせといて勝手にヘコむ。テレビやビデオを転勤する知り合いに一通り譲り受けた時もそうでした。「ぎがさん！俺のは一切もらってくれなかったじゃないですかっ！」←なぜか逆ギレって、ソレ全部てめーで稼いだ金で買ったモンじゃ無いだろう？親が君のために買い与えたモノをおいらが受け取る訳にいかないべ。それに知り合いとの付き合い上、仕方ないだろう。この説明で黙ってい引けば良いものを「俺との付き合いより大事なんですかっ！」と来やがった …そうだって応えるしか無いだろう。焼肉屋の時もそうだった。「ぎがさん なんで肉食わなかったんですか？俺らの勢いに食うヒマなかったんすか？」食い放題だ！タダ券だ！と盛り上がってる雰囲気を壊したくなかったに決まってるだろう。バレないように肉を焼く係したり野菜をつついていたのを変に良く見てやがります。「んー？ちゃんとしっかり食ったぞ。今日は楽しかったな美味しかったな」とその場をサラっと流そうとしたのに重ねて「食い放題のタダ券だったのになんで肉食べなかったんですか？」と。（そのタダ券はサイドメニューも全部タダなのか？と確認した時に察しがつかなかったのか…）ガキっちゅうのは曖昧にしておくってことが出来ないのでしょうか。この時、帰りの車には「あー食った食った♪」と大満足の後輩君の弟も友達も居たのに。「あんな店ってやっぱ ぎがさんが普段行くとことは味違うんですかぁ？」と言い出す始末。そこまで追求されては …実は肉 得意じゃなくてな。と白状するしか無くなるだろう。「え！？」とフリーズする居合わせた後輩君の弟＆後輩君の友達。満腹感が罪悪感に。ああやっぱりこうなってしまった…後輩君に恥かかす気は無かったのですが実際おいらこの当時、肉が苦手で食えなかったんです。でも焼き肉屋ならではのサイドメニュー(冷麺とかキムチとか)は大好きだったし本当にこの日は楽しかったし美味しかった。タダ券を調達して来た後輩君にマジでありがとうと思った。この日はこのままメデタシめでたしで終了するはずだったのに。なんでこいつは言わなくて済むことまで言わせるんだ。そして落ち込むんだ。同じバイト先で同僚をしていた時代はおいらが意図的に嫌がらせを仕掛けて楽しんでいましたが、いつの間にか意地悪な結果を招く状況になって行きました。思えば最初においらが与えた印象も悪すぎでした。真面目で融通の利かない後輩君はそのままの乗りでおいらになついてきます。「ぎがさん！ススキノ行きましょう！」「ぎがさん！ドライブ行きましょう！」「ぎがさん！カラオケ行きましょう！」「ぎがさん！絶叫マシン乗りましょう！」誘ってくれるのは嬉しいのですが、後輩君 地元の実家から札幌に来るまで車で２時間かけて出向いた挙げ句「俺が誘ったんすから俺が全部払います！」なんです。この野郎おいらを一体なんだと…(この時期おいらはノリノリで金はウハウハ儲けてました) 後輩君。このくらいの割り勘おいらだって払えるから。「良いんですぎがさん！俺もう社会人っすから！任せといて下さいって！」 貴様の前においらはとっくのトンマに社会人だ。まったくコイツが来ると自分のひねくれぶりが身に凍みる。後輩君本人のせいじゃないのですがコイツは純粋に明るく正しく育った子です。無条件に良い奴が居るとおいらが隠したい嫌～な部分がくっきりと出ちまうんです。当然こんな屈折した心理が理解できない後輩君。無邪気に「ぎがさん！俺 明日休みですから酒飲みましょう！」と おいら君と酒を飲んでも楽しく無いんだよ…「え～なんでですか～この前もぎがさん酔ってこんな事言ったしあんな事言ったし」 それが嫌なんだ！！！後輩君は酒に強い体質らしく酔いません。それゆえ一緒に飲むとおいらが先に酔って醜態をさらすことになります。酔わない後輩君はおいらの無様な酔っ払い姿をきっちり覚えてるんです。知ってるお方はご存知なんですが、おいら飲むと何の脈絡も無いのに泣くクセがありまして。真面目な後輩君は「酒を飲んで泣く」という行為が額面通りの「泣く」としか思えないらしく「ぎがさん 昨夜はなんで泣いてたんですか？俺に出来ることがあったらなんでも言って下さい」と地雷な発言。誰が貴様のようなボンボンに頼るか。 酒を飲んだ時の事を君しらふの時に全部言うだろう。それ最悪だから酒飲みの勝手な自分ルールを激怒して説教するおいらもダメ人間ですが、せざるを得ない状況を作るクソ真面目な後輩君も後輩君。「ぎがさん昨日のこと覚えています？」ってどうせロクでも無い事をしてるに決まってる。それをしらふの時に問われるのは勘弁して欲しい。「ぎがさん なんで最近酒飲んでくれないんですか？」 後輩君。なんでおいらが君と酒を飲みたくないのかわかってないのか？「俺に悪いところがあるならちゃんと言って下さい！」 悪くないからいう事なんて無い！だから忙しいからだって言ってるだろう。「ぎがさん！ぎがさん！俺のこと避けてるんですか？」 忙しいんだ。ただそれだけだ！これ以上言わせるなよ！「なんでですかぎがさん！俺納得できませんから！」…どうしてこいつは言いたく無いことをおいらに言わせるんでしょう。真面目で優しい良い奴なのに。 後輩君。 君 はっきり言って君うっとうしいよ？言わずに済ませたい事をどうしておいらの口から言わせやがるんだ…君が思ってるほどこの時のおいらは大人でも良い人でもなかったんだ。
2004年04月11日
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後輩君とぎが ３
首にがっつりキスマークを付けられた後輩君。対処法はバンドエイドを貼って隠すでした。ｸｸｸｸｸｯ 良いきみだ～とほくそ笑む酔っ払い←悪党さっそく男性職員（仮名：イヤミさん）から突っ込まれます。「おおお～～後輩！なんだぁ生意気にうなじに絆創膏なんて貼りやがって。さては彼女にチューされたか？そうだろ？見かけによらずやるじゃねぇかこの野郎！」後輩君は予想通り 「え あの これは あの その 」と釈明に困っています。 ゴホンと咳払いするおいら。ますますｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙする後輩君。「後輩はてっきり童貞だと思ってたのにな～昨日の夜か？どうだったんだ？全部吐け！」図に乗るイヤミさん。「へ～後輩君。きみって童貞なのか？知らなかったな～」と少々追い込みをかけて見る酔っ払い。「イヤミさん ぎがさん 俺ちがいますから！！これそんなんじゃないすから！」←涙目 さてその先はどうする？←意地悪「こっこっこれは転んでアザできたんすよ！俺柔道しますから！そんでバンドエイド貼ったんす！」 …もうちょっとマシは言い訳ないのか後輩君…「コノ野郎！柔道で首にこんなちっこいアザが出来るか～～」さらに突っ込むイヤミさん。 そろそろ助けてやるか。「良いじゃないすかイヤミさん 後輩君だってヤりたい盛りなんですから」「やややややりたい盛りって！ぎがさん何言うんですか！？」「な～んてなジョーダンだ冗談。イヤミさんこれおいらがふざけて付けたんすよ」「はぁ？お前ら気持悪い事して遊んでるんだな…ま今回はそういう事にしといてやるよ！」ニヤニヤしながら出て行くイヤミさん。「ぎがさん もー勘弁して下さいよ～～」アホだなぁ～バンドエイドなんて貼ったらキスマーク隠してますって言ってるようなもんだぞ。堂々と出しっぱなしの方がみんな何も言えないってもんだ。「え そういうもんなんですか？」 （ウソに決まってるだろう）「でもこれ何日くらいで治るんですか？もー」 大丈夫だ。ぎゅ～っと強くつまめばすぐ消える。キスマークの対処法も知らんとはこいつマジで童貞でしょうか。数時間後、「ぎがさん 気のせいか濃くなってるような気がするんですが」 え？マジでやったの？アホかお前～～！！面白いほどコロッと騙される後輩君。しこたま笑わせてもらったので、正しい対処方と隠し方を教えてやりました。 ほれこうやって湿布をベタッと大きく貼ったほうが肩こりだ！とか言えるだろ。 湿布のほうがバンドエイドより早く消えるしな。 部屋に帰ったら氷で冷やしてお湯で暖めるを繰り返すんだぞ。「ありがとうございます…ぎがさん」 なーに礼にはおよばん。（だってアザがちょこっとはみ出るような角度で湿布貼ったから）←悪党 果てしなく騙される後輩君。どこまで騙されるか試したいです。「ぎがさん 今のお客さん知り合いすか？」 ああ女の愛人。「ぎがさん 今のお客さん知り合いすか？」 ああ男の愛人。「・・・・・・！」うははは 悩んでます悩んでます。せいぜい妄想しろ。「あ 後輩君。奥のシャワーでシャンプーしてる人いるから注意して来てくれ。バスタオル掛けて隠れてやってるから」設備の関係でシャワー室で石鹸やシャンプーは禁止なのですが、時々規則を守らない利用客がいました。そこで正義感の強い後輩君。がぜん張り切り「わかりました！ぎがさん！俺がガツンと言って来ます！」後輩君シャワー室にダッシュです。 さてガツンと言えるかなぁダッシュで戻ってくる後輩君。予想通り鼻血を出さんばかりに興奮しています。「ぎがさん大変っす…！あのお姉ちゃん…水着脱いでスッポンポンで頭洗ってますよっ！」 なーんだ注意できなかったのかぁ？ せっかくキレイなお姉ちゃんだったから君に行かせたのに。「俺バスタオル思いっきり開けちゃいましたよ！後ろ向いてたから気付かれなかったけど、振り向かれてたら俺今頃チカンっすよ？」 （それを狙ったんだ）尻くらいは見れたか？「バッチリっす！」 このドアホ！喜んでないで早くオバサマ職員に報告して来い！ちっ。おいらの計画では全裸のお姉ちゃんに騒がれてあたふた逃げてくる予定だったのに。だいたいシャワーでシャンプーしてるってキーワードで若い女性だと思わなかったんだろうか。世間知らずです。童貞です。良いとこ育ちのボンボンで真っ直ぐ育った後輩君。真面目で良い奴なのはひねくれた酔っ払いにも良くわかります。あんまり悪ふざけするのもいけないなぁと思うのですがこのガキ、忘れた頃に勝手に地雷を踏むんです。例えば…「親にバイトはナイショなんです。仕送り増やすって言うに決まってますから！」 良いねぇ～仕送りしてくれる親で。「俺スウォッチ買っちゃいましたよ～ぎがさん新しい時計買わないんすか？」 これは祖父がおいらにくれた腕時計だ。「俺 食えないモノ多いんですよ～どんなに腹減ってても嫌いなモノは食わないっすね」 餓死しそうになったらすったら事言えないぞ？まあこの程度のことは失言でも暴言でも無く、普通の家庭で育ったガキなら誰でも言うでしょう。しかし、イレギュラーな環境を乗り越えたおいらにはヤキ入れて下さいと言っている様なもんです。後輩君もヤバイと思ったのか、おいらの信頼を得ようと頑張ります。そしてそれがまた裏目に出ると言う悪循環。その関係はおいらも後輩君もプールのバイトを辞めた後にも続きました。というか、おいらは次の仕事やフーの事で公私ともに忙しかったため後輩君の事なんて忘れていました。しかし後輩君は勝手にぎがさん！ぎがさん！となついて来まして。今思えば電話番号なんて教えなければ良かったです。ちなみにおいらが本気で激怒したのはこの地雷。「ぎがさん なんでわざわざ体中の毛そってるんですか？」 そってるんじゃなくて生えねぇんだ！！このバカ野郎！
2004年04月10日
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後輩君とぎが ２
当時、後輩君１９歳。酔っ払いぎが２３歳。オバサマ職員の中ではどうしても通常警備の他に２人コンビでパワー系の仕事を任されます。よって作業中はさらなる世間話をするハメに陥ります。おいらは無駄口たたかず黙々と仕事をこなしたいのですが、後輩君は静寂が落ち着かないようです。当然後輩君からの突っ込みに応える形になります。「昨日ずーっとドラクエやってたから眠いっすよー」 ああファミコンかぁ。持ってんの？「ぎがさんち ファミコン無いんですか？」 んー無い。「今度俺んちでやりませんか？」 あんまし興味無いな （しばし沈黙） 「ぎがさーん ○○って映画見たことありますー？俺大好きでビデオも持ってるんですよー」 ああ あれな。面白いよな。「ビデオ貸しますよ！」 うはははありがとうな。せっかくだけど おいらんちビデオデッキ無いんだ。 （しばし沈黙）「ぎがさーん 昨日のドラマ見ました？」 ああ…あれみんな見てるらしいなぁ面白いらしいな。「ぎがさん 見てないんすか？あの時間 何見てるんですか？」 つーかおいらテレビ持ってないから！ （しばし沈黙）「ぎがさんて 酒強いんすか？やっぱ冷蔵庫にはビールばっかとか？」 おいらはビールじゃなくてギルビーズジンか焼酎だな。「こういう暑い日って冷えたビールうまいっしょ！」 おいら腹が弱いからなぁビールはなぁー それにおいら冷蔵庫持って無いし。 （しばし沈黙）面白いほど勝手に地雷を踏みまくる後輩君。ことごこく会話が裏目に出ています。気まずい沈黙をなんとかしなければとそーとーパニクってます。しかしなんて解りやすーいヤツだ。「あのーぎがさんの愛人て家のモノ買ってくれないんですか？」 んー。 …まあ言えばみんな買うべなぁ。「みんな！？」 洗濯機は医者やってるヤツに勝手に買われたな。返す訳に行かんから使ってるけど （しばし沈黙）焦りまくった後輩君。ますますパニクりなんとかせねばと引きつった笑顔です。 「…なんでもガンガン買ってもらえば良いじゃないっすか？」 なんでもガンガン？そりゃお断りだなぁ「だって色々あれば便利だし…」 自分の部屋の物は自分で買いたい「せっかく愛人してるのにすか？」 …お前なぁ～…口を動かす前に手を動かせ！！午前中に機材の搬入終わらせれって言われただろう！！大声を出してしまったが別に後輩君の質問に頭に来た訳ではなく、おいらは作業をとっとと片付けたかったのだ。クソ暑い外にいつまでも居たくない。ただそれだけだった。ところが後輩君は勝手に「ぎがさんを怒らせてしまった！やってもうたー」と勘違いした様子。確かにこの当時のおいら部屋にはテレビ・ビデオ・冷蔵庫は無かった。そして自分で買おうと思えば買えた。あえて買わなかったのはホントに必要が無かったからだ。この当時まだ金魚のキン太が居なかったから人間関係が乱れていた時期。勝手に晩メシを食わせてくれるお方がいらん！ちゅーくらい沢山いた。それにフーもいた。部屋に帰るヒマなんて無いし帰っても寝るのだけだったから家電は必要無かったのだ。「ぎがさん… すいません…」 何がだ。「色々変なことばっか言って…」 別に本当のことだし。あーあ。こういう坊っちゃんて勝手に気を使って勝手に傷つくんだよなー。こういう純粋培養のヤツには刺激が強いのも誤解を招く事もわかっていたがまだ若かったおいら。「健全で幸せそうな後輩君」にムカついてたのかも知れない。全ては後輩君への嫉妬だったかも知れない。（思えばわざと後輩君の心を惑わす言葉を選んでいたような気がする。） …色々あるんだよ。どうとでも取れる言葉で片付けてしまいました。それでも後輩君は ぎがさん！ぎがさん！とおいらにまとわりついて来やがりまして。 はっきり言ってうっとうしいんだよ？君。こういうガキをおちょくるのも面白いかもなぁ。と邪悪な気分がふつふつと沸いて来たのも認めざるを得ない。そして何をどう解釈したのか「ぎがさん！俺、ぎがさんの味方すから！俺に出来る事あったら何でも言って下さい！」と言い出す始末。誰が貴様のようなボンボンに頼るか。こいつ…絶対何か勘違いしてやがる。どうせおいらが可哀想な薄幸の酔っ払いにでも見えたんだろう。こうなったらどこまで勘違いするかおちょくってやろうか（邪）「後輩君。きみって良いヤツだな。」ニッコリ気まずい雰囲気がなごんでホッした顔の後輩君。今だ。「えええええ～～！ぎがさん何するんですかっ！！」油断した後輩君の首根っこを押さえつけて思いっきりキスマークつけてやりました。後輩君は角刈り＆タンクトップ。隠しようがありません。「ぎがさん！ついちゃってるじゃないっすか！？どーすんですかこれ！」ぎゃっはっはっは ざまーみろーぃ♪彼女に付けられましたとか言っとけ～～ぃ！ぎがさーんぎがさーん と叫ぶ後輩君を置きざりにしてダッシュで逃げてやりますた。こうして後輩君がぎがに翻弄される日々がスタート。
2004年04月09日
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後輩君とぎが
おいらが全面的に悪かったんです。後輩君とのことをちょと語って良いっすか。懺悔したいつーかそんな気分で。 後輩君。そいつはおいらが警備員をやっていた時代に１ヶ月遅れで入ってきたアルバイト学生。おいらの第一印象は「でけぇ～～！」でした。よろしくお願いしまっす！ …ってやっぱガタイどおりの体育会系。上司から「ぎがくんこの子連れて仕事教えてやって。年ちかいんだし仲良くやってくれな！」とお達しが。ラジャー！ボス！ ってことで行こうか後輩君。おいら「ぎが」って言うんだ。おいらも入ったばっかだからよろしくな！「俺 ○○○○っす。○○短期大の２年っす。」 ああそらさっき聞いてたよ。「仕送りに頼りたくないんでバイトすることにしました！」 うはは学生のバイト動機なんてそんなもんだろう「ぎがさんもそうなんすか？」 え？おいら学生にみえるかぁ？？卒業してかなり経つんだけどなぁ「えっ！俺てっきり同じぐらいかと…正直年下かと…」 その割りに 敬語じゃん「年下でも先輩は先輩っすから！」 お前…真面目なんだなぁ …っておいら実際年下に見えたのか？まーかったるいから敬語なんて使わなくて良いよ。聞いたと思うけど俺ら市営プール班ね。明日から会社に寄らないで家から直接プールに直行な。家どこなん？ふーんおいらんちの近くだな。帰り一緒に帰って道順教えてやるよ。「ありがとうございます すんませんぎがさん！」 だから敬語じゃなくて良いって… ほれ後ろに乗れ。「ママチャリっすか？？」 おいらの愛車ブラックチャーリー号だ。ちなみに男を乗せるのは君が初めてだ。「俺が後すか？？無理っすよぎがさん！俺がこぎますよ」 お前プールまでの道順知らないじゃんか！無理っすよぎがさん！に俄然ムカついたおいら。確かにおいらはチビだし後輩君に比べて貧弱な風体だ。しかしチャリンコライダーをナメてもらっちゃー困るね。「ぎがさん！登りっすよ！？無理しないで下さい俺代わりますから～～！」(叫) 黙ってつかまってれって！突入角度が狂う！登りは慣性だ慣性！二人乗りで坂道も楽勝でクリア。今じゃ絶対出来ない芸当です。（若かったなぁ）当時ピチピチの２０代前半だったおいら。レスラーのような後輩君を２ケツで東区の会社事務所から現場豊平区の市営プールまで楽勝に完走。「ぎがさん…見かけによらず結構強いんですね…」 チャリンコライダーをナメんなよ！貴様の一人や二人屁でもねぇや！早くも後輩君の尊敬を得た酔っ払い。そうこうして後輩君はおいらと一緒に市営プールで働くことになりました。現場の某市営プールなんですが警備はオバサマ職員が多いです。婦人カルチャー・アクアビクス・シンクロナイズド等女性向けのスクールが多く、水着というほとんど裸の姿で利用するお客様を配慮しての事なんですが体育会系の後輩君。大丈夫か？何か失敗する前に事前にレクチャーしておきます。 良いか後輩君。女性職員にも利用客にも絶対オバサンに「オバサン」なんて言うなよ。「えっ？なんでですか？だってみんなオバサンばっかじゃないっすか」 バカヤロー！どんなに年とっても女にオバサンは禁句なんだ！覚えとけ！「だってみんなの名前すぐには覚えられないっすよ！」 せっぱ詰まった時はさりげなくオネーサンと呼べ。 不自然にならんようにだ！わかったか？ 「ネーサンて無理っすよ！みんなオバサンじゃないっすか」 でも言うんだよ！お前は女のネチっこさ知らんだろ？ とにかく「オバサン」は禁止だぞ！それとな…オバサマ同士のシモネタや悪口はかなりキツイ。でも絶対乗っちゃダメだ。わからないフリを押し通せ。お前若いから色々面白がって突っ込まれるだろうが、とりあえずヘラヘラしてろ。事前に重要注意事項を色々と教えておいたせいか本人の人徳かあっと言う間に職場になじんだ後輩君。とにかくメチャクチャ真面目な好青年。おいらが入れ知恵しなくてもオバサマ職員には好意的に可愛がられたものでした。「最初ぎがさんの言った事わからんかったけど、助かりましたよー」そうだろう。まー言わなくてもお前ならすんなりなじめただろうなぁ。しかし勝手においらを尊敬する後輩君。「ぎがさん！俺が二十歳になったら飲みに連れてって下さいね！」 え？ そりゃ構わんけどおいら酒入ったらヤバイから…つーか今時「お酒はハタチになってから」を守る君って…真面目だなぁー。この真面目さの裏目が１０年後に来る事も知らず、おいらと後輩君は仲良くなって行きました。仲良くなったと言うか、後輩君が一方的においらになついて来たと言った方が正確でしょうか。…思えば初日の帰り道から始まったような気がする。お疲れ様っしたーさて帰るぞ と。後輩君、この辺の地理わかるか？そっかやっぱわからんか。んじゃ後ろに乗れ。「ダメっすよ！ぎがさん！俺悪いっすよ後ろに乗るの！」 こいつそうとうおいらをナメてんのか？おいらの脚力は今朝見ただろう！「チャリンコパンクしますよ？俺がまた後ろに乗ったら…」 あ そう言われればそうかも。「自分で歩いて覚えようと思ってたんすよこの辺。」 お前！見所あるな！ よっしゃまかせろ！人付き合いはうっとうしいですが、同じ職場の同僚です。つーかこの辺は道が複雑でおいらも迷って遅刻と言う失態を２～３度やらかしました。後輩君には近道を伝授させといた方が得策です。チャリを押しつつてくてく後輩君の部屋まで歩くことになりました。ここらって道が四角じゃないし行き止まり多いから一本間違ったらヤバイんだよ。今日は最短を通るからな。結果道すがら色々世間話をするハメに。「バイトってやってみたかったんですよー すげー緊張したけど俺やれそうっす」 そうかよかったな「ぎがさん なんで就職しないで今だにバイトなんすか？」 働くのに疲れて卒業したらちょと休みたかったんだよ 就職活動はするヒマなかったし「え？就職活動しなかったんすか？」 だから学校行ってる時に働き過ぎたから休みたかったんだよ！「え？なんで学校で働き疲れてたんすか？」 学費と生活費稼ぐのに働きまくったんだよ。おいら仕送りなかったから「え？なんで仕送り無かったんすか？」 弟が大病したのと親の商売がヤバくなったから。「え？それってぎがさんのせいじゃないのになんでぎがさん一人が苦労すんすか？」 うるせぇな！！ おいらが聞きたいよ！と 叫びたいところを「さぁなんでかな～」で片付けました。こういう奴にこの話は勘違いされ安い。ホントの話だがこの話に人様は過剰反応なさる。そして過剰な応対をなさる。おいらとして過剰な親切応対の方が対処に困るんですが。案の定、後輩君「すっすんません…」「すっすっすすんません…」ばっか言うようになりました。 ああうっとうしい。どうせ可哀想とか思ったんだろな。 こいつって普通の良い家庭で家族や友達とも仲良くて幸せに育って来たんだなぁって感じっす。全てが健全。育ちが陰鬱なおいらとは大違いだ。ああ大丈夫だよ後輩君。おいら結構ラッキーなんで人に助けてもらいまくりなんだ。 大して苦労してないんだぜ。 いざとなったら愛人いっぱい居るから。「ぎがさん…？愛人て？」 ん？まーな ん じゃーな。また明日な言葉のアヤで言ったことがこんな面倒なことになるとわ…
2004年04月08日
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魔人の帰還
今日からＨＰの更新が出来る。今日からやっとのんびりできる。。ここ数日の悪夢にうなされながら目を覚ますおいら。嫌～～な寝汗をかきつつ起きるとこおいち君の姿はありません。 やったーやっと出て行った！床のちゃぶ台を見たところ、昨夜の酒の肴の残りを食って出て行ったのでしょう。そーいや朝早くに用事があるって言ってたっけ。朝一のシッコして水飲んで月曜日から見ていない留守録ビデオを見ながらもう一眠りしましょう。 起きたらジャンプとスピリッツの立ち読みに行こう… ああ「週間プレイボーイ」も今日発売だ。読まなきゃ…「犬夜叉はっ！ごらんのスポンサーでお送りいたしました！」犬夜叉とウソップって同じ人が声やってんだよな～(山口勝平)とウトウトしていると玄関からガチャガチャあやしい音が！「あ 悪い悪いぎが起こしちまったか～～」 どえええええええええぇぇぇぇ！ なんで戻ってくるんだ貴様ぁ！！「だってまだ借りて来たビデオ全部見てないだろ？全部見てから返しに行こうぜ！」 なんで「行こうぜ」なんだ。 勝手においらを人数に入れるな！おいらの泣き映画「フィールド・オブ・ドリームス」が別な意味で泣き映画になってしまいました。ケビン・コスナーもびっくりです。そのままこおいち君が買い込んだ食糧の残りで昼飯を食うと「チャーリーズ・エンジェルﾌﾙｽﾛｯﾄﾙ」を見ることに。ドリュー・バリモアもびっくりです。この映画、実はおいら封切りの時劇場で見てるんです。でもこおいち君が見たい見たいと言っていたモノでして…頼む。ビデオ持って帰って自宅で見てくれよ…「え～～俺の部屋よりぎがのとこの方が画面大きくて音も良いんだも～～ん。ここでぎがと一緒に見たいも～～ん」 だから「も～～ん」は… やめれと言うのに…！むかつきますが、今日は魔人最終日。今をやりすごせば今夜からおいらは自由の身です。なんだかんだ言っても「チャーリーズエンジェル」大好きなので結局もう一回見てしまいました。でも吹き替え版よりやっぱ字幕版がお勧めっす。当初不機嫌なおいらでしたがｷｬﾒﾛﾝ･ﾃﾞｨｱｽ ﾙｰｼｰ･ﾘｭｰ ﾄﾞﾘｭｰ･ﾊﾞﾘﾓｱ ﾃﾞﾐ・ﾑｰｱのコスプレ→尻→胸→足→アクション！コスプレ→尻→胸→足→アクション！コスプレ→尻→胸→足→アクション！の無限ループを見ているうちにすっかり機嫌が直ってしまいました。 やっぱストリップティーズの場面がサイコーだぁ～～♪「ディアスって無理に体を絞ったよな。不自然だもんな」「バリモアも金掛けてるよな～一作目かなり儲かったんだな」「やっぱリューってブスだよな」 やかましい！ うるさい！ 黙ってれ！余計なウンチクをたれる魔人は放っといてやっぱ楽しかったです「チャーリーズエンジェルﾌﾙｽﾛｯﾄﾙ」。満足満足。さてビデオ見終わるとすっかり昼過ぎ。ＧＥＯに返しに行くと魔人はまたもやビデオ借ります。 こいつそーとー出張で稼いできたのか。「ぎが これ見たいって言ってたよな？ルパンの古いヤツ♪借りよう～～っと」 確かに好きだが今日はもう見ないぞ。「わかってるって。借りとくからヒマな時に見に来いよ。ぎがの好きなの俺も見たいし」「悪かったって。おまえの自由時間とっちゃってさー。ホントここんとこありがとうなぎが」 わかればよろしい。そんなこんなですっかり夕暮れになり、こおいち君は荷物を引き上げて部屋に戻って行きました。 ああやれやれだぜ。その足で立ち読みに行くおいら。ジャンプもスピリッツも週プレも読んで帰宅。晩飯は食い切れず残った魚を煮付けました。 独りだ。やっと今夜から独りだ…ああ～～～今晩からやっとのんびり出来る…！そうだもうこおいち君は居ないことだし床を片付けよう。ちゃぶ台もたたんで布団もしまってと。 良～しＯＫ。それからビデオ留守録の続きを見なくっちゃ。そうだ。その前に風呂に入ろうかな～～。せっかくだからゆっくり贅沢しなきゃ。神様許して。ここんとこおいらは頑張ったんです。あ その前に一杯焼酎飲もうかな。じゃあ茶を沸かして… この時おいらの脳内計画では「一杯ひっかけてから風呂を沸かし、風呂に入り、湯上りに焼酎を飲みながらＨＰを更新したりよそにレスカキコしに行って後留守録ビデオ鑑賞しよう」でした。 ＨＰ放置してる間、どんな来訪者様がいらしてたかなぁ～～ メールとか着てたらどうしよう。 言い訳とかは風呂入りながら考えよう… ビデオテープ残り少ないからパソコン早めに切り上げてビデオを見ないと。そうだ明日早く起きたらハローワーク行こう。だったら履歴書も書かなきゃ。カッコイイ字を書くってネットで検索できないかなぁ明日から仕事をまた探して いつもの毎日に軌道修正だ。 夢がひろがるあれもしたい。これもしたい。もっとしたい。もっともっとしたい～～ Byブルーハーツそんな時に携帯電話がﾁｬﾗｯﾁｬﾗｯﾁｬﾗｯﾁｬﾗｯﾁｬﾗ～ﾝ(ルパン３世のテーマ)・・・・こおいち君だ・・・・「ぎが～ 困ったことになってさ～～」 石化。「帰ったら電気もガスも通ったんだけど水道がダメなんだよ～～」 石化。「俺こまってっちゃってさ～～どうしよう」 石化。「ぎが～～～俺どうしようもなくってさ～～どうしよう」 石化。過去の経験上、この場合「もう一日泊めてくれってこと」か。。。。そうです。こいつは甘い顔をすると果てしなく付け上がる魔人でした…コイツにはおいらがのんびりしようとすると邪魔をするジャマジャマセンサーでも着いてるんでしょうか。それとも神がおいらのんびりを許さぬ状態なんでしょうか。どうせ来るなと言ってもなんだかんだ押し掛けるに決まってます。案の定「来いや」と言ったら「実はもう下に居るんだ～」との返答が。おいらはせっかく片付けた布団やちゃぶ台をまたひっぱり出すハメに。こいつ殴る。絶対殴る。力一杯殴ったのですが死にません。やはり魔人です。
2004年04月06日
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魔人が部屋にやって来た！三日目
酔っ払って寝タバコしやがった魔人こおいち君。発見が早かったのでシーツが焦げた程度の被害で済みました。蹴りも５回入れるに留めました。自慢の羽毛布団に被害が及ばなくて良かったです。しかし老朽化していたシーツは焦げた箇所から寝返りのせいで朝には見るも無残なズタズタな事に。（涙）「俺寝タバコなんてしないよ～～すげー気をつけてたも～～ん」 ウソをつけ！つか「も～～ん」はやめれというのに。おいらは今日の献血に備えて昨夜は焼酎を控えめにしていたんだ。は～～っきり覚えているんだからな。「そう怒るなよ～～ 俺が新しいシーツ買ってやるから」 あんた昨日も卵買ってないぞ。本日の遅い朝食はおいらがいつも通りゴマ油で焼いたシンプルな卵焼きと鍋の残りです。使用した卵はもちろん２個です。「塩も砂糖もダシも醤油も入れない卵焼きかぁ～～」 文句あっか？なんか文句あるのか～～？？「いやゴマ油使ってるからそれなりに美味いけど…ぎがって何でも醤油かけるだろ？俺いつも塩分取りすぎなんじゃないかって心配でさぁ」 健康オタクのおいらを舐めんぢゃねーぞ!醤油を多用するおいらはあらかじめ濃い目の昆布ダシで２～３割ほど薄めているのだ！気付いていないだろうが貴様んちの醤油もとっくに薄めさせてもらっているぜ。（本ダシでだが）ちなみにゴマ油を使うのはゴマの有効成分ゴマリグナンやセサミン・ビタミンＥを取り入れるためさっ♪ 酔っ払いは体が資本。（そんなに気をつけるなら酒もタバコも辞めろよって突っ込みは受け付けません。）「ぎが今日、献血だろ？支払い済んだら送ってやるから待ってれよ」 いらねーよ！ なんなんだよその「送ってやる」って「待ってれよ」って。つか献血を要請された際に「タクシーで来て下さい」と言われてる。いつも通りタクシー代は当センターで負担致します＆お帰りの際も手配致しますって話で。「わざわざタクシーなんて使うなよ～。金もったいないだろ？」 人の話を聞け！ 行きも帰りもタクシー代なんていらないんだよ！おいらの白血球の型と一致する患者さんが現在お二人いるそうで「ぎが様お時間があったらお願いできませんか？」って先方からお願いされて行く献血なのだ。この場合に限り血液センターと提携してるタクシー会社の車が送迎して下さる。「んじゃ俺行ってくる！ちゃんと１時半に着くように戻るからな！」 だから人の話を聞け！ つーか後片付けをせんか！！（怒）何が何でもおいらを送るつもりでいやがる…積極的にいらん事をするこおいち君。魔人です。 あ。そうだヤツにも献血させりゃ良いんだ！ヤツも数少ないＢ型だから患者さんも助かる。血小板とか骨髄バンクにも色々登録させよう。死んで屍拾う者無しの魔人。迷惑なヤツでも世のため人のためなるだろう。簡単な健康診断にもなるしな。これはヤツのためでもある。何より献血後のお土産も２倍じゃん！ｲﾋﾋｯ♪ぎがナイスアイディ～ア～♪名案に上機嫌で顔を洗おうと風呂場に来たおいら。昨夜はあらかじめ種火を消しておいたから異常なし！いつも通り風呂の残り湯で顔を洗います・・？？？？ ってなんなんだこの残り湯の汚さわ！！おかしい。おかしいよ。昨日はヤツが風呂入る前にあんだけ説教したんだ。体を完全に洗ってから湯船につかれ！って。つかおいら昨夜はガラス越しに見張っていたよな。足も珍子もワキの下も完璧にﾜｼﾜｼ洗ったのを確認したよな。 なのになんでこんなに汚くなるんだ？？ 一体あいつはどんな汁を体から出しているんだ？？？ 魔人だ… 悪魔の毒毒モンスターだこおいち君…どうしよう献血させるのは考え直した方が良いのかも…本日の残り湯も再利用不可。風呂の栓も抜きつつ腰も抜かすおいらでした。二日続けて水道代にダメージっす。-----------------------結局こおいち君の車で血液センターへ向かう「俺 献血するの初めてだよ！」 そうだろう。世のため人のためにせいぜい協力しろ。「父親から血は売ると金になったって聞いてたからさ～タダでやるなんてもったいないだろ？」 あんたいつの人だ。「やべ～～ぎが俺腹減って来ちゃった～～」 メシ食ったの１０時だぞ？？あんた米おかわりしただろ？？「こんな時に血ぃ取って死なないかな～」 いっそ死ね 血液センターおやつもジュースも飲み食い放題だから持つって。それよりもうすぐ着くからタバコ今のうちに吸っとけよ！ああいう所は全面禁煙だからな！成分献血って２時間は余裕でかかるからちゃんと我慢すれよ！「平気平気。俺 タバコなんて別に吸わなくていいも～～ん」 ウソをつけ！だから「も～～ん」はやめれっつーのに！寝タバコ事件もそうですが、こいつホント喫煙マナーがなってないんです。どこでも点火しやがるしその際「よろしいですか？」のエクスキューズもしやがりません。ポイ捨てだけはおいらが発狂して怒ったからなんとかやめたものの、今だに灰皿を持ち歩きません。こういうヤツがいるから正しい喫煙者の肩身が狭くなるんだちくしょう。かくして山の手血液センターに到着。「ぎが様 本日はご協力ありがとうございます！…？お車代は…？」 すんませんマイカーで来たんす。こっちの人も献血しますから。「それはありがとうございます！ぎが様は問診表に記入を！こちらのお方にはご説明を！ 」タッチパネルでいつも通りピッピッピッと…さて無料自販機のココアでも飲むか♪献血初体験のこおいち君。係りの人から説明を受けてます。「血液の病気というのは…」「多くの方の善意で…」「同時に骨髄バンクの必要性は…」全部登録しまくっちゃって下さい！とお願いした以上、事前の説明も長いです。やべぇ！魔人の目がうつろになって来ています。とことん人の話を聞かないヤツです。献血経験のあるお方ならご存知でしょうが事前の問診表には答えにくい項目もあります。「同性と性交渉をもったことがある・またはそのような人と性的接触があった」とか「エイズ検診目的の献血ですか」とか「不特定多数の相手と性的接触あったかとか」 ヤバそうなのはＮＯでいいんだよっ！！つか何悩んでんだ貴様～！！ 今まで悩むようなことをしてきたんかい！！それはさて置き放置状態のマイＨＰが心配で山の手血液センターのパソコンからアクセスを試みました。うわーんせっかくの更新チャンスなのになんでキーボードが無いんだよう～～（泣）せめて状況の把握だけでも・・そんなこんなでジタバタしていると説明や問診表記入を終えたこおいち君が「ぎが 何やってんだよ～～」と背後に。 げっ！出やがった。こいつがいるとおちおちパソコンもいぢっていられません…腹減ってるんだろ？おやつ食えおやつ！山親爺も白い恋人も月寒あんぱんも食い放題だから。ジュースもコーヒーもお茶も飲み放題だぞっ 山の手血液センターは北海道銘菓が食い放題です。かといって「ロイズの生チョコ」や「猫の卵」などの今風なモノは無く歴史的な地味なお菓子ですが。結構美味い。「へ～嬉しいな～俺好きなんだこういうの」 だからって持って帰ろうとするな！ ポケットに入れたモノを出さんか！さて献血前に採血と血圧のチェックです。ぎが様～ぎが様～「は～～い♪」続いて魔人様～魔人様～「は～～い」 おお今日は女医さんだ。ちょとラッキーよっしゃ本日の血圧も正常値♪ 続いて採血です。相変わらずおいら血管埋まってるらしく腕に針ブスブス刺されまくりです。(泣)すると突然女医さんの悲鳴に近い大声が。「まぁ～～～あなたなんて高い血圧なの？？」振り向くとこおいち君が血圧を測定しているところでした。「ちょっともう一回計ってみるわ！おかしいわね～」二度目も同じ結果だったらしく。「まぁっ あなた寝不足・二日酔い・風邪ぎみ・疲れている全部ＹＥＳじゃないの！これじゃ今日は献血して頂くのは無理ね。もうちょっと体調を整えてからお願いした方が良いわね」 え～～～っ！それじゃぁ献血後の「お土産２倍作戦」が！先生先生！骨髄バンクや血小板登録の採血くらいは出来るでしょ？またいつこれるかわかんないし！それもダメ？おいらの真の目的は「注射嫌いのこおいち君を痛い目に合わせる」ことでもある。「今日の状態じゃ辞めた方が良いですね。ぎが様だけ協力して頂きますね。」「ぎが 俺待合でコーヒーでも飲んで待ってるわ。頑張れよ！」 なにシメシメって面してるんだこいつ。まんまと献血をまぬがれたこおいち君。悪運が強いとはこのことでしょうか。人の塩分取りすぎを心配する前にてめーの血圧を下げやがれ。魔人を２時間も放置するのは不安でしたが、おいらは一人で献血台へ…-----------------------献血終了。すんませ～ん。おいらのツレどこ行きました？作業着のオッサンなんですが。「おタバコをお吸いになるなるとかで、申し訳ございませんが施設の外で喫煙するようお願いいたしました。」 やっぱりな。どうせ要はつまみ出されたんだろう。お土産を頂いておいらも帰るとしましょう。今回のお土産は洗剤とスープセットです。なんか年々おみやげがショボくなって行くなぁ前はジュースに牛乳・ボディソープ・絆創膏・歯磨き粉・テレカのセットだったのに。「へ～～こんなのくれるんだ。献血すると。」 あれ？貰ってないのか？「あれからすぐ俺、眠くて車に戻っちゃったからさー」 あらからすぐつまみ出されたのか…血液センターの皆さんご迷惑お掛けしてすみません。おいらがこんなヤツ連れて行っちまったばっかりに…かくして「こおいち君にも献血させてお土産２倍作戦」も「注射で痛い目見せてやれ作戦」も失敗に終わりました。「俺腹減ってどうしようもないんだ。せっかく西区まで来たんだから葉隠に寄ろうぜ」「葉隠」(←ﾊｶﾞｸﾚ)とはおいらのお気に入りのラーメン屋。すげぇ美味い。でもなぜか流行っていない。謎です。醤油ラーメンをスープまできっちり残さず飲むこおいち君。あんたさっき血圧注意されたばっかだろう。おいらもきっちり飲む方だけどだけどさーいや良いけどさ金払うのも体悪くなるのもあんただし。残念だったのは葉隠さんラーメン一杯６００円という値段が魅力の１つだったのに７００円になっていたことです。明らかに税込価格表示に便乗した値上げ？残念です…部屋に戻ると借りてきたビデオ見みたり晩飯の準備したり。ああもうホームページを全然更新していません。来訪者の皆さんに「ＴＯＰ変わってないよ？」とか「ぎがちゃん貧乏すぎて死んだ？」とか思われてるやも知れません。嫌～～ 当の魔人はのん気なものです。「今日から俺の部屋、電気とガスは通ってるんだけど水がまだなんだ～～ここんとこ世話になったけど明日からもう迷惑かけないからさ！」 その前からお前はとっくに迷惑なんだよ！ 今日は風呂炊かないからな！二日続けて風呂の水投げたんだからな！※北海道弁で「投げる」は「捨てる」を意味します「平気平気 俺明日早くに打ち合わせに行くけど、ぎがは気にしないで寝てて良いから」 だれが気にするかｺﾞﾙｧ!!ああ疲れた３日間でした。明日になれば。明日になれば…
2004年04月05日
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魔人が部屋にやって来た！二日目。
次の日、朝っぱらから流しでごそごそ動き回るこおいち君。二日酔いの嫌～～な寝汗をぬぐいつつ起きるおいら。妙に寝苦しいと思っていたら案の定ベッドにもぐりこんで来やがったようです。「俺は床で寝るから良いって」言ってたくせにあつかましい野郎です。「あ ぎが起こしちまったか？悪い悪いメシの準備しようと思ってさ～」ん？何気に焦げ臭いぞ？？あああっ！！土鍋だ！昨日土鍋にセットしておいた米だ！ダッシュで飛び起きると土鍋のガスの火を止めるおいら。 なんで火をつけっぱなしにしてんだよ！土鍋でメシ炊く時は吹いたら火止めて放っときゃ良いんだよ！「だって電気釜で炊くとき３０分くらいかかるだろ？土鍋の炊き方って俺知らないからさ～～」 知らん事を勝手にすなぁ！！ってフタを開けるな！！「俺が作るからぎがはもうちょっと寝てろよ！大丈夫大丈夫 朝は玉子焼きとワカメの味噌汁だろ？知ってるって」はいそうですか。…とおちおち寝ている訳には行きません。なんせ魔人のこおいち君。何をやらかすか解りません。とりあえず朝一の運子しにトイレに入ると卵の割る音が聞こえて来ます。ｺﾝｺﾝｯ!ﾊﾟｶｯ!ｺﾝｺﾝｯ!ﾊﾟｶｯ!ｺﾝｯ!ﾊﾟｶｯ!ｺﾝｯ!ﾊﾟｶｯ! ちょっと待てぃ！二人分の朝飯に卵をいくつ使うつもりだ！？速攻でぶん殴りに行きたい所ですが、こんな時に限って運子のキレが悪いです。トイレに釘付けです。ｶﾊﾟｶﾊﾟｶﾊﾟ…ああっこれは卵をほぐしている音？なにか混ぜてやがる！「お～～いぎが～～砂糖はどこだ？？」 卵に砂糖は入れるな！！「無ぇよ！」必死でトイレから叫ぶおいら。「ああ あったあった。」 見つけるな～～～！やめてくれ～～卵焼きに下味を着けるの嫌いなんだよおいらは！ダシ巻きや甘い卵焼きは嫌だと何度も言っただろうが！寿司屋でも卵は食わないだろうが！だから他人が焼いた卵焼きは嫌いなんだよ！つーかその卵ほぐした食器誰が洗うんだ誰が！洗い物を増やしてんじゃねーよ！卵なんてフライパンに直接入れて焼けよ！運子を根性で切り上げて速攻でケツ拭いてトイレから飛び出すと、時すでに遅し。こおいち君ノリノリでオムレツ製作してます。ああああ残り少ないバターをこんなに使いやがって…卵は一日一個って決めてんのになんで５つも使ってんだｺﾞﾙｧ! ５回分のオカズをなに一気に消費してんだよ！！ってなんで乾燥ワカメを最初っから入れてんだ！味噌汁出来上がった日にゃーフニャフニャになるだろうが！「悪い悪い そう怒るなよ～～卵、俺が買ってやるから」 そーゆー話じゃねーんだよ！ 無職のおいらがどんなに切り詰めた食生活してんのか解ってんのかｺﾞﾙｧ!って言ってるそばから水を出しっぱなしで作業をするな！ここはあんたんちと違って水道使い放題じゃねーんだ！！朝っぱらから「！」マーク連発させるこおいち君。やはり魔人です。それともおいらがシミッタレ過ぎるんでしょうか。かくしてオコゲのこうばしいご飯を巨大なオムレツとぐったりしたワカメの味噌汁で食う朝食。土鍋の底には頑固なオコゲが発生しています。つか炭です。これがホントの炭水化物。洗うのにかなり水に潤るかさなきゃ取れそうもないっす。昼飯はオコゲのお粥に決定です。「お焦げのご飯って美味しいよなー俺大好き。怪我の功名ってヤツだよぎが！」 こんな巧妙ち～～っとも嬉しか無いわ！「じゃ俺 部屋行って色々整理してくるわ！料金の支払いの段取りもやらなきゃなんないし。ぎがもう一回寝るんだろ？」 行け行け。とっとと行ってくれ。 ああもう一回寝るともよ。 あんたが居るとおちおち二日酔いもしてらんねーや。……つか「洗い物は俺がやるからって」って言ってなかったか？なに食いっぱなしで出かけやがるんだコイツ。やはり魔人です。さて二度寝して二日酔いから覚めると昨日見られなかったセーラームーンやぴちぴちピッチの録画を見ます。いや～～今週も亜美ちゃん（←ｾｰﾗｰﾏｰｷｭﾘｰ）可愛かったな～～満足満足。さて顔でも洗って後片付けましょうと風呂場に行きます。ボロアパートは瞬間湯沸かし器などありません。洗顔は風呂の残り湯を利用します。 あれ？なんですか？この室温の高さは…ああああああ！風呂釜のタネ火が付けっぱなしだ！しまった！昨夜こおいち君が風呂入った後確認しなかった… ぎがなんたる不覚！ガス代に大ダメージ。日々蒸しタオルと足バケツでガス代節約していた意味ナッシング。ちくしょうちくしょうなんてこった。殴る。絶対戻ってきたら殴る。そう決意しつつ風呂のフタを開けると・・・・ なんじゃこりゃ～～～～！！！眼を疑うおいら。なんなんだこの残り湯の汚さわっ！！おいらは４～５日は同じ風呂水を使う。シャワーが無いから頭や体を洗うごとに半分は入れ替わるから４～５日使うと言ってもさほど汚くは無いのだ。それでも、なるべくお湯を清潔に保つため体を完全に洗ってから入るようにしている。それなのにああそれなのに。それなのに… なんで一回の入浴でこんなにお湯が汚くなるんだ？？ あいつは一体どんな汁を体から出しているんだ？ どぇぇぇまさに悪魔か。悪魔の毒毒モンスターこおいち。そうだ。ヤツの部屋の風呂はユニット式。一回一回捨てるからお湯をキレイに保とうなんて考えが全く無いんだ…魔人汁が一晩つけっぱなしだったタネ火のために低温発酵しています。もうこの残り湯で顔を洗うのは無理無理です。嫌過ぎです。洗濯や掃除に再利用できそうもありません。土に流した日には草も生えなくなるでしょう。涙ながらに栓を抜いてお湯を捨てるおいら。保温状態でまだこんなに暖かいお湯を捨てるハメになるなんて…。水道代にも大ダメージです。ちくしょうちくしょう絶対殴る。グーで殴る。ローキックも入れる。首も絞める。そう思いつつ冷水でザバザバ情け無い面を洗うおいらでした。---------------------------午前中だけでもうこれだけの突っ込み所。魔人です。「ぎが～～ビデオ借りに行こうぜ！晩飯の買い物もしようぜ！」 出張から戻って金があるのか。ＧＥＯでビデオを数本借りてスーパーのハシゴするこおいち君。おいらの制止も聞かずどんどん食材を買い込みます。相変わらず人の話を聞きません。 出張から戻って金があるのか。「いや～鍋したかったんだよ～。ず～っとイラン人とかブラジル人とか中国人に囲まれてるとよ～妙な本場の料理ばっかでよ～あいつらの料理って甘いか辛いか酸っぱいか臭いかのどれかなんだよ。もう俺まいっててさ～」 あんた神奈川に出張してたんじゃなかったのか？？例によってなんでもかんでもぶち込んだちゃんこを作るこおいち君。おいらんちの一番大きい鍋がこのサイズで助かりました。腹一杯食ってもまだ少々残る程度の被害で済みました。おいらは食う時は食う・飲む時は飲むで「飲みながら食う」ことが出来ません。「何か食うもん無いと寂しい」とどんどんツマミを作るこおいち君。出されたモノをキッチリ完食するおいら。そのせいでおいらはすっかりデブに…いえ長くなるから省きます。おいらの焼酎タイムは基本的に夜９時からですが、晩飯食いながらもう飲み始めるこおいち君。さて本日のメインビデオ「童裸 総集編」をＧＯ。これってエロアニメなんですが、こおいち君が見たい見たいと騒いだ作品でして。エロアニメってあんま興味無かったんですが、いざ見てみると作り手側の思い入れとかストーリー性とか結構しっかりしてて面白かったです。エロかったし。 へ～～中々良いんじゃないの？ やっぱ日本のアニメ文化はサイコーだなぁ～～って振り向いたら寝とるんかい！！ｺﾞﾙｧ！寝るんだったらベッドに上がれよ!今日はおいらが床に寝るから！「いや寝てないよ～～起きてたよ～」 ウソをつけ！「うんうん面白いなこのアニメ。俺ちょっとシッコしてくるから止めといて～」 ってタバコを持ったままウロウロすんな！ここはあんたんとこの鉄筋マンションじゃなくて昭和初期のボロアパートなんだ！木造なんだ！タバコには神経を使わんかﾎﾞｹｪ!!エロアニメを引き続き鑑賞していたおいらはトイレから出てベッドに横になった音を背中で聞いておりました。それなのに。ああそれなのにそれなのに。なんで気がつかなかったんでしょう。 んん？？あんたタバコどこへやった？？あああああああ～～～～～～布団が！布団に火が～～～～！！何しやがるんだこの野郎！！！寝てんじゃねーよ！バカ野郎！おいらが力一杯蹴りを入れても眠り続けるこおいち君。魔人です。
2004年04月04日
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魔人が部屋にやって来た！嫌ぁ嫌ぁ嫌ぁ！
ビートルズファンに射殺されそうな題名ですみません。ここんとこ立て続けに飲みに行ったり面倒があったり忙しかったけど、やっと一人でのんびり焼酎飲めるよ～～。あとは月曜日に血液センター行って献血すれば万事ＯＫだ。やっと仕事探しも再開だ。明日のメシの米を研いで、味噌汁の煮干セットして、ウーロン茶をやかんに沸かして～。風呂にとっぷりつかったら時間は夜９時。レッツ焼酎タイム♪さてマイＨＰを更新すっぺ～～と思っていたところに携帯がﾁｬﾗｯﾁｬﾗｯﾁｬｯﾁｬﾗ～ﾝ（ルパン３世のテーマ）人のリラックスタイムを狙ったように邪魔をすると言えば例によってこの男。魔人こおいち君です。「ぎが～～今ローソンで買い物したから。今から行くから。なんか食うか？」はぁ？？○○さん神奈川から帰ってきたんすか？つかなんですか「今から行くから」って。もうこんな夜だし。「俺の部屋ずっと留守してたから電気も水もガスも止まってんだよ知ってるだろ。土日じゃどうにも出来ないから、ぎがんちに泊めてくれるって言ってくれただろ」 言って無い！絶対言って無い！「ちゃんと前から約束してたも～～ん。札幌に帰ったら土日と月曜日泊めてくれるってぎが言ったも～～ん」 おいらは約束なんて絶対しねぇ！つか「も～～ん」じゃねーよｺﾞﾙｧ!!だいたいこの野郎はどうして「さぁのんびりするぞ～」って時に限って電話してくるんだ。畜生パソコン閉じて布団の用意…ああああ～～その前に床を片付けないと。ちくしょう畜生！良い感じで飲み始めたのになんてこった。ピンポ～～ンってうわーもう来やがったよ。「ぎが～～久しぶりだなぁ～～ちょっと痩せたか？ほれ焼酎！ほれビール！ほれツマミ！」 玄関先でやかましいんだよ７号さんに怒られるべや！とっとと入れ！「悪り～な～～世話になるな！お邪魔しま～～す」（ホントに悪りぃよ！邪魔だよ！大きな世話だよ！）出張の大荷物をどさっと床に置くこおいち君。ゴルァ～～！ここは昭和初期のボロアパートなんだよっ！てめーんちみたいな鉄筋マンションぢゃねーんだ！下の大家さんのことを考えて静かにモノを置け！そして静かに歩け！「うぉ～～ここがぎがの部屋かぁ～～良い部屋じゃんか！結構広いな！おおこれはすごい鏡だなぁ～～」 はしゃぐなーーーーーー！取り合えず、おだったこおいち君を落ち着かせるためには風呂だ。こいつは風呂好き。まずは風呂にぶちこめば静かになるだろう。「え～～わざわざ沸かして置いてくれたのか？ぎがありがとうな～～出先の風呂ってよ～～」 後で聞くからとっとと入れ！夜遅いんだから静かに入れよ！ つかおめーのためにわざわざ沸かした風呂じゃねーからな！こおいち君が風呂に入ってる間、できるだけ飲もう。飲んで酔って酔いまくって「靴屋の小人現象」にこの場を任せよう。これは悪夢だ・・助けて妖精さん。静かに入れ！と言ったのに、遠慮無くバシャバシャお湯を流すこおいち君。夜も１０時過ぎています。こういう時間に風呂に入る場合、そ～～っと湯船につかり、そ～～っと体を洗い、そ～～っと湯を流してそ～～っと上がるのがボロアパートの掟です。ああこのザバザバぶっ掛けてる湯音。ボロアパート全室に響いている事 間違い無い。明日は７号さんからの嫌味炸裂でしょう。「ぷは～～良い湯だったよ♪ぎが～～やっぱ良いよな追い炊きできる風呂は♪」 だから静かに歩けと言ってるだろうが！おいらはすっかり無意識に出来るつま先歩行ですが、こおいち君はやはりカカトから体重を落とす床下に優しくない歩行法です。まあ急にやれって言っても無理なのはわかるので３日間だけの辛抱です。ごめんなさい下の大家さん。お隣の７号さん。全部魔人のせいなんです。ちょっと待てぃ！飲む前に布団敷くから待っててくれよって。寝巻きぐらいあるんだろ？無かったらこれ着ろよ。ってもうビールあけてんじゃね～～～！！！「ぎが～～まずは飲もうぜ～～俺ず～～っとさびしくてさ～～～」その後、小一時間出張先の苦労を語るこおいち君。途中で意識の無くなるおいら。３日間の辛抱だ。３日間こいつの相手をすりゃ良いんだ。そうすれば済むことなんだ・・・と思っていたのですが、甘かったよ。甘かったよママン・・・
2004年04月03日
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四月事変 ２
「遠方から来た知人に観光案内したり、キャバクラ行って盛り上げたり、チャリのパンクを直したりは楽なもんです。困るっちゅうか極力やりたくないのは、探りを入れたりごまかしたりって頼まれ事です。しらふの時ならまだしも酔いが回ると聞かれた事はペラペラしゃべっちまいますからおいら。（そして次の日覚えてないという始末の悪さ。最低です）そんなおいらの酒癖を巧みに利用するお方も過去にはいました。いや今もいるけど。その手の失敗は幾度と無くしているので、日常生活は極力正直を貫くようにしています。たとえ本当のことは言わずともウソもつかない方向で。思えばこれが一番「卑怯」ちゃ卑怯ですが、自分の信条的にね。その場のノリでホラくらいは多少の吹きますが、基本姿勢は「清く正しく都合よく」が座右の銘なわけなんです。で。ミッション１。「家出した妻に偶然電話を掛けてさりげなく何が不満なのかそれとなく聞きだしてくれ」あのーそういう事はお二人で話し合うことだと思うんですけど？前回おいら奥さんにこっぴどく怒られたんですが。もう真っ平っす。「あれから俺は極力家事に協力してやってるんだ！パートだってさせてやってるし話もちゃんと聞いてやってるし何の不満があるんだ！」あのー「してやってる・させてやってる・聞いてやってる」って言ってる時点でもう奥さん怒りませんか？アメリカじゃ即離婚じゃないっすか？「とにかく あくまで偶然を装って電話して聞きだしてくれ。あいつには俺が頼んだって気付かれるなよ！」あのーおいらが奥さんに電話した時点であなたが頼んだのバレバレだと思うんですが。「そこを適当にうまくやれって言ってるんだよ！お前そういうの得意だろ？うまくやってくれたら１万やるから」 いらんわ！！（怒）あのー 奥さんに帰って来て欲しいのは家事をやって欲しいとか自分や僕ちゃん２人の面倒みさせるためなんすか？ご近所の手前すか？そこんとこどうなんですか？「そこをお前が適当にうまく言いくるめて戻ってこさせるんだよ！」 そこはおいらが適当にすませることじゃないっすよ！つか「戻ってこさせる」って。さりげなく「不満を聞け」から「戻ってこさせろ」って相談がグレードアップしています。悪いけどマジおいら協力できませんから！「１万じゃ不満なら２万やる！」 いらんっつーのに！（怒）あのさー前も聞いたかも知れないけどなんで結婚したんすか？奥さんと。「あの時は良い女だと思ったんだ」 だ か ら 今 は ？ ど う な ん で す か ？タダでエッチが出来る家政婦がいなくなっちゃ不便だってとこでしょ？僕ちゃん達を放っといても育てる人が居なきゃ困るってとこでしょ？やっぱおいら協力できませんわ。つかおいらが関わっちゃややこしくなる一方だってばよ。「だから あいつじゃなきゃ俺はダメだからお前に頼んでるんだろうが！！」 それを奥さんに直接言えばいいものを・・・---------------------ぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴかったるいですが、しゃー無いから一応電話します。もしも～し。ぎがですぅ～。お久しぶりです～。奥様は相変わらずお美しいっすか～～？「やっぱりぎがちゃんねぇ。今回はいくらで何を頼まれたわけ？」 頼まれて無いっす！！！つかやっぱバレバレです…え～～～２万で帰ってくるように仕向けろって言われました。でもこんな事で金もらうほど貧乏じゃないっすよ。貧乏だけど。（バレバレな以上、偽装工作など無駄。やり取りをそっくり伝達です）「あの人のこういうセコイ手を使うとこが嫌。」そうですよね。おいらも信じて待ってりゃ良いって言ったんですよ。でも不満があったら改善する気はあるみたいすよ。「改善なんてするわけないでしょ～～」 うん。無理そう。話を聞いた所、前回のこともさっぱり改善されてないみたいですね。「でっしょ～～ 明治時代じゃないんだから夫と子供のためだけに一生、家にこもってろってジョーダンじゃないわよね？あの人だっていつリストラかわかんないじゃない？パートでの収入だって私はそっくり息子達の名前で貯金してんのよ？それなのにあの人も息子達も…」（以下小一時間愚痴炸裂）「ぎがちゃん！聞いてる？？私が間違ってる？私がわがまま言ってる？？」 いえいえ おっしゃる通りっす…で、なんて言っておけば良いっすか？明後日帰ることは伏せといてもう離婚！とか言っときますか？電話したけど捕まりませんでしたって事にしますか？「ん～～～ どうしよっかな～～」ここで奥様の主婦ダチのチャチャが入ります。「誰から～～？」「夫の子分が探り入れて来たの！」 子分じゃねーよ！！友人だ！（怒）んじゃ今のとこ主婦仲間とディズニーシーに居るってことだけ言っときますね！それとね。あの人あなたじゃなきゃダメなんだってさ。おいらに頼んだことを気付かれないようにくれぐれも言われたんで奥さんも帰ったらそこんとこツジツマ合わせて下さいね！「そんなこと言われなくてもわかってるわよ！じゃーね ぎがちゃんお疲れ様！テキトーに言っておいて！」 だからおいらがテキトーに済ます話じゃ ぴっ！ﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰ …… あ～～～疲れた。この夫婦一体おいらをなんだと思ってやがるんだ。あ 上の僕ちゃんが「お父さんとお母さんて仲良いのか悪いのかわかんない」って言ってたの言うの忘れた・・・ま このくらい家族で解決していただきましょう。--------------------ミッション２「娘に偶然電話を掛けて彼氏の情報をなんでも良いから聞き出せ 俺が頼んだことは気付かれるな」妻は知っているようだが何も教えてくれないその「妻」って筋金入りの「同人さん」なんですよ。おいらが中学生の時からお世話になってるお方です。結婚したとは聞いてましたが、よもや「同人」という身分を完全に隠し通して「純粋な一般人」のお方とご結婚なさるとわ。そして同人活動を出産後も続行し、娘もその道を歩むとは恐るべしＤＮＡ。「私は別に強制もしてないし、教えてもいないの。でも母娘って似るのね～ 今のところ娘はコスプレが楽しいみたいよ。ヤオイ本はまだだから大丈夫だって！」・・・その大丈夫さを旦那になんとコメントして良いのやら・・・「彼氏じゃなくてコスプレ仲間だよ？だってテニプリコスで手塚できるのその男の子だけだもん」「その男の子って長身細身なの。八戒コスだってすっごいハマるの～～貴重でしょ？」「キーボード持って行けたらその男の子に海月先生やらせて私が波音するんだけど、コミケ会場楽器もパフォーマンス禁止だし～～ピアニカ持ってけって話でｷｬﾊﾊﾊﾊ」「でねでね 次デスノートコスでＬかライトどっちやらそうか迷うんだよね～～私？プリキュアほのかしたいんだけど全然あのコス縫えないの～～古いけどドラクエＰＳ２出てるからフローラかな？って。前の使えるし」・・・そのあっけらかんさ お父様になんて説明して良いのやら・・・・ごく一般の中年男が思い浮かぶホモ漫画って「さぶ」でしょう。ごく一般の中年男が思い浮かぶコスプレってエッチな方面でしょう。「妻がホモ本を作って売っているようだ！娘もいかがわしい男と付き合ってるようだ！」ごく一般人中年父親の心配たるや・はかり知れません。つかこの温度差。おいらは父上さんにどう納得して頂けば良いのでしょう。あの～～～理解不可能とは思いますが、心配は無用です。奥さんもお嬢さんもコミックやアニメが大好きで、自分たちで似たようなの作ったり同じ格好をするのが楽しくて、ただそれだけで…「なんで俺に黙っているんだ！やましいことをしているからだろう」ですから黙っていた訳じゃなくて！ま一般的にはやましいでしょうが、いつもお嬢さんは説明してたハズですよ！「俺は娘に本や服を買うくらいの小遣いは遣っている。どうして自分で作ったりするわけがあるんだ！」いやですから、オタクの文化ってのは・・・一般人にとって「オタク」とはロリコン殺人とかブルセラ援交です。違うんです！奥さんもお嬢さんもオタクですが、とにかく違うんです！うわああああああどう言えばわかってくださるの～～～ミッション３「妻が浮気を疑っている まだバレる訳には行かないから電話が来たら適当に誤魔化してくれ」（このことに関してはお金ふんだくりました。１万。嫌になるので詳細は省きます）いずれもおいらに頼むのは良いのですが、いずれもバレバレなんです…。 つーかみなさん久しぶりに電話が来た～♪と思ったらこんな用事ばっかり。一体どうして。なぜなぜどうして。みなさん一体おいらをなんだと思っているんでしょうか。深く考えると涙が出るので焼酎を飲んで忘れる事にいたします。この時、ミッションをなんとか全部やっつけたおいらはこおいち君が出張から帰ってくることも、後輩がトチ狂った事も知らずにＨＰ巡回をしていたのでした。いつになるかわかりませんが、続き聞いてくれる？(涙)
2004年04月02日
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四月事変
「ぎがよ～～ちょっと頼まれてくれないか？」 うわ～～ぃ嫌な予感～～♪ どうしました？また奥さん出て行きました？「うん」 ぎゃ～やっぱり～～♪ で、またおいらに晩飯作りに来いと？？勘弁して下さいよ～前例を考慮して断じて頼まれる訳に行きません。。 （なんであんたがしゃしゃり出て来るのよ！すっこんでなさいよ！） 書くに書かれん事情がありまして… 「そんなこと言うなよぎがよ～ 今回は違うんだって。」----------------------------同日別件で「ぎがよ～ ちょと頼まれてくれないか？」 うわーぃこれまた嫌な予感～～？ またお嬢さんとコミュニケーション取れなくなりましたか？ 「うん」 ぎゃ～～やっぱり～～♪ お嬢ちゃんだってもう高校生なんすから… 父親が下手にコミュニケーション取ろうなんて無理っすよ？ あきらめてどっしり見守る方向で・・・・ 「どうも娘に彼氏が出来たようだ。妻は知ってるようだが俺には何一つ教えてくれない。」 すったらこと言ってもおいら何も出来ませんよ？？「いーや ぎが。お前にしか出来ない。で相談なんだが」 うっわ～聞きたくね～～～！！----------------------------同日またまた別件で「ぎがか？？ 久しぶりだな～～元気だったか？まだ無職か？」 うるせぃな。無職だよ。 奥さんから電話が来たらアリバイ工作頼むって話か？勘弁してくれや「話が早くて助かるよ～～～ぎが♪」 助けてない！！まだ助けて無いよ！「じゃ適当に頼むな♪」 頼まれて無い！！頼まれて無いよ！！（ちくしょう洗いざらいぶちまけたろうか…）----------------------------同日またまたまた別の件で「ぎがちゃん？久しぶり。元気だった？」 はい元気です。 どうしました？おいらに出来る事ありました？ 「自転車のパンクってどう直せばいいのかしら？私にもできるかしら？」 簡単っすよ！つか僕ちゃんにだって出来ますよ！ おいらで良ければ教えに行きます！「いつもごめんなさいね。ぎがちゃん。」 良いんですよこのくらい！ヒマっすから！----------------------------何事なんだ？？なんでこんな事になるんだ？？「ぎが～～実は今千歳に着いたんだ。ススキノに泊まるから良いキャバクラないか？」 どえええええ？？ウソでしょ？ キャバクラは守備範囲外だよ～～！----------------------------さらにさらに別件で「ぎが～～今どこに居ると思う？実はあ・さ・ひ・か・わ！明日札幌に行くの。遊んで。」 ちょっと待てぃぃ～～～！ ----------------------------そして次の日「ぎが様ですか？実は献血のお願いなんですが なるべく早く協力願えませんか？」 えええっと、じゃあ４月５日の月曜日で良いっすか？----------------------------そしてきわめつけがこちらのカキコ春休みなので、北海道に遊びにいきま～す札幌に行ったら、ぜひぎがさんに逢いたいです(*^-^*) 時計台とか、すすきのとか、ぜひ案内してくださいね～いっしょにラーメンを食べた～いくわしくは、私のところの掲示板に書いてありますぅるん♪るん～☆★(4月1日21時3分) なななななんと！おいらの癒し系管理人野苺みるく様からのオファー！なんてこった！なんでこんな時に！エイプリルフールだ。エイプリルフールなんだ。みんなおいらを騙して笑っているんだよ。そうに違いない。だって１年も２年も３年も４年も５年も連絡無かったお方たちばかりだ。絶対おいらを騙そうとしてるんだよな？おかしいよ。だってどのお方もなんの接点無いもんよ。それなのにこんな同じ時期に一気に連絡来るか？？？ありえない！ありえないよ～～～！！実際にエイプリルフールだったのは一番悩んだおいらの癒し系管理人野苺みるく様だけでした・・・・え～～ぎが頑張りましたよ。全部のミッションを滞りなく遂行しました。報酬など一切ないボランティアつーか友情の証として。でもなぜか思い出すと涙が出るんだ。
2004年04月01日
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