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やはり3Dでも
家族のために逃走し闘争し
熱い涙を流す愛の深さ、
愛の美しさを感じた。
それは、2006年に観た時と感想は変わらない。
『괴물 グエムル 漢江の怪物 The Host
』
。
ポン・ジュノの映画で
いちばん美しい作品と思う。
愛と優しさと賢さ、美しさがあふれている作品。
そんな作品を3D(World Premiere)で観た。
飛び出すソン・ガンホ
飛び出すパク・ヘイル
きりりと弓を引く凛々しい3Dペ・ドゥナに少々Excited。
でも作品への思いは
はじめて観た時と変わらない。
怪物/グエムルの尻尾が
こちらに飛んでくる、
その距離感とスピード感は
体感的にすこし変わった。
3Dとしてよりも
スクリーンでもう一度
その美しさを確信する機会を抱きしめたくなる夜だった。
最後の雪のシーン。
雪がななめに降る漢江の夜、
小さく映る売店の光景。
息をひそめて
そのうつくしい光景を見つめていた。
ごはんだよ、と言われるとすぐ起きてごはんを食べだす子ども。
孤児だった、食べるものにいつも困っていたその子どもは
今静かな雪の中
愛情に満ちたごはんをぱくついている。
ごはんを食べる時はテレビを視ない、
ごはんに集中するんだよ、という子どもの言葉は
愛を一身に受け止めて
ごはんイコール愛情と言っているよう。
ごはんへの渇望
愛への渇望からようやく解き放たれた自由は
未来への希望へ続く気もする。
家族4人の愛を一身に受けていたヒョンソの不在と
ヒョンソを知っていた子どもが愛を注がれる対象になって...
愛が引き継がれているせつなさと。
そんな美しさとせつなさを表現しながら
思わず吹き出すユーモアも同時に実現するポン・ジュノ。
ソン・ガンホ主演作。
『密陽/シークレット・サンシャイン』
ソン・ガンホは、『グエムル/The Host』もそうだけれど
Earthyな役、地上的な役がほんとうにうまい。
ポン・ジュノ監督作品。
『吠える犬は噛まない』
『殺人の追憶』
。
『殺人の追憶』2回目
。
『Mother/母なる証明』
ポン・ジュノのKAFA卒業作品、『支離滅裂』
『怪物』のモチーフが表現されている、 Twentidentity(異共)より短編 Sink and Rise
。
3Dは 『AVATAR/アバター』
基準で観ると
『アリス/Alice in Wonderland』
はだめだったし...
3Dカメラで撮影していない、
2Dのデータを3D化/Convertingした
今作の3Dは物足りないけれど...
(明るい画面では浮いているように見えてしまう。
暗い画面ではそのあたりがカモフラージュされ得る)
『グエムル』を再見し
そのうつくしさに触れる機会になった。
韓国3Dフィルム

舞台挨拶で
左から キム・ドンホ釜山国際映画祭名誉委員長
ポン・ジュノ監督
パク・ヘイル
ひとりおいて
3D化(Converting)を担当した方。
パク・ヘイルは舞台挨拶後
いっしょに観賞。
to be continued...!?
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