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まずは、メディアといっても時代小説。20巻ぐらい贔屓にして愛読していた平岩弓枝作「かわせみシリーズ」ですが、ある時から急に飽きがきたというか、冷めたというか、以降新刊を読まなくなっていました。ヒロインのおるいさんが、幼馴染みの東吾さんと幸せな結婚をし、子供も生まれたのは、ファンとしては喜ばしくても、”産休”以降のおるいさんの活躍が少なくて、ちょっと面白くなくなったこと。それと、おるいさんの小さな娘と、東吾さんの隠し子の少年が、将来、腹違いの兄弟とも知らずに愛し合ってしまい悲劇を呼ぶのでは、という思わせぶりが、何だか嫌だったこと。兄妹間の恋愛ネタの話が、やたら繰替えされるようになりましてね。この作者は、この作者は、このネタが、やたら好きとみえて、現代小説でも兄妹間恋愛のドロドロした悲劇を書いてますもんね。その点、永井路子とか、その手の関係は、カラっとしてますよ。「好きになったんだからしょうがない」って感じで。ま、この方は、平岩弓枝よりも、王朝ものの作品が多いから、異母兄妹の恋愛って、倫理に反するどころか、当たり前なんでしょうね。ま、とにかく、この、ドロドロの思わせぶりの書き方が嫌になったわけです。ところが、何気なく、「かわせみシリーズってどうなったんだろうな」とふと思い、検索してみたわけです。昔かかわった相手が気になるように。そしたら、まあ、なんとあきれた。今は、「新御宿かわせみ」シリーズとして、子供世代の話になってます。それはいいのですが、世代交代の仕方が、まあ..。いくら作者でも、何十年も愛され続けてきたキャラ達を、そうも簡単に非業に死なせていいわけはなし。シャーロック=ホームズを滝壷で死なせたコナン=ドイル卿は、ファンから非難囂々、ヘイトメールがわんさか届いたそうですが、それよりひどい。いくら冷めきったとはいえ、昔、思い入れをこめてかかわった人物達が、悲惨な最期を遂げたと知れば、平気ではおられず。夜中だというのに、来客用につくった太巻きの残りを丸ごと一本やけ食い。(^^;)さて次は、NHKの「にほんごであそぼ」。これ、昔好きだったんですよ。子供もいなかったのに、よく観ていました。まだ小さかったりょうたろう君の江戸言葉や、ゆいちゃんのダンスなどが、こまっしゃくれてて面白かった。りかちゃんも可愛かったし、つばさ君は、義太夫を頑張ってた。一時期、彼らがあまり出演しなくなって、それから贔屓度が下降。萬斎さんのコーナーも、狂言っぽさから離れていったし、花禄さんが出なくなってからの新メンバーには馴染めず。ところが、今月、たまたま「にほんごであそぼ」がつけっぱなしになっていたら、なんと亀治郎丈が出てる! しかも、押入れの中で、田中傳左衛門さん、傳次郎さんが鳴物をしている。短いコーナーだけど、おお、面白い。新登場だし、気合が入った、というか、勢いがある、というか、面白い。ひとつのコーナーが面白いと、気のせいか(せいでしょう)全体的に番組に活気があるように見えてきて、これから、毎日かかさずみそうです。
2010年01月23日
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皆様、明けましておめでとうございます。つい最近知ったのですが、スペインやアンドラでは、クリスマスのプレゼントは、クリスマスイブにサンタが持ってくるのではなく、1月5日に、「三人の王」が持ってくるのだそうです。キリストの誕生の知らせを受けて、贈りものをもってやってきた所謂「東方の三賢人(三博士)」ですね。今でこそ、イギリス系やフランス系の住人の影響で(というよりカルチャーのグローバル化じゃないかしら..)、クリスマスイブにちょっとしたプレゼントをする家もあるけど、メインはあくまで1月5日だそうです。この日は、夕方、あちらこちらの街の広場に王様3人現れて、子供たちに何かくれるそうです。で、地元の広場に行ってまいりました。王様方が現れるのは、夕方6時なのですが、5時過ぎに行ってみたら、もう長蛇の列。並ぶ気にはならず、隣の公園で遊んで適当に時間を潰していました。この、東方三賢人って、砂漠を越えてやってくるわけですよね。信者じゃないから詳しいことは知らないけど、やっぱり、ラクダに乗ってくるのでしょうか。それとも、ロバか、アラブ馬か..。などと待っていたら、まもなく遠くからパトロールカーのサイレンが。「あらま、何事かしら」と思っていたら、やがて、パトカーに先導されて、クラクションをいっぱいならした大型オートバイ数台(よく知らないけどハーリー=デビッドソンとか、ああいう類の..)が見えます。いかにもステレオタイプな長髪革ジャンのおじさんが乗っている模様。何やら、妙な予感が..。ほどなく、予感通り、一団は広場の人ごみに乗りつけてきました。(轟音に娘は耳をふさいでおります。) そして、バイクのおじさん達の後から、軍隊タイプのオープントップの車両が続き、冠をつけた王様達が手を振っている。エキゾチックな衣装をつけた御つきの子供達も一緒。(ああ、この国って、わからない.. やっぱりちょっと変だ..)到着を待ちわびていた子供達にキャンディーの雨を降らせたり、からんだりしながら、王様達は、やがて、玉座へ。並んで待っていた子供たちは、御つきの子達に誘導してもらい、玉座の前に上がってプレゼントをもらいます。ぼーっと立っていた私は、「小さい子は、並ばなくても横から入れてくれるから、いってみてごらんなさい」と、親切な人に教えてもらい、前へ。サンタも、「おじいさん、いやー」と、怖がってないていた娘ですが、今回は、誘導係が子供達だったので、御髭の王様は怖くても、お姉ちゃま達が笑顔で話しかけてくれ、なんとか泣かずに賜り物をいただけました。で、これが、その賜り物。無添加のクラッカー、飴、木のおもちゃ。前回のサンタにもらった駄菓子はこれ。やっぱり、サンタより王様のほうが、断然豪華ですよ。ちなみに、これが、王様達が乗ってきた車。アンドラナンバーだったから、フランスから借りてきたわけではなさそう。でも、アンドラって、軍隊ないんですよね。じゃ、何これ?
2010年01月08日
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