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日本の獣医学の底の浅さが透けて見えるような問題が犬塩分不要論だ。犬の場合、体温調節のための汗腺は肉球にしかないので、人のように汗をかいて体温調節をすることができないことは事実だが、そのことを犬には塩分排泄機能がないと、短絡的に結論づけている自称犬の専門家が多すぎる。HPに掲載している説を幾つかあげる。 ●汗をかくことができない犬は、余分な塩分を汗によって排出することができません。そのため、人間のために調理された食事を与えていると、必要以上に塩分を摂取し、腎臓や心臓に負担をかけてしまいます。●イヌは足の裏からの汗で少々塩分を放出する程度で、ほとんど排泄される事なく体内に蓄積してしまいます。その結果、心臓や肝臓に負担をかけたり、腎臓病や高血圧の原因にもなります。●犬は人間のように体中に汗腺が無く、足の裏の肉球にわずかに汗腺がある程度です。そのため汗をかきにくく、人間のように塩分を排出することが出来ません。塩分を排出できないと腎臓が悪くなり、大切な愛犬の命が短くなってしまいます。塩分の入っている食品を与えないことが大切です。 ●汗腺が発達しておらずほとんど汗をかかない犬は、人よりも少ない塩分しか必要としません。人と同じ食べ物は犬にとっては塩分が強すぎ、体に悪影響を与えます。 生理学に無知蒙昧な人たちだ。この中に獣医もいる。動物に関する基本的なことがわかってない。人も犬も余分な塩分を排泄する器官は汗腺だけなのか。運動などをしないで、汗をかかない人は余分な塩分は体外に排泄できないで、体内に堆積するのか。日本人は1日平均12~13gの塩分を摂っている。どこに蓄積するのか。 人は腎臓で余分な塩分を排泄しているが、犬には腎臓がないというのか。それとも、犬の腎臓は塩分の排泄機能はないとでも言うのか。 その程度の生理学の教養しかないような人が獣医の資格を持っているとは嘆かわしい。その程度の知識技量で動物の診療をしていると思うと、空恐ろしくなる。怖くて、愛犬を診てもらう気にはなれない。 腎臓の機能は多彩だが、不要な成分や有害物質を排泄する、いわゆる、解毒作用と 体内の水分量や生命の維持に不可欠な塩分(ナトリウム、カリウム、 カルシウム、リン、マグネシウム等)を調節することが最も大切な機能だ。摂りすぎた塩分、代謝で生じた老廃物などを体外に排出する。人も犬も汗をかかなくても、余分にとった塩分は腎臓が排出する。 犬は有史以前から、人と共に生活し、人の食べ残しなどを食べてきた。犬が人の食事の塩分で病死したという史実はない。 犬を人の食べ物から遠ざけ、ドッグフ-ドの販売拡大を図るために、非科学的な風説風評を流すのは愛犬家にとっては迷惑千万だ。犬の汗腺に基づく塩分不要論は非科学的で八方破れの飛躍した論法だ。詐欺行為に等しい。いい加減にしてもらいたい。 多くの愛犬家がいかがわしい犬塩分不要論に惑わされている。ドッグフ-ドは昔はなかった。50年ほど前にアメリカで生まれた。そして、多くの問題を起こしている。犬の皮膚アレルギ-の多発も関係があると見ている。 愛犬がかわいいなら、飼い主はドッグフ-ドについて、ご自分の頭でじっくり考えてみることが大切だ。 参考随想 愛犬には塩分は不要で、害があるという間違った風説風評に騙されている愛犬家が多い。動物の心臓はカリウムとナトリウムの働きで動いている。犬も人と同じ哺乳類だ。 塩分を摂りすぎると、高血圧の人には弊害があるのは確かだが、塩分が不足すると、人も犬も心臓が正常には機能しない。塩分は不可欠な栄養素だ。 余分な塩分は人も犬も腎臓が排泄する。犬は汗をかかないので、塩分を排泄できないと言う人は生理学に無知蒙昧な人だ。 味を付けた人の食事の残し物を犬に食べさせないで、ドッグフ-ドを売り込もうと企んでいる人達に騙されないことが、愛犬の健康を守ることになる。 詳細は下記の随想集にある。ご参考になれば幸いだ。 🎯【「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶
2022.07.24
コメント(2)
愛犬に人と同じ塩分濃度の食べ物を与えると健康に良くないという学術研究論文はない。ある筈がない。犬は3万年も人と同じ食べ物を食べて繁栄してきた。その遺伝子には人と同じように塩分を必要とし、過剰な塩分は排泄するDNAがある。つまり、犬はオオカミと同じように元来は肉食動物であるが、現在は人と同じように雑食動物に進化している。 一般に塩分は犬に悪いと言われているが、風説風評に過ぎない。科学的な根拠(エビデンス)は示してない。つまり、犬塩分有害説は風評被害の一つだ。 その風説風評を信じ込んでいる獣医も多い。生理学に無知蒙昧な連中だ。その無能な獣医がブログ荒らしのゴキブリに変身してブログ【愛犬問題】に次のように歪曲した投稿をしてきた。その要約を掲載する。詳細は🎯【獣医よ!鳥の骨は尿路結石の予防になるよ!】のコメント欄にある。 獣医がこのような愚劣なブログ荒らしのゴキブリに変身するのには理由がある。人の食べ残しや愛犬用の手作り食事、鶏の骨などを愛犬に与える愛犬家が増えると、動物病院ではドッグフードの売り上げが減るからだ。🐕______________🐕 投稿者:共済病院循環器科さん「塩分の過剰摂取によって腎機能障害が発生する」という論文があります。http://www.k9addisons.com/clinical_implications_of_sodium_potassium_ratios_in_dogs.pdf米国動物病院協会(AAHA)の犬のワクチンのガイドラインが読めるくらいの語学力をお持ちなら、簡単に理解できるほどの「ペーパー」です。「イヌのナトリウム摂取量と腎臓疾患の発生率とは強い相関関係がある」と記載されています。🐕______________🐕返信 投稿者:Paroowner ナトリウムとカリウムの比率と各種病気の発生について研究している論文であり、犬の食餌の塩分には直接には関係がない論文ですね。ナトリウムとカリウムの比率が15~20について研究し、論じているだけです。そのような比率の食事は人も犬も食べません。常識的ではありません。その比率は正常な食事の場合、確か、5程度だと記憶しています。🐕______________🐕投稿者: 共済病院循環器科さん 日本の一般的な「煮物」の塩分濃度は約5%です。それを動物の餌にすることが、どういうことになるのかも理解できないのですか?🐕______________🐕返信 Paroowner人がおいしいと感じる味噌汁の塩分濃度も生理食塩水の濃度も細胞外液の濃度も0.9%です。 海水の塩分濃度は3.2~3.5%です。それよりも濃い塩分濃度約5%もある煮物を獣医の家族は食べているのですか。苦くないですか。健康にも良くないですね。 あなたはいい加減な知識を振り回しすぎます。非常識なブログ荒らしのゴキブリとはお付き合いはこれ以上できないですね。二度と投稿しないでください。あなたの投稿は有害無益です。世の中の愛犬家にとって迷惑千万です。🐕______________🐕🐶 人も犬も哺乳類で塩分は必要不可欠だ。その心臓はナトリウムとカリウムで自律運動をしている。塩分が不足すると心臓が機能不全になる。 高血圧の人は塩分は控えめのほうがよいことは確かだ。しかし、犬に塩分は毒みたいな風説風評は間違いだ。仮に、多めに塩分をとっても腎臓で排泄する。犬は汗をかかないので塩分の排泄ができないというのは、犬には腎臓がないと言っているのと同じだ。生理学に無知蒙昧な獣医が多すぎる。知っていて、ウソを言ってるなら、詐欺師と同じだ。恥を知るべきだ。 🌷 まとめ人にも犬にも塩分は必須不可欠だ。心臓は塩分のナトリウムで自律運動をしている。獣医には愚説虚説を振り回す輩が多すぎる。愛犬家は獣医には「君子危うきに近寄らず」だ。
2022.04.20
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