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ロシア週間なるものが始まりました。今日はそのオープニングガーラが首都の劇場で開かれました。なんと無料。整理券がとれてよかった。第二部のバレエのバリエーションも良かったのですが、おそらく、観客の間で明日話題になるのは第一部の民族音楽と踊りでしょう。いやあ、ロシアしてました。ソビエト崩壊後のロシアで、これだけハイレベルの民族芸能団があるなんてちょっと驚ろきです。私の認識は時代遅れでした。おカミによって生活を保障されていた楽団員が、ソビエト崩壊とともに食いはぐれた云々なんて、もうかなり昔の話なんですね。女声も男声も太くて強い声で、合唱のパワフルさには圧倒されます。歌いながら踊る。元気です。ソビエト時代を髣髴とさせる軍隊的正確さで、しかも楽しくノリノリ。サクラらしい人達が客席から口笛で盛り上げて(歌舞伎の大向こうさんみたいなものか..)、会場も沸きました。”カリンカ”や、”カチューシャ”など、おなじみの曲もあり。リバーダンスも真っ青(?)のタップ、ブレイクダンスの名手も裸足で逃げるコサックダンス。挙句には、後ろの楽隊から特大バラライカの弾き手の兄さんが、巨大な楽器を振り廻し、踊りながら前にでてくる。エレキを振り回しながら踊るロッカーも顔負けです。うちの娘は、民族の歌声のボリュームに圧倒されて「バレエはまだなの?」でしたが、前の列に座っていた黒人系の少女二人は、休憩時間にコサックダンスの真似をしていました。(あの、膝でぴょんぴょんする動き)
2013年02月18日
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「雪と太陽の国」をキャッチフレーズにしているアンドラが、「雪と大雪の国」に変わってしまいました。車が一日中出せない日なんて、去年も一昨年もなかったですよ。街道でさえ寸断されたところが数か所。スキー場は大打撃。で、その「雪と大雪の国」を、1週間程留守にしていました。これが、結果的に雪からしばしの避難になりました。で、雪を逃れて行った先は、スイス。冗談みたいだけど、本当なのです。これが。たかだか3000メートル級の峰しかないアンドラから、本物のアルプスの国、真冬のスイスへ。スイスといっても、イタリアに近いルガーノです。湖があるため、ここは年中温暖なのだそうです。確かに、遠くには雪山がみえるというのに、ルガーノの街に雪はない。ヨーロッパのあちこちで、空前の大雪に大騒ぎしているというのに。明るい..行政がきちとしている(融通がきかない?)そうで、街は清潔。ヨーロッパのそこそこの古い街のイメージと言えば、歴史文化の匂いが、いろいろなものと混沌と交ざりあってぷんぷん、と、そんなものだと思うのです。が、ここは、プロムナードや花壇の整備のされ方が現代的というか、まあ、言うならば日本の公園のよう。ゴミがあまり見当たらない(落書きはあったけどね)ところは、いかにもスイスっぽい。でも、地元の言語が間延びしたイタリア語というところが、雰囲気をやわらかくしている印象です。で、帰ってきたら、再び、雪、雪、雪です..。フランス側から入る道は、寸断されております。スペイン側へ大迂回しないと入国できないなんて...これは、裏山から滑り降りてきたスキーヤーが、自宅前の道を滑っているところ。
2013年02月08日
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