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2007.12.11

春宵一刻直千金　亜さんの日記

(28)

カテゴリ：Ｍ【メモ・サブノート】

~~~~~~~~
【帰りなんいざ『帰去来辞』～忘年会だよ】

よ～～く眠れて疲れが一気に回復だ！！
午前は春秋の講座へ、午後は事務の日。
夜は、「陶潜（陶淵明）会」の忘年会

『帰去来辞』
帰りなんいざ。
田園将（まさ）に蕪（あ）れなんとす。
胡（なん）ぞ帰らざる。

（途中、忘れた～～ハハハ・・・（＾＾；；）

已（や）んぬるかな。（ここをワザと大げさに読みます～爆）

※いつも酔っ払いながら読む会なので、
　記憶は見事に飛んでおじゃりまする。。。

~~~~~~~~

　　　　　　　■■■■■■■■

陶淵明の漢詩『帰去来辞』
インテリの私も、一応は読もうとしたが、インテリにも長すぎたので止めた。

【高級官僚】だった【陶淵明】は、この詩では
【辞職して悠々自適の生活がしたい】などと言ってるが、本心は
もっと【出世】したい、
【退職金】ももらいたい、
【天下りもしたい】
という未練でいっぱいだったのである。
だから、いろいろ考えて言い訳して、未練を隠そうとして、長くなったのである。

だから、亜さんのこのブログに、次のように投書した。

■ Alex99
あれ（帰去来辞）、長すぎますね。（笑）
未練たらしいし、冗長。
「李白」か、「王維」か、「杜牧」あたりが、
五言絶句または七言絶句を詠んでくれれば、充分なのではないでしょうか？
天をも恐れぬ暴言でした。　○｜￣｜＿

■ 亜さんの返事
alex99さん
ハハハ！
そう！　天をも恐れぬ暴言ですね！
そこがalexさんの良いところ、なあんちゃって～♪

漢詩の勉強会で全員が完璧に記憶に残って諳んじられるのは
未だに、蘇軾の「春宵」だけです。
全員が書けます。
難しい字まで。
なんなんでしょうね？（笑）

　　　　　　　■■■■■■■■

＞漢詩の勉強会で全員が完璧に記憶に残って諳んじられるのは
＞未だに、蘇軾の「春宵」だけです。
と亜さんは言ってるけれど、「蘇軾」ってだれ？？？

調べたら、なんだ、蘇東坡（そとうば）の事か。
（なんちゃって、よくわからないのよ）
でも、この漢詩はよく知っている。

【春宵】
春宵一刻値千金
花有清香月有陰
歌管楼台声細細
鞦韆院内夜沈沈

（現代語訳）
春の夜はまさしく千金の価値がある。
花はすがすがしい香りを放ち、月は朧（おぼろ）にかすんでいる。
歌や管絃で賑わっていた楼台も、今は静かなたたずまいを見せている。
女たちのたわむれていた庭のブランコも、ひっそりと夜は静かに更けてゆく。

■ alex99注
この現代語訳は、ちょっといいかげんなところがある。
【楼台】とは中国の寺の塔。
お寺で管絃の宴が催されているというのは、どうかな？
この場合は、【寺の塔】じゃなくて、昔の【妓楼（遊郭）】だと思う。

亜さん
＞漢詩の勉強会で全員が完璧に記憶に残って諳んじられるのは
＞未だに、蘇軾の「春宵」だけです。
＞全員が書けます。
＞難しい字まで。
＞なんなんでしょうね？（笑）

「なんなんでしょうね？」って、亜さん！　
最後の行の【チンチン】のせいでしょ？
【鞦韆院内夜沈沈】

＿｜￣｜○　　深く反省

私も詩人？なもので
初耳？
（私自身も初耳）
私もここで一句　コホン！

　【冬宵】
（オリジナル漢文）
晩年一刻直千金
女房有棘肌有皺
唐桶歌声大迷惑、
老人閑居夜沈沈。

（読み下し文）
晩年は早いの～
古女房は棘（トゲ）があることばかり言うし
その古肌には皺いっぱい
近所のキャバレー・ネエちゃんのカラオケ歌声大迷惑
引きこもり老人の私、寝転がるだけ、夜チンチン

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