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2014年10月06日
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カテゴリ: 「黒執事」小説

 BLの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート手書きハート



 その夜、シエルが女王への手紙を書き終えた後、セバスチャンが言った。

 「坊ちゃん。なんだか浮かない顔ですね。まだ何か気がかりな事でも?」

 「・・・クロウに弟は騙されている気がするんだ。」

 「左様でございますか。でも、報告書は魔女と幽霊に関する事を除いて、

 ありのままを書いたのでしょう?」

 「ああ。そうだ。詳しい事は書かなかったが・・・」

 「私も昨夜の事は秘密にしておいたほうが良いと思います。それよりも、

 坊ちゃんは夕食をあまり召し上がらなかったので、そちらのほうが心配です。」

 「マッシュルームのソテーにマッシュルームのシチューにマッシュルームの



 とシエルは不機嫌そうに言った。

 「せっかくマッシュルーム1箱お土産に頂いたのです。

 全部食べたほうがと思いまして・・・でも、さすがに料理しきれなくて、

 少々残してしまいました。今から食べますか?」

 セバスチャンはニッコリ笑って、マッシュルームをシエルに見せた。



 「はい。そのまさかでございます。」

 セバスチャンはシエルの服を脱がせ始めた。シエルは抵抗したが、

 あっという間に全ての衣類を剥ぎ取られてしまった。そして、セバスチャンは

 マッシュルームを一つ手に取り、シエルの下の口に入れようとした。

 「や、やめろ!キノコは嫌だ!」

 シエルは拒絶したが、セバスチャンは

 「お嫌いですか?水晶玉に映った夢の中では気持ち良さそうでしたが・・・」

 と言った。

 「観ていたのか?」

 シエルは青ざめた顔で聞いた。

 「はい。悪魔は眠らないものですから、1時間も経たないうちに

 目が覚めてしまいまして、水晶玉に映った坊ちゃんが何度も絶頂を

 迎えるのを見ておりました。」

 「な、なんで助けなかった。」

 「キノコはともかく、虎に興奮してしまいまして・・・人間50人と

 虎1匹どっちが良かったか感想を聞きたくなったのでございます。

 どちらが良かったですか?」

 「?!!!・・・チッ。悪趣味だな。」

 シエルは頬を染めて、吐き捨てるように言った。だが、セバスチャンは

 「感想を言わないんですか?言わないと、こうですよ。」

 と言うと、マッシュルームをペロッと舐めて、シエルに入れた。

 「あっ。やっ。やめっ。ああっ。」

 「やっぱり、キノコが好きなんですね。では質問を変えます。

 私とキノコどちらが好きですか?」

 「どっちも嫌いだ。」

 「素直じゃないですね。」

 と言って、セバスチャンはシエルに挿入した。

 「ああっ。ま、待て。キノコがまだ中に・・・ああっ。」

 「二つとも味わって、後で感想を言って下さいませ。」

 「や、やあっ。あっ。あんっ。ああっ。」

 シエルは喘いだ。セバスチャンは激しく腰を突き動かし、マッシュルームで

 いつもは届かない奥を責められたシエルは絶頂を迎えた。

 「ああっ。あああ~」

 欲望を吐き出した後もシエルは感想を言う訳もなく、再び責められ、

 苛められた。幾度となく繰り返される中、シエルは気を失い、夢を見た。

 夢の中でシエルは悪魔と交尾していた。

 霧に包まれた森の中の焼き払われた廃墟で長い漆黒の髪の魔女が微笑んで、

 美味しそうなキノコを指差すのだった。シエルが交尾に夢中で

 キノコを採取しないと、彼女は笑いながら消えて行った。

 夢とは不思議なもので、夢を見ている間はそれが現実なのだ。

 死後の世界も魂は生き続け、骸が朽ち果てようと存在している。

 ゆめまぼろしは儚くて、人の記憶は不確かなもの。

 目が覚めれば、忘れてしまう。

 夢幻の世界から引き戻されたシエルは現実にいる悪魔に接吻された。

 「おはようございます。坊ちゃん。よく眠ってらっしゃいましたね。

 本日の朝食はマッシュルームのスープでございます。」

 とセバスチャンは言って、ニッコリと笑った。

                             (完)










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最終更新日  2014年10月08日 22時13分11秒
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Re:黒執事「夢幻の森」第16話(10/06)  
MARISSA  さん
最後はリアルきのこプレイですか!!!
いや~まさにきのこづくしのお話でしたね。スーパーできのこを見るたびにシエルの顔を思い出してしまいそうです(笑)
切なさとエロさと、そしてコミカルな部分もあっておもしろかったです(^O^)
素敵な小説ありがとうございました。

挿絵ですがご希望のシーンはありますか?

(2014年10月08日 21時01分58秒)

コメントありがとうございます  
MARISSAさん
>最後はリアルきのこプレイですか!!!
>いや~まさにきのこづくしのお話でしたね。スーパーできのこを見るたびにシエルの顔を思い出してしまいそうです(笑)
>切なさとエロさと、そしてコミカルな部分もあっておもしろかったです(^O^)
>素敵な小説ありがとうございました。

>挿絵ですがご希望のシーンはありますか?


-----
 MARISSAさんが早くセバシエが読みたいと仰ったので、
 全15話の予定だったラストに16話を加筆しました。
 キノコの森って題名にしようかと最初に思ったくらいキノコづくしですww
 16話で真犯人の幽霊話のオチも出来ましたし、
 15話完結ではオチが弱いと気にはしていたので、
 ちょうど良かったです。ありがとうございました。
 挿絵は第一希望「お任せでシエル単体」か
 第二希望「夢の中でセバスチャンと交尾してるシーン」か
 第三希望「お任せでセバシエ」のいずれか
 1枚描いて頂けると嬉しいです。
 でも、第二希望はクロウの死んだお母さんが
 描きにくいと思うので、キノコ指差してるのなしで、
 キノコの森の中で幻想的な感じでHしてる二人だけを
 描いて頂きたいです。
 よろしくお願いします。m(_ _)m




  (2014年10月08日 22時03分31秒)

Re:黒執事「夢幻の森」第16話(10/06)  
千菊丸2151  さん
きのこで始まり、きのこで終わったのですねw
オチを読んで思わず噴き出しそうになりました。 (2014年10月09日 21時26分16秒)

コメントありがとうございます。  
千菊丸2151さん
>きのこで始まり、きのこで終わったのですねw
>オチを読んで思わず噴き出しそうになりました。
-----
 16話は濡れ場・幽霊・笑いでまとめてみました。
 最後に幽霊で終わると後味の悪い怖い作品のイメージになると思って、
 ラストにキノコ持って来ましたw
 濡れ場もセバシエ・パラレル・セバシエで、
 私の黒執事小説の中では濡れ場たくさんになりました。
 キノコのお土産も森で採れたマツタケ大のキノコにしようかなとも思いましたが、
 シエルが痛がるかなと思いまして、マッシュルームにしときましたw
 マッシュルームのゼリー寄せもギャグの一つです。
 千菊丸さん、いつも読んで下さって、ありがとうございます。 (2014年10月09日 21時52分34秒)

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