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昨日の多読クラブ時間帯になんと9人が同時になるという大変な事態になってしましました。水曜日は個人レッスンの生徒は今のところ3人しか入っていないので、振替の生徒さんを2人いれたのですが、その他にゴールデンウィーク前だから本を借りにくる会員さん数人来てくださってぎゅうぎゅう状態になってしまいました。滅多にこんなに混む事はないのですが、ちょっとあわててしまいました。普段は3人がけにテーブルに2人ですわってゆっくり読んでもらっているところを3人で座ってもらって、なんとか教室に6人、個人レッスンの部屋の小さいテーブルに3人座ってもらってなんとかセーフです。こんなに混む時間帯はせいぜい30分くらいで、徐々に帰って行くといつのまにか9時前には1人になっていたのですが、あわてます。トイレと洗面所のリフォーム計画中で見積もりをお願いしている最中ですが、教室の方もなんとか広くなる方法はないか考えています。広い部屋がほしい!春休みにお金を使ってしまったので、ゴールデンウィーク中は部屋の片付け、本の片付けにがんばるつもりです。
2010.04.29
先週の刑事コロンボを録画してあったのですが今日やっと見られました。今日見たのは『ロンドンの傘」。コロンボがロンドンのスコットランドヤードに研修に来たという設定です。ロンドンに来るんだから少しはおしゃれをした方がいいのに、と思うのは余計なお世話でしょうが、いつものよれよれコートにちょっとむらさき色がかったよれよれのスーツ。空港でスリに間違われてしまいます。出迎えに来たロンドン警視庁の刑事さんとバッキンガム宮殿の見物をしたり写真をとりまくったり、もうすっかりおのぼりさんです。研修のはずがたまたま研修担当の刑事の親類の人の殺人事件に首を突っ込んで見事に解決してしまいます。マクベスの舞台がでてきたり、謹厳な執事がでてきたり、これぞイギリスという雰囲気です。いつものパターンで進みますが、このロンドン版はロンドンの名所をいっぱい見せてくれました。まだ行ったことのない?人形館が事件解決の最後の場面ですがとてもおもしろそうです。行ってみたかったと思いました。このドラマが作られたのは1972年当時です。なんとロンドンの景色はほとんど変わっていない。これから何百年経っても変わらないのでしょう。昔は、当然「うちのかみさんが~」という有名になったすばらしい吹き替えで見ていましたが、今、英語で見られる様になって良かったな、って思います。英語のコロンボの声も吹き替えと似ていて、全く違和感なく感じられます。「かみさん」はもちろん"my wife~"なんですが、一度もその奥さんが画面に出てこないのですが、私がみてないだけなのでしょうか。今、週に2回木曜日と金曜日に放送されています。結末がわかっているので、字幕なしで見ても解りやすいドラマだと思います。
2010.04.27
今年度のレッスンがスタートして4週間目です。多読クラブと個人レッスンを組み合わせたレッスンを夜の多読クラブの時間帯に行っています。1日にレッスンを受ける人数を5人までに限定、昨年度よりちょっと人数が増えて夜はかなりハードになりました。昨日は中1、中2、中3、それから高1の4人の個人レッスンが入っていました。その他に大人の会員さんが本を借りに小さいお子さんを連れてきました。多読をしている人とかち合わない様に早めにきてもらいました。もう一組の親子の多読会員さんは静か~に読んでいました。中学高校生の個人レッスンは同じ時間帯にどっと4~5人こられると大変ですが、そうならない様に事前に来る時間帯をだいたいですが把握してあります。個人レッスンの内容は今年は会話や歌も取り入れる様にしました。最初の5~6分で歌とQ&A-100や200をさっとやってから宿題のワークのチェックをします。教科書の音読、Totally trueやGoldenbookの小学生向けのWritingの教材をなどを使っています。あっという間に30分過ぎて、その後に私のそばのテーブルにすわってもらって15分のシャドーイングをしてからは自由時間。好きなだけいてもいいことになっています。「必ず1時間の多読時間を確保すること」だけが約束で他は宿題をしてもいいし、多読をしてもいいし、英検の問題をやってもいいし、学校の宿題をやってもかまいません。家だと集中できないからと宿題を全部片付けて行く中学生、学校の宿題をやっている高校生もいます。空いている時は私と話したり、私にヒントを教えてもらったり、残っているといい事もあります。昨年まで6年間グループレッスンでやっていた新中学1年生がいい表情に変わって来たのがとてもうれしく思っています。とてもおとなしい子でなかなか人前で声を出すのが苦手でした。1人レッスンになって、私とちょっとしたおしゃべりをしたりする事で恥ずかしいという気持ちがなくなったせいか、明るい表情で話してくれる様になりました。グループの時は読めているのかどうかわからないほどでしたが、私の前ではちゃんと読めるのです。大勢の中では1人をほめる事も気を使いますが、1人だと大いにほめてあげることもできます。自信が持てる事は楽しさにも通じてきます。きっとのびて行ってくれると思います。
2010.04.27
最近、Youtubeを良く見ています。忙しい忙しいと言いながら、10時に教室が終わって、片付けものなどしたり家族がいればちょっといっしょにおやつを食べたりしてから、ほっとした時間、もう12時になったころにYoutubeでちょこちょこ検索すると本当にいろんな物に出会います。歌のレッスンで今歌っているのが"The Way We Were"、邦題『追憶」なのですが、CDを持っていないので、Youtubeを検索、いっぱい出てきます。歌ばかりでなく、この映画が全部見られるのです。古い映画なので画像があまりよくありませんが、Part14まで見つけました。長い映画をPartに分けて登録してあるのですね。Youtubeって本当にすごい物ですね。この映画「追憶」はリバイバルで映画館でみたのと多分テレビでも1回は見ているのですが、大大好きな映画です。胸がキューンとするような映画です。最近NHKでバーバラ・ストライサンドの特集をやっていたのですが、年取っても衰えない声、強い意志で生き抜いて来たきらめきがあってすてきに年を取った人だと思いました。Youtubeで歌も英語も楽しみがひろがります。
2010.04.26

3月に買ってあった本がどっさり、まだまだ整理が追いつきません。Project Xはやっとレベル5までを本箱に入れました。この本は私としては人気が出るかどうか不安のあるものでしたが、今小学5~6年生が面白い、と言ってどんどん読んでくれてます。このシリーズはイギリスのあまり読書が好きでない男の子のために工夫されて作られたシリーズということです。やはり子どもを惹き付ける物があるようです。女の子も気に入ってくれたようです。大人の感覚ではちょっとこの絵が好きになれないのですが、3D的な絵が映画みたいでいいと言ってます。ORTをレベル5くらいまで読んでいる生徒たちなので、また、このシリーズの下のレベルから読んでとても簡単と思えるのもいいようです。聴き読みシャドーイングで読んでいますが、しっかりと読めるようになってきました。このシリーズはレベル1+からレベル9までの音源はコスモピアのホームページから有料ダウンロードで買う事ができます。CDで買うよりずっと安いし、簡単にダウンロードできるのはありがたいことです。
2010.04.20

SnowshillのB&B 3年前に行ってとても良かったのでまた行きました。(この写真は3年前の夏のもの)馬とニワトリと息子ー農場の中のB&Bなので動物がいっぱいです。B&Bのご主人が世話をしている羊たち、ご主人は大農場のマネージャー、奥さんがB&Bを経営しています。Ownerは別にいるということです。1泊した翌朝、Broadwayといういう村までB&Bの奥さんJoさんに送ってもらいました。夏は日本人の観光客がバスツアーでどっと押し寄せるところですが、全く旅行者がいません。貸し切り状態のコッツウォルズでした。Broadwayの村からバスでChipping Camdenへ、ここで1時間半ほど見物、教会の中へ入ってゆっくり過ごしました。本物の古い教会を見て息子が感激していました。古い、地元の人々に愛されている教会でした。お掃除したり花を飾っている人たちが数人いましたが、どうぞごゆっくりと、にっこりしてくれました。 Chipping CamdenからまたバスでMoreton-in-Marshまで。そこから列車でロンドンへ。途中Oxfordで下車。隣の町までバスで息子の好きな画家のgalleryを見に行きました。朝8時半にコッツウォルズを出てのんびりと田舎の村々を楽しんできて、列車とバスを何回も乗って帰って来たロンドンの人の多さにびっくりです。新宿並みの人ごみです。コッツウォルズにはほとんど観光客がいなかったのにこれはいったいどうしたことか、と驚きました。ロンドン市内ロンドンのFish & Chips
2010.04.19

ロンドンのパディントン駅で買った絵本です。児童書の原作本は持っていましたが、絵本がなかったので、かわいい絵に引かれて買いました。Paddington駅で出会った熊だから、Paddhingtonと名前がついたくらいですから、この駅とこの物語は切っても切れない関係です。9年前に初めてPaddington駅に降り立った時はたーくさんのお土産やさんのワゴンにパディントンのぬいぐるみが売られてましたが、、今回はちらほら。でもそこでこの絵本を見つけたのでうれしくなって買ってしまいました。児童書はあまり絵がありませんが、これは絵本ですからもちろん絵がいぱいです。賑やかな駅の様子や、ロンドンの町の様子も。ブラウンさんの家に居候する事になったパディントン、到着早々から、大失敗、これからの冒険の始まりを予想させる展開です。CD付きの絵本です。児童書の朗読よりもゆっくりで聞きやすいと思います。Paddingtonの駅はロンドンから地方へ行く主要駅の一つです。地下鉄の駅やヒースロー空港からの直通のExpressがあったり、賑やかな駅です。9年前に初めてイギリスへ行った時、Paddingtonの駅からすぐ近くの英語学校に2週間通いました。中心の観光客でにぎわう一帯とはひと味ちがった、ちょっと落ち着いた雰囲気の場所です。その近くには有名なNotting Hillもあります。今回のロンドン訪問はフィンランドに行ったついでに、1カ所ただで行ける航空券だったので、息子にパリとロンドンどちらがいい?と聞いたら、ロンドンがいいというので決まった、全くの観光でした。私たちはこの駅から列車でコッツウォルズのMoreton-in-Marshへ向かいました。
2010.04.14

学校訪問が主たる目的で、こんな寒い時期のフィンランド訪問となりましたが、観光には全く向いていないかというと、そうでもない気がします。学校訪問が終わって、Helenaさんの家に向かいましたが、なんせ、学校の先生でも2時半にはみんな帰りますから、夕方までたっぷり時間があります。息子は一人、途中で美術館で降ろしてもらって一人で見物、私はHelenaさんのお家へ。雪がどっさりです。家の前は屋根から落ちた雪で窓の半分が隠れています。春はまだまだという感じ。ちょっとお茶を飲み、おしゃべり。Helenaさんはインテリな雰囲気漂う学者タイプの人ですが、とってもおしゃれ、お家の中がすばらしーい!そんなに大きな家ではないですが、古い家具と新しい家具が調和して、とてもいい雰囲気です。 Helenaさんとは話題があちこちへ飛びましたが、一つ印象にのこっているのは税金のことです。税理士さんにぜひ、フィンランドの税金のことを聞いて来てください、といわれていたので、国民の本音を聞きたかったのですが、全く不満を持っていない、という事です。どれくらい払っているのですか?と聞きましたら、よくわからない、という答えです。消費税も値段に含まれているので気にしていない、という事です。かなり日本よりは高く3倍以上ではないかと思いますが、全く不満は感じないということです。教育費が無料、老後の心配がないなど、税金が明朗に使われていると信じているからでしょう。次の日は息子がぜひ行きたいというので前回も行った世界遺産の古都タリン(エストニアの首都)へフェリーで行く事にしました。何と、往復2人分で29ユーロ、"Are you sure? For two?"と確認してしまいました。というのは前回は日本で予約したのですが、一人16000円だったのです。どうして~?道路間違えて乗ったタクシー代より安かったのです。フェリーで知り会ったおもしろいおばさんたちに聞いた所、冬は安いのだと言ってましたが、それにしても安い!フェリーのお客さんはほとんど買い物目当ての地元の人です。タリンはヘルシンキより物価が安いとかで帰りの船は大きな荷物を持って乗り込んできます。特にお酒を大量に買い込んでいます。冬のフェリーはすばらしい!こんな体験初めてでした。海が凍っているのです。海が真っ白なのです。凍った海を氷を割りながら進んで行くんですから、これはまさに南極観測の砕氷船もこんなだろうと想像しました。もう3月の末なのにどこまでも真っ白な海です。海は真っ白、空は真っ青ほんとにすばらしい景色でした。タリンはヘルシンキより南だからちょっとは温かいかも、と思ったのにそれ以上の寒さでした。私は石畳が滑って怖くて小さなカフェに座って息子を待っていました。観光客もほとんどいない、静かなタリンですが、風情があってこれもまた良かったです。滞在時間たったの4時間というタリン観光でした。
2010.04.12
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タドキストの方のおすすめで読んだ本ですが、おもしろかったです。児童書はやっぱりいいなあ、と思います。説教臭くなくて、ちゃんと教えが含まれていて考えさせられます。はっきりした言葉でこう言う事はいけませんよ、ではなく、じんわりと心に入り込んで子どもたちに考えさせようという意図で書かれている本だからだと思います。この本は子どもというより、先生が読んだ方がいいかもしれませんね。先生の何気ない行動が子どもたちから見たらTeacher's Petになってしまいます。日本でも特別目をかけられていると、他の生徒に思われるのはいじめの対象になってしまいそうです。Jakeはうじうじせず、お父さんに相談、おとうさんはさりげなく自分の経験を話ます。Jakeが勇気を出して校長先生に直談判にいくところなど、さすがアメリカです。おお芝居をうつ校長先生もすばらしい!この生徒と校長先生の近さ、オープンなこと!うらやませいです。
2010.04.06
2週間の春休みもいよいよ今日で終わり、私もお休みぼけを解消しなくては!今日はせっせと明日からの準備をしていました。小学生クラスのレッスンプラン、教材の準備、3月に届いていた教材のエクセルリストへの記入、音源のバックアップ、もう何から手を付けたらいいやらというくらいどっさりあります。今年度から中学生と高校生が増えて夜の部がちょっと忙しくなりそうです。でもやりたい事、アイディアが頭の中にあって、楽しみでもあります。多読指導仲間の方とお話しているともっとこんな事もやりたいという思いが膨らんできます。中高校生の多読+個人レッスンという形に変更して今年で2年目です。一人一人のペースで無理する事なくまた、力に合わせてどんどん進める事もできて、昨年はとてもうまく行ったと思っています。多読指導仲間の方達からいただいたアイディアも取り入れてッもっと充実した物にして行きたいと思います。今年からぜひやって行こうという事はシャドーイングをもっと増やす事、会話を増やす事、また、入試でも必ず出題される作文をもっと増やす事です。多読は「簡単な本をたくさん」を基本に楽しんでもらえるよう適宜なアドバイスをしていきたいと思います。
2010.04.04

2日目の早朝7時半のバスに乗って私一人でヘルシンキから約30分のエスポーという町に向かいました。バス停から降りたらヘルシンキよりもかなり多い雪の量です。おっかなびっくり歩いて学校へ向かいました。途中で中学生がにこっと笑いかけてくれたり、先生たちが私が訪問する事をみんな知っているので、挨拶してくれます。職員室らしからぬ職員室は昨年の学校と同じ。居心地の良いのいいラウンジのような部屋でコーヒーを飲みながらおしゃべりです。英語の先生が数人とドイツ語の先生でめちゃめちゃ英語のうまい人がいっぺんにいろんな事を教えてくれました。組合運動の話から、英語教育に秘密?みたいのことなど。そこに現れた2人の女子中学生、とってもかわいい、お化粧ばっちりの生徒たちです。その2人が私の今日の案内役として任命されていました。今日1日この2人は授業に出ずに私を案内してくれるというので、びっくりしました。いくら訪問料としてなにがしかのお金を払っていると言っても生徒たち、授業に出ずに私のために、1日つぶしてもいいの?まあ、大丈夫、これも彼女たちにはいい経験だから、という事で、まあ、納得。はじめにいろんな授業を回る事になりました。8年生のドイツ語の教室を見ました。7~8人の生徒たちがパソコンの部屋でチャットをしていました。イタリアのドイツ語を習っている生徒たちとリアルタイムでチャットをしているという事です。ドイツ語は小学校4年生から習っているということですが、スラスラとドイツ語を書いています。一人の女の子に英語で何を書いているのかとたずねるとイタリアでは雪はどれくらい降るのか聞いたのだと言う事です。この英語の会話も全くよどみなく、スラスラかえってきます。他には編み物の授業、料理の授業、男子ばかりの工作の授業などを見学しました。どれも、設備がすばらしく、楽しそうに作業しています。これらはすべて選択授業です。必修の科目の他にかなり自由な選択科目があるようです。授業は90分連続のものと45分の物があるという事です。英語などは90分連続です。これは学校によって違うという事です。昨年訪問した学校は中学校も45分授業でした。さて、英語の授業ですが、8年生のクラスをしっかりと40~50分見学させていただきました。最初に宿題のチェック、一人一人に答えさせます。教科書の付随したワークを宿題にしていうるようです。これはほんの5~6分くらいで終わり教科書に入りました。教科書はとても良くできています。新しい単元に入る前のWarm upとして、生徒同士でQ&Aをする内容になっています。ちょうど見学したレッスンの単元がBullyingについてでしたが、いじめを見た時どうするかといういろんな意見が書かれていてそれをグループで話あわせて、その後先生が質問。自分だったらどうするという事を英語で言います。ちゃんと話すのですからそれだけですごいです。いよいよ本文にはいりますが、CDを聞き、その後生徒が交代で読み、時々先生がストップをかけて、この部分はフィンランド語でどんな意味?と聞きます。単語ではなく文章です。あっさりとそうね、みたいな感じでどんどん進みます。とにかく早いスピードですすみます。でも、文法を教えるために分析的に説明したり、1文1文訳しているわけではないので、すっきりした内容です。この授業を見学して感じた事は先生は教えていないという事です。先生は生徒から引き出しているというスタイルです。文法的なことはどうしているのか、までは時間がなくて聞けませんでしたが、教科書には動詞の活用ものっているし、文法のリストも載っています。でも、教科書の内容を読むと、この単元がこの文法を教えるため、無理やり当てはめたような文章ではありません。あくまでも内容にこだわっている様に思います。この英語の授業のあとまた、2人の女の子と廊下のベンチに座っておしゃべりをしました。9年生ですから、そろそろ進路を考える時期ですので、聞いてみました。2人とも大学に行きたいので普通高校に進学するということです。部活動という物はないのがフィンランドですが、放課後はどうしているのかというと、友人とhanging aroundしたり、スケートに行ったり、また、結構宿題があるし、projectがあって、調べものが多いという事です。学校単位の部活動はありませんが、地域でのスポーツ活動はさかんで、学校から帰ってまた学校へ来てスポーツクラブに参加している子どもも多いという事です。これはあくまで市の運営で学校は場所を提供しているだけという事です。こんな内容の事をこの2人の女の子たちと英語で話したわけですが、驚きです。昨年、ホームステイした時は高校卒業したばかりの18歳の子が私たちの通訳でしたが、この子が特に優秀なのかもしれないと思っていましたが、今回の訪問で中学生でもかなり、問題なく話せるレベルになっているという事実です。単語レベルではなく文章レベルできちんと話します。この2人はきっと優秀で態度もきちんとしているので任せられたのだと思いますが、他の生徒も話しかけると答えてくれます。フィンランド語は英語などの言語からはかなり遠い距離にあり、フィンランド人にとって英語修得は難しいといわれていますが、この事実を見て、驚きです。先生たちは2時半にはさっさと帰ります。1時半頃になってやっと息子がヘルシンキから到着、ホームステイの生物学の先生と一緒にホームステイ先に向かいました。 すてきなタペストリーのかかった廊下。歓迎の意味で飾ってくれた習字、ホームステイ先の先生が日本に行った時にかいてもらったものだそうですが、逆さまでした。
2010.04.03
今、電気通信大学の酒井邦秀先生のブログに京都大学に多読中心の勉強で合格したそふぃさんと言う方の報告が掲載されています。簡単な絵本を中心に読んで大学受験に受かるとは以前なら考えられなかったことです。うちの教室でいうと、ピンク、赤、オレンジ、黄色のレベルを読む事で大きな効果があるという事がご自分の経験から詳しく報告してくださっています。ぜひ、読んでいただきたいと思います。http://tadoku.org/sakai-note/index_2.htmlぜひ、『多読的受験報告 『そふぃ」さんの場合 0」から順番に読んでください。全くもっともだと納得できる報告です。レベルを上げる事を第1目標にしないという事を肝に銘じて多読指導して行く必要がある事を痛感しています。ついつい、長いもの、難しい物が読める事が進歩した事と勘違いしてしまいがちです。絶対無理しないで、絵を楽しみながら物語に浸りながら読む事が大事であると思います。実は今回の旅行でも私の英語もまだまだ、と自信を失いました。フィンランドにいる時はネイティヴではないので、お互い言葉を加減しながら話しますが、イギリスではそうはいきません。私ももう1回初心に返って絵本を大量に読む所から多読を再スタートしようかと思い直しています。
2010.04.01
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