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2011年11月30日
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 18禁です。

 苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート



 あれは8歳の夏休みだった。小学校2年生の僕は伊藤君と

 蝉を捕る約束をして、神社の公園の林に出かけて行った。

 だけど、伊藤君は来なかった。僕が一人で蝉を捕まえて

 遊んでいると、近所のマンションに住んでいる大学生の

 お兄さんがお菓子をあげるって寄って来た。僕は近所の

 お兄さんと一緒に遊びながら、伊藤君を待つ事にした。

 でも、5時になっても6時になっても伊藤君は来なかった。

 僕が帰ろうとすると、お兄さんは

 「もう少し待とうよ。」

 と言って、引き止めた。日が落ちる頃、お兄さんは突然

 僕を抱きしめてキスをした。びっくりした僕はお兄さんを



 掴んで押し倒し、僕の服を脱がそうとした。僕が悲鳴をあげ

 ようとしたら、口にハンカチを押し込まれて、窒息するかと

 思うくらい手で口を押さえつけられた。ズボンを脱がされて

 足を抱え上げられたかと思うと、激痛が走った。痛くて痛くて

 死にそうだった。僕はもう何が何だか分からなくて、泣きながら



 豹変したのか今でも分からない。終わった後、僕のお尻は

 ナイフで刺されたみたいに血だらけだった。ぐったりした僕を

 見て、死んだと思ったのかお兄さんは逃げて行った。自力で

 僕は泣きながらパンツとズボンを穿いて、下半身から血を

 流しながら、家に帰ると、母さんは慌てて警察に通報した。

 その後の事はよく覚えていないけど、僕を犯したお兄さんは

 合意の上で抱いたと嘘をついた。仲良く遊んでいる姿も

 目撃されていて、お兄さんは犯罪者にはならなかった。

 僕が犯されている時の目撃者は一人もいなくて、長引くと、

 余計に恥をかくから、示談にしたと母さんが言っていた。

 100万円持ってきたらしい。相手の親が息子の不始末を

 詫びて、土下座したらしい。母さんは金を受け取って、

 告訴を取り下げたって言っていた。大学生のお兄さんは

 引っ越して、僕の前から姿を消した。本気で好きだったって、

 何で手を出してしまったのか分からないって、弁護士に

 ずっと言ってたらしい。反省してるから、許してあげてって

 言われて、許してあげたけど、その後、学校でいじめられる

 って知ってたら、僕はあの時、許さなかった。厳密にいうと、

 2年生の時は可哀想な被害者で、3年生になってから、人に

 興味本位でいろいろ聞かれたり、ホモってからかわれたり、

 落書きされたりするようになった。段々とエスカレートして、

 いじめに発展していったけど、僕が登校拒否になるくらいに

 いじめられたのは4年生の時だった。それにしても伊藤君は

 いつからあんなに喧嘩が強くなったんだろう。昔はあんまり

 強くなかったのにと僕は思った。明日の朝、伊藤君に何て

 言おうかと考えて、僕は眠りについた。僕は明日、学校で

 伊藤君に会うのが楽しみだった。

                            (続く)







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最終更新日  2011年11月30日 20時37分31秒
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